ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
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【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2003年02月04日(火) テキサス・レンジャーズ

監督:スティーヴ・マイナー
出演:ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク
    ディラン・マクダーモット
    アシュトン・カッチャー、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
1970年代アメリカ。南北戦争に敗れた南部テキサス州は、無法者達によって殺戮と略奪が横行し、開拓者達は日々生活を脅かされていた。そこでテキサスの安全と治安を守る為の自警団として出来たのが「テキサス・レンジャーズ」だ。
とある街がまた強盗団に襲われた。襲ったのは、盗賊の中でも名うての悪党「キング・フィッシャー」の一味だ。家族を殺されながらも唯一命拾いした青年「リンカーン・ロジャース・ダニソン」は、テキサスの平和の為に「テキサス・レンジャーズ」に入隊する事を決意し、部隊が駐留しているというブラウンズビルに向かったのだ・・・


【感想】
アメリカで西部劇と言ったら、日本で言うところの「水戸黄門」って感じでしょうか?勧善懲悪、罪を憎んで人を憎まず、悪党に「家族の命が惜しければ・・」なぁーんて脅されて、仕方なく悪の手先のような事をしてしまうキャラが出て来たり、「由美かおる@お約束の入浴♪」よろしくちょっぴりお色気シーンがあったり・・・

そんな、ベタベタ「水戸黄門」ワールドを、21世紀に蘇らせた一作!!(爆)

何がスゴイと思ったって、ここまでベタベタで何のヒネリもない・・・いい言い方をすれば「正統派西部劇」嫌味な言い方をすれば「前時代的古臭い」映画を、何と2001年に製作しているという事だ!(日本公開は2002年10月)
ぴよは結構「水戸黄門」とか「大岡越前」はたまた「どらえもん」「寅さんシリーズ」は嫌いじゃないタイプなので割りと楽しめましたが、見ながら常に頭の中で思っていた事は「なぜ今、西部劇なのだろーか???」という事だった。

話は決して悪くない・・つーか、悪くなりようもないんだけど、かつて「名作」と呼ばれた数々の西部劇に比べて、一体この映画には何が一番足りないのだろう?と考えると、「カリスマ」が足りないのだな。うん。
出演してる俳優さんがね、きっと色んな映画に出てるんだろーけど・・・ぜーんぜん見覚えのない俳優さんばかりで。もっとイヤな言い方しちゃうと、別の映画でこの映画に出演してた俳優さんを見たとしても、きっと気付かないだろうな、と。(^_^;)

それくらい「印象の薄い」俳優さんばっかりだったし、話もフツーの西部劇・・と来たら、3日経ったらこの映画見た事すら忘れちゃうんじゃないかと思うくらい、凡庸な作品に仕上がってしまっているような気がするのよ(今日も言いたい放題〜♪)


正統派、古典的、ヒネリなし、この系統の映画に欠かせないのは「誰もが知ってるカリスマ性のある俳優が出演している事」
これが最低必要条件なのだなぁ〜と、改めて確信しちゃったわね。(あはは)






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