探し物はなく、別な物を見落とす。

2004年12月15日(水)
今朝は７時過ぎ起床。けっこうギリギリ。
何とか家を８時過ぎにでて、講義には辛うじて間に合った。
疲れているせいか、寝てないせいかはわからないけど、
なんだかやたらと講義中は眠かったような…

一日をこなした帰り道、電車の中で本を読もうと思って、
品川駅の構内にあるブックガーデンで文庫を探すことに。
目当ては確か今日発売だった、恩田陸の「黒と茶の幻想」。
…が、なぜか新刊コーナーに見当たらない。

単行本が出ればまず平積みになる人だから、
文庫で出たらけっこう目立つ所におくはず。
変に思って、文庫コーナーを３、４巡しても見当たらず、
他にめぼしい作品も見当たらなかったので、諦めて帰ることに。
結局、電車の中では本も読まず、居眠りして終了。

帰宅後調べてみると、なんと「黒と茶の幻想」は今月発売から削除されていた。
その上、舞城王太郎「煙か土か食い物」が文庫新刊で出ていたことが判明。
芥川賞候補にあがり、今注目度絶大の舞城さんだから、
絶対平積みであったはずなんだけど...全く気がつかなかった。

人間、一つの何かだけを追っていると、
他のモノが見えなくなってしまうということらしい。
もう少し、広い視点に立たなくては。反省。


今日はちょっと、気分がウツ気味。
人付き合いに悩むのはいつもの事だけど、
最近接する人が一気に増えてきたからか、殊更気になっている。

他愛もない話、いわゆる「雑談」のできる人がうらやましい。
気兼ねなく、年下の人と話せる人がうらやましい。
同世代や同期を「さん」でなく、呼び捨てや「くん」で呼べる人がうらやましい。

そして、それの全てが出来ない自分が、とてももどかしい。

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帰りにTSUTAYAでCDを数枚レンタル。
よく聞くアーティスト＋ジャケ借りで、計６枚。
ジャケ借りだった信近エリがかなりいいなぁ、と思っていたら、
大沢伸一（MONDO GROSSO）プロデュースだった。なるほど納得。

BGM : Lights ／ 信近エリ♪



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