手をあげる前に、態度と言葉を。


2004年10月14日(木)
一昨日夜の不眠が心配だったけれど、
杞憂に終るほど、簡単に昨夜は寝られたようだ。
その代わり、今朝起きた時なぜか尻が痛かった…よくわからん。

今日は一日、何もせずといった感じ。
勿論、食事の買物には行ったけれど、家の中にいる時間が多い。
事情が事情とはいえ、家事をする時間が増えると、運動不足が加速するわけで…
まずい。かなりまずい。


夕方、テレビのニュースでもやっていた、こんな躾(しつけ)の話。
いうことを聞かなくてこれだと、食事中に料理こぼしたりしたら恐ろしいな…
この母親、「注意で帰宅」らしいけど…大丈夫か?
行政が育児相談か何かにのってあげるべきだと思うのだが。

しつけ(三省堂「大辞林」より):
子供などに礼儀作法を教えて身につけさせること。また、身についた礼儀作法。

子供に礼儀作法を教えるのに、手をあげる事はあくまで最終手段であって、
その前に、自らが模範を示すとか、言葉で諭すといった方法があると思う。

子供に手を上げる事は、「これをやると痛い目にあう→しない」という、
子供を否定的に動機付ける方法。
自分が模範を見せる事は、「親はこういう風に行動する→自分もする」という、
ある意味では、子供を積極的に動機付ける方法。
どっちが子供の心にいいか、明白だと思う。

言葉で諭す方法は、どっちかといえば否定的な方法かも知れないけど、
子供が言葉を聞いて「なんでいけないの?」と考えるきっかけを作るから、
前向きな方法じゃないかなぁ。


ただ、自分がしつけをちゃんと受けていないと、
世間一般に言われる礼儀作法を知識として理解していても、
模範を示す事は容易でないと思う。そう簡単についたクセは直せないから。
こうなると言葉で諭そうにも、自分がその通りできてないから、説得力ない。

あと、もしかしたら、最近新聞や本を読まない人が増えたから、
叱ろうにも言葉を探せない人もいるのかも。これはあくまで推測。


最近、「しつけ」による子供への虐待事件が増えているのは、
今、親になって子供を育てている世代(自分〜やや下?)が、
自分の親からちゃんとしつけを受けていないからじゃないかと思う。

しつけを知らない、しつけの出来ない親を、
しつけなおす(?)仕組みが必要なのかも知れない。


エラそうなこと言っているけど、自分だって全然笑えないかもな…
子供を持つ機会があるかどうかは分からないけど、
それとは無関係に、世間のマナーは知っておくべきだから。
(本音、子供を持つのは…難しいな、きっと(苦笑))

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やっと、天気が晴れてきた…
明日は都内に行くから、天気であって欲しい。

BGM : ハナミズキ / 一青窈♪



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