遠くなる記憶と、伴う涙。


2004年10月11日(月)
今朝は8時半起床。
昨夜は1時寝だから、妥当な線なのかなぁ…

午前中、頼まれた夕飯の買物を済ませて、午後は別の用事で外出。
その帰り道、1時間半くらいかけて歩いて帰ってみた。
ちょっと疲れたけど、電車やバスでは流れてしまう景色を、
じっくりと眺めることが出来るのは、歩く事の魅力だなぁ...と思う。


GOING UNDER GROUND「サンキュー」のPV、期間限定配信だったので、
発売後だいぶ経ったけど、遅ればせながら見に行った。
断片的にはスペースシャワーやMTVで見ていたけど、全篇は未見だったので。

PVのストーリーはボーカルの松本素生をメインに、
自分の街に帰郷する姿と故郷での出来事の回想を織り交ぜたもの。
この曲の歌詞とも、フィットしていると思う。
モノクロで流れる回想のシーン(特に自転車のシーン)を見ているうちに、
勝手に涙が出てきて、止まらず。終いにはティッシュで鼻をかむ位に、大泣き。

見てもらえば分かるのだけど、全く同じ経験をしたという訳じゃない。
(むしろ、そういう人は珍しいんじゃないだろうか。)
それでも、同じような意味の経験を、違う形で自分はしていると思うから、
このPVに対して懐かしさを感じて、泣いたのかな…と思う。
それと、「その経験をした頃には、もう戻れない」という当たり前の事実を、
PVを通じて直視させられて、その事実に対して泣いてしまったのかもしれない。

幼い頃の記憶や出来事は既にかなり過去になって、これからも遠くなるばかり。
そして年を追うごとに、何らかのきっかけでそれらを想い出す時、
自分で意図しなくても、涙を伴う事が増えてきた気がする。
それだけ、自分も年をとった…ということなのかもしれない。

自分を泣かしてくれるゴーイング、やっぱり大好きだ。

…ここまで書いて思ったけど、
泣いた事に対して難しく(というか理屈っぽく)考えすぎか。
ただ素直に「泣ける!」って一言で済むのかも。
こういう時、自分の性格がちょっとイヤだったりする。

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音楽の話をもう一つ。
昼間、タワレコでMiz「Say It's Forever」を購入。
伸びのある歌声と、力強い作曲は、他の女性ボーカルとは一線を画している。
外国の人が作曲すると、こうも違うんだろうか…。
スウェーデンのチャートではTOP10入りもしたし、これからの期待大。

BGM : Dreams / Miz♪



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