会話雑感。


2004年06月21日(月)
今日の日記のメインは、帰りのバス車内の会話から。
一日に占める時間比としては、僅か10分。
「日記」じゃないなぁ。。。これだと(苦笑)

駅からバスに乗ったら、既にお客さんがいた。
通路を挟んだ反対側に、学校帰りの男子高校生が2人。
おそらく地元にある某高校の生徒だろうと思う。

聞こえてきた会話は。。。

「この間●●の奴、先生に携帯見つかって、解約させられたってよ。」
「まじ?」
「携帯を学校に持っていって、何がいけないんだよなぁ?」
「校則で、学校には勉強に必要な物以外持ってっちゃダメってあるじゃん(笑)」
「ったく、考え方が古いんだよ…」

学校に携帯を持っていくことの是非は、難しい。
携帯電話はあまりに短期間で爆発的に普及してしまったがゆえ、
ルールよりも先に、事象が既成事実化してしまっている。
なので、後から事実と整合できるルールを作る、ないし変える…というような、
少々手間のかかる作業が必要となっているように思う。

例えば、電車内の携帯のマナー。
「電源をお切り下さい」から、「優先席付近以外はマナーモードに」となった。
電車での携帯電話ルールがいつからあったか知らないけれど、
恐らく爆発的普及後に策定されたのではないだろうか。
だから、「禁止」→「マナー」といった、ある程度柔軟な対応ができたのでは…と思う。

一方、「校則」は爆発的普及前にあったものだから、こう簡単にはいかない。
ルールをいったん定めたらそれは変えない…という風潮は、いまなお根強い。
まして、学校のような教育現場では、殊更なのだろう。
しかし、いったん事実が普及してしまうと、主導権は「既成事実」にある。
前出の高校生の言葉を借りれば、変えない事は「考え方が古い」ことになってしまう。

高校生の肩を積極的にを持つわけではないけれど、
個人的には容認してもいいのでは…と思っている。
緊急時の連絡や、子供の居場所を確認できるメリットは、決して小さくない。

勿論、最低限のルールを定める必要はあるだろうけど、
学校が頭ごなしに「ダメ!」というのは、なんかしっくりこない。
そりゃ確かに、高校生には携帯とモラルの関係を学ぶべきではある。
ただ、生徒に学ばせて自分が何も学ばないのでは、お互いのためにならない。
学校には携帯電話の普及を受け止めて、
時代の流れに歩み寄ろうとする姿勢が、必要かなぁ…と思う。


…自分が高校生の頃は、こういう問題なかったなぁ。そういえば。

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台風はこのあたり通らないから大丈夫だろうと思っていたら、
強風圏内だった為に風は強い、雨は降る、波は高い…で、思いのほか余波が。

で、明日の天気予報を見たら…予想最高気温33度??
………絶対おかしいぞ、今年は。

BGM : ハナミズキ / 一青窈♪



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