Sotto voce
DiaryINDEXpastwill


2012年07月13日(金) ヤサシクシテ。

女って、
心から愛されていると感じると、
優しさに包まれている、
愛情を与えられている、
それを感じることができると、
それに応えるがごとく、かわいらしくなれるのかな。

身近にいる、
旦那さんや恋人に愛されてるんだろうなーって思える友達。
愛情いっぱいに育ったんだろうなーって思える後輩。
なんか、すごいかわいらしくて。
うらやましいなんて感情すら超越して、
その人から放たれる空気に癒される感じ。



私は…?



心がぎすぎすよどんでるのはわかってる。
自分自身にさえ優しくなれない。
こんな自分誰も好きになってくれない。

最近では、職場では
体型や年齢で自虐的な発言をして笑いをとるキャラになりつつある。
どこぞのコラムに出てきた「こじらせ女」のタイプに
ほぼ当てはまり、否定したくてもそのネタすら探せない有様。

自分で放った自虐の言葉に、
内心ではため息ついて傷ついているというジレンマ。
何様なんだ、私。

他人と交流するのは
温度の感じられないネットだけ。
実際に話すのは家族と同僚だけ。
最低月1度は、仲間の待つ繁華街に繰り出して
たくさんの人に囲まれて笑っていた日々が嘘のようだ。

優しくされたい
誰かに甘えたい
「大丈夫です、平気です」と強がるのはもうたくさん。
でも、甘える相手さえいない
そんな己の心が見せた、昨夜の夢。

私はたぶん、今よりも少し若くて。
自分よりだいぶ年上の男性が隣にいて。
その人に心を許し、
素直に寄り添っている、甘えているように見えた。

夢の中で私を甘えさせてくれて、
優しい笑顔と大きな心で見守ってくれた包容力ある男性が、
前職時代に、天敵…というぐらい苦手だった、
会計事務所の担当者の方だった・というのには、
夢って何でもありなんだな、と
目覚めたあとで苦笑したけれど。

夢の中の私は、
自分で言うのもなんだが可愛かった。
容姿は顔も体型も今の私のままなのに。
ほんと、自分で言うのも変なんだけど、
私こんな態度他人にできてたら、
もっと違う人生送れてたかも、って思えるぐらい。

これが今の私の願望なのか…?
やさしくして
ひとりにしないで
私を離さないで。

わかってる、そんな自分になるには
今の自分を変える努力を
いっぱいいっぱいしないと叶わないって事など。

現実とあまりに違いすぎる
甘い甘い幸せな夢の残酷さに
目覚めて我に返った瞬間に襲った絶望感といったらもう。


安積 紗月 |MAILHomePage

My追加