Sotto voce
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2012年05月21日(月) 2012年の金環食まで待ってるから。

【指輪をくれる?ひとつだけ
2012年の金環食まで待ってるから
とびきりのやつを 忘れないでね
そうよ太陽の指輪…】


ドリカムが1990年に発表した
「時間旅行」と言う曲の歌詞。
22年前にこの発想をしていた吉田美和さんもすごいし。
22年経ってこの歌を歌えている吉田美和さんもすごい。


22年先も一緒に居れる
強い確信にも似た気持ち。
それを言い切れてしまうほどの二人の気持ち。

22年前、私は17歳。
そのとき描いた未来図とは
何一つ違う人生を歩んでいる。

そしてなによりも、
この時点ではまだ存在すら知らなかったけど、
この数年後に出会い、
そして未だ心から消えてくれない存在。

その想いが恋、ではないにせよ
何故に、こんなに心とらわれてしまうのか。
もう二度と交わることのない道を歩いている二人。
おそらく相手は、私のことなんかとっくに眼中にない。
これ以上、待っても仕方ないのにね。

私は私なりに前を向いて歩いているつもり。
今は居ないけど、
この先誰にも恋をしない保障はないし、
いつその時が来てもいい気はしている。

たまたま休みで、
世間のフィーバーにあおられ
「空に輝く指輪」を見ようとわくわくしていた気持ちは
降り続く雨にあっさりと砕かれてしまったけれど。


安積 紗月 |MAILHomePage

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