便蛇民の裏庭
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2005年04月26日(火) 出会うべくして出会うとき

一生ものになるかもしれない音と出会った。

それは何気なく購入したもので
すぐにこれほど揺さぶられることになるとは
思ってもいなかった。


ぼくはジャンルを問わず
気持ちいいものは何でも聴く。
民俗音楽もよく聴く。


その民族楽器の音色は
ぼくの全てに心地よく語りかけてくきた。
すでに知っている懐かしい音だ。

この感じを彼に伝えたいとただ思った。


彼の部屋で
スピーカーからあふれ出した音の洪水。

その音を聴いたとき
彼に新たな道が開かれたのか。

もともとあった道の入り口の扉の鍵を
ぼくが手渡したのだろうか。

ぼくが伝えたいものの奔流の中へ
彼は猛スピードで突入していった。

彼もすでに知っている懐かしい音。

新しい出会いに
彼の瞳はキラキラ輝く。

聴いた瞬間から
彼の可能性はまた大きく広がったのだ。


便蛇民 |MAIL裏BBSHOME


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