enpitu




優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2001年09月09日(日) 日曜日/デート

あたしは午後1時に美容院を予約していた。
ひさしぶりにパーマをあてようと思って。

ずぅっとロングヘアなので、滅多な事ではカットにも行かない。
そういうとこ、めんどくさがりなの。

2時間くらいで終わると言う事だったので、
3時過ぎには逢えるかと思ってた。
が、予想外に時間がかかる。
途中で何度かメールを入れる。

今、あたまが栄螺です。

ほぉ、栄螺なのか。

場所は○○の本屋の近く。

ぢゃぁ、立ち読みにでも行ってみるかな。


午後3時を過ぎてもまだ終わらない。
結局終了したのは午後4時。
急いで、本屋に行く。
メールも当然いれておく。

つのだ☆ひろ かも。泣。

で、どーなんだ?結局。笑。


クリクリにカールされた髪は恥ずかしい。
本屋から出て来た彼が、一瞬笑う。
(あ、笑った!くすん)

あんまり変わってないやうな気がするよ。

ええ、変わったよぉ。でもね、一週間後が勝負なんだよ。

うーん、勝負はもうついてて結果待ちだろ?それは。


どうするどうする。って言いながら、車を走らせる。
masayaが昨日スタバに行ったというので、
あたしも行きたいと言う。

じゃぁ、行こうか?

うん。

日曜日に出かける事など滅多にない。
というか、あたしは出来ないから。
車を止めてスターバックスに行くと、満席。

あたし、キャラメルフラペチーノ。
masayaはアイスカフェラテ?かな。
座る場所がないので、そのまま飲みながら、
適当にお店を見て回る。

100円ショップがあるよ!

鬼門だろ?そこは。


100円ショップをひやかして、あたしはやっぱりちょっと買い物して、笑われて。
masayaは本屋で買いたかった本を見て、東急ハンズでクッションを触って喜んで。

ねぇ、お腹空いたぁ。何食べる?

なんでもいいぞ。

ふたりともなんでも言いって言うと、決まらない。
不二家に行こうとかいいつつ、話しているうちに回転寿司に行く事になった。

なんだかしらないが、彼が変な道から行くので
とっても遠回りだ。


いいよいいよ、ドライブだと思え。

思う思う。

日曜日の回転寿司は家族連れで一杯。
待ち時間30分らしい。
名前を書いて、車に戻る。
だって、座るところもないくらいに混んでるもの。
だって、車に居れば、キスもできるぢゃない。

駐車場の車に戻って、キスをする。
でも、人の目が気になるねぇ。
でも、何度もする。

やっと順番が回って来て、テーブル席に着いた。
あたしは、マヨネーズが好きだ。
回転寿司には、マヨネーズが乗った寿司が回る。

こういうのが好きなんだよぉ。

そうか。俺は普通がいいなぁ。


適当にお寿司を頼んで食べながら、
あたしはミュールを脱いで、向いに座るmasayaの太股を
つま先で撫でる。
masayaはあたしの脚を撫でる。
席は窓側。

ねぇねぇ、きっと外から見えるだろうねぇ。

うん、見えるねぇ。


そう言いながら、脚先で遊ぶのも楽しい。


お腹一杯になって、珈琲が飲みたいので、となりのマクドナルドへ。
珈琲と煙草。
ああ、おいしい。
ねぇねぇ、デートだね。

そうしてるうちに、もう帰る時間。
あまり夜遅くまではいられないから。
残念だけど、送って。

帰り道。
赤信号で止まる度に、あたしと彼はキスをする。

いいねぇ。

うん。楽しい。


いつもなら赤信号にイライラする癖に、
キスが出来るなら、それも嬉しい。
そうやって、家の近くまで送ってもらって
最後にさよならの軽いキスをした。

ありがとう。
文鳥のようなキスばっかりだけど、
とっても楽しかったよ。


でもねぇ、、、足りない。笑。
 
 



2001年09月10日(月) 月曜日/勝負の行方

本当は二人で出かける予定にしてたのが、
あたしの都合でキャンセルになってしまった。

masayaは今日は仕事はテキトーでいいと言う。

じゃぁ、行く。

朝10時過ぎに駐車場に車を入れる。
天気は雨。
masayaは銀行に行っててまだ車が戻ってない。

コンビニで暇を潰そうと思って入ると
すぐに走って来る彼の車が見えた。
ふたりで、ジュースと軽く食べるお昼御飯を買い込む。
雨なので、外に出たくはない。

部屋に入ると6畳の青い部屋は、
干した洗濯物でいっぱい。
洗濯物を横にずらして、少し天井のスペースが広くなる。

畳に横になるmasaya。
あたしも同じように横になる。
横になりながら、煙草を吸って、1本のジュースを飲んで
キスをして抱き合って戯れる。


昨日足りなかったもんね。

さうだね。

買って来たパンを食べて、笑う。
80円のハンバーガーは80円の味。
ビーフシチューパンは、、、何の味?
ビーフシチューぢゃぁないねぇ。
そうだねぇ。


ハンバーガーの味のキス。
ビーフシチューパンの味のキス。
かぅひぃの味のキス。
デルモンテのジュースの味のキス。
たくさんのキス。

あたしもmasayaもジーンズを脱いでしまう。
素足を絡めると暖かい。

ねぇ、あったかい。

ブラとショーツだけになって、あたしはmasayaのTシャツを脱がせる。
だって、裸の方があったかいんだもん。

相変わらず彼はキスする事が好きだ。
もちろんあたしも彼の好きにされる事が好きだ。
でも、いつも我慢できなくなるのは、あたし。
だから、今日は言わない。

優しいキスが徐々に激しくなる。
彼の重みを身体に感じて、彼の変化を下半身に感じて
あたしも熱くなる。

masayaの手が、あたしのブラにかかる。

脱がせるのね?

あい。脱がせます。

次はショーツ。

それも脱がせるのね?

あい。とーぜんでせう。

何も纏わない裸になって、あたしは彼を受け入れる準備をする。


でも。
今日は前から言っていた『勝負』をする日に決めた。
あたしがマグロになれるのかどうか。
最後まで声を出さずに、最後まで自分から動かずに、
それで終わればあたしの勝ち。
勝ったら、あたしは秋の新色の口紅を手に入れる事になる。

感じない方がおかしい。
だから、一生懸命我慢する。
声を出さないように。
動かないように。

masayaは勝負を楽しんでいる。
あたしの反応を見ながら、最初は強く激しく突いて来ていたのに
途中から中途半端な位置での動きを繰り返す。

もどかしくて、涙が出そうになる。

延々と続く中途半端な快感。
時折深く貫かれると、あたしは抑え切れずにみだらな声をあげる。

・・・ああっ、、。

その声を確かめると、彼はまた同じように中途半端な動きを繰り返す。
もう、だめ。ちゃんと感じたい。
masayaの顔を見て、泣きそうになったあたしは彼に御願いする。


もう、負けでもいい。だから、ちゃんとシテ。御願い。

ん?どうしたいの?

ちゃんと。御願い、、、。



そうお願いして、やっと、彼が全部あたしの中に入って来た。
抑えていた声が、抑えていた快感が、溢れ出す。
何度もイッテ、少し動きが弱まった時に
あたしは彼の首に腕を回す。

来たいの?

・・・うん。


あたしは上になるのが好きだ。
感じるように動けるし、より深く受け入れる事が出来るから。

ねぇ、もっと、もっと奥まで。

言葉には出せないが、身体がそう欲している。
自然に腰が動き出す。
合わせるように下から突き上げられる。
我慢が出来なくて、大きい波に飲み込まれて、あたしは彼の上に倒れ込む。

はぁ、はぁ、はぁ、、。息が荒い。

もう、ダメですぅ、、。

正常位で最後にもう一度イッテ、彼もあたしの上でイク。
キス。深いキス。
震える身体。快感の余韻。


---------------------------------------------------

終わった後もキスと抱擁は続く。
あたしは、笑いながら彼のペニスを弄ぶ。

ちっちゃいぃ。

そだね。

なんか別物だねぇ。


キスして抱き合いながら、あたしの右手は彼を弄ぶ。
徐々に変化してくるのが、楽しい。
彼の上に馬乗りになる。

入れるの?

入れて、、、。

そう言いながら、自分で導く。
余韻が残るあたしは、徐々に彼を飲み込んで行く。

ああっ、、。

いつも思う。この瞬間が一番好きだ。
彼をあたしの中に感じる瞬間。

ねぇ、全部入った?

ん?まだ。こうだよ。


一番奥まで彼を飲み込むと
とても感じる。動かなくても。

ここだ。

masayaは悪戯っ子の様にそう言う。
そう言って下から突かれると泣きそうになる。

座った体位で、彼があたしの肩を押さえる。
一番奥まで届くように。

すごいの。気持ちいいの。

気持ちいい、、。

そうやって、ほとんど動かないのに、
とっても感じる。
奥まで、一番奥まで、そう思いながらあたしは動く。
ゆるやかな動きなのに、
激しいセックスにはない深い感覚がある。



当たるの。奥に。

当たってるね。動いてる。

うん、、。恥ずかしい。


彼は仰向けになる。
あたしはそのまま彼の上で動き続ける。

ふと気付くと彼が繋がった所を見てた。

うーん、ちゃんと見えないね。

ヤダ。恥ずかしいでしょう。

クリトリスを刺激されると、また違う快感。
身体の奥の快感と、クリトリスの快感とふたつが重なって
気が狂うかと思う。

脚を高く持ち上げられて、今度はあたしが下で。
彼の視線が気になる。

ヤダヤダ、、、見ないで。

そう言いながら感じているあたしがいる。
いつもより。

そのままの体勢で、あたしたちは最後にまた大きな快感を得て、
そして、イク。

両脚が、プルプルと震える。
起き上がる事も出来ない。


プルプルしてるねぇ。

はひ。してます。気持ちよかったです。

俺も気持ち良かったよ。

きゅぅぅぅ。masayaくぅん。好きだよ。


堪らなくて、耳もとであたしはそう言う。


ん?嬉しいよ。俺も好きだから。

えへ。ありがとう。
そう言って貰えるとねぇ、嬉しいよねぇ。
負けちゃったけどね。笑。

うむ。努力賞をあげませう。

あい。ありがとうございます。

すごい我慢したのよ。口紅は諦める。

うーん、頑張ったので、今度見てあげよう。

ほんとぉ?嬉しぃ!

ねぇ。1週間くらい彼女と逢わない?

ん?当分は予定はないよ。

んじゃぁ。


そう言ってあたしは彼にキスマークをつけた。
あたしは単純な女なので、こういうのが嬉しい。

身支度を終えてあたしはもう帰らなきゃならない。
masayaが聞く。


水曜日、お誘いしても良い?

あい。良いです。

俺は行く気満々だから。

あたしより、【御殿】なのね?

違うよ。ゆうちゃんと一緒に行くんだよ!
今日は休むつもりだったが、水曜日の為に出動することにしよう。



明日の火曜日は逢えない。
そして、明後日の水曜日は、遠足に行く予定。

でも、だんだん予定が消化されてくと、
とっても淋しいね。
新しい予定、立ててもいいかなぁ。

 



2001年09月12日(水) 水曜日/遠足

水曜日は[遠足]
月曜日に、あたしの都合でキャンセルになったお出かけ。
ふたりが気になる、レトロなラブホテル。
前から一度行こうって言ってて。やっとこの日が来た。

火曜の深夜のチャットで詳細を決める。
masayaはウキウキしてる。もちろんあたしもそう。

8時頃に集合って事で。
了解。朝メール入れる。

朝起きるともう携帯にメールが入ってる。意気込みが伝わってくるやうです。
近くのコンビニまで迎えに来てもらう。

おはやう。
おはやう。

出勤ラッシュの時間と重なって、道路は渋滞。
到着まで1時間くらいはかかるのかもしれない。
masayaは渋滞をじっとしてるのが嫌いなので、
あたしの知らない道路を走る。
でも、なぁんとなく遠回りしてるような気もするのだけど。

彼は終始御機嫌で、あたしも御機嫌で、
時たま赤信号でキスをして、手を繋いだり撫でたりして。
そんなことをしてると1時間なんてすぐ。

目的地について一通りホテル街を探検する。
一応、これがメインだから。
目指すは【御殿】。ああっ、外観はほんとに御殿だ!

サービスタイムなので、食料を買い込んで少しばかりのお酒を買い込んで
あたしたちは部屋に入る。

ああ、思ったより綺麗だあ。広いねぇ。

畳だぁねぇ。

畳に座布団。
座ってしまうとなんだかほっとした感じになる。

いいねぇ。
うーん、いいねぇ。マターリしそうだぁ。

部屋には石灯籠。壁は石壁。
お金がかかってそうに見える。昔は最高級のラブホテルやったんかなぁ。
そんなことを言いながら、ふたりでデジカメでパシャパシャと画像を撮る。
masayaは嬉しそうだ。子供みたいにはしゃいでる。

ねぇ、お風呂入る?
いいねぇ。

バスバブルでお風呂に泡が立つ。
一緒に浸かって、抱き合ってキスをする。
向かい合って抱き着くと、あたしの背中がお湯から出る。
寒くないようにmasayaは時折お湯をかけてくれる。
背中を撫でる手が優しくて、ほっとする。
しばらく、お湯とmasayaとあたしは戯れる。

お風呂から上がって、ベッドに行く。
少し飲んで、煙草を吸って。

煙草を吸うあたしにmasayaは悪戯する。
壁にもたれて座るあたしの太股を撫でる、触る、
唇が太股から徐々に上に上がって来る。
舌の動きに、身体がびくっと反応する。

まだ、煙草吸ってるのに、、、。

俺はこっちのがいいんで。

敏感な部分でmasayaの舌が跳ねる。
堪え切れなくて、あたしは声を出す。

・・・は、あぁ。

溜息のような、吐息のような、そんな声が自然に出る。

煙草を吸い終わって、あたしは彼に身をまかせる。
相変わらずキスが好きだ。
いつまでも何時間でも、キスをしていたいと思う。

ホテルという場所だからだろうか、いつもと違う感じがする。
masayaにしては珍しく、2度目はバックから。
少し無理矢理のようで、でも、あたしはとても感じて。
やっぱり何度もイク。

だらだらと、キスして抱き合って繋がって。
そんな怠惰な幸せな時間を【御殿】で過ごした。
楽しかったぁ。ほんとに。

帰りに欲しかった抱き枕を近所のディスカウントストアで買って、
渋滞の中を帰る。
途中まで来たところで、あたしは両手の指を見てふと気付く。

指輪、、、忘れた。

取りに行こうか?

はい。御願いします、、、。


せっかくだいぶ帰って来たのに、またUターン。
幸い、指輪はまだ部屋に残っていたので、良かった。
引き返した事で思いがけずのドライブ。
赤信号毎にキスをして、また1時間程かけて送って貰った。

自宅前。
様子を伺って、あたしは車から降りる。
人さし指で、あたしの唇から、masayaの唇へさよならのキスをした。
ほんとは、ちゃんとしたいのにね。
今は出来ない。

ねぇ。御殿は楽しかったねぇ。
また連れて行ってくれるかなぁ、、、。
ちゃっかりmasayaはメンバーズカードを貰ってたし。






My追加



2001年09月13日(木) 木曜日/お誘い

木曜日。
今週末から、masayaの仕事が忙しくなる。
それはわかってたけど。
メールが来ないのは、ちと淋しい。

何通か勝手にこっちから送っておく。

暇になったらメールぽちっと送ってね。

忙しい時にこんなメール貰ったら嫌かなぁ、、、。
ちょっとそんな事も考えてみる。
あたしは構いたがりの、構われたがりなので、
こういう時にも勝手にメールとか送ってしまうのです。
うううん、嫌ぢゃなかったら良いんだけど、、、。

夕方やっとレスが来る。

きゅぅぅぅん。嬉しい。単純に素直に嬉しい。

夜のチャットで、逢いたいなぁって、話す。
来週まで、逢えないかもしれないし。
下手をすると再来週まで?
淋しいなぁ、、、。でも、忙しい時は仕方がない。

そんな話をしてると、masayaがこう言う。


明日あたり、お昼にお誘いしやうかと思ふのですが?

え?うそぉ。ほんとぉ?

あい。ちょっと時間を作ってみました。
でも、時間はそんなにないよ。

あい。いいですいいです。顔見れるだけでも。
逢えないと思ってたから!

いや、でもちゃんと顔を見に行くくらいはしやうと思ってましたので。


ほんとうに、逢えないと思ってたので、
すごく嬉しい。
時間を作ってくれた事がとても嬉しい。

短くてもいいよ。
お昼御飯一緒に食べましょう。
ねぇ。でも ちぅ もしてね。ぎゅぅぅぅっとしてね。

はい。そのつもりです。

それならいいです。
明日楽しみにしてます。


本当に突然のお誘い。
うううん。すっごぉぉぉぉく嬉しいぞ。まぢで。
 
 



2001年09月14日(金) 金曜日/ランチ

午前10時過ぎに、masayaのメッセがオンラインになる。

11時過ぎに声かけようかと。

うんうん、いつでもいいよ。出れるようにしとく。

じゃぁ、電話する。

あい。待ってます。

じゃぁ、俺は仕事するから。


シャワーを浴びて出かける用意をすると、もう11時前。
11時に携帯が鳴る。
待ち合わせを場所を決めて、あたしは車でそこまで向かう。
20分くらいかかるかなあ、、、。

待ち合わせ場所には、もうmasayaが待ってた。

こんにちわー。

と、他人行儀な挨拶だぁ。
でも、挨拶は人間の基本なので、挨拶をきちんとする人は好きです。


近所のレストランに入る。
まだ正午前なので、駐車場も混んでない。
店内もまだ満席まで余裕はあったが、
もう窓際の席は埋まっていて、
フロアの中程の席になった。

ランチを頼んでふたりで食べる。
些細な事が嬉しい。
一緒に食べると美味しさが増すような気がする。

masayaは生のトマトが嫌い。
あたしは生のトマトが好き。
だから、トマトとカリフラワーをトレードする。

美味しいねぇ。
おいしいねぇ。

おいしいねが倍に増える。嬉しい。

今日はいつもと並びが違う日。
あたしが運転あたしが右側。
レストランもあたしが右側。
なんとなく、masayaが違って見える、気のせいかなぁ?

お昼時の店内は主婦のランチ客で埋まってゆく。
食事をとりながら、あたしは脚を彼の脚に絡ませる。

ねぇ、見えるねぇ。きっと。

うむ。見えるでせう。

すぐそこに腕があるのに、触れられないのはもどかしい。
食後の珈琲を飲みながらmasayaの小指に触れてみる。
すぐそこに彼の顔があるのに、キスできないのは淋しい。

珈琲を飲み終わって席を立つ。
もう帰る時間なのね。ちょっと淋しい。

車に戻る時に彼が言う。


2時頃までは大丈夫だよ。

え?そうなの?だって、2時間程しか時間取れないって。


車の中でキスをして、ああ、やっとキスできたって、ちょっと嬉しい。


うちで、ちょっとだけマターリとしますか?

あい。そうします。


そんなこんなで、思いがけずまたあたしは青い部屋に居た。
いっぱいキスして。いっぱい抱き締めて。
言わなくても彼はそうしてくれる。
短い時間だけど、抱き締められて
抱き合って、ああ、幸せだぁと、思う。


ねぇ。時間取ってくれてありがとう。

いへいへ。どういたしまして。

結局、なんやかんやで、今週も3回も逢ってるね。

えへ。そうだね。


ほんとに思いがけず時間が取れて嬉しかった。
ありがとう、と感謝してみる。

 



2001年09月15日(土) 土曜日/5分

金曜日の深夜のチャット。
途中でmasayaがいなくなると言う。

飲みに誘われました。

いってらっしゃい。

うーん。彼がいないとつまんないや。
隣の部屋で飲んでるらしくて、メッセには繋げない。
携帯メールで何度もやりとりをする。

少しして、彼が帰って来た。


ゆうちゃん?

はい。何?

ちぅっ。

あい。ちぅっ。

ああ。ちぅ、したひです。泣。


masayaは酔うといつもよりずっとキスがしたいと言う。
なんども同じ事を繰り返すあたしたち。


キスしたひ。

したひね。

5分だけでも

はい、したひです。泣。

いつ撤収するの?

そろそろ勝手に撤収しやうかなぁ。

じゃぁ、来て。5分だけ出る。
ああ、ごめん無理は言わない。我がままだね。

いいよ。俺がしたいから。
じゃぁ、行くから。テキトーに連絡入れる。


なんて嬉しいんだろう。
ほんとに5分だけしか出れないのに。

2時を15分程過ぎて、masayaからメールが入る。

あと、15分くらい。起きててくれる?

大丈夫よ。待ってる。


15分後、彼が近くまで来てくれた。
あたしは家を出る。
シャワーも浴びてしまって、素顔で、寝る前のTシャツと短パン。
なんて可愛くない!

コンビニで買い物をして、masayaの車に乗り込む。
移動して、すぐにキスをする。
何度も。
抱き締めてくれると、あったかくて、気持ちが良くて。
しばらくの間、そうして何度もキスと抱擁をあたしたちは繰り返す。


ねぇ、もう帰らないと。

ああ、そうだね。
でも、近いから、こんなにすぐ来れるから、また来るよ。

うんうん。来てくれてありがとう。


車から降りる前に、もう一度キスをする。
午前3時前。

気をつけてね。

そう言って、車から降りて、少しだけmasayaの車を見送った。
とっても嬉しくて。とってもあったかい気持ちで。
家に帰るあたしは、ずっと笑顔だった。�

--------------------------------------------

土曜日/4度目

土曜日のお昼過ぎにメールを入れる。
少ししてレスがかえって来た。

おはやう。眠い。

寝てたの?

あい、寝てました。

そんなことなら行けば良かった。
そう思いながら電話をかける。

ねぇ、行けば良かったよ。もう出動するの?

ん?まだ、もうちょっと。

行ってもいい?

良いよ。


祝日で道路は渋滞。
いつもの道ではいつ着くのかわからない。
途中で、うろ覚えの道に入る。
メールでmasayaに伝える。

ナビよろしく。

すぐに電話がかかってきた。
道を教えて貰いながら、あたしは車を走らせる。
すると、すぐに見なれた道路に出た。
駐車場に車を止めて、足早に雨の中を歩く。

だって、逢いたいんだもん。
深夜のキスはもう消費してしまったの。

ノックもせずに、部屋に入る。
鍵は開けておいてって言ってたから。
奥から彼が出て来た。
Tシャツにトランクス。なんて格好なの?

入ってすぐの台所で、あたしは彼に抱き着く。

えへ。来ちゃった。

来てしまひましたね。

あい。


そのまま抱き締められてキスをする。
ぎゅぅぅぅぅって、少し痛いくらい。
ああ、気持ちいいよぉ。

少ししか時間がないので、つかの間の時間、
たくさん感じようと、たくさんキスしようと
いっぱい抱き合う。ゴロゴロゴロ。

ああ、気持ちいいですぅ。

masayaが言う。

結局、今週も4度も逢ってるね。

そうだね。


でも、今朝の5分を合わせたら5度目だよ。
と、あたしはちょっとだけ思う。


ねぇ、シタイ。

そうだねぇ。

でも時間がないねぇ。

うんそうだね。

masayaは?

わかってて聞いてるだろ?

うん。わかってる。

でも、時間がないから。ヤメとく?

スル。



身体は馴染んでいるのに
どんどん快感が深くなる。
抱き合う度に、新しい発見がある。
こんなに感じるのかと、不思議な感覚で
そして、もっと先があるような気もして。

でも、まだ、そこまでまだ踏み込めなくて。
そうやって、あたしは壊れる寸前になる。

終わったあと、動けないあたしを
masayaは抱き締めて、キスしてくれる。
はぁぁぁ。幸せ♪


でも、来週までもう逢えないねぇ。
ちょっと、ていうか、結構 淋しひです。
 
 



2001年09月17日(月) 月曜日/ひさしぶり

土曜日の夜も 日曜日の夜も
masayaは徹夜で仕事だった。
メッセンジャーで話す時間も短い。

ちぅしたひねぇ。

したひねぇ。

何度も同じやり取りを繰り返す。
そうして、日曜日の夜から日付けが変わって月曜になる。

明日、午前中寝てると思うから、一緒に寝る?

うん。でもいいの?

良ひよ。ぢゃぁ、朝までやってるから、そのままお迎えに行く。


月曜日の朝。
8時前にメールが来る。
あたしは用意をして彼が迎えに来るのを待つ。

待ち合わせ場所まで行くと、彼の車が停まってた。
乗り込んで朝の挨拶。

おはやう。
おはやう。

30分後には、あたしは彼の部屋の畳の上に寝転んで
通販のカタログをペラペラとめくってた。
masayaは朝まで仕事をしてたので、お風呂に入ってる。

上がって来てトランクス1枚のまま、抱き寄せられてキスをする。

はぁ、したかったねぇ。

そうだね、したかったねぇ。


たくさんたくさんキスをして、
ベッドで少し痛いくらいに抱き締めて貰って、
とっても嬉しい。

ひさしぶりだぁ。

彼が言う。
うーん、でも、本当は一昨日逢ってるよぉ。

抱き締められるのが好き。
撫でられるのが好き。
キスするのが好き。


徹夜明けで疲れてるのに、やっぱりたくさんキスするとしたひです。
あたしは彼の上になって、耳たぶを噛んだり、肩を噛んだり、
首筋にキスをしたり、する。

したひです。

あい。だうぞ。


そのままであたしは彼を受け入れる。
最初はいつも、きついかと思う。
深呼吸をしながら、少しずつ少しずつ、、、。
少しの快感も逃さないように、あたしは全身で彼を感じる。
全部入った瞬間に、すごい快感。

ああっ、、、。

そのままゆっくりと動き始める。

もう何度も抱き合ってるのに、
もう身体は馴染んでるはずなのに
抱き合う度に新しい発見がある。
新しい快感を得られる。

適格に彼はポイントを掴んで行く。
あたしが自分自信でも知らなかった場所を
彼はひとつづつ見つけてくれる。

絶えまなく続く快感で、とても長い間抱かれた様に思ったのに、
実際はそんなでもないらしい。

果てたばかりなのに、彼は萎えない。

入れてもいい?

ん。入れて、、、。


休みなしに2度目に入る。
激しく動く彼に、奥まで突かれて、あたしは泣きそうになる。
もっと感じたいと思うあたしと
これ以上はダメだと思うあたし。


イヤイヤ。

イヤなの?

イヤぢゃない、、、。

じゃぁ、いいんだな?

・・・壊して。逃げないから、、、。


本当に壊れてしまうかもしれないと、すごい波の中で思う。
ずぅっと、そういう状態が続いて、おかしくなりそう。

ああっ、ダメダメ。

今まで感じた事がないような感覚。
これ以上続けられないと、あたしは彼から逃げる。

逃げないって、言ったよね?

うん。でも・・・

言い終わらないうちに、また波に飲まれて行く。
彼にしがみついて、うわ言のように声を出しながら
あたしは何度もイッた。

2度目が終わって、さすがに疲れたのか、
キスして抱き締めながら
masayaはすぐに寝息を立てはじめる。
あたしも余韻を感じながら、彼の腕枕で知らず知らずのうちに眠ってた。

1時間程眠って、あたしたちはまた抱き合う。
何度でもいくらでも抱き合っていられそうな、そんな気がする。

3度目が終わって、送ってもらう時間。


ねぇ、しちゃったねぇ。

そうだねぇ。またしちゃったねぇ。3度も。

すごく感じたの。

うん。俺も気持ち良かったぞぉ。


一昨日にしたばかりなのにね。
すごくひさしぶりな気がしたね。なぜなのかなぁ、、、。

今週は後は水曜日に会えるかどうか。
少しだけでも、逢えたらなぁ。
masayaが出張に行く前に。




2001年09月18日(火) 火曜日/キャラメルフラペチーノ

火曜日。
今日は逢えないかと思ってた。
朝ネットに繋ぐと、メッセンジャーにmasayaがいた。

朝までやってたの?

そうだよ。
出張前で忙しい。

木曜日から彼は出張。
会話の途中で、スターバックスに行きたいなぁとあたしは言う。

はぁ、スタバに行きたいなぁ。

良いねぇ。

うん。行きたい。

あと30分後くらいなら、付き合おうか?

ほんと?


そんなこんなで、急遽スタバでお茶することになった。
11時過ぎに待ち合わせ場所につく。
masayaの姿はまだない。
電話をかけようとダイアルすると、
向こうから歩いて来る彼が見えた。

えへ。おはやう。

早かったねぇ。まだかと思って銀行に行ってた。

レジに並んでオーダーする。

うううん、どうしようかなぁ。

お客さま、御注文は?

キャラメルフラペチーノ。トールサイズ

横でmasayaが笑う。

結局頼むんだねぇ。

だってぇ。呼んでるんだもん。

呼んでない呼んでない。


キャラメルフラペチーノは甘くて美味しい。
あたしはこれが好きだ。
でもダイエットの敵だとも思う。
うううん、誘惑に勝てないやぁ。

キャラメルフラペチーノとアイスモカを持って、
フードコートに移動する。
スタバは禁煙なので、煙草を吸うあたしとmasayaには辛い。

フードコートに移動して、彼は少し早い昼食を取る。
フレッシュネスのネギミソバーガーとオニオンリング。

いいなぁ。

いいだろー。

あたしは正午からランチの約束が入ってたので、食べれないの。
HPにアップするように、デジカメでキャラメルとネギミソの画像を撮って、話ながら彼は昼食を取る。
もちろん、テーブルの下で脚は絡んでいる。

ふと時間を見ると、もうあたしは帰らないと、ランチの約束に間に合わない。
駐車場まで一緒に上がる。

何階?

4階。

あたし5階だよぉ。

ねぇ。キスしてね。

あい。いいよ。


5階まで一緒に来て貰って、あたしの車に乗り込む。
でも、その日はスタバの入っているショッピングセンターのお得意さまセールで、前を通る車が多い。なかなかキス出来ない。

後ろの座席に行く?スモーク貼ってるから。

後部座席に並んで座って、
少しの間、キスをする。
抱き締められて、masayaの手が、あたしの太股を撫でる。胸を触る。

でも、ここまで。時間ももうない。


もう行かなきゃ。時間取ってくれてありがとう。

いえ。どういたしまして。


逢えると思ってなかったから、30分でもとっても嬉しかったです。
とっても楽しかったです。
きゅぅぅぅん。感謝。
 
 



2001年09月19日(水) 水曜日/カレーの日

明日から出張で、しばらく会えない。
しばらくと言っても、5日間の事なんだけど。
でも、知り合ってからそんなに逢わなかった事がないので、
ちょっと淋しい気もする。

水曜日、時間取るよ。と言うか水曜日から出張に行くといふ事にしたので。

そうなの?

そうだよ。

この時間の為に、ちょっと無理をして仕事を片付けてくれた。
できるだけゆっくり過ごしたいと思う。
あたしは、前に約束していたカレーを持って行く事にした。
最初は彼の家で作ろうかと思ったけど
あまりにも調味料も何もないので、きっと無理。
前日にことことと煮込んで一晩置いたカレーは美味しいはず。

やっぱりmasayaは明け方まで彼は仕事をしていたみたいで、
それでも迎えに来てくれる。
カレーを持って、あたしは車に乗り込む。
途中、朝からやってるディスカウントストアで買い物して、
10時前には彼の青い部屋に到着。

だらだらと過ごす、、、つもりだった。


出張前なので、好きにしていいよ。

あたしはそう言う。
masayaは延々とキスをする。身体を撫でる。
洋服を着ているのが窮屈で、あたしは勝手に裸になる。
彼は服を着たまま、あたしを愛でる。

今日も新しい発見。
左の肩。肘の裏側。
恥ずかしいくらい感じる。
シーツに染みが出来るんではないかと、心配になる程。
あまりにも感じてくるので、あたしは彼のキスから逃げようとする。

好きにさせてくれるんぢゃないのかい?

していいけど。でも、ダメなの、、。


どれくらい時間が経ったのだろう。
暑いと言って、彼が洋服を脱ぐ。
でもまだ愛撫は続く。
ああ、もう我慢出来ないのに。

いつもなら、そのまま正常位で始まるのに、
今日は急に後ろ向けにされる。
焦らされたあたしは、急激な快感におそわれてすぐにいってしまう。

イヤイヤイヤ、、。

何がイヤなの?


その問いには答えられない。
深く突かれると、すごい快感で、わけがわからなくなりそう。
彼の上で彼の下で抱き締められて貫かれてあたしは壊れそうになる。
今までの経験したセックスとは違う快感で、先が見えない。

騎乗位で何度も果てたあたしの息は荒い。
でももっと感じたいと身体は貪欲に欲する。

壊して。逃げないから。

いいの?

ん。


腰の下に枕を入れて高く持ち上げられる。
ダイレクトに一番奥の敏感な部分が刺激される。
声を押さえる事は出来ない。
必死で毛布を噛んで、あたしは我慢する。
頭の中が真っ白になったような気がした。
今までの中で一番のエクスタシー。

終わった後も、子宮の痙攣が続いているようで
立ち上がる事もできなくて、
甘くて痛いようなそんな余韻。
それが延々と続いて、終わらない。


少し落ち着いたところで、昼食の用意を始める。
持って来たカレーをお鍋で温めて、
炊飯器のスイッチを入れて、
もう一度ベッドに横たわる。

相変わらず、疼きがおさまる気配はない。
もう一度感じたいとそう思う。
彼にキスして、彼のものを唇で愛撫して、
もう一度、シテ欲しいとそう思う。

俺にも愛でさせてくれよぉ。

ヤだよぉ。恥ずかしいもの。


昼間の青い部屋には、外からの日ざしが差し込んで明るい。
恥ずかしいじゃない。そんなの。
masayaがカーテンを閉めてくれる。
シックスナインは苦手。
だって、自分の快感に夢中になって愛撫してあげられなくなるから。

余韻が残る身体のまま、
あたしは彼の上になって、自分で導く。

はぁっ、、。溜息が出る。

最初からすごい感じて、動いてないのに、イッてしまう。
収縮が激しいと自分でも思う。


気持ちいいよ。入り口と奥とがすごく締まってる。

恥ずかしいです。

でもそんなこともどうでもよくなって、
快感の足し算で、さっきのセックスよりももっと感じて
あたしは声を上げて何度も何度も果てる。

彼とのセックスはエクスタシーの後が違うような気がする。
普通ならば徐々に波が引いていくのだけど、
なかなか引かないの。
ずぅっとある一定のラインでキープしてる。
だから、少しの動きでまたすぐにあたしはイッってしまう。
徐々にその頂点が高くなっていくのもわかる。

まだ、もう少し、、、。
もっと感じる事ができるのかもしれない。
いつもいつもそう思うあたしがいる。


2度目が終わって、御飯も炊けて、
あたしはmasayaに抱きかかえて起こして貰って、昼食の用意をする。
テーブルに並んだふた皿のカレー。

ねぇ。おいしい?

うん。おいしいよ。

ほんとに?

うん。おひしいです。

良かった。

今日のメインイベントのカレーは成功だったようです。
でも、ほんの10分程のメインイベント。

お腹がいっぱいになったmasayaはとても眠そうだ。
ベッドに横になって、キスしてると、もうとろとろ。

帰らないと。大丈夫?

そうだね。送っていかないとね。


と、言いながら、彼は寝入ってしまった。
あたしは彼の寝顔を見ながら帰り仕度を始める。
すぅすぅと寝息を立てる彼の顔。

ほんとうに子供みたいな人だと、そう思った。

出張前に時間を取ってくれてありがとう。
疲れてるのに送り迎えしてくれてありがとう。
5日間、待ってる。
だから、事故とかしないで、帰って来てね。
 
 



2001年09月20日(木) 木曜日/出張1日目

今日からmasayaは出張。
朝、メールを入れると、すでにもう到着して朝食を取っているという。

結局車で来てしまいました。

うそぉ?


新幹線で行くって言ってたのに。
少しの間、メールをやりとりする。


それにしても退屈。
それにしても寂しい。
別に普段とあまり変わりはしないかもしれないけど
近くに居ないというのは、
やっぱり寂しいような気がする。

することもないので、お昼寝して、
masayaからメールが来てたので
またメールをぽちっと入れてみる。
しばらくするとレスが帰って来る。

今何してるの?

さっき起きてぼーっとしてる。

そう返信して、すぐに携帯のバイブ音。
メールの着信かと思ってみると、彼からの電話だった。
慌てて電話を取る。

時間にしたら少しの間で、
焦ってたあたしは何を話したのか覚えてない。
ただ、めったに電話をくれないmasayaからの電話は
妙に嬉しかった。


夕方まで何通かメールを入れるけど
忙しいのか飲みに行ってるのかレスが帰って来ない。
仕方ないね。と半ば諦め。

夜11時を過ぎてからメールが入る。

よっぱらいだぁ。

飲んでたのね。

御願いがあるんだけど。

何?

アクセスポイントを調べて欲しい。


webで検索をかけて、一番近いアクセスポイントを調べて送る。
繋がったかどうか、わからないけど。あたしも、ちっとは役に立ってるかなぁ。

メールのレスが来なくて寂しく思ってると
急に彼のメッセが立ち上がった。

どーも、今日はISDNです。

そうなの?

左手で持って右手だけでタイプはしんどいなぁ。

左手で持つ?

うん。公衆電話。

どこの?

ホテルのロビー。
部屋の電話は遅くて諦めた。


ホテルのロビーの公衆電話で
ノートPCを持って片手でタイプするmasayaが浮かぶ。
それって、ちょっと恥ずかしいねぇ。

今日電話ありがとう。繋いでくれてありがとう。
メールチェックのついでだとしても、とっても嬉しいです。

いへいへ、お話に来たんだよ。


他愛もない事を少し話して、
逢いたいねぇ、はやく帰って来てねと言って、
いつもよりずぅっと短いチャット終了。

明日も早いので、今日はもう寝ます。

あい。おやすみなさい。

またです。

またね。


彼が近くにいないのは寂しいけれど
電話をくれたり、公衆電話でチャットしてくれたり
いつもとちょびっと違うmasayaを想像して
なんか、とっても嬉しかった。
 
出張1日目、終了。
あと、4日。
 
 


 < past  INDEX  will>


~*Yuu
エンピツ