てらさき雄介の日記
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2020年10月04日(日) 現政権は突っ込みどころ満載なのに

以前どこかの政党が「対決より解決」と言っていた。しかし野党の仕事は「対決」することだ。与党は、政府と議会の過半数を与党が抑えている。元々野党の提案を聞く必要がない。例えアラ探しと批判されても、攻め続けるべきだ。

一方で、テーマは重要だ。市民に直接関係ないような、頭の体操を取り上げても、結果として響くことはない。生活に直結する問題こそ、国会で堂々と追及する必要がある。多くの市民は困っている。明日がわからない生活をしている。何故そこを突かないのか。

●今日一日

終日地域まわり/衆議院神奈川14区内


2020年10月03日(土) 生活保護制度の重大な欠陥

現在の生活保護制度には重大な欠陥がある。それは「受けられにくい」ことだ。

困窮した市民が窓口に行く。市の職員は言う。「銀行に預金はありませんか。通帳を持ってきてください」「生命保険は解約しましたか。入っていてはいけません」「とにかく持ちかねがゼロになってから、申請してください」

そう言われた市民は、ギリギリまで頑張る。残金がゼロになって、また振り切ってから、また再度やってきて受給にいたる。

しかしその後は、憲法で言う「最低限度の生活」だ。そこから貯金して、スーツや靴を買って、あちこち人を頼って、再就職の活動をするのは難しい。だから日本は生活保護者が自立出来ないのだ。

会社をクビになってしまった。しかしまだ住まいはある。家族もいる。自分も元気だ。その段階で生活保護を支給できれば、その人は再就職の道が開ける。若いなら時限でもいい。

追い込まれた人は再起が難しい。その手前で救済する。落ちそうになった時に、そっと下から網が出てくる。それこそが福祉。まさセーフティーネットである。

●今日一日

終日地域まわり/衆議院神奈川14区内


2020年10月02日(金) 「無名の市民に応えたい」かな

「座右の銘は?」と聞かれることが増えた。“人生訓”はあるつもりだが、この場合は政治家として聞かれているのだろう。これまでは「特にない」と答えていた。実際なかった。

それでも考えてみた。市議6年、県議13年、そして国政に挑戦している。何らかの答えを出す責任があるだろう。

頭の中だけで無理してもしょうがない。これまでの自分自身の政治活動を辿ってみよう。何を大切にして、何に腹が立って、どういう風に立ち振る舞っていたのか。段々とわかってきた。

「無名の市民に応えたい」

これかな。今後修正もあり得るが、一番しっくりする。

「あの有力者に挨拶に行け」「あの人や、あの団体は100票持っているぞ」等々。数えきれないくらい、これまで言われてきた。

無名の市民は候補者に会えない。意見を伝える術もない。だから投票に行かないし、どこかの政党を支持することもない。日本は、そういう人が最大多数なのだ。

●今日一日

【午前】
地域まわり/衆議院神奈川14区内

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/県庁
行政相談対応(福祉)/相模原市中央区上溝


2020年10月01日(木) 県行政当局の顔色をじっと見ていた

長く厚生常任委員会にいる。行政当局幹部の顔は都度見ているつもりだ。今日の委員会で、顔色をじっと見ていた。みんなマスクをしていたが、何となくはわかる。

疲れているかな。そして緩んでいるかな。相反する感想を持った。

前者は言わずもがな。元々忙しい福祉・医療分野でコロナが加わった。大変だろうと思う。

さて後者は何故か。他の会派や議員に口出しするつもりはない。私自身の反省だ。役目であるチェック機能が、不十分ということだろう。どこかで仕切り直しが必要だ。

●今日一日

【午前】
行政相談対応(産業)/県庁
厚生常任委員会(質疑)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/県庁


2020年09月30日(水) 49歳という中途半端な年齢で

昨日は誕生日だった。年齢に感慨はない。49歳という数字も中途半端だ。40代に突入した時は、残念な気持ちと焦りのも感じたが、今はそれもなくなっている。

一方で達観している訳ではない。国政挑戦というチャレンジの途中だ。毎日新たなことが起こる。やり切れるのか、行き倒れるのか、自分ではわからない。とにかく気力と体力は十分だ。

ありきたりだが、両親に感謝である。大きな体に産んでもらい、何の苦労もせずに生きてきた。自分の人生を全うする。その決意は重くかたい。今年一年の気合を入れ直そう。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/矢部駅
地域まわり/衆議院神奈川14区内
支援者ご親族告別式/相模原市中央区相模原

【午後】
地域まわり/衆議院神奈川14区内
行政相談(土地)/相模原市南区古淵

【夜】
会合(党)/相模原市中央区中央


2020年09月29日(火) 星が丘の「あさいち定食」が閉店

朝だけやっている「あさいち食堂」が、今日で閉店することになった。長くお世話になった。残念である。

名前は食堂だが、実際は飲み屋さん。街頭活動前後に朝ごはんを食べに行くと、私以外のお客さんは酒を飲んでいる。最初に入った時は衝撃だった。夜仕事をして朝から飲む人。ずっと飲みっ放しの人。生活により様々だ。

相模原では少数かもしれない。ここの常連さんたちは、明日からどこに行くのだろうか。替えがきかない。惜しまれる。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/町田駅
事務作業/県庁
厚生常任委員会(報告及び提案)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/県庁
立憲民主党・民権クラブ県議団厚生部会/同

【夜】
事務作業/事務所


ありがとうございました


2020年09月28日(月) 排外にならない工夫が必要だ

朝夕とも相模原駅に立った。市議時代から含めれば数百回を数えるだろう。最も身近に感じる駅の一つだ。

多くの市民が通り過ぎる。朝などは洪水のようだ。一方で駅前はとても静か。年々寂れてきている。もったいない。

「駅前の飲み屋さんは、地元の人で固まっているから入りにくい。」毎日ここから通勤している友人の言葉。この人もまさに地元。それでも入りにくいと言う。

工夫が必要だ。まとまれば強くなる。居心地も良くなる。しかし時としてそれは、排外に繋がる。商業として元も子もない。

●今日一日

【午前】
支援飲食店閉店あいさつ/相模原市中央区星が丘
朝の街頭活動/相模原駅
支援者訪問/相模原市中央区弥栄
会合(党)/横浜市中区

【午後】
地域まわり/衆議院神奈川14区内

【夜】
夜の街頭活動/相模原駅


多くのお声がけありがとうございました


2020年09月27日(日) 区割りの線引きよりもその理由を明らかに

神奈川14区で活動を始めてから、約10か月が経った。この選挙区割りについて、わかりにくいとの声を聞く。確かに候補予定者である私も、一言では説明しにくい。

小選挙区制度のもとで1票の格差を減らすには、市町村や行政区境で線を引けないのは分かる。14区のように道路1本で隔てられるのも仕方ない


しかし住んでいる人が、自分が何区かわからないのは、やはり問題である。選挙制度や区割りの在り方など、何故そうなっているのかという基本情報が伝わっていない。

●今日一日

終日地域まわり/衆議院神奈川14区内


2020年09月26日(土) 親日国の国民感情を大切にする外交を

親日国は世界に多い。アジアでもある。台湾、パラオ、タイ等々。一方でそれらの国から聞かれる声は、「日本は冷たい」というもの。経済や軍事は国家の基礎だが、一方で国民感情も大切である。

日本はかつてアジア諸国を蹂躙した。しかしそれでも関係が良好な国も多い。日本人はそのことを忘れてはいけない。DNAに刻む必要がある。

ニューカレドニアでフランスからの独立を図る国民投票がある。否決される可能性が高いという。フランスの老練な外交の結果だろう。日本は外交下手だ。しかし「下手だ」では済まされない。

●今日一日

終日所用


2020年09月25日(金) 米中2大国と関係が深いことを活かして

米中関係の悪化に伴う、日本の立ち位置について。日本の外交方針は全方位であるべきだが、それは夢想的な“非武装中立”を意味するのではない。2大国と関係が深いことをプラスにするのだ。

アメリカとの同盟関係は中期的に維持が必要だ。一方でそのことによって対中関係が悪化しては意味がない。双方と上手く付き合うこと。それが正解である。難しいかのような意見は、逆に米中に利用される。

日本は戦後、自分の頭で考える外交を軽んじた。多大な犠牲を払った戦争に敗けたのだから、その謙虚さは一定維持するべきだ。しかし今のままでは先がない。

国政を目指す立場になってから、多くの国会議員と話しをした。しかし外交について語る人はとても少ない。政治より官僚マターになっているのだ。それこそ戦前の反省が活かされていない。

●今日一日

終日所用


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