股・戯れ言


BBS

山崎邦正流にいうと「イェイ!イェイ!イェーーイ!」ズ

なんか仕事とかいろいろ忙しくて全然更新してなかったなー
反省。

月曜日はLiarsとyeah yeah yeahsのライブを見にオオツボさんと渋谷AXへ。
ヤーヤーヤーズのカレン嬢の声が好・き・だ!けだるかったりいきなりがなったりしっとりだったり爆発的金切り声だったりという起伏に富んだエモーショナルな低音ボイスを生で堪能したいなぁと思って行ったのだが、最初に出たLiarsに見事にノックアウトされちまった。こっちは野郎3人なんだが、とにかくパフォーマンスが奇抜。ドラム(男)がミニスカートを履いてたりしょっぱなからビールを頭からかけたり急に奇声を上げたりとかなんだが、そういうアクションが「アッパー」「陽気」ではなく「不条理」に着地しているのが好印象。久々にジャンクっつーかエクスペリメンタルっつーかそういうのが思い浮かぶバンドを見たな!
無機質で無遠慮なノイズと殺伐とした反復リズム(ツインドラムでリズムとってた曲がかっこよかった)に、なんだかよくわからない飄々とした歌がマッチしていてイイです。ボーカルの人が無意味にでかかったのもなんかわからないが「ああ!それっぽい!」と思わず言ってしまうポイント。根拠はないんだけど。
http://www.liarsliarsliars.com/
でもこんなにノイズ、不条理、意味不明と言っておきながら家帰ってふらりと聴いたバウハウスの要素もしっかり持ってるバンドだったぜ。

そしてyeah yeah yeahs。
これは思ったよりもハードロック的要素が強かったなぁ。ハードロックっつうかガレージっつうか。ライブのノリも暴れる人がたくさんいたりして意外。
カレン嬢の存在感は圧倒的で、やっぱりエキセントリックな姉ちゃんはイイ!と心底思った。低音のボーカルっぷりだけはPJハーヴェイ(ああ、本当にこの人が大好きなんだ、私は)に引けを取らないんだが、そういう情念とかドロドロした女のセクシャリティから無縁なのがこの人のいいところっつうか個性だなー。(ま、ヴァギナは乾いておりますが、ポーリー)
ステージを叫びながら縦横無尽に駆け回り、マイクコードを振り回す姿は低音声女の対極にあるビョークすら喚起させるから奇跡的。
あと、こういうエキセントリック姉ちゃんは無防備でいいね。ノーブラでビーチクチーターは基本。
あとこのバンドは演奏がすごくいいよ!重低音の多めな力強い演奏とか。でも3ピースなんだよな、サポートメンバーなしの。ギターの人なんかイアン・マカロクみたいなヒョロヒョロぶりと髪型なのにな。
アンコールの最後は、まさに文字通りのフェイドアウトという、今まで見たことのない終わり方だったけれども、全体的に熱いライブでした。
アルバムに入ってる実験ノイズ(ポヨーンピヨーンという効果音入りの)みたいな曲がよかったので、ああいうのも見たかったところ。

なにはともあれ、大変にいいライブだったなぁ。

火曜は仕事だったんだが、この日はうちの部署にメタル大好き営業がやってきて「BURRN!今月号読んだ?今持ってるぜ!」と見せられる。
買ってないし読んでないっつうの。
しかし、ま、いちおう読んでみますかと目を通したわけだけど、最初に読んでしまうのが一番後ろの編集者あとがきにのってる今月のヘヴィーローテーションみたいなやつ(もうさすがに名前忘れたが)だったりするのは悲しい佐賀、あ、これじゃはなわだ、性だった。
そして「パワーロックトゥデイ」のオンエアリストをチェックしてしまうのも習性なのか。いや、単に今どんなんがはやってんだ?と知りたかっただけなんだが。しかしグランドカウントダウンは未だにボンジョビが一位だったりするんだなーほんとにメタル界は時が止まっているよ。3位なんかデフレパードだったし。
そしてインタビューで読んでしまうのもカラーページ後のミニ特集(今月号は「泣きのメロディ」とかいうやつだった確か。最悪だ)の後の白黒ページに紹介されてるバンドばかりというのも習性なのか。いや、だってモービッドエンジェルくらいしか知ってる、かつ興味があるバンドがもはやなかったもんで。
あ、他にもアモルフィスとかあー!と思ったけどああいうの好きじゃなかったしなぁ。
そしてスキッドロウってまだいたんだね、ニューアルバム発売て。レイチェル・ボランはかっこいいうえにラモーンズ好きで最高だと思ってた記憶とかが甦ってきたり。
帰りはその営業と帰ってきたんだけど、電車の中でずっとメタル談義。まあ、私はついてけねーよと何度も言ったが。「俺のアニキは途中からオルタナに走っちゃってさぁ」と残念そうに言っていた彼は立派なメタル者ですよ。ステージダイバーだけど。タッドばりの巨漢だけど。(私は森三中の大島に似てると思ってるが)ま、私なんかハナっからオルタナだし。
しかしオーディオスレイブの着メロとかも聴かされたが、あれはかかってくるとちょっとやな予感がしてダメだね。
そしてブラックサバスの9枚組ボックスはオジー時代のみだそうで、オジー時代のDVDがすっげー見たいと言ったら
「バカだなぁ、サバスで最高なのは『ヘブン&ヘル』だからな!トニー・アイオミだってついつい弾いちゃうのはヘブン&ヘルなんだから」
と説教食らう始末。ディオは全然興味がねえのですが。。。

ま、このメタル好き巨漢営業と毎度お馴染みの武将は折り合いが悪いんですがね!

と、胃が痛くなったので今日はここまで。
胃痛は初めてかも。イタタタタ。

2003年10月09日(木)

ヤツザキ祭(カーニバル)改め、こだまんがポルカ祭(カーニバル)

なんだかんだで24歳になってもうたよ!
ちなみに24歳になったのに2回も畳の上にお茶をこぼした。成長しろ、自分。
幾つになっても甘かねェ。甘いけど。

さて、昨日はエンケンを見にロフトへ。
その前にうちの会社の武将が「仕事で最近つらいことばかりだからどーしても遊びたい」と言ってきかない。4時には新宿行って他の人たちと落ち合わなきゃいけないから時間ないよ、錦糸町でメシ食うくらいしかできないよ、と言っているのに「じゃあ、われ(武将的一人称)今から錦糸町向かうわ」と勝手に決めちゃうような男なんだぜ!武将。勝手にしやがれ、と思ってたらホントに来てやんの。
しかも知らないうちにサワさん(勝手にバーチャル彼氏と私が呼んでいる淋病疑惑の会社の人)も呼んでるし。サワさんがツーリング中だったところを無理矢理ツーリングやめさせたらしい。メイワクな力技の男。
錦糸町に着くと駅前中に和太鼓でリズムを取っている「ランバダ」が大音量で流れており、何の騒ぎだよオイと思ったらすみだ区民祭り開催中なのだった。そこでビールでも飲もうとしたらお茶かジュースしか売ってない祭りだった。錦糸町で開催なのに何を健全ぶってるんだか!
というわけで昼間から焼肉。4時くらいには新宿に行かなきゃいけないから早く錦糸町に来い!とみほぎ(私と同い年の大学2年生、遅刻大魔王)に連絡したのに4時過ぎに錦糸町にきやがった。どうしてこうしてみんな緩いんだよ。
(武将は「戦国お見合い 新橋 夏の陣」(武将直々に命名)でみほぎに会い、それ以降勝手に「姫御」と呼び出してやれやれなのだった)
だいぶ遅れて新宿到着、ちなみに電車の中でマーティー・フリードマンの話をしていたらキチガイに怒られた。
その後アルタ前で全員と落ち合う。武将たち対策で来る人来る人(ヤツザキと呼んでいる人)に
「ごめん、今日はシノって呼んでください」と頼むというマヌケぶり。
待たせてしまった方々、この場を借りてごめんなさい。

直前でいろいろ変化したりしたのだが、結局みほぎ、わやさんオオツボさん、おかもっちゃんという最初から来る予定だったメンツに何故か武将(音楽的な知識ほぼゼロ、昼間に「われ、ポルカとか好き〜」と言われたほど)とサワさん(グランジ〜メタル系好き)という大人数でロフトに入る。
ちなみにおかもっちゃんはホントにホントの初対面。いきなりマゾンナのCDを人に貸したりする人と聞いていたのでどうなることやらと思ったんだがナイスガイだったぜ。
ライブに関しては、ま、いろいろ出たけどマンヨッパだったのであんまり覚えてないんだよなー実は。
何杯飲んだのか覚えてないほど。アホだぜバカだぜ。全然しらねーと言ってた「RAZORS EDGE」というやつがよかったような。
エンケンはトリだと思ったら、変な順番のところで出てきたのだった。でももうワッショイワッショイした時点で感無量。不滅の男でまたまた感無量。となりのわやさんと一緒にやっぱりウホ!ウホ!連呼。あまりにも早く終わってしまったので、まだまだ後にバンド詰まっているのに「アンコール!アンコール!」コールが起こったのだった。ガバヘイさん(現地で会った)に至っては「エンケン〜!俺、ニール・ヤングいかねえよぉ!!」と叫んでるし。ああ夢よ叫べ、存分に。
そして最後の夢よ叫べは本当に本当に沁みたなぁ。
(余談だが「アイデン&ティティ」にエンケンが音楽の神様役で出るとか!ディランの役かよ!やべぇ)

もうエンケンで満足してしまったのでロフトを後にしてマイ誕生祭兼飲み会。
今度のメンツは先ほどの武将とおかもっちゃん、オオツボさんとサワさん(この二人は少年ナイフを見た後合流)というさっきのメンツに加え、ロフト内で会った総裁(つーか某スパンキーさん)、そしてこの飲みのために駆けつけてくれたるっぱちゃんという「ウホ!脈絡のない男だらけの誕生会」なのだった。私だけチンコないぜ!
でもチンコなくてもマンコある扱いを受けない場だったから居心地はよかったという。
それ以前に本当に私の友達は方向性などが全員バラッバラなのだよな。
オオツボさん曰く「会話のキャッチボールならぬ、会話のドッジボール」な飲みだった。
でもいい年も越えるとああいう、なんの繋がりもない(音楽の趣味が共通とか、会社の同僚とか以外)男ばかりが集まる機会もないのでよかったというか。(って女なんだけどよ、私は)
しかし職業がSEとかAVライターは違和感ないが、
「武将」「総裁」「オカマちゃん」
ってなんだよな。意味がわからんな。ま、職業じゃないけどさ。生き様(?)だけどさ。
しかし武将は「われ」を連発し、好きな武将と戦国自衛隊だとかの角川映画について語り、そんなに千葉真一が好きならキル・ビル見なきゃ!とみんなが口を揃えて言うと「(さも知ってるかのように)うん、うん。・・・それ知らない(角川映画じゃないから)」というとんちんかんな答えを戻してくる立派な傾奇者だった。
あと、まあ、これはしょうがないんだが「ねえ、シノはなんでヤツザキと呼ばれてるんだ?」と尋ねられいつも通り「ああ、高校の時にヤツザキって名前でマンガ描いてたんだよ(藁半紙にだが)」と屈辱的に答えていたところ、武将が
「ああ!われもマンガ描いてた!『こだまんが』ってのをな!」(武将の名前はコダマ)
と嬉々と言ったのにはマイッタよ、ほんと。
こんなに恥ずかしい名前を堂々と言える武将を前にして、私が会社に「ヤツザキ」という署名でメールしたことぐらい大したことなかったわ!人間としての器が小さかった!自分、と思ったよ心底。いやあ、天然の人はすごいね。
もうひとりの天然君であるるっぱちゃんはるっぱちゃんで、隣に座っている総裁の手をすっと握っていたのはビックリした。「武将・・・かっこいい」とか呟いたり、飲むとやたらズボンまくりたがりなおかもっちゃんの足を見て「・・・すねげ」と呟いたり、誰も勝てないよこれは。
あ、コバテクに続いてるっぱちゃんともキッスの世界したんだった!ほぼ同性だからいっか。

いやぁ、最高誕生日会でしたよまじで。おもしろかったー。
ちゃんと「シノザキに乾杯〜」と言ってくれた、普段はヤツザキと呼んでるおまいら最高。
(って本名ばらしまくりだが)

しかしオオツボさんやサワさんとプリンスの話したり、総裁おかもっちゃんるぱさんあたりでノイズの話したりしてたのでだかどうだか知らないが、今日、武将から来たメールに
「われはつまんねーやろーだなーと思った」
というよんぼり弱気な一言が。
↑のおもしろかったーってのは正式に言うと
おもしろかったー(武将が)。
なくらい、みんな武将の傾奇者ぶりに笑わされっぱなしだったんだがな。
音楽的な疎外感(ここのサイトと知り合うまで、おかもっちゃんが受けていたという音楽の趣味的疎外感と似ているような、似ていないような)を受けたみたいだけど、そりゃノイズ好きの人たちの会話に
「われ、ポルカとか好き〜」
って言ってる人は入ってこれないだろう。しょうがないだろう。
ノイズ好きな武将なんてなんか神経症っぽくて気持ち悪いので、「武将」で「こだまんが」で「ポルカ」ってのはすごく正解だと思う。ビバ!ポルカ武将!



あれ?私の誕生日会だったんだよな?
ヤツザキワッショイで「御輿やないんやから」になるんじゃなかったのか?

2003年10月05日(日)

23歳の私、男前系乙女節

23歳の私のラストナイトは、会社で残業、で、あるか。とほほ。

でも先ほどりえ坊さんからの電話をうっかり会社で取ったんだが
「ザーメン」という単語を3度くらい電話口で聴き、「死んだように殺伐とした職場で熟女にザーメンと言われている自分」というあまりにも愉快な状況っぷりに思わず大笑いしてもうた。大笑いというか、いつもの社長笑いなんだがさ。(いや、りえ坊さんは熟女じゃないけどな!「あほ熟女ざんす」ってHPやってるけど)

ちなみに昨日はマイアシスタント姉さんと飲んだのだけど
このねえさんも焼酎を次から次へ煽る煽る。あと15分くらいで終電だよーと言い出してから「じゃああと1杯イケル」と2杯分くらい飲んでいた。
おでこから目の上あたりをバッスィーンと叩かれたし。目から星が飛んだね、ホントに。文字通りひっぱたかれたのって久々だったなぁ。すっげー痛かったのに叩かれたほうも叩いたほうも笑ってると言う不条理なメスども。

ああ、こんな無駄口叩いている場合じゃなくなった。
続きは家で。つか休憩して蔵。


2003年10月03日(金)

YOUはSHOCK!GUN!

ンマー!また始まったよ収集癖が。
もうスヌーピーのボトルキャップ(30種類×2シーズン)の時のコーラ地獄ですっかり飽きたはずだったんだが、コンビニで「藤子不二雄Aコレクション」というものを見つけてしまい、獅子丸とシンちゃんどうしてもホッシェーと思って買ってしまったのだった。
ま、出たのは怪物くんのヒロシとミイラ男だったけど。心底いらない。
しかし藤子不二雄Aコレクションを名乗っているのに、魔太郎がないぞ!なんでだよ。切人のフィギア必要。あの気持ち悪さを是非三次元にしていただきたい。
変奇郎も欲しい、特にあのじいさん。
なんだか20世紀の漫画家シリーズと言うのでたくさん食玩が出ているようですが、松本零士も水島新司も食玩の存在を知っておきながらスルーした私だが、なぜか藤子不二雄Aはスルーできなかったのだった。何故だ!いや、カワイイキャラが大好きだからなんだが、柄に合わず。
あーあージョージ秋山食玩出ねぇかなぁ。デロリンマンとか銭ゲバとか間違いなく食玩向きだと思うが。内容はともかく。
あと、絶対でないだろうけどレコスケくんの食玩も買い。

しかし、申し訳程度にくっついていたラムネはとっても安っぽい味だったがうまかったです。くすねられたけど。

昨日はふらりと蒲田まで足を伸ばし、最近会っていなかった友達ともうずっと会っていなかった友達が働いている店へ。(前回行った時の記録はこれ
いやぁ、もう足掛け3〜4年の付き合いになるんだなぁこの人も。いろいろ状況も変わるもんだナァ。でもふらりと再会しても普通に喋れたのは心地よかったのだった。
「小学生マインド」も覚えてていただけたし。継続は力なり。(もうすぐHP自体は4年だよ!うわわ)
でもコレも音読されると恥ずかしいな。つーか音読して恥ずかしい言葉しか好んで使ってないあたりが、私がマゾ女、略してマゾンナ、むしろマゾコである所以か。
そして恒例のおまかせ料理はカレイとか馬刺とかステーキのハラペーニョ風とか。ハラペーニョの説明のときに「原カントクが〜」と小ネタを挟んで説明してくれたんだが見事に聞き逃した。ごめんキンちゃん。

しかし一緒に行った友達に延々、上祐のオフショットを見させられたのは面食らったけど。すげーよ、なんかNYの有名な橋の下で座禅を組む上祐!とかPCを見つめ微笑む上祐!とか。すべてオフィシャルHPからダウンロードしてきたらしいが(しかも携帯に)、アイドルのオフィシャルHPよりサービス度が高いんじゃないのかと。
なんか「上祐の手編みセーターBOOK」とか出ててもおかしくないくらいの勢いでした。
そして蒲田にある統一教会のアジトのようなところの前を歩いていたら、人が出てきたのを見た。なんだかとっても新興宗教に毒された夜。
でも久々に「人生の岐路ってやつは〜」「人生の転機ってやつは〜」と冬のリビエラも真っ青な語り口の、しゃべり場ちっくな飲みができて満足だ。ガード下でくだ巻いてるおっさんぽかったかもしれないけど。

しかし、いろいろとめでたい夜だったなぁ改めて。
全力で祝福するッス。いやぁ、楽しかった楽しかった。

その前日はトランシーバーのような携帯を5年近く使っていた友達の携帯が見事にリニューアルしたわけだが(しかもいきなり飛び級で最新機種。生意気)当然のように「使い方がわからずオロオロ」だったため、設定を手伝ってやる。
しっかし、メール打つの遅いでやんのな、この女子。
「アドレス変更しました」ってのを送るだけで5分もかかっていた。
でも、ま、こっちもめでたいことになっていたので微笑ましい限り。

あと大学のときの友達が無事再就職できたそうで、それもよかったなぁと思った。

私が「よかった!よかった!めでたいめでたい」とか書くとちょっとキモチ悪いが、あんまりそうは思わんでくれ。だってホントによかったって思ってるんだからさ。

そしてこれから一仕事の後は、VSマイアシスタント姉御(スナックのママ的辛口ねーさん)だ。早く仕事終えなけりゃ。
2003年10月02日(木)

私はセバドゥー(と携帯代替機)依存症の女

Never did and never will
It's just the way it's always been
I've made mistakes before
I'll make the same again
And all this tension we ignore
It surely works its ugly way inside

I have known that nothing's fair
And surely what did I expect
When magic slips into the air
And every day is another test
And all this tension we ignore
It surely works its ugly way outside

So let it build, let it explode
Leaving blood and shattered bones
Or bite your tong until you've forgotten what to say
And take another step back, until you find you've walked away

Silence's like disease, but I dare not say it hurts
Cause if I honestly react, nothing's ever gonna work
And all this tension back and forth
It's just the beauty of the ride


今までとかこれからとかは関係ないような
自分がいつもそうだというだけの話なんだが
俺は以前にも間違いを起こしてきた
これからも同じことを繰り返すんだろう
なんだか長いこと気づかないふりしてきたこの不安は
心の中をホントにぐしゃぐしゃにかき回しやがる

わかってたんだけどさ
他人と分かり合えるなんてできっこないこと
何を期待してたんだか
魔法は空気にすぐかき消されちゃうし
毎日は別のテストこなすようなもんなんだけどさ
なんだか長いこと気づかないふりしてきたこの不安は
自分の回りすらもぐしゃぐしゃにかき回しやがる

だから、築くことも、壊すことも成り行きにまかせちまえばいいよ
どうせダメになったら血と粉々の骨だけしか残らないんだし
それか言いたいことを忘れてしまうまで舌を噛んで黙ってればいいじゃん
やなことがすっかり立ち去ってしまうまで一歩後ろに下がってりゃいいじゃん

沈黙なんて病のようなもんさ
けども、「痛い」なんて言わないけどね
いちいち正直に反応してたらなんにも上手くいかないことを知ってるし
不安ってやつはどうにもこうにも行ったり来たりしやがるな
そいつが「人生の美点」ってやつなんだと
よくわかんねーけど




英訳はさっぱりできないので当然意訳です。しかもヤツザキ流。
英語喋れる人、多めに見てクレ。間違ってても指摘してくれるな。
これはセバドーの「Beauty of the Ride」っつー曲で、私が胸張って言える私を支えてくれた曲なんですが。(まあ、ダイナソーとかセバドーの歌詞はすべて青春つーか私の支えなんだが)
高校のときにこの「俺は以前にも間違いを起こしてきた これからも同じことを繰り返すんだろう」の一節にひどく心を打たれたもんである。
てか、これ自分じゃん!て強く思ったんだよな、すべての歌詞通して見ても。
もう今じゃ思い出せないような、ささいなすれ違いとか依存され疲れの時に出会ったこの曲には本当に支えられたなー。
そしてもうこの曲と知り合って8年くらい経つけど、未だに私はこの歌詞から逃れられないな。本当に同じ間違いを起こしつづけてるよ、自分でもビックリだよ。
ま、今までとかこれからとかいう話じゃなくて、そういう性質だと言うだけの
ことだからしょうがない。
言わなきゃいけないことをはっきりさせるのはすごく残酷なことに思えて
言わなきゃいけないことをはっきりさせずにすごく残酷に見捨てるという。
なんだかね。こればっかりは性分だからなぁ。
自分が男だったらとんだ腰抜けですよまったく。


というわけで辛気臭い話はおしまい。
一日遅れですが3周年、しかも当日はしょうもねえ日記をウプしてしまって申し訳ない限り。ドッキリみたいなことがしたかったんだけどなほんとは。
あ、ついでに9月29日の日記の訂正だけど、浜ユウスケカラオケショーの時に曲が始まる前に流れていたジングルはものまね王座決定戦のものではなく、スターどっきりマル秘報告の時に流れる音楽でした。コラーおじさんの時とか、ブーブークッションの時に流れるやつ。わかるかなー。

それはともかく、なんだかんだでこれからもよろしくお願いいたします。
そして掲示板には書いたけども、また携帯が壊れて代替機生活でございます。
7月、8月、9月と「月刊 ケイタイクラッシャー通信」みたいになってんのな!「携帯月経」でもいいけど。
やっぱり生活形態を変えないといかんのか。
お、偶然だけどうまいこと言った!自分。座布団持ってこい。



ついに今週は誕生日なので、最近飲んでない人、会いましょう!
しかしルー・バーロウは英語使いなのに歌詞がダイレクトに伝わってきて、さすがだなぁ。詩人だよ立派に。
あ、私の好きなジャンルはローファイだったのか。今納得。

ついでに。同じルーの詩人繋がりで。

「私はうつ依存症の女」

ルー・リードが本人役で出てるそうで。見に行くしか。

2003年10月01日(水)

たまにはババンと@三周年

日記三周年ですが、日記書くの飽きちゃった。

気が向いたら再開します。
明日かもしれないし、半年後かもしれないし。


















っていう風にぱっとやめてみたい。やめられないんだろうけどさ。
今ネットちょっと辛いかも。
2003年09月30日(火)

全てを欲しがるこの一日を 代わりに日記に残して行こう(ホフディラン風)

ホフディラン風っていうか、ホフディランの歌詞変えただけジャン!
昨日はお昼過ぎに起き、「今日は欲望に忠実に生きる!自分癒しデー!」と決意。

もう東北巡礼以来遠出をしていなかったので、「特急列車に乗ってビールが飲みたい」という欲望を果たすべく、錦糸町から特急に飛び乗ってやろうと思った。で、時刻表をパラパラ捲っていたのだが休日の錦糸町は特急列車がほぼないでやんの。しかも中央線がトラブってたせいで西行きは断念せざるを得ない状況。否応ナシに房総半島方面に行くしか。
ま、そもそも錦糸町は平日だろうが休日だろうが特急ほぼないんだけど。
その前にタイ料理がどうしても食べたくて「ゲウチャイ」へ。
ンマイよ!グリーンカレー食べたかったけど、鶏肉がゴハンの上に乗ってるやつ。(で、辛いタレをかける)タイ米が好きなのだよな、あータイ料理だったら一週間連続でも食える。いや、カレーだったら毎日でも食えるぜ。いやいや、中華だって毎日でも食えるんだが。和食だって毎日食えるんだが。ラーメンだってそばだって(以下略)
で、腹がこなされたので亀戸で前に欲しかったものを見なきゃなーと思い亀戸に移動。無事に残っていたので迷うことなく購入。グァテマラの服なんてそうそうないからな!
すると真ん中の広場がなんだか賑わっているので、覗いてみると・・・
なんと中年アイドル親衛隊がジャンプしまくり、「ハイ!ハイ!ハイ!」叫びまくり、手拍子叩きまくりという愉快な地獄絵図が。
おわ!まりエックスショーまたやってんのかよ!
即座にそう思った。そして、全く持ってその通りという。
前の日記にも「地獄絵図」という表現を使ってるが、今回の鈴木まりえショーのほうが地獄絵図度がアップしておりましたよ。なんつっても親衛隊の数が格段に増えてやがる。四方八方にまりえックスファンが3人一組くらいでいやがんの。なんか手の叩き方もオーバーリアクションぽく変化してたぞ。人数が増えて恥じらいが軽減されたのかしらないけど。
そしてなんといっても前回、自作のハート型の型紙付きたすきをサンドイッチおじさん(新宿とか上野でよく見かけるストリップとかヘルスの看板を体の前後につけてるルンペンっぽいジジイ)のようにつけていた中年バカは今回、へインズかグンゼかよくわからない白Tシャツに汚え字で「まりエックス」と書かれた(無論前後に)ものを着て参戦していた。もちろんハートもでっかく書き込んで。今回はヤンキーに後ろからちょっかい出されることもなく、心なしかのびのびとしていた模様。
そして当の鈴木まりえ本人の格好も時代逆行速度が思った以上に加速されていたのだった。80年代後半〜90年代初めアイドル的服装ってのも加速していたけど、それ以上に「ええ!?」と思ったのが靴下。よく小学生が履くくるぶしくらいまでの長さの、フリフリレース付きの靴下だったぞ!いや、私がアレ履いていたのは幼稚園の頃までだった気が。もうロリータとかいう次元じゃない。
幼児退行というやつですか?
しかしなぁ。やっぱりプロフィールの「1978年生まれ」はまやかし!と思いました。CoCoとか歌ってたぞ。全パートひとりで。
まあ、うちの従姉妹(1978年生まれ)も「今、小学校で流行ってる事はCoCoとリボンと中嶋美智代の振り付けをみんなで練習すること」とのたまっていたような乙女塾信者でしたが。

なんだか遠くに行きたい熱が増したような、減退したようななんとも言えない気分になり、とりあえず錦糸町に戻る。

さあ、どうしよっかなーと錦糸町北口でたばこを吸っていたらなんかまたミニコンサートみたいなのがやっていたので見るともなしに鑑賞。
今度はさっきと打って変わって演歌ダッタヨ。
これが、今日びありえないほどの赤いラメのジャケットを着た若手の演歌歌手なのだった。あ、演歌じゃ語弊があるな、歌謡曲だった。
昭和歌謡はかっこいい/ブームだとかいうけれど、そういう一過性の流行とは違った普遍的なものもあるわけで、普遍的なものという言い方じゃちょっと適当すぎたが、いわゆる「ベタ」「流行にはなりえない」「決して明るいもんじゃない」というところというか。そういうのがぎっしりと詰まっていて、ちょっと切なくなる場面多数。ステージ前に20席くらい並べられたパイプ椅子におじさんおばさん多数だとか、なぜか曲が始まる前に「ものまね王座決定戦」で流れるジャジャンジャジャーンというハッスルなジングルが流されたり(そしてその後ディープなブルースを歌う)とか、「すいませんが、スタッフの方、私のヴォルヴィックを取っていただけませんかねー」と曲の合間に頼んだりとか。途中、自分のオリジナル曲なのに「すいません、歌詞を忘れてしまいました〜」なんてのもあったが。
けども、まあ、こういう切なさ込みだからこそ歌謡曲は沁みるんだなぁと思った。「俺節」がよみがえってきた。錦糸町は俺節っぽいもんな、ピーナ沢山いるし。テレサ選び放題!
そんな感じで思っていたら「錦糸町ブルース」なる曲を本当に歌っていた。
そして「亀戸の飲み屋で勉強させてもらった曲を歌わせていただきます〜」と言って「あんたのブルース」を歌う姿勢。あ、亀戸の飲み屋ってとこな、注目は。こんなに地元名が出てくると、ちょっと感慨に浸るもんがあるね。でも関西弁だったのがちょっとがっかりだったけど。
ま、山本譲二もあんなにみちのく歌ってるけど下関出身だしな。
あー俺節読み返してぇ熱が一気に上昇。
ちなみにこの歌手の人は浜ユウスケという人で、最後に歌った「ゴールデン街モテ男」という曲はよかったっす。全体的に女心しんみりな歌詞が歌謡曲の王道でいい。やっぱ歌謡曲はジェンダーフリーでないといかんよ。
しかし、ゴールデン街でブルースで苗字が浜・・・渚ようこが浮んでくるな、どうしても。

この時間には完全に旅がどうでもよくなってた。楽天地で「シティ・オブ・ゴッド」やってると知っちゃったし。しかしレイトショー。一旦家に帰る。
タイミングよくか悪くかよくわからんが、両親が焼肉を食いに行くと言い出したので久々に焼肉を食らった。でも両親と一緒に行くと赤身ばっかなんだよな。
で、酔っ払って楽天地の温泉に行こうと思ったが映画の時間もあったので近所の銭湯に寄ってぐったりし、ようやく「シティ・オブ・ゴッド」鑑賞。
なんといっても音楽の効果が素晴らしい。スピーディーな編集にサンバの喧騒が的確にハマるんだ。ボサノヴァやアフロビート、ソウル、ロック、すべての音楽の使い方が非常にセンスがよくて小気味いい。映画見てて自然にリズム取ってしまうことなんてそうそうあるわけではない。
映像の編集も、画面の使い方も、話のテンポも展開も、どれを取っても臨場感たっぷりで飽きさせることがない。スラムの現実(ヒストリーだけど)がひしひしと伝わってきて、それでいて目を背けたくなるような嫌な感じがないなんて奇跡的ですらある。そういう事実だからしょうがないというか。
殺伐としているどころかなんだか笑っちゃう(正確に言うと顔がにやけちゃう)場面が多かったし。でもベネのシーンは泣いてしまったけど。
主人公の話だけが「パンツの穴」的なオボコぶりだったのも重要。
いやぁ、改めてそりゃプライドじゃ誰もブラジリアンにはかなわねえよ!グレイシー一族のストリートファイトもすげかったらしいし!ノゲイラの背中の傷もこーいうことだしな!と思った。
展開が展開だっただけに、もう一度最初から見たくなる映画でした。
ていうか見ろ。
(そういえば同じブラジル映画で内容は正反対の「セントラル・ステーション」見た時も、簡単に人が殺されたりしてたなぁ。全然違う映画なのに根底に流れるブラジル貧民の現実は一緒と言うか)
ついでにブラジリアンのセックスはフットワーク軽いネ。全裸で窓から逃げ出す機敏さとか。あ、マリオ・スペーヒーのセックスは濃厚っぽいけど。すごくねちっこいクンニとかするんだよ絶対。ポルノ男優並みの喘ぎ声を上げそう。(もう5万回くらい言ってるけど)

ところで明日で日記書き始めて3周年なのです。
続けるもんだねーいやホント。つうわけで明日は自分で選ぶ印象に残っている日記特選でもやろうかと。去年もやったけど。
明日だけはオナニーを許して!
つか、欲望に忠実に生きた一日の割りには性欲関係はほったらかしだったな。
ま、メンスだからしょうがない。
そして、これで自分が満たされたかどーかは秘密だ。遠出してないからな。

そいつは10月中にどうにかこうにかする予定。
2003年09月29日(月)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


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