たべましたか

2009年11月09日(月) ベイブレ#32

なんだか話のつながりが分かりにくい回でした。
しかし遊の腹黒ショタっぷりが大変良いですな。このアニメは、腹黒キャラの魅力が最大の見所です。

腹黒といえば氷魔ですが、今回はお約束の「ここでは僕が有利です!」を言ってくれませんでした。
さすがに公式戦で有利とかないし。
策略をめぐらせる→自分の有利に勝ち誇る→でも負ける、というのが氷魔のパターンなのですが、策略部分がないとただのやられキャラですね。
・・・こんなんが主人公の幼馴染なのか。

さて、優勝はキョウヤさんだったのですが、おもいっきり漁夫の利勝利ですな。
しかも、実力で勝った風を演出しようとして、ケンタをいったん助けておいて瞬殺。
なんかひどいよ!まさか、キョウヤさんも腹黒キャラだったなんて…
ボケ純真な子だと思ってたのに!

でも他に比べて腹の黒さは薄いか。



2009年11月08日(日) 戦慄迷宮良かったかもしれない!?

大変評判のよろしくない、戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTHを見に行ってきました。

ネットで散見した感想だと、「怖くない」「3Dの意味がない」とか散々です。

うん、確かに3Dの意味はあんまり無かったよ…;

これは単に「まだ演出・観客共にが3D慣れしていない」というのが原因だと思われます。

狭い空間の臨場感が思ったより3Dで出なかったように思えます。
もっと周囲のオブジェが迫って来るような3D演出をしたら、日本独自の「空間を描く」3D表現ができたのではないでしょうか。

逆に観客の方は、「せっかく3Dなんだからいろいろ飛び出してびっくりさせて欲しい」という感覚があるので、映画を見た時のがっかり感は大きかったのかもしれません。
でもこれって、3Dが当たり前になって来たら関係なくなってくるのでは?

それに私としては、アバターなんて観たら絶対酔うと思うので、あんまり飛び出して来ない方がいいんですけど。

ただ、冒頭のシーンでカーテンをナメるあたりとか、割といいと思ったんですよねー。こういう「手前にあるものの、奥を想像させる」みたいなのは3Dでいい効果が出るかもです。


お話の方はそれほど大した話ではないし、登場人物の行動にも不自然さが付きまとうという、映画としての評価があまり期待できないものだったわけですが。


でも、なぜか気に入ったんだ!

なんでかなー、と考えてみたら、私の最大お気に入り映画というのが大抵、「どこかの時空間に閉じ込められた悪夢」の話なんですよね。
ドグラマグラとか、箪笥とか。
呪怨や輪廻といった清水崇監督作品って、基本的にそんな話ですよね!?

そして何より、押井映画です。清水監督が押井守の「ビューティフル・ドリーマー」を原点にしているのは明らか。
今回もそれを思い起こさせる演出があったし、やっぱり「責任とってねv」的セリフで落ちるんですよ。

あー、そりゃあ感覚合うはずだわ。

というわけで、『悪夢の話』だと考えれば『戦慄迷宮』は楽しめる映画だと思います。
状況の不自然さ(例えば、死んだはずの人が突然帰ってきたら警察に連絡するだろう!とか)も、悪夢の中で判断力が鈍っている感じによく似ているし。
何度も繰り返す後悔、というぐちゃぐちゃした心は結構好きです。



2009年11月04日(水) 丸尾末広の芋虫読みました。

乱歩原作の丸尾末広漫画、前回のパノラマ島はかなり好評だったんですね。
良かった良かった…?
うーん、素晴らしい作品だと思ったけど、エログロがそこまで好評なのってどうなのか。
私にとってはいい世の中であることは間違いなののですが。
芸術の本質はエログロのようなものなのだと思うわけです。

実は、今回の「芋虫」は、パノラマ島と違って読んだことがなかったりします。
だから丸尾末広オリジナルのような気分で読んでたら、全く丸尾末広オリジナルな漫画でした;
だって、いつもこんな感じですよね。

パノラマ島は、第一弾としては最高のセレクトだったと思います。絵的な絢爛豪華さがあるし、何よりもあの『人間花火』の話です。

それを踏まえたうえで、第二弾はよりマニアックな「芋虫」。
さすがに第一弾がこれだったら、受け入れられた人は多くはないでしょう。
でも、すばらしい!初見の人には勧められませんが・・・
えーと、パノラマ島を読んで良かったと思う人だけ読んでください。そして、「少女椿」に行くのです。

戦前〜戦後日本の汚さに対するロマンティシズムというものがあると思うのですが(アニメでは墓場鬼太郎がそれに近い感じ)、乱歩はそのジャンルの代表的な一人ですよね。
「芋虫」はそこを表現した名作です。



2009年11月01日(日) ベイブレ#31

前回は銀河と深海のバトル一本立てだったのに、今回は4つのバトルが同時進行。
しかも、来週の決勝戦は残りの全員でバトルロイヤルだとか。

時間がおしちゃってるとしか思えません。進行悪過ぎですよ。
ダメだなWBBA。まあ、ダークネビュラ主催の大会に平気で協力するようなダメ組織だし。

ところで今回の適当顔の双子、ダークネビュラ潜入の時に出てきたんですね。
すみません、覚えてません。
でもいい感じにダメ人間なところ(「僕の作戦は完璧だった。負けたのはお前のせい」なところとか)は気に入りました。

あと、ヒカルとキョウヤのバトルですね。
こいつらキャラ被ってるからヒカルの方は消しとこうという思惑
じゃない、熱血キャラ同士の熱い戦いが見れました、と書いておこう。


 < 過去  INDEX  未来 >


ねこめし [MAIL]

My追加