三月の吐息...三月

 

 

雨 - 2003年01月27日(月)

一日中、雨だった。
ずいぶん長い間
まとまった雨が降らなかった。
昼間に雨を見たのは
いつ以来だろう。
別に意味はないんだけどね。



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乾いた声 - 2003年01月26日(日)

からっぽな日曜日
以前とは違って
やらばければいけないことも
やりたいことも
分かっているのに
なにもする気になれない
試しに
声を出して本を読んでみる
乾いた声は
すぐに消えていく。





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嗚咽 - 2003年01月25日(土)

一人ぼっちの夜は
いつ以来だろう
無為に時間を過ごし
終にふとんに入った途端
涙があふれてきた
誰にも遠慮することはない
自然と嗚咽していた

理由もなく
吐き出したいものも分からないまま

ほんの短い時間

泣いた。



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週末 - 2003年01月24日(金)

日常生活に流され
気がつけばもう週末
言い古されてはいるが、
つくづく
世間をうまく渡っていくのは
難しい。
わたしは
ただ静かに流れていきたいのに。


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きっかけ - 2003年01月20日(月)

きっかけのないままに
時間だけが流れていき
ますます
きっかけがなくなり
どんどん
時間が過ぎていく
それでも、
つながりを信じて
いこう
生きていくために。



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声 - 2003年01月19日(日)

メールでもいいのだけれど
なぜだか
急に
声が聞きたくなる時がある
その人の振動が
伝わり
わたしの振動となる




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薄暮 - 2003年01月14日(火)

いつも定時には仕事を終える。
コートをはおって外にでると
真っ暗だったのに
今日はまだかすかに光が残っていた
すこしづつ日が長くなっている
毎日すこしづつだから
気にかからないのだけれど
3連休の時間が
変化に気がついた
また春が来るんだ・・・はぁ〜
節分と聞くだけで
むずむずしてくる・・・
ああ
花粉だ。








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at home - 2003年01月10日(金)

お正月の休み以来
家にいるのを楽しく思うようになった
なんと環境に流されやすいものか。
そのうえ休みあけは非常に忙しく、
この一週間で半月の仕事をした
今、明日からの三連休を前に
小躍りしたい気分。




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日常始め - 2003年01月06日(月)

今日から仕事が始まった。
当然働かざると食えない、のだから
どんなに憂鬱でも仕方ない。
少し早めに家を出る
思っていたほどには車は多くない
のろのろ着替えて
重い足取りで階段を上がる
事務所の寒さが
さらに家を恋しくする。
適当に話の話に入ったり入らなかったり
細切れの仕事をこなしていくと
自然と時間が経っていて
第一日めはなんとか終了。
帰りのスーパーはもう春気分
苺のお菓子を買うが
なぜか食べる気にならなくて
結局いつもの定番を食べた、
生活も日常に戻る。



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ブルーサタデー - 2003年01月04日(土)

もてあますかと思っていたお正月休みも
あっという間に過ぎていき
今日はもう土曜日
月曜から仕事が始まると思うと
すでにブルー
あまりにも気にしないでいた髪の毛も
きれいにカットして
少しは気分もUPだけれど
たっぷりと身についた脂は
すぐには、どうにもならないなぁ。



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元旦 - 2003年01月01日(水)

夜更かししたにも関わらず、
朝早くから目が覚める。
お正月の楽しみは、元旦の新聞と年賀状。
さっそく新聞受けにいくが、
あれ、思っていたより随分うすい。
年々チラシも少なくなっていく、さみしいものだ。
内容もさしてふだんと代わり映えせず、
すぐに折りたたんで新聞ストックへ。
年賀状も、出した数にははるかにとどかぬ数しか来なかった
しかし、不思議なもので、
少ないわりに、こちらが出していない人から幾枚か。
申し訳ないが、嬉しくありがたい。
さっそく年賀状を書く
初詣の途中に投函しよう。
雑煮はないが、
祝い箸をそえる。
去年のお正月を思い出してみるが、
思い出せないまま
ま、いいかと、
この穏やかで安らかな時間を大切にしよう。




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