三月の吐息...三月

 

 

別れ - 2002年08月30日(金)

縁あって集まった仲間との別れ
出会いが目的ではなかったにせよ
同じ時間を過ごした人々
もの足りないくらいのつながりだから
支えあえる時がある
短い時間だからこそ
見えるものがある


また
明日からひとりと半分。



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青い鳥 - 2002年08月27日(火)

青い鳥はいつもそばにいた
手を伸ばせばいつでも届いた
ずっとそう思っていた
でも、気づいた
手の届くところにいる鳥だけが
わたしの青い鳥だった
窓の外に本当の青い鳥がいると
思いたくなかった
自分の部屋を出ることが
あてもなく探し歩くことが
探し廻った果てに青い鳥を見つけ出せないことが
何も手に入らぬことが
怖かった




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願い - 2002年08月25日(日)

ちょっと認められたからといって、
いい気になっているのではなく
見返りを期待してるのでもなく
当然、ご褒美を要求しているのでもなく、
ただ素直に
願いが叶うように祈る



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報われる瞬間 - 2002年08月24日(土)

何も疑問に思わず
ただひたすら、
目の前の課題に取り組んでいた
役に立つとか立たないとか
そんなこと考える時もなかった
ただ一生懸命だった
見返りなど頭の片隅のも無かった
妥協するのがいやだった
投げ出したくなかった
ただひたすら走っていた

そうして、
そっと水を差し出してくれる人がいた
がんばれと声をかけてくれる人がいた

これが
努力が報われた瞬間だと強く感じた
なにより嬉しかった。


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夏の満月 - 2002年08月22日(木)

夏は、
月よりも星の印象
七夕祭り、
流れ星に願い、
夏休みに見上げた満天の星空

八月の満月は
ひとりぼっちで空を照していた
美しいが少し寂しげ

秋になると、
また、皆が愛でる。
豊かな実りと和で。






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虹の彼方 - 2002年08月14日(水)

夕方、何気なく空を見上げると
こそには、光かがやく魔法のリボンが架ってあった
完璧な虹だった
くっきりと空に大きな半円をえがき
一色たりとも光を失うことなく
一ヶ所たりとも雲に欠けることなく
堂々と存在を主張していた
こんなに美しい虹をみたのは何度目だろう
思わず、over the reinbow を口ずさんでいた。



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高い敷居 - 2002年08月11日(日)

敷居を高くしたのは
間違いなく自分自身なのだけれど、
できれば、逃げてしまいたい
敢えて耐えなければならないのか
行きたくないな
会いたくないな
そうは言っても・・・



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段差 - 2002年08月05日(月)

今日からまた日常生活が続く
しばらくお休みしていたウォーキングも再開
少しゆっくり軽く歩いてみる
さすがに、ちょっとシンドイ

思うのは、
歳とともに日常と非日常の境目の段差の
上り下りがキツクナッテきたような・・・
若い人は、ひょいひょいっと渡っていくのに
このところ時間がかかるようになってきたなぁ。


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八月は夢花火  - 2002年08月01日(木)

夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
青空に 残された
私の心は 夏模様
夢が覚め 夜の中
永い冬が 窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 想い出のあとさき
夏まつり 宵かがり
胸の高なりに 合わせて
八月は 夢花火
私の心は 夏模様

目が覚めて 夢のあと
長い影が 夜にのびて
星屑の空へ
夢はつまり 想い出のあとさき
夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
八月は 夢花火
私の心は 夏模様
Mu…………





...



 

 

 

 

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