僕の、場所。
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僕の、場所。

今日の僕は誰だろう。



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何度目かの転生に気付いて

なんだ、

今度はそこで

生きていたのかい、

君は。

気付くのがこんなに遅れてしまった。





そういえば

君は来年

どこで何を

しているのだろうね?


image

縁起でもない想像を

時々

繰り返す。





それは

唐突に人を失う悲しみは

もうご免被るからで





突き詰めれば

もし失えば

僕は確実に

悲しみのどん底に堕ちるであろう

そんな君がいるからで。





もう

誰も失いたくない、なんて

我が侭極まりないのだけれど……。


in the train

子供みたいに高い体温

愛しくてたまらない



そっと抱き寄せて

腕の中に君が居る事 ただそれだけで

なんて幸せなんだろうと思う

いつまでもこのまま、なんて有り得ないだろうけど

出来る限り長い間

そのままで居たいと切に願った





撫でる手も 囁く声も

全部僕の本音なのに


きっと君の心を何一つ動かせないまま…


思い出の町並みに

かつての暑い日

「君」と2人で歩いた通り

僕の隣に歩いていた「君」は多分それっきり






今再び 懐かしい通り

少しも変わらない風景に苦笑浮かべて

僕は「君」を思い出し

そして隣に居る君たちを愛しく思えた





「君」よ

まだ僕を覚えているかい

まだ僕を思い出してくれるかい

君は今

幸せだろうか







愛していたよ

愛しているよ






Love, Kyoto.


同じ世界で

ほら、空を見上げてよ
きれいな青空が見えるだろう

君の見ている青空の下
僕も同じ空を見ているから



風の音に耳を澄まして
温かな囁きが聞こえてこないかい

君の髪を揺らした風は
いつか僕の頬をくすぐるから



裸足で地面に立ってみて
確かな命がそこにあるんだ

君の立っている地面の上
僕も同じ土を踏んでいるから








君を想はば

愛おしさ

君を無くさば

悲しみ 溢るる


build

目の前に高い高い壁が聳え立つようで

僕は息を飲んでそれを見つめた。

言葉も無くただ僕の行く手を阻んだそれは

深い深い悲しみの色をしていた。

凭れかかれば背中が冷えて仕方ないし

蹴りつければ足が痛んだ。

仕方がないから僕は進路を変えて

壁に沿って歩き出した。

何処までも何処までも続くかのようなそれは

ある時ぷつりとあっけなく途切れた。

僕はやっと壁の向こう側の世界を窺って

そして

世界の終わりを見た。


short short

愛しているよなんて

陳腐な台詞など言えやしないが

まあ、自信を持って言えるのは

「君に幸せになってほしい」。


最近は

僕のエゴだけで
君の決意を覆そうと躍起になる

だって
君の居ない世界なんて
寂しすぎて
困ってしまう


やっぱり

何が良い事かなんて分からないけれど

とりあえず僕は

君が好きだ。


時々

見つからない言葉捜して

僕の思考は宇宙にのまれる

交感神経が切り替わる瞬間を見た

眠い

眠れない夜…


17:40

きっと君は現れない

そう確信する放課後、交差点

人込みの中





いつか見た夕焼けの景色の中で手を振る





だって僕はもう帰れない

また放浪する放課後、交差点

人海戦術の犠牲となる




この愛しさをどこまでも

何処までも続く線路に乗せて

君の町へ送り届けることが出来たなら






あの日知った温度の中で目を瞑る


前線

保障されぬ未来に辟易

行き止まりの塀に罵声呟き




見上げれば夜空は低く灰色

真っ黒になりきれない夜空が滑稽で仕方ない


進行表 8.誓約

「神の定めに従って

私はあなたを妻とします。

これから先

健康なときも病気のときも

健やかなるときも禍なるときも

豊なときも貧しいときも

あなたを愛し

あなたを敬い

あなたに仕え

あなたと共に生涯を送ると

約束します。」





















「神の定めに従って」行う儀礼の最中

無神論主義者の僕は

ステンドグラスに注ぐ陽の光に

ただただ見惚れているだけ




もし誓約する相手がいるのならば

僕にとってそれは「あなた」自身に他ならない





不公平な神も

見守るだけの釈迦も要らない

ただ「あなた」だけ


無期限

おかえりなさい

おかえりなさい




また君の言葉が

君の存在が

僕を癒してくれるよ




おかえりなさい

僕の愛しい人。


正直な話、

君が笑ってくれる事の

他に

一体何が僕を勇気付けると思う?


どうして

どうして?

なんて問うのはやめてみた


無力な僕をおいて

時計の針だけ進んでく

チッチッチッチッチッチッチッ

知らない間に進んでく

チッチッチッチッチッチッチッ

僕をおいて進んでく

チッチッチッチッチッチッチッ

僕が死んでも進んでく

チッチッチッチッチッチッチッ

君が死んでも進んでく

チッチッチッチッチッチッチッ

何もしてないのに時間だけ

チッチッチッチッチッチッチッ

チッチッチッチッチッチッチッ


我叫管理人

何気に連続投稿。



我的"My登記"日記之中,几个人開始学習漢語。


説真的,我学習両年漢語・・・




というような感じで、少なからずびっくりしている管理人です。

何かの時はお気軽にメールでも頂けると、お力添えできるかもしれません。

何故か、他の言語を始めたという話は聞きませんね。




実は僕、大学ではそっち系の専門に在籍、という経歴を持っていたりするのです。

良ければ使わない辞書や教科書など差し上げますが…。笑。




なんてね……。珍しいな…。

少しずつキャラが変わりつつある管理人でした……。


もしかしたらこの日付のは後で消すかもしれません。
改めて記しますが「管理人です」と名乗った時は、創作では書きません。


悲観

結局

俺に出来る事なんて

何も無いのに


素直に

日付が変わる瞬間や
カレンダーで日付を確認してふと気付く
僕は僕で予定があり
貴女は貴女で大切な予定があった

僕が朝日に見惚れた日
意識を手離したとき

きっと貴女は闘っていたのだろうと




袖擦り合うも、とは良く言ったもので

いくつかの偶然で僕は貴女に声援を送りたい








管理人@サイトマスター

ある一人の女性へ


wish

幸せで居て欲しいと
そう願う

僕の 博士も姫も。…通りすがりの天使にも。



あなたたちは今 幸せだろうか?



今 声が聞こえなくて


僕はちょっと寂しかったりする。


午後

日課が削除されて
独り、ぼんやり

日常のつもりだった事が
いつの間にか
思い出の中




独り
晴れた日
膝を抱えてみる


NOT FOUND  text7.turning

ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
っぴーっぴーっぴーっぴーっぴーっぴーっぴ
「……るせぇ」
 カチリと切ってやる。
 流石に三段階変化を面白がる余裕なんて無い。だからこそ選んだ時計だが。
 しかし冬の朝は、もう9時とはいえ朝は、寒いのだ。再び寝ようとする。
「んん…朝ですかぁ…?」
「…」
 女の子の小さな声が、僕を一気に覚醒させた。
 そうだ。カヤが居たんだ。僕の、部屋に、カヤが。
 布団から頭だけ出して、炬燵布団の膨らみに目を遣る。制服の腕が伸びて、テーブルの上の眼鏡を手探りで掴み、そしてまた腕が消えた。
「………おはよう、カヤ」
 冬の朝特有の不機嫌さを押し殺して、できるだけ穏やかに言ってみた。まだ眠そうな朝の挨拶が返って来る。
「…アキトさん、今、何時ですか?」
「9時だよ。今コタツつけるな…」



 朝食は何も無かった。食材が無かったのだ。僕が午前中に起きている確率は極めて低く、基本的に朝は食べないのだ。
 いっそのこと、という訳で朝食も兼ねて外へ出る事にする。ファーストフード店で午前9時半という中途半端な時刻の街を眺めながら、窓際の席でホットケーキを食べているカヤを僕は見ている。
 セーラー服で平日の昼間に連れ歩くわけには行かず、彼女はセーラー服のスカートの上には僕のTシャツとカッターシャツを着、ジャンパーを羽織った。同じ服なのに、僕が着た時とはどうしてこうも印象が変わるのだろうか。セーラーとは別の可愛さがにじみ出ている。
 そのカヤが、ふと気付いたようにフォークを止めた。
「あ、アキトさん」
 コーヒーカップを傾けながら、目だけで促す。
「昨日はありがとうございました」
「んー、何もしてないよ」
 朝食を食べて僕は機嫌が良くなりつつあった。ここのコーヒーは、まぁ、不味くない。
「いえ、だからです」
「え? …………………あ、ああ。なるほどなぁ」
「はい」
「まぁ…そりゃ…なぁ…」
 こっちが照れてしまった。




 カヤを横に、見知った町並みを歩く。引っ越して以来、気分の良い暇なときに足を運ぶ、僕のお気に入りの通りへ向う。
 そこは何故か懐かしさの漂う通りで、木造の駄菓子屋や古本屋や怪しげな雑貨屋、かと思えばビーフシチューのめちゃくちゃ美味しい洋食屋がひっそり建っていたりする。
 そこで馴染みになったコーヒー屋のマスターは旅行家で、時々思い出したように語ってくれるヨーロッパの国々の話が僕は好きだった。
「おやヤスハラ君。彼女かい? それとも、妹さんかい?」
「違いますよマスター…。アメリカンとカフェオレ頼みます」
 カヤは何も言わずにぺこりと頭を下げた。僕らは奥の席を選んだ。
「…私はアキトさんの何なんでしょうね? お友達ですか?」
 席についてからしばらくして、カヤは悪戯っぽく笑った。僕は返事に困る。
「じゃあ、僕はカヤの何だろう? お友達かな?」
「うーん………。分かりませんね」
「僕もだ。さて」
 ファーストフード屋のものとは比べ物にならない絶品のコーヒーとカフェオレが運ばれて来たので、僕は一旦言葉を切った。サービスだよと言い、マスターはカヤの前にマシュマロを載せた皿を置いた。ありがとうございます、と微笑むカヤの澄んだ声はやはり可愛いと思う。
「さて、お昼はお薦めの洋食屋を紹介するとして……」
「アキトさん」
「分かってるよ。でもな、あと二時間やそこらで見つかるようなもんじゃないだろ」
「…そうですね…。あ、あの…実は私、昨日ヘンな夢を見たんです」
 ふぅ、とため息をついてカヤはカップを手に取った。
「もしかして、それって………空を飛ぶ夢か?」
「…アキトさんもですか!」
 頷く。
「はぁ……そうですか…。やっぱり先にアキトさんを探して正解だったんですね」
「みたいだな」
 僕とカヤが出会ったことで、次のステップに進む条件が揃ったようだ。これから、色んな事が、変わってしまう。僕のこの先も。
「あ、美味しい…」
 カフェオレを飲んだカヤが呟くと、マスターが椅子を持って僕たちのテーブルの横に座った。
「嬉しいねぇ。ありがとう、お嬢さん」
「あ、マスター」
「お邪魔して宜しいかな? それともデートの邪魔ですかな?」
「いえ、どうぞ。彼女に何か面白い話はありませんか」
 もしかしたら、と僕は思った。カヤも気付いたようだ。
「そうだねぇ……」
 眼鏡の奥で、マスターの目が細まった。何かを思い出そうとするとき特有の顔。
 僕らのほかには客の居ないコーヒー店は、静かに静かに80年代の音楽が流れる。
「二十…二十五年くらい前だろうかねぇ…。この店に風変わりなお爺さんが来てね…」
 マスターは、彼独特のゆったりとしたスピードで物語る。
 探し物をしている2人組みがこの店を訪ねたら、是非彼らに渡してもらいたいと言って、そのお爺さんは小さな箱をマスターに預けていったと。
「面白いですね」
 僕は微笑む。
「探し物をしている2人組みって、どうやって分かるんですか?」
 身を乗り出して聞くカヤに、マスターは人差し指を一本だけ立てて軽く左右に振った。
「『一人は顔なじみ、一人は余所者。その2人を見て、貴方は私の話を思い出す』…だそうだよ。お嬢さん」
「…………」
「…マスター」
「何かな? ヤスハラ君」
 できるだけ緊張を隠して、僕は切り出す。
「その箱、僕らに譲ってもらえませんか」



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執行猶予

小さな部屋
ワイドショーは通り魔事件を騒ぎ立てる
曇り空はビルで区切られ多角形
廊下でうるさい洗濯乾燥機
貧弱パソコンはどことも繋がらない

くたびれた帽子被って
ダルいジャケット羽織って

錆びた絶叫大音量

人込みに紛れて
ちょっと自分を殺してこよう


もし許されるなら

君が好きだよ
愛しているよ
君のためならきっと死ねると思う

仮に君を悲しませる奴がいたとして
きっと僕はそいつを殴りに行くだろうし
そもそも君を悲しませたりしない

君が一人で泣く夜は
もう二度と訪れませんように

君が好きだよ
愛しているよ

君を幸せにするためなら何だって出来る気がする
どんな辛い仕事でもこなすから
2人で一緒に暮らそう、なんて

絵空事だけど

少しでも君に近づきたいと願った
誰よりも君に近づきたいと祈った
君よりも君を知りたいと思った
君さえこちらを向けば僕と目が合うのに

まだ僕の片腕は枷をはめたまま

君が好きだよ
愛しているよ

誰より愛しく思うよ

僕が涙を見せる相手はきっと君だけだから

君さえよければ僕の手に縋ってほしい

君の幸せを何より誰より強く願うよ
君の笑顔があれば僕は生きていけるから
君の涙は僕の胸を熱くするから

ずっとずっと
離さないでいたい





………なーんて



「嘘だよ」の一言で笑い飛ばしてくれるかな


エイプリル・フールだから。


more different


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