珈琲の時間
INDEX過去未来


2002年02月28日(木) そういうあなたが一体何を望むのか皆目検討もつかない

顔色を伺うとか、
黙っているのはずるいとか、
冷静に話し合おうとしたところでからまわりするばかりで。
言いたい事があるならハッキリ言えば?って、
だから頑張って口を開いてみたものの
旨く伝えられずに終わり、
聞こうと言う気持ちがない限り
何を言っても無駄かもな、なんて、
弱音を吐いている暇なんてないはずなのにね。



こんなやり場の無い気持ちが渦を巻いて際限なく広がる。


2002年02月27日(水) 確率50%

曇り空
やっと洗車出来てすっきりしたけど、どうせすぐ花粉まみれ。
銀行に行き給料の振り分け。振り込みと、なんちゃって貯金と、家賃。
食料庫のアイテムを買い求め、休日はあっけなく終了。

セロリカレーを作ってみよう。
セロリが100円で、カレー粉が150円だったんだもん。
ちょっと爽やかでおいしいかも。
でも御飯は炊かなかったからカレーシチューだけ。
ものたりないな。

あ、部屋の電気がきれた。
丸一日あったのになんで夜に切れるかね?
蛍光灯の予備はあるけど点火灯も切れて点火灯の予備がない。
真っ暗なり。
パソコンの明かりだけじゃ目がイタイから今日はもう寝よう。
おやすみなさい。

プチン。


2002年02月26日(火) 視線

オオイヌノフグリ

ハコベ

オドリコソウ

ほんの5分だけ散歩

スズメ

庭先でしゃがんで何時間も眺めていた蟻の行列

にらめっこした野良猫


2002年02月25日(月) 未来予報

2年くらい前だったかな?こんな夢を見たんだ。

真っ白い病院の一室で長期入院しているらしい自分。
昼間で窓から射す陽がぽかぽかと暖かくて(春なのかな?)
気持ち良く眠っていたんだよね。
ドアを勢いよく開けて入ってきたのはランドセルを背負った小学校一年生くらいの男の子。
嬉しそうに息をきらしてベットの脇に駆け込んだ。
「ただいまー!」
すごく嬉しかった。
「ヒロト来てくれたんだー。お帰り。」
「本読んであげる。本。」

辿々しく大きな声で読んでくれたのは何の本だったんだろう?
ただとてもゆっくりとした穏やかな空間だったのはよく覚えている。

ヒロトという名に思い出は一切無いし今まで生きて来た身辺にも心当たりがない。
その夢を見てから自分にもしも男の子ができたならヒロトという名前をつけようという計画ができた。
とても不思議な心地よい夢だったからね。漢字で書くなら「宙大」だね。
(広く大きな宙の下で一人。広く大きな宙に抱かれて生きよう。一人が大きいとい字に変わる。)
そこまで考えた。考え過ぎで笑われそうだ。リアルな知り合いには内緒♪

なんでこんな事を今さら思い出したのかって、その子にまた会えたからなんだ。
今日はよく寝た。そんな爆睡中のほんの数分の出合い。

やっぱりとても暖かく穏やかで舞台は温水プールだった。
みんなの感心が妹にいってしまった寂しさでいじけていた。
あらら、と思いしばらく見ていたけど
そのうち一人でパシャパシャと水遊びを始めたので声をかけてみた。
「なにしてるの?」
ボケーッと振り返って見上げるとすぐににっこりと笑い
「僕ねー一人でも大丈夫だよー」
そのままひとりで泳いで行っちゃったんだ。
ほほえましく良い子だなーと思ったね。

やっぱり名前は決定だ。(笑)
前に見た時と変わらず小さいままで、
じゃがいもみたいにちょっとコロコロした感じの笑顔のかわいい子。
妹もできるのか。妹の名はなんていうんだろうな?
残念ながら夢には「いる」ということしか出てこなくて顔も見られなかった。

今度あえる時が非常に楽しみだ。


2002年02月24日(日) まるで終わらない夢に溺れ続ける

まただ。
知るはずもない世界の偶然に朝から首をかしげたままだ。

勘違いや思い違いは偶然の確率で増幅される物で
増幅した思考は必然に問いかけ思い込みへと発展する。
些細な物音に敏感になったり視線が気になって人の目を見られなくなるのと似ている。

考え過ぎだと笑われる前に自分で自分を笑っておこう。
弄ばれてるなんてマイナス感情に悩むくらいならこんな夢はいらない。
自分の信じる道を行こう。
よく考えて決めた事なら後悔も出来ないだろう。


2002年02月23日(土) プチ祭りの休息

となりの家で犬を飼いはじめたらしい。
白くてちっちゃい犬が庭でうろうろしているのを
ベランダの植物に水をあげてる時に気がついた。

寝ぼけながら昔そこに存在したシロを思い出した。

シロの居なくなった時から放置されていた犬小屋の向きが変わっていた。
気を使ってくれたのかな?なんて思ったけどきっと思い過ごしだろう。
でも思い過ごしも良い意味でなら気持ちが軽くなるから、まあいいや。


やらなければいけない事は沢山あるにも関わらずやる気になれず
1日をMacの前で過ごした。

未だ使い方の解らないライブモーションのソフトで絵を書いた。
使っていると色々な発見があって説明書とかが苦手な自分なりに
なんとなく少しづつちょっとした喜びに触れていた。
せかされる理由もないから マイペースで楽しもう。


マターリしたテンションが心地よい1日だった。


2002年02月22日(金) だんどり

ひさしぶりに、と言っちゃうと悲しい限りだけど仕事が忙しかった。
朝からペース配分の計画が頭を駆け巡る。
コンピューターモードにスイッチを切り替え組み立てて行く段取りのおもしろさ。
忙しい=楽しい
仕事バカと言われようがなんだろうが楽しいんだからイイじゃない。
「私はあなたの下僕になりさがる」そんな気持ちでイイじゃない。
その人それぞれに合わせた対応はごっこくらいに考えていないと
仕事としてはやってられないこともある。
そうさ、僕はロボット。なかなかのマシーンだ。

暇もあまり長く続くとよけいな考えがぶつかって
険悪なムードがひしめくから頭も体もだるくなる。
普段の最悪な事体に対するシュミレーションの賜物かな
先回りしてテキパキ指事を飛ばす。
他の人が追い付かないくらいのスピードで、
全員しっかり休憩をとれるくらいのスピードで
制限時間内で精一杯走り回って
そんな雰囲気を感じさせない様、接客には時間をたっぷりさいて。
こんなふうにきちんと切り替えができてこその対応って望ましい。

暇だからと呆けずに毎日がこうでありたい。
こうでこそ快くお疲れ様と言える。
これに何人気付いてくれるだろうか。
一人で思っていてもなんにも変わらないのは知っているけど、
こんなことはあえて言葉に出す事ではないと、
感じて変わっていくのを感じ取る楽しさだ。
そうして伸びていったチームワークこそが目標なんだ。

今のメンバーでならなんとかなるのではないかというちょっとした期待。

人に求める前にもう少し自分を追い詰めてみようというちょっとした挑戦。


2002年02月21日(木) クマ板

すごく大きな夕焼けが沈む方向に向って帰り着くと
すごくたくさんの花に囲まれたあなたが笑っていた。

m:「おかえり、はやかったね。」
u:「うん。ずいぶんたくさん買ってきたね。」
m:「あ、みつかっちゃった。」
u:「なにこれ、ひつじやら、あひるやら。」
m:「上手く植えたと思わない?」
u:「うんうん。じょうず。」
m:「これもこれも。みてみて。」
u:「うん。じょうずだよ。」

すごく良い顔をしているねと、嬉しくなった。


御褒美にオムライスを作ってあげよう。


2002年02月20日(水) シャッター

ガシャン!
この通路は閉鎖されました。
パスワードを更新して下さい。

ピー!ピー!!ピー!!!
警告。
この部屋には誰も入れません。

解らない?
うん、解らないだろうね。種類が違い過ぎるもん。
私も解りたいとは思わない。

こんなことだけは。


2002年02月19日(火) 回転

たぶん君はココを見てはいないだろうけど
ゆうべ話した事は少なくとも本当の事だったんだよ。
私には全て返ってきているんだよ。
だから嫌な態度をとった後なんかは特に後悔するんだ。
結局自分は自分の嫌な物と同類なんだなーと。
だから嫌な空気が充満して苦しくなるんだよ。

こんな時に何を言っても君は君だから
よけいに「当たり前だ」と言う態度で意地を張るんだろうけどね。

こんな言葉だって全部同じだ。

まるで自分に問いかけてるようなんだ。
だから面白いねって言ったんだよ。

だから話しかけたんだろうな。

似ていると思うとよけいに悔しいから
とにかく頑張れ。

負けないでしっかりと見つめなさい。
自分まで負けた気になっちゃうからね。
というわけで何となく応援。

別に支えになるわけじゃ無いので頼りにはしないでね。
各々がしっかり立っていられるって事で成立するって言いたいだけだから。
そんな人がたくさんいるよって言ったのはそういう事だから。


どうせなら大好きな空気で満たそうとする努力ね。


2002年02月18日(月) とんでもなく世界は狭い

朝から素敵な物を見つけた。
でも内緒。
おかげでとても元気です。
ありがとう。

よく見よう。もっとよく見よう。
世界が広すぎるなんて嘘だ。
自分が狭くしているだけだ。

だって、ほらね。
今日はこんなにも頑張れたもん。
気がつくのは遅かったけどお互い様って事だね。

どうぞこれからまたよろしく。


2002年02月17日(日) 客引き

してやってるなんて態度はよくないよ。
うん。
押し売りお断り。

してやられてるなんて感情もよくないよ。
うん。
被害妄想飛んでけ。

そうしてたくさん抱え込んで見失わないようにじっとしていよう。


2002年02月16日(土) 初めてのアンビリーバボー

今日、しろくま君の寝顔の写真をベットの脇に貼ったの。
これで今日から良く眠れそうだーっとね。

その後HPの掲示板に書き込みしていたらとにかくひどく眠くなったのね。と、これは普通。
だから2時半には電気を消して布団に入ったの。

目を閉じて、眠りに落ちるその際のあたりで急にガックンと体が沈んで、
耳の中がどっくんどっくんしていた。
なんだなんだ?これが金縛りかな?体が動くかどうか試す余裕も無く
目を開けてみるのも躊躇った瞬間に
グワァ−っと凄い勢いで本棚に向って引っ張られた。
閉じたままの視覚だけでいうと額のあたりで見えている感じで
ぶつかるーっと思ったら暗い外の空に出ていて、
さらにぶんぶん振りまわされる布きれのように飛んでいたのだよ。
恐かったね。
このまま落ちたら死ぬんだろうな、
しかもとてもおかしなところで死体が見つかることになるんだろうか?
物凄いスピードの飛行の中でそんな事を考えていたらなんか突然どうでもよくなって、
せっかく空を飛んでるのだから楽しもうと気分が変えられたのね、
いったいどのあたりを飛んでいるのだろう?
地上にほのかな明かりを見つけそこに眠っているしろくま君が見えた。
あっ、と思った瞬間にふわぁっと自分の寝ている位置に帰ってきて
でも目を開けても大丈夫かな?とても不安だった。
そして暫くすると新聞配達のバイクの音が聞こえたのね。
ああ、大丈夫だ。ちゃんと帰ってきてる。
と、安心して一度目を開け、やっと本当に眠りに就きました。

これはホントに不思議な夢。

夢?

寝てた気が全くしなかったのが不思議なところ。


2002年02月15日(金) チョコレート

昨晩21時、美穂サマからお迎えのお呼出を受けました。
わ−い。外出だーい。

いつもの某駅まで車で20分。横田基地に誰だか来てるらしく駅には警備のおまわりさんがちらほら。
どうでもいいけどまだまだ寒いな−。

そして美穂サマが到着し例のブツをいただく。
わーい。チョコレートだーい。

男とか女とか関係なく嬉しいなり。嬉しいなり。

その後お腹を空かせた美穂サマの御希望でデニーズへ。
時間を気にせず「チョコブラウニ−サンデー」をいただきました。

イベントイベント。イベントは楽しいなりね。

無事美穂サマを送り届け1時半に帰宅。
早く寝なくてはー。
居間にチョコレートを置いてシャワーのみで就寝。

そして今朝。目覚めてびっくり。
無いではないですか。確かに置いたはずの手作りチョコレート。
....母上〜。

スキを見せたらすぐこれだ−。
ま、いっかー。

仕事に行き。仕事をして。何ごとも無く夕方帰宅。
車を降りて玄関に付くまでに何処からともなく良い香り。

シチューだ。

夕御飯の香りのする家庭って良いなー。

今一番の憧れかも。


2002年02月14日(木) S#58 朝子の部屋

 武が入ってくる。
 朝子、オウムに餌を与えている。

オウム「バカ、バカ...」

朝子「なに勝手に入ってきてんのよ」

武「えっ、だって今まで...(武、机上に半分残された栗弁当を発見して)     
  栗食ったら、目がクリッとなってかわいくなるのに。
  それに朝子さんて栗みたいだと思うんだ。トゲがいっぱいあるけど
  中身はホントは甘いオトメなんだよ...
  マンガかいたんだよ、朝子さんの為に」

朝子「はぁ?」
  
  武、かばんからスケッチブックを取り出す。

武「読んでよ」

朝子「...」

オウム「バカ、バカ...」

武「(オウムに)だまれ。...直系10メートルのホットケーキを作って、
  一人で食べると望みがかなうって信じてる女の子がいて、
  その子がケーキをつくろうとする話なんだけど」
 
 武、朝子にスケッチブックを渡す。
 朝子、読みはじめる。ヘタクソな絵。
 オウムをいじめる武。
     ×  ×  ×
 朝子、読み終える。

武「どうだった?」

朝子「...なんで10メートルのホットケーキなの?」

武「えっ、だって、朝子さんホットケーキ好きだろ?」

朝子「別に」

武「そ、それに、あれだぜ。ホットケーキってのは、あれだよ。
  1930年代にアメリカはユタ州でできたケーキなんだけどさぁ、
  えーと、あるケーキ職人の見習いの若者が、町の女の子に一目ぼれして
  大恋愛の末に、すっゲェでかいケーキを焼いてプロポーズしたんだ。
  あまりにもホットなプロポーズだったから、それで町の人たちが
  ホットケーキって呼びはじめたんだよ」

朝子「...」

武「それ、読んでるだけで燃えてくるだろ」

朝子「ウソつき」

武「ウソじゃないよ」

朝子「アメリカじゃ、パンケーキっていうのよ」

武「変わったんだよ」

     ×  ×  ×

 

   TVゼミA班「足立組」卒業製作シナリオ『荒野のホットケーキ』より   


2002年02月13日(水) 職人

何の天才になろうか。

学ぶ事はたくさんあるのに知らない事が多すぎる。

それで無くても世の中には不思議な事が多すぎるから

全神経を集中して細胞に命令を下そう。

感じた物だけを信じなさいと。

たくさん見て。たくさん聞いて。

大切な物だけを拾い集めて

宝箱造りの天才になろう。



2002年02月12日(火) まほろば

処分しきれなかったわずかな資料。

消去しきれなかった微かな記憶。

5年ぶりの電話が時を超えてやって来た。

やさしい言葉を投げかける君は、きっと素敵なお母さん。

母なるナイルの氾濫の軌跡に残る豊かな土壌。

恵みに感謝の祈りをしよう。

そして自分の手で種を蒔いていこう。

スキップでは無いと信じて。


2002年02月11日(月) 春うらら

そう言えば昨日は雪が降って気温もぐんと落ち込んで今日も変わらず寒くて
こんな2日間に限ってお店のエアコンが故障して凍えてひきつった笑顔と動作で
風邪なんかひいたら大変だねなんて話をしつつ体中のあちこちが痛くて
泣いてるんだか笑ってるんだか良く解らない思考回路をねじ伏せてひと段落。
明日は休めない休みだ。

その前にいい加減春の飾り付けをしなくてはね。遅すぎる−。(泣)

昨日終わらせたヒナの飾り付けは思っていたより満足度が高く悔いなし。
ちっちゃくてカラフルでかわいいなぁ。うっとりー。

難関はショーケース。なにせここは未体験ゾーン。
落ち着いて出来るのは店を閉めた後しか無いなー。
独りっきりで暗い中でいろんな色の紙と格闘。
物音にびくびくしながらの格闘。
良いとか悪いとか誰か何か言ってくれないから良く解らなくなっちゃったよ。
あっさりでいいや。
ごてごてにならぬよう、すっきり。
上品さがプラスされればオーケーなのに、そこのところがかなり微妙。勉強不足だねー。

あとひとふんばり。というところで裏口をあけようとする音にバクバク!
カギをかけておいて良かったー。
かなり恐かったけどここから出られなくなるのも困ると思い、
「どなたですかー」と声をかける。
かなり迷惑そうな声だったね。ごめんなさい。
帰って来た返事の声は、店の大家さん。なんだなんだ。はあぁ。

とりあえずひと段落ついたから、もーなんでもいいや。
お疲れ様>自分


2002年02月10日(日) くっつきむし

あったかくってフワフワでぎゅううっと顔を押し付けて、うん。安心して眠れる。



ん?

イメトレ。

動物達の寝顔。

獣で幸せだもん。


2002年02月09日(土) 1000の仮面は無いけれど

流れが邪魔をする。
決して穏やかでは無い笑顔の底。
所々でクラッシュしてスゥ−ッと通り抜ける。
体中の毛が逆立った獣。
呑まれるな。
第3の目を活用しよう。



小学生の頃すでに
「協調性が無い。遠足等のグループ分けの時にいつも最後までポツンと残っている。」
などと通知表に書かれていたっけな。
皆のいる席まで行くのがめんどくさかっただけなんだけど。
ドキドキしながら覗いた通信簿に書いてあった言葉はそんな感じ。
一応は気にしているけど、覚えているほど気にしているけど、悪い事だとは思わなかった。
でも年を重ねる毎にコンプレックスになったり、ならなかったりでね。
合わせているつもりが合わさって無かったりなんていう「ズレ」を
目の当たりにする度に通信簿の文字が思い出されて、「先生は正しかった」と思う。
別にそれは悪い事では無いと今でも思っているけれど、決して良い事とは言えないね。
自分にとって邪魔であり、大事でもある部分だね。
中間って言う物がないのかなぁ?見つけたらスプーンひとさじなめるのに。
なんでって?今の時点ではそれが邪魔だと思うから。それだけ。


2002年02月08日(金) 食べられる幸せ

土足の店内で2才くらいの子共が試食用のお菓子を落とし
床にぺったり張り付いたそれを楊子で刺した。
思わず『あっと、それは...』と届かないショーケース越しに手を伸ばした。
他の男性客がそれに気付き思わず子供の前に屈んだ。
若い母親は自分の目の前に居たので
『落ちたものを食べちゃいそうですけど』と急いで声をかけると
『ああ、』と子供を振り返り「別に食べても良いんだけど』と言った。
(なんで?とりあげないの?)
と、店内の誰しもが思ったかのように静まっていた。
その後すぐに若い母親が『食べない方が良いってー。』と、
子供の拾ったお菓子を取り上げた。
こんな一場面。

ばい菌雑菌神経質になり過ぎるのもどうかと思うけれど、
土足の場所なら毎日モップがけしていようが砂埃なんかはもちろんあるし、
トイレから出て来た靴でも歩いているはずだし
間違ってもキレイとは言えない。
泥の上に落ちた物を食べるのとさして変わりが無い。
それは別に気にするほこの事ではないのかな?
もしも自分の子供だったら即座に取り上げて食べさせないだろう。

考えれば考えるほど解らなくなる。
だってね、世界に目を向ければ食べ物もろくに無い国がたくさんある。
そこの国の人たちならば洗う水がなくたって
泥によごれたくらいで食べ物を捨てるなんて事はしないだろう。
そう考えると私のあの時の考え方は神経質すぎたのかな?

取り上げて食べさせないのは簡単だ。汚いからと教えれば済む事かもしれない。
でもね、そうしたらその子が大きくなった時に
食べる物に困った人たちがゴミ等をあさってまで必死に食べているのを見た時に
単に汚いとしか思えなくなるのかもしれないな。とか、
汚れたら捨てれば良い。
なんて事しか考えられないような育て方をするようで良く無いなーとも思った。

うーん。言葉と、接し方と、考え方。
選択肢があり過ぎてとてもじゃないけど掴みきれないや。
こんな事ばっかりで先に進まずに立ち止まっててもしょうがないのにね。
ま、いっか。
たぶんこれが今の私らしさ。うだうだとウザくて嫌になるね。


2002年02月07日(木) 生命力に出会う

秋口に伸びきって途方にくれていたスイスチャード。
2年間は色付きホウレン草のような姿を維持していたのに
突然にょきにょき伸びて花だかなんだか解らない
黄色い細かいイボイボを付けて扱いに困ったね。
調べようにも見た全てのハーブの本に載って無いのだもの。
バケツのような大きめの鉢植えで気付けば高さは1メートルをはるかに超えていた。

記憶が正しければこいつは2年草。
てことはこのイボイボはやはり花か何かで種がとれるかこぼれ種で増えても良いはず。
しかしあいまいな根拠の無い記憶だけに不安。
若い元気な芽を摘み取って芽刺しも駄目もとでチャレンジしてみよう。
種の保存の可能性として実験なり。

そんなんで摘み取られて暗室の花瓶に放置されたスイスチャードの若芽君達。
たぶんダメだろうなーと思いながらも水に漬かりっぱなしで腐っていく
周りの葉を何度となく取り除き、思い出した時だけ水を替える。
全く陽が当たらない為に葉緑素が作れず
白っぽい新芽が中央に伸びて来たのを見つけてはほのかな期待を抱いてみたり。

今日なんとなしに切り詰めてあった茎を良ーく見てみると
根っこが出ている物が2つあって感激しました。

諦めずに暗い中で生きようとしていた。
暗い中に置いたのも切り詰めたばかりで日向に置くより
体力的に楽だろうという狙いもあったのだけれどね。
それが良かったのかどうかは解らないけど
このまま順調に根が伸びたら土に植えてあげよう。
頑張れー。頑張れー。頑張って大きくなれよ−。


2002年02月06日(水) 異議を唱えたい

車におしっこをひっかけた。
花壇を荒らした。
嫌いな人にはたまらない事かもしれない。
だけど納得がいかないクレーム。

大家さんが飼っているわけでも無く
文句を言う筋合いが違う。
白い毛玉は居場所が無いだけだ。
居場所が無くなったのは誰のせいだ?

処分しろなんてどう言う意味で言っているのかな?
居場所が無いモノは消してしまってもかまわないというの?
自分が気に入らないからってそれだけの理由なの?

少なくとも私にとっては白い毛玉の方が価値がある。
ささやかな安らぎを運んで来てくれる毛玉との交流は掛替え無いモノ。

損ねた機嫌で他人の手を借りてその命を奪おうと大声をあげる
お前の方こそ消えてしまえ。

ああ、これじゃ私もお前らと一緒だな。くそぅ。


処分されるのがノラの毛玉の運命だとすれば
君に出会った私がその現実に直面する事も避けようが無い運命なのかな?
どうにも出来ない歯がゆさにこの先何度も立ち向かわなければいけないのかな?
別れなんてもうたくさんだ。


2002年02月05日(火) ハッピーバスの停留所

めずらしく離ればなれで過ごしたね。
思い浮かぶ君の顔は日溜まりに溶けそうな笑顔。
海から届いたメールがちょっとだけ寂しさを小突いた。

深みに溺れない様に深呼吸を繰り返し
良い子で御留守番を勤めようと誓う。

目の前に立ちはだかる強大な影も抱き締めて
いつもと同じ道を同じスピードで進んだ。

今はうわの空だから電池交換が済むまでお話をとっておいてね。


2002年02月04日(月) そしてこの道をひた走る

曇天。コントラストの柔らかいあたりが好きだ。
陽が延びたね。太陽が無くても感じられるよ。
フロントガラスに押し寄せる何処までもネズミ色の空。

落ち着く。
なんだか自分に似合ってる。

晴れた空の下はキラキラとしてとても綺麗に映るから少し眩しいそれは憧れ。
憧れの人は何時も光の中チクチクするから目を瞑るそして自分の居場所を確かめる。

細胞レベルで考えれば似ているのは当然なのにどこか少し違う。
理解の範囲を超えたら恐くなって逃げ出すんだ。急いで。
光の当たらない場所まで息がきれるほど走って、走っていって、
気がついたらネズミ色の空の下で自分をぎゅうっと抱き締めている。

戻りたいと望んだ事は一度も無いよ。
光の中より切れ間から差し込むひとすじの光の方が暖かく感じると思うから。


2002年02月03日(日) まっしろ

起きたら雪が降っていた。
とても大粒で嬉しくて目が覚めた。
出かける予定なんか今度でいいやー。
しばらく窓から眺めていたら雨に変わってしまい残念。

白く積もれば良かったのになー。
そしたら埋もれて息も出来ないくらいに溺れて
必要とされたいなんて気持ちも全部埋めて
組んだ手を額に押し当て膝を縮めて眠るんだ。

誰かが呼んでいる気がするけど
遠い記憶が彷徨って巡っているだけなのかも知れない。

自身を保つ事が出来た時に必然として現れるだろう。
だからそれまで真っ白に埋もれさせて欲しかったのに
埋もれる場所さえ見つからない。


2002年02月02日(土) 映し出されるもの

お風呂から出てドライヤーの熱でやられたのか
今、無性にもぐら叩きがしたい。

出て来ては叩かれ、出て来ては叩かれ。
叩かれては引っ込み、叩かれなくても引っ込み。
全て納めようと叩き、意地になって叩き。

体が自然と反応する縮図。
映し出されるのは自分。

どうでも良いけど、もぐら叩き、やりたいなー。


2002年02月01日(金) 猿回し

その言葉は今の私にはタブーだよ。
なんでかって、たぶん性質の違い。
『普通』という言葉の意味が解らないということだ。
世間一般で言うところにしろ、自分の中の基準にしろ、
触れた物や、見た物、聞いた言葉、感じた事、
その他の様々な環境の変化にいかに対応出来ていようが、出来ていまいが、
『普通』という言葉はあまりに曖昧すぎて好きでは無い。
それだけのこと。
きりが無いから今は考えさせないで欲しいわけ。
それだけの余裕も無いのです。

インスピレーションだけで生きて行けたらなぁ。


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