chiyoの日記

2004年05月14日(金) 歌っててなんぼ

だと思った。



2004年05月10日(月) モ一タウン

また素晴らしい映画に出会ってしまった。
いま渋谷の一館のみで公開中の『永遠のモ一タウン』だ。
モ一タウンというのは60-70年代に全盛期であったアメリカ/デトロイトにあったレコ一ド会社のことで、スティ一ビ一ワンダ一やマ一ビンゲイをはじめとする当時のブラックミュ一ジックを代表するス一パ一スタ一を多く擁したレ一ベルであった。
しかしこの映画の主人公はそのようなス一パ一スタ一たちではなく影ながらそのモ一タウンサウンドを支えてきたバックバンド『ファンクブラザ一ズ』の物語だ。
数々のNo.1ヒットを生み出してきた彼らだが現代に至るまでその名が世間に知れることはなかった。
僕がこの映画をみて二ヤリとさせられるのは彼らの欲のない純粋な音楽への姿勢だったり生活感だったり。
だからこそこんなにキラキラした、時代がすぎても色あせない音楽を生み出せたのだろう。
モ一タウンサウンドは恋愛のことを歌っていても戦争のことを歌っていてもドラッグのことを歌っていても、聴くものの心をフワッとさせる温かさがある。
そこには現代の音楽にありがちな心を刺すような荒んだ感じはない。
きっと不良であった彼らだろうが、どこかキュ一トなのだ。
不良であっても本当の悪ではない、心の奥は純粋で澄み切っていたのではないだろうかと僕は想像する。
僕が目指している音楽もジャンル、形式は違ってもそんな所にあるのだと再確認させられた。



2004年05月08日(土) 児島啓介

のライブに行ってきた。公私ともに仲良くしている彼とはもう4年くらいの付き合いになる。僕が渋谷で一人で弾き語り路上ライブをしていた頃、彼も原宿で路上をしていて、共通のお客さんを通して知り合った。
一年ぶりの彼の復活ライブを今日みて思ったのは純粋な人だな、ということ。だからこそ今まで付き合ってこれたんだろうし、たぶんこれからも一生付き合っていくような気がしてる。
僕が心からリスペクトしている彼のCDが今日出た。MCの中で「ハ一ドロックから音楽にはいってΓテップス、ソウルと掘り下げてきいてくうちにたどり着いた最後のジャンルが『祈り』でした」という彼のうたが一人でも多くの人に届いてほしいと願うと同時に、何も取り繕っていない純粋な心の音楽がこれからの音楽業界のメインになってくことを祈った。



2004年05月06日(木) 直視するたびに悲しくなってくる

イラク人虐待が続いているらしい。目を覆いたくなるような映像ばかりだ。弱いものいじめをする生徒のようなアメリカ兵。自己主張、自己弁護ばかりで『ごめんなさい』の一言が言えない大統領。
ぼくは一連の出来事をみていてアメリカが悪い、イラクが悪い、というようなことは言いたくない。弱いものいじめをする心、ごめんなさいが言えない心は僕の心にもある。ひとごとではない。
ぼくら人間が潜在的にもっている罪。
それを認めなくては何も解決しない。
ぼくらはブラウン管の向こうで行われている悲劇を直視しなくてはいけない。



2004年05月05日(水) アンダ一グラウンドミュ一ジック

前々から思っていることだが、世の中に知られていないミュ一ジシャンやバンドのなかでどれだけ素晴らしい名曲があることか。
そんな名曲たちに出会う度に僕は悔しい思いになる。なんでこんないい曲が世に出ないんだ、もっとみんなに知ってほしいという思いに駆られる。
先日吉祥寺音楽祭を通して再会した本名カズトさん。CDを買って帰ったんだけど、これが素晴らしかった。特に『最後のコイン』という曲は名曲だ。
また古い友人でマグネットマンというバンドをやっているVoのNUKIOの名曲『彼女は言った』。めちゃ泣けるんよ、ほんまに。
数え切れないほどの名曲がアンダ一グラウンドにはあるのだ。
僕は願う。オレたちのなかの誰かが飛び出して今の音楽シ一ンに風穴をあけてほしいと。もちろん僕らサル一キ=もその気は充分だ。いつか僕の知ってる素晴らしいミュ一ジシャン達の曲を集めて究極のCDを世に出したい、というのは僕のもうひとつの夢だ。



2004年05月04日(火) パッション

ワンマン終わって先日映画をみにいった。
『パッション』という映画なんだが16時の回をみようと行ったらすでに満席で整理券を渡され19時の回にまわされるほど大盛況だった。
内容は・・
その映像の衝撃に胸が打ち抜かれた。けど、それ以上に愛の深さや重みを教えてくれる映画だった。
こんなに泣いた映画ははじめてだった。
終演後も誰も席を立たずにエンドロ一ルが終わって明るくなるまで館内は静粛に包まれていた。
アメリカで2/3の人が見たというこの映画が日本でも一人でも多くの人に届けられることを願わずにいられない。
この映画は混沌と戦争で満ちた現代において愛の本当の意味を教えてくれる。



2004年05月03日(月) ワンマン&吉祥寺音楽祭

ワンマンが終わった。この場を借りて参加してくれた一人一人のみなさん本当にどうもありがとう!
まだビデオみてないので自分のなかでは終わりきれてないんだけど笑、でもあの日みんなとの距離がすごく近かったていう感覚だけ覚えてる。ホ一ルなのにライブハウスより近いんじゃないかというくらい。
僕らが夢みつづけていたムサ公ワンマンのイメ一ジに限りなく近いライブになりました。本当にありがとう!!
今日は吉祥寺音楽祭を見に北口駅前の特設ステ一ジで一日を過ごしました。
朝からいろんんなア一ティストが出演する中、舞台裏で会った今日のゲスト日本フォ一ク界の大御所であり伝説、高田渡さんの雰囲気にただならぬものを感じ日が暮れる頃まで残ってたら、もうひとりのゲスト、佐野史郎さん(冬彦さん)をはさんでまんをじして高田渡さん登場。
自分の息づかいで運んでくそのライブに圧藤テされ、包み込まれ、癒された。
まるでその空間が彼の居間のようだ、と思ってたら、もうひとりの特別ゲストでこれまた日本音楽界の伝説、小室等さんが同じこと言ってた。
またすごい人のライブをみたもんだな。
奥が深い街、吉祥寺。おそるべし吉祥寺音楽祭。
おなかいっぱいで帰ってきましたとさ。

サル一キ=。今度は何をしようかな。いま考え中。けど誰もやらない僕らのやり方で応援してくれるみんなと共に成長していきたいのだ。


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