奴の年齢とほぼ同じ年数だけ同居を続けていた実妹と離れて暮らすようになって2ヶ月強。客観的にそう見えるかはともかく本人達的には仲は悪くないので、腐れ縁の恋人と別れた後のような(どんな)寂しさはあったりします。 そんな妹から来た久々のメール。 「あのさー、ヤマタノオロチ倒した後どこ行けばいいんだっけ?」 ――ドラクエ3かよ。 その後「違う違う、変化の杖は船乗りの骨に代えるんだよ、その後幽霊船、んで変化の杖はサマンオサのボストロールを倒すと手に入る、サマンオサに行くために最後の鍵が必要でそれが浅瀬の洞窟、渇きの壺は手に入れた? 浅瀬はしらみつぶしで探すしかない、ジパングの右上の方(※妹は東西南北の概念が乏しいので上下左右で説明)、いやスーの近くの塔はやまびこの笛でっつーか風のマントは2だっての!!」などと突っ込みつつ、よくあの妹が自力で渇きの壺を入手したなあと感心したのでありました。常に私がパズルやらされてたような記憶があるが。
しかし私は私でその後「ところで米沢りかの『アクション大魔王』で四十八手の図解が載ってたのって何巻だっけ?」などと聞き返していたのであまり妹の事は言えない。と思う。
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