陸橋...東風

 

 

眠いのでまとまらないのです。 - 2005年02月25日(金)

今日で心臓外科も終わりです。山が一つ過ぎました。
講座で飲み会もあるらしい。
それなりに楽しみだが、面倒でもあって。
もしこれが先月で、先生もその場にいるのなら
別の緊張感なんだろうなぁと何となく思ってしまうのです。

先週末は6年生の国家試験でした。
対策委員会に組み込まれているのでひたすらにコピーコピーコピー。
今年きつそうだなぁいろんな意味で、とか何の気も無しに思っていたのですが
良く考えたら自分らの試験まで一年切ったってことだし!!!と思うと
俄かに焦り始めましたよ。ちょっと遅いような。
もう学生が終わってしまうのです。
入った頃は長過ぎる、と思った6年
気が付けばあっという間だよ。

そして今日は入学試験です。
ていうか。私たちも学校なのですけど。
受験生が控えるロビーは私達の溜まり場でもあり
受験生にしてみたら何だろこの人たち、って感じなのだろうなぁと思いつつ
いつものようにゴルゴ13を読む。白衣で。
それにしても学校側もいくら5年生が実習で殆ど病院にいるとは言え
学生ロッカーが試験会場と同じ建物にあることは解っているはずで
受験生のことを考えたら学生を休みにする、くらいのことを
しても良かったんじゃないかなぁと思う。
まぁ単純に休みになれば嬉しいだけなのだけど。
仕方がないのでこちらがこそこそしてます。まるで忍のように。


昨日。
また先生に学校で遭遇してしまったのです。
今度はこっちが「何で?」と聞く番です。
本屋さんに行って来たんだって。
こっちは先生が病院内にいないと思っているから化粧もしてないよ。
最近眠くて面倒くさくて。(24なのにこんなこと言ってることが問題)
でもさ、外病院。そんなに暇なのかな。
暇なら飲みに連れてってくれれば良いのに。
でも結局またそれは言い出せなかった。
本当に偶然。会えたことそれ自体が嬉しかった。

けれどもこんなに切ないのは何故だろう。
あなたに会いたい。何度でも。



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月曜を糧に一週間を生きていた。 - 2005年02月10日(木)

月曜日。
心外オペ見学。先週見たのとそう変わらなかったものだったので
メインに入るまではうとうと。でも疲れてしまって。
取り敢えず次の講義まで寝てよう、と思い一時帰宅(彼氏んち)。
ぎりぎりまで引っ張ってその後、学校へ。
雨が降りそうだったので夜間入口から病院に入って講義棟へ向かう。

で、階段付近に差し掛かったころ。
階段を下りて病院を出ようとしていた例の先生に遭遇。

お互い驚く。
先生⇒外病院の救急の筈。
私⇒本来なら講義だか病棟だかでまぁ学校にいる筈。

取り敢えず笑顔で挨拶して、
私は「ていうか何で?」と先生に言われまぁいいじゃん、と返し。
先生は病院へ。私は講義棟へ。

本来なら会う筈がなくて。
多分先生はロッカーに何か取りに来たとか、そんな理由だったのだろう。
会う筈がないのに会えた。
嬉しかった。

その後講義に行ったら同じ班の人に「髪乱れてるよ」と言われる。
しかもその日自ら遅刻した戒めとして化粧しないと決めてしまっていたので
へこむ。
さて彼の目にはどのように映っていたのか。

まぁいいや。
会えた事実の方が大きかった。
明日から週末だ。
この一週間は月曜のこの出来事を糧にして生きてきた。
週末は。来週は。
何を糧にすれば良いんだろう。
この気持ちに対して。


<補足などなど。私のために。>
今日最初にこの日記を書いた時に
『外来で実に50人もの患者さんの血圧を測り終え(もちろん自動ではなく水銀柱)
再び頚椎症のような痛みが肩に走り始めたため』
と書いたがこれは火曜のことで月曜は手術見学。
という訳で修正。
しっかりしろ、自分。

今日先月までいた内科の患者さんで、
火曜日に退院された方から贈り物というか、
そういうものを私の後についた学生伝に頂いた。
何だったかというとピーナッツの缶(恐らくアメリカ産)とミニサラミ?。
とても面白い患者さんだったのだが最後まで良い感じの方でした。
元気でおうちに帰れて良かったです。


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考えるのすら面倒くさくなりそうだ。 - 2005年02月06日(日)

彼氏いるのに何気に片思い二人組。
どうも今どっちもいっぱいいっぱいらしい。
でも彼女の方はどこから見ても美人だし、一緒に呑みに行ったりしてるし
乗り換えもありじゃないかなぁとちょっと思う。

それにしても。
単に私たちの我儘さなのだけど。
今繋いでいる手を離すのはとても惜しくて
離せない。
相手に非があるのかというと全くそういうことはなく
むしろお互いの彼氏はどちらも結構できた人で。
なのに何で一人だけを見つめていられなくなったんだろう…。

私としては結婚相手として彼は大変申し分ないし。
本当に悪いなと思うんだけど

先生のことが頭から離れないんだよ。

半分呪縛。それも自分で自分にかけてるの。

毎日1月のカルテを見てる。
そこは先生が書いたところ。
見慣れた綺麗な字。
一度読んでしまえば新しく得る情報など何もないのに。
何度も何度も。
そろそろ飽きてきた。いや、飽きてほしい。
こんなの嫌だなぁ、と自分でも思っている。


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そのうち自分が内視鏡検査に…。 - 2005年02月04日(金)

ええと、彼氏にこの日記が実はまだ続いていることがばれていないか
日々それでみぞおちの辺りをきりきりさせています。
多分大丈夫。あくまで多分。
今日も心窩部がぎゅうっと痛い。

今日もとっても暇なのですよ、先生。
じゃんけん勝って内視鏡行ったら2件だし。
外来はちょっと大変だったみたいだけど。
内視鏡から講義棟に帰るときにグループの先生とすれ違ってしまった。
その先生はその後外来にいたらしく…ぶるぶる。
小心者なのでちょっと怖いのですが講義ちゃんと出てるし。
多分あのグループって学生に興味ないんでどうでも良いのです。きっと。

暇だから日記が毎日更新できる。凄いことだなぁ。
先生への気持ちを素直に吐露できるのって、結局ここしかない。
今日も会いたい。週末だ。
でも会えないよ。会える時間があったとしても。
相手が望んでくれなければ。


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暇なだけに考える時間は長いのです。 - 2005年02月03日(木)

心外のオペがなく、外来も検査も無い…。
というわけで午前はフリーなのです。良いのか。
寝に帰ろうと思っていたのですが何となく大義名分というか、
あと来週以降の自分のためにレポート作成用の論文とか調べてたりして
取り敢えず午前の評価表には『図書館にてレポート作成』と書けそうです。
これから寝に帰るけどな。

今いるグループのカルテを見ると。
1月は当たり前なんだけど、先生の字が並んでいて。
男の人の割に大変読みやすい綺麗な字を書く人で、
内科にいた頃、並べて書かなきゃいけなかった時は少し気後れしたものだ。
1月最後の日も並べて書いていたのだけど。
カルテを見る度にいろいろ思い出して。
だから患者さんの把握での必要以上にカルテを見ている時間が長くて。
先生がここにいた名残りみたいなものに捕らわれる。
しかしむしろ望んで捕らわれているようなものだ。

元気にやっているのかな。
外病院。
忙しいのだろうな。
きっと私のことなど微塵も思い出さないだろうに。
私は日がな一日、あなたのことを思っている。
でもそれは仕方のないことで。
あなたにとって私が一瞬通り過ぎた学生であるように
本当ならわたしにとっても、あなたは一瞬だけ関わった先生であるべきなのに
私がいつまでもそれを引き摺っているだけなのだから。

それでも一度、二人で話してみたい。
だから一緒に飲みに行ける機会があると良いな。


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もう一度あなたと。でもすぐにさよならだ。 - 2005年02月01日(火)

昨日からの続きなんですが。

手術室で先生と顔を合わせたのである。
事情を知っている同じ班の子は私の肩を小突いてくるが
妙に冷静なんだけど、どうしたら良いんだかというか、よく解らない状況で。
そんな中先生はやっぱり一度会っている学生ということもあって
班の子に話しかけてきていて。
私にも時々話が振られるがそっけない返事しかできなくて
一応麻酔科志望ということもあるし麻酔の導入に集中していた。
集中している振りをしていただけかもしれない。
先生の手は相変わらず綺麗だった。

手術が始まり、先生は手洗い。
私達はモニターで手術を見学する。
ふと術野を見ると、やることなくてうとうとしている先生が。
学生はもっとそうだけれど、研修医も手術中できることはあまりない。
というよりもさせてもらえない。
更にモニター以上に術野が見えない位置に立たされているし。
まぁ無理もないことだがそれにしてもでかいから目立つなぁ、と思いながら
時々先生を見ていた。姑息だけど。

手術が無事済んで。他の学生は手術室から出ても。
私は自分のグループの患者さんなので閉創からICUまでついていかなきゃならない。
手術場からICUに移すとき、話す機会があったけれどお互いぎこちなくて。
苦しかったけれどICUの中に入ってからは少しずつ、笑えるようになった。

そのうち上の先生から研修医と一緒に病棟に上がるように言われて
一緒に病棟に上がるうちに少しずつ。
9月のあの頃みたいに。
うちとけてしまって結局雑用を手伝わされてしまった。
先生「ごめんねいつもいつも。」
私 「慣れてますから!」
自然と笑いがこぼれていて。
嬉しかったし、楽しかった。
たった1時間余りの時間だけど
なんだか9月に一緒にいた時と変わらないような雰囲気で。
別れ際に、
「今度飲みに行きましょうよ。」と私。
「行こう行こう。ていうか先生が飲みに連れてって下さいよ」と先生。
「それ違うでしょ。ていうか逆だし。」と私。
前にも同じ約束をしたけれど、実現することはなかったね。
今回だって実現して欲しくても、多分実現することはないのだけど。
関係が少し、元に戻ったのかもしれない。
そもそも私が壊したものだ。
すっかり元の形に戻るとは思えないけれど。
それでも嬉しかったのだ。

先生は2月が外病院。
私は3月が外病院の実習。
しばらく会うことは、すれ違うことすらない。
だから多分さよならだ。
今後何処かの科で会うことももう無い気がする。

それでも。
先生が好きで良かったと思えた。
先生が好きなのは先生にあいつの面影を見たからじゃなくて
ましてや見た目が好きな訳でもなく。
先生が先生だから好きになったのだ。
そう思えた。
少し淋しくて泣きそうになる。
けれど私に彼がいる以上、泣くべきではない。
だから後は前に進むしかない。
先生、今でもまだあなたが好きです。
もう否定しないから。


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