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2011年11月30日(水) Rome[Ep.5] The Ram has Touched the Wall(アティアの奸計) PART.2

PART1は前日に


大衆浴場でエラステスに近づくヴォレヌス。金貸しを紹介して欲しいと頼むが、エラステスには他の思惑がある。第十三軍団の首席百人隊長なら、ボディガードに最適だ、金は弾むと言われ、心境は複雑ながら申し出を受け入れるヴォレヌス。
だが、結局エラステスと共に取り立ての仕事に行くと、命じられたのは人殺しだった。葛藤の末、男を殺さず家に戻るヴォレヌス。プライドが高い彼には人の道に外れた行いは無理(軍隊で敵を殺しまくることは彼にとって信念に反することではない)。ここがプッロと彼の違うところ。

反対に、エラステスに人殺しを依頼されたが断ったと夫に聞かされ、家庭を切り盛りする現実的な妻は少し不満げ。天使のような心の持ち主ではない、生活に追われるあくまで庶民の美人妻、というニオベの描き方は完璧。
しかし稼ぎ口を見つけられず、いよいよ追い詰められる隊長だった。

愛人セルヴィーリアと自分の関係が巷で噂になっている…そのことで有力貴族の出身である妻に激怒され、カエサルはセルヴィーリアに別れを言い渡しに行く。カエサルとその愛人を揶揄する落書きを町中に描かせたのは、実は二人の関係を破綻させたがっていたアティアなのだけど、この落書きの演出などもとても面白いです。

カエサルはポンペイウス討伐のためギリシアへ向かう。「ヤター戦争だー!」と根っからの軍人アントニウスが喜んだのも束の間、カエサルに第十三軍団とともにローマに残れ、と命じられる。アントニウス、毎度何かしら底の浅さをチラつかせてくれるんですが、これがまたアントニウスファンにはたまらない笑


海岸を歩くポンペイウスが石に躓いたりしてるのを眺めているキケロとブルータス。史料によれば、キケロは最初、どちら側につくべきか判断がつかず、一人自分の邸宅に篭って時が熟すのを待っていたとのこと。ここで彼がブルータスに、自分の農園に行かないか(陣営を離れないか)と誘うのも、彼の心の迷いを描いているということだろう。自分の邸宅に篭っていた時、彼は友人であるカエサルと頻繁に手紙をやり取りしており、その内容も、弟の就職先の斡旋をカエサルに頼んだり、なかなか微笑ましい。

アントニウス/ヴォレヌスファンには見逃せないBest5に入る萌場面、ふたたび。
結局のところ、家族を養うためにヴォレヌスが選んだのは、アントニウス閣下にもう一度召し抱えてもらうという道。人間としては好きになれなくても、軍人としては、誰よりもアントニウスに親近感を覚えるヴォレヌスと、彼のその本性を最初から見破っていた閣下。最終的にヴォレヌスは、軍人としての矜持に縋りつくしかないところまで追いつめられ、アントニウスのために身も心も捧げることになるんだけども、それはまた後日のおはなし。

アントニウスの陣幕の外で見張りに立ってる兵士が口笛吹いてるのにイライラして、もう隊長じゃないのに思わず「止めろっ!」と一喝してしまうところ、最高です


さて、陣幕に通されるヴォレヌスだが、アントニウスは書簡に夢中になっているフリをして顔を上げる気配もない。じらしたいだけじらす閣下。ホントは、ポスカに「ヴォレヌスが来てますよ」と報告を受けた瞬間大喜びだったに違いないのに。いや、閣下のことだ、「やっと戻ってきたか、予想より時間がかかったな」くらい悠長に構えていた可能性も大いにあり。それにしても、何度見てもこの場面はいい……(^曲^;)
プライドの高いヴォレヌスにとって、一度差し出された条件を断っている以上、アントニウスに頭を下げて�爐�願い�瓩望紊�るのは辛い仕事。それでも家族を養わなくてはならない。閣下はそのことをよーくわかってる。わかった上で、お仕置きも兼ねて弄んでいる!前にも書いた通り、アントニウスは反抗的な相手を支配することに楽しみを見出す人なので、まさにこの瞬間を待ってました、というところでしょう。布石は自分で打っておいたしね。


アントニウス「(たっぷりじらしプレーを楽しんだ後で、書簡から顔も上げず)何の用だ?」
ヴォレヌス「先日のお話ですが、考え直しました……」
アントニウス「(まだ顔を上げず)何だったかなあ」
ヴォレヌス「先日仰った条件で、現隊復帰したく存じます」
アントニウス「(やっと顔を上げ)あー……おまえを現隊復帰させると言ったか?」
ヴォレヌス「……はい、仰いました」

どんな条件を出したかヴォレヌスに言わせる閣下。だがおまえは断っただろう、と閣下。いやらしいっどこまでもいやらしい(`曲´;)
アントニウス「普通おれは、同じ申し出を二度はしない。だがおまえは運がいいな。(ヴォレヌスに近づいてゆき)カエサル様は留守で、今はおれ一人(I am here alone)」

そっその「おれ一人」ってのは重要なポイントなんですかっ閣下っ

アントニウス「おまえを部隊長にして、九千セスティルティウス。この寛大さに報いるものは、いいか、ルキウス・ヴォレヌス、忠誠心だ。死をも顧みない」
ヴォレヌス「わかりました(unto death, sir)」

そしてこの萌場面です (つ`Д´;)つ

アントニウス閣下「おかえり」

ヴォレヌス(この人マジド変態)
(さっさと踵を返し)アントニウス閣下「以上だ!」


帰宅したヴォレヌス、すっかり落ち込んで妻に、「第一部隊長と九千セスティルティウス……暴君に身売りしたよ」
ニオベ(……みっ身売り…! まあでも、アントニウス閣下にあなたを奪われる方が、あのきつい臭いの熊男に奪われるよりはマシだわ……それに九千セスティルティウスってことは売春として少なくとも成立してるし♪)

第一部隊長ということは、軍団の中で軍団長に次ぐ位階です。これでアントニウス閣下は好きな時にヴォレヌスを呼びつけることができるわけだ。とーちゃん家族のために頑張ったなあ泣

ヴォレヌスは甲冑と兜を身に纏い、神殿に祈りに向かう。再び軍人になることへの葛藤を抱えたヴォレヌスのキャラクターは実に色っぽい。個人的にはこのエピソードで本格的に彼に惚れました。甲冑姿の彼を見る庶民たちの目が気になるのは、彼が心の奥で今の自分の姿を恥じているからか。
そして、アントニウスとヴォレヌスの濃厚なやつを見せつけられ、心身共に閣下に尽くすことを決意した彼のビハインド・ザ・シーンで、プッロが何をしているかと言えば。



プッロは間男とその妻(ニオベの妹)リュデの会話を立ち聞きし、ニオベの浮気の証拠を集めている。プライベートな時間に隊長のためにそこまでするプッロ。二人の有罪間違いなし、と確信する。
夜、彼はオクタヴィウスと共に間男を襲う。おそらく、またオクタヴィウスに相談に行き、二人で決行することになったんだろう。間男はニオベとの関係を否定し、プッロはそれを信じようとするが、オクタヴィウスは冷酷に「嘘だ」と言う。
プッロ「この人が嘘といえば、おれはそれを信じる。かしこい人でね。思いっきりな」
後半で大人になった時、オクタヴィウスは見事、当時のエピキュリアンらしく性倒錯者に変貌を遂げていますが、ここでもドSの本性を発揮します。
オクタヴィウス「おまえの人生は終わりだ。あとはどんなふうに死にたいかだ。嘘をつき続けるなら、拷問する。何時間も苦しみぬいて死ぬんだ。だが正直に話すなら、楽に殺してやる」



間男は命乞いをし、真実を話さない(いい加減名前を出してやろう。エウアンドロスです)。
オクタヴィウス「拷問しろ」
プッロ「……まったく、おっかない人だな。連れて来て心配してましたが…」
オクタヴィウス「さあ、やれ」
プッロ「今まで、拷問したことはありません。どうやるんです?」
オクタヴィウス「親指を切り落とせ」
プッロ「ああ、そりゃよさそうだ。いきましょう」

……どうですか、この一連の素敵な会話は。
プッロは最初は脅しのつもりだったのかもしれません。でもエウアンドロスが真実を告白し、おれの大事な隊長が戦場でいろいろ頑張ってる間にこの野郎許せん! と一気にブチ切れます。プッロはホント、隊長想いだなァ。そんなわけで、親指切り落としちゃう。一通り拷問すると、エウアンドロスは、ルキウスがニオベと自分の子供だと白状する。プッロ@隊長想いは激しい怒りに駆られ、男を殺す。
その頃ヴォレヌスは、寝ずの祈りを捧げている。


これが、プッロとオクタヴィウスの最初の冒険となる。二人はその後もいくつかの秘密を共有し、生涯に渡って友情を築くことになる。聡い少年と単純おばかな大男、大男は少年を無条件に尊敬している……というこの絶妙なコンビ。個人的には大人になってからもセックスまでは想像しないけど、Best5に入るペアです。

朝、何も知らないヴォレヌスは祈りを終え、神殿を後にする。


エピソードの最後はカエサルがポンペイウスを追う場面でしたが、この時点でまだポンペイウスはギリシアに渡っていないという設定でした。たぶん前回、すでにギリシアへ渡ったと書いてしまいましたね。

プッロの隊長愛、アントニウスの隊長への執着愛などてんこ盛りの美味しいエピソードでした。




コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2011年11月29日(火) Rome[Ep.5] The Ram has Touched the Wall(アティアの奸計) PART.1

私がこのエピソード感想を書く目的の一つに、こうして備忘録を丁寧に作っておけば今後fic書く時に楽だっていうのがあります。今回は2日に分けて書いた分、長くなってしまったんで二回に分けました。

いつものように、青字は裏設定です。



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Rome[Ep.5] The Ram has Touched the Wall(アティアの奸計) PART.1
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南イタリアまで逃げたポンペイウス陣営はいよいよ追い詰められている。ところで、カエサルが奴隷にヒゲを剃らせている場面は、どうもローマの防壁の外のようなので、彼はまだ一応ローマ市外で待機中なのかもしれない。

息子オクタヴィウスに母アティアが「大伯父様(カエサル)を誘惑したのね? よくやりました。あのセルウィリアは初々しいあなたと張り合うのね? 控えめな方が愛されるのですよ。あまりその気を見せちゃダメですよ、男はじらされるのが好きなの」
相変わらずアティア最強 この役をやらされていたマックス・パーキスは「スゴイ世界だなおい」と思っていたに違いないです。


閑散としたローマ市内を歩くプッロ、真っ直ぐ歩けないのは改造人間になったからではなく酔っ払っていたかららしい。朝まで飲んでる駄目男。辿り着く先はもちろん隊長のお家(´∀`)ノ
姉ヴォレナ「プッロさんがまた階段で寝てるけど……他に行くところないの?」
ヴォレヌス「もうすぐローマから出て行くさ」



プッロはもう隊長にとって空気のような存在。やっと家族水入らずの生活を始めたヴォレヌス家にたぶんちゃんと断りもなく転がり込んで、女たちは「あのやたら大きくて臭いのきつい人、なんでいるの?」と思ってるけど隊長は無頓着。

でもちゃんと毎朝説教はする。プッロは説教してもらえて幸せ。隊長がいないと坂道を転がるように自堕落な生活に戻ってしまうから。陣営に行かないのかときかれ、「やることもなくて退屈です」。自分はヴォレヌスが「もう辞める」と言った時責めたのに、ヴォレヌスが辞めちゃったら自分も一緒に辞めちゃった。ともかくプッロは隊長の傍にいたいんだねー(´∀`)ノ
プッロを見るニオベは不満/不安げ。「浮気のことバレてるかしら……というかうちの旦那にべったりひっついてばかりいて、まさかこの人の尻を狙ってるんじゃないでしょうね!? 戦場にいる間に何かいかがわしい腐り切った展開があったのかしら……そうよそうに違いないわっ!」と気が気じゃない。



「あの女は?」とエイレネのことをたずねるヴォレヌスがルキウス@赤ん坊を抱っこしてる姿が(;'Д`) この息子を十年後も二人で育てているなんて、本人たちもこの頃は想像つかなかったに違いない。あ〜理想の男夫婦。
ヴォレヌスは、プッロが奴隷娘を気に入っていることを知っていて面白そうな顔をしている。ヴォレヌスにとって、後にプッロの伴侶になるエイレネはどーでもいい(元)奴隷女という関係はずっと変わらない。立場上、エイレネは最後までヴォレヌスを主人とみなす。親友の妻だからといって殊更やさしくはしないし、エイレネもヴォレヌスを好きにはならない。ニオベがプッロを好きにならなかったように。

酔っ払ってどこかに忘れてきたエイレネを探しに行くプッロに付き合ってやるヴォレヌス。
ヴォレヌス「別に見つからなかったら他の女を見つければいいだろ」
プッロ「他の女なんて。エイレネがいい」
ヴォレヌス「時機ポンペイウスを攻めに行くんだろ。女は連れて行けないぞ」
プッロ「軍には戻らないかも。どうせもうすぐ退役です」
ヴォレヌス「第十三軍団を辞めるのか?」
プッロ「あなただって」
ヴォレヌス「おれとおまえは別だ。おまえはアホなんだから戦争以外の何ができる?」
プッロ「あいつとは離れられない。あんたとはもっと離れられないですけど」
ヴォレヌス「下半身で考えるな(you think with your penis)おまえには無理だろうけど」
プッロ「そんなんじゃありません。そりゃ、あんたとは一刻も早くヤリたいですけど〜させてくれないでしょ?」

ここでプッロは、実はエイレネのことはまだ抱いていないことを告白(「まだ手も触れてない」)。吹き替えでは「あいつとは何も……」というあいまいな言い回しになっていたので、見返すまで気づきませんでした。とっくにヤッてるんだと思ってた。エイレネには触れていないと知って「なら何が目的なんだ?」とあっけらかんとヴォレヌス。彼は逆にそんな男の純愛が理解できなさそうです。プッロ「信じないんですか? おれはあんたのことも指一本触れずに見てるだけなのにぃヽ(`Д´;)ノくわっ」という心の声が聞こえてきそうです。

やっとエイレネを発見するも、飲み代を払わなければ返さない、と主人。暴れ出すプッロを制して金を払ってやる隊長。
ニオベ「うちかつかつだってのに、またその熊っぽい人のためにお金使ってえヽ(`曲´)ノ」
プッロ「なるべく早く返します」←アテはないし身体で奉仕する気満々
ヴォレヌス「そーだな」←期待してないっぽい

プッロにはエイレネは養えないとあって、うちの奴隷として家に置くことにするヴォレヌスだが、ニオベは気に入らない。役に立ちそうもないし、プッロ絡みだし、ゲルマン人(ガリア人?)だし。ニオベ「この娘を置いたら、もれなくプッロもついてくるだろうし、そうするとますます夫の貞操があやういわ…ったくこの人ったらなんで気づかないのかしら? いつも物欲しそうな顔で見られてるのにっ」

ニオベは「プッロは浮気を知っていて、あの女に私を見張らせる気」と友人に相談。
ニオベ「そんで私たち夫婦の関係悪化に付け込んで、夫を寝取る気なのよ、間違いないわっ!」
友人「あ、あんたずいぶんその点にこだわるわね汗」
ニオベ「だってうちの旦那は鬼みたいな怖い顔してっけど、あの熊男相手だと妙に無防備だしっ! ソッチの方は全然疎いしっ」


……ニオベの裏設定書くの楽しくなってきた

ニオベに「(プッロは)勘付いてる!」と言われ、女友達が「あの単純な野蛮人が?」……canonも私の想像と同じ程度にヒドイです。知っていたらヴォレヌスに話してるはず、と女友達。この時まだ、プッロがヴォレヌスに言えないのは、はっきりとわかってないからってだけじゃなく、隊長がプライドが高くて一途な人だってわかってるから、傷つけたくない気持ちもあるんでしょうね

カエサルとアントニウスのシーン。アントニウスはどこまでも軍人。ちなみに彼のことを、キケロは「粗野で典型的な軍人の野蛮人」と書き残しています。傍仕えの少年(たぶん奴隷)はカエサルかアントニウスにヤられてるんだろうな。

ヴォレヌスは奴隷市場にやってくるが、自分がガリアから連れ帰った奴隷たちは、血の下痢(赤痢?)で免疫があった小さな子供以外全員死んでしまったことを知らされる。当時、奴隷はいい金になったから、ヴォレヌスにとってこれは大打撃。
足を引きずる痩せ細った少年を物扱いする隊長。この少年は何の説明もなくドラマから消えていくんですが、そのへんのドライな描写がまたいい。「まあてきとうに売られたんだろう。きっと思春期には男娼にでもなって運が良ければ心ある主人に奴隷の身分から解放され、悪ければ炭鉱にでも送られたか」と見る側も想像して終わり。

子どもを連れ帰り、
ヴォレヌス「顔色が良くなったら売れる」
娘たち「この子なに? 名前は?」
ヴォレヌス「そんなもんあるかーっ!!ヽ(`Д´)ノ」

またこの子のたたずまいがいい。「蓄えなんてないのよ」とせっつかれる夫。金策に困る


その頃、書物ばかりに明け暮れている息子に男らしい振る舞いを身に着けさせようという母アティアの計らいで、オクタヴィウスは�牴板躑技姚瓩鮠匆陲気譴襦�あなたの友人、と言われ真っ先に「ヴォレヌス?」とたずねるオクタヴィウス。そりゃま、プッロだとは思わないよね(´∀`)
どうでもいいがこの青いガラスの食器、ガラス工芸はアレクサンドリアでは紀元前一世紀にはガラス吹きの製造法が開発され、中流家庭にもガラス食器が普及したらしいのですが、時を下って中世ヨーロッパの映画などには出てきません。少なくとも12,3世紀までを舞台にしたドラマや映画やficに、金属器のかわりにガラスの食器などが出てきたら間違いということになります。というのも、この技術は西ヨーロッパではローマ帝国崩壊とともに失われてしまったのです。英国では7世紀に教会のガラス窓(ステンドグラス)を作るためにフランスから職人を呼び寄せています。中国やビザンツ帝国では、ガラス工芸はどんどん発達します。面白いですよね、古代世界で花開いた製造技術が、文明の崩壊とともに失われてしまったのです。2000年前の英国人(ブリトン人)は使っていたガラスの食器、1500年前に暮らしていたその末裔は知らずに、金属や木の食器を使っていたのです。それどころか庶民は、かなり時代をくだらないと食器自体を使っていませんでした(パンを食器がわりにしていた)。

……そんなうんちくはさておき、プッロ&オクタヴィウスの友情、大好きです。少年オクタヴィウスが言うことはイチイチ的を射ている。金策に困っているヴォレヌスがプッロに「おれ坊ちゃんの家庭教師やってます〜(●´∀`●)と聞かされた時は、さぞ「なんでオレじゃないだっ」と腹を立てたことでしょう。



プッロが気安くオクタヴィウスの肩を叩き、オクタヴィウスが「二度とやるな」と命じて走る一瞬の緊張感。前にも書きましたが、身分差のある者同士の友情。その溝は絶対に埋まらない。リドリー・スコットには絶対に描けない世界です笑

プッロは名前を伏せて、ヴォレヌスの妻のことを尋ねるが、オクタヴィウス様は
オクタヴィウス「ヴォレヌスの妻ことだな」
プッロ「そんなこと言ってませんヽ(´Д`;)ノ」


オクタヴィウス様@一枚も二枚も上手「確たる証拠がないのに話せば噂が独り歩きする。大事なのは事実だ。それがわかるまで黙っていろ」という完璧なアドバイス。プッロはフムフムとメモ。「相談してよかった」
プッロ「今度から、隊長のことはなんでも相談します(´∀`)」
オクタヴィウス「それは別に構わないが、あのプライドの高い男を組み敷くのはむつかしいと思うぞ?」
プッロ「言う前にバレてんじゃねーか(;´∀`;)」


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2011年11月26日(土) Rome fic : Sigh No More




Title: ため息はこれでおしまい
Paring: Pullo/Vorenus
Rating:PG-13

Rome初ficです。子どもたち視点のプッロ/ヴォレヌス。PG-13、本編全体のネタバレあり(特にラスト)。どのジャンルでも子ども視点はやってしまいますが、�狄邑�確立前�瓩�Romeほどやりやすいものはありません笑 ↑写真が内容に合ってない(^曲^;) トスカーナ地方などの写真を使いたかったけど、口絵? は自分で撮ったものを使うと決めているので、雄大な農村の風景を撮ったことがない今回は、これで我慢です。ところでドラマ内に出てくる�爛▲凜Д鵐織ぅ鹵篭茘瓩箸いι集修砲困辰醗穗卒兇魍个┐討泙靴燭�、これはアヴェンティヌスの丘のことだと、これを書いていてはたと気がつきました。

基本、やはり萌えるのは隊長受ですね〜たまに、隊長がプッロを軍隊式にいじめまくってプッロが「ひえ〜っ」というのも楽しげですがw でも隊長Sっ気はあるようでないので、単なるスキンシップくらいの感覚じゃないでしょうか。この時代、ドSは限りなくドS(現代の猟奇殺人犯も真っ青)、あくなき欲望を追求したと思うので、戦場でも禁欲的な生活を送っていた隊長のことを、プッロは「どこまでドMなんだよこの人」と呆れつつ感銘を受けいていたに違いないね(´∀`)ノ
特に家族を失い、nothigng to loseな状態で「おれはハデスの息子だー!」と宣言していた暗黒時代は、恐怖政治を敷きながらも、心の底では罰っされたいという欲望を抱え込んでいたので、プッロ@よく躾けられた犬に無駄にSMプレーを強要していたはずだと固く信じています。「ああ〜こんなの嫌だ〜っ」と思いつつ身体は拒絶できないプッロ。二人して野蛮な雄の本能に任せ、めくるめくハードゲイな世界を満喫していたはずです。まあ、それでも結局ヴォレヌスは我慢できなくて、さらにハードな世界に飛び込むべく戦場に行ってしまったんですけどね。
ヴォレヌス「おまえはアホだから、アントニウス閣下みたいな精神的に追いつめるプレーができないんだよな〜」
プッロ「スンマセン泣」(勃起したままマッパで正座中)

RomeのMキャラといったら、他にブルータスやアグリッパ@「フロドさまあ〜」もいますね。レピドゥスもけっこうスゴそう笑 ラストは、アントニウスもM入ってるな〜と思いました。

海外版DVDが届きました。13話分コメンタリーやヒバインド・シーンなどが入っています(^曲^)v でも残念ながら、特典映像にはサブタイトルがつかないようですので、これから購入予定の方はご注意を。日本版には、やっぱりちゃんとコメンタリーにも日本語字幕ついてるのかな? でもその分、値段が倍近くするですよね。
カッシウス/ブルータスが可愛いなあ。早速アントニウスのマッパや、セルヴィリアに送られる巨根奴隷がどれほど巨根なのか、チェックするとします


ところで、先日Twitterの裏アカに書いたRome情報(もちろん全部古いです)をこちらに。重複して書くのが面倒なのでコピペしますが、必要な箇所には補足を入れます。


『Rome』のラスト・エピソードについて
ネタバレあり:RomeのメインライターだったBruno Hellerが、放送終了後のインタビューでこのように語っているそうです↓(反転)
Bruno Heller 「それぞれの視聴者が自分で、彼(ヴォレヌス)が生き延びたか死んだかを決めることを望んでいる。だが、私は彼が生き延びて、長く幸せな、充実した人生を生きたと考える方が好きだな」

BBCの無断編集について
Romeが英国BBCで放送された時、プライムタイム枠だったこともあり、いくつかの場面は特にセリフが一般大衆向けに変更され、これはかなり批判されたらしい。そのうえ、BBCは1-3話を、パートナーのHBOに無断で2話に縮めたそうですo_O; BBC側はその理由を「英国人は米国人よりこの辺(カエサルのルビコン渡河あたり)の歴史に詳しく、見なくてもわかるから」と説明したけど、削られたのは主にセックスと暴力の場面。こういうことやっちゃいかんね、BBC…ブログにこれを国営放送で流せるのが英国の凄いところ、と書いたばかりなのに

「ガリア戦記」に登場するプッロとヴォレヌスについて
ティトゥス・プッロとルキウス・ヴォレヌスは、カエサルの「ガリア戦記」に実在の兵士として名前が登場するそうです。
カエサル著「ガリア戦記」の中で、二人は百人隊長で、bitterなライバル関係だったが、戦闘中にヴォレヌスが悪い地形に足を取られてバランスを崩し、敵に囲まれた時、プッロが助けに来た、とあるらしい。カエサルwww さすが若い頃ビサニア王の愛人やってただけあって、萌えを心得てます
もう一点。このビターなライバル関係にあった百人隊長同士がそうして要塞に退却してくると、兵士たちは喝采で二人を迎えたそうな(´∀`;)ノ 百人隊長はローマ軍団の根幹で、現場の指揮官として最も兵士たちから尊敬されていたそうだから、ローマの兵士たちは皆で 萌 え た に違いないね

兵士「おれんとこの隊長とおまえんとこの隊長、仲悪いよなァ…」→兵士「あーっヴォレヌス隊長が転んだっ…あーっプッロ隊長が助けたーっ!」→兵士@大喝采「もっ萌える〜っ泣」→カエサル「なんだとっ!? その萌は書き残さねば!」→製作者@2000年後「萌える…! ドラマ化だ!」→私@日本「萌えスゴっ!」

プッロ&ヴォレヌスは、ガリア戦記に登場したとあって(しかもなかなか興味深いエピソードだったから記憶に残りやすかったのか)、過去に書かれた古代ローマが舞台の小説2作品にも登場するそうです

イタリア版の編集と評価は……
HBOに断りもせず編集したBBCですが、本場? イタリアでも、吹き替えで汚い言葉をよりharmlessに置換え、またセックスと暴力のシーンはあらかじめオルタナチョイスとして撮影済だったシーンに置換えられたとのこと。09年にRei4(伊TV局)は完全版としてオリジナルを放送したそう
 Romeはイタリアではしばしば酷評されたとのこと。まずもってイタリア人は、アングロサクソンがカエサルやオクタヴィアヌスを演じていることに我慢がならなかったらしい。私も正直最初は抵抗があったくらいだから理解できる


実は予算の問題をクリアできずシーズン2で打ち止めになっていた
けっこう衝撃的だなあ、この事実わ…22話で完結させる予定で作られていたんじゃないんだ。BBC側が莫大な制作費を捻出できず2で終わらせることに。本来、シーズン2はブルータスの死で終わり、シーズン3、4はエジプト篇になり、シーズン5ではパレスチナで偉大なメシアが起きる予定だったと…

あのカッコ良すぎたアレクサンドリア時代のヴォレヌスを2シーズン多く見れて、エルサレムのユダヤ人とイエスの誕生が絡んでくる予定だったなんて…BBC憎し(^曲^;) そういやヘロデ王はアントニウス側に味方したんだもんね。シーズン2の展開の速さは意図されたものじゃなかったんだ


『Rome』movie版の制作話が進行中?
一応、続編? としてRomeのmovie版が制作予定とのこと。ヴォレヌス役のケヴィン・マクキッドも「ヴォレヌスも登場予定」と認め、2010年3月、エンターテイメント・ウィークリーで、ブルーノ・ヘラーは「脚本は書き終えた」と。監督とスタジオ待ちらしい

でもこういう話は半分くらい自然消滅しちゃうから……それに正直、ヴォレヌス/プッロはslasher的には完璧な形で終わったんで笑 複雑なところです。すごい見たいけど、下手に女性キャラとか持ってきて欲しくない


お久しぶりです、フォックス先生
アレクサンドロスの著書で有名なオックスフォードの歴史家ロビン・レイン・フォックスも、英ガーディアン紙でRomeのことを褒めてる


二人が恋人同士の役を演じている映画には……
『Bedrooms & Hallways』でケヴィン・マクキッド&ジェイムズ・ピュアフォイがゲイカップルやってるとは聞いてたけど、その映画にヒューゴ・ウィービングまでもwww

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2011年11月23日(水) Rome[Ep.4] Stealing from Saturn

一週間ぶりのエピソードレビューです。ドラマは最後まで見終わりましたが、私の中で二人は永遠の男夫婦です(●´ω`●)

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Rome[Ep.4] Stealing from Saturn(休戦の使者)
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4話はギリシアまで逃げたポンペイウス側の陣営場面から始まる。ポンペイウスの息子クイントゥス登場。国庫の金を横取りして持ち去ろうとした兵士を拷問し、金の所在を吐かせようとするクイントゥス。

史料によると、ポンペイウスはローマを捨てる時、国庫の金を持ち出すように配下の者に命じていたが、皆、私物を持ち出すことに夢中で、結局金は残されたままだったとのこと。
 このエピソードで、すでにカエサルはローマ市内にいるけどこれは創作。以前にも書いた通り、ローマ軍を指揮する執政官はルビコン河の北側で軍を解散しなければならなかったし、ましてや元老院の許可なくローマ市内に入るなどもっての他だったので、ルビコン渡河で国賊となり、また元老院議員たちの大半がローマを捨てポンペイウスと共にギリシアへ去った後でさえ、カエサルは民衆を敵に回さないために不可侵とされたローマには戻らなかった。だが彼が国庫金を使ったのは事実らしく、いかにして彼が市内に入らずにこの金を手に入れたのかは謎だそうです。Ep.3で、プッロ&ヴォレヌスが、国庫金を横領したローマ正規軍兵士と一戦を交えるエピソードは、この「謎」を利用して描かれたもの。

 オクタヴィアヌスはまだ成人を迎えていない、というくだりがあるので、彼はこの時16才手前という設定なんでしょう。

 前回、ローマ軍を上官に断りもなく辞め民間人となったヴォレヌスは家族のもとに帰り、戒厳令が敷かれたローマで、新たな商売を始める。だが人々はカエサル軍の報復を恐れて自宅に閉じこもっているため、街は不気味な雰囲気。ヴォレヌスは、吉日に祝宴を開き、始まりと終わりの神ヤヌスに捧げものをし、、、相変わらず呆れてしまうくらい信心深い(´Д`;)

 ヴォレヌスと町の女(呪い師?)の会話に、スッラとカエサルの比較が出てくる。
 
 ルキウス・コルネリウス・スッラもまた、元老院と対立し、軍団をローマへ向けた反逆者。ローマ市街に侵入し抵抗する者を虐殺、敵対するマリウス側に加担した者を粛清しまくった人物。状況としては、カエサルの行為はスッラのそれと似ていなくもないが、スッラが共和制存続のために行動を起こしたのに対し、カエサルは旧態依然とした共和制をぶっ潰すために行動したという点で大きな違いがあることは、後世の私たちにはわかるけれども、渦中にいる人々(とりわけ平民)にはわからなかったに違いない。
 ちなみに、私はスッラファンなんですが、それは彼が優秀な政治家でありながら私生活では酒色を好み、当時の貴族らしく性別はどーでもよく晩年はギリシア人男娼を男妾にしたという素敵な逸話のある人物だからってだけではありません

ヴォレヌスの父親はスッラ側について戦ったと本人談。彼の父親も一度は賊軍の兵士に身を窶したわけだ。それでも、祖父も父も共和制存続のために戦ったという名誉はヴォレヌスの人格形成にすごーく影響を与えている。ちなみに、カエサルはこのスッラの粛清リストに名前が乗っていた人物で(マリウスが伯父だったため)、十代の頃にあやうく殺されかけています。


 このエピソード最大の見せ場は、もちろんアントニウスがヴォレヌスを私邸に呼びだす場面ヽ(`Д´*)ノ
 わざわざ呼び出しといて、ヴォレヌスが到着するとマッパで迎えるアントニウス閣下。ヴォレヌスはもはや彼のトレードマークともいうべきどっちらけの表情で淡々と閣下の相手をします。


奴隷がトリコーダー医療器具のようなもので閣下の暇つぶしに付き合ってあげていますが、当時の身体検査はこういう感じだったそうです。

ドラマを最後まで見終わり、アントニウス/ヴォレヌスにドハマりした私としては、このシーンは二人の関係においてBest 5に入る萌場面ですヽ(;`Д´)ノ
アントニウス「血塗られた剣を手にしていないとおまえだとほとんど判別できんな」(Barely recognize you w/o a bloody sword in your hand)…と言う自分はマッパ。若手芸人のような捨て身のウケ狙い(違)もツンツン(デレの部分一切なし)隊長にはさっぱり通用せず、残念、閣下。

閣下「(低身長症の奴隷のことを)面白いだろ?」
隊長「(無表情で)さようで」
閣下「面白くないようだナァ」

閣下の隊長いじりの典型。アントニウスがヴォレヌスにムラムラしちゃうのは、優秀な部下だからというだけじゃなく、たやすく支配も買収もできない男だから。彼にとって女や美しい若者を追いかけ回すのは狩りみたいなもの。相手が奴隷じゃなくたって、立場上どんな相手も苦もなく組み敷ける。そんな彼を楽しませてくれる相手は、アティアやクレオパトラ、ヴォレヌスみたいな簡単には支配できない反抗的なタイプ(^曲^)命令には絶対服従だけど心までは支配させないヴォレヌスを、アントニウスは弄ぶのが大好き

おまえを逃亡兵として磔にもできる、と言われ、思わず「逃亡ではありません。任務は果たしました。そちらが――」と口を滑らせるヴォレヌス。

アントニウス「おれがどうしたって?」
ヴォレヌス「ルビコン河を越えたら軍人ではいられません。私は法に従うしかありません」
アントニウス「馬鹿者。おまえは僧侶か。世の中をよく見てみろ」
ヴォレヌス「ローマの建国以来――」←始まったよ
アントニウス「おおい、よせ(Oh please)。ローマの建国なんてどうだっていいんだヴォレヌス。物事は変わる。わからないのか? 共和国はとっくに死んだ。カエサルはその破滅から救おうとしている」
ヴォレヌス「そーは思えません」

あったま固い! とイライラしている閣下。言葉いびりは続く。「それで、どんなつまらない仕事を始めるつもりだ?」
ヴォレヌス「ガリアの品々を売ります。奴隷やトルフや葡萄酒など」
アントニウス「商人か(´∀`)ノ おまえのような正直な軍人が売り物を数えて、帳簿をつけるのか? 気が狂うぞ」
ヴォレヌス「そうですねー」

するとアントニウス、おもむろに表情を引き締め部下に近づき、
アントニウス「おれにはお前が必要だ。カエサルもだ。軍団にお前以上の男はいない。お前以上に兵士たちに尊敬されている男は(There is no better man in the legion, none more respected by the men.)。厳しい戦いが待ち受けている」
ヴォレヌス「ローマ人相手の厳しい戦いっすね」

 自分たちが賊軍だという自覚がある隊長にとって、正規軍の同胞と戦うことにも抵抗があったわけですね。実際、カエサル軍がポンペイウス軍と川を挟んで睨み合いを続けていたスペインでの戦いなどでは、川の両岸でかつての戦友と談笑する兵士たちの姿が多くみられた、という逸話も残っています。

 アントニウス「戦いは戦いだ(blood is blood)。本当に第十三軍団をお前なしで戦わせる気か? 軍団に戻って来い。再び戻ってきた古参兵として優遇するぞ」

 この時、アントニウスは最上位の位階を与え特別報酬として1万セスティルティウスやる、と言ってるんですが、これは破格も破格。閣下はずみすぎ。報酬額はちょっとあり得ない額です。最上位、というのは彼が首席百人隊長だったことを考えれば大隊長のことでしょうか? 大隊長は貴族の子弟などが任命され平民がなるのは難しかったようです。
 ちなみに、Ep.3で書いたことの訂正をここで。一個軍団6千人、千人隊長(大隊長)は5人と書きましたが、一大隊は600人から成るので、千人隊長は10人でした。おのずと中隊長である百人隊長の数も変わってきます。しかし、首席百人隊長が第一大隊の第一中隊を指揮する下士官のトップクラスということに変更はありません。

 そんな気前の良い昇進話を提示されたものの、ヴォレヌス@石頭は断る。
アントニウス「失望したぞヴォレヌス。思いっきり☆」
 踵を返すヴォレヌスに、閣下は気になる一言。
アントニウス「ヴォレヌス、次に会う時は、こんなに優しくないぞ」


 一方妻ニオベは、義弟との不貞によってできた子ルキウスのことで思い悩んでいる。少しずつ夫婦関係が改善されてきているので、余計に気になる。ニオベの、平民のべっぴん妻っぷりが素敵です。
 店開きのパーティにやってくるのは地区の有力者エラステス。この男は後にヴォレヌスの運命を狂わせることになる。ニオベの妹リュデは夫とともに現れる。リュデは美しい姉に夫を奪われた屈辱感と絶望をひた隠しにして生きている。

 皆が楽しそうにダンスしている時に、小さな女の子と手を合わせて身体を揺すってるだけで、全然馴染めていない隊長がカワイイ。生まれ変わってもエピキュリアン(享楽主義者)にはなれそうもない(´Д`;)実姉と夫の不貞をまだ許せないリュデは酔っ払い、自暴自棄な空気満載。醜態を晒しそうな妻リュデと夫のもみ合いの末、ヤヌス神へ捧げ物をした祭壇を倒してしまう。
ヴォレヌス「わーーーっ泣」

場面変わって、祝宴が終わり招待客が帰ったところで、クイントゥス・ポンペイウスが部下を連れて現れる。目的は国庫金の奪還。何の話かさっぱりわからないヴォレヌス。

 妻を人質に取られ、自分も剣先を向けられヤヴァイところに、豪華な衣装と装飾品を身に纏ったプッロが、輿に乗って登場ヽ(´∀`)ノ 羽振りよく沿道に金をばらまきつつやってくるプッロを一目見るなり、瞬時に「犯人コイツだ」と悟ったようなどっちらけ顔の隊長がいい感じです。

 それにしても、大金持ちになって贅沢三昧の生活を始めておきながら、目的地その1は隊長の家だっていうプッロかわいい(●´∀`●) 
「ね? だからあの時言ったでしょ? 荷車見に行った方がいいって♪」
と自慢しに来たのかもしれないけど、単純に隊長に会いたかったんだね。たぶん隊長の方はまだプッロを友達とは認めてないけど、プッロは隊長大好き。荷車と一緒に見つけた奴隷娘にもきれいなカッコをさせてあげてみたり↓


 クイントゥスらをシバキ上げる二人。国庫金を横領した容疑をかけられれば極刑間違いなし、ということで考え込んでいるヴォレヌスに、プッロは自分のおばか計画を話す。us(おれたち)という表現を用いて勝手に計画にヴォレヌスも巻き込んでますけど?

プッロ「クイントゥスをテヴェレ川に沈めて、荷車を手に入れ、こっそり金を掘り出し、海岸まで出て、一気にスペインに向かうんです」
ヴォレヌス「黙ってろ、考えてんだ」
プッロ「マズいですか(´∀`;)」
ヴォレヌス「マズいだあ?」

 頭ごなしに叱られるプッロ。毎度隊長に迷惑かけ倒してます。ドラマ前半の、おバカをやるプッロの尻拭いに追われるヴォレヌス。でもプッロは隊長が大好きだから役に立つために頑張る、という二人の関係がカワイくてたまりません。
「ポンペイウスの息子を手土産に金をカエサルに返しに行け」と言われ、せっかく金持ちになったのに冗談じゃない、とプッロ。

ヴォレヌス「助言ぢゃないぞ、命令だ!」
出た、必殺技。プッロは最終回まで、隊長の「命令だ」発言には何だかんだ言って逆らえません。「あんたはもう上官じゃないっ」と反発しても何年も躾けられたんで身体の方はちゃんと命令に従います。
プッロ「でも神からの授かりものですよ!」
ヴォレヌス「命令だあー!」
プッロ「アイッ(´∀`;)ノ」

背筋ぴしっ。その上、おまえのせいで妻が殺されかけたんだぞ、と言われ事の重大さを理解したプッロ。大好きな隊長にまたまた迷惑をかけてしまったことに、ようやく気付く(遅い)。
「一緒に来てくれるでしょ」と言うプッロに「自分で蒔いた種だ。自分で何とかしろ」と突っぱねる隊長。この頃はまだ冷たいですね。いや、後半でもずっと冷たいままだけど。
プッロ「けっこうです。行きますよ。失礼します(Good luck to you sir)」


 プッロの到着を知るカエサルが、パーティで席をはずす際、アントニウスにちょっと顎で合図を送り、アントニウスがすぐに立ち上がってついていく、さりげない感じが好きです。たぶんビジュアルの問題で、この二人は全然萌えないんですが。

 アントニウスが自分の部下とあって、カエサルのかわりにプッロを尋問し始めるのがまたいい(´∀`) このドラマのよさはびみょーな匙加減なんだよなあ。
アントニウス「プッロ、この悪党め。今度は何をした?」
テンパりまくってるプッロ、「いえあのその将軍、ルキウス・ヴォレヌスに行けって言われまして〜……」
隊長が隣にいたら、振り向いて怖い顔で睨んだんでしょうね。この頃のプッロは何も考えてなくて、自分が何をすれば正解なのか、どう振る舞えばうまくいくのかよくわかってない。だから、頭が良くて身の処し方をわかってる隊長のことをスゲーなあと尊敬し始めてる。金が見つかって隊長の元を訪れたのは相談したかったってこともあるんでしょうね。2話でもバレバレだった通り、プッロはその日暮らししかできない荒くれ者で、彼のwikiのキャラクター説明にはdevil-may-care(結果を考えず衝動的に、あるいは欲望のままに行動する)人物、とある笑 そんな彼にとって、隊長は「この人について行けば、きっとおれ、なんかもーちょっとマシになれる」って思える人。おっかないけど

 国庫金の話は初耳だったので目の色が変わるカエサルとアントニウス。彼らにとっては、プッロは金を見つけ出しポンペイウスの息子を捕まえたことを報告しに来たことになるわけで、叱責だけで許されるプッロ。
カエサル「おまえはアホだけど幸運の女神に気に入られてるみたいだから許してやる!」

 パーティを抜け出したオクタヴィウスが、一連のやり取りを眺めている。このように子供の頃からカエサルを観察していたわけだ。意見するオクタヴィウスの話を聞いてやり、彼に指導者の才能を見るカエサルの会話がいいです。
ところで、発作を起こしたカエサルを奴隷ポスカと介護するオクタヴィウス。二人が倉庫にいるところを使用人が目撃し、それ以降「二人はデキている」と噂されるようになる……という味付けは、slasherとしては噂通り二人がデキていた関係として描いて欲しい気持ちもあったけど、これはこれで面白い。


 さて無罪放免となったプッロが我が家と勘違いして隊長の家に戻ってくると、ニオベと間男が親密そうに話している。疑いを抱くプッロ。
隊長がニオベを愛してることはよく知ってるから、「おれの大事な隊長を裏切ってるとしたらもう間違いなく許せん。だって隊長あんなにカワイイのにヽ(`曲´;)ノ」 裏設定として、隊長のかわりに気が気じゃなくなるプッロは、きっとこの時「なんでおれがこんな気持ちに? あーおれ隊長のこと本気で好きなんだナァ(´Д`)」と自覚に至ったと解釈。その頃隊長は、プッロが死んだかもしれないってのに、ヤヌス神に昨日の非礼を詫びるため祭壇に祈ったりしてます。たぶん、二階に座ってるプッロの顔見るなり、「あ、生きてたのか」と言っただけだったに違いない。

 ところで、このエピ中、ずっとプッロの所有物として奴隷娘エイレネが置物のように画面の端に映ってるんですが、セリフはひとつもありません。異国(おそらくゲルマン人)の言葉もしゃべれない奴隷娘なんて、どーでもいい存在として扱われていたんですね。主人たちは夫婦で、または恋人同士、奴隷に見られながらセックスをする。主人たちは気にしない。奴隷は家具やなんかの物と同じですから。アティアの傍仕えの奴隷が男色好きだというのも説得力がありますね。女主人にイチイチ反応するようじゃもちません。

 カエサルはポンペイウス側に休戦を呼び掛けるが、カエサルと敵対しても、まだ彼を父のように慕っているブルータスだけはその申し出を受けたがるも、ポンペイウス側は無視するのでした。



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今回はなんだかやたらとアントニウスの裸ばかり紹介してしまいました。このアントニウスの中の人、ジェームズ・ピュアフォイは、ヒース・レジャーの『ロック・ユー』にエドワード王として登場した、あの人です。ヒースだけじゃなくポール・ベタニーも出てるので、この映画が好きなslasherは多いはず。ちなみに、プッロの中の人、レイ・スティーブンソンは『キング・アーサー』のダゴネット役、ヴォレヌスの中の人ケヴィン・マクキッドはオーリの『キングダム・オブ・ヘブン』に端役で出てますが、彼は『グレイズ・アナトミー』でレギュラーロールを演じています。オクタヴィウス役のマックス・パーキスはM&Cに出てたと考えると、わりとそういう面子揃ってたんですね(どういう面子…orz)

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2011年11月21日(月) 蹴フェス終了。カエサリオン攻w

イベントも終えて、無事雪降る札幌に帰宅しました。一番の目的はアフターでしたが、達成(´Д`) 楽しかったです〜。夕方5時から夜10時半までブリティッシュパブでしゃべり倒しました。べにさん&べにゆうさん、ありがとうv 今回、美味しいハギスをいただいて、スコットランドで出くわしてしまった本格的過ぎにつきトラウマになっていたハギスへの恐怖心を克服することにも成功! フィッシュ&チップスの美味しさがいまだにわからない私ですが、今度美味しいお店に連れていってください、Yさん。

イベントは予想通りまったりでしたが、前からサイトやTwitter経由で知り合いだった方ともお話できて楽しかったです〜。今回新刊はなかったけどペーパーは全部皆さんに押しつけ…いや配ることもできました。お隣さんはドイツ代表サークルさんでした(●^ω^●)ドイツ代表本&マンU本ゲットです。
会場は浅草で羽田空港から来る私にとっては行きづらかった。そしてテーブルが縦に広すぎて、会場が賑やかだったんでスペースに来てくださる方とお話しするのが身を乗り出さなくちゃならなくて大変でした笑

サークルは日本代表とうっちー関連が半分でした笑 マヤアツがあんなに多いとわ笑 普段、欧州中心にフットボールを見てるので、友人が買った日本代表本の中に登場するインテルの選手などの描き方が面白かったです。ローマサークルも一つくらいあるのかな、と思っていたんですがセリエAは一切なし。ラ・リーガだってせいぜい4つかな?

どうでもいい話ですが、私は前回東京のイベント行った時と比べ3kgくらい太っていたんですが、バレたかな笑

さて、イベントも一つ終わったので、いよいよ何の抵抗もなく(?)Romeにどっぷり浸かることもできます。今回もYさんとRome語りしましたが、気がつくとRomeのことを考えていて、ハマってるなーと実感……映画は指輪やアレキサンダーにはまりましたが、海外TVでこんなにやられたのはOZ以来です。どれも登場人物が多くて、お互いの思惑が絡み合っているようなところが楽しいんでしょうね。ある意味フットボールも群像劇です。

そのRomeは22話のラストまで見ました。4話以降もじっくりプッロ/ヴォレヌス感想書いていくつもりですが、たぶん皆そうだと思うんだけど、21&22話はヴォレヌスに惚れ直さない人はいないだろうし、アントニウス/ヴォレヌスにやられないslasherもいないでしょうね。よくこういうものを作り上げてくれたな、と思いました。このドラマの中で描かれるキャラたちのギリギリの人間関係がたまりません。

とかいいつつ、実は私がヤバいと思ったのはカエサリオン/ヴォレヌス(´Д`;)エー
カエサリオンの幼少期に植え付けられたヴォレヌスの「理想の男性像」たるや凄いインパクトだと思うわけですよー。他にまともな男は一人も周りにいなかったわけだし笑 カエサルがいた頃は乳児だったしね。でもその父親代わりだったヴォレヌスが、実は実父の愛人だったと知った時の衝撃たるやwww 私、子供を好きなペアに絡ませるの大好物だから、プッロを尻に敷くオクタヴィウス様が「ヴォレヌスとはどうだプッロ、あいつは素直にさせてくれるようになったのか?」などと切れ味鋭く突っ込んでくるのも好きですが、甘やかされ放題の倒錯環境で育ったカエサリオンが、何でも手に入ると思ってストレートにヴォレヌスに迫るのもいいなあ(´Д`;) 8才のカエサリオン様「ヴォレヌス、おまえをわたしのものにしてやるぞ」とかそういう。んで、ヴォレヌスはヤレヤレと呆れつつ「へー私をあなたのものに? どうやって?」と意地悪く質問。カエサリオンはポカン。具体的にどーすればいいかとか、全然わかんない。そのへんの具体的な方法は、数年後に親父が隊長を抱いてるのを盗み見て学びます。

Romeではいくらでも妄想できます。カッシウス/ブルータスもいいですねえ。オクタヴィアヌス/アグリッパも美味しい(`曲´;) アントニウスとヴォレヌスは後半リバもありかなと思ってますが、後半のこの二人は刹那的すぎて両者とも受け受けしさ炸裂です。
カエサルは実在の人物としてはそれなりに男とも浮名を流した? 人ですが、ドラマではアントニウスとさえ絡める気になれないんですよねー。史実でいえば、副将ラビエヌスとの関係はほかのどのペアも食ってしまうくらいいいんですよね。……ったくどいつもこいつもって感じです。男色についてはあまり好意的に思っていなかったキケロだけが、唯一セーフかな笑

プルタルコスの英雄もアレクサンドロス関連だけ読んで宝の持ち腐れになってましたので、読もうと思ってます〜。

いかにも古代地中海世界の典型的な美形であるバルトラくん。当時に生まれていたら、彼を巡る流血が絶えなかったに違いない笑


WEB拍手レスです。
>martianさん
こんにちは〜martianさんもRomeお好きだったんですね^^ アレクサンドロスにはまっていた頃かな? RomeがBBC&HBOでドラマ化すると騒いでいたはずなのに、WOWOW放送時は気になっていたのに見逃していました。その後、ヒストリーチャンネル、現在はシネフィル・イマジカで放送してますが、ずっと機会を逃していたんですよ。今回DVDを購入して見ましたが、このドラマは自分で見方をコントロールできないと辛いですね(´Д`;) TV放送に合わせるなんて、きっと私には拷問だったに違いないです笑

>近代以降の価値観を意識的に排除して制作されていますよね。身分制度しかり、当時の多神教への信仰心や倫理観しかり、現代の尺度で評価や批判をせず、あくまでも「そういうもの」として描いている。そこに感激してしまいます。

よくこれを作れたなと思いますよね。さすがにBBCとHBOだけありますが、米国では有料ケーブルのHBOでは放送できて、英国では国営放送のBBCでは流せる……このへんが英国の底力だなと思います笑

>見直してみると、ブルータスやアントニウスなどの「負け組」の描写がいいよなあ…としみじみしてしまいました。
そして、“主人公”であるヴォレヌスが、「負け組」になるとどこかでわかっていながら、最終的にはそちらに与するところが素晴らしいですよね。つまり、正義と悪の戦いじゃない。当時の戦争観まで踏み外すことなく描いてますよね。

>「Rome」では何よりもプッロ/ヴォレヌスですね!!久しぶりに見返して、なんと破壊力のあるゲイカップル(違うよ)なのかとプルプルしてしまいました。

破壊も破壊、この二人のために何人もの女たちが不幸まみれにwww エイレネが「あなたは私より彼のことを愛してるのね」と言った時は、グロッキー状態でもはや何も言うまいと思いましたw アントニウス/ヴォレヌスもいいですね〜。地味ながらオクタヴィアヌス/アグリッパも掘り下げると地球の反対側まで到達しそうです。

>「Rome」に比べると「エンパイア」はリャマの抜け毛くらいの完成度ですので、いくつかの萌えシーン以外は20倍速で見て問題ないです
リャマの抜け毛と言われたらそれはもう絶対に見なくてはなりませんね! ところでヴォレヌスとアントニウスの中の人の映画、ROMEを見終わったので手を伸ばすところですw 

しばらくはまた古代から抜け出せそうにありません。ぼやんもローマでローマ男にお尻を叩かれてることだし(叩かれてるだけならまだよしとしよう)、行ってみたいなイタリアよその国♪

>ポリーさん
>初めまして、こんにちは。私も半年ほど前にものすごい勢いで『ROME』にやられたので、ジンさんの日記を拝見して興奮してしまいました! 日記の更新、楽しみにしてます(*´∀`*)

同志発見、嬉しいです♪ いやいやわかりますよ……私もものすごい勢いでやられましたが、あれがslasherたちの間で地味人気で終わってる? のが信じられません。しばらくは古代ローマ周辺うろつくことになりそうです。妄想まみれの感想とficくらいしか書けませんが、また遊びにきてくださいね〜。


>四式さん
>ローマ!!!すごくいいですよね!!もうキャラクターがみんなよくてたまりません。

少しずつ賛同者が♪ これぞ古代地中海世界ファンが憧れていた世界の映像化って感じですよね笑 ←こんな人たちがどのくらいいるかわかりませんが笑

>プッロやヴォレヌスはもちろんですが、腹の立つ男だなーと思いつつ魅力を感じずにはいられないアントニウスが…!

私も気がつくと、ヴォレヌスの次点くらいでアントニウスにはまってました笑 いつか生まれ変わって彼のように思いのままに生きてみたいです(コラ)。

>ジンさんもきっと気に入ると思ってました。感想が読めて嬉しいですv
ですよね〜笑 私も気に入ると思っていたんですが、こんな時期にはまってしまいました。でも、ほかのTVシリーズだって日本に入ってきて皆がハマるのは3,4年後なんだし、そのタイムラグはあまり気にせずマイペースに攻めることにします笑

>sirenさん
>今更ながら私もROME見てます。シネフィルイマジカで放映してるんで、鑑賞したあと、ジンさんの日記読むのが楽しみです!

ご覧になってるんですね♪ シネフィルイマジカはちょうど13−14あたりでしょうか? 私は腐りきった妄想しかしていませんが、見返しての発見も多くてどうにもならん感じです(アホの子の文章)。Romeのキャラは誰も彼もSかMかに分類できる気がしてきます笑


>べにゆうさん
昨日はアフターでたっぷりお話しするという当初の目的を果たし達成感でいっぱいでしたー! ホント、楽しかった……早く来月来いっ(つ´Д`;)つ
 ところで、今WEB拍手見返したら腰をやらかしていた、とのこと!? 気づきませんでしたが大丈夫でしたか? ちなみに私はまだチェルシー戦の結果を知らずにいますが、「現実を受け入れるんだ…」と自分に言い聞かせていたべにゆうさんが、今頃どうなっているのかとても心配しています(コラ、レッズを信じろ)。
今後も飽きずにお付き合いください。べにさんにもよろしくー。

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2011年11月17日(木) 蹴フェスフットボールオンリー…パグチャビとりるぼー@ローマ兵士

いまさらですがイベント情報。

蹴フェス フットボールオンリー
11/20 都立産業貿易センター(台東館)
サークル名: Not His Day スペース:Q5

新刊は、ありませんヽ(´д`)ノ ↓のようなイラストのペーパーがあるだけ。
あとは既刊(ラ・ロハ本&小説『6つの真実にもとづく萌える話』)ですが、このふたつも在庫はかなり少ないです(コラ)。Bad Frankie2ももっていきますが、1はすでに完売という……完全にひやかし野郎です。

パグチャビ&イケル
 

やってしまったorz ローマ(マイ・)ブームに勝手に乗ってりるぼーにローマ兵士のカッコをさせてしまった(`曲´;) だってせっかくローマにいるんだからローマコスくらいさせなくちゃ。でもほんとはこの格好は、士官クラスのものなので、きっとりるぼーは有力議員や貴族の息子なんだね(´∀`) 太い眉と太い上腕、そんでもってふっと〜い大腿。隣にはよく知らない二人も入れておきました。よく知らないから、似せる気もなし。色は明日塗ります。


久しぶりに友人たちに会って話すのが楽しみです〜。そうそう↑これらのイラストと一緒にペーパーにはRome絵も。イベント後にWEBで公開するかも。

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2011年11月14日(月) Rome[Ep.3] An Owl in a Thornbush

20話まで終了。あと2話! オクタヴィアヌス様へのアグリッパへの生温かい放置プレー、最高だなあ……。そして人生に躓くとなぜかプッロが見えなくなり、アントニウスに走るヴォレヌス。このドラマ、腐れ縁が多すぎます笑

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Rome[Ep.3] An Owl in a Thornbush
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冒頭、アティアが奴隷を気晴らしに鞭打ってるところをギャグにしてしまう、このドラマのニコニコサディズム、大好きです。


カエサルにローマ側の防御地点を探りにいく斥候任務を任されるヴォレヌス。このシーン好きだ ウビア人の騎兵部隊を率いる。連れていくローマ人兵士はプッロのみ。総司令官の前でも不機嫌そうなヴォレヌス。二人が去った後、カエサルは「おまえの部下はなぜあんなに不機嫌なんだ?(what makes Your man Vorenus so morose?)」と尋ねるが、この任務を授かったのも、鷲奪還・護民官のアントニウスの護衛などで、アントニウスに目を掛けられたからだと思われる。ガリア時代から、ヴォレヌスとアントニウスの腐れ縁は始まっている。実はこの関係はシリーズの最後まで続くことになり、二人はslashも多いです 人としては決して好きではないのに、上官と部下としての相性だけはいい。アントニウスのろくでなしだけど軍人としては優秀で、部下からは好かれている人となりが実に魅力的。



カエサルの質問に対して「生真面目な奴ですから、われわれは罪を犯したと思っているんです。神が厳しく罰すると」とアントニウス。
カエサル「ヴォレヌスは信頼できる男か?」
アントニウス「第十三軍団でも筋金入りの男です(Oh, deep 13th, him)冥界にだってついて行きます」

部下の性格はすでに見抜いている。嗅覚でわかるんですね ところでこの時代、一個軍団は騎兵などを含めると兵士六千人で構成され、そこに軍団長1人、千人隊長(大隊長)5人、百人隊長50人おり、首席百人隊長というのは、第一大隊の第一中隊を指揮する下士官とのこと。首席百人隊長は、総司令官が開く作戦会議にも通常出席したそうです。当時、貴族の子弟は戦場経験がなくても将官クラスに配されたので、さらに第十三軍団はカエサル軍の主力軍団なので、現場を指揮する下士官の中でもトップクラスのヴォレヌスに対する兵士の信頼は相当厚かったはず。

ここでは、アントニウスがこの時点ですでに、実はすごーくヴォレヌスを買っていることがわかる。実は、、、というのは、この二人の腐れ縁の面白いところなんだけど、アントニウスは本人を前にしてはめったに褒めないどころか、いつも檄を飛ばすだけ飛ばす。そして頑固な部下がいよいよポッキリ折れそうかな〜? というところを見計らって、「おまえのような優秀な部下が必要だ」とささやくわけ。間違いなく、Romeの見どころその1はアントニウス閣下のいやらしさ。後半ではこの男の下で、ヴォレヌスは部隊長、将官クラスまで昇進。アントニウスは、カエサルやオクタヴィアヌスにだけは「あいつは信頼できる」と言っています。本人には絶対に言わないけど、ヴォレヌスはお気に入りの部下。

またいらん脱線をしてしまった…(;'Д`) 私、プッロ/ヴォレヌスと同じくらい、アントニウス/ヴォレヌスが好きです

ところで、ヴォレヌスが不機嫌な理由はEp.2に書きました。カエサルの政治理念に共感できないものの、軍人としてはどこまでも忠実。そのへんジレンマが彼のキャラの魅力的なところだけど、一枚も二枚も上手のカエサルやアントニウスのような成熟した男たちは、そんな彼をうま〜く懐柔して利用していくことになる。


斥候任務に出た二人とウビア人騎兵たち。夜は、ばか騒ぎをするウビア人たちからは距離を置き、たき火にあたっている隊長を気遣って、水を差しだすプッロ。プッロは隊長に敬意を払うようになっている。もともと軍人としての優秀さは認め合っていたし、改造人間にはなったものの命は助けてくれた相手に、忠誠心が芽生え始めたんだろう。
彼にはわかんない政治のアレコレに悩みながらも、カエサルの命令には従う隊長を、ちょっとずつ「カッコイイな」と思い始めてるんです。←別に青字にする必要ないcanon.


んでもって、普段から女の話ばかりするプッロに、妻との関係について命令口調で相談する不器用な隊長ヽ(´Д`;)ノ そんな隊長を、今度は「鬼みたいな顔してっけどカワイイな」と思うプッロ。
プッロ「わざと嫌われるよう仕向けてるんだと思ってました〜」
隊長「わざとなわけないだろバァカ!」
プッロ「知りませんよ、頭がいいのはあなたでしょ?」

ニオベを愛してるのに愛してもらえないならおれはあいつの奴隷だ……そんなの許せん、と隊長。

プッロ「どうせもうすぐ死ぬんだから別にいいじゃないですかぁ」
隊長「死んだら誰が冥界の神に捧げものをし、おれの墓に葡萄酒をかけてくれるんだ?」

いちいち細かい隊長。すると、そのくらいならおれがやってあげますよ? とプッロ。部下→隊長への敬意がうっすらと感じられ、「ありがとう」と返す隊長が微かに意外に思っていそうなところがいいです。




翌朝、二人はローマの正規軍と出くわすが、プッロはまたもや隊長に対する命令違反。この後ガッツリ怒られたんでしょうか。相手の兵士たちは顔立ちも幼い新兵ばかりで、戦闘にさえならない。実はこの時期、ローマの防衛にあたっている三個軍団は新兵ばかりで、カエサルはこの点をついてきた。ポンペイウスたちは、カエサル軍の進軍スピードに恐れをなし、いったんローマを捨てて退却することを決意する。ポンぺウス側には、キケロ、カトー、スキピオに加え、母がカエサルの愛人で子供の頃から彼に息子のように可愛がってもらっていたブルータスがつく。

そんな事情も知らず、ローマへ向かうプッロとヴォレヌス。「女のハートを掴む方法」として繰り出すプッロの方法がことごとく的外れ。「敵の心臓を見せるとおっかながるが、ホントは濡れてる」などと言われてもいまいちピンとこない隊長に、
プッロ「「一番大事なことはコレです。奥さんと寝る時は、あそこのちっちゃい出っ張りを責めれば、奥さんは花のように咲き乱れます」
隊長「(むっとして)なんでおまえが知ってる?(how do you know this of her?)」
プッロ「は? ……女なら誰だってありますよ!」
隊長「……そ、そうか」

女に疎すぎです、隊長。
知らねーのかよ、とプッロにとっては衝撃だったに違いない。
夜、寝転がって星を見ながら「アレどうなってんだ?」と話し合う二人が可愛い(●´ω`●) でかい鳥に掴まれば天にあいた穴(星)から出ていける、というプッロに、「それでも無理だ。哲学だよ、哲学。難しい話だ」といい加減なことを言う隊長。すっかり打ち解けてる。
プッロは友達がいない男だから、隊長とこうして与太話をしながら過ごす穏やかな夜(明日死ぬ運命だとしても)を通して、「この人といるとなんか落ち着くな」と思うようになっていったんだな 普段は兵士仲間と下品に大騒ぎして過ごしたことしかない。隊長は寡黙で、女の話にさえ付き合わない。気難しくて感情表現がド下手だけど、心の中では家族や国のことを真剣に思っていて、指揮官には、信条に反していれば不満を態度に出すこともやぶさかではないけど、任務は忠実にこなす男。そのどれも、プッロには欠けているもの。

ローマの城壁が見える距離まで迫る二人。正規軍の姿はない。その様子にショックを受けるヴォレヌス。「神はローマを見捨てたのか」本当は正規軍にいるはずだった自分。
二人は荷馬車に乗った男たちと遭遇。男たちは、ポンペイウスの部下で、ローマの国庫の金をこの混乱に乗じて横領しようとしている。農民を装った男たちが、軍人の靴を履いていることに気付くヴォレヌス。交戦になる。


プッロは男たちに奴隷にされている娘に一目惚れするが、男たちを追走しているうちに、荷馬車に引かれた女は積み荷ともども行方がわからなくなる。娘を気に掛けるプッロに、ヴォレヌスは「任務優先だ」と言って譲らない。
プッロ「冷たいですね(you are a mean bustard)、それがあんたの問題だ。あんたの中には愛がない」

ローマに入城し任務を果たすヴォレヌス。その場で剣を捨て、プッロに言う。
「任務は果たした。悪事はもう十分だ。辞めるよ」

プッロ「それじゃ逃亡兵だ」
ヴォレヌス「おれは反逆者だ。逃亡兵くらいなんだ」
プッロ「第十三軍団を見捨てるんですか!」

「じゃあな、プッロ」と別れを告げられるプッロの視線が切ないです。自分の主義を曲げられない隊長。頭が固いなと思いながらも、プッロはやっぱり惚れ直さずにはいられなかったに違いない(^曲^;)

妻の愛を得られますように、と血を捧げて神に祈るヴォレヌス。プッロのはちゃめちゃな助言はそれなりに役立ったようで、再会すると妻に「きれいだ」と言う。「13のおまえを娶り、すぐに戦場へ行ったが、ずっとおまえをないがしろにしていた」過去は忘れてやり直そう、と言われ、ニオベは落涙する。彼女には、夫には決して言えない秘密がある。自分はいつもぶすっとしているけど、石で出来ているわけじゃない、と言うヴォレヌスがいい感じです。

ところで13ですぐに戦場へ行ったのなら、娘二人の年の差は何なんでしょうか? 長女と次女の間には4,5歳の年の差がありますよね。ついでに、このドラマで娘二人の名前がほとんど出てこない理由は、ローマの習慣に則っているなら、二人とも同じ名前、ヴォレナだからではないでしょうか。それとも、次女の名前も出てきましたっけ? 当時女には名前さえなく、ヴォレヌス家に生まれたらヴォレナ、ユリアス家に生まれたらユリアだったそうです。女たちは物扱いだなあ…。

プッロの方は隊長に捨てられて、例の女でも助けに行きます。ついでに、積み荷の金まで見つけて仰天する彼は、なーんも考えず金をがめちゃう。

時を同じくして、カエサル軍が、正規軍が退却し蛻の殻となったローマに到着します。




ところで今回のエピソード、タイトルはAn Owl in a Thornbushですが意味がわかりません Owlは何のことを意味してるんでしょうか。でもRomeのこうした考え抜かれたタイトルは大好きです。裏設定でも二人がまだヤッてないので、つまらない感想に終始してしまいますが、5話あたりで初エッチだと思ってます(←その宣言いるのか?)

ところで感想を書くと、いろいろ気付かされていいですね。書きながら気付くことも多いです。


コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2011年11月11日(金) 『Rome Ep.2:How Titus Pullo brought down the republic.』WEB拍手レス

Rome、16話途中まで見た……ブルータスの受け受けしさはもはやカシウスには受け止めきれないレベル。んで、アグリッパ/オクタヴィアヌス? なにこれ? アントニウスとヴォレヌスは、プッロがいない3,4カ月の間に終わったんだな……まあ、当然です。もともと破滅的な二人だ。

しかしカエサルやオクタヴィアヌスを描いた歴史物で、ここまでクレオパトラをどーでもよく扱った作品はないですね。重要人物だけど、ちょっとカワイイ普通の女。

ちなみに、今回青字はありません……だって裏設定いらんくらいcanonなんだもん。
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【Ep.2】ルビコン渡河



アントニウスは護民官になるためにローマに戻る。彼が率いる第十三軍団の精鋭50人と共に8年振りにローマに戻ることになったプッロとヴォレヌス。このエピソードはアントニウスのキャラのデベロップメントに重点を置いている。「護民官には品位と慎重さが必要ですよ?」という台詞の後に、羊飼いの娘を木の下で犯しているアントニウスと、事が終了するのを一列になって待っている小隊笑 こんなアントニウスがどんどん好きになっていくのは、たぶん私に同じくらい品位と慎重さがないからだと思います。
プッロ「帰ったら街中の娼婦とやるぜ」
ヴォレヌス「品位を保て」
プッロ「彼(アントニウス)に言ってください」
ヴォレヌス「……あの方は特別だ」
二人の間にいるオクタヴィウス様がちゃんと会話に乗っかってきてちっともガキンチョじゃないところがいいです。ヤッた後のアントニウスの雄叫びにエコーかかってるし。

プッロ&ヴォレヌスがアントニウスと一緒にローマに帰ってきたのは、たぶんオクタヴィウスを送り返すためですね。鷲奪還の功績が認められたこともあるのかな。母親のアティアに友達だ、と言ってるくらいだから、ガリア滞在中も二人がオクタヴィウスの相手をしてたんだろう。鷲を取り戻して以来、二人はそれなりに仲良くするようになったんだろうけど、それもオクタヴィウスが間にいたからかも。アティアの家でプッロのことを「私は彼の上官」と、最初の頃はあくまでこいつは友達じゃないですオーラ発散しまくりなところが笑えます。

アティアの家で、信心深くて、共和政信奉者だとはっきり明言するヴォレヌス。一方プッロは「神官は悪党だ。おれは神に自分で頼みます」と言い、ここにもヴォレヌスの保守的な一面が出てる=しきたりや風習を守ることが大切。言ってしまえば、時代遅れの男。
「共和政は保たねば。どうして変化が必要なんです?」とアティアに言うヴォレヌスにまだ少年のオクタヴィウスが「民衆は苦しみ貴族がいい思いばっかしてるから」とすでに内側から腐り始めていることを指摘するところが面白いです。

オクタヴィウスのキャラのデベロップの過程は、ただただ素晴らしいの一言に尽きます。このドラマは何を取っても匙加減がスゴイと思う。

オクタヴィウスはカエサルが軍を率いてローマに攻め込むという噂があると言う。ヴォレヌスは「それは冒涜です。誇りある兵士は従いません」と返す。この発言が、Ep.2のキーワードですね。一方、プッロは「おれは誇りなんかないからカエサルが象を連れて来てくれりゃいいと思ってるよ。んでポンペイウスもカトーもやっつけちゃえばいいよ。法律なんて関係ないね」 なーんも考えてません。で、ヴォレヌスは怒っちゃう。

ここで今更オマエが説明するまでもない、と言われそうですが念のため、Romeにおいて押さえておかなくてはならない大事な背景その1:ここでいう共和政というのは、「人民の大部分が統治上の最高決定権を持つ」政体のこと。ローマの元老院やヴォレヌスのような一平民までもが、当時カエサルを怖れていたのは、彼があまりにも強大な権力を握るようになったため、独裁者になるのでは? と人々が勘ぐり始めていたから。裏を返せば、カエサルやアントニウスが作中で気にし過ぎと言っていほど「民衆パワー」を気にしているのは、当時まだ民衆が政治的決定権を握っていたから。プッロは何も考えてないけど、共和政信奉者のヴォレヌスは500年間ローマ人が血を流しながらもなんとか維持してきた共和政が崩壊することを怖れている――その兆しがある。しかも、もし現実となる場合、それは彼が仕えているカエサルによって断行される……というジレンマを、彼は抱えている。

つまり、彼らはエサルを経てオクタヴィアヌスが初代皇帝となるまでの大きな転換期を生きている。まあ、これがスゴイことだというのは現代人の私たちにもわかるわけで、だからこの時代を、カエサルやアウグストゥスのことを、2000年経っても私たちは歴史の授業で叩きこまれるわけだけど、だからこそシェークスピアだって戯曲で描いたし、現代人も映画やドラマですでに散々描いてきたから、Romeはアプローチを変えてみたわけですね。「よし、どうせなら、為政者の側からだけじゃなく、時代に翻弄される民衆の視線を通して描こう!」

この作品の野心的なところは、そこだけじゃない。平民が時代に翻弄されるばかりじゃ面白くないじゃないか。このEp.2の原題が��How Titus Pullo brought down the republic.�瓠覆い�にしてティトゥス・プッロは共和国を崩壊させたか)であることからもわかるように、翻弄されているはずの民衆代表その1(プッロ)とその2(ヴォレヌス)が、実は時代の流れを変えていた、という大胆不敵な切り口なわけです。

……話を元に戻します。「おれは上官です」という発言に「まあ階級上、だけっすけど」と口を挟むプッロにブチ切れるヴォレヌス。隊長に怒鳴られて反射的に姿勢を正すプッロに萌え〜。(←結局コレ)

通りに出て、ぎこちなく別れを切り出すヴォレヌス。一応寄っていかないか、と家の場所を教えるも、プッロは遮って「幸運を」これって、最初見た時はただのお誘いなのかと思ったけど、よく考えると、ヴォレヌスがアホを家に誘うわけがないですね。そしてプッロが「幸運を」と言っているということは、ヴォレヌスは8年ぶりの妻との再会が怖くて、プッロを連れて行こうとしたってことなんでしょうね。プッロの方は誘われたのを断ったんじゃなく、ただ売春宿に行きたかっただけ。

妻との再会のシーン。8年も戦場にいてお互いの顔も知らないような家族。でも一目見て、お互いがわかる二人。でも妻ニオベは乳飲み子を抱いている。早速頭に血が昇って問い詰める隊長に、もうすぐ14になるあんたの娘の子どもよ! とニオベ。娶った時、まだ13だった妻。女の扱いを知らず、ほとんどプッロに対するのと同じような態度しか取れないカタブツ隊長ヽ(´Д`)ノ 不器用すぎます。剣をテーブルに置く大きな音にびっくりする妻。戦場しか知らない男と、娘二人&乳飲み子だけで8年も暮らしてきた女の、埋められない溝。8年ぶりの夜も一方的に挿入するだけ(たぶん)の隊長と、どっちらけの妻。前戯なしだ。間違いない。

ところでこのエピソード、そこらじゅうでアントニウスのキャラが炸裂しています笑

一方、酒と女に溺れた後、ギャンブルに注ぎ込んだ金をイカサマ師に巻き上げられ、怒って酒場で乱闘するプッロ。簡単に人殺しまくるんだから。
これが主人公ってところが。でも今思うと、この頃はまだ荒くれ者のプッロが、その後のヴォレヌスと付き合っていく過程でいろいろ学んでいくんですよね。Ep.11で「プッロにはヴォレヌス以外友達もいない」ことがわかるんですが、プッロにとって、ヴォレヌスは運命の人なんですよね。しかもこれが、canon(公式設定)なんです。その事実をプッロが受け入れていく、、、そこがまた、感動的なんです(●´ω`●)

話戻って、喧嘩で頭を怪我して、隊長の家に転がりこんでくるプッロ。染物屋の裏、というミニマムな情報でも隊長の家を割り当てるなんて野犬並の嗅覚です。この後、麻酔なしの時代の皆大好き外科手術が始まり、プッロは頭を開かれて改造人間になります。ちゃんと医師に自腹切って治療費を払ってあげる隊長と、そんな夫に不満たらたらな妻。プッロが迷惑をかけて、隊長が代金を払ってあげるシーンはしょっちゅう出てくる。亭主関白な隊長は、自分の娘とその恋人にも、強い父親の権威を見せつける。

改造人間として復活したプッロが、隊長の娘の子ども(ということになっている)である赤ん坊をあやしているシーン、萌える(;'Д`) 赤ん坊抱えた男夫婦、たまらんなあ。ヴォレヌスは帰ってきてこっそり聞いているんだけど、夫の冷たさに困惑していると告白するニオベに「あの人女に疎いんです。ガリアにいた間も女には(捕虜も含め)いっさい手を出しませんでした」とプッロ。8年も女日照りだった隊長orz 部下の可愛い男くらいには、さすがに手を出したんでは。この時代の軍隊ですから、若い兵士を抱くことは浮気でもなんでもなかったはず……でもどうかな? カタブツ隊長だから。

ニオベは微笑み、プッロに「ありがとう……あなたは友達じゃないって言ってたけど」腹イタでした…! プッロは隊長をかばってあげてるのに、妻には「あいつ友達じゃないから」と言ってある隊長



さて、元老院はカエサルを「ローマの敵」とみなすかどうかで揺れている。ポンペイウスたちは、敵と見做せばカエサルがローマに進軍してくることを怖れて、アントニウスに護民官の拒否権を行使させようとする。プッロとヴォレヌスはアントニウスの護衛を任されるが、カエサルを敵とみなし交戦したい勢力によって暴徒に襲われ、流血沙汰に発展。ヴォレヌスは負傷し、プッロに抱きかかえられてアントニウスらとともに退散。プッロが隊長を守った記念すべき第一回目。、過去にも戦闘中にあったかもしれませんが。

ガリアへ戻ると、カエサルは演説で兵士を煽りたてながら、ローマへ進軍することを宣言(もちろん、カエサルはこうなるよう望んでいたし、仕向けてもいた)。ここで、アントニウス救出の際に活躍したプッロが兵士たちの前に呼び出され、カエサルに功績を讃えられる。一緒に来るかときかれ、元気よく「ハイ(´∀`)!」 兵士たちも一緒に鬨の声を上げる。もしこの時、負傷したのがヴォレヌスではなくプッロだったら、、立場が逆だったら、この物語はここで終了していたかもしれません笑



ラストシーンはルビコン渡河。有名な「賽は投げられた」のシーンです。ルビコン渡河の意味をwikiからとってきました。「共和政末期の古代ローマにおいては、本国である「イタリア」と属州ガリア・キサルピナの境界線の役割を果たしていた。軍団を連れてこの川を越え南下することは法により禁じられており、その南下行為はすなわち共和国に対する反逆とみなされた」

軍団はルビコンの北側で一度解散し、兵士たちは、各自で移動しなければならなかった、というのはよく考えるとすごいですよね。何万もの兵士たちが、川辺で解散になるわけです。また、軍の最高指揮権を持つ者(独裁官など)は、元老院の許可がなければ、ローマに入ることも禁止されていました。独裁者が軍事力を掌握して体制を転覆させないために考え出されたことなわけですね。

そんなわけで、ルビコン渡河は共和国ローマへの反逆を意味していた。ちょうど怪我して荷車でお持ち帰りになっていたヴォレヌスは、窓から外を見ると河が見えて愕然とする。怪我でもさせて寝かせておかないと、ここはお持ち帰りできないですよね。かいがいしく看病しているプッロに萌えます。

ヴォレヌスは「おれは反逆者じゃない…!」と大慌て。前述した通りの共和政信奉者、そのうえ祖父の代から共和国に尽くしてきた軍人一家で育った(マリウス以前は軍役は義務だったが、父親は志願兵のはず)ヴォレヌスにとっては、世界がひっくり返るような出来事だったはず。彼の「カエサル……カエサル……なんてことを」というつぶやきがいいです。ともかくも、彼はこうして自分の意志とは関係なく、共和国にとっての反逆者になってしまったのでした。



ラストのラスト、実は乳飲み子は娘の息子、というのはウソでニオベの息子だということがわかります。

私はイタリアへ行った際、ルビコンのすぐそばを通りましたが、なんとバスの乗客が皆眠っていて、ガイドさんが「こちらがルビコン河で〜す♪」と紹介してくれるのを控えました。忘れたのかもしれません。そんなわけで、いまだ見たことのない、渡ったことのないルビコン河(自己暗示)、いずれ行ってみたいです。

以上! 長いよっ!!



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Web拍手レスですヾ(´ε`*)ゝ
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>私も!
>狼読んでみたいです!ジンさんの原点では???
そうかもしれないです、でも今読み返すとたいしたことありませんww でもいまだにこう言っていただけると、嬉しいです ありがとうございます〜

>Yさん
>このなかの一曲を耳にして、誰だろう?と気になっていたので、紹介して頂いてありがとうございます。わかって嬉しい♪
控え目に言ってすごく好きです、Mumford & sons(´ε`) 年寄りくさく、「若い人たちなのに……」と言いたくなる曲ばかりですがww 曲もいいですが歌詞にも彼らのスピリットがこめられてますね。ちなみに、I gave you allなんて、プッロ→ヴォレヌスぽい……

>ななしさん
>『ウソになる前に』、すごくよかったです…!久しぶりのジンさんの映画ficで、しかも藻豆前提のブラピ/豆(!)で、オーリも登場で、すごく読み応えがあって…。切なく爽やかな読後感でした。

そう言っていただけて、UPしたかいがありましたヽ(´Д`)ノ 藻豆という表記もなにやら懐かしくて微笑ましい昨今ですが、今トロイのことなど思い出しても、あの頃の萌え映画って指輪の余波を受けて出てきたんだなーと改めて感じます。だから豆とオーリが共演してるわけですけどw

自分の文章って時間を置いて読むと、他人のものみたいで楽しいです。

>狼はずっと、また読みたいと心願っていましたので、そうだとしたら嬉しいです!!!!でも、もったいなくて読めないかも…(謎な心理です/笑)
当時読んでくださったんですね、ありがとうございます〜。ちょっと前に読み返したら、今なら書かない、入れない描写もあり、良くも悪くもむず痒かったですw

>ななしさん
>できるだけジンさんの書かれた作品をそのまま読みたいです。役者さんの名前はそのままの!

おっそうですかヾ(´ε`*)ゝ ご意見ありがとうございます。過去に書いたものを、壁の落書きのように一覧にして、ジャンル分けさえせずに放置しようかと思ってたんですが、RPSは役者名が出てるのでそうもいかないかな、、と思っていました。やっぱり、パスワード&ID制にすべきか、また考えてみます〜。

>FANさん
Fanさんこんにちは。さきほどメールいたしました(^ε^)ノ ブラピ豆w 一読ありがとうございました。お豆さんの相手についても、メールしましたww

>ヘパイスティオンものも大好物なのでまた読ませていただけると嬉しいです。
この時期に古代ギリシアものを掘り起こすなどして、さらに古代萌えに拍車をかけてしまいました。大王ものも、また書きたいな……。

>そういえば、Romeそんなにいいのですね。大そうリアリティがあるそうで。
すでにobsessionの領域であります。今さらハマるなって感じですが、萌える、という意味では、たぶん過去にはまったTVシリーズの中では、一番じゃないかと。面白いドラマが見たい、という動機で見始めたのに(いやホントです…)、萌えまくってシャウトしまくりの面倒臭い人になってます。

>たしかに名前が変わっていてもすぐに読ませていただけるのはよろしいかもですね。
「恋愛小説家」のようにモデルが誰とあらかじめ教えていただいているとS/Xという事で脳内変換して楽しませていただいてますので;D

そうですね、名前、とくにファミリーネームなら変わっていても、想像に支障が出ないんじゃないかなーなんて思ってもいます。ファンならぴんとくるだろうし、来ないなら、それはそれでいい気もします笑 それか、その場ですぐわかるような簡単なパスワード。slashとか ←とここに書いて本当にそうする可能性大いにあり


>martianさん
お久しぶりです、martianさん! メッセージくださって、どうもありがとうございます♪

>指輪物語の頃から、映画やドラマや本や歴史や旅や犬やリャマ(!)や、ジンさんが日記でお話されていた色んな話題にいつも刺激を受けつつ
リャマwww ここに上げていただいた中に二つもアニマルなワードが入っているwww 私の与太話を肴に一杯ひっかけていただければもう満足です(いつからmartianさん酔っ払いキャラ)。

>2005年制作の「エンパイア」というドラマで、カエサル暗殺後に姿を隠していた若きオクタヴィアヌスを剣闘士タイラノスが守りながら、二人で逃避行を繰り広げるという、とんでもねー設定です。
これ……これ、笑ってしまいましたwww しかも映画ではなくて、ドラマなんですか? それで全10シーズンだったりしたら泣くしかないですwww 

>なんとか助けに入らないといかんタイラノスが見つけた口実というのが、「The whore is my property!」なんですよ!
苦しいですwww もうそこでオクタヴィアヌスのことをwhore呼ばわりしちゃうんですねww またオクタヴィアヌスの役者が「ヒーローズ」で未来を視る画家を演じた俳優だというのは、まだ見ていないのでわかりませんが、けっこう冒険してますね(^曲^)v

ぜひRomeの後で見ようと思います。たま〜に、古代ものやファンタジーものって、ゲイな獣欲を満たすためだけに作られたような作品がこっそり存在したりしますね。私がはるか昔見たファンタジーでは、ムキムキ戦士が人質になった王族を助けに行くのですが、その人質がやたらセクシーな衣装の上目遣いが色っぽい王子でした……おいおい、そこはお姫様、だろ。

貴重すぎる情報、胸にしまっておきます。どうもありがとうございました〜。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2011年11月10日(木) Rome [Ep.1] The Stolen Eagle




Rome14話まで見終わりましたが、グロッキー状態です。完敗です。シリーズの頭からラストまでプッロ/ヴォレヌスとその他の穿った見方込みでfic書こうと思っていますが、私が勝手に妄想するまでもなく、作品自体が丁寧にフラグを立ててくれてるので、ほぼcanon(公式設定)と言ってもいいくらい。久しぶりだな〜TVシリーズのペアにこんなにハマるの

エピソードごとにプッロ/ヴォレヌスレビュー&裏設定を。歴史の話は書き始めるとキリがないので最小限に。Twitterの裏アカに流した感想は二度書くの面倒なので、そっちから引っ張ってきます。これから見る気がある方でネタバレが気になる方はご注意ください。青字は裏設定ヽ(´Д`)ノ
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【Ep.1】盗まれた鷲 1話は色々思うところもあり長くなってしまった。

カエサルとその軍団がガリアにいるところから始まる。主席百人隊長ヴォレヌスは、戦闘中に命令違反を犯したプッロを鞭打ち刑に処し営倉にブチ込む。鞭打ち中に部下たちにヴォレヌスが「プッロは第十三軍団の英雄だったが、命令違反をすれば誰でもこうなる!」と怒鳴っているので、プッロは隊長の下で少なくとも戦力としては評価されていたってことですね。命令違反した挙句に、ガリア人と交戦中に自分を「バカ者」と怒鳴った隊長に腹を立ててぶん殴ってるので、以前から、このカタブツ隊長のことが気にくわなかったに違いない(^曲^)

8年ガリアにいたというヴォレヌス。たぶんプッロも同じ立場。営倉から出された時、プッロが「なんでこいつがいるんだよ?」「隣に立つのも嫌だね」と言ってるところを見ると、犬猿の仲だった可能性もありますね。隊長は、権威に対して反抗的だけど腕の立つプッロの取り扱いに困っていたに違いない。ただし後半で、「こんな酔っ払い」と言われているので、戦闘中に上官に手を上げてしまったのは、酔っ払ってたから?

荒くれ者のプッロの方は、戦闘もなく女日照りが続いたりしている時期に隊長にやかましく軍紀の乱れだのなんだのについて叱られるたび、あの赤毛の犬野郎、いつかブチ込んでやると野蛮なことを考えながら、例のチンコ絵描いてたに違いない(子どもか)。

よくわからないのは、アントニウスとヴォレヌス。隊長が陣幕に呼び出された時、「おまえは頭がいい……と、護民官が言ってる」とアントニウスが言ってましたが、百人隊長は大軍団だと他にも何十人もいるだろうから、この当時はまだヴォレヌスのことを、そのうちの一人くらいに考えていたんですかね。でも主席百人隊長なので、お見知り置きはされてるんだろう。ぷっろの鞭打ち刑の時、アントニウスも見てるんですよね。

二人で馬に乗って鷲を取り戻しに行く場面、上官に敬意を払う気いっさいなしのプッロに、言葉遣いを注意する隊長。この頃はまだ超お堅い(´∀`)楽しくいきましょうよ」と言われてもバカ話に付き合うつもりのない隊長。
この間、プッロが「ティトゥス・プッロは決して恩を忘れません」と言ってるのは、後々まで実践してるとこを見ると彼のたぶん一個くらいしかないポリシーなのかも。

そして以後大切なキーワードになる第十三軍団は失敗しない、という表現が出てくる。自分にヒドイ仕打ちをした償いをしたくて、営倉から解放し盗まれた鷲を取り戻す任務に連れてきたんでしょ? というプッロに、この任務は最初から失敗だから、どうせ死ぬ運命だったおまえを連れてきたんだよ、と隊長。隊長「おれたちはもう死んだも同然なんだ。酔っ払いが一人いなくなったところで軍団に痛手はない」……どこまでも自分の第十三軍団のことしか考えていない隊長であります。

コレに対して、「死んだも同然で失うものがないなら、あんたを切り刻んで逃げるかも」とプッロ。隊長の後ろ姿見ながら、ヤッちまって逃げようかな? という考えが頭を掠めてるわけだねヽ(´∀`)ノ
すると「第十三軍団所属の兵士としての誇りが十分でないというなら、おれの優れた戦闘技術(superior fighting skills)に頼るしかないな」と隊長。
彼らが軍団でも精鋭である第十三軍団所属である、ということをどんなに誇りに思ってるかがわかりますね。
どちらがより強いかと火花を散らしてる二人、可愛いです。

夜、二人でたき火を囲むシーン。ずいぶん打ち解けたようです 女の話ばかりする部下に「他のこと話せないのか?」で、部下が「女は嫌いですか?」…男同士もセックスのバラエティの一つくらいに捉えられていた時代なので、もしここで隊長が「うん」と言ってもプッロは「あっそ」と言っただけに違いないですが、隊長の答えは、もちろん女は好きだが妻がいる、というもの。妻とはガリアに来る前に結婚し8年会っていない。男の方がいい、と言われていたら、プッロは「じゃあやっぱ食っちまおう」とさっさと乗っかったに違いないね。プッロもアントニウスも、作中に出てくる女たらしは男だろうと穴さえありゃいい、と思ってると私は思っています(裏canon)。まず少年は女と同じようなもんでしょう。とにかくムラムラっときた相手はなんでもいいから肉槍で突き刺す(つ´∀`)つ→  ただ、プッロの方はもうちょっと優しいですけどね。

ちょっぴり個人的な話をした隊長は、部下に見張りの時間になったら起こせというけど、朝になったらプッロは横で熟睡しており馬を盗まれている。自分の一族は祖父の代はザマの会戦(ハンニバル戦役)で戦い父はスッラの下で戦ったのに、おれは子どもに馬を盗まれなんだこのざまわっと怒り狂ってもプッロは「ナントカナリマスヨー(´ε`)」…つまりヴォレヌスは筋金入りの共和制信奉者。祖父の代から、共和国に尽くしてきたわけだ。



この後、鷲を見つける二人。オクタヴィウスとの出会いの場面ですが、奴隷の子供だと思って手出しもしなければ構ってもやらない、空気のように無視するところがいいです笑 プッロは、素性を明かすオクタヴィウス様を信じないけど、おそらくその身なり喋り方から、ヴォレヌスの方は信じると言う。だからといって、ことさら親切するわけでもないところがキャラクターに添ってる。

ヴォレヌスは惚れずにはいられない秀逸なキャラですが、身分制度が確立した社会で育った者が身につけているスルーしていい存在に対するスルーっぷりが、あまりにも自然ですばらしーなーと思います。

無事、鷲を手に戻る二人。カエサルとアントニウスは、たびたびこの二人を使い勝手のいい捨て駒として使う(他意はなし。任務を遂行できる能力者なら誰でもいいのだ)んですが、そのたびに二人が危機や困難を乗り越えて予想外の結果をもたらしてくることになります。

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二人がまたヤッてないEp.1でこの長さか……まあ導入部分ですからね。Ep.2以降はもっと簡潔になると思います。


ところで……20日のオンリーですが、もう薄々お気づきでしょうが、たぶん新刊ムリヽ(´Д`)ノ ダメでした…これまでイベントに新刊を持たずに行ったことはほとんどない、あってもそれは作業が終わらず間に合わなかった、という、とりあえずはトライした結果(結局本は通販)だったんですが、今回は厳しい。Romeにはまってるというのも理由の一つですが、もう一つの理由は、また右腕〜右肩が痛い。昨夜は横になってじっとしている間も痛かった。膝の上にラップトップを置いてタイプしてる分にはいいけど、机に向かってタブレットで描くのはかなり厳しいんですよね〜。

それでもコピ本くらいは何かできるかなあ……あと10日、様子見ます。

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2011年11月08日(火) 『ROME』が挑戦したタブー


ここに書いた身分制度とRomeについては、一旦保留することにしました。最近になってまた文章(推敲がいるようなちゃんとしたやつ)を書くようになり始め、より完璧に近い文章を書くことを目指そう、という気持ちが強くなっていました。昨日の段階で推敲は入れたけど、朝見返すとやっぱり冗長だし、理路整然としていない気がしました。それと読み返して、自分で疑問が生じました。

そのうちのひとつは、�狢佚�とはなんだろう?�瓩箸いΔ發里任靴拭�私が昨日書いたのは、あくまで身分間の不平等の話であり、被征服者と征服者との間の人間関係が辿り着くべき理想形、ハッピーエンドは、必ずしも身分間の溝を埋めることで達成できるものじゃないのかも、という意見は同じです。でも昨日上げた例、サムとフロドや、ヴォレヌスとプッロは、心の上では対等なのかもしれない、、、と思い、いやでも、あの二人は明らかに対等ではない、と思い返し、じゃあ対等ってなんだ? という疑問に行きつきました。

まあいずれまた、昨日上げていた文章を修正・補足して上げる予定ですが、ひとまず保留ですヽ(´Д`)ノ

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2011年11月06日(日) 『ROME』にくびったけ


すっかり夢中になってしまった『Rome』ですが、本格的に ヤ ヴ ァ イ 。アントニウスがヴォレヌスをもう一度召し抱える場面にはわーって感じでした(すっかり無抵抗に死を迎える人の反応)。「死ぬまで忠誠を尽くせ」と命じて首筋だか頬だか(その中間)にキスして抱き寄せ、目を見つめて「おかえり」と言った時にはもう息もできませんでした(;'Д`) そしてさんざんジャブを喰らってKO寸前のところに、アントニウスの踵を返しての「以上だ!」の一言。リングにぶっ倒れたものの、ままま、まだですよまだ行けますよ……ロープを掴んで立ち上がろうとしたところに、帰宅したヴォレヌスの妻への悔しげな一言。「暴君に身売りしたよ……」

血というよりはヨダレ垂らしてリングに横たわるジンたん。しかしまだ息の根までは止められていない……まだ助っ人にタッチできればこの劣勢を挽回できるかもしれん(いつの間にかプロレスになってる)プッロ……プッロはどこだー! 隊長が将軍にガブチンされそうになってる大変な時にどこで油売ってるーー!!!

シーンは変わって、屋敷を抜け出すオクタヴィアヌスとプッロ。二人が捉えるのは、隊長の妻を寝取った間男。男が愛する隊長の妻との関係を認めると、雄牛のように怒り出すプッロ。オクタヴィアヌス様の思いやりのある指導のかいあって、無事隊長の無念を晴らすプッロ。その詳細は、残酷すぎにつきあえて書かない。まあ、オクタヴィアヌス様@うら若き美少年の台詞、「よし、拷問しろ。そうだな、親指を切り落とせ☆」だけは紹介しておきます。

ジンたんもはや感涙であります。日本に入ってきたのは07年頃だったと思いますが、本国では05年放送。BBC&HBO共同制作で古代ローマのドラマを作るというのは04年頃にもこの日記で書いていたはずですが、あれから6年以上、、このドラマについて周囲のslash仲間が誰一人騒いでいなかったことが信じられません。まあ、私もその一人なわけですけどね。

 基本、Romeは主従関係を楽しむドラマだと思います。夫婦の愛も友情も家族愛さえも脆いもの。結婚は身分が高ければ政略結婚だし、竹馬の友も信用できず、家族も殺し合う時代、そんな中だからこそ契約で、あるいは信頼に基づいて築かれる主従関係が輝くのですねヽ(´Д`)ノ


『Rome』のことは、たびたびOZやSFUのことを書くように、私は5年後もいいドラマだったーと繰り返していそうです。でも日本では驚くほど知名度が低いですね? プッロ/ヴォレヌスはこんなに美味しいのにslashが少ないところを見ると、もしや私があまりにもラディカルに脳内変換し過ぎてて、腐った目で見過ぎてるからなのかと心配になってきます

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2011年11月05日(土) 古代ローマに夢中。ドラマ『Rome』



例の剣闘士/主人と、ボヤンがASローマにいてローマというキーワードが身近だったものですから、しばらく古代ローマにはまりまくっていました。この4日間で読んだローマ関連の本は8冊ヽ(´Д`)ノ でも通史として知っているカエサル以降ではなく、共和制時代を重点的に押さえました。2006年にもスペインへ行った時の日記に、マシニッサとスキピオのことは書いていましたが(初めてのバルセロナの感想も。写真消滅…)、詳しくポエニ戦役に関して読み耽ったのは初めてで、マシニッサ&ラエリウス/スキピオ、ハンニバル/スキピオ、萌えるな〜(;'Д`) 

特に騎馬民族ヌミディアの王子マシニッサとスキピオは、最初はマシニッサが敵側だったのに、そんな彼にスキピオが捕虜になった甥を丁重に送り返してやるところとか、スキピオ死後もマシニッサがローマへの忠義を裏切らなかったというところとか、最高っす(●´ω`●) そもそもヌミディア人とは現在のアルジェリア人ですから、褐色の肌に精悍な顔立ちだったことは想像に難くなく、当時地中海世界最高の騎馬民族の王子だったわけだから、少女マンガに出てきそうな設定です。一方のスキピオは二十代で軍団を任された、天才肌の溌剌とした好青年。ここに昔からのスキピオの親友、海軍を率いるラエリウスがいて、この三十代の若者たちが対するのはイタリアに攻め行ったカルタゴの将軍ハンニバル。戦場で半生を過ごした歴戦の兵士……。これで萌えないわけがなーいヽ(`Д´)ノ

しかしその後のスッラや、地味ですがスッラに心酔して黒海周辺諸国の制圧を任されたルクルスなどもいいですね〜。スッラはどういうわけか完全にヴェンゲルで想像してますけど。スッラの方は腸保守ですから、見当違いも甚だしいわけですが。


さてさて、そんなローマ史を巡る旅ですが、その目的の一つには、2005年に造られたBBC&HBO共同制作の大作(製作費200億円)、『ROME』を見る前の下準備というのもありました。『Rome』はカエサルの時代なんで、共和政ローマを勉強しても仕方がないといえばそれまでですが、やはりベースがあるのとないのとでは、理解度も違ってきます。今回もそれを思い知らされました。

そんで、今日の本題にやっと入るのですが、どっぷりハマってしまいました。今更5年前に終わったドラマに……いつもの私の悪い癖です。コレはスゴイじゃないかーヽ(`Д´;)ノ
私の中では、『15歳以下の子供に見せてはいけない大人のドラマ』の栄誉あるブラックリストに、『OZ』や『デクスター』と共に名を連ねました。殺人やレイプシーンがてんこもり、なのはもちろんのことですが、年端もいかない美少年のオクタヴィウス(後のオクタヴィアヌス)が、大人の奴隷をぴしゃっとビンタし「断りもせず私に触れるな」と命じたり、戦場では敵の生首を見せられたり、母親の姦通を覗き見したり、このドラマ罪深過ぎます。 当然のように見せつけられる奴隷や女たちの非人間的扱い、兵士たちの残虐な行為、匂いが伝わってきそうなローマ市街の様子、為政者たちの謀略などなどを臆面もなく見せ付けてくれます。

でも、なんといっても魅力なのは、、、『Rome』ファンならもうお察しの通りだと思いますが、平民出の兵士プッロとヴォレヌスのストーリー。平民の眼を通して当時のローマを描くというところに重点を置いているようですが、この二人はslash史にも残るペアではないですかっ。当時は騒がれていたんでしょうか? slashはいくつか見かけましたが、彼らがslasherのアンテナに引っ掛かっていないわけがないですね。



平民出の粗野で女好きで頭は悪いが腕は立つプッロは命令違反で、首席百人隊長ルキウス・ヴォレヌスに鞭打たれて投獄されるところから二人のストーリーラインは始まるわけですが、隊長&部下というわけでうっすら主従であります。プッロがばかやってはヴォルヌスが頭ごなしに怒鳴りつける、という関係の二人が、友情を育んでいくというのがドラマのメインストーリーのようです。

プッロもいいんですが、ルキウスがいい(`曲´;) 考え方は保守的。信心深い共和制ローマの信奉者で、任務に身も心も捧げる実直だけが取り柄のカタブツ百人隊長(当時、百人隊長は重要な下士官だったはず)。ずっと戦場でローマの軍団を率いてきたので7年以上妻に会っておらず、女の扱い方がわからないヽ(´Д`)ノ でもアントニウスいわく、部下からの信頼が最も篤い男。彼の方は生真面目で頭がいいだけに共和制→帝政ローマに変わる過渡期にあって時代に翻弄される平民の役を演じていますが、なーんも考えていなくていつも無駄に楽観的なプッロは「なるようになるさ」と上官を無理やり!? 引っ張っていくようなところがすごーく萌えます

とっつきにくい暗い話になりそうなドラマにあって、一見安っぽくなりそうなオリジナルのライン――それもディズニーアニメによく出てくるひやかしコンビみたいな二人の話――が、こんなに魅力的で生き生きしているのは、ドラマを一貫しているリアリズムのおかげです。ヴォレヌスはガリア人を容赦なく磔にするし、プッロはギャンブルでいかさまをされただけでその相手を殺してしまうし、娼館で女も買う。当時の平民の生々しい姿がちゃんと描かれているところが、ただの茶番劇に終わっていない理由だと思います。





ヴォレヌスは妻との関係がまたいいです。Slashでは、もちろんプッロ/ヴォレヌスが一番人気ですが、アントニウス/ブルータス、大人オクタヴィアヌス/アントニウス、
アントニウス/ヴォレヌスも人気らしいです。大人オクタヴィアヌス/アントニウスはぴくぴく反応しちゃいますね。




アントニウスは、これぞまさにアントニウスって感じです笑 M&Cで有名になったマックス・パーキス演じるオクタヴィアヌスも素晴らしくオクタヴィアヌスですけど笑 
彼はすごく美男子だったし、一節には若い頃はカエサルの稚児だったと言われていますね。




今後も引き続きローマ史を制圧しようと思っていますが、共和制ローマについて本を読んでいてあらためて思いました。この時代には一つをのぞいてすべてがある! そのひとつとは、女性の自由。ドラマを見ていても女性は大変だったな……と思います。もちろん男子の奴隷にも自由はありませんでしたが、こちらはたとえば名門家の奴隷として買われたら、その家の息子たちと一緒に学べるなど階級によってある程度、文化的生活ができていたそうです。でも当時の女性で、経済的自由はあっても文化的な生活、あるいは精神の自由を得ていた女性はほとんどいなかったわけですよね?  カエサルの母は賢母で有名だったそうですが、それはごくごく一部ですよね。

しかしその点を抜かすと、この時代には、当時の人々にとっては大変だったでしょうが、現代人の私にはロマンといえるものがすべて詰まっています。行き交う地中海民族、アレクサンドリア、アテネ、ロードスなどの学問の都、神々の神殿、絶え間なく続く戦争、そんな中で確立した奴隷制度、トラキアや小アジアから連れてこられる剣闘士たち、海には海賊がはびこり、北アフリカには騎馬民族の王国が。美しい若者を組み敷くなんて日常茶飯事

繰り返しになりますが、戦争では何万人という男たちが死に、当時から一神教を信奉するユダヤ人はたびたび異端視され虐殺され、女たちには精神の自由がなかったわけですから、タイムスリップしたいとは思いませんが(^曲^;)

私は相変わらず古代地中海の歴史の虜です。Romeは全22話。日本版もあります。特に欧州では好評だったようで、ディスク6枚で1100円&5枚で1600円は異常に安いです。見終わったら、剣闘士/主人の小説に戻ります。映像でも見たし、だいぶ想像しやすくなってると思います。

WEB拍手レスはまた後ほどヾ(´ε`*)ゝ

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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