- Daily *萌* -
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2011年07月25日(月) 昔のdaily*萌*みたいに

こちらに書くのは久し振りになってしまいました。
今は、ニューヨークのペン・ステーションでこれをかいています。あと15分でワシントンD.C.行きの列車が来ますが、iPadなので3Gでネットに繋げるのがいいですね。

…なんて言ってる間にもう列車の中♪(´ε` )
今日は久し振りにゆっくり日記を書く時間ができました。先日から、このdaily*萌*日記はフットボールと関係のないことも書くようになりました。そう、昔(という表現を使ってももはや差し支えなさそうです)のdaily*萌*に戻った感じですね。時々、オフ会などでお会いすると、フットボール以外にも以前好きだった共通の映画やドラマの話になったりして、内心、こちらが知らないだけで「かなり長いこと読んでくれてるんだなあ」と嬉しくなったりします。もちろん、昨日、今日、Twitter経由で誰かと知り合ったりするのも、それはそれで嬉しいんですけどね~。

最近はおちゃらけた内容が多いですが、昔の日記は宗教や歴史の話など、真面目なネタもずいぶん書いてましたね。もちろん、これからもそうした話はしていこうと思いますが、この数年の傾向として、鋭くてユーモラスで、もう少し人を食ったようなものに共感するようになったような気がします。これは間違いなく、フットボールの影響でしょうね。フットボールは、選手も監督も、オーナーもファンも、いつも悲劇と喜劇が隣り合わせのようなところが好きです。フットボールというのは人生そのものを表しているんだっていうのは、よく言ったものです。

もちろん、フットボールは今後も私の時間を食い散らかし、いずれ私をもう後戻りできない場所まで連れて行ってしまうことでしょうが笑 せっかくだからこの数年の出来事について考えてみましょう。
まずは、フットボール(だから、おまえな) 。十代の頃から、ミランがトヨタカップで来日したら、札幌から母親道連れで東京まで見に行ったりしてましたけど、まさかこんなに夢中になるとは。まあ、フットボールのことはもうこのくらいにしておきましょう笑

それと、やはりスペインですね(同じような話だな…)。刺激に満ちた人生を求めてこれまでに散々遊び倒して19カ国に行きましたが、もしもどこか一箇所で人生を費やさなくちゃならないなら、それはスペインだ。日本から行くには直行便がないので乗り継ぎが必要ですが、そこがまたあの国を一味違うものにしている気がする。心に残る旅といえば南米も素晴らしかったのですが、それもまた、日本からのアクセスのしにくさと無縁ではない気がします。南米へ行くと、もう二度と来れないのではって気がするし(そしてたぶん、その通りなんだろう)、南米の、ただすれ違って二度とお互いの行く道が交錯することのない人たちや、通り過ぎるだけでもう戻っては来ないだろう町を見ていると、妙に甘酸っぱい気持ちになってジワジワ迫り上がて来るしあわせを噛みしめたりします。一人一人の人間がある町の、ある男女の子どもとして生まれて、兄や妹になったり友達を作ったり、、誰がどうやって振り分けてんのかな、と思ったりします笑 私は無神論者だから、神の仕業とは思わないけどね。
スペインの話から脱線しました。そんなわけで、スペインは私にとって、まだ遠い国の一つです。かろうじてですけどね。でも行こうと思えば、明日にだって行ける、その距離感がなんともたまらない笑
あとは彼らの歴史。被虐の歴史にというものに惹かれる傾向は昔から。バスク問題やETAには中学生の頃から関心を持っていましたが、内戦の歴史や、スペイン国内の郷土主義など、知れば知るほど興味深いです。

さきほど、列車はフィラデルフィアを通過しました。ペンシルベニア美術館の脇を流れてるあの川の名前はなんといったか。早朝からボートを漕ぐ人々が。あの場所には先日、アルベロアとアルビオルが行ってましたが、本当に美しい場所です。

今日はこのくらいにしておこう。ところで、ボヤンがチームを去りました。
バルサは少しだけさみしくなりました。が、私はすでにローマフォルダを作り、イタリア人slasher友にローマ情報ソースのオススメを教えてもらいました
来シーズンはローマのことも注目していこうと思います。ちなみにこのslasher友はインテリスタなんですが本当にいい人で、長友に何かあったら必ず教えてくれます笑 彼女もボヤンとペップファンだったので今回の二人の終焉にはショックを受けていました。ペアとしても人気がありましたから…
私も、もちろんスラッシャーとして残念ではありますが、そちらはなんとなく受け入れることができるのは、たぶんangstも好きだからだと思います 好きじゃなきゃ、
ラ・ロハのファンなんてやってられません(´Д`)ノangstが好きだからラ・ロハにこんなに夢中になったともいえるかも。

そんなボヤンですが、ローマでは14番を選び、「クライフや大切な友だち(gran amigo)のティエリ・アンリもつけていた背番号だから、と泣かせることをのたまってくれました。これからも我らのロリータから目が離せません(´Д` )

そろそろバルサご一行は、ワシントンD.C.に到着したかな。
今日は画像がなくて退屈なエントリーでした。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2011年07月21日(木) U2コンサート

今、NJのスタジアムにいます。せっかくだからスタジアムの雰囲気などをLIVE中継。暇な人はたまに何か流してるのでチェックしてみてください。コンサート中は余裕がないかも。

たぶんここで見れるはず

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今から帰りますが、ものすごい渋滞orz 覚悟はしていましたが。観客数は9万人だったらしいんだけど、カンプノウだって9万人キャパ。それでも周辺に3ー4駅あってたいして混まないのは優秀です。私はまだipadというおもちゃがあってネットにも繋げるし退屈しのぎはできています。しかしひどい状況です。

やっと列車に乗れた〜。ここまで来れば分散するので安心。例のごとくいろんなところで喧嘩してました。

さてライブはジンワリ泣けてくるほどよかったです。事前にset listをチェックしてましたが、MagnificentやBeautiful Day、I Still Haven't Found What I'm Looking For、vertigo, Walk on, with or without you など好きな曲をたくさん聴けました。あと意外? なことにSkyでしたっけ? Acton babyに入っていた個人的に好きな曲も聴けました♪(´ε` )  でもなんといっても最高だったのはSunday Bloody Sunday!  北アフリカで起こった革命のカットがスクリーンに映し出される中、あのイントロが始まると、今夜一番の盛り上がりを記録。

SBSは、今更説明するのも野暮ですが、北アイルランドで民族紛争が絶えなかった70年代に起こった「血の日曜日事件」について歌ったものです。歌詞を聞いてしみじみと思いました……この曲、スペイン代表が優勝した直後に、スペイン国内でU2がコンサートを行って歌っていたら、みんな号泣必至だったんじゃ? 私も今日は、Sunday Bloody Sundayを聴きながら一年前のラ・ロハに思いを馳せ周囲のことなんて忘れるくらいいたく感動してました。まだフランコが存命中だった60〜70年代は、カタルーニャや、主にバスクでIRAなどによるテロが頻繁に起こっていました。この時代のテロリストの若者について実話をもとに作られた映画に、『サルバトーレの朝』という作品がありますが、この中には、クライフ・バルサの伝説の試合(74年、マドリー相手に5-0)の話も、ちょっとだけ登場したりします。

How long? how long must we sing this song? というくだりでは、長年国内での対立があってどうしても心を一つにできなかったラ・ロハに思いを馳せ、
そして"cause tonight, we can be as one"(今夜こそ、おれたちはひとつになれる)というところで、どういうわけか頭に浮かんできたプジョルの顔……あの優勝の夜を思い出して号泣。
ああどうして、あの優勝した日にこの曲を近所迷惑なくらいの大音量で聴かなかったのか……。



もちろん、涙目になったのはSBSを聴いていた時だけではありません。この日記でも散々書いてきたU2きっての名曲、"One"も、それから個人的に大好きな"Discotique"も初めて生で聴けました。360°ツアーの他のset listを見たら、"in a little while"とかも歌ってくれていたのですが、今回はなし。"Sometimes You Can't Make it on Your Own"も聴きたかったなあ。この曲はボノと父親の関係を歌っているそうですが、男同士の関係を歌っているものでは最強だと思います ところで、↓肝心なところの歌詞がけっこう間違ってますね。Where are we now? はこの歌でもかなり聴き逃してはいかん箇所だと思うんだけどな。



ところで、コンサート中に5分くらいですが↑上のリンク先で中継もしました。ちょうどBeautiful Dayを歌っている時だったんですが、あろうことか途中で切ってしまいました笑 まあ、それで迷惑を蒙った方がいたとは思えないのでいいでしょう。
他にも、コンサート会場(NJのミドーランド・スタジアム……どこの何のスポーツの本拠地かは知りません…)で撮影した動画や写真をちょっとだけ紹介します。

私の席はわりと良い席で、ガラス張りのVIPルームからスタンドに出入りしました。




その涼しくて快適なVIPルームから見た広大なパーキングの光景。




席は二階席の一番前だった なので大きな外国人にも邪魔されず、しかも最後の15分は両隣の人たちが渋滞を避けるため? 早く帰ってしまったので、もうジンたんの独壇場ヽ(`Д´;)/ 


自分の席から撮って来た動画の一部です。規模の大きさは伝わるでしょう。9万人というのはカンプノウと同じくらいなので、慣れているといえば慣れてますが、音楽ライブでこの大きさは初めてでした。


Until the end of the worldを歌っている時の映像。この歌はユダとキリストの会話がモチーフだそうです……と書いたところで、曲は最後まで入ってないので全然わからないと思いますが(;'Д`)


先月のラ・ロハの試合観戦記も書いていないのにU2について語ってしまいました(しかもまめに写真&動画つき)。今度は、、War Horseの話題を! (こら)

ところでメッシッシは米国ツアー、マイアミでの試合前に合流するかも、とのことで楽しみです。セスクも来るといいのにな〜。

フットボールブログの方で、ラ・ロハ投票企画第二弾実施中です。おばかな無人島ネタにつき合ってあげてください。

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2011年07月17日(日) ブログ移設のお知らせ


#murmur
 ブログ移設のお知らせ   20:21:27, 日曜日 17, 7月 2011

突然ですが、ラ・ロハ&バルサに関する情報を載せていくためのブログを新設しましたので、今後はこちらをチェックしていただければ、じんたんは泣いて喜びます。更新内容は今まで通りです。

Daily*萌*について
今後、こちらのブログは以前のように、好きな映画や音楽や、あるいはラ・ロハとバルサ以外のチームについてのフットボールネタ、創作活動の話などに戻します。すでに10年近くこれを書くことを続けてきたので、今後もそのまま続けます。


ラ・ロハ&バルサのブログについて
コメント……今後はWEB拍手は使用しません。かわりに、「like」ボタンとコメント欄をご活用いただければ幸いです。コメントは私の承認を得てから表示されますので、もしも私信がおありでしたら、「私信です」と書いていただければ公開はしません。

もしもコメント公開せず、これまでのように私のレスだけつける方がいい、という方が多ければそうします。とりあえず様子を見てみます。ユーザー登録してくれた方のみ書き込み&閲覧可能な設定にすることも考えています。

ficやイラスト……たぶん、新設したブログでもパスワード制にしてお知らせすると思いますが、基本はこちらのブログで報告となります。アーカイブは同人サイトに。



ちなみに、こちらのブログではWEB拍手は引き続き使用すると思います。


Daily *萌* Football

http://dailymoefootball.wordpress.com/

パグ先輩「それではみなさん、今後もよろしく〜」




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2011年07月14日(木) "I LUV YOU CESC! (so excite!!!!!!!)"


#Barca"I LUV YOU CESC! (so excite!!!!!!!)"
#Xavi
#Cesc
#Bojan
 "I LUV YOU CESC! (so excite!!!!!!!)"   19:47:58, 木曜日 14, 7月 2011


W杯優勝記念特集part.2はまた後ほど。その前に今日は面白い記事を色々拾ったのでご紹介。まずは死ぬほど笑った……今日はこの腸マイナーネタを紹介したいがためにブログを更新するようなもんなんですが、Tubmlrにセスクファンのブログがあるのでとりあえず読んでください。最高ですから。

CESC BELONG IN REAL MADRID

今一番上にあるこのエントリーがなにかすべてを物語っている


私はとりわけsangre de toroのネタが好きですね。


セスクネタといえば(↑この人には敵わないけど)、Yahoo.USもこのようなな記事を掲載。もはや何もかもがダメダメな感じになりつつあるヴェンゲルが、「チャビは(これまでも)アーセナルに対して敬意を欠いた発言をしてきた」と言ったことで、↓チャビがflawless bitch, can't be tamed だということがまた一つ証明されましたが、、、


その元になったチャビの発言をいじったネタです。以下記事全文(またこのセスクの顔がな)



チャビはバルセロナの公式サイトにて、(休暇で過ごした)イビサ島でセスクとと会った時、「彼は(バルサに)来たくて苦しんでると言ってた」と発言した。 この発言のどこに問題があるわけ?では、セスクがどのように苦しんでいるかという一つ一つのリストがこれです。

1.彼はアーセナルのアジアツアーに帯同するかわりに、友だちのチャビと常夏のパラダイス、イビサ島でフラフラしなくちゃならない

2.彼は常夏のパラダイス、イビサ島でチャビにアーセナルがいかに頑固かについて文句を垂れるという厄介事に足を突っ込まなければならない

3.彼はクラブのオフィシャルショップで買った自分の名前入りのバルサのシャツを正式には着ることができない。それに家の周りでしか着れないシャツにそれだけ払うなんて、ちょっとお金の無駄遣いだ

4.彼は自分の移籍に関して、100万人を超えるTwitterのフォロワーから寄せられる質問やコメントを無視しなくちゃならない。彼への無条件の愛や彼を称賛するたくさんのコメントを読もうとしている時には、それは厄介だ

5.彼は毎日、湿っぽいアーセン・ヴェンゲルのメッセージを18個も消さなくちゃならない

6.彼は、バルサ入団初日に、新しい監督グアルディオラにプレゼントするために自分で描いた、グアルディオラが水中のワンダーランドでマナティーに跨っているイラストを誰にも見せることができない

7.彼が給料として何億も貰わなくちゃならないのは、世界的に有名なバルサ以外のクラブだ

8.そして最後に、彼はバルサのベンチに座って、自分のチームメイトたちがいくつものトロフィーを獲得するのを眺めている夢を見ている時、「ただの夢だったんだ……」という思いで厳しい現実に戻るため目覚めなくちゃならない



ボヤン「なんて不幸なセスク先輩! きっとセスク先輩以上に不幸な人はこの世に二人といないよ! バルサで成功するのが夢で、いつまでもバルサでプレーしていたいのにできないなんて!


※私はセスクのことも、チャビのことも、ボヤンのことも、バルサのことも大好きです



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2011年07月13日(水) W杯優勝一周年特集 Part.1 ピケ&チャビインタビュー


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 W杯優勝一周年特集 Part.1   22:00:31, 水曜日 13, 7月 2011


あの日から一年。ラ・ロハの選手たちは、この一周年記念をどのように祝ったのでしょうか? 現地スペインでは、記念のドキュメンタリーもいくつか放送され、選手たちもそれぞれ各メディアのインタビューに応じたようです。
私はというと、選手たちにサインしてもらった代表のシャツを着て外出しました。「スペイン代表?」ときいてくれた人には罰ゲームとして漏れなく「今日はなーんの日?」という面倒くさい質問を投げかけ、その格好のまま、ヒスパニックコミュニティのバーでアルゼンチン戦を観て、サルサやメレンゲを踊ってきました(もちろん、踊れないから教えてもらいつつ……)。

では、あの奇跡の一日を選手たちの思い出話と共に振り返りましょう。一年前の7/11のブログエントリーはこちら

ジェラル・ピケ「大会は最初から最後まで、忘れ難いものだった」
(by El Pais



 ビセンテ・デル・ボスケはいつもおれたちの指導者だった。最初の日から、彼は「我々は一ヵ月を一緒に過ごすことになる。最も大事なものは素晴らしい雰囲気だ」とはっきりさせていた。と同時に、彼は潜在的な問題にも敏感で、TwitterやFacebookといった、おれにはまだ馴染みがないが、プジョルはかなり夢中になっていたものを禁止した。でも最終的には、おれたちはそんなに退屈しなかったよ。大会は最初から最後まで、忘れ難いものだった。

ラス・ロサスでの最初の数日間は、誰も優勝については語らなかった。誰もが静かに共有していた期待感はあったけれど。中にはバルサとマドリーの選手たちはお互いをほとんど理解し合っていないという者もいたが、とても結束の強い集団が出来上がった。もちろん、おれはペドロや、ブシや、チャビとの方がより仲良くやっていたけどな! でも残りのやつらとだって何の問題もなかったよ(おージェラル)。覚えてるよ、たとえばポチェフストルームで、ペペ・レイナ、ジョレンテ、それからセルヒオ・ラモスと自分たちの部屋やダイニング・ルームでW杯について延々喋りまくったこと。物語は、スイスに負けた失望の後から始まった。

おれは、スペインが準々決勝かラウンド16で負けるのは、初戦で苦労したことがないからだってセオリーを持ってる(た)んだ。二試合で勝ち進み、最後の一試合はフレンドリーみたいな。でもおれたちは負けから始まった。スイスに負けた後、おれたちは生きるか死ぬかという状況に陥った。

試合の後のロッカールームでは、誰の声も聞こえなかったよ――アルベロアだけは別だ。彼はいつも楽観的だから[アルビーらしい]おれたちは、スペインのクオリティについてとても多くのことが言われた後で、グループステージで帰国することになることを考えた。だけど皆、自分たちがいいプレーをしてるとわかっていたよ。それが鍵だった。おれたちは、自分たちのアイデア、フットボールに自信を持っていた。

ホンジュラス戦を迎えたが、あんなふうにナーバスになった試合はほとんど経験したことがなかった。前半では何も成し遂げられなかったというのは紛れもない事実だが、でも後半でビジャが現れた。あのゲームでは、プジョルもまた、なぜ彼が天才かおれに証明してくれた。彼は誰も通さなかった。それにおれがスイス戦でエルボーをくらって唇を切った後で、彼はずっと大口を開けて笑ってたよ。
あの事故の後、ぺぺはおれが何か話し始めようとするといつだってムニャムニャ言い始めて、みんなもそのいじめに加わるんだ。まあとにかく、おれたちはW杯の舞台に戻ってきた。チリ戦では最初から最後までコントロールしたよ。次のラウンドへ向かってね。

おれたちは皆、ポルトガル戦ではクリスティアーノ・ロナウドが危険だとわかっていたが、守備において警告を受けていれば、彼らは組織的なチームというよりはもっと個人主義的なチームだったから、それほど苦しまなかったよ。ビジャはまたしてもノッていて彼のゴールは勝利に相応しいものだった。おれが一番苦しんだ試合はパラグアイ戦だ。たぶん皆、それぞれに準々決勝の呪いという見えないプレッシャーを感じていたんだな。PKの笛が吹かれた時、おれはこれですべて終わりなんだと思った。だけど、イケルが……なんて偉大なんだ! すべてを元通りにして、ビジャが試合を終わらせた。

PS3のゲーム大会じゃおれが勝ったわけだけど――W杯の残りの試合は見たよ。アルゼンチンを4ゴールで沈めたドイツにみんなが魅了されたのを覚えてる。誰かが言った――「これはEURO08を戦ったあのチームとは違う」また誰かが言った。「エジルとケディラだ」そしてまた別の誰かが「ミュラーだよ」
だけど一番ショッキングだった出来事はブラジルの敗退だな。あの日、おれはデル・ボスケとどこかへ行くために車に乗っていた[二人でどこへ行こうとしていたのか、そこんとこもっと詳しく]友達のペドレトがブラックベリーをメッセージ攻めにしてきて……『オランダのゴール!』と彼は書いてきた。 『メロ退場』彼は続けた。『ブラジル、敗退』と彼は締め括った。ビセンテとおれはお互いを見て、言葉を失った。おれも彼も「うひゃ〜……ブラジルが敗退したぞ。おれたちチャンピオンになれるかも」って考えていたって言い切れるよ。でも、まだ長い道のりが控えていた。

まず始めは、ドイツだった。だがおれにとっては明らかだった――「おれたちはこの大会で優勝する」「まあ、これは準決勝で、それからまだ……」と他のやつらが言うと、おれは「ああ、わかってる、だけどおれたちはこの大会で優勝するんだ」と言っただろう。そしてそんなふうになったんだ。

ドイツを倒してしまうと、オランダが残っていた。サッカー・シティへ向かうバスの中で、誰一人口を利かなかったことを覚えてる。プレッシャーを感じ、ナーバスになっていて、そして集中していた。ハエが飛ぶ音だって聞こえなかった。説明するのは難しい、物凄いな何かが生み出されていた。おれたちは皆、ブラックベリー越しに会話してたんだ! お互いを励まし合い……「Vamos(行こうぜ)」「やらなきゃ」「おれたちのものだ」っていうふうにな。途方もないことだった。激励のメッセージ。そして、デル・ボスケとは普段通り話をした。叫ぶこともなく、適切な言葉を話しただけ。おれたちにとってはそれがよかった。

決勝では、それまでの試合とは違い、おれとプジョルはお互いに70分間は何も話さなかった。シーズンはとても長かったから、疲れ果てていた。延長に入ると、他の何よりもペナルティに対して本当の恐怖を抱いた。パニックばかりはどうしようもない。でもその時、アンドレスが現れ、ゴールと栄光がやってきたんだ。



チャビ「なんて苦しみ方と、なんて勝利の味わい方なんだ」
(by El Pais



スペインが世界王者になって一年、チャビはいまでも優勝前にチームが味わった苦しみがどれほどのものだったかを覚えている。まるで、初戦での(スイスの)フェルナンデスのゴールは、オランダとの最後の試合でイニエスタが決めたあのゴールよりも価値があったかのようだった。
「問題はEURO08にあった。すべてはおれたちの望み通り起こり、おれたちはピッチ内外で素晴らしい時を過ごした。最初から最後までとても楽しんだ。W杯では、それを克服するためにより多くの努力が必要とされた。おれたちは優勝できると確信していたが、低い気温や雰囲気、遅いキックオフ、始まってすぐのスイス戦の敗退に適応しなくてはならなかった」

チャビは、ホンジュラス戦については何ひとつ良いことを覚えていない――ショッキングな予想外の出来事が起こる危険性はあった――そしてチリ戦――「おれたちはラッキーだったんだ、本当のことを言うとな」――そして彼は、パラグアイ戦で彼らが苦しんだ時間帯を忘れることができない。「彼らの守備を打ち破るのは難しかったが、おれは監督に試合と、おれたちがいいプレーをしていたことを思い出してくれと言ったことを覚えているよ」
しかしながら、チャビはポルトガル戦やドイツ戦、オランダ戦を見返すことを楽しみ、ラ・ロハが決して自分たち裏切らないことを幸せを感じるという。「おれたちは自分たちのスタイルに忠実だ。監督は悪い初戦の後の批判を耐え、おれたちは良く戦い抜いた」

おそらく、プロセスがそれほどタフだったからこそ、選手たちはイニエスタが決勝でゴールを決めた途端、泣き始めたのだろう。
「おれは泣いたよ。なんて苦しみ方と、なんて勝利の味わい方なんだ」



チョリが(たぶん)Twitterアカウント取得!



親友にして新郎のベストマンを務めたアルベロアがリークしたのだから間違いありませんっ! 現在マドリーの選手としてプレシーズンをLAでスタートさせたチョリことアルビオルの今後のつぶやきと、アルビーとの絡みに期待しましょう。






おまけ:省エネ促進CMの新しいバージョン

とっても懐かしいコレ、覚えてますか? W杯が始まる前に書いたブログで紹介したペペ「みんな、もっとオナニーしような!」じゃなくてスペインの産業観光商務省による、スペインの家庭における省エネ促進キャンペーンです。

そのキャンペーンの新CMをマルヲさんに教えていただきました! これが短くてぎこちないけど、萌&笑のツボがたくさん詰まった美味しい作品に仕上がっております。







相変わらず無気力なシルバ。それでもなんとなくやり切った感(完全に勘違い)に満ちた表情。イケルのGKグローブをあろうことかシルバに横取りされて揉み手するチャビ。突然どこからともなく現れるブスケ。チャビとイケルはただのオッサントーク。それでも、そこはかとなく漂う萌える雰囲気。「おれのW杯で使ったジャージも入れなきゃダメなの?」ときくイケルに、「おれは入れないけど」としれっとして言うチャビ(でも実は半分もCMの意味を理解してません)そして一番気合いの入った演技を見せるデル・ボスケ


後ほど、ブスケツやデル・ボスケ、マタなどのインタビューなども。それから、オフシーズン企画第二段として、ラ・ロハとW杯に関する投票もやってみようと思っています。

では、あの感動をもう一度

人気のない決勝当日のスペインの街角に響き渡った、カマーチョの後世に残る名言をお聞きください。
INIESTA DE MI VIDA!
(我が人生のイニエスタ!)



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2011年07月12日(火) あれから一年


#Foto_Del_Dia
 FOTO DEL DIA 〜Picture Of The Day〜      05:46:49, 火曜日 12, 7月 2011


あれから一年。後ほど一周年記念のそれぞれのインタビューを紹介します
今日は記念に、ラ・ロハのサインが入ったシャツを着て街を歩いてきます





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2011年07月08日(金) ボヤン、twitterアカウントを取得!



#Barca
#Xavi
#messi
#Villa
#Piqué
 ボヤンがTwitterアカ取得だーー!!   16:31:52, 金曜日 08, 7月 2011


みんな大好きブサ可愛いぼーたんが、twitterアカを取得したよ!

@bojan927


早速、好印象を与えるぼーたん
.ッコいいプライベート写真じゃなく、トレードマークのベロ出し写真をプロフィールに使っている
▲▲ウント名はbojan927. おんなじような奴らが926人もいたって、ぼーたんはそんなこと気にしないよ!

どれ、ローマの兄さんたちに甘える心の準備が整ったぼーたんのgifと写真でも、少し……

仲が良すぎるロヒータちゃんたち。ハビ丸とアンデル












バルサでは異常に子供人気が高かったぼーたんだけど、きっとローマ中の子供も虜にするよ☆


スゲーかわいいなあ、このぼーたん




ぼーたんがローマに行っても、これで寂しくない:'O 
ゲイ板の兄さんたち(+私)は、どこへ行ってもぼーたんを嘗めまわすように見つめてるからネ!





#Foto_Del_Dia
 FOTO DEL DIA 〜Picture Of The Day〜      16:27:22, 金曜日 08, 7月 2011


どっちを食べたい?

※食べられるのは、アイスクリームだけです





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2011年07月05日(火) 動物とかいろいろ


#murmur
 コパ・アメリカより ブラジル対動物ベネズエラ   18:40:37, 火曜日 05, 7月 2011


ダニアウ「みんな、アルゼンチンがいつも通りのダメな感じになってる間に、気合い入れていこーぜ!」
パト「おう! 気合いだ! 根性論ばんざい!」


ジュリオ・セーザル「き、きあい……」


ジュリオ・セーザル「…………」


ロビーニョ「あの、いぬ……」


マイコン「ばっ……犬がピッチを横切ったくらいでビビってんじゃねーよ! コパ・アメリカ感いっぱいでいいじゃねーか!」


パト「……あ……」


ルーカス「ルシオ先輩、ピッチが平和な感じになりつつあるんですけど」
ルシオ「何言ってんだ、試合中だぞ!? 鳩とスズメは中盤を庭にしてやがるから、
チアゴ・シルバ、ルーカス、ラミレス、おまえらがなんとかしろ!」
チアゴ・シルバ「了解っす!」
ダニアウ「待てよ、鳩はパトに任せるってのはどうだ?」
パト「あ、シャレっすね☆」
ダニアウ「犬はゴール前に陣取ってるから、ジュリオ・セーザルに任せたぜ」
ジュリオ・セーザル「おれは犬だけ見てればいいんだな?」
ロビーニョ「ベネズエラはどーすんの?
ダニアウ「よしみんな、気合い入れていくぞ!」
ラミレス「よーし!」



ダニアウ「犬はベネズエラのGKが追っ払ってくれたぜ!」


ダニアウ「それに動物といえば、こっちにだってネイマールがいるぜ!」
ネイマール「忘れてもらっちゃこまるぜ!」


ブラジル(0−0)ベネズエラ

ダニアウ「よし、犬にも鳥たちにも自由にさせなかったぜ!」
ネイマール「なんとなく快勝した気分だぜ!」

「?」



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