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2006年02月27日(月) 動物萌えとやら


『ミリオン・ダラー・ベイビィ』のDVD三枚組を買いました。最近金遣いが荒いです。先日本を一万五千円分買ってしまいました〜(4800円という本が一冊ありましたが)。
『かもめのジョナサン』を読んだんですが、part oneはとてもいいけどもpart2,3はなんだかよくない。この本は評判のわりにちっともよくないぞ、と思っていたら、訳者であり解説を担当した五木寛之がまったく私が感じたことを言い当てていくれていました。『かもめのジョナサン』は思想的にアジテーティヴすぎるし、強い政治的なメッセージがうざったく感じられます。ここまで人間の社会を投影させたかもめの社会を描くなら、いっそ人間を題材に書けばいいのに、と思いました。もっと言えば、もしこれがそのまま人間の社会を舞台に描かれた話なら、幼稚だとして一蹴されてしまう可能性があります。それにしても、自分が翻訳した物語に対してのこんなに否定的な解説を読んだことがありませんでした。単純に否定しているのではなく、むしろその正直さがいい感じです。

動物ものということで、私はなんとかして挿入されている写真を縦にしたり斜めにしたりして、かもめ萌えでハァハァできないものかとチャレンジしたんですが、part 1以降のジョナサンは聖人ぶったいけすかない奴で、他のかもめと絡むシーンがあってもあんまり萌えませんでした。すでに、動物萌えという新たな境地を開拓することに、何の抵抗もなくなってきています。
ディスカバリーチャンネルで、野生の動物たちが交尾をしている姿を映したドキュメンタリー、『ワイルド・セックス』という番組を放送していましたが、見逃したのに気づいた時の哀しみは浅からぬものでした。
多少その、動物萌えとやらのよさがわからないでもないな、という方には、ぜひこの写真の数々を見て貰いたいものですが、動物の性交なんて見たくもない、という方のために、ここに画像を貼るのはやめておきます。

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最後の一枚は爬虫類(とかげ)で、私が見る限り一番なまなましいものです(なんか知らんけど生々しい)。うさぎとニワトリのはちょっとうそ臭い感じもするなあ。

英会話のパートナー(先生という感じがしない)のマットとは、回数を重ねるごとに趣味や考え方が合うことがわかってきました。一回目のことは書きましたが、二回目、彼は自分のアート作品を色々と紹介してくれました。そのうちのひとつが、読み終わった本の文字の部分をすべて丹念にくり貫いたもので、ページをめくったり少しずらしたりすると、その穴から下が透かし見えて、波打って美しいのが好きだと言ってました。その本がホメロスのオデッセイ(英題)だったので、イーリアスの話になり、古代ローマやギリシアの話になりました。その後、マットはトルストイの「戦争と平和」のページを一枚一枚破り、水に浸し、細かくしたものを球状に丸め、糊を少々、オーブンに入れて料理してできた丸いボールを見せてくれました。ロシア文学の話になり、ドストエフスキーの『罪と罰』に感銘を受けたという話をして、私は内心、私にとって大事な出会いだったイーリアスと『罪と罰』の話を、こうしていっぺんに話す機会があるなんて、なかなかすごいことだぞ! と思っていました。当然このふたつの話なんて、日常会話の中ですることは滅多にありません。
そして今日は映画の話になりました。私はナルニアを見たと言い、でも私はロード・オブ・ザ・リングスの方が好きだ、と話したら、なかなか映画通の彼も指輪は絶賛していました。それから次々とマニアックな映画の話をしていると、マットは「スパイダーマンは見た?」というので、特段感情を表に出さず「見たよ、好きだね」と言うと、私のそっけない態度に落胆している様子だったので、「なぜ?」ときくと、恥ずかしそうに笑いながら、自分はスパイダーマンおたくなんだと話し始めました。ちょうど私が使っていたノートブックがバットマン仕様だったので一気にアメコミ話に。マットはマーヴェルコミックの素晴らしさと、スパイダーマンをサム・ライミ監督がどんなに見事に映画化してくれたかについて熱く語り出し(!)、自分が書いた手紙が、ファンタスティック・フォーの読者コーナーに掲載されたことがあると言い出し、ノートにそのリーフのissueナンバーまで書き出す始末! そして「まったく……issueナンバーまで覚えてるんだからな!」と自分に呆れてました。それからフランク・ミラーの話になり、私は今度『300』が映画化するということを教えました。マーヴェルファンだけど、ヴァーティゴー・コミックにも、ひとつだけ素敵なものがあるというので、「そりゃヘルブレイザーだな!」と言うと「そうだ!」とふたたび喚き出す日英のオタクども。
もうひとつ、私がトイ・ストーリーを観たけど、あれは近年のCGアニメの中では、ファインディング・ニモやMr.インクレディブルやアイスエイジを抜いてナンバーワンだ! と言うとマットもその通りだ! トイ・ストーリーが一番だ! と同意を示しました。
 
今まで外国人でもいろんな人と出会ってきたけれども、いつも何かと話を合わせていましたが、マットに関しては本当に合うなあ〜と思います。彼の芸術性に関しては、自分が現実的な頭の固い人間だということを実感させられましたが、私のまわりには他にも、こういうタイプの人がいます。彼女は小学生からの付き合いですが、ものすごく感覚的で、たとえば世界遺産に行きたいけれど、その歴史や価値といったことは知らなくても楽しめるという人です。有名な文学作品、たとえば『かもめのジョナサン』にしろ『ドン・キホーテ』にしろ、私はその作品が書かれた時代背景や作者の生い立ち、作者が受けた影響なんかを考慮に入れないと作品を理解できない(少なくともそう感じる)たちですが、彼女はかもめのジョナサンが素敵なかもめであればいいし、ドン・キホーテとサンチョのやりとりが愉快であればそれでいい、という人です。以前は「それじゃダメだ」と思ってましたが、最近はそれでもいいのかもしんないな、と思い始めています。とはいえ私は、解説を読むことで作者の主張の正当性や妥当性、信憑性を図って作品全体を評価する方法をこれからも続けるとは思うんですが。

今は『蝿の王』を読んでいます。これは冷淡で非楽天的でいい感じだぞ(笑)! 無人島の描写には舌を巻きます。

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2006年02月26日(日) とにかく生物ならなんでも萌えるんだな

今日はナルニア物語を観てきました。面白かったんですが、何より私が夢中になってしまったのは、動物! どうぶつ!
「どうぶつって言うな!」と怒られてしまいそうですが、多種多様などうぶつが出てきてたまりませんでした。アスランとかビーバーの連中とか、馬とか、もうむっちり具合がかわいくてハァハァしてました。あときつね! おおかみ! どうぶつ好きには見逃せない映画です(そんな映画ではない)。
ケンタウロスっぽいセクシーなお兄さんたちには思わず喘ぎ声を漏らす。後ろんとこに、やっぱりご立派な、馬並なあれをぶらさげてるんだろうか……などと想像をめぐらせ、新しい生き物が出てくるたびに繁殖について考えていました。後半で丘の上に素敵なケンタウロスのメス女性たちが並ぶシーンがあり、すごくカッコいいんですけど、「ん、待てよ……このメスとあのオスたちが、こう、折り重なるように……なるほど」と生物学的好奇心によって映画に集中できませんでした。でもお気に入りはグリフィンのような生き物。カッコよかったな〜。それと、フェニックスみたいな生き物もいかしてました。
子どもたちの普通っぽさがよいですよね。指輪と比べるとはるかに健全な子どものためのファンタジーでした。個人的にへんなどうぶつ萌えでハァハァしていましたが、数少ないセクシー男であるケンタウロスの兄ちゃん、あの馬体がイロポいんだけど、さすがにあれじゃあ何かと無理だなー。

今、「幻想動物辞典」(そう、新紀元社のあれだ!)で索引してグリフィンを調べたんですが、「アレキサンダー大王の馬車を引いたという伝説もある」と載っていました。そんなことがあったとは。

帰ってきてからブライアン・サイクス氏の「イヴの七人の娘たち」を読みました。「アダムの呪い」を先に読んでいたんですが、こっちも負けず劣らず面白かった〜っ。アダム〜でも、オックスフォードに自分のDNAサンプルを送ろうか(2万円くらい費用がかかる)迷ったんですが、イヴ〜を読んで、これはもう調べてもらおう、と心に決めました。まさかクロマニョン人やネアンデルタール人の仮説を読んで涙を垂れ流すことになろうとは。
以前から、人類や生物の「はじめてシリーズ」の漫画を描ければなあと思ってたんですよね。「兎唇大戦争」並に突拍子もない考えですが! たとえば、人類が狼を飼いならしたのは一万二千年ほど前の近東でのことだとされています。イヴ〜に「狼」がついに「犬」になる、というタイトルでその仮説が書かれていましたが、人間がはじめて「人類の最良の友」と呼ばれるようになる生物と心を交わした瞬間の話とか、ポリネシアの民がはじめて船で南米に辿り着き、サツマイモの種を持って島に帰ってきた瞬間の話とか、始祖鳥がはじめて空を飛んだ瞬間の話とか、そういうはじめてシリーズ。描きたければ描け。最後のネアンデルタール人が息を引き取る瞬間の話。クロマニョン人とネアンデルタール人の友情。男が出産の秘密を知った瞬間。初めて肉親を埋葬したネアンデルタール人。はじめて壁画を描いたクロマニョン人。ちゃんと描けばすごく感動的だと思うわ〜。タイトルは「ファースト・エンカウンター・シリーズ」とかいう感じだな、きっと。そんでフルカラーなんだ。
たぶんこうしたことはすべて、少しずつ生じていった変化だと思うので、ある時突然神の啓示を受けたようにやり出すことではないんでしょうけどね。始祖鳥だって、最初に飛行と呼べるものを成功させる個体の前に、ニワトリくらいは飛び跳ねてる奴がうじゃうじゃいたに違いない。
 ネアンデルタール人には同情を感じてしまいます。クロマニョン人がネアンデルタール人を食べていたという説もありますが、サイクス氏は、それはさすがにタブーだと感じたのでは、と書いています。確かに私たちもサルを食べようとは思いません。でも、極寒の地で年中飢えている状況なら、話は違ってくるかもしれません。

WoT、やっぱりダニーとマーティンにはどきどきしちゃいますねー。絵的には完璧なペアだな。

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2006年02月22日(水) 立花氏のビデオ

特殊なダイエットを試して一週間で2.5キロ痩せることができました。一週間後ふたたびこのダイエットに挑戦します。あんまり関係ないけど、3/4に上京するまでに痩せられるといいな。

今日はヴィゴが来日したようですが、ファンの方は飛行場で会えたのでしょうか。私の友人のヴィゴファンも行ったようです。
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、デニス・ルヘインが書くような話で、面白そうですね。まずもってタイトルがいいですね。公開されるのが楽しみです。

いきなり関係がないのですが、立花隆のこのビデオの後半30分あたりから、非常に面白いのでライブドア関連に興味がある方はどうぞ。立花隆もまさかこんな腐女子のページからビデオにリンクされるとは思ってもみなかったろう。後半30分あたりから見ても大丈夫です。
http://www.videonews.com/asx/fccj/020306_tachibana_300.asx

少し血なまぐさい話ですが、この記事の後半にもっと詳しく載っています。↓
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/060211_blt/index.html

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2006年02月21日(火) 英会話をはじめる

さきほど「カッコウの巣の上で」を見終わりましたが、名作! ミロス・フォアマンは「アマデウス」などの監督でもありますが、やっぱり凄い監督です。まさに昨日書いた社会不適合者による社会への挑戦の物語であり、人間の自由と尊厳を賭けた戦いの話です。重たいテーマを扱いながらユーモアを忘れていないし、何気ない台詞でも心を掴みます。
ジャック・ニコルソンのオラオラな反社会的行動とあのニンマリ笑顔は、見続けているとどんどん心地よくなってきます。
優れた脚本は、ほんの少しのヒントを与えるだけで、観る側に登場人物の背景を想像させることが可能ですが、たとえばカッコウ〜では、ビリーという患者は強い母親の影響下にあり、その束縛から逃れられずにいるのですが、じゃあその母親がどんな人物なのか、なぜ彼は母親を恐れるのか、といったことが、具体的には何も語られません。普通なら、多分ひとつやふたつのエピソード(子どもの頃の出来事を語らせるとか)を挿入してもう少し観る側にヒントを与えると思うのですが、そうしないのです。「言いすぎない」というのは特に映像や漫画では重要ですが(小説だと内面を刻々と描写することが文学的だという見方もあるし)、「言いすぎる」のと「言い足りない」のは、失敗度でいえば同じようなもんです。でも、具体的なエピソードを挿入しないで、他の場面の行動や発言でその人物の背景を伝えるってのは、それこそ才能がないとできません。M&Cなんか、あの人物たちはみんな物凄く沢山のもの(時代を含む)を背負ってるのに、たった2時間ちょっとで、あの世界を私たちに理解させ、かつ私たちを虜してしまったというのは、大変なことですよね。それには、あの衣装だとかセットだとか、視覚的情報が大きな役割を果たしているんだけど、もしもそれを漫画でやるとなると、漫画は個人作業だから、いろいろ限界が生じてしまうんですよね〜。
「言いすぎない」とか「言い足りない」とかいうバランスの大切さは、たぶんみんな分かり切っていることなんだけど、やっぱり難しい。特にその作業に没頭しているうちは、自分ではわからない。少し時間をおいて客観的な眼で見た時に、やっとわかる感じ。だから理解があって、率直な感想を聞かせてくれるベータ(下読み)の存在ってとても大切です。
ところで、このビリー役を演じてるのは、な、なんとブラッド・ドゥーリフだったんですね! どこかで見たことがある……と思っていたら! 若い頃はこんなにハンサムだったんですね。さすが昔からクセのある演技をする!


昨日、近所の英会話スクールに行ってきました。サンフランシスコに行く前に少し勘を取り戻しておこうと思って。スクールといってもアパートの一部屋を借りて個人で行っているのですが、あそこにして、よかった〜。まず経営者の女性(英語を喋れる)が親切で、事務的な感じじゃなかったので、すぐにどこで英語を習得したのかこちらから尋ねたりできました。今ちょうど、すごくきれいなイギリス英語を喋るイギリス人男性の講師がいるから、どうせなら今日から始めないかと言われて、講師の方を午後に紹介してもらったのですが……。
28歳で、がさつなところがまったくないおっとりしたタイプ。アートが趣味というからうなずけます。ちょっとポール系。でも名前はマット。お互いに緊張したムードもなく会話を始めたのですが、ハズレくじを引くのは免れたようです。
ケンブリッジのカレッジを卒業後、イギリス各地の博物館や美術館で勤務していたそうで、現在はケンブリッジで出会った日本人の奥さんと札幌に住んでいるとのこと。アート繋がりで、私は美大に行っていたんだけど、今は漫画を描いたりしている、と自己紹介。そこで彼にどんなアートに興味があるのか尋ねたところ、「本」だというんですが、これが難しい。いわゆる本の装丁や体裁に興味があるらしく、現代の左右どちらかを綴じた形の本や、スクロールも好きだし、でも何より、屏風の形をとった古い本が好きらしいです。内容にも興味はあるけど、アラブやエジプト、アジアの本は眺めているだけで内容は読めない、でもそれだけでも満足なんだそうです。

それからイギリスやアイルランドについて色々尋ねたのですが、そのうち歴史が好きだというと、「僕も好きだよ」といって、私が英国の歴史に関して質問すると、ホワイトボードにさらさらっと年号を書いて説明してくれました。その他の会話でも、彼がとても教養高い人だと感じられて、話も合うし、考え方も合うし、年齢が近いけど彼には奥さんがいて煩わしい心配や遠慮をしなくていいし、とても嬉しいです。19世紀の話になり、ネルソンをどう思うかときいたら、英国海軍が世界中に散らばって植民地にしたりした行為は、あんまり好きじゃないと言ってました。それで外から見る分にはいいけど、当時生きてた平民は大変だったろう、実は自分の祖先にも、元々良い家柄だったのに零落れて、飢えのために盗みを働いてオーストラリアに流刑に処された人がいる、と言っていました。最初にオーストラリアに監獄船が送られたのがいつか知ってるかときいたら知らないというので、1787年だと教えてあげました(笑)。ファレル一等海尉とか胡散臭いことは話しませんでした。
コリン・ファレルが好きだと言ったんですが、彼はあんまり好きじゃないみたいです。わはは。このレッスンで一番心配なのは、単なる世間話で2時間終了してしまう可能性があることです。次回は木曜を予定していますが、楽しみです。

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2006年02月19日(日) スラッシャーがスラッシャーたる所以

夏コミは結局申し込みをしませんでした。多分夏は忙しいと思いまして。でも、9月の映画オンリーにはできれば出たいと思っています。本を作る気はあるんですが、売ろうと思えば通販もありますしね。

私はさっき、自分の反社会性、反体制性、自分が社会不適合者であることなどを考えていて、ひとつの究極の結論に達しました。社会性のある人間と、反社会的な人間の衝突こそが、私にとっての萌えの究極なんだという結論です。まさにこれは「罪と罰」に共通するテーマですが、前者は後者の自由に、後者は前者の自己犠牲の精神、その寛大さに密かな憧れと反発を抱き、惹かれあう。お互いにこうはなりたくない、と思いながらもどこかで憧れている、自分はこうはなれない、という気持ちを抱いている……そしてそんな相手を受け入れ、認めることが赦しであり、愛なんだろう。それは男女の関係そのものでもあると思う。うーん今日は偉大な発見をしたかもしんない。


先日読んだ本の中にとても興味深い一説が載っていました。キリスト教と女性原理について、
『この点で、イシス信仰に関して、心理学者フォン=フランツ(1915-98)の解釈は興味深い。彼女は、男性が自分の内にある<女性的なもの>にどのように対峙していくかに男性の成熟がかかっていると指摘する。言い換えれば、<女性的なもの>を抑圧していては男性の成熟も達成できないのである。異性としての女性に対する抑圧は男性の内なる<女性的なもの>への抑圧でもあるのだ』

まったくその通りだ! これこそ我々スラッシャーがスラッシャーたる所以であり、男同士の愛に快を見出す理由の重要な部分であり、また逆に言えば成熟し切れていない男たちが、ゲイやスラッシャー(腐女子)を嫌う理由なのです。

こうした「惹かれながらも反発する、認めながらも拒絶する」という複雑な心理は、自己を見失うことへの恐れから生じているのです。でもそこまでして護ろうとする自己とは何なのか。ああもうこれはまさに「罪と罰」が辿り着いた結末です。すべてが脆くも崩れ去った時、ラスコーリニコフはソーニャの眼の中に、本当の自分、紛れもない自己を発見するのです。

すべての愛がこんな荒々しい、嵐の海のようなものであってもらっても困りますが、でもこれはすごいな〜。もちろん、純粋に異性としての男の肉体に性的興奮を覚えるということも大きな理由ですが、男が男に抱かれてアンアン言う瞬間とは、女が「女としての自分に対する男の抑圧から解放される」瞬間でもあるのです。そのことを女たちは、漠然と、それこそ本能的に、察知していたのですね。


さっきまで、自分がこれまでいかに反社会的だったか(学生新聞の記事など)を書いて楽しんでいたんですが(それがそもそも反社会的だ)、それはまたいつか。

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2006年02月18日(土) テレビ! テレビ! テレビ!

シャープの地上デジタル対応テレビ、アクオスLC-22AD5を買った!
あまりの嬉しさに、部屋を大掃除して、ベッドで本を読むためにスタンドまで新しくしてしまいました。いつも半分体を起こしてスイッチを切らなければならなかったところが、スタンドの先っちょにスイッチがついてるもんだから、楽に消せるというわけです。今までベッドに置いていた14インチのブラウン管・ザ・ヘボテレビはデスクの横に鎮座しております。こっちにもV/Hアンテナを繋いでるので地上派を見れるし、ビデオもあるのでデスクの横でビデオのチェックなどができます。寝室となっているロフトに置いたアクオスはデジタル対応なのですが、札幌の地上デジタル放送の開始は6/1からなので今のところ、美しい22インチ画面というほかはあんま活躍できてないです。しかし、J-comアナログを私の部屋にも引く予定なのでそれだけでも嬉しい。そして居間のJ-comアナログをデジタルに変えてやるんだ。そうすれば、大学時代ずっと見ていたミステリチャンネルが、やっと見れるようになるというわけだ! シャープをやっていることは知っていましたが、実はDue Southも「騎馬警官」というひじょうに判りやすい邦題で放送されてたのですね。DSは海外のスラッシャーの間で「センチネル」などと並んで人気が高かったクラシック作品です。

これがスタンド。ベッドのとこにずらりと並んでるのは、買ったくせに私がまだ読んでいない本たちです。本当はまだまだたくさんあるのですが、ひとまず片付けなければならない者たちをここに配置し、戒めとしました。


アクオス! 内側が赤い下のボックス(560円)は急遽買ってきて組み立てました。ここに寝転がって観るに相応しいDVDやビデオを入れるのです。なぜかポワロが流れています。明日にはJ-comに電話をして、部屋がきれいなうちに工事をして貰おう。

観捲くっている映画ですが、「大脱走」は面白かった! でも、実話を元にしているということで、あれほどシビアな物語だとは予想してませんでした。単純な痛快劇だと思っていたら、あれよあれよという間に登場人物たちが死んでいくではないか。捕虜収容所からの脱走物語は、映画でも小説でもいくつか読んだり観たりしているのですが、やはり「大脱走」がベースになっているのですね。ノルマンディー上陸作戦が決行されたDデイに、実際に英米の兵士たちが敵の後方線を撹乱するために脱走に及んだそうです。この映画はスティーブ・マックィーンの代表作のひとつと思われがちですが、マックィーンは大勢の名役者の中のone of themだったんですね。ですがやっぱり、マックィーン演じるヒルツは味のあるかっこいいキャラです。
以前、観てもいないくせに「大脱走」のキャラに役者たちを割り当てて、しかもホモテイストを交えてリメイク版を書いたら楽しいだろうなあと妄想を巡らせていたことがあります。最初は「岩窟王」だったんだけど、アニメで既にやってると聞いて、太うさぎのようにふてくさって諦めました。
“脱走王”ヒルツの役はカール、“ビッグX”ロジャーはヴィゴ、彼と一緒に逃げる男(セドウィックでしたっけ)にショーン、“土処理屋”エリック・アシュレイ・ピットはオーランド。“調達屋”ヘンドリーはコリン、彼に誑かされるドイツ兵士にジャレッド、“穴掘王”ベリンスキは……うーんクライヴなんかいいな。その相棒ウィルはヨアン。そしてドイツの収容所所長に、デイヴィッド。これで映画作った場合、全然適役ではないのですが、萌えをふんだんに詰め込めば面白いリメイク版になりそうです。

WoTですが、今日のエピソードは車内でのシーンで、被害者の少年が好きな女の子にあげるために作ったCDの音楽が流れたのですが、それがMobyの好きな曲でした。でもこれは好きな女の子のために作ったんだよな、だったら違法だよな、と聴きなれた音楽が流れる中、劇に集中できなくてなんだかわからんうちに終わってしまった。マローンが犯人の少年たちへの執着に理解を示すふりをして相手に心を開かせていきながらも、マローンの眼には涙が浮いている。それを運転しているマーティンが聞いている、BGMはMoby、というシーンはけっこうよかったんですが、その後でマローンが吐くのはなんだかとても偽善ぽいと思った。少年への欲望に対する嫌悪感はわかるけど、これが少年ではなくて少女相手だったら案外飄々と事件を解決するはずだから、結局は普段マローンは実感を持ててないということですよね。吐くなんて、「なぜ、今更」と思ってしまいました。それこそhopelessだけど根暗人間の気持ちをよくわかっていた心理探偵フィッツだったら、犯人に心から理解と共感を示し、最後に約束した15分は無理でも「1分だけならやる」と言って与えたかもしれない。そういう憐れみと残酷さが、私は好きですね。
結局、WoTというドラマ自体は好きじゃないんだな。ただダニーとマーティンにハァハァしちゃうから見ているんだ。及第点をあげられるドラマだけども……。

ところで……
http://www.sukotan.com/news/new956.html
こちらの情報をご覧ください。
だいぶ前から私のデスクトップ背景はブロークバックマウンテンになっているのですが、最近本気でハワイあたりに観に行こうか、なんて鬱陶しい考えに取り付かれていました。それが、3/4に日本で見れるというなら……よし、行くぞ!
ヴィゴの来日ももうすぐなのにのんびりしているというのに、たかだか二週間早く公開するというだけで映画を観に上京するつもりなどと、本当に手に負えない奴だな。どうせ行くなら、3回くらい見ようと思います。
公開されるとすぐにスペインへ旅立ってしまうので、早く見ておきたいのです。

いま、公式(英語版)では、「あなたの物語を分かち合おう」というセクションが設けられているのですが、そこにはたくさんの男たちの淡い恋物語が寄せられているっ。ネタバレに注意。
しかし本当にこの映画のブームはすごいや。この社会現象自体が、人々にもたらす影響は大きいに違いない。

それから、すごく古い話題なのだけど、
http://www.sukotan.com/news/new937.html
ジョージ・タケイがゲイだったとは! そうだったのかー。そもそもスラッシュという文化は、スタートレックTOSのカーク/スポックから発生しはじめた、といわれているだけに、もし当時スラッシャーにしてトレッキーだった女性がいたら、しかもカーク/スポックにカトウ(タケイの役)が絡んでくるフィクなんざ書いていようものなら、さぞかし驚きだったことでしょう。

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2006年02月14日(火) トイストーリー2に今更泣く

ツタヤが半額キャンペーンを実施しているので、思い切ってずっと見れずにいた気になる映画を12本借りてきました。ビデオ屋に行くと、気になっていた映画なんて山のようにあるので、なんとかこのキャンペーン中に借りまくろうと思うのですが、うち5本は一日レンタルにしたので、なんと12本借りてたったの1000円ですよ! これにはびっくらした。
さすがに名作と名高い映画ばかりなので、白黒映画などでも面白いと思うものばかり。ただひとつ仏映画の「天井桟敷の人々」は辛かった。ジャン・ルイ・バローはうっとりするほど素敵でしたけどね〜。フランシスコ・ボッシュを骨太にした感じです。意外にも見ていなかった「大脱走」と「カッコーの巣の上で」なども。

サスペンス、犯罪映画としては太田推薦の「夜の大捜査線」(in the heat of the night /1969年)は、先日BSで放映されたのを見た母が「何度見ても面白い」と言っていたので、見なければと思って借りたんですが、やっぱりすごくよかった。ハードボイルド映画の傑作です! 黒人差別が残る南部の田舎町での殺人。運悪く通りがかり容疑者扱いされたシドニー・ポワチエ演じる都会のエリート刑事が、やぶ睨みで小太りな地元の白人警察署長と本音をぶつけ合いながら、事件を捜査していくという話です。いかついフォード車かキャデラック車のドアをしめた時のバタンという安っぽい音が、余分なものをそぎ落とした会話の合間に挿入される、BGMのほとんどない心地よさ。最後の最後までハードボイルドを貫徹する姿勢が素晴らしい。

そして「トイ・ストーリー」1&2を今更見ました。1でもかなり泣けたけど、私は2のカウガール・ジェシーの歌んとこで号泣。巻き戻してもう一階聴き直してワンワン泣いた(爆)。あれは女同士の絆が泣かせるんですよね〜。男女ではだめ。男男でもちょっと新鮮味に欠ける。でもカウガールが女の子の主人を想うという、その新鮮な感動にやられました。CGアニメものは、ニモもマダガスカルも他にもいろいろ見たけど、トイ・ストーリーシリーズが私の中では一番ですね〜。ウッディ&バズコンビがカッコいいし。

あとは映画ファンのくせに今更観るなと言われそうなのが「エデンの東」。これも意外なことに、キャルが父親に金を受け取ってくれと迫るシーンで号泣。聖書によって否定されたヒューマニズム、現代人なら誰もが腑に落ちないと感じるだろう神のカインへの仕打ちを、同情的に、人間味溢れる視点で描き換えた映画です。作者のジョン・スタインベックの名著にどこまで忠実なのかわかりませんが、今ちょうどアメリカ古典文学に手を出してるところなので、スタインベックの「エデンの東」も読んでみようと思っています。

他にもいろいろと観ていますが、また何か萌えなど報告があったらいたします(所詮そういう目的)。

次回(今週金曜日)のWaTですが、男子校の校長が生徒にいたずらをしている云々というエピソードで、主演のアンソニー・ラパリア一押しのエピソードとのことで楽しみです。

ところでオスカーも、どうもブロークバック・マウンテンがとりそうですね〜。こりゃすごいことだぞ。ほんと、素直に心が啓かされるという意見などをよく耳にします。でも、中国では上映禁止で、米国に住む友人の地域も保守的なので観れないという話も。ともかく早く見たいです。

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2006年02月12日(日) 「ミュンヘン」と「ジャーヘッド」

今日は「ミュンヘン」と「ジャーヘッド」という中東絡みの映画の二本立てでした。帰ってきたのは深夜3時くらいでしたが、土曜の夜ともあってどちらも混んでいました。

「ミュンヘン」ですが、最近不調な膀胱具合に負けて後半の30分は集中力を欠いてしまいました。「ミュンヘン」は質実硬派な雰囲気で、犯罪、サスペンス映画としては上等。スピルバーグのロシア系ユダヤ移民としての意地を見せられた感じです。テーマはそれこそホメロスの時代からすでに語り尽くされてしまっている感があるので、それをいかに、納得のいくエピソードを盛り込んで観客の実感に結びつけるかだったと思うのですが、よくまとまってはいたけれど、心が動かされるほどのものはありませんでした。果たして現実において、「黒い九月」を暗殺したモサドの諜報員(映画では違うことになっていますが)に、ああいう苦悩、葛藤があったかというと疑わしい。あの事件よりもずっと以前から、世界中の諜報部というのは血生臭いことを繰り返しまくっているはずで、主人公の非情になり切れなさに、「罪と罰」を読んだ直後という影響もあり少し物足りなさを感じました。

この映画でスピルバーグは、「反イスラエル的」だと批判されたそうですが、確かに映画全体の主張を絞り込むと、反シオニズム的ですよね。主人公はやや西欧寄りのイスラエル人で、やはりそこはユダヤ系アメリカ人のスピルバーグの考えがかなり反映されたキャラだったと思います。スピルバーグは反イスラエル的だったのではなく、単にイスラエル人の気持ちがわからないだけなのではないでしょうか。
パレスチナ人らしきアリという人物と主人公が階段で語るシーンで、襟兄さんが「そんなにエルサレムが、イスラエルが、欲しいか?」と純粋な問いかけをして、それに対するこたえは「国がない奴にはわからない」だったと思いますが、この問いかけは、世界中の傍観者たちが思っていることだと思うんですよね。映画の中では主人公の母親も非常に頑ななシオニストでしたが、実際のイスラエル人は、どうなんだろうか。

暗殺者たちがみんなで食事をするシーンや、雰囲気や空気感がたまらなかったです。写実主義というか、終始、淡々としていたところが素敵でした。

そんでもってアヴナー/アリにかなり萌えてしまいました。ふたりの一夜のやりとりと、銃撃戦。ふたりは裏と表、鏡の中の自分なんですよね。アヴナー/ルイもぐぐっときちゃいましたねー。襟兄さんは素敵だった〜っ。最初のセックスシーンで、カッコいいなあとしみじみ。ああでも肝心のラスト、私はほんとおしっこのことしか考えてなかったからなあ。もう一度観たいと思います。


そしてそして「ジャーヘッド」。うーん正直イマイチ! 原作の過激さと比べると全然でしたし、これは評価してもよい点ではあるのですが、言わなさすぎという気がしました。これが日本映画だったら、全部語ってるんだろうな。それとも先に小説を読んでここはああだこうだ、主人公のこの時の気持ちはこうだと知りすぎているから、そう感じただけなんだろうか。サム・メンデスは「ビューティフル・ライフ」もあんまり好きじゃなかったので、好みもあるかも。冒頭のラッパのくだりとかは爆笑でしたけどね。

原作では「強姦ごっこ」は実際ヤッてるんですよね。アナルセックスをして「こんなことは日常なんだ」とのたまうスオッフ。他にも、男と寝たなんて告白をさらっと言ってしまっている箇所もあり、女に対する態度はもっと悪辣だったり、やっぱりジェイクは素敵だったけど、原作の主人公像とは少し違ったと思います。
DVDが出た頃に見直したら、また違いかもしれません。

先日、ついに「ブラック・ダリア」のトレイラーが流れました。そのトレイラーを見た限り、すばらしい! ブラックダリアにブライアン・デ・パルマ! 完璧! 一度デイヴィッド・フィンチャーで映画化と言われてましたけど、やっぱりデ・パルマ監督でよかったと思う。キャストが完璧ですしねー。楽しみです。

「ブロークバック・マウンテン」は3/19から公開なんですね。スペイン旅行前に見て行けてよかった。でも、確実にハマりそうなので、スペイン旅行1週間遅らせちゃおうかな。22まで三回くらいしか見れないや。

ロード・オブ・ウォーのSSをまだ書けてませんが、ミュンヘンも書きたいです。

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2006年02月10日(金) 罪と罰

現在ダン・シモンズのハイペリオンを読んでいます。面白い要素満載なんだけど、先が見えない感じです。最近いろいろな本を読み出しては放り出し、読みかけの本が山になってます。それも少しずつまた読んでるんだけど。今「アイルランドの棺」というのも読んでいます。クロムウェルによるカトリック教徒の迫害時代の話などが出てきて面白いんですが、読み流しっぽいです。
「黒冷水」を読みました。主張はなかなか面白かった。人に対してぱっと怒らず、不快感を抑え込んで鬱々と考えている、その心に湧き出す黒く冷たい水。
「アレクサンドリア」という本を読み始めたんですが、面白い〜。いつかアレクサンドリアの物語を本格的に調べて書くことを目標にしよう、という思いが日に日に強まってます。して、この「アレクサンドリア」を書いた作者の名前に見覚えがあると思っていたら、「モーリス」の作者でした。昔アレクサンドリアかわからないけど、エジプトのどこかを舞台にした短い同性愛の話を読んだんですが、それがとてもよかったんですよね。エジプト人と、イギリス人の男の話でした。エジプトでは最近まで(最近も?)、いつか(異性と)結婚することが前提なら、同性愛関係を結ぶことはそれほど白眼視されていなかったそうで、町で男同士が手を繋いで歩いている光景も珍しくなかったようです。

昨日は誕生日だったので、友人とイタリア料理を食べに行きました。そのあとなぜか温泉に行きました。結局まだミュンヘンを見てないんだけど、明日ジャーヘッドと一緒に見てこようと思います。この取り合わせは素晴らしいぞ!

夏コミに申し込もうかどうか迷っています。どうしようかな〜忙しくて本を作る余裕はないかもしれないし。でも、夏までにハまりそうな映画の公開も控えていることだし、一応申し込んでおこうか。

先日ドストエフスキーの『罪と罰』を読みました。これは古典名作の中でも「面白くない」ことで有名らしいのですが、たいしたことない読書歴において、ベスト10に入れてもいいくらいの傑作でした。最近の中では『イーリアス』と『罪と罰』は運命的出会いと思っても差し支えないです。
長編で、言いたいことはこの1/3の量で収まるんじゃないのか、と思ってしまうのですが、長く苦しい便秘状態のように続く文章を忍耐して読む価値あると思います。
そこで、「アレクサンドロス版罪と罰」というのを書いたら面白いんじゃないかなと思いました。すんごい斬新だけど面白いものが書けるような。アレクサンドロスはラスコーリニコフがいうところの「天才」だけど、実はふたりは紙一重なんじゃないかと思いました。「挫折者」「凡人」であるラスコーリニコフが辿った運命は、大王の人生と照らし合わせて考えるとけっこう似通った起承転結があります。

スペイン旅行は3月22日から10日間に決定しました。その旅行から戻ってきたら、サンフランシスコに行ってきます。長ければ二ヶ月間。

あー最近萌えないなー。何かこう、夢中になるような萌えが来ないかなあ。とりあえず今夜はWaTがあるから、それを楽しみにしようか。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2006年02月06日(月) ダニー/マーティンに食指を伸ばす?

一昨日はiさんが主催のジャレッドチャットに参加させていただきました。途中参加でしたが、とても楽しかったです〜。ご一緒できたみなさん、どうもありがとうございました。
私も萌える男チャットとかやってみたいな。狩公チャットとか懲邪チャットとか。もっとマニアックに、海外TVシリーズチャットとか面白そうだな。

映画三昧です。昨日は「オリバー・ツイスト」と「フライト・プラン」を見てきました。今日は友人と食事がてら「ピーナッツ」を見てきました。
「オリバー・ツイスト」は地味でしたがよかったですよ〜。ディケンズの小説の映画化ですが、ラストシーンがこの映画の真価を決めているという感じがしました。場合によっては「なんだ、こんなもんか」と思われるかもしれませんが、ディケンズに共感したんであろうポランスキー監督の哲学が垣間見えると思います。ディケンズファンの太田の意見が楽しみだ。

『フライトプラン』は途中まで面白いんだけど、少し強引過ぎたなあ。面白くするためにどうしても「機内の密室劇」「女の子の失踪事件」「機内に精通している主人公の孤独な戦い」というのをやりたかったんだろうけど、これらを納得させるための辻褄が少々強引。全体を通して、犯人の犯行は手間がかかりすぎる割にリスクも大きすぎます。女の子が失踪したのを誰も知らない、という展開を「誰もが(他人に)無関心だからさ」という理由で片付けるのはちょいと強引過ぎる。機械室かどっかに、女の子を犯人が連れていく(眠っていても起きていても)姿を誰ひとり見ていない、記憶していないってことありえるかなあ。最後に「だから見たって言ったじゃないか」みたいな乗客の声を入れているのが、逆に無理やりな感じ。あと、犯人が主人公を追い詰めてる時に独白で経緯を説明するのは、捻りがなさすぎるかもしれません。
飛行機そのもののが持つ不安定感、不安感がサスペンスを盛り立てていて、前半はジョディ・フォスターの迫真の演技のおかげもあって食いついて見ていただけに、後半展開が読めてしまったのが残念です。でもほんと、ジョディ・フォスターはすごいなあと思いました。

そして友達と観にいった『ピーナッツ』! ああこれぞまさしく内Pの六年に及ぶ歴史の集大成! 最初はどうなるのかとヒヤヒヤさせられましたが、後半ではちゃんと映画になっていましたってそれは褒め言葉なのか。ただし、内Pファンじゃなきゃ楽しめないことは間違いなし! 五分に一回くらい登場する内Pネタに、観客からは度々笑いが起こってました。一番笑いが大きかったのは、ふかわの両親が登場したシーンかな。あと、レッドの「チョモランマ」も。でも一番うけてたのは大竹のボケ。最初の「ガム食べます?」「ああ」「じゃあ買ってきます」「…え、持ってるんじゃないの」のとこ。あと、有田とウドもよかった。後半は物語に集中できるような仕上がりになっていましたが、前半は不安定要素が多すぎます。

内村が劇中でふかわの家に居候して、小さな部屋でふたり並んで寝たりするシーンには思わず萌えてしまった。全世界でただひとりふかわ&内村に萌えている私のために、うっちゃん、ありがとう。

明日は『ミュンヘン』を見てこようと思います。これはベルリンオリンピックの事件に関係した話だったのですね。確かにモサドが事件後ブラック・セプテンバーのメンバーをひとりずつ暗殺した、というのは聞いたことがある。この事件を機に西ドイツ政府は世論の支持を得て特殊部隊GSG9を設立したんですよね。
私は以前、愚かにも特殊部隊マニアでした。でも9.11以降改心し特殊部隊やテロリストに不純な関心を抱くのはやめたのでした。八十歳になった頃、埃をかぶった「SAS辞典」などの本の表紙に眼を細め、乙女の過ちを振り返るのでしょうか……って手に負えないババアだな!

最近 ち ょ っ と だ け 好きなのがスパチャンのwithout a traceです。けっこう真面目ないい感じのドラマですが、硬派ベースに大衆受けする娯楽性を挿入してくるのが得意なブラッカイマーなのが気に入らないところ。
http://www.super-ch.com/line/without/index.html

前回はホミサイドのベイリス役のカイル・セコーがゲストでした。ダニーとマーティンのスラッシュがおのずと気になるのはもちろんですが、でもダニーの吹き替えが小山力也の大阪弁なことに、すでについていけそうにありません。なんだってラテン系のキャラに大阪弁をあてるなんて、突拍子もないことをしでかすんだ! 小山ファンにはたまらないのかもしれないが……(笑)。今、小山氏のプロフィールを見たら京都出身とあるので、一応京都弁なんでしょうか。

ダニーはジェイク・ギレンホールとイーサン・ホークを足して二で割ったような感じで素敵です。真面目な坊ちゃんだけど、芯は強いマーティンと並ぶと涎出てきちゃうかんじ。絵になるカプです〜。
というわけで早速見つけたのが、ダニー/マーティンのスラッシュサイト。
http://www.dannyandmartin.com/index.htm

す、すばらしい〜っビデオクリップ、萌える!!
ぜひご覧あれ
ビデオクリップ 1 2 3 4 これ、エロいです 5 Hoobastankのreasonを使ってます

これはダニーが中心のヴィデオなんですが、うわーダニーかっこいいわ。マーティンに手綱握られてますって感じが……。彼ってコリンやジェイク系ですよね。つくづくこういうタイプの男に弱いです。BBSでジェイクとコリンは全然似てないのに似てる、という話があがりましたが、私も常々そう思っていたんですよ。ダニーといい、共通点は少年っぽさではないかと思います。それも、「男ときどき少年」ではなく、「少年ときどきオトコ」みたいな魅力が彼らにはあるんじゃないかなあ。もともとワルガキなんですが、ふとした瞬間にオスに豹変する、そのカッコよさ! やばいなあ、ダニー/マーティンはまっちゃいそうです。Hoobastankのreasonは映像をつけるにはテンポなどが非常に使いやすいんですよね。だから人気なんだと思います。

ちなみに、このWaTのスラッシュサイトのひとつに、こういう非常に動揺してしまうサイトがあったのでお知らせしておきます。


イエスの古文書という、ダ・ビンチ・コードに先駆けて70年代に書かれたイエスにまつわる歴史ミステリを読みました。そこそこの面白さでしたが、訳ともに女性の描き方が古くて苛立ちました。でもホモのカップルがでてきたので点数は甘いです。

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2006年02月01日(水) シーズーのまるちゃん

カウンタの「1234567」を獲ろうと無駄に思っていたら1234587を獲ってしまいました。残念。やっと原稿が終わり、今日から映画だ本だとウクウクしてますが、どうも体調が悪い。膀胱に何やら異常がありそうな。1/20頃、本当にこれはやばいかもしれない、という体調不良に見舞われ、原稿が終わったら絶対に病院へ行こうと決心したのですが、頻尿気味という以外は症状も治まってしまったので、また病院かーいついくかなーなんてのん気なことになってしまってます。とにかく今夜は通販をすべて処理しようと思っています。中には二週間以上お待たせしてしまった方もいるかと思います。

読みたい本や映画がてんこもりなのですが、そう言いつつ最初に見てしまうのはピーナッツとか裏Pとかなんだろうなあ。


ところでかなり前の話ですが、コリンが趣味で録ったポルノ女優とのセックス映像が流出するというスキャンダルがありましたが、私も画像を見せて貰いました。友人がフリーでDLすることができたと言っていたので、私も見ることができるかもしれません。しかしこんな間抜けなことをしてしまうコリンにはますます惚れてしまいます。前にくりぃむしちゅーかなんかがラジオで、トップアイドルがAVに出たら巨万の富を手に入れるんじゃないかと言ってましたけど、自分の好きな役者のセックス生本番シーンが見れるというのはかなり幸せなんではないだろうか。すまぬコリン。私はこれをジャレッドがDLして、観ながらマスを掻くという想像をしてうはうはしていました。女でヌこうとはじめたのに、途中から女の側に感情移入してコリンに責められる自分を想像し、いってしまうジャレッド。やっぱり俺はコリンに惚れてるんだ……と自覚するジャレッド。おお、いいぞ。

ところで、今回刑務所ものを描いたB-RASH vol.7は3月10日発売なのですが、以前二度描かせて貰った時もコメント欄はとんちゃんシリーズだったので、今回もとんちゃんにしました。これがえらいかわいくて、皆さんにもお裾分け。


かわいい…! かわいい…! でっぷりと出た腹の具合など、まさしく奴だ…! 昨日鶴の間のほっしゃんの回を見たのですが、「13年前に買ったマルチーズのまるちゃんという愛犬を、はじめて獣医に連れていったら、シーズー犬だったと発覚した」というネタを披露してました。

ところで、2/5の映画オンリーで急遽、本を預かっていただくことになりました。役者島とスモーキングベイビーをきりさんに預かっていただく予定です。詳細は追ってご報告いたします。


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