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2002年12月31日(火) TTTのよい批評と、指輪の魔力のこと

やはり、今後日記を書くうえでいつもTTTのことばかりだと
普段普通に読んでくださっててTTTネタバレはいや、という方
に申し訳ないと思い、TTTの具体的なことは別のテキストを
用意することにしました。
というのも、とてもありがたいことにこの日記を読んで
くださる方がなかなか多く、実はサイト訪問の目的の
大部分はこれ、ではないかと最近思うようになったからです。
TTT観賞直後にサイトのカウンタが一日で500以上も
回ったのもこれのためなのではないかと思います。
今は平常通りに戻りましたが。

……とはいえ、TTT中心ネタになってしまいます。
具体的なネタバレのないTTTばなし。

最近出てきた批評家(ファンではない)のレヴューにとても
共感できるものがありました。
こちら

TTTを批判するファンの多くは、原作と違うという理由に縛られて
いるからです。映画と本は違うということでaccepting sttitude
(柔軟な姿勢、寛大に受け止める態度)が必要だということが
どこかの掲示板にありましたがその通りだと思います。
そして、レヴューはファンもここにきてひとつ上のレベルで
議論するようになってきました。

そこでこのレヴューがいっていることは、
「PJはトールキンの原作で述べられていることを、
よりドラマチックにするために1,2段階高いレベルに
押し上げたのだ」ということです。
ここに例があげられていますが、ライトなネタバレ
をあげるなら
原作ではエントは自分たちがこの争いに属しているのか
確信がもてないが、PJはその姿勢をはっきりさせて
エントに実際にノーといわせています。原作で
セオデンはグリマによって誑かされていますが、PJは
これを直接的にサルマンに支配させています。
これらはすべて原作で曖昧に述べられていた点を
よりドラマチックにするためでした。

これはトールキンへのロイヤリティを疑われても仕方ない
発言ですが、私はひとつのイデア、理想形というものがあり、
トールキンがそれを目指して指輪物語を書いたとして、
時代的限界や小説という手法の限界、あるいは能力的限界によって
その7割しか達成していないということはあると思うんですよ。
残り3割を映画で補ったとすれば、原作に忠実でない
ということになるかもしれません。教授は自分の書いたもの
をいじられるのが嫌いだったというから映画を観たら袖にする
可能性は大ですね。でも、理想形に近づけて観客に提供
することが間違ってるとは言えないようにも思います。
PJはおおよそは他の誰が監督するより原作に敬意を
払っていることは明らかなので、私は原作を補うことには
賛成です。

しかし!!!
補充は認めても、それが逸脱であってはいけない!
このレヴュアーが大事なことを言ってるのは後半。
多くの変更に肯定的で、その上でクリティシズムを持って
書いている彼女?も、どうしても許せないのがファラミア
だと言っています。
たしかにドラマティックにするためのPJのより
高い段階に物事を持っていく手腕は認めたが、
ファラミアに関しては一段階ところがいきすぎだと書いて
います。

私にも言わせてもらうと、冷たい、厳しい、打算的なファラミア
には賛成です。そしてPJが映画として、「FotRで築き上げた
大前提(指輪がいかに強力か)を、突然現われたキャラがいとも
たやすく否定するのはおかしい」もいかにもだと思う。

そこで問題になるのが、「指輪の魔力には本当に誰も逆らえ
ないのか」ということで、そのうえで「逆らえたファラミア
の設定はトールキンのミスなのか」ということです。

私の意見はこう。実は意外と指輪の魔力はたいしたことない!
…ではなくて(笑)、指輪に即効性がない! ということ!
ビルボといい、ガンダルフといい、アラゴルンといい、確かに
面子はホビット、イスタリ、王様、と凄いには凄いが、実は
映画でもちゃんと指輪を拒否してるんですよね。つまり手に取った
瞬間持ち主が豹変する類のものではないわけです。
ボロミアだって長らく平気で旅してたわけです。そこへもってくると
ファラミアなんてフロドとサムといたのはほんのわずかな間です。

「指輪の魔力に逆らえないのか」という問いにはイエスでしょう。
でも充分な知識と時間がなければ、人によっては誘惑されるまで
時間がかかるのです。ガラドリエルが直ぐにとんでもないことになった
のは、彼女があまりに多くを理解していたからですが、ファラミア
は指輪に関してほとんど正確なことは知らないんですよね。
こういう点から考えると、トールキンのファラミアの経緯は
浅慮が生み出したものではないことははっきりしてます。

戻りますが、このレヴュアーは最後にこういっています。
「ボロミアとファラミアの違うところは、ファラミアが
堕ちないところだ。恐らく脚本家は、誰もが強い欲望に
抗えないとして、また抗えることを"私たち"が信じないだろう
と考えたのだろう。だが、私たちは信じられる。
もっとも大事なひとつであるこの物語の心理的要素を
こうして貶めてしまうとはなんと恥ずべきことか」

一方でPJは、「ファラミアが指輪を欲したのは権力欲
からではなく、父親の愛情欲しさゆえだ」という伏線も
ばりばり張っています。間違いなくRotKでファラミアは報われない
ゆえに愛されるキャラに成長するでしょうが、ファンとしては
それではどうも釈然としない。
なぜならば、TTTから愛されるキャラとして描き、
RotKに期待させているその成長過程にまで、うまく繋げることは
可能だったと思うからです。SEEではかっこいいファラミアが
拝めるでしょうが、多少柔軟になっても指輪を奪おうと
してる時点でアウト
というのが大方の見方です。
私は父の愛ほしさゆえならまあいいとして、少なくとも
劇場版でそれをほとんどの人に伝え切れなかった、また
同じ指輪を奪うにしてもああいうアプローチ以外の手だてが
あったはずだ、という時点で賛成できない点が多いです。
と、いうわけで今度自分ならどう描いたか考えてみよう。
言うは易しですね。



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2002年12月30日(月) TTTアラレゴ増加とベレゴンドフィク。

TTT禁断症状がでてきてます。これから2ヶ月以上待つ
なんて詐欺だよー
今日はいよいよ? アラレゴレヴューです。なんか最初から
著しくレヴューの順番を間違えてるきがしますが。サムフロさし
おいてアラレゴか。
そろそろ記憶が曖昧になってきたので早めに記録します。

<具体的なネタバレなし>
アラレゴのなにがおいしいって、前にも書きましたが、
ボロミアの死後、どんどん人間らしく堂々としてゆく馳夫と、
あくまでエルフなレゴラスの対比が濃厚になってくところです。
とくに今回は、レゴラスが人間としてのアラゴルンの苦悩と、
エルフの姫への愛に理解を示すシーンがあります。そして
なんといっても二人が喧嘩腰になるシーンまであります。
エルフと人間の対比という点ではアラゴルンとハルディア
もそうとうのものでした。

-----spoiler alert














<ネタバレ>
TTTはアラレゴといって過言ではありません!
いろんな妄想ができるシーン豊富です。
まずロヒアリムと出会うシーンで岩場に隠れるふたりの図
からしてなんだかおいしい。
「エルフの目で何が見える、レゴラス!」
と原作通りアラゴルンが尋ねるシーンもあります。

ファンゴルンでは、レゴラスが「ここは非常に古い森だ。
木がお互いに話している……こっちになにかがある!」
するとアラゴルンが背後から接近して、「何が見える?」
と思いっきり頼り切った表情。レゴラスは
「白い魔法使いが近づいてくる」といいます。

そしてアラレゴファン泣かせシーンはふたつ。
ひとつは馳夫がヘルム渓谷に移動中の戦闘で
崖から落ちるシーンがあり、レゴラスらが馳夫が死んだ
と思うというシーンから。

まず最初に馳夫がいないと気がつくのがレゴラス。
「アラゴルン!」と戦場で叫びます。そして崖の近くで
アルウェンの白いペンダントを拾うのです!
すると近くにいたオークが血反吐を吐きながら笑い、
「あの男は死んだ。崖から落ちた」と言います。セオデンが
崖から下を覗き、レゴラスは死にかけオークを掴み「嘘
をつくな」と半ギレで脅しをかけます。オークは絶命し、
ギムリとレゴラスはセオデンと並んで崖の下の激流を
見下ろします(なにやらすごい丁寧に書いてるぞ)。

この時ギャムリングが駆けつけて何か言うんですが忘れました。
するとセオデンは、死んだ者は残してゆけ、と言ったと思います。
レゴラスは目を見張ってセオデンを見ます(うつくしー)。
セオデンが彼の肩に手をおき、「来い」と。
この時の複雑なレゴラスの横顔が……まるで身請けしてくれる
はずだった男が行方不明になり、遊郭の主人に諦めろと
言われてるかのようだ。

ふざけたこと抜きにして、映画のセオデンのあくまで大事な
のは民でありローハンであり、異邦人三人は二の次なところが
とてもいいです。そしてこのシーンでは、レゴラスは大事な戦力
だから今後も利用させてもらうよって感じがして好きです。

しかし、もちろんぼろぼろになってアラゴルンは戻ってきます。
ブレゴが彼を背に乗せて。死んだと思ってたギムリが群集を
掻き分けて、「どこだ! 道をあけろ! あいつめ、
殺してやる!」などと言ってるのが微笑ましい。そして、
涙垂れそうな具合のギムリをいい加減な扱いで押しのけて
王はどこだ、という馳夫のドワーフ虐めはTTTにてパワーアップ。

そしてアラレゴベストシーンはここ。手の傷かなにかを気にして
俯きながら王の間へ急ぐアラゴルン。眼の前に立ちはだかる人物
にぱっと顔を上げると、それはじっと自分を見つめるレゴラス。
これ以上ない喜びをエルフらしくスマートに押し留め、
信じてたぞ、という余裕の絶品の笑顔を浮かべて一言。
「遅いじゃないか」。
そして極めつけは、崖から落っこちて臭いまま長いこと
馬の背にいた疲労困憊のアラゴルンに、
「まったくひどい恰好だな」
これには馳夫も負けたとばかりに笑います。

肝心なシーンは次。レゴラスはそっと、アルウェンの
ペンダントを手渡します……。はっとしてレゴラスを
見るアラゴルン。友情と理解を表わすレゴラスの笑顔。
アラレゴ的にはここで100も言いたいことがあるが今は割愛。
というより皆考えてること同じだから同人誌にするなら
早いもの勝ちか(笑)!?
ここでやっと具体的な形で「レゴラスがアルウェンと
馳夫とのことを知っていた」というアラレゴの夢が事実化します。
やっぱこれがなくっちゃー。裂け谷出発シーンでアルウェンと
レゴラスのシーンがとうとうSEE版でもカットされてしまい
ましたが、「彼をよろしくお願いします」「必ず守ってみせます」
なんて台詞があったんだとしたらどーしよー。

アラゴルンは、エルフ語で何か言いますが、字幕は出ません。
感謝の言葉でしょうが、もしかすると「余計なことを」とか
「お前からか…?」とか「なんだっけこれ」かもしれない。

そしてこの姿をエオウィンが見ています。彼女の思ったことも
「いやだ…男同士で見詰め合って萌だわ…」とか
「え!? 馳夫さんたら、女の人がいるんじゃなかったの!?
ゲイだってことを隠してたのね…くやしいっ」かもしれない。


このシーンでレゴラスからペンダント受け取りますが、
なんか男同士だって考えると珍しいシーンですよね。そんで
馳夫がエモーショナルなシーンを演出するためにそっと、
引き摺るようにレゴラスの手から受け取るんですが、これが
間違ってレゴラスの手を名残惜しげに握りそうに見えるんですよ。
普通こういうシーンはそういうのがつきものでしょう。たぶん
PJから「ノー! ヴィゴ! 君が愛していてそれをくれた
相手はレゴラスじゃないから、もっとあっさりね」
とか言われたに1万円賭ける。

それからアラレゴとしておいしいもう一箇所は、
とても心揺さぶられて私は思わず涙した角笛城の合戦間際シーン。
兵士たちが農民やstable boy(厩舎係りの少年)に武具を配給
しており、その武器のお粗末さや平民の怯えをみて落胆している
アラゴルンやレゴラス。アラゴルンは「彼らは兵士じゃない」
というと、レゴラスは思わず言います。「見ろ、彼らの怯え
切った表情」そして確か彼らを見ていられない、みたいな
ことを言ったと思うのですが、すると場がしゅんとなり、注目
が彼に移ります。
レゴラスは馳夫にだけわかるように、エルフ語でいいます。
「300の平民が、1万の兵士を相手にするんだぞ」
エルフ語で返す馳夫。
「だが彼らも、エドラスに残ったよりは希望があるだろう」
レゴラス「彼らはみんなここで死ぬぞ」
するとアラゴルンは人間の言葉で思わず怒鳴ります。

「ならば私は彼らのひとりとしてここで死ぬぞ!」

死を口にした友への驚きと失望、そして思ってもみない
怒りに目を見開くレゴラス。この台詞に、アラゴルンが
もう人間のひとりなのだという自覚が顕著に現われています。
深読みは同人誌にまわすとしても、「お前はエルフだから
帰りたければ帰れ」の気持ちもあったかもしれません。
そしてどこかで、「お前はなにも私と無駄死にする必要は
ない」という労わり(愛だろ)の気持ちもあったのかも。

この衝突はこの後、馳夫が鎖帷子を着てベルトを締め、
剣を取ろうとした時に引き継がれます。
剣を手探るがない、さっと差し出した相手は、レゴラス。
謝罪するレゴラス。この時の台詞は聞きとりにくかった
こともあってすっかり頭から抜け落ちました。
とにかく馳夫の表情が絶妙だったことは覚えてます。
「謝ることなどなにもない」と言ってたと思います。












他にもおいしいシーンはありますが、全部書かずに
とっておく方がいいので書かずにおきます。
とにかく戦闘シーンで異邦人三人はかっこよかったですよ。
むしろアラゴルンとギムリのでこぼこコンビがよかったです。
セオデンにとってはあの三人で文字通り百人力です。

明日はその他のレゴギムなどと、エルフの参戦のこと。
できればセオデンのこと。

昨日、このファンフィクションを読みました。
こちら
なんと、ベレゴンドの話なんです。とはいっても、霊廟での彼の
戦いと、その後の王の大岡裁きのシーンだけでオリジナリティには
欠けてましたが、作者がずっとベレゴンドは忠義に厚くノーブルだと
思っていた、などと書いていて、やっぱりベレゴンドのファンも世の中には
いるのね、と咽んでいたところです。
ベレゴンドが主人公で、ほとんど他は出てこない話なんて世界に一本だけでは(笑)。

ファラミア愛も激しかったです! 同僚と対峙しても、一番のロイヤリティは
ファラミアにあるのだ、と決意したり、ファラミアを救うためとはいえ、
デネソールにまで剣を向けられるか? とか、
最後には、「ファラミアは生きている。そして今後またファラミアを守る
ことができる」とかいう描写がありました。

霊廟で同僚のふたりを殺した、というシーンが、実は彼らとは
馴染みがあり、最初の一人は友人、そして二人目の老練な兵士は祖父だった、
その祖父が「裏切り者」と叫ぶあたりは、とってもおいしかったです。
あと、ガンダルフが出てきて「もう自分の役目は終わった」と頭を抱えて
崩れるところなんかがリアルで(インキャラで)いいなあと思いました。

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2002年12月28日(土) TTTアルアラの詳細

まずはアルウェンとアラゴルンのラインです。エオウィンと
アラゴルンもよかったのですが、画面から馳夫の愛が伝わって
くるのは、やはりアルウェン相手でした。


以下ネタバレあるなし版に分かれていますが、原作の
ネタバレはいずれにもあります。


圧巻は、PJの独自解釈映像。といってもほとんどすべて
そうなわけですが、特にエルロンドが娘を連れてヴァリノオル
へ渡ろうと説得するシーン。これにはやられた。
その前のエルロンドとアラゴルンの口論ともいえる
会話も哀しいです。



<ネタバレあり>

最初にアルウェンが登場するのは、エドラスから民を
引き連れてヘルム渓谷へ移動する最中です。春の朝陽の
ように冷たく美しい(だったかの)エオウィンの笑顔に、
アラゴルンは愛する人を思い出すわけです。これは
ボロミアやレゴラスではなくアルウェンです(当たり前だ)。

白いペンダントを渡された時のFotRの会話が蘇ってきます。
そして「もうおやすみなさい」という優しいアルウェンの
言葉。

裂け谷でカウチに寝そべりやすらかな表情のアラゴルン。
アラゴルン「眠っているよ」
うっすらと目をあけると、アルウェンが口づけます。
「夢だ……」思わず出る言葉。
そしてこの言葉が、アラゴルンにとっての、アルウェン
との関係の全体なわけです。それがひどく哀しく感動的です。
追補版でも、映画の一部でも描写があるように、彼ははじめて
アルウェンと森で出会った時、それはまるでベレンがルシエン
と出会った時の如く、「夢の中に迷いこんだのかと思った」。
彼にとっては一生に二度とない、そして同時に決して許されない
愛なわけで、まだ、自分がこのひとの愛をいただけたことが
信じられないんですよね。深い罪の意識も感じているわけです。

するとアルウェンが、「ならばいい夢ね」と囁きます。
そして美しい枯れ葉に覆われる斜陽の東屋から遠くを眺め見ます。
アラゴルンは現実の痛みを顔に浮かべてエルフ語で言います。
「貴女はかつて、いつかこの日が来ると言った」
アルウェンは言います。
「貴方はフロドと共に行かなくてはならないわ」
これにより、ふたりが旅立つ直前だとわかります。
この時の会話が胸を打ちます。
私の行くべき道は隠されたままだ、とアラゴルンが言います。
貴方の道はずっと続いている。だから決して怯まないで。
もしも信じるものがなにもないなら、これを信じて。
彼女はペンダントに触れます。「そして私たちを」
密着して瞬きもせず見詰め合うふたり。

この時、エオウィンの「その女性はどこにいるのです?
ペンダントをくれた女性は」という言葉で現実に引き戻される
アラゴルン。新しい苦い現実の記憶が蘇ります。

裂け谷の夜(もしかするとギルラインの墓の前での続き)、
エルロンドとアラゴルンの口論シーン。
「我らエルフの時代は終わりだ。アルウェンの時間も残されて
いない。彼女を行かせるのだ」
彼女はまだ希望を信じている、だから残るのだという
アラゴルンに対し、エルロンドは言います。
「彼女が残るのはお前のためだ! 私は娘を死なせたりは
しないぞ。彼女は我らの種族に属しているのだ」

この言い分を微塵も責める気になれない、むしろエルロンド
にこそ同情してしまうあたりが、アルアラの偉大なところです。

そして、なんと今まさに旅の仲間たちが裂け谷を去ろうと
いう間際に、アラゴルンはアルウェンにペンダントを返します。
「貴女は新たな人生を送ることができるのだ。戦争にも絶望にも
哀しみにも背を向けて」
アルウェンは傷つき、なせそんなことを言うのか尋ねます。
「私は定命の者で、貴女はエルフだ。すべては夢だったのだ」
 ペンダントを返そうとするアラゴルンに、気丈に、誇り高く
微笑み、「持っていて。これは贈り物だから」というアルウェン。

これが、SE版の複雑な表情のふたりに繋がるわけですが、
つまり旅の間ずっと、アラゴルンはもう二度とアルウェン
には会えないと覚悟を決めていたのだ。きっと待っていて
くれるなどという希望すら、ほとんど彼は抱いていなかった
ということになりますよね。

この深い感動に追い討ちをかけるアルウェンとエルロンドの
シーン。
エルロンドは中つ国にはもう希望がないといい、アルウェン
は心を決めたのだと言う。けれど、エルロンドのあまりに
説得力に富んだ言葉によって、彼女は灰色港を目指す
他のエルフたちと共に、裂け谷を後にします。
これがどのような説得かというと、
「もしアラゴルンが戻ってきても、もしサウロンが
討たれ彼が王となろうとも、お前は定命というさらなる
辛苦を味わうことになるのだ」
彼はアラゴルンが年をとり、死に、人間の世界が
変貌し、すべてが忘れられ、お前は哀しみに縛られて森を
さ迷うだろうといい、そしてその映像が圧巻です。

エレスサール王の葬儀。喪服のアルウェン。まだ威厳が
あり風格もあるヴィゴの老いた姿。私が感動したのは、
その手にアンドゥリルが握られ、ボロミアの篭手がされて
いたこと。やがて喪服のまま佇むアルウェンだけが朽ち果てず、
王は石造に変わり、背景は廃墟とります。アルウェンだけが
時間の中で取り残される姿。

エルフと人間の愛の哀しさと美しさを完璧に表現した
映像だったと思います。これだ、これだから指輪物語は
人生を半分擲って夢中になる価値があるんだと思いました(あ…)。

続くアルウェンの表情。決め手はエルロンドの一言。
「お前には、もう私への愛は、残っていないのかな」
アルウェンが「いつも愛してるわ、お父様」といって
縋る演技がとてもいいです……。


TTTのアルアラはここで保留です。一部TTTにがっかり
した、という人は、たぶんこういうラインにもう少し進展が
あることを期待したのと、TTT自体の原作での結末まで
映画が到達せず終わったことが大きいのではないでしょうか。

というわけで、アルアラが胸を打つシーンの連続でした。
まあ少し、アルウェンにはリヴは若いなという気は
するかもしれません。むしろ大人の恋として描く方が
素敵かもしれません、とふと思いました。

スラッシュ的には、アラゴルンはレゴラスとかなり凄い
んですよ。エオメルとの接触がない分、アラレゴは濃いです!
それはまた後日。

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2002年12月27日(金) RotK情報ととTTTカットシーンとゲイ論議。

時差で眠いわだるいわですが、今日もそろばんのようにピチパチ
高速で打ち込んで、見直しは明日(笑)。

今USの検索エンジンのLotRの掲示板を見てきて夜中に
に大爆笑してました。コアなファンはあまりいないんですが、
延々と何百と言う書き込みで何が議論されてるかというと、
指輪物語の男はとにかく皆ゲイじゃないのか!?
ってことで、Re:Sam is not gay! なんてスレッドが
30くらい続いてます。かと思えばサムはゲイじゃない!
フロドがゲイなんだ。とか、笑ったのは、
「エントはゲイだ。映画の中であるエントが隣の男エントの
肛門に指を突っ込んでた。メリーとピピンはそれを
見てたのに何も言わなかったのは、奴らもいつもやって
るからだ、他の二人のホビットと同じく」とか言い出して
場を混乱させる奴もいて、もう笑うしかないです。
エルフは全部ゲイだは言うまでもなく、アラゴルンは
エオウィンとアルウェンとで迷ってるんじゃない。
ボロミアかレゴラスかで迷ってるとか、でも一番
大爆笑だったのはこれ。
「フロドとサムはクローゼットゲイだ。彼らがお互い
のセクシャリティを認める旅であり、黒門はゲイ
を認めるかどうかの難関で、実はゴラムもゲイであり、
黒門に飛び込もうとするフロドとサムをゴラムが抑え
つけるのはゴラムに勇気がないから。あの時サムが
怒ってなんとしても門に入りたいのは、フロドへの欲望
でぎたぎたで限界だから。その後、三人の関係はSM
に展開していく。ゴラムやサムはフロドをマスターと
呼び、実は二つの塔とは、サムとフロドのおっ勃った
ペニス
のことで、指輪とはコックリングのことだ」

どうですか、この見事な考察は、最後のオチまで
完璧です。いーもん読ましてもらいました。


今日はアルアラかサムフロと書きましたが、あと10分で
翌日の日記になるので、明日にしようと思います。
今日はよろずなニュースおば。

PJがファラミアのことをついに言いましたね。
アンダスタンダブルな言い分だと思いました。
つまりは、大きな理由のひとつとして、映画の製作者として
ファラミアの存在が非常に困るのは、一部で一生懸命
指輪がいかに危険が、恐ろしい魔力を秘めているかを
散々説明した挙句に、二部になって突然現われた
キャラクタが「私は別に欲しくないよ」などと言う、
ということだった。

まさにこれはその通りだとは思います。でも、それでも
ボロミアとデネソールとのファラミアの関係をうまいこと
描いておけば、ファラミアが欲しくないという理由も
描けたのではないでしょうか。
……といってなったのが、今回の映画という気もするなあ。
でもさっき原作のTTTを読み返してて、映画のファラミア
に今更腹が立ってきました。ウェナム版のあれもかわいい
ですよ。でも、ウェナム氏に原作ファラミアをやって欲しかった。

最後になって、ファラミアの命にもかかわっている
ということが判明するのは凄くいいんですよ。とりわけ、
あの部下がそう言った直後のゆっくりとしたズームインの
ウェナム氏の悲しそうな、もう再び息子として父に許され
愛される機会は巡っては来るまい、という悟りの哀しい
表情は、ファンにはたまりません。

ただ、7年だかかけて生み出されたファラミア像が
これが限界だったのが悔しい。

SEEはしたがって期待できそうです。まず、
フロドとサムにボロミアの割れた角笛を見せるシーン
はメイキング本にも載ってるので必ず入れて貰えると
思うんですが、他に、ボロミアとデネソールと三人で
過ごしているフラッシュバックがあるそうです。これが
TTTSEEにもRotKにもなかったら武装して有志と共にWETA社を
襲ってやる。

そして肝心なシーンもうひとつ。
ハラドリムを襲うシーンの直前に、このような美しい独白
があったそうです。これは原作のサムの台詞の拝借です。
「男の名は何といい、家はどこにあり、その家族はどこか。
本当に悪い心を持った者たちなのか、それともあまたの者たちが
欺かれたかの如く、冥王のなんらかの謀りか脅しに乗せられて、故
郷を後に長い進軍を重ねてきたのか」


素晴らしい……この3シーンさえあれば、ファラミア
ラインはこんなに議論を呼ぶことはなかったのに。


昨日だか出たインタヴューで、RotKは3時間30分くらいに
なると言っていました。そして、PJは思わず涙を流して
しまう瞬間が自分でもあるといい、イライジャも三部は
ハートブロークンだと、キャラクタたちにもっと愛着を
感じのめりこんでいく。サムもフロドもレゴラスもギムリも
アラゴルンも、みんな、これまでと同じではありえないから、
と、とても胸が締め付けられることを言っています。

今日、ゴラム役のアンディサーキスのビデオインタヴューを
見たんですが、普通の男性の声で喋ってたのに、
ゴラムをやってと言われてあの声に変身し、物凄いと思った。
これは同じモーションピクチャーのモデルといっても、普通の
素人には出来ない。あれは才能です。やっとわかりました。

はっ! 忘れていましたが昨日のこちら時間で夕方、
戻ってきました。不在中もだらだら日記など更新していて、
全然かわりがなかったと思いますが、昨日の朝頃どうやら
50000ヒッツ達成でした。どうもありがとうございます〜。
せめて正月くらい、正月らしいものでもアップしたいです。
はは、餅の絵とかか。

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2002年12月25日(水) TTTメリピピ&ガンダルフの感想

あと少しでコンドミニアムを後にします。
昨日五回目の鑑賞を終えて、これを最後にあと
二ヶ月待つのか、と寂しい気持ちでおりました。
もうたいへんにTTTが好きなわけですが、
TTTにどっぷり浸かった後でFotRのことを
思い出すと、また全然違って味わい深いです。
原作でTTT以降を読んだ後で、FotRの場面を
思い出すと、とくにボロミアやメリピピの
元気なさま思い出すと「旅の仲間」っていうのに
ジーンとくるようなものが、映画にもあるんですよね。

以降ネタバレなし、とありに分かれていますが、
ネタバレなし、にも原作のネタバレはあります。


カプやキャラの話で、まずメリピピのことでも。
<ネタバレなし>
ふたりは原作通りファンゴルンで活躍するわけですが、
エントとのやりとりがたまらなく面白かったです。
とくに、TTTではメリーから先に事態の深刻さ、
自分たちに課せられた使命に気がついていくんですよね。
メリーはやっぱりいい男です。でもここで彼が
ピピンに言う台詞が、ピピンにも事態の深刻さを
わからせるんですよ。メリピピラインとしては
とてもいいシーンだと思いました。
でも、原作通りむしろここで活躍するのはピピンという
ところもよく出てた気がしました。メリーは考えて
解決策を見つけるけど、ピピンは天然で、本能的に
解決してる気がします。

エントの映像は凄かったです〜。ラストの彼らのシーン
は想像するだけで鳥肌が立ちます。TTT以降は文字でしか
読んでないわけですが、そのイメージがどうしてこうも
ハマる形で映像化できるのか不思議です。

<ネタバレあり>

そして木の髭がふたりを捕まえて、森の奥へ
連れて行こうとするときに、ピピンが「あなたは
どっちの味方?」ときくんですが、木の髭は
「わしはどっちの味方ということでもないホーイホイ、
なぜならば誰もわしらの味方でないからだ」みたいな
ことを言います。そして、森の中からアイゼンガルド
から煙が上がっているのを見ます。
木の髭が「ここ毎日、アイゼンガルドから煙が上がって
いる」といい、サルマンはかつては森を愛したが、
今は鉄に心が支配されているといいます。
軍隊がローハン(ヘルム峡谷)へ進軍する姿を見て
メリーは、エントたちに仲間を助けてくれるよう頼む
んですが、エントは「わしらの戦争ではない」と
いいます。

ここで、メリーの名場面。「でもあんたたちだって
関わってるんだぞ! あんたも!」
彼には、もうこの戦争が遠い国の出来事でないことが
わかってるんですよね〜。ここでa part of warと言ってる
と思ったんだけど5回目の時worldに聞こえて、今や
確認のしようがありません。

そして、エントが決議が下した決定だと頑固に譲らないと、
落胆したメリーにピピンが言います。
「たぶん、木の髭は正しいよ。これは僕らの出る幕じゃ
ない。もうホビット庄に帰るべきだよ。素敵なことじゃないか」
するとメリーは言います。「アイゼンガルドの炎はどんどん
広がっていく。その火は世界に広まって、やがてホビット庄も
覆うんだ」
この時、ピピンはやっと理解するんですよ。そして彼はへんてこ
な理屈で、西の森の境界まで連れていくからそこから家へ帰れ
という木の髭に、南へ向かわせます。
メリー「正気か? 掴まるぞ?」といわれ、ピピンが
「いいや、大丈夫だ」という時のピピンの表情がいいです。

それと、最初にオークだと勘違いされて「違う!
俺たちはホビットだよ! ハーフリングだ! シャイヤ生まれの!」
というんですが、木の髭は「そうかもしれんし、そうじゃないかも
しれん。おそらく、白い魔法使いが知っておろう」
といいます。ふたりは「サルマンだ」と震えるんですが、
地面に落とされて顔を上げた先にたつ白いローブは……。
ここは、原作をうまく補ってると思いました。
個人的には、アイゼンガルドでピクニックするふたりが
馳夫たちにガンダルフとの再会を話すシーンが好きなんですが、
この映画の展開だと、あのユーモラスなシーンは無理かも。



カプ的には、ふたりでぶらぶらする時間はけっこうあった
様子なのでいろいろ妄想の余地はありそうです。
三部でこのふたりが甲冑姿で戦うのを早くみたいです〜。
そして傷ついたメリーをピピンが抱きしめるシーンを。

次は短めに終わりそうな、ガンダルフあたりで(あっ)。

登場時間はそれほど多くないのですが、結局ほとんどの
見せ場を演出していたのはガンダルフだった気がします。
バルログとの壮絶な戦い、それに続くお色気シーン(嘘です)
もいいんですが、三人とファンゴルンで出会うシーンは、
公開されていたトレイラーなどより三割り増しかっこよかった。
いろいろな外国のサイトなどでも言われてますが、
ガンダルフがアラゴルンにいろいろと言うシーンは大幅に
カットされていました。たとえば「サウロンはそなたを
恐れておる」とか、二つの塔の説明。この説明がないと、
なぜ二部のタイトルが「ふたつの塔」なのかいまいち
はっきりしないような気もしました。後に、ファラミアが
部下と地図を見ながら親切に説明してくれてはいるのですが。

原作でも飛陰のファンだったんですが、いや〜よかったです。
五回見ていずれもあのシーンには感銘を受けました。

そしてラストのシーンも素晴らしさは筆舌に尽くせません。
黎明の陽を受ける飛陰とガンダルフがかっこよすぎます。
というかたぶん観客はこのあたり3分くらい瞬きしてない
と思う(笑)。コンタクトはやめた方がいいです(体験談)。

中間では、ハマに杖を渡せと言われて年寄りの歩く拠り所
を奪うのか、といい、ハマが渋々(たぶん薄々わかっていて)
引き下がると、馳夫にウィンクするガンダルフが笑いをとって
ました。このときの馳夫の顔もいいんですが、その直後に
レゴラスがガンダルフをエスコートするシーンは最高!

セオデンとの対面、サルマンの妖術との戦いの後のシーン
は思わず涙が滲みましたが、これはひとえにハマ、ギャムリング
らのポジションと、セオデン役バーナード・ヒルの演技、
エオウィンの感動のおかげです。

<ネタバレ(けっこう大きい)>

ラストシーンで、ガンダルフが「王は孤立しておられる」
といい、彼の後ろから現れたあるキャラが「王はひとりではない」
というシーンがめちゃくちゃかっこいいーー! 
このシーンは瞬きわすれて2分目くらいなですが(笑)、
映画史に残る名場面です。

三人と出会うシーンも想像より三割り増しよかったです。
ホビットたちのことを教えてくれるんですが、光の中にいる
魔法使いにアラゴルンが「何者だ」ときくと、
ガンダルフが姿を現します。
「使命を全うするために(まで)、再び戻ってきた」
この時、彼は灰色のガンダルフの頃の記憶がさだかではないん
ですが、アラゴルンに名を呼ばれ、思い出します。
今は白のガンダルフじゃといった後に挿入されるレゴラスの
表情がrocks! オーリィベストショットその1。
トレイラーなどでも使われるtime of the tideという
台詞シーンもよかったです。


サルガンはほとんど(解釈によっては全然)ないです。
もうガンダルフが強くなったので、ガンサルかもしれない
ですね。やっぱり復讐のため、三部ではサルマンを20回転
くらいさせるんだろうか(笑)。
考えてみると、ガンダルフにとっては忌まわしいオルサンク
に戻ることなんですよね。ミナスティリスもですが、
一部の最初に平気で往来してたのがおもしろいです。

また、メリピピ、ガンダルフともに思い出したら書こう
と思います〜。すでに自分の記録のためだな。
次はとうとう核心であるサムフかアルアラのことでも。

今日はこっちは24日のクリスマスです。
一日遅いでしょうが、皆さん、メリークリスマス!







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2002年12月24日(火) プレミアについで


こりゃあかっこいい!
と、ひとまず。

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2002年12月23日(月) TTT端役で激萌え〜(ネタバレというほどのものなし)

今後日記ではTTTのネタバレは避けつつ小出しにします。
好きなことから気ままに書いていこうと思っています。

今日は三回目の鑑賞でした。日曜であれだけのでかい
劇場内が満員になって床に座る人も大勢いました。
しかも同じ状況が、館内によっつあるんです!

ロヒアリムは皆金髪の長髪に髭なのですが、
中でもセオデンの重臣で、でまくるのがふたり
いるんです。最初、見分けがつかなかったのですが
二回目でハマともう一人を区別し、今日の
三回目にきてやっと、もうひとりがギャムリングだと
発覚。ハマは凄くハマらしいんですが、ギャムの方は
原作の描写ほど老いてはおらず、私はかなり
ギャムリングファンです。どちらかというと、ハマ
の方が人がよさそうで忠義も厚そうでセオデンと
長年いい関係だったに違いないと思えるのが、また
とてもいい〜。映画ではギャムリング/ハラスなんて10年後
に見たい……とか思ってハアハア。ちょっと
ギャムリングはロヒアリムらしく脳が20%筋肉です。
あほでは全然ないんですがあくまで人の下に仕えて
能力を発揮するタイプです。

ギャムリングまで出てきたということは、端役で
ベレゴンド登場の可能性高いですよ! 一応グリシュナッハ
(メリピピ襲うオーク)とかも出てきますしね。
そして、ハマもギャムもグリシュナッハもセオドレドも
恐ろしいほど配役がストライクだったので、ベレも
いい線で来てくれるかも……。
今は唯一まともにファラミアに意見していた、あの
ゴンドリアンが誰なのか知りたいです。

それと、セオデンの息子のセオドレドですが、期待は
とても禁物。台詞もないです。しかし! 私はその
微かな登場シーンで思い切りエオメル/セオドレドに
喰われてしまった。こんがらがるから兄エオ子セオ
とでも言うべきでしょうか。今後確実にslashも増加する
はずです。あれはスラッシャーなら萌えます。

このカプはちょうどボロ&ファラの逆をいってるんですよ。
ボロとファラは、逞しく信望も厚く有望な方が跡継ぎだった
のに、死んでしまって影の薄い方がその役をいただくわけですが、
兄エオ子セオは、繊細な感じの影薄セオドレドが跡継ぎで、
逞しく信望の厚いエオメルが次点。そして跡継ぎは逝き、
逞しい方が継ぐわけですね。どっちも、「本当に相応しい
方を運命が選んだ」って感じなんですよ。ボロミアが相応しく
ないわけじゃないんですが……。

しかも全然そんなシーンがあるわけじゃないのに、役者の
タイプ(顔)だけで、苦しいほど恋してたのはセオドレドだ、
などと勝手に信じてます。エオウィンと二人の、三人の仲よさげ
な感じが想像できます。そんでもって、それがエオウィンの嫁ぎ先
でも起こりそう(ベレファラとで)で、セオドレド的なものがファラミア
にある、とエオウィンが感じそうで、そのことをエオウィンが
兄に話して聞かせ、エオメルはかつてセオドレドに狂おしい想い
を寄せられていたことを思い出し……あ〜っ! もーだめ!
あんたらすごいよ! すごいのはPJか!? ハアハアもできないほど
呼吸がくるしい! 

ああ、エオウィンは男たちの愛憎を散々見続け、母のようにも守って
きたのですね。さすが盾持つ乙女だ。映画でもエオウィンとてもよかった
です。ミランダがエオウィンの「冷たい」感じをよく演じていました。

それと、これはネタバレになりますがたぶんどうでもいいことなので
書きますが、映画ではエオサインはエオメルの部下ではないんですよー。
妹を背に乗せた少年の画像がこれまで公開されており、絶対エオメルと
エオウィンだと思ってたけど、あの兄がエオサインです。これに何か
意味があるのかむちゃくちゃ気になってます。この少年、今後
エオメルの部下となって出てくるのでしょうか。

ファラミアのことを書くと、部下たちはまったく喋らないんですよ。
そして、とくにオスギリアスの部下たちは、表情だけ見ると
全然ファラミアのこと尊敬してないです。兄貴の方がいいって顔に
書いてます。ファラミア様の偉大さわかってないです。
実際に映画で彼は全然偉大じゃないので正しい見方っぽいです。

映画での部下たちのファラミアの評価は、
「兄上ほど偉大ではなく、デネソール候の寵ばかり気にしている
器の狭い男だ」という感じかもしれません。
ヘンネス・アンヌーン組は、頭が筋肉ではなく頭の
一部が石みたいで、なんでも彼の言うことききます(笑)。
でもたぶん、仮面の表情の下で厚くファラミアを尊敬して
そうです(私の願望か?)。

よーするに映画のファラミアはbitchなんですよ! 
女々しい奴、ご機嫌伺い野郎なんですよ! あーあーそれはそれで
かわいいけどさ〜。とりあえず世の中は彼を攻と考えそうですが、
「ファラミアがかわいそうだ」意見が広まりつつあるので、こういう
意見から出てくるスラッシュなどが凄く楽しみです。
ファラミアのことはまだまだいくらでも書きます!


今日はレゴラスとイシリエンレンジャーと東夷のフィギュア購入。
これにより、ファラミアさまとデートが出来るようになりました。
日没後にこっそり岩場でキス。誰だこいつは!


けっこういい具合でしょ?

トレーディングカードを買ったら、アラゴルンとハルディアと
エオメルらと、なんとダムロドがあたりました。
これをじっくり見て、今度映画でダムロド探してみます。



次はメインキャラのカプ萌えでも。



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2002年12月21日(土) 映画以外の感想とグッズ他

今日、また観て来ました。こうしている間もドキドキ。
昨日、夜ヒルトンで食事をし、一日ほとんど食べてないのに
高級料理が喉を通らず、デザートは吐きそうになり、コンドミ
ニアムの自室に向かって歩きながらTTTの買ったばかりの
サントラを聴いていると、ちょうどローハンのテーマ
のあたりで涙が出てきて、もうどうしよーもなく
TTTにやられてやられてやられまくってることを実感した
のでした。

好きだ……信じられないくらいTTTが好きだ……!

そしてご覧の通り、クリスマスのセールで玩具が安いと
新聞の折込チラシで知り、ショッピングセンターに行って
一目散にフィギュア購入。この面子が、アラゴルンも
フロドもガンダルフ(白)もいるというのに、迷うこと
なくTTT組だけ買った私です。

最初ファラミアが見つからなくてがっかりして会計を済ませ、
もう一度観ておこうと売り場に戻ったら一番奥にあるでは
ありませんか! 思わず声を上げてました。嬉しい〜(涙)。

グッズもずいぶんと買っています。特に面白いのはFotRの日捲り
カレンダー! 他にも指輪は三種類カレンダーがありました。
TTTのヴィジュアルコンパニオンが嬉しいです。



映画の内容以外の感想を。二回見て、どっちも、リゾート気質
か知らないが苛苛する動きや話し声が時々気になりましたが、
十分楽しめました。私はガンダルフの登場シーン(再会シーン)
くらい拍手が起こるかなと思ってましたが、拍手はなくざわめきで
終わりました。スタッフロールに入ると拍手がちらほら。これが
リゾート地でなければもっと本格的だったように思います。
笑いは、ゴラムとギムリ、ピピンでそうとう起きてました。私も思い切り
笑ってましたが。二回目の時は、まだ公開されて三日目なのにもう
リピーターがいて、コミックリリーフの前にクスクス笑い声が。
あと、今思い出してもドキドキしちゃうんですけど、レゴラスと
アラゴルンのやりとりでレゴラスがひとつ笑いをとり、あの
ハルディア
もひとつ笑いをとります。ハアハア。レゴラスのお茶目
にはちらほら拍手も。レゴラスは、なんでもない初登場に近いシーン
でざわめきがあり、でも女性の黄色いものではなく、あくまで
大人の「ほら、皆が好きな彼が出たぞ」的なくすぐったいざわめきで
心地よかったです。

個人的には、ファラミアはもちろん(笑)、飛影の登場シーンに
拍手をしたかったです。すごくいいんだ、飛影が〜。

残酷なシーンや怖いシーンでは。時折Oh...といううめき声も。

そして私は見せ場では、もう少しで立ち上がって叫びそうでした。
「進め! エオルの家の子よ!」と。

左からロヒアリムの兵士、セオデン、エオメルのフィギュア〜。
テーブルに並べたの撮っただけなので後ろの母の足。

昨日は、ネットカフェのにいちゃんと話して、まあとにかく今日は
フォトショップ7が手元にあるんですよ。不思議ですね。

もうTTTにアディクトしていて何から書けばいいのかわからないです。
でもとにかく、細かい台詞などを忘れないようメモしようと思います。
感想も少しずつテキストにまとめていきます。
明日はこっちは日曜日で子供も煩そうなので映画は観ません。窒息
寸前ですが、明後日まで我慢しようと思います。
ちなみに、映画館はこれまでで一番立派なとこでしたー。

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2002年12月20日(金) TTT観ました+失望回避ガイド

あと少し経てば脳内を多少整理できると思います。
とにかく観てきました。いろいろなことが言いたい
けど、明日もう一度行くまで具体的なことは控えようかなと
思っています。オリンピックの金メダリストと同じで、
本当の意味での感動をかみ締めるにはあと数日
かかりそうです。FotRの方がいいという意見も
耳にしますが、私にはよくわかりません。そんな
こと考えてられません、今夜はいろいろなことを
考えすぎて眠れないから、ゲットしたフォトショップで
絵を描いたり、映画を思い出したりします。

日本時間の夜には多少まとまったことが書けそうです。
今夜から明日にかけて、さまざまな見地から別々に
感想を書こうと思います。そして、ネタバレなし
版とある種の失望に備えるテキストも書こうと思います。

失望と書きましたが、映像的、映画的には失望箇所
はないと言っていいと思います。その上で、
ファンであるがゆえの苦悩は否定できません。
たとえばそれは、九人がFotRのように一緒にいる場面を
見られないことで、予想以上に寂しく心が曇ったまま
過ごさざるをえない、いった必然的なものです。
あるいは、フロドが苦しむ姿ばかり見ることの苦痛、
ボロミアをワンショットも見れないことの苦痛といった
「わかっているはずの」不足感です。
そうした失望回避ネタバレのテキストを用意する予定です。

たとえば、エオメルに期待してはいけない(笑)!
ほとんど出てこない!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
続
まずは先にこれ。数日中に訂正があるかもしれません。

失望回避スポイラー

これは、煩悩と期待の詰まったファンのTTTへの意欲が
思わぬところで挫かれぬよう、そしてなるべく多くの方に
過剰な期待を裏切られることによって映画の鑑賞後にがっかり
されぬよう、誠意を込めて作った失望回避ガイダンスです。
(私自身はいずれも大きな
流れの中では気にならなかったことばかりです)。


#たとえば
トム・ボンバディルの登場を期待していたファンはFotRに
少なからずがっかりしたことでしょう。そうしたことを
考慮して個人的に感じた、極力ネタバレが映画のメインス
トリームに作用しない部分を書き出そうと思います。

#ややプロットに響くネタバレは
どうしても否めないシーンは、ライトスポイラーとして
2P目に書いています。

#なお主観に基づいています!! 中には前もって雑誌の記事
やインタヴューで知らされていたものもあります。

……とはいえ、「がっかり」も、ライトなネタバレを知って
おくよりはむしろ楽しむべきものかもしれません。自己判断ください!


以下、失望回避ガイドです。

spoiler alart

:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:

ここにキャラクターの出番指数を●で五段階表示してみました。
出番とは、あくまで登場頻度であり、活躍度やカッコいい悪いとは
まったく別です。出番は多くても薄っぺらな印象しか持てないキャラも
いるかもしれません。逆に出番は少なくても活躍するキャラもいます。

出番指数

フロド   ●●●●○
アラゴルン ●●●●●○
レゴラス  ●●●●○
ギムリ   ●●●●○
サム    ●●●●○
ガンダルフ ●●●○
メリー   ●●●
ピピン   ●●●
ボロミア

ゴラム   ●●●●○
セオデン  ●●●●
エオメル  ●○
エオウィン ●●●○
ファラミア ●●○

サルマン  ●○
グリマ   ●●
エント(木の髭)●●
アルウェン ●●
エルロンド ●○
ガラドリエル○

ハマ    ●●●
エオサイン ●●
ハルディア ●●
セオドレド ○
ハラス   ●



といった具合です。そして具体的な内容は:

○エオメルの出番は(原作より)少ない
 あるラインの短縮、変更により、エオメルはTTTではほとんど登場せず、
 彼の多くのことは二部ではわかりません。

○メリピピの陽気なシーンは減少
 これは物語が複雑化し深刻化していくので冗談を言う暇なしという感じです。
 けれどもやはり笑えます。ふたりの違いもよく出ていたと思います。

○アルウェンの出番はたぶん予想より少ない
 TVスポットやトレイラーで想像を掻き立てられた方は用心が必要。
 でも、ふたりのラインが予想に反した演出によって素晴らしいこと間違いなし。

○ガンダルフは用事があって外出中
 これは原作にもあるので当然ですが、見せ場が多いのでファンは満足です。

○ボロミアはなし
ご存知でしょうが、ボロミアが少しでも噛んで来ることを期待している
方は、ファラミア登場シーンで少し名前が出る以外はありません。

○サルマンに動きは特になし
 大幅に出番が減りました。

○予想通りファラミアは原作と著しく違います。
 これに関しては改めて書きますが、とにかく原作でファラミアファンになって、
 彼のチェンジをまったく知らず映画に期待している人がいたら*大変だ!*

:::::::::::::::::以降はペア的にみて

○アラゴルン&エオメルは期待禁物
○アラゴルン&ボロミア的なものはなし
○サルマン&ガンダルフは期待厳禁


という感じが、ネタバレを極力避けた失望回避ガイダンスです。
ライトスポイラーを含む失望回避はこちら

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2002年12月18日(水) TTT旅行行ってきます

運良くすれば18日公開日に見れるかも、などと
期待していますが、たぶん無理です。でも、
数回は見に行こうと思っていますので、詳しくは
書けないかもしれませんが、現地から日記しようと
思っています。

そして、もしかしたら現地から他も更新…。
ハワイに行ってなにやってんだ!

それでは日記だけは保証して行ってきます〜。
一週間以上経過して音沙汰ない場合は、死んだと
思ってください。飛行機事故もしくはTTTによるショック死。

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2002年12月16日(月) 海外ファンの絵や現代風アレンジなど

うふうふ、PJに指示を出されるウェナム氏。


ウェナム氏と私は呼んでいますが、TTTで公開されると
ウェンハム氏かもしれません、発音はウェナムに近い上、
前発売のDVDにて表記がウェナム氏だったのですよね。
でもなんか……ダストのキャスト表なども見たら
ウェンハムになってて、土壇場で裏切られる可能性もありです。
それから、3日前TVスポットが公開されましたが、
その中にもファラミアが出てきます〜。
この人の外国人には珍しい奥二重の根暗そうな顔がたまんないなー。

今オーリィの新作パイレーツのトレイラーを見ました。
ジョニーデップとジェフリーラッシュと共演! しかも
クレジットがかっこよく表示されるようになって、よかったね
オーリィ。何がなんだかわかんないが面白そうです(笑)。

前のファラミアficの続きが出なくてさみしいです。
ラテン語のタイトルがわからない、と書いたところ、
以前ラテン語を第二言語として学ばれていた方がメールで
教えくださいました! とってもありがたく、かつ嬉しかった
です〜。次の感想更新の時に掲載させていただきます。



欧米のスラッシュでは、絵ではなくフォトマニピュレイト
(写真加工)というのが盛んに行われてます(盛んに語弊あり)。
凄く上手い人は本当に凄いんですけど、これは背景の
色合いと人物が合ってないけど、そこそこいい具合。
よく見るとボロのアームガードとアルウェンのペンダントを
してるのだ。しかもロリエン……むむむ、複雑。

でも素晴らしい絵を描く方もいます。この人は前から
とてもいいサムとフロドを描くんですが、最近レゴラスを
描いてくれたのでピックアップ。



1
 
2
 
3
 
サム。素晴らしい!
 


これがレゴラス。ヒゲは撮影段階の生物的限界のため描かなくても
よい気もします(笑)。
二部の格好してますね。

そしてこれはファラミア/レゴラス
というものめずらしいもの。
そう言われなければアラレゴだと思ってしまう。

指輪物語は人種主義的だという悪い批判記事が出てきましたね。
トールキンがどうであったかは軽率に判断はできませんが、
現代に合わないところがあるのは事実だと思います。
東夷が褐色だったり、最後にホビット庄に金髪が生まれる
ようになったりという記述はあるにせよ、それでも
物語のテーマというものが、大筋先見性のある平和的
なものとして書かれている本だなと私は思います。
そうした意味で、PJが映画化するにあたりアルウェンを
男を待つだけの身ではなく運命と戦う女性として描いたり
といった現代風アレンジはとても必要なことに思えます。
個人的には、エオウィンをどのように描くかを楽しみにして
います。とりわけ、ファラミアと婚約する時に「もう私は
おてんばはやめて家庭に入ります」というように萎む場面が、
どう現代風に表現されるかに期待しています。ファラミアには
「そのままの貴方でいてくれ」などと言って男らしく潔く
姫の前に跪くくらいのことをしてもらいたいものです。

また直前に書くでしょうが、18日から一週間ハワイ
に旅行に行きます。日記の更新はデイリーにできます。
少しは更新おやめなさい、という気がしないでも…。
これが暇を持て余すダメフリーターの実態か…。
TTTの感想も含め、現地でありったけ買う予定の
指輪関連のマガジンたちをデジカメで撮って載せるとか
いうあほらしいことをするかもしれません。でもほとんどは
ネットで公開されてるんですよねー。




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2002年12月15日(日) ベレファラ漫画は楽しい

今日とても楽しいことがありました。ずっと漫画を
書き続けていました。あの、世にも恐ろしいベレファラ
です。何が楽しかったかというと、タブレットで
直接、コマ割り以外は定規も使わずだらだら好きなように
描いていったので、やりたい放題だったのです!
萌え放題といったらいいのでしょうか。これは病み付き
になりそうです。

内容は最初から飛ばしていますが、久しぶりのウェブでの
漫画連載なので嬉しいです。ベレゴンドが今のところ
生身でないぶん好きなように描けるというのもあります。
そもそも間違った設定ではじめてる自信があるので、
反応は気にせず己の欲求に沿って描こうと思います
(それはそれでだめだな)。

そういえばおかげさまで、2/9のオンリーイベントに
参加させていただくことになりました。主催者の方には
心よりお礼申し上げます〜。この時までには旅の仲間
ベースでカプ乱れ打ちをやりたいと思います。

18日に出かける前に、トップの暗い色合いの
レゴを明るめのと取り替えたいです。

またTTTレヴューで、ヘルム図ディープに
エルフが現われたりするPJの創作には煩く
言わないしクールだと私は思ったが、ファラミア
のチェンジは驚かされた……と書かれてました。

そしてRotKで彼をかっこよくするためだと
フィリッパは言ってるようですが。

なにはともあれ、18日まであと三日。日。

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2002年12月13日(金) プレミアの写真展

最近の私の不正リンクハリケーンは凄まじいものが
あるのですが、今日はさらに勢い(というか調子)づいてます。

ロンドン、パリ、NYCのプレミアの役者の写真です。
いわゆるわかりやすく整理しました。
まずはTORNからNYCプレミア
NYC
part1 part2 part3part4part5part6

ロンパリ
ロンドン
パリ part1 part2

どれ見てもうれしーこと間違いないんですが、いくつかピックアップ。
まずは女性陣。リブはとにかく凄いんだが、個人的にミランダの
抑えた感じのかわいらしさをプッシュ


珍しいことにケイト・ブランシェットも参加。
リヴと並んでこれは最強。


ケイトは品格が違う。

ゴージャスなトリプルリヴ。
part1 part2 part3<
神様は、不公平ですね。

ショーン・アスティンの娘と話すドム。

知的な感じの素敵な奥さんですね。

ジョンは杖ついてます。怪我ジョン

ホビットは腐るほどあるので割愛しつつピックアップ

なんか妙にかわいいっていうかフロドとメリーの顔してません?
ドム&ビリーで笑ってみる ビリーのスコットランド魂(スカート) 3人&ショーンの奥さん+誰かでエッフェル塔

ヒューゴ、カール(エオメル)&オーリィ、アンディ(ゴラム)、
フィリッパ(脚本)、リチャード・O、ブラッド(グリマ)、C.リー

オーリィはどれとっても間違いのない顔してますね。

そして最後にこのお方。ヴィゴがいない隙に「ベストダンディ賞」
を授けようと思ったがオーリィがいるので(笑)。

ウェナム氏〜。お隣は長年の恋人のケイトという方でしょうか。
彼女は女優でヨガの先生だそうです。

このクレジットに不買運動(なんのだ)展開。髪型も髭も一番
似合ってるかも。彼のような目は奥二重っていうんですか。
目の色といい造形といい、いいなあ。

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2002年12月12日(木) まじかよ。

What's your FOTR slash pairing?

すんごい正直な気持ちになってやったらこれでした。


What type of slash writer are you?

そしてスラッシュ作家として私はangstライターだそうだ!
これはいえてるかも。

続きはまた午後にでも。

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2002年12月11日(水) 隠し映像とファラミア自殺もの続き

ファラミアフィクを大量に読んでいますが、前の自殺もの
の続きが順調に出ているのでそれを。ファラミア自殺ものとは
珍しいなあ、などと書きましたが、けっこうあるみたいです。

その前に、SE版DVDに隠し映像がある! と教えていただき
見たんですよ! でも二部の予告とMTVのエルロンドの会議
のもので、いずれもネットで充分公開されてるじゃないの〜。
両方とも、数ヶ月前にHPからも(勝手に)リンクしていた
んですよ。MTV版は日本でもケーブルで放送されましたよね。
もっと未公開のNG集とか見せて欲しいわ〜。それにしても
LotRのDVDでジャックBとサラ・ミシェル・ゲラーを
拝めるとは思っていませんでした。

そういえば、最後までおいしそうなのでとっておいた特典
ディスクの二枚目の撮影風景…本当においしかった!
とくにヴィゴの素の部分が垣間見えて〜。やっぱりあの
ホビッツ四人組はいいですね。アスティンが怪我してた時に
やけにリズィが喜んでて、「フロド様は僕の血がお好きらしい」
って言ってたのが……!!


ファラミア自殺フィク
4、はあんまりだったが5は好きです。
このフィクのタイトルはsemper Fidelisというのですが
ラテン語で意味がわからないです。semperがalways、everという
意味だということはわかりました。

実はこのフィクの目的も半分はべれふぁらなのですが、
4では、ボロミアがデネソールに物申しに行きます。しかし
父は「ファラミアは私の気を引きたくて自殺をしたんだ」
と突っぱね、親子の話し合いは見事物別れに。

そして5.ファラミアが目を覚ますのを待つボロミア。
二日後目を開けた弟に真相をきこうとします。
しかしファラミアは、「それより兄上の具合は」
と話を逸らそうとします。このときに兄貴が弟の
顎を掴んで「私を見ろよ」というのがなんともいえません。
そんでもってなぜ話を逸らすんだと言うのですが、
弟は「滑ってバルコニーから落ちた」などと言い張ります。
ファラミアはとにかく忘れて、こんなこと、話し合う価値
もありません、といい、兄は話を逸らすなの一点張り。
最終的にはファラミアに軍配があがり、もう自殺を
しないと誓うから、どうか今はその話はやめてと言います。
兄は納得できないままに、とりあえず受け入れます。
この過程で、「今度は一思いに剣を使うよ」などと
暗く笑い、「なんだよ、冗談じゃないか、笑ってよ」
というファラミア。そして「なんにも面白くない」と
いうボロミアなどがとてもいい具合です。

そうだ、肝心なことを忘れていました。
ファラミアが目を覚ました時、何が起こったのか
兄に尋ねるんですが、ボロミアは明け方早くにベレゴンド
がお前の部屋の下の庭先でお前を見つけて運んだ、と
いい、「ベレゴンドが夜中の2時にあんなところで
何をしてたのか、皆目見当がつかがいんだが、まあ
それは私が知る必要もないことだ」みたいに言うんです。
な、なにをしてたんだ! ベレゴンド……!
A。畑仕事 B.朝一番の準備運動 C執政の御次男への夜這い
もちろん今後の展開がCであることを念じてやみません。

もうひとつ今読んでるのが、これも虐待もので、幼い
ファラミアがデネに虐待されて、ドル・アムロスの
イムラヒル大公に引き取られ、そこから裂け谷の
エルロンドに預かられ、双子やエステルと出会ったり
する、という壮大な長編なんですが、これがけっこう筋が
通ってて面白いんですよー。たとえば、ドル・アムロスを
築いたアムロスは、教授のUTでは、ガラドリエル、
ケレボルンの実の息子となっていて、その時の設定を
借りたりして話が展開していったりと、凝った作りの
ようです。

でも、萌がないんだよな〜。TTT以降を待つしかないか…。


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2002年12月09日(月) 論争を呼ぶファラミアinTTT

ファラミアのことですが、NYでのプレミアでウェナム氏
とフィリッパ(既に彼女のファンです)と会話した人の
レビューを読みました。この中でファラミアのTTTでの
変更について、フィリッパは
「ファラミアは原作では勇敢で賢く安定した揺るがぬ柱であり、
路傍に指輪が落ちていようとも欲しいとすら思わないという
キャラだが、それは映画的にはあまり面白くない。そのため、
彼には、彼自身の新たな冒険に踏み出す(これは父との関係
のことを言ってると思う)ための変更を加えることになった」
というようなことを言ってました。

その他続々と登場しているTTTレヴューにて、ファラミアの
大幅な変更は二部において最も大きな議論を呼ぶものとなる
ひとつだ、と既に言われてるんですけど……。
しかもこの話の後、きまって「個人的には原作のファラミアの
方がいいように思う」と続いてるんですけど…………。

あともう一つ気になるのは、PJが「三部ではわずかだけ
新しいキャラクタが登場するが、デネソールはそのひとりだ」
と言ってましたが、このわずかに、やっぱベレゴンドは
含まれてないんだろうなー。イムラヒルも出てこない
ような予感。ハルバラドも双子もダメらしいですね。
でもベレゴンドはなかなか代用きかないですよ。ファラミア様
焼かれかけるシーンはさすがにちゃんとあるようで安心して
ますが、ベレ以外の一体誰があのお方を救うというのか。
何はともあれ、私の中つ国への出立もあと一週間じゃ。

そういや前のフィクの続きが出たんでした。続きはまた午後にでも。

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2002年12月08日(日) 監督コメンタリー

ベッコアメは時々という以上の頻度で落ちてしまって
困ります。今自分のサイトが復帰するのをパソの前で
作業しながら待ってるんですが、もう3時間以上になるな。
それも深夜12時頃からずっとだから、一番ネットに
皆が繋いでる最中で、本当に迷惑です。

今日は監督&脚本家のオーディオ・コメンタリーを
見て、思わず感動してしまった。彼らの苦労、情熱、
そして豊かな才能と人間味溢れるユーモアにひたすら
敬服です。
特に、フィリッパ・ボウエンがアラボロの口論を
恋人みたい〜と表現していたことを絶賛します(笑)! 
この会話の中でいくつか重大なことが判明しましたね。

●ピーター自身が、「ラストシーンでホビット庄が制圧される
シーン入れなかった」と言っていました。
●三部のラストで、ガラドリエルのナレーションが再び入るそうです。
●エアレンディルの星は、TTTでは出てこないそうです。
●サルマン(C・リー)のバンドエイドがちょっと映ってて、
エルロンドの御前会議でボロミア(S・ビーン)は
膝の上のメモをカンニングしているとのこと(笑)。

最初の一つ目はそのままの意味だと思いますが、最近出た
インタビュー記事でも、このコメンタリーでも、ラストシーンは
灰色港だそうで、今から想像するだけで胸が痛みます。
もしかするとガラドリエルのナレーティングが入るということは、
追補のサムのラストなどまでやるのでしょうか。うまく纏められる
なら希望したいところです。「ラストは灰色港」が、広義的な
意味で、ラストカットという意味ではなく、サムが帰宅するまで
をも含むのかはわからないし、わからない方がいいですね。

エアレンディルの星が出てこない、というのに関しては、
TTTの大きなネタバレとして、ラストでサムがシェロブと
対面するシーンがあるかどうか、という点で、本来なら
「星」は出てくるはずですよね。このあたりは楽しみに
しておきます。

三つ目、面白いのは、キャストと監督サイドのコメンタリーで
矛盾点がけっこうあるところ。ショーン、「暗記できたけど」
って言ってたのに対し暴露したピートに、フラン(脚本家)が
「いいの〜?」(笑)。ま、私はショーンはメモが無駄になるほど
暗記できてたってことにしておきます〜。

何度も感動したんだけど、特に覚えてるのは、歌をうたう馳夫
のところでのアラゴルンのキャラ考察と、ボロミアに襲われた後
のフロドとアラゴルンの会話シーンの挿入理由、ラストシーンの
メリーとピピン(特にメリー)の考察、そして、サムとフロド
の旅立ちにあたっての彼らの判断などがとてもよかったです。
3時間半も監督の話だけを聞くのは難しいという方は、このあたり
だけでもチョイスして聞く価値があると思います。
フロドとアラゴルンのシーンは原作になないがどうしても入れた
かったとのことですが、ふたりの物語の軸となるヒーローを
対面させたかった、とのこと。そしてアラゴルンとボロミアの
指輪の誘惑に対する違いを表現し、明確な形でフロドに
「滅びの山の火口まで行きたかった」と言わせたかったとの
こと。トン、トン、トン、と何かもうとにかく完璧だ。

原作では、アラゴルンがボロミアを見取るシーンはあまり
よくなかった、とフィリッパが言ってましたが、それには
大賛成。映画の方がよかったと思います。

そしてニューラインシネマの意向として、ラストシーンで
フロドとサムが旅立つシーンで、水中からウルク杯が
飛び出してくる、というもう一つのアクション込みラスト案
があった、というのには笑ってしまった。
それは最初から間違いだと気がつきながら、撮影にまで
入り、けれど、最終的なテーマはやはり旅の仲間の離散
であり、敵はウルクハイではなく、指輪なのだ、という
結論に到達し、あの感極まるラストに終結したのだそうです。

これこれに大いに刺激を受けながら、個人的にとても強く
思い学んだことは、彼らは数多の批判や口出しを受けながら
この偉業を成したんだということです。PJたちの姿勢は
批判をことごとく回避する道を模索することではなく、
あらゆる批判を予測し覚悟しながらも、自分が正しいと
思うことを貫くというものなんですね〜。
あと役者サイドの話聞いてて、「要するに自分に自信を
もってやれってことだな」と思いました。
私もがんばって漫画描こ〜。

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2002年12月07日(土) ウェナム氏胸毛レビューとエルフ外観論とSE版DVD

蛎にあたって二日ほど寝てました。寝ながらDVDなどを
鑑賞し直してたんですが、あんまりその間に書きたいことが
出てきてしまってどうしようかという具合です。ファラミア
のファンフィクションなどもかなり読みました。ひとつ最高に
よいのがあったのですよ〜。
それからウェナム氏の「ダスト」も見て来まして、
ばっちり胸毛に萌えてきました。

まずDVDから、やや急ぎ足で。
二つほど前のプレヴューで誤訳したようです。
誤訳なんて私は日常茶飯事だと思うけど、
私訳「ビルボも知らなかったがミスリルはホビット庄で
一番高価だった」
正訳「ビルボも知らなかったがミスリルはホビット庄の
すべてを集めたよりも一番高価だった」
でした。

それからもう一つ。これは自分のがあってるんじゃ
ないかな〜と思ってるので英語堪能な方のご意見求む。
レゴラスが「一口で大の大人の腹をいっぱいにする」と
レンバスのことを言った後、メリーがピップに
how many did you eat?
ときくと、ピップはfourと答えたと思うんですが、
私は「いくつ食べた?」「四つ」としました。
でも吹替え版では「何口食べた?」「四くち」に
なっていました(字幕は未確認)。
でも、何口、ならhow many did you bite? と言う
ような気がするし、ピピンがレンバスを見て四口で
終わるだろうか。それに、キャストのオーディオ
コメンタリーで、ドムとビリーが「たらふく食った
んだよな」と言ってるし、やっぱり四口じゃなくレンバス
四つ食べたのではないでしょうか。
とかいって、本当にdid you eat? だったかも自信が
なかったりします(ダメだろ)。

あと、ひとつ肝心なことを前のレヴューで言い忘れてた
んですが、ボロミアがトロルに吹き飛ばされるシーン、
あの後脳震盪を起こして頭を振るボロミアが、涎を大量に
撒き散らしてる
ことに注目! 凄い量の涎で、これには
もうアラゴルンたじたじになるほかなく。
「オレすらあんなに涎でベタベタにしたことないのに」
という直後の表情、いいですね〜。

それから、これはアルウェンに関する率直な意見です。
私は彼女の映画での現代的アレンジは大いに歓迎するところ
ではありますが、やはり一つだけ、どうしてもこれは最善の
演出ではないな、というシーンが。

最初にアセラスを切り取る馳夫に剣を突きつけるシーンです。
あれよくないな〜安っぽい。だってどう見たってあれは
過剰演出です。まず、アラゴルンとアルウェンという男女の
関係が、決してあの切迫した事態で悪い冗談をかませる関係では
ないということを忘れてはならないと思うんですよ。
アルウェンがフロドの危篤状態を知らなかったことを差し引いて
も、他のどの場面を見ても、TTTで公開されたどのシーン、
あるいは原作や追補の二人のどのラインを考慮しても、安っぽい
やりとりをするような男女の関係ではないと思うんですよ。
その直後後光を背負って出てくる、そして「ナズグルなど怖くない」
という彼女こそが現代風にアレンジしつつ成功しているアルウェン
だと思うんですよね。
リヴ版アルウェンはとても好きなので、もう少しふたりの身分差と、
アルウェンは3000年以上生きていてなお純粋で強い、ということを
表現できれいればいいと思いました。

彼女が絶世の美女という設定に対し、リヴは役不足では、という
意見もありますが、私は良い配役だと思いました。もしも
絶世の美女というものをあのヒロイン役に据えたとしたら、
馳夫を取られたくないと思うでしょうしね。
その前に絶世の美女とはなにか、という議論が生まれます。
イングリット・バーグマンもジョディ・フォスターも、誰を
据えても美女だけど絶世という形容にかなう
女性はいないわけですよね。それは究極の美であって美学的
にはこの世には存在しない文学的な表現です(と、少なくとも
大学では習った)。そこで一般的にイメージされる中世的で、
愛と美のイコンのような存在を選ぶ過程の中で現われた
リブという選択は、ベストが不可能な中ではベターの中でも
もっともベターだったといえると思います。

それに比べたらハルディア役のクレイグ・パーカーとか
ケレ役のマートン・クソ氏(まだ言ってる)とか、もうちょっと
ベターを選べたようにも思うが、愛してるので許す(笑)。
エルロンドがヒューゴなのとかも、ようするにエルフが皆
目に見えて超美男美女だらけだったら、ネットで公開されてる
指輪関連のHPの8割は、負け惜しみの裏返しである
「人間賛美」だったと思うんですよ。明らかに優れている方々、
という存在であるエルフを、ここまで愛すべき人々として
描いた手腕は、教授もさることながら、PJも素晴らしいです。

そしてDVDのオーディオ・コメンタリーの感想……!
す、凄いよ! なんなのこの面白さ! この萌え!
ハアハア……ホビッツの4人組が最高です。とくにドムの
言うことがいちいち面白くて。この三人の染み渡る友情感…。
人に聞かせることも目的として失わないなかにも、友達同士
で好き勝手喋って楽しんでる感じがこの雰囲気を作り出して
るのだー。最初の「ヒューゴは戦闘のプロ」みたいな会話から
してもう爆笑ですが、私が一番笑ったのは「ティグ遊び」。
あんなおもろい話ないよ……。あと、桟橋からイカダに飛び移る時
飛び越えて水に落ちたとか、ビリーが強制遠近法のことをきいたり
するのも凄く自然だし、リズィが「ホビットって犬飼うのか?」と
聞いて「彼は飼ってるから」ドムが言って爆笑するのとか、私の
家で彼らが笑ってるような臨場感です。
あと、最後の方のカヤックの話も面白いですね〜。オーリィと
ビーンがダメだった話。四人がオーリィのことをいちいち
「かっこよすぎるよな〜」と妬んで「でもここほんとはCGだろ」
とか言うのがまた最高でした。
それと、彼らがなぜあんなにトロルに同情的なのか(笑)。
たぶん役者として殺すアクションをたくさん演じて、映像であいつ
を見てしまうと、一般のファンが見るのとはまた違う感慨がある
んでしょうね。
ドムの「このボロミアがセクシーだ」という発言とかもやけに
面白かったです。それと、オーリィは本当に、ヴィゴのこと愛して
るんだなあ。
あの褒め方は異常だ。あそこまで男が男に対し
ラブコールすることはそうあるまい…。またヴィゴもヨーロピアン
で芸術家だから言われても平気そうです(人生で何度も言われて
そう)。
なんといいましょうか、オーリィってそういう癖のある一面を持って
て、そんなとこは普通なヤンチャボーイズなドムみたいな人とは
肌が合わなさそうだとは思います。親友(男)が落ち込んだ時に
抱きしめて朝まで慰めたとか、ゲイの友達はたくさんいるとか、
そういうマッチョ思考のあるアメリカンとは別の一面を持ってる
感じがしますよね。

脱線しますが、ヴィゴは前にサッカーのデンマーク代表のユニフォーム
を着てて、今回ドムがイギリスのクラブチームのマンチェスターUの
ユニフォームを着てました(なぜ? 実はビリーの?)。明らかに
英国人はフットボールは好きだろう、とのことで、よくサッカーの話
はされてたかも。ヴィゴはデンマーク応援するんですね〜彼らしいや。

あとは、林檎をぶつけられるビリーが150テイク目だ、というので、
全部ヴィゴが投げてて、「彼は楽しんでいた」という台詞に、
ヴィゴの私生活でのサドっぷり見たり。その後、
リズィが「ヴィゴは人に怪我させたりもしてた」と言ってましたが
ショーンが「彼(ヴィゴ)とは戦いたくない……」と言ってて、
これは明らかにベッドで一戦交えた敗残兵の台詞かと…
ボロミアの格好で登山する自分の姿がヘリから見えたと思うよ
っていう話も笑った。

あ、オーリィのレンバスCMも物凄くCMっぽくて笑った。
たぶんね〜話聞いててもオーリィは凄くがんばってたんだと
思います〜。一番キャリアが低くて年齢も下っ端の方で、
しかもこの大作の大役で、ヤル気満々だったんだろうなあ。

ここから真面目な話へ(相変わらず長いなー)。
色々と感銘を受けましたけど、たとえばイアンが「ちゃんと手
を繋がなければダメだ」とアドバイスした、というのなどは
とてもありがたいことです。実はラストでアラがボロにキスする
のも全部サーの企みか…という勘繰りもしてしまいますが。
それから、レンバスのお笑いシーンもドムとピピンが考えてる
のとか、ラストの、まるでスクリプト立案当初からあったと
思わずにはいられないメリピピがフロドを行かせるための
囮になるシーンなどが、実は彼らの即興の演技だったときいて
非常に驚きました。あれがなかったら締まってなかった!
そして最後のシーンで、レゴラスがニヤリとするシーンが
必要だとして改めて撮影した、というのもあまりに素晴らしい。
そ、その通りだ。あそこにレゴラスの笑顔が入ってないのと入って
るのとでは減点20ポイントほどの違いがあるぞ! 凄いな〜。
イアンの、「私とヒューゴが難しい顔してるのは、台詞を
思い出してるからだ」ってのもおかしかったなあ。

そうだ、ドムたちが、レゴラスのガンダルフとボロミアの死に
対面した時の目に込められた表情が、困惑を表わしている
という評価をしてました。そういう見方もあるんだなあ、という
のが率直な感想でした。確かにガンダルフのシーンはある種の
レゴラスの中での破綻なんですよね。もしくは破綻しかけ。
ショーン・ビーンの、ボロミアの最後に対するオピニオンも
新たに教えられる事実を含んでいて、やっぱり役者はキャラ
や状況を深く掘り下げてるんだなあと思いました。

そろそろ尽きてきたか。また何か思い出したら気ままに
書きます。もうこの今日の日記ったら単なる私の
感想オンリーで、いつもですけどなんの情報もないなあ(笑)。
明日は監督のコメンタリーを聞こうと思います。

ダストを今日二回も見てしまった感想は明日。映画自体は
星三つという程度ですが、ウェナム氏は胸毛が凄くて理想的で
よかった〜v 二回目鑑賞時は毛胸ばっかり見てました。
ジョセフ・ファインズ役の弟がラストの果し合いに近いシーンで
兄貴にキスして襲ってしまいそうではらはらしてたのはたぶん
私だけです。ウェナム氏の胸毛は乳首周辺にはなくて、首の
下あたりから胸の谷間に沿って濃く、胸の下から臍までは
薄く一直線ではなくまばらにある感じでした。
まあ、
言っても伝わらないので絵に描きとめておきます。
個人的には一番好きな胸毛タイプでした、ということを兄に
とうとうと話したら、「映画の内容は、いいのか…」と
言われました。


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2002年12月04日(水) ファラミア自殺未遂ficを読む。

もう頭ン中はファラミア愛でいっぱいです。
そしてついに出てきたムービークリップ。
フロドから指輪を奪おうとする悪名高きファラミア
を見たい方はこちら。10秒くらい最後に入ってます。
これ
あのシーンはフロド向けだったのね。


ファラミアの物語を読みたい一心で、スラッシュや
genficも漁りまくっている今日この頃。これを読みました。
ボロ&ファラで次男被虐fic
レヴューするほどでもないけど、おいしいのは
ベレゴンドが役割的に出張ってるんです。

どういう話かというと、凄いです。
チャプター1:
ファラミアが剣の稽古中、誤ってボロミアの腕に致命的な
傷を負わせてしまい、療病棟で「もう剣は扱えないかも」
といわれます。絶望するのはむしろファラミアですが、
そこに追い討ちをかけるかのように、デネソールが限度を越えた
怒りを次男にぶちまけ、「お前は私に自分を印象づけたくて
兄を傷つけたのか? 私の最愛唯一の息子を不具にしかけおって!」
と言い放ちます。
ボロミアは事故だった、なんでもないことだと弟に言い聞かせる
いい兄ちゃんぶり発揮ですが、ファラミアは「自分のような
無価値に等しい者が、ボロミアを傷つけてしまった」と
絶望します。

チャプター2:
父の部屋に呼ばれて向かったファラミアは、扉が開いた
瞬間親父にずっぱと背中を斬られます(あらー)。なんとまあ
パワフル極まりないおやじか。そしてデネは「顔も見たくない」
と言います。
ファラミアは傷ついた体を引き摺り(ていうか死ぬだろ)自室
に戻り、けれど誰の助けも借りたくない心境で、ほとんど眠れない
まま朝を迎えます。そして自分はなんて無価値なのか。兄の素晴らしさ
に対して恐ろしく無意味だと思うのです。
その後兄を見舞いに寮病棟へ。ふらつく弟を気遣いますがファラミア
はなんでもないと言い張ります。ここでの会話がなかなかよく、
自分に熱を上げる女の子の話や、「またそれだ」とファラミアが
憧れの兄をじっくり観察する姿勢を注意したり、といったやりとり。
ボロミアは何度も気にするなと言いますが、ファラミアはどうしても
過ちを悔いずにはいられません。もしこうでなければ、もしああで
なければ……そうすると傷の痛みと堂々巡りに悩む弟に痺れを
切らし(これはボロらしい)「もしこうだったらああだったらと!
もしあの時フェンシングをしてなかったら、もしもうちょっと
用心してたら、もし、自分なんか生まれてなかったら…か!?」
この一言にはファラミアは明らかに衝撃を受けます。ボロミアは
最後の一言がなかったことになって欲しいと熱烈に思うが、もう
後の祭り。「ああ、そうだとも」弟は去ってゆきます。

チャプター3:
今現在出てる分はここまで。この章は急展開を見せます。
ファラミアは自室に戻り、絶望に打たれて無為にすべてを
終わらせることを考えます。それは自殺しかなく、手首を切る、
毒を飲むなど考えた後、もうバルコニーから飛び降りてしまえ。
彼は実行します。
病棟で自分の一言を悔いるボロミアは、病棟がやけに騒がしく
なったのに気がつきます。話をきいていると、誰かが自殺を図った
らしい…それは16歳らしい、と聞いて蒼くなります。しかも、
第一発見者として慌てながら付き添っているのはどうやら
ベレゴンドらしく、彼は弟ファラミアの親友です。
ボロミアは自分の怪我を無視して飛び出し、ヨーレス
とベレゴンドに事情を聞きます。
この時のベレゴンドの態度が執政の息子に対する口の利き方
じゃない(笑)! 「なぜだと? わかっているだろう!
自分の胸に聞いてみろ!」ボロミアが自分が弟に言った
一言について話すとベレゴンドは大激怒。なんと剣の柄に
手までかけます。漢ベレゴンド、次期執政に抜くか!?
もちろんそこはヨーレスが喝をいれて仲裁。
ボロミアとベレゴンドは、呼ばれて危篤のファラミアを
見にいきます。彼らは絶句します。驚いたのは体の一部が
奇妙に曲がっているからではなく、その背中にいまだ出血
している深く縦に長い傷があるからでした。
デネソールの仕業としって、「どうにかなってしまいそうだ」
というベレゴンド……は脱線しそうな勢いなのでおいといて、
ボロミアは父とファラミアの関係を目の当たりにし、これほど
ひどくはないが、以前にもこういうことはあったとベレにきき、
「どうにかしなければダメだ。私に考えがある」と言います。
つづく。

まあこのような話でした。それほどツボじゃないけど、
ベレが今後おいしくファラミア様を兄上から譲り受けそう
だから(笑)。ファラミア自殺もの、というのはありそうで
珍しいですが……まあ、私はそこまでウィーピーなファラは
好みじゃないかなあ。彼にはしたたかで強くあって欲しく。
芯は物凄く強い人だと思うんですよ。たぶん兄貴より。

もちろんだからといって悩みや弱さがないわけではなく。
でもその痛みや弱さを、自殺という形で解決しなさそう。
というか、そう! 映画もTTTでそのようですが、
三部で自殺的行為をとるように、けっこう頑固だしプライド
もあるから、自分では自殺しないけど都合よく殺してくれる
場所とか人をどっかで待ってるのかもなな(笑)。
だってあの時点ではボロミアも死んでるし、生きる意味
なんてないですもんね。その後そんな自分を命がけで
助けてくれる男がいて、愛に敗れた自分に共通するものを
持つ姫に出会い、生きる意味を見出すのだ……(感涙)。

さて、そういうわけで次のスラッシュにいくか(おい!)。

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2002年12月03日(火) TTTにおけるファラミアの全容

期待しすぎてるとファラミアラインは裏切られそうな
気配濃厚につき、もう先にレヴューを読んでしまいました。

以下を読むとファラミアがTTTで何をするかなどほとんど
知れる本格的なネタバレにつき、お気をつけください。





ファラミアがボロミア似で指輪を奪おうとするのは
しっかりラインに組み込まれており、サムとフロドと
会い、じゅうと戦った後で彼らをヘンネス・アンヌーン
へ連れて行くとのことです。ファラミアはやつれ、
暗い兵士として描かれるそうです。

彼がいつボロミアの弟だということを告げるのか
はわかりませんが、映画のファラミアで大きな部分は、
指輪を絶対的に求めている父デネソールの意向に従わ
なければ、ファラミアは死によって報いられるらしいとの
ことです。たぶん彼は父の愛ほしさゆえ、自分を
証明したいがゆえ、それ以上に国を救いたいがゆえ
指輪を欲しがるのでしょう。そこで、サムとフロドに
剣の切っ先を向けるほどの軋轢が生じるようです。

その時サムが、ボロミアの末路、彼が指輪を欲し、
主人を襲い、どのようにして堕落したかということを
ファラミアに告げるそうです。
これをきき、ファラミアはふたりと指輪を行かせる
ことを決意するそうです。
ファラミアの部下が、「父上のご意思に背けば貴方
は命を擲つことになる」という内容のことを言いますが、
ファラミアは指輪を行かせてやるそうです。
それは命を実際に擲つかのような、そう表記するよりも
むしろへヴィなファラミア像を作り出すことになるそうです。

また、彼らがサムとフロドとオスギリアスの廃墟を
訪れるところもあるそうです。

この流れをファラミア信奉者である私が書いたので
こんな感じになりましたが、
実際はもっと中立的に描かれるかもしれません…。

またレヴュアーは、最初からずっとフロドを行かせる
ことを嫌がっていたはずなのに、サムの話を聞いて
ころっと変わるのは急すぎるようにも思う、と言ってました
が、これはこのレヴュアーが、ファラミアとボロミアの
魅力的な関係を徹底的に理解したうえでの発言か、
それともこの兄弟の絆を理解してないうえで言ってる
のか、微妙です。

私のような兄弟愛ライン絶対支持派が見ればいっそう
感動的な心境変化に映るかもしれません。

ともあれ、三部までを通し、ファラミアが犠牲的キャラ
として描かれるのは間違いないようですね。
それでミナスティリスに戻ってきてもすぐ前線に送られ
るわけですね。映画版デネソールが随分と厄介な人物
っぽい。


これはまた別の話ですが、ハラドリム(東夷)たちの
衣装が、アラビア的、少なくとも異国風に見えます。

テロ以前にデザインされたとはいえ、前から
東夷(東の民)は、東欧、中東を暗示しているの
では、との非難が原作にも寄せられているうえ、一部の国
では指輪物語はファシズムに加担する書物と見られてる
という不本意な事実もありますよね。
TTTのプレミアを狙ったテロに備え警備を強化する
などという噂もあったので、心配なところです。
ちなみにハラドリムの衣装はこれ。




むちゃくちゃかっこいい。


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2002年12月02日(月) ファラミア貶め反対! とファラミア考察1

一日中ろくに飯も食わずにベレファラシムピをやってました。
夜中3時頃ネットに繋いでまた飽きずに指巡り。
そしてショックなファラミアネタバレ。

以下、ファラミアの大きなネタバレです。










ファラミアファンが最も畏れていた変更は事実だった
らしいですよ〜。ファラミアスレッド全部読んだんですが、
やはりファンは誰もがこれには「待った」かけてます。

映画版ファラミアは、兄弟ゆえかボロミアに似ている
らしいです。指輪をゴンドールのために使うため、フロド
を無理やり連れ帰ろうとして、サムに嘆願されるらしいです。
ショ…ショック…! ベレゴンドでないよりよほどショックだ。
だって、あのシーンこそがファラミアがファラミアたるシーン
ではないか!
まあ最初は誘惑に負けてもいいけど、その後フロドを旅立たせる
理由が、彼自身の開眼によってでないとダメじゃないですか。
それが、何か自分には扱えないらしいと判って行かせるらしい
です。もうこの何かにどれだけの説得力があるかに映画
のファラミアはかかっている、といってよい。

スレでも皆さん言ってることですが、誤解がないよう強調すべきは、
ファラミアファンはたいていボロミアも本当に愛してるんですよ。
でも執政家兄弟は根本的なところが全然似ていないわけです。
その違いがあの兄弟、父子の運命を悲劇的にも別った
というところに執政家の魅力があるのに、三人が全員同じキャラクタ
だったらそんなの面白くないよ!

父の愛から見放され、次子としての謙虚さを幼い頃から体得した
ファラミアだからこそ、アラゴルンと同じようにフロドを行かせる
ことができたと思うんですよ。もっといえば、彼の権力欲のなさ、
野心のなさが一見立派なように見えて、けれど本当はそれは
内面の脆弱さや自分より強大なものに立ち向かうことへの恐れ、
非力さ、早くに身に着いた諦観によって常に脅かされているだけ
かもしれない、という潜在的なself-esteem(自己尊重)の低さ
の中で、しかし弱さを気取られまいと部下に指示を出しながら、
本人毎日がんばって葛藤してらっしゃりそ〜なところ、
それがファラミアの魅力なのだ。

最後に凱旋帰国したアラゴルンに統治権を返上するファラミアは、
たぶんあのままボロミアが生きてアラゴルンの傍らにいたなら、
兄貴も弱いところはあれ立派な男だ。過程でアラゴルンを
認めて、杖(なんてったっけ)を返上したとは思うけど、
それは結局はある種の悲劇に組するものになったかもしれないし、
デネソールは自決を選んだわけだからゴンドールを手放せなかった
と言えると思うんですよ。

でもファラミアには慧眼があり、世事を理解し、ガンダルフ
に教わった史実を重んじていたから、長い目で見れば執政家が果た
した役割なんて中つ国の歴史の一局面に過ぎなかったことが
悟れていたんだと思います(な、なんと立派なお方か〜)。
そして、そのうえでまた多分本人はベレゴンドや部下たち(笑)
にそう讃えられることが、一種の苦痛ですらあるんですよ。
「執政という突然舞い込んだ大役から逃げ出そうとしているだけ
やもしれぬ」
「父上やボロミアは、私を許してくれるだろうか」
なんてエミン・アルネンのベッドでエオウィンじゃなくベレに
こぼすんですよ(なんでさ)。そのたびにベレは素っ裸のまま
ベッドから落っこちて何か頭のよくなさそうなことを言い募る
んですよ。これがベレファラです。

ともかく、そういうことで、映画版でファラミアがフロドから
指輪を奪おうとするというラインが確かにあると聞いて、
かなりがっかりです。ダムロドが出ると知って嬉しさに
のた打ち回ったんだがなー。

これはようするに、サムフロにはローハン側のアラゴルンたち
と比べてこれといって大きな障壁や困難がないから、途中で
出会うファラミアを怖い存在にしてみようかってことじゃないの。
もしこの程度の映画的な面白さ追求目的のみでPJが
ファラミア貶めラインを組んだのなら、今まで手放しで
彼を支持信奉してきた姿勢を変えねばなるまい。

どんどん不安になってきましたが、このファラミアの
色気にがっつり後頭部殴られましたv きゃv



ななな、なんなんんだこの色気は!ヘンネス・アンヌーンです
かね〜。この、暗さ、冷たさ、厳しさ、やつれ、安堵感、労わり、
低周波の優しさ、そして混じってるエルフの血っぽさ!

アンボルンの脳に焼きついた大将殿のお姿としか思えません。
最近ダムロド、アンボルン攻でもそーぞーしてます。

最初殿は攻なのだが、最後にはあのちっとも役に立ちそうにないが
ファラミアのことは死ぬほど愛してそうな(捏造)若造兵士アンボルン
にまで抱かれてしまうという結末、どうですか。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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