脳内変態汁の観察

2009年02月24日(火) 心には残る、と。

父が亡くなりました。
59歳。若いよなぁ。

父の実家で亡くなっていました。
父の実家は、もともと祖父母が住んでいたのですが、祖父母はすでに他界していて、建物もろもろに関してはそのまま残された状態で、家とか畑とかが残っておりました。以後、この場所を田舎と呼びます。

週末、父は田舎に行き、畑仕事をし、日曜大工をし、酒を飲み、ひとりで好きなことをしていました。

会社では7日から有給休暇だったそうで、7日から1週間くらい休みがあったということで、それまでの間、ずっと田舎に行っていました。

17日の朝、会社から電話があり、17日から出社予定なのに会社に来ていない、と。

母と弟が田舎に行ったところ、父は冷たくなっていたそうです。

父は15歳で家を出て働き、38年同じ職場で働き、その後縁があって他の会社でも働いて、そろそろ引退して好きなことをする予定だったのですが、それもかなわず急逝してしましました。

大好きだった実家で寝ているときに亡くなったことを考えれば、幸せな終末を迎えることができたのかな、と、思います。




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