みょうの日記
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2004年10月31日(日) 民衆の力

世界はずいぶんきな臭くなってきている。前回の大戦を思い、案外戦前ってこんな感じなのかもしれないと、嫌な気分になる。
大きな時代のうねりは、ほんの一握りの人間の思惑で動いていくのだなぁと、しみじみ思う。
いかに世界中、各国の民衆が声を上げ手を突き上げて戦争反対を叫んでも、一部の権力者によってその声は踏みにじられている。
権力者と普通の民衆の間に、人間としてどれだけの違いがあるのだろうか。
そう違いはないはずだ。ないはずなのに、なぜ引き摺られていってしまうのだろうか。
単純に多数決で決めれば圧倒的に勝者になりえる人数のはずが、翻弄され、ただただ流されてしまう。
歴史に名を残せない我々は、本当に何もできないのだろうか。

誰にも彼にも言いたい。
リセットは利かない。人の命にも、歴史にも。やり直しは利かない。

また、世界は壊れてしまうのだろうか。


2004年10月30日(土) 第6回別室

友人Mと一緒にオリオンさんの別室に参加してきた。
今回で3回目、Mも2回目。
なんだかゲーム業界の人が多いので、少々場違いな気もしないでもなく恐縮しつつ、ついついお言葉に甘えて遊びに行ってしまうのであった。

普段、ほとんど関わりのない世界の方たちとの話は見識が広くなるような気がして楽しい。
今回も、某ゲーム会社の方たちと席が同じになって、なかなか貴重なお話を聞くことが出来た。
とりあえず、制作中のゲームの話はおいておき(突っ込んで聞いちゃいかんと思っているからね)、今までに出したゲームのことをちょこっと伺ったところで、今度は反対に私が何をやっているか聞かれたんだけど、ゲーム話の流れから、一番最近やった(ゲーム)のはポケモン・コロシアムです〜と答えてしまった。ちがうよ、ちがーう!!! やったっていうのは遊んだって意味で、つくったって意味じゃないからね! と今更訂正しても遅いか、あははは。すんません。
ちなみにポケモン・コロシアムに関わっていたのはオリオンさん・水牛さんで、ワタクシ遊び専ですので。・・・うわーん、こっぱずかしい。

そして、ビンゴ大会。
普段壊滅的にくじ運のない私、しかし、今回なんとSONY賞をゲットしてしまった。
SONY関係の方からの提供賞品らしく、現在まだそれが何なのかわからず目録しかもらっていないのでなんとも言えないんだけど。別室の後ももうちょっと楽しめるので、ラッキー♪

プレゼント交換でいただいた品も、実用的で私的には「もらってよかったよ」なものだったので、内心「くじ運全部使い切ったか!?」と戦々恐々しているが、とにかく楽しいひと時だった。


2004年10月29日(金) 突然の・・・

風邪!? 風邪なのか〜!?
午前中、何の予告もなくおなかの具合がおかしくなった。
どーしよう、やばいやばいやばい。何しろ、今年で3年目になるオリオンさんの別室(オフ会)が明日に迫っていたからだ。
や、それ以前にまだまだ午後の仕事がある。
こまった〜。

ところが、そんなところは案外フランクなうちの社風。
「やばくなる前に病院行って来い〜」と仕事中にもかかわらずオヤヂに病院送りにされたのだ。最近ジゴちゃんに嵌まっていて(TVKのサクサクとかいう番組のキャラクターだそうだが)、ジゴちゃんジゴちゃんうるさいが、ありがたい申し出に感謝。とりあえず、ジゴちゃんフィーバーにもうしばらく付き合う気になった。

病院の待合室には五人ほどの人がいたので、まぁそれほど待たないだろうと高を括っていたのだが、どうしてどうして、いったい何をすればそんなに時間がかかるんだろうというぐらい、なかなか順番が回ってこない。別に、具合が悪くなっているわけじゃないから待つのは苦ではないんだけどね。いや、苦かな。
元来私はあまり待つのが好きではないのだ。例えば買物しようとウロウロしていても、レジで人が並んでいるのを見ると、手にとったものを順番に棚に戻して帰ってしまうぐらい。や、食品なんかはがまんして買っているけど。
もっとひどいときには、わざわざ店に出向いていながら探しているうちにレジに並ぶのも面倒くさくなって帰ってしまうこともある。・・・って、それはせっかちと違うか。

まぁ、病院の薬の方が市販の薬より効くのは当たり前なので、とにかく薬のためだけにがんばって座っていた。
ようやく順番が来て、いそいそと診察室に入っていくと政治家の安陪さんにちょっと似た医師がカルテをめくりながらこう言った。
「前回は半年前ですか。久しぶりです、ずいぶん間あいちゃいましたね〜」

・・・って、もしもし? ワタクシ、慢性の病気を抱えているわけじゃないんですが。普通は病院にかかる間隔は長い方がよくない?


2004年10月26日(火) マイナスイオン

最近、ちょこっと髪の毛の傷みに悲しくなってケアしてみることにした。といってもすごーくお金をかけるわけじゃあない。
よけいな成分が入っていない手作り固形シャンプーとマイナスイオンドライヤーを購入。
とりあえずこれだけ。
朝シャンもやめて夜洗うことにして、洗った後は必ずドライヤーで乾かすのだ。
まぁこれだけでずいぶん髪質が変わった気がする。
朝シャンすると髪の脂がなくなった後に紫外線を浴びたりするのでよくないそうだ。それから自然乾燥すると髪の中の水分もついでに抜けてしまうので、ドライヤーで手早く乾かした方が髪にはいいらしい。

ざっと温風で乾かした後、冷風に変えて髪を冷ましていてふと気がついた。
なんだかこの冷風・・・気持ちいい。

そう、マイナスイオンが出ているからだ! ってことは!!!
吸うとリフレッシュできるかもしれないっ!
ってことで、鼻先に持っていって「すこーっ」と吸ってみた。
なんとなく気分がリフレッシュできた。
いいかもしれない・・・、そう思って心置きなく吸いまくった。

・・・・・・・・・・・本来の目的を忘れていた。


2004年10月25日(月) 新潟中越地震

先日の地震と同じ規模の地震だ〜・・・。

最初に感じたのはそれだった。けっこう大きい。ガチャもウロウロ眼を泳がせながら、さりげなくピタッとくっついてきていた。
「けっこう大きかったね」なぁんて、父と話しているところにニュース速報。
「新潟で震度6!?」
思いもよらない大地震の速報に驚いた。暮れてすぐのこと、これからの長い暗やみに、被災された方はどうなるんだろうと心配になった。
明けて次々とわかる被害の規模。

政府は阪神淡路の教訓を生かして、かなり早い行動に出た。

が!!!!!

やっぱりいるんだねぇ、現状把握に疎い人って。
なんたら大臣だかは、最初の報告のときボーリングに興じていたらしく、情報不足から大したことなしと続行していたらしい。
震度6だよ? 情報錯綜、分断されてろくな情報が入ってこないからって暢気にしてていい状況じゃあないでしょうが。
公人を名乗るなら、率先して動け!
あとで大した事なかった、動くまでもなかったと笑い話になるよりも、なんであのとき動かなかったんだと非難される方がよっぽど公人としてはマイナスだろうに。
厚顔無恥お達者倶楽部はいいかげん卒業してほしい。


2004年10月23日(土) はぁ〜れたそら〜

・・・・終わった。
近頃、あちこちの仕事の納期が重なってくるようになった。
いや、数年前メインにやっていたところが、一昨年去年とがっくん落ち込んで以来、ずーっと某塾の仕事がメインみたいになってきていたんだけど、某所もちょこっと盛り返して来たのかなぁ。
このままのペースで仕事出してくれたら、生活楽になるのにな(おいおい)。
そんなわけで、休日出勤の本日、やっとこ終わったんでこれから帰るのだ!
うひゃひゃひゃ。


2004年10月12日(火) ぐあああん、リンク集

今年全面リニュしたおり、サーバを一度奇麗さっぱりクリアしたんだけど、どうやらそのときデータの全部ダウンロードに失敗してしまったらしいのだ。
なんとリンク集のデータがなくなってしまったのだ。
ってことで、きちんと復旧(っていうか、つくりなおし・・・T△T)するまではリンク集はつけないことにしていたんだけど、後少し〜もう少し〜というところまでこぎつけ・・・あと少しで晴れてアップ!!! になるところだったのに・・・・おひおひおひおひおひおひおひおひおひおひおひ!!!!
データがっっっ、き・・・・・きえたっ!
うわーーーーーーーーーーーん、またやり直しかいっ、つらいっ、つらいよぅ。
まるで双六でもしているかのようなリンクつくりなのであった。



昨日の雰囲気にそぐわなかったので、こっちに書き足すんだけどね。
池袋からの帰り道、山手線で電車を待っていたらなにやらおかしな車輌が入ってきたのだ。
行き先の表示が【団体】。
んんん??? これはなんか団体ツアーの貸切なのかな? と思ったんだけど、半数は立っている。普通ツアーって指定席だから立ってる人なんかいないよね。その上、車輌はごく普通の一般車輌。でも、楽しいところに行って来た団体なのは確からしい。
何しろ、大人も子どもも駅のホームに向かって楽しそうに手を振っているのだ。
なんだろね、この人間心理。団体旅行の方たちはすれ違った見ず知らずの人に手を振りたがる傾向にあるらしい。
あんまりピカピカの笑顔で手を振るもんだから、友人と二人、ブンブン手を振り返してしまったよ。


2004年10月11日(月) 行ってしまったア●メイト

勇気を総動員してしまった。池袋のアニ●イトっっっ。
出入り口で躊躇しつつ、回れ右しちゃおうかと思いつつ・・・。
だって、入り辛い事この上ないよっ。なんか空気が違うんだもん(何しろ年がね、あはははは)。それでも、どうしても何が何でも(友人を道づれにしつつも)行きたかった理由があった。

先に日記で記したあとり硅子さんの原画展が開催されていたからだ。きっと最初で最後の原画展。それほど熱烈なファンではなかったはずなのに、どうしてもどうしても見たくなったのだ。
友人と一緒に建物の前でしばし立ち尽くし・・・、いつまでも硬直してるわけにも行かず、いざ、お子オタたちの荒波にGO!
しかし、意に反して最上階のイベント会場はまったく趣が違っていた。わいわいきゃぴきゃぴした雰囲気はまるでなく、落ち着いた雰囲気のうえ、わりと年配の方もいて、必要以上に構えていた(やっぱり初心者にはなかなか馴染のない雰囲気なもんでついね・・・(笑))のにふと力が抜けた。
ぐるりと壁を一巡してカラー原画が飾られていた。思うよりずっと小さな原画は大きいものでもA4サイズぐらいだろう。少し大き目のサイズに描いていて、縮小されているのかと思いきや、線の細さ、細かさに先ず驚いてしまった。そして、なんといっても色使いが繊細だった。消えそうなほど淡い淡い色で表現されたそれらは、印刷では拾い切れないだろうほどに儚くて、優しいホワホワした気持ちになった。10年一貫してこのイメージが損なわれなかったというのは、作者の本質がまさにこの絵と同じだったからだと思う。
ラフ画(こんな感じでと本番前に描くもの)も、チラシや何かのコピーの裏を使っていたりして、見ている間は微笑ましい気分なった。横にちょこっと担当さん宛てに書かれたメモからも、なんだか可愛らしい性格の方なんだなと思えた反面、最期に病床で描いたという絵を見て、仕事に対して本当に真摯な気持ちで接していたのだと胸が詰まってしまった。
自分ではもう色を塗るまではできないと思ったのか、ペン入れまでされた絵は色鉛筆で軽く塗られ、小さな字で細かく色の指示が書かれていた。発売されている完成品がPCでベタ塗りしたかのようなアニメ塗りだったのは、そういうわけだったのだ。しかし、それを差し引いても色鉛筆で塗られた絵と完成品はほとんど違和感はない。託された方がどれほど忠実にを心掛けたのかが伺える。
そして色鉛筆で軽く塗られたその原画の左肩には、他の個所と違って小さな花がやけにあざやかにきっちりと虹色に塗られていた。作者は虹色にどんな思いを込めたのだろうか。

戦々恐々しながら飛び込んだアニ●イト、しかし出てくる頃には本当に本当に来て良かったと思えるようになっていた。

【訂正】最期のカラー原画と思われる表紙は、5年前に出た1巻もやっぱりアニメ絵っぽい塗りでした。やや、夜中にふと夢うつつに「違う! 1巻もベタ塗りだったやーんっ」って思い立ち、あらためて確認してみたら(あひゃひゃ)。なわけで、訂正しときます(10/13)。しかし、なんで夢に見たんだろね〜。


2004年10月10日(日) お仕事

午後一でって話だったのに、なかなかFAXがこなかった。
大丈夫なのかいな! と、イライラ半分(だって、時間は決まってるのに原稿もらう時間が遅くなればなるほど余裕がなくなっちゃうし)待っていたら、2時近くになってようやく到着。待ってたよ〜。
それにしても、うちのFAX、いっとき受信紙が真っ黒になって出てくるなんておかしなことになっていたのに、いつのまにか正常に印刷されるようになっていた。
誰も治してないのに、なんでだろう。
もしやもしや・・・「この家じゃ誰も治してくれないっ、こうなったら自分で!!!」・・・なんてFAXが思うわけないか。あはは。

仕事は当初の半分の量ですんだのもあって、時間内に収めることができたから一安心。
それにしても、台風一過・・・とはいかない曇天・・・。


2004年10月09日(土) 台風

観測史上最大の台風22号が上陸。
やぁ、このときばかりは外装工事中でよかった。覆いのお陰で直接雨風が吹き込んでこなかった。
常だったらベランダの植木もすごいことになっているんだけど、一枚あるのとないのじゃあやっぱり大分違うね。
それに勢力のわりにずいぶん小型の台風だったらしい。
実はFAXで仕事が入る予定だったんだけど、当日になって日曜に延期にしてほしい旨、客先から電話があったんで、その日の予定もまるっと空いた。
台風が最接近するのは6時前後、それまで何していよう・・・と悩んだ末に、昼寝をすることにした(っておいっ)。
いそいそガチャと一緒にベッドに上がって大の字に・・・。
そして、気がつくと外はゴーゴーすごいことになっていた。

この日、仕事で出かけた母と弟には午前中で切り上げて帰って来た方がいい、できなかったら夜帰って来た方がいいんじゃない? と進言していたのに、よりにもよって二人とも真っ最中に帰ってきた。
一晩中吹き荒れてるわけでもなし、ちょっと時間ずらせばいいものを・・・。

夜遅く、通勤に使っている電車で土砂崩れがあって不通ってニュースが流れていたけど、大量の土砂に埋もれた線路が映し出されているのに「明日の朝には復旧見込み」って・・・、そんな無茶な・・・。


2004年10月07日(木) すわ! 地震!!!

テレビを見ながら思った。
「あ・・・来る」
それからしばらくしてグラグラグラッと揺れ始めた。けっこう大きい。オトートが起きてきた。ガチャも不安そうな顔でかしこまっている。
「おねぇ、地震!」
「お〜、揺れてるねぇ。そろそろ速報出るんじゃない」
なんて話している間も揺れはなかなか収まらなかった。縦ゆれじゃなかったからそれほど心配してなかったけど。

座っていたりすると、大きい地震はけっこう前から感知できるよね。なんか、ズズズズッて低周波振動が背中を伝ってくるのだ。気配が違うから来そうだなっていうのが分かるんだね。
たぶん、こういう感じのもっと強いものを動物達は感じるんだね。
なるほど、そうすると動物達の予知ってものが理解できるよ。ふんふん。

しかし、地震に反応して不安がる猫って・・・初めてみたよ♪

ゴンは地震の揺れにはまったく反応してくれなかったからね。


2004年10月05日(火) ぶ、分別っっっっ

10/1から横浜市でもゴミの分別が始まった。
大分前から各地で分別ゴミの悲鳴を聞きながら、「ふ、横浜市は巨大で強力な焼却炉を持ってるからしなくってもいいんだよ〜」
・・・・・・・・・思い違いだった。
母が血相変えて「これ! こんなんしなきゃいけないんだって! 知ってた?」とお店のお客さんから貰ったという分別のためのパンフレットを持って帰ってきたのは、9/30のことだった。
そのパンプを見ながら、家族全員慄いた。
「き、聞いてないよ!!!」
回覧版は回ってきていたかも知れない。しかし、大概が子ども会とか町内会のイベントのお知らせだったもんだから、ろくに見もしないでサインして返していた付けが回ってきたのだ。
全員、ムンクの叫び状態(ところでムンクの叫びはどこへ行ってしまったんだろう。無事の帰還を待つ)。なにしろ全部で15も細かく分別しなくてはならない。
頭を抱えた。
さらにリサイクルの欄に古布(下着、パンツ)などと書かれているのを見て眩暈が。
「パンツ!? パンツまでリサイクルする気なのか〜!?」
「ぎゃーっ、それだけはいや! 勘弁して〜っっっ」
「そ、そそそそそだ! ここに穴が空いたものは不可ってある。だから擦り切れるまで穿けばいいんだよっ」
「それじゃあ事故に遭えないじゃん(いや、遭わないに越したことはないんだけど・・・)」
などと、かなり錯乱気味。あれもこれも洗って開いて乾かしてたたんで括ってまとめなくちゃならないのだ。
そして家族会議の結果、一つの結論に達した。
「以後、買物禁止。ごはんも服もなくたって生きていける!」

ホントの結論:それはムリ。諦めて分別しましょ〜(でもツライ)。


2004年10月04日(月) 久々に

ガチャの近況なんぞを語ってみようかな。
まぁなんというか、強情というか頑固というか、姉・姪猫が相変わらずやってきて、外でアウアウ鳴いているせいか、とにかく鳴き声がひどかった。
ゴンより大分高い声なもんで、よけい癇に障ったりしてね。ひどいときには1時間ごとに起こしてくれたりするもんだからもう大変。一年過ぎて、うちの母なんかも「もう出して次の子飼おう。やっぱり無理なんだよ」なぁんて言い出す始末。良い子のときは良い子なんだけどねぇ。
私が帰ると、タッタカ走ってきて足元にまとわりついて、抱き上げるとフンフン鼻を鳴らしながら、人の口を舐めようとするし。・・・ん? ガチャ、お前は犬か!? 
その上、どこをどうしたらそうなったのかわからないんだけど、おしっこをトイレでしてくれなくなった。大きい方はトイレでしてくれるんだけど、おしっこはトイレの周りでするのだ。しかも下手に指導したりすると、抗議のしっこを布団やら別の場所にするので始末に終えない。トイレの周りにシートを敷いてなんとかやり過ごしているんだけど、正直どうしたもんか困っている。
ネットでいろいろ調べてまわったとき「野良ちゃんが室内猫になるまで三ヶ月はかかる。でも大丈夫。ぜったいに家猫にできる」なんて書いてあったのを真に受けて、しかも完全野良ちゃんよりもずっと人馴染のあるガチャだったから容易いと思ったんだけどね。
やっぱり昼間家に誰もいなくなるような家じゃあ無理なことだったのかなぁ、へたれたことも数回。
脱走ルートも忘れられないらしく、ベランダ側の窓を執拗にひっかいたりもするし・・・。
しかし、最近になって少々軌道修正すべきだということを知った。
猫は、鳴き声で欲求を通そうとする。だから、鳴いてうるさいからと早々に言うことを聞いてしまうと次からは更に鳴いて要求してくるから、そういうときは無視して鳴いても欲求は聞かないぞという態度を示さなくちゃいけない。・・・・しかし、しかし最近ネットで拾った一文に私は衝撃を受けてしまった。
むだ鳴きをする子は、放っておかずに抱き上げたりして気を逸らし鳴き声を抑えないと、むだ鳴きが習慣化するというのだ。大ショックである。
今から軌道修正できるだろうか。とにかくキャーキャー鳴き始めたらすぐに抱っこしたり遊んだりするように心掛けているのだが・・・。
そして遊べるようにキャットタワーを購入。家族には大顰蹙だった。もともと「野良猫なんか」という態度の父はもとより、母も「ゴンよりも優遇して!」などと抗議。
違うよ、ゴンはねぇ、もともとオモチャとか猫クッションとかクールマットとかそういうものにまったく興味示さない子だったんだよ。いい爪とぎ買ったって一度も使わなかったし、オモチャを買ってきても見向きもしなかった。キャットタワーなんか買わなくったってベッドとかテレビとか器用に自分で工夫して遊べる子だったんだよ。ブラシだって何本買ってきても2,3度梳くのがせいいっぱいだったじゃん。
反対にガチャは爪とぎにすぐ反応した。ブラッシングも大好きで、オモチャも嬉々として遊ぶのだ。ついでにストレス・運動不足解消なんて紹介されてるキャットタワーにフラフラと手が伸びないわけがない。
で、買ってしまったのだけど、まぁ思った以上に興味を示してくれた。特に2段目にネズミのオモチャが吊る下がっているんだけど、ものの数時間でぷっつん切ってしまうぐらい夢中で遊んでくれた。
この調子だと有効に活用してくれそうだなぁ。買ってよかった。
キャットタワー導入一日目。
ガチャは明け方キャーキャー喚かなかった。しかし、後で聞くと爪とぎをカリカリカリカリやっていたらしい。さて、夜鳴きは落ち着いてくれるのか。
もう一つ、ガチャの諸々対策で発見したこと。
猫はハッカ油が苦手らしい。直接吹きかけないように注意しつつ、いたずらしちゃダメなところにシュッシュッとやると、どの猫よらず・いたずら防止スプレーよりも効いた。持続性はあんまりないみたいだけど。


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