DIARY
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2005年03月26日(土) ボク、ドラえもん

 
 大山のぶ代の「ドラえもん」が終了した。
 
 私達が物心つく前から大山のぶ代の声で親しまれてきたドラえもん。
 恐らく私達は、大山のぶ代の声のドラえもんであったからこそ
 ドラえもんを愛し、大人になった今もその存在が強烈に心に残っているのだろう。
 しかしよくよく考えてみると、「ドラえもん」の主要登場人物の声をやっている声優は殆ど60代、ジャイアンに至っては70歳だ。
 のび太達は小学生だというのに、これほどまでに違和感なく、おじいさん・おばあさんと呼んでいい年代の声を「小学生」だと信じてきた。
 ドラえもんはロボットなので歳はないが、アニメのキャラという面で考えたら当然、新しくドラえもんの声をやる声優くらいの歳(30代)で当たり前のはずなのに、「ドラえもん=大山のぶ代」だと信じてきた。

 私は考えた。今日のドラえもんを見た後、風呂につかりながら考えた。
 子供の頃から見てきたドラえもんが、何故、大人から子供まで幅広く愛されていたか。ただの「子供が見るアニメ」という枠ではない、「日本が愛するアニメ」になったか。

 大山のぶ代の声が「第二の母親」であったからだろう。
 愛らしい外見でありながら、頼もしく、いつでものび太を助け、見守り、叱り、抱きしめ、傍にいて、共に泣いてくれる。
 それは、のび太にとってのび太のママよりもママのような存在であると同時に
 私達の母親でもあるような錯覚に陥らせていたのだった。

 「ドラえもん」というタイトルではあるが、
 「ドラえもん」の中での本当の主役はのび太である。
 のび太はドジで頭も悪く弱虫で典型的ないじめられっこだ。
 その部分が多くの子供達に共感を持たせる。
 自分に最も近い存在ののび太がドラえもんを独り占めし、見た事もない便利グッズで遊ばせてもらえ、利用し、果ては空間移動などという「子供がやってみたい事」のオンパレードをやってのけるのだ。
 道具はさて置き、「ドラえもんがのび太にとっていつも味方である」という永久不滅の事項は、私達の心に強く印象づけ、無意識下にある「母親に甘えたい」という自我を掘り起こさせるのである。

 私達にとってドラえもんは「母親」なのだ。
 大山のぶ代の声は、その「母親」の要素の一つであるのだ。
 来月からの新しいドラえもんの声は若すぎて、私達には物足りないかもしれない。
 「ドラえもん」は、「子供のためのアニメ」に戻ってしまうだろう。

 今、ロボット開発は目まぐるしく進み、
 きっと本当に23世紀には、いや、私達が生きている間にも現実に「ドラえもん」は誕生するかもしれない。 
 四次元ポケットは無理かもしれないが、ポケットに入っている道具もきっと本物が発明されてゆくだろう。
 そして、現実にドラえもんができた時、「孫のお守り用ロボット」としてではなく、「介護用ロボット」として自分の為に私は買うかもしれない。


 

 そのロボットの声に大山のぶ代が起用されているならば。







 新しい声の「ドラえもん」が、
 子供達が大人になっても愛される事を願います。
 


2005年03月21日(月) 次は何を食べよう

 
 どう!いや、どう!って始まり方もどうかと思うけど。
 ヤンガなんてあれですよ。
 今月初旬にインフルにかかってから体重が3キロ太りました。
 激太りです。半月で3キロって。どうなってんのヤンガの体。
 どうも最近走ると尻がブルンブルンしてるなと思ったら、こういう事ですか。

 そうこう言ってる折、久々に焼肉を食べに行きました。
 もうずっと家で引き篭もってたんで、友達、まだいたんだなって。
 こんなヤンガにも友達ってまだいたんだって。
 一人で食べて、一人で喋り捲って、一人で笑って帰ってきました。
 肉はいいね。
 嫌なことを全て忘れさせてくれる、肉。
 決して、メニューの一番上にあった1800円のカルビを頼むことはなかったけど。

 次はちょっと奮発して1800円の肉を食べてみたいね。
 味オンチなんで多分、良し悪しはわからんけど。

 こうして日記書いてる今もココア飲んでるんですけど。
 で、あれです。行きたいんです、愛知万博。
 こんなにも引き篭もりで旅行嫌いのヤンガがわざわざ「行きたい」と言わしめる愛・地球博。
 マンモスも見たいしさ〜、巨大万華鏡も見たいんだよ〜。
 でも、愛知まで出向くとなると、どうせなら素敵な男性と見に行きたいじゃない?
 あの〜、今、月9のドラマに出てる俳優さんくらいの素敵な男性(ジョーじゃない方)と手を繋いで行きたいじゃない?
 むしろ、あの俳優さんとならその辺の温泉とかでも、ルスツとかでも全然いいんだけど。
 だからヤンガ、発表します!
 万博が終わるまでに素敵な彼を見つけて、愛・地球博に行きます!!
 そして、マンモスの前でプロポーズされます!




 万博って、何月までやってるの?


2005年03月05日(土) 魔の3月


 去年の3月といえば、ヤンガ、「ウイルス性胃腸炎」になりまして
 大パレード(上からも下からも)だったわけでして、
 何となく3月という月に嫌な予感はしておりましたけれども。

 今年もやりました。

 インフルエンザ。

 どうも菌に弱い体質らしくていけませんね。
 先週から急に熱がでて、薬のおかげですぐ下がったんですが、
 数日後、再び再発しました。
 再発当日、出張で札幌に行くはずだったんですが、熱で眠れないわ、うなされるわ、寒気はするわ、まだ朝にならないわでてんやわんやですわ。

 病院に行ってインフルエンザの検査をしてもらったんですが、
 検査結果はマイナス。
 しかし医者が言うには「こんなに高熱で、喉からキてる様子でもないから、これはインフルエンザだ」という事で、
 病名は「インフルエンザ…?」といったところでしょうか。

 まぁ、店の化粧品担当はもう一人いるので、少しの間、もう一人の子に頑張ってもらおうと思っていましたら、他のパートさんからメールがきて
 「○○ちゃんも、風邪で肺炎になって入院したらしいよ!ヤンガちゃんも今は何も考えないでいいから早く治してね!後の事は任せて!」

 ってオイ!
 何も考えないでって、メッチャ気になるわ!
 任せられるか!
 っていうか、ヤンガのインフルだって結構大変なのに、入院されちゃあインフルが影薄くなってるよ!
 ヤンガのインフルだって結構やってくれたよ?
 すごい力持ってんだぜアイツ。
 足震えて、階段下りられないんだぜ?
 ヤンガの大好きなイチゴ、食えないんだぜ?

 オマケにもう一つ。
 これはキいたね。このパンチはキいたよ。
 朝、ゼエゼエいいながら布団でダウンしてたら、店から電話がかかってきて。
 お客からの化粧品に関する事かと思って電話にでましたら、

 パート:「あの〜、何もする事がないんですけど、何したらいいですか〜?」

 これにはビックリしたね。
 アホかと。
 自分で考えろアホと。
 さすがにアホとは言いませんでしたけど、「自分で考えろア」くらいは言っておきました。
 いやホント、びっくりしましたわ。
 こんなアホな人、世の中にいるのかなって。
 世の中これだけの人がいる中でも、こんなにも、40歳すぎてても、子供が3人もいる母親でも、病気で寝込んでる人を気遣えない人って、いるんだなって。

 とにもかくにも魔の3月。
 オレの中の大殺界は3月だ。


ヤンガ