思い出に変わるまで
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二人目の妊娠が判明してはや1ケ月が経とうとしています。
タメの時とは違い、今回は体調も異なる。 つわりがある 出血がある 腹痛がある 体がダルい時がある
タメの時は全てナイナイ尽くしで妊娠前と変わらない体調で過ごす事が出来た。 でも今回は1年半前の流産の経験からまた流れてしまう事を恐れているからなのか、自分でも神経質になってると思う。
今はようやく無くなった出血も10日程続き、流産の兆しじゃないかってビクビクしてた。 キムチの臭いや青魚の焼く臭いがダメで気持ち悪くなったりして食欲が落ちたけど、それも最近落ち着いた。
流産経験のある友達に聞いたら今まであったつわりが無くなるのも危険のサインだとか・・・。 つわりは妊娠が継続されているサインであって、その子曰く、自分の場合つわりが無くなったのが気づいてから次の検診でお腹の子供の心音が止まっているのが分かったらしい。 一番確実なのは基礎体温を毎日測り、高温期が続いているようなら大丈夫なんだって。
そんな話聞いたら余計に不安になってしまった・・・。
ダメだな、前回の流産がトラウマになってる。 今回は無事に産んであげたい。 ううん、産むんだ。
自分を大丈夫だと励ましながらも腹痛があればドキドキしたり、ダルくなったらすぐ休んだり。 そんな生活が数日続いております。
病院へ行けばすぐ分かる事なんですけどね・・・。 気持ち的に怖いんですよ。 次出血したら行こう。 次腹痛があったら行こう。
そんな事思いながらズルズル・・・。
もっと、デーンと構えられたらな・・・。
頑張れ私。 頑張れ赤ちゃん。
先週の水曜日 大好きな祖母が95歳で亡くなった。
検査の為、行った病院先でいきなり心不全になり、あっと言う間の最期だったらしい。 年齢も年齢でなので、障害を負った母を連れての帰省が簡単に出来ない為、昨年の11月に長野へ行き、おばあちゃんに会ったのが最後。 母も久しぶりに会うおばあちゃんとゆっくりじっくり過ごせて満足した度の三ヶ月後に本当の最後になるとは・・・。
やさしくて、いつも手を合わせ感謝の心を忘れないおばあちゃんの姿は私が子供の頃から変わりなく、大好きな存在でした。
母は9人姉妹の下から三番目。 孫の代まで式に参列すると恐ろしい程の人数になるので喪主の長男から孫の代の出席は辞退してくれと言われていた。
だけど、せめて最後に顔が見たくて、姉と相談し、通夜、式には参列せずに顔見てすぐに母の実家を後にする事を決め、金曜の夜中に出発した。
式に参列したい気持ちは山々だったんだけど、先に長野入りした親戚が孫を連れてきた事によってモメたと言う事を事前に聞いてたので仕方が無かった。 みんなに愛されたバァちゃんだもん。 みんな会いたいんだよね。 だから、むこうの家に迷惑がかからないようにすぐ顔を見て帰るのが一番いいと思ってさ。
結果、一部の親戚の人にしか会わなかったけど、眠るような安らかな顔のおばあちゃんに会えて、仏間に居た母の弟からも何一つ文句言われる事も無く、最期の様子を聞け、遠いトコよく来てくれた。って涙ながらに礼まで言われてこちらまでウルウルでした。 だってね、おじさんの子供もすごいおばあちゃんっ子で本心言えばおじさんだって子供を連れて来たかったはずなんだよね。
どこもかしこも冠婚葬祭、特に葬祭には細かなモメ事が出てくるもの。 仕方ないと思いながらも故人を偲びながら心を込めて送りたいと思うのが本心ではないのでしょうか?
でもね、行って良かったと思います。
岐路は温泉入って、街を少しブラブラして、午後には高速に乗りました。 トンネルを越える度に雪が深くなり、行き4時間かかった道のりが帰りは7時間。 チェーン規制、通行止め、交通渋滞のオンパレード。 ずっと運転手を勤めてくれたさとしクンには本当頭が下がりました。
ありがとう。 本当にありがとうね。
そしておばあちゃん。 長生きしてくれてありがとう。 たくさんの愛情を与えてくれてありがとう。 沢山の思い出の中でいつも笑顔を絶やさないでいてくれたおばあちゃん。 本当に大好きでした。
安らかに天国のおじいちゃんと過ごしてね。 そして優しく見守っててください。
先日の出血があってから二日間は出血が止まりましたが再び三日目から出血。 即、産婦人科に行って診察をしてきました。 先生曰く、子宮内の胎児には異常は無く、びらん(ただれ)があるからそこからの出血かもしれない。 そう神経質にならないでも大丈夫だよ。と言われ薬を処方してもらいました。 それでもうっすらピンクかかった出血は止まらず、この週末には大阪へ。
さとしクンのお父さんの古希の祝いとお母さんの誕生日祝いを兼ねての大阪。妊娠の報告をするべきか・・・また流れてしまったらどうしよう。 迷いましたが、祝いの席でもうヒトツの祝いを言ってしまえば子供も持ちこたえてくれるんじゃないか。って思って公表。 出血をしている事も伝えました。 喜んでくれましたが、体を大事にする事だけ念を押されました。
その夜、いきなり、突然つわりらしきものが発生。
焼き魚の臭いでおぇぇぇっ。 ごはんも進まなくて、目の焦点もぼんやりしてきたり。 背筋もゾクゾク。 どうも風邪も併発したらしく体調は絶不調。
ほとんど寝てすごしました。
大阪を離れる時もさとしクンが買ったコーヒーの臭いでおえっ! 胃がムカムカする状態をキープしたまま帰宅。 その頃には出血は止まっていたけどいきなりの体調変化にとまどうばかりでした。
タメの時にはつわりも無かったし、全く体調の変化も無かった。
やっぱりその子、その子によって違うんだな。
このままお腹の中でスクスク育ってくれますように・・・。
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