〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

MAIL。 ほーむ。 雑談BBS。受験ネタBBS。伯耕ぷろふぃーる。


きのう いちらん
2007年03月31日(土)    出かけよう 口笛を吹いて

お久しぶりの管理人の伯耕@P病院医局です。どうもこんばんは。

というわけで3月27日分からアップしました。



ありがとう関西(※3月27日分日記:別窓)



いよいよ最終回になりました。

最後まで非モテ系って、本当に切ないですよね!





・・・





で(泣)(←※涙ながらに)





さてさて、月曜からの勤務に備えて今日もいろいろ準備の日です。

そしてひたすらに書き続けてきたこの日記も今日が最終回、

日記をエンピツに移動した2001年12月1日から実に1947日間

毎日更新で来ただけに、なかなか感慨深い気分です。






↑エンピツ投票ボタン。押すと続きが読めるよ。(投票結果)





・・・





結局自虐ネタでしたぁ。(←※宿命)





最終回の日記を書くのも感慨深いなあと思いつつ、

今までに書いてきた内容を振り返ってみたところ、

あれ、彼女関係のネタがひとつもなかったんですが?





・・・





で(泣)(←※ああ無常)





というわけで今日はぐっすりと寝て正午起床。

新たなblogは4月1日更新分に告知しようと突然思い立ちつつ、

今日も元気に独り寂しくボソボソとサトウのご飯を食って、

胃袋にしっかりと本日のエネルギー充填完了、

しかし長官、まだ伯耕の心がカラッポです!誰か彼女を・・・





■伯耕が最後まで自虐しています。しばらくお待ちください。





・・・





で(泣)(←※アチャー)





というわけで昼の自虐タイムも終わったところで活動開始。

シャワー浴びて着替えて外出の準備を整えたところで、

どうせモテないけどこの街の探検に出かけることにしました。

我が愛用マウンテンに乗り込み、曇天の中、探検スタート。

まずは市内を走る街道を南へと向かってみました。





・・・





いやー、探検って、本当に楽しいですよね!





嵐のような風雨の中で。(←※天候急変)





うあー、ビニール傘が壊れかかっとる。。。

かなりの風ですがここまで来たら後には引けぬと南へ南へ走ります。

国道と合流したあたりで中規模のショッピングセンターを発見、

入ってみるも品揃えがイマイチ微妙なことにげんなりしつつ、

これ以上の南下は諦めて、もと来た方向へと自転車を向けて戻る方向に。





途中、国道との合流付近でちょっと裏道へ。

線路を渡れば、山沿いの水田を縫うように小道が続いています。

まだ風は強いものの雨はおさまって一安心、

自転車を走らせるたびに新たに現れる新しい世界、





・・・





子供の頃に街中を探検した新鮮な驚きを思い出しました。




知らないことが おいでおいでしてる

出かけよう 口笛吹いてさ





ふと口ずさむ「たんけんぼくのまち」の主題歌。

チョーさんが毎回模造紙に描き上げる地図に憧れた少年時代、

ところで恋愛は俺においでおいですらしてくれないんですが、

いったいもう、どうしたらいいんですかね。ぷんぷん。





・・・





で(泣)(←※もう散々)





相変わらず暴走しながら田園地帯を抜けて国道に合流。

国道沿いにまた新たなショッピングセンターを発見し、

夕食用の食材やらなにやらをお買い上げし、





ロッテリアにて独り寂しくボソボソと昼飯を食い、(←※やっぱり独り)





荷物も増えてきたのでいったん寮へと帰宅したのでした。

しばし荷物を片付けたところで再び寮を出発。

さっきは南だったので、今度はへと向かってみることにしました。

自分の知る限り最北だった某スーパーを越えてさらに北へ進めば、





ん、向こうに何か看板が見えてきたぞ??





その方向へと自転車を進めてみれば、





大型複合ショッピングモール発見!!!(←※感動)





うおーーー、ついに見つけた、これですよ、これ。

中に入ってみれば、京都で今まで買っていたものは大概手に入る感じ。

道を挟んで隣に大型ドラッグストアもあるし、

これで今まで使っていた頭皮ケアシャンプーも買えますよね。

なんか切ない努力を暴露したようでキャー。





・・・





で(泣)(←※自爆)





禿げる前に絶対嫁さんを見つけると固く決意しつつ、

併設されている書店にてP市の地図を購入し、

買い物も終われば暴風雨の中を頑張って寮まで戻ったのでありました。

うあー。コートやらズボンやらが濡れ濡れ。





濡れた衣類を乾かしたところでそろそろお腹も空いたので、





自宅にて、独り寂しくボソボソとチゲ鍋を食い、(←※独り鍋)






・・・





だだっ広い部屋にキムチ臭と孤独臭が定着してきた頃に夕飯も終了。

洗い物を済ませたところで相変わらずネット環境が無いにつき、

ピアノに向かって久石譲の曲をいろいろと弾きつつ、

人生最後かもしれない手持ち無沙汰な夜の時間を過ごしていたのでした。





・・・





風呂から上がり、月曜からの予定を考えていたところ、





ふと当たり前のことが突然頭にのしかかってきました。





・・・





・・・





国家試験にも合格したし、





俺は、もう、医者なんだ。。。





正確には厚生労働省の医籍に登録されて初めて医師なのですが、

その申請はもう昨日出してきて後は登録手続き待ちのみ。

否応がなしに月曜からは医師としての勤務がスタートします。





・・・





いいのか、こんなんで。





こんな俺が医者でいいのかな。。。





・・・





自分がすでに医師であるこの不思議な感触。





そしておそらくはまだその実感が全く無いことから来る





不安。





本当に楽しかった学生時代、誰よりも楽しんだ大学時代、

しかし時の流れは容赦なく俺をそんな学生時代から押し出し、

社会人、そして医師という新たなフィールドへと送り込もうとしています。

大学時代に関西で築き上げた多くの人々との繋がりを離れて、

たった独りでこの地に飛び込んで、

月曜からはいよいよ医師としての生活が始まります。

俺の人生史に残る変化を今まさに通り過ぎながら、

まだ実感できぬ未来への不安に慄く俺に、





いつしか再びあの歌が響いてきました。





・・・





知らないことが おいでおいでしてる

出かけよう 口笛吹いてさ






自分の目の前に広がるまだ見ぬ未知の世界。

楽しかった学生時代から抜け出すのは確かに不安ですが、

新しいまだ見ぬ世界が俺を呼び寄せている、そんな気がしました。

常にポジティブに、新しい世界で自分のベストを尽くしてみよう、

不安が無いといったらそれは嘘になる、

でもその場になったらきっと乗り切っていけるはず。

常に視線を前に向けて、口笛吹きながら、

まだ見ぬ新たな世界を楽しんで迎えよう、






そんな日々を積み重ねればいつしか、





いつしか自分が医者であることを実感できる日が来るはず。

それが何年後、何十年後になるかはまだわかりませんが、

そんな日が来るまで、伯耕は相変わらず過剰に走り続けようと思います。






・・・





・・・





・・・





個人HPの流行と共に何気なく始めた我が日記でしたが、

気がつけば読者の皆様方が増え、

反応をくださるのが本当に楽しみになり、

我が持てる日本語リズムを練りに練り、

毎日更新を原則に気がつけばもう5年と4ヶ月、

アクセス増加対策やらアフィリやらも何もない、

芸能ネタでも時事ネタでも恋愛ネタでもない(←※ここ重要)

ただ単に日常生活をそのまま綴っただけの文章一本の日記にもかかわらず、

大学生ブログランキングでは1位も経験、

エンピツランキングでも常にトップ10、

時にはトップ5に入るサイトへと成長し、

アクセスも100万ヒット近くまで到達することができました。

この日記をここまで成長させることができたことは、

いやもうほんとに読者のみなさま方のおかげです。

この日記を読んで頂いた全てに読者の皆様方に心より感謝、感謝。

日記の執筆は我が大学生活の中でも大きな思い出となり、

大学の中でも伯耕といったら「日記を書いてる人」となりました。

正確に言えば「痛い日記を書いてる人」となりました。(←※アチャー)

まさに俺のアイデンティティーのひとつだったこの日記、

そして日記を通じて知り合うことができた多くの方々との絆は

俺の人生でも本当に大きな宝物です。

日記を書き始めてから5年4ヶ月を経て

非モテ系「ダメダメ医学生」もついに「医師」に昇格、

これから「ダメダメ医師」にはならないよう、

常に自身の職業に対するプロ意識を忘れずに、

出会った人々に幸せを与えられるような、

そんな素敵な医師目指してまあボチボチ頑張っていこうと思います。





それでは5年と4ヶ月、





・・・





・・・(←※名残惜しみながら)





本当にご愛読ありがとうございました!





またいつか、出会える日を心待ちにしつつ、





ゲロゲロー。





・・・





じゃなくて、(←※大間違い)





またいつの日か、新たな場所でお会いしましょう。

新しいblogをどこで始めようか模索しつつ、





季節は春、満開に新たなる旅立ちを感じながら、





平成19年3月31日 「ダメダメ医学生の京風日記」完。





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2007年03月30日(金)    非モテ系P市民誕生



さてさて、無事に医師国家試験にも合格し、

午前10時過ぎにP市の病院前にある独身寮にてお目覚め。

月曜日の勤務開始前の最後の平日ということで、

今日はお役所関係の手続きを済ませてこなければなりません。

ベッドからもぞもぞと起きだしたところで、





独り寂しくボソボソとサトウのご飯と目玉焼きの朝飯。(←※やっぱり)





社会人になったら朝食を作ってくれる彼女もできますかね!?





という渇いた叫びが部屋にこだまする・・・





・・・





で(泣)(←※前途多難)





相変わらず自虐したところでシャワー浴びて着替えて自宅を出発。

曇天を気にしながらまずはP市役所へと向かい、

相変わらず人間スゴロク30分の後、転入手続き完了。

これにてP市民やなーと感慨深く思いつつも、

京都とは一線を隔したゴミの詳細な分別にビビリつつ、

降り出した小雨の中市役所を出発し、次に向かうのは保健所です。





えーっと、保健所はこのあたりだったはず。。。





周辺をウロウロしながらふと頭上の看板を見てみれば、





■R総合庁舎 0.5km →





お、ここやここや。

えーっと、右方向に0.5kmって言うとこっちの道やな。

横断歩道を渡って、その道に入れば、





もんのすごい登り坂。





保健所を含むR総合庁舎は小高い山の上。

庁舎までは山を一気に駆け上るもんのすごい坂道が続きます。

絶対に自転車で来ることを想定されてない立地を恨みつつ、

早く自分の車が欲しいなーと思いつつ、

ひいこらひいこら坂を駆け上がり、ようやく総合庁舎に到着です。





自転車を駐め、庁舎に入ったところで、





・・・





書類に切手張るの忘れた。。。。(←※大バカ)





とりあえず受付の方に聞いてみました。




俺「すいません、この庁舎内で切手って売ってますか?」


受「切手を売っている場所はございませんね。。。」


俺「そうですか。」


受「麓のサークルKなら置いてあると思いますよ。」


俺「麓ですね。。。」


受「はい。」






というわけで、





・・・





自転車で坂道を駆け下りるって、





本当に気持ちがいいですね!(←※涙ながらに)





そして麓のサークルKで切手をゲットし、

再び自転車であのもんのすごい登り坂を登ります。。。

坂道登りって有酸素運動で健康にもいいんですよ!

2回も坂を登って健康に気を使う伯耕、もうモテモテですね!





・・・





で(泣)(←※自業自得)





ぜいぜい息を切らせながら再びR総合庁舎に到着。

受付で場所を聞いて、2階にあるという保健所へと向かいました。

総務課にて医師免許の申請に来たことを伝えると係の方が登場。

提出書類を確認してもらったところで書類を受理していただき、

これにてお役所関係の手続きは全て終了です。





はー、ようやく手続きが終わった。。。





煩雑な手続きもようやく一段落ということで、






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・・・





あれ、涙の味が。(←※むしろ罰ゲーム)





お腹も満たしたところで再び小雨の中、自転車でお店を出発。

100円均一が併設されたスーパーにていろいろと買い物し、

さらに買い忘れた物を寮の近くのスーパーにてお買い上げ。

大荷物を抱えていったん寮に戻り、





独り寂しく買った物を片付けたところで、(←※独り言ブツブツ)





買い忘れた物を買うべく再び寮を出発。

さっき訪れたショッピングセンターで買い物を済ませ、

さらに市役所のネットコーナーにて周辺情報を検索し、

酒屋に立ち寄って名産の日本酒を3種類ほど購入したところで、

再び寮へと戻ってきたのでした。





帰宅後、そろそろ夕飯の時間につき、





独り寂しくボソボソと自作卵入りチャーハンを食い、(←※得意料理)





ネット環境未整備につき特にやることも無いので、

しょうがないのでものっすごい本気で電車でGo!をプレイし、

大阪環状線のプロになりかかったところでそろそろ深夜。

風呂入って独り酒してベッドに入ったのでありました。




さあ、いよいよ明日は最終回、今日はここまでです。



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2007年03月29日(木)    ドタバタ医師国家試験合格発表



さてさて、いよいよこの日がやってきました。

本日午後2時、ついに医師国家試験・合格発表です。

すでに試験から1ヶ月以上が経過し、

その後の旅行に引越しに手続きにとめまぐるしい予定をこなした今、

ふと振り返ってみればあの戦いがはるか昔の出来事のように思われます。

泣いても笑っても人生が決まる一日、さあどうなる、俺。





というわけで本日は午前11時起き。

意外とふつーなテンションのまま、





独り寂しくボソボソとトースト5枚の朝飯。(←※基本)





とりあえず午後2時までは何も動けないので、

PCを立ち上げて2ちゃんねるの医歯薬看護板を徘徊しつつ、

時間が過ぎるのを待つことに。





時刻は午後1時、ついに1時間を切りました。





やべぇ、ドキドキしてきた。。。。





そんな絶妙のタイミングを突いて携帯が反応、

友人からのメールのようです。





今日いよいよ発表やね。ドキドキ☆





・・・





やべぇ、さらにドキドキしてきた。。。(←※相乗効果)





相変わらず所在無いままにネット世界を徘徊していたところ、






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・・・





やべぇ、ドキドキ・・・(←※大間違い)





合格発表は午後2時きっかりに厚生労働省のサイトにupされる予定。

そのサイトを開いたまま、2chの合格発表スレも確認しつつ、

時刻はもう午後1時50分、いよいよカウントダウンです。





午後1時55分





57分





58分





59分





・・・





午後2時。(←※キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!)





厚生省サイトをF5キー連打で更新、更新、更新!

7回くらい更新してみたところ、

突如新着ページに新たなリンクが登場しました。





医師国家試験合格者発表(速報)について





・・・





キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





気持ちを無にしたままクリック。





・・・





・・・





ページにエラーが発生しました。





おいっ。(←※ページ大混雑)





なんどクリックしてもアクセスが集中しているためか閲覧不能。

とりあえずしばらく待つべかと思って、

2ちゃんねるの合格発表スレをのぞいてみたところ、





・・・





合格者番号up始まってるー!!!





さすが2ちゃんねる、仕事が速いぜと思いながら、

スレッドの更新を見ていたところ、





次は大阪府うpします。





・・・





キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





ずらりと並んだ大阪会場の合格者番号。





あるのか、俺の番号はあるのか?????





並んだ番号を下へ、下へと見ていけば、





・・・





・・・





あった。。。(←※半信半疑)





・・・





ちょっと待て、まだこれは2ちゃんねる情報。

本当にこれが信用できるかどうかは厚生省サイトを見るまでわかりません。

そうこうしているうちにおかんが仕事から帰ってきました。




母「あんた、どうなのよ。」


俺「厚生労働省サイトにつながらねー。」


母「つながらない??」


俺「何回更新してもエラーが出んねん。」


母「どう、見せて。」


俺「ほら、ここに合格者速報のリンクがあるっしょ。」


母「うん。」


俺「これをクリックしてもエラーが・・・」






・・・





つながった。。。





母「つながったじゃん。」


俺「うお、初めてつながった。。。」


母「見てみてよ。」


俺「えーっと、大阪府、そして受験番号1000番までで・・・」


母「何番?」


俺「●●●番」


母「もっと下のほうでしょ。」


俺「えーっと、さらに下に下に・・・」


母「そのへんだね。」


俺「えーっと・・・・」


母「あった!!!!」


俺「あった!!!!」








勝利。(←※ガッツポーズ)






のしかかっていた肩の荷が一気に取れていくこの安堵感。

受験票をP市の寮に置いてきてしまったため、

本当に自分の番号がこれで正しいのか一抹の不安を感じつつも、

1ヶ月以上に渡る微妙な不安の日々もようやくこれにて終了です。

ようやく正式に目の前に開いた医師への扉、

そんな感慨に浸っていたいところですが、





今からやること多すぎじゃ。(←※大忙し)





現在午後2時半、午後6時過ぎの新幹線に乗るまでに、

やることをやってしまわなければなりません。

すぐに自宅を自転車で出発し、まずは昨日検診を受けた病院へ。

健康診断書を無事にゲットし、





肝機能数値が正常域だったことに安堵し、





これからも酒が飲めるぞとウキウキしたところで(←※大間違い)





病院を出発し、次に向かうは郵便局、

医師免許申請用の収入印紙60,000円分をお買い上げです。

絶対にぼったくられてると内心ブーブー思いつつ、

さらに自転車でJoshinへと向かい、目覚まし時計を1つお買い上げ。

これでやることは全部だなと確認しながら、

自宅へと向かっていたところ、ポケットの携帯電話が反応しました。




俺「もしもし。」


事「もしもし、こちらP病院の研修担当のTと申しますが。」


俺「あ、ご無沙汰しております。」


事「どうでしたっ!!?」


俺「あ、合格したっぽいです。」


事「あーーー、よかったーー(笑)。」


俺「月曜日からお世話になります。」


事「はい、お待ちしております(笑)。」


俺「よろしくお願いいたします。」


事「期待しています(笑)。合格おめでとうございました。」


俺「ありがとうございますー。」





こちらから報告させて頂く予定でしたが、

病院の方からわざわざ電話を頂き、病院への報告もこれで完了。

そのまま自宅に戻り、友人と電話タイムです。




俺「おーっす。」


竹「おお。」


俺「あ、とりあえずお互いにおめでとうございます(笑)。」


竹「ああ、おめでとう(笑)。」


俺「とりあえず俺らの周りは合格してたな。」


竹「そうやね。ツナマヨもタコも合格やったな。」


俺「まあとりあえずよかった。」


竹「だな(笑)。」


俺「そういや合格証書っていつ届くんやったっけ?」


竹「今日発送じゃなかった?」


俺「ってことは届くにはもう数日掛かるってことやね。」


竹「やね。」


俺「医師免許申請は済ませた?」


竹「さっき保健所に行って済ませてきたよ。」


俺「仕事はやっ(笑)。」





とりあえずみんな合格ってるといいなーと願いつつ、

気がつけば時刻はもう午後5時過ぎ。

すぐにP市に向けて出発しなけりゃなりません。

荷物をまとめておかんの車に乗って実家を出発。

次に帰ってくるのはいつになることやらと思いながら、

途中で父親の墓参りを済ませていざ最寄り駅へ。

駅にて車を降り、荷物を引っ張って改札へと向かったのでした。





・・・





午後10時過ぎ、ようやくP市に到着。(←※お疲れ)





相変わらず遠いぜよと思いつつ、

荷物をガラガラと引っぱって病院の寮へ。

受験票を取り出して自分の番号に間違いないことを確認し、

一息ついたところで寮を出発、





駅前のラーメン屋で独り寂しくズルズルと麺を食い、(←※相変わらず)





酒を買って寮まで戻り、風呂入って着替えて、

だだっ広い部屋で合格祝賀独り酒に昂じていたのでありました。

久々にへべれけに酔っぱらいつつ、今日はここまでです。



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2007年03月28日(水)    進んで戻って人間スゴロク



さてさて、関西を去っていったん静岡の実家に戻ってきました。

今日からは勤務開始に向けてバタバタ日程です。

ゆっくりと寝て今日は午前9時起床、

いつもなら朝飯を食うところですが、

今日は朝食抜きのままシャワー浴びて着替えて自宅を出発です。





自転車で走ることしばし、到着したのは近くの某総合病院




俺「すいませーん。」


受「はい。」


俺「健康診断の診断書を書いていただきたいのですが。」


受「了解しました。所定の用紙などはございますか?」


俺「はい、この2通です。」


受「わかりました。ではそちらでおまちください。」





医師免許申請用と勤務先の病院用に2通、

健康診断書を提出しなけりゃなりません。

微妙に肝機能検査の数値がどうってるのかハラハラしつつ、

「検診」と書かれたバッジを身に付けて検診スタートです。





検尿、心電図、血液生化学検査、胸部X線、

身長&体重測定、視力検査、聴力検査と7つの検査をこなし、

最後はお医者さんによる問診タイム。




俺「お願いします。」


医「はい、今日は検診ということでしたね。」


俺「そうです。」


医「ざっと検査を見せてもらったんですが」


俺「はい。」


医「心電図がちょっとですね。」


俺「はあ。」






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・・・





なにその衝撃発言。(←※一大事)





そういや検査部のポリクリでも同じこと言われたことを思い出しつつ、

まあこの程度なら心配はない異常でしょうとのお言葉を頂き、

問診も終えたところで本日の検診は終了。

診断書は血液検査の結果が出た明日頂くということで、

そのまま病院を後にしたのでした。





さーてと、朝食抜きでなかなかお腹も空いたので、





ラーメンだぁ。(←※相変わらず)





本日訪問したのは地元ではなかなか有名な●●●●亭

各種野菜の旨みが凝集したスープがこれまた旨いわけですが、

このお店の注目ポイントはスープにを入れること。

本来スープに酢を入れるのはラーメン的には邪道に近いはずが、

ここのスープは酢を入れるとあら不思議、

全く違った旨みをもったラーメンに大変化です。

京都とは全く違うラーメンを新鮮に感じつつ、

お腹を満たしてお店を後にしたのでした。





さーてと、お腹もいっぱいになったところで、





どうせモテないけど市役所にでも行くか。。。(←※関係ない)





というわけで自転車で走ること30分、Z市役所に到着。

本日ゲットしなきゃいけないものは、

戸籍抄本、登記されていないことの証明、転出証明なわけですが、

なにがなんだかよくわからないのでとりあえず受付へ。




俺「すいませーん。」


受「はい。」


俺「これこれこういうものが欲しいんですが。」


受「はい。ではまず総合窓口へとどうぞ。」





とういわけで総合窓口へ。




俺「すいませーん。」


受「はい。」


俺「これこれこういうものが欲しいんですけど。」


受「ではこの申請書を書いてください。」


俺「えーっと、はい、書きました。」


受「はい、ではお受け取りします。」


俺「はい。」


受「次は2番窓口へとどうぞ。」





言われるがままにテクテクと歩いて離れたところにある2番窓口へ。




俺「すいませーん。」


受「はい。」


俺「これこれこの証明をいただきたいんですが。」


受「はい、ではお受け取りいたします。」


俺「お願いいたします。」


受「では総合窓口へ向かってください。。」


俺「はあ。」


受「そこでお名前をお呼びします。」






・・・





なんか俺、スゴロクのコマやな。。。。(←※スタートへ戻る)





市役所の窓口をあっちこっち動き回る非モテ系。

お役所は人間がコマとなった巨大なスゴロクやなーと思いつつ、

なんか星新一の小説にもそんな話があったなーと思い出しながら、

ところで「彼女を作る」とかいうマスはないんですかね?

てかむしろゴールイン希望なんですが何か?





・・・





・・・





で(泣)(←※スタートすらできず)





数分後、無事に必要な書類を全てゲットして市役所を退出。

婚姻届の提出はいったいいつになることやらと凹みつつ、

自転車で市役所を出発したのでした。





ちょっと思うことがあって旧市街の方向へ。





くたびれた商店街を抜けて小道へ入れば、

次第に木造の古びた家々が目立つようになってきます。

道端の広場に無造作に放置された古い浮きや網、

澱むようにゆっくりと流れる川、

次第に吹きそよぐ春風に潮の香りが混じってきました。

目の前に堤防が見えれば、はもうすぐそこです。





到着したのは、小学生の夏によく通った海辺のプール。





あの頃はここまで自転車で来るのが大冒険でした。





ごく狭い世界に生きる子供にとって、

自分の周りに広がる広大な未知の世界を探検することには

常に新鮮な驚きと感動が伴っていたように思います。

何も考えずに世界を探検することだけを考え、

常に前を前を向いていた少年時代、

いつしか年月を経て、あの時に未知だった世界が既知のものとなって、

子供の頃とは比べ物にならないくらい大きな世界に生きるようになり、

今まで外へと向いてきた意識がふと内に向いた瞬間、

自分の歩んできた軌跡を思い出という形で振り返ったその時に、

気がつけば大人になっていたような気がします。

あの時に冒険だったこの道、今は記憶の中を眺めるこの道、

知らないうちに外から内へと切り替わっていた、

そんな不思議なセピア色の感触を反芻しながら、

再び潮風の中を自転車に乗って走り出したのでした。





まあ、





恋愛の世界観はいっこうに広がりませんけどね!





・・・





で(泣)(←※お約束)





その後、父親のお墓参りを済ませて、

ドラッグストアやら何やらに立ち寄って帰宅、

帰宅したらPCを立ち上げて、2日分の日記の執筆作業に取り掛かりました。

明日の発表を前に微妙にドキドキしながら、今日はここまでです。




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2007年03月27日(火)    ありがとう関西


さてさて、昨日で京都大学も無事卒業し、

昨日一日で本当にたくさんの人としばしお別れをする中で、

彼女がいない寂しさを痛烈に思い知った伯耕です。どうもこんばんは。

締め切り間近ですがまだまだ彼女募集中ですよ!





・・・





で(泣)(←※しかし賞味期限切れ)





というわけで大阪のアパホテル御堂筋本町駅前です。

午前9時に起床し、シャワー浴びたら階下のレストランへ向かい、





大阪の街を眺めながら独り寂しくボソボソと朝飯。(←※やっぱり)





目に映る見慣れた関西の風景を心に焼き付けつつ、

部屋に戻って準備を整えて、午前10時過ぎにチェックアウト。

結構な荷物を抱えてホテルを出発しました。





本町3交差点角のスタバにてしばし待っていたところ、




俺「おお、お久しぶり。」


S「お久しぶりですー。」


俺「てか、本当に久しぶりやね。もう1年以上かな。」


S「そうですねー(笑)。」





登場したのは話せば長くなる事情で知り合ったSさん。

一昨年の夏、一緒に淀川花火大会に行ったのもいい思い出です。

スタバに入り、いろいろとおしゃべりしておりました。




S「それにしてもすごい荷物ですね。。。」


俺「卒業式でまさかこれほど荷物が増えるとは思わんかったわ。」


S「重そうですね。。。」


俺「んー、まあまだ大丈夫かな。」


S「あ、そうだ、今日は返す物があるんですよ。」


俺「返す物??」


S「はい、これです。」







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・・・











というわけでさらに俺の荷物の重量が増したところで、

Sさんからチョコレートとお土産なんかも頂いちゃったりして、

いろいろと舞い上がりつつおしゃべりに昂じていたのでした。




俺「ん、もう正午前かぁ。」


S「みたいですね。」


俺「このあとってヒマ?」


S「ですけど?」


俺「どうせなら昼飯でも食わね?」


S「あ、いいですよ。」


俺「関西最後の食事やわ(笑)。」





というわけでSさんと共にやってきたのは梅田。

阪急33番街へと向かい、エレベーターを登ってビルの33階へ。

眼下に広がる広大な大阪の風景を見下ろしながら、

某和食レストランにて昼飯タイムであります。

それにしても窓の外に広がる大都会・大阪の風景は素晴らしい限り。




S「あ、貨物列車が走ってますよ。」


俺「あー、貨物駅やね。」


S「ところで貨物列車が走ってるのを見ると」


俺「ん?」


S「コンテナの数を数えたりしません(笑)?」


俺「しねーよ(笑)。」


S「えー(笑)。」


俺「むしろ俺は貨車の数を数える派やなー(笑)。」


S「それは数えませんよ(笑)。」


俺「ひたすら続くコンテナ車の中に」


S「ええ。」


俺「ひとつだけタンク車が混じってると興奮しない?」


S「しません。」






・・・





断言されたよー。(←※ドン引き)





というわけでSさんといろいろおしゃべりし、

気がつけば時刻はもう午後2時前。

お店を出てエレベーターで地上へと降りて地下鉄ホームへと向かいます。

御堂筋線・梅田駅にてSさんとはお別れ、

発車する電車、ホームのSさんに手を振りつつ、

列車は新大阪駅へと向けて走り出したのでした。





・・・





ほどなく列車は新大阪に到着。

新幹線乗り場へと向かい、学割で切符を購入、

静岡停車のひかりは1時間後かつ指定は満席とのことなので、

のぞみとこだまを乗り継いで静岡へと向かうことに。

ちょうど新大阪発ののぞみがあったので、その自由席へと乗り込みました。





数分後、のぞみ号はJR新大阪駅を出発し、15分後には京都駅到着、

短い停車時間の後、京都を発車しました。





京都駅ビル、京都タワー、河原町通り、鴨川、東山、





・・・





学生時代7年間ここに住んで見慣れた風景ですが、





もう俺の拠点はここにはありません。





かつて大学入試に失敗し、

失意のまま受験地の京都を去るとき、

新幹線の窓に映る東山の楼塔を見ながら、

絶対に俺はまたここに戻ってくる、そしてこの街に住む、

そう決意したことを思い出しました。

1年後にその夢を実現て京都に移り住み、

京都、大阪で多くの人と出会い、数々の思い出を作り、

気がつけば8年の年月が経ちました。

新しいチャレンジの場所を見つけ、

積極的な意味で京都を去る今日のこの日、

不思議にも8年前の自分と今の自分がオーバーラップしています。

いつかまたここに戻って来たい、この街に住みたい、

8年ぶりにそう感じつつ、視線を窓から前に戻しました。

列車は東山トンネルに突入、静岡まではあと2時間です。





・・・





・・・





2時間半後、ようやく地元の駅に到着。

久々に駅南に降りてみたらその寂れっぷりにビビリつつ、

とりあえず1時間に1本の路線バスにて実家付近へと戻ることに。





ってか、午後6時台のバスなのに、





乗客2人しかいねー。(←※過疎路線)





挙句の果てには、





この路線は3月31日をもちまして全線廃止となります。

利用者の皆様方には大変ご迷惑をおかけしますが・・・






・・・





ほら、女性の皆様早く!伯耕も早くしないと全線廃止だよ!





・・・





で(泣)(←※乗客ゼロ)





ってなことをガラガラのバスの中で考えつつ、

唯一の同乗者と共に最寄のバス停にて下車、

誰一人乗客のいないバスを見送りつつ、実家まで歩いて帰ったのでした。





さーてと、明日もいろいろ忙し目、今日はここまでです。



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2007年03月26日(月)    旅立ちの数だけの別れ・・・京大卒業

■■速報(3月29日)■■



第101回・医師国家試験





・・・





・・・





・・・





合格だぁ。(←※超安堵)





あーーーー、もう肩の荷落ちまくりんぐ。

なお、住居の移動とネット環境の手配の関係で、

3月27日から最終回31日までの日記のupは4月以降になる予定です。

最後までよろしくお付き合い頂ければ幸いです。

また、現在まだ全くもって未定ではありますが、

新たなBlog等を始めた場合は当サイトにて告知を行う予定ですので、

暇な折にでもまたのぞいて頂ければ幸いです。






ここからが3月26日の日記、というわけで今日はこんなのを。


何でモテないんだ(※別窓)


コメント欄も楽しんだ伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、ついにこの日がやってきました。

今日は京都大学・学部卒業式

7年間在籍したこの大学、そして8年間の大学生活最後の日です。

午前7時に起きて窓を開けてみれば門出の空は青く晴れ上がり、

すでに動き出した大阪の街には人が行きかっています。

今日は忙しくなりそうやなーと思いつつ、

顔を洗ってスッキリしたところで、本日の活動スタートです。





階下のレストランにて独り寂しくボソボソと朝飯を食い、(←※やっぱり)





部屋に戻ってスーツに着替えてアパホテル御堂筋前本町を出発。

大阪のオフィス街をスーツに身を包んで歩く伯耕、

惚れるんだったら今のうちですよ!てかお願いだから惚れて。





・・・





で(泣)(←※しかしin vain)





御堂筋線・本町駅から地下鉄で一駅の淀屋橋駅にて列車を乗り換え、

京阪K特急にて向かうは京都・出町柳。

浅田次郎の「壬生義士伝」を読みつつ、

慣れ親しんだ京阪特急に揺られること50分、列車は出町柳に到着しました。

駅を出てみれば同じくスーツ姿の男子学生、

そしてキレイな着物に身を包んだ女子学生の姿がチラホラと。

なかなか卒業式の実感が高まってきたところで、

テクテクと歩いて会場である京大体育館へと向かいます。





午前9時45分、京大体育館に到着。





てか、





大混雑!!!(←※押しくら饅頭)





体育館入り口の広場は卒業生やら父母やら後輩やらで大混雑。

文字通り人ごみをかき分けてかき分けて、

なんとか卒業生席の「医」の分画を発見、

前から3列目のなかなかの好ポジションに席を取り、

後は久々の友人とおしゃべりしつつ、式の開始を待つのみです。





いよいよ式も開始に近づけば、








壇上に偉い人たちが入ってきましたよ!





・・・





そうさ恐れないでみんなのために、

愛と勇気だけが友達のはずが、愛に恵まれないのはどうしてですか。

あーん、顔がダメで女の子にモテなーい。





・・・





で(泣)(←※バイバイキーン)





と勝手に自虐している間も卒業式は粛々として進みます。

誰も知らない学歌の斉唱、各学部代表者による学位書の授与、

毎年恒例の仮装集団になかなか会場も盛り上がりつつ、

尾池総長の式辞(※別窓)も終わり、

全員で「蛍の光」を斉唱したところで全学卒業式も終了です。








素晴らしい豪華メンバーでした。






何枚か記念写真を撮ったところで体育館から退場、

人ごみを掻き分けて今度は医学部へと向かいます。

テクテクと歩いて医学部北門から構内に入り、

写真撮影集合場所の教務課前へと向かっていたところ、




P「あ、伯耕君だー。」


俺「おーっす。」





見てみれば同級生のPさんの姿が。




P「伯耕君の日記を見てるんだけどさ(笑)。」


俺「まぢで。Pさんまで(笑)。」


P「2月26日のフランクフルト行きのルフトハンザ乗ったんだよね?」


俺「おう。」


P「あれ、あたしも乗ってたんだけど(笑)。」


俺「へえぇぇ、なんたる偶然やな(笑)。」





フランクフルトでは職場の後輩に会うし、

偶然ってあるもんだなーと思いながらPさんとおしゃべり。




P「日記見る限り、なんか似たようなところ周ってたみたいね(笑)。」


俺「そうなんや(笑)。まあ俺も王道コースだったからねー。」


P「ローテンブルグも行ったんだよね。」


俺「行ったよー。あそこは良かったわ。」


P「ああいう街の雰囲気が好きって書いてたよねー。」


俺「うん。あーいうの好きやねん。」






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・・・





いきなり直球すか。(←※アチャー)





かなり行き先がかぶっていたことに驚きつつ、

気がつけば教務課前に到着。

今年医学部を卒業する105人が集まってアルバム用の記念撮影。

撮影が終わればいそいそと芝蘭会館へと移動し、

今度は医学部卒業式です。





・・・





1時間後の正午過ぎ、医学部卒業式も無事終了。

学位記やらなにやらいろいろと頂いてホールを出たのでした。





本来ならばこのあとに交友会なる行事が控えているわけですが、

俺は今回不参加につき、ツナマヨと共にホールを退出。

芝蘭会館の玄関付近は先輩を送り出す後輩達で大変に賑わっています。




ツ「なんだ、俺たちのこの疎外感は(笑)。」


俺「サークルとか入ってない俺たちの宿命やろ(笑)。」


ツ「むしろ俺たちにはお似合いの疎外感だな(笑)。」


俺「最後まで非モテ系やったな(笑)。」


ツ「さっさとラーメン食いに行こうぜ。」


俺「うーっす。」





というわけで医学部を出発し、ちょっと時計台前に立ち寄って、








時計台とクスノキ前にて卒業記念写真。






無事記念写真も撮り終わったところで、

実は写真を撮ってくれたおかんとここでお別れ。

ツナマヨと共にテクテクと歩いて向かったのは田中里の前。

本日訪問するのはこの日記でも何回も登場した、

我が京都思い出のラーメン店「龍馬」であります。





京都最後のラーメンとして本日注文したのは







鍋焼き塩ラーメン。






最後は定番にしようか新製品にしようか迷った挙句に、

店長のお勧めもあって新製品の鍋焼きラーメンに決定。

龍馬丼をセットするのはもちろん基本なわけですが、

今日が卒業式で京都も最後だといったら、

店長がなんと唐揚げを2人分サービスしてくださいました。





さっそく頂いてみれば、




ツ「これは・・・うまい!」


俺「やばい。これは旨い!」





鍋焼きうどんのスープが龍馬の特旨塩スープ、

これに特注の極太麺が絡み、さらにはチャーシューに卵、

龍馬のラーメンの旨さが遺憾なく発揮されたこれぞ傑作ラーメンです。

これに龍馬丼に唐揚げと美味の三重奏にいやはや感服。

京都最後のラーメンとして、有終の美を飾る一杯となりました。

最後に店長にもご挨拶してお店を退出です。





お店を出発し、今来た東大路通りをテクテクと南下し、

やってきたのは大学生協ルネ




俺「さーてと、ラストルネと行きますか。」


ツ「てかなんだよこの行列は(笑)。」


俺「卒業式の日はパフェが売れるんだよ。」


ツ「伯耕は何頼む?」


俺「バレンシア。」


ツ「何で同じもの頼むんだよ(笑)。」


俺「知るかよ(笑)。」


ツ「で、席はどこにする?」


俺「そのへんは?」


ツ「なんか明るいじゃないか。俺たち的にはもっと日陰だろ(笑)。」


俺「それじゃ一番奥の暗がりだな。」


ツ「了解。」






・・・





というわけで男2人、ルネ最深部の暗がりにてボソボソとパフェタイム。

なんかツナマヨは引越し先でトラブル続きまくりらしく大変そうです。

1時間ほどルネでしゃべったところでルネを退出、

医学部にて書類を提出し、そのままテクテクと近衛通バス停へ。





向こうから206番系統のバスが近づいてきました。




ツ「お、来た来た。」


俺「次に会うのはいつになるんやろな(笑)。」


ツ「さー(笑)。」


俺「まあ、5年間頑張ってきてや。」


ツ「ういー。まあ伯耕も頑張れ(笑)。」


俺「おーす。ほいじゃ気をつけて。」


ツ「おう。またどこかで(笑)」





バスに乗る前に別れの握手をしたところで、

ツナマヨを乗せたバスは近衛通りバス停を出発。

見る見るうちにどんどんと遠ざかっていきます。




バス停からの帰り際、医学部構内を歩きながら、

1年ほど前に友人が何気なく言った言葉を思い出しました。




来年、桜が咲いた頃には、もうみんなバラバラなんだよな。




並木通り沿いに赤レンガの建築が続く医学部構内、

そして目の前には今まさに咲き誇らんと白いつぼみを膨らめ始めた桜の木。

満開を前に、医者の卵たちは思い出一杯の学生生活を終えて、

それぞれの新天地へと旅立っていきます。

旅立ちの数だけ別れがある。

確かに春の気配を感じる風の中で、

卒業の切なさに初めてちょっとだけジーンと来た伯耕だったのでした。

伯耕、2007年3月 京都大学医学部医学科 卒業。





・・・





・・・





医学部北門のところで医学部の友人Kと合流しました。




俺「おーっす、そろそろ行きますか。」


K「お、行こうか。出町柳からやね。」


俺「そうそう、ちょうどいい時間やね。」





というわけでKと共に京阪・出町柳駅へと向かい、

ここから京阪K特急にていざ、大阪へと向かいます。

ちょっと本町のホテルに立ち寄って忘れ物をゲットしたところで、

地下鉄に乗り込み向かった先は朝潮橋にある某公共施設。

今日はここで講師として長らく勤めた塾の生徒卒業パーティーの日、

K君は同期で入って5年間一緒に頑張った同僚です。





会場に入ってみれば今年一年間頑張った生徒さんみんなの顔が。

久々にお会いする生徒さんもおり、

幹事の先生が企画してくれたゲームやら何やらで、

なかなか楽しい時間を過ごすことができました。

いやはや、それにしても高校生の若いパワーってのはすごいもんです。

みんな、大学に入ったら大学生活を思いっきり楽しんでください。

勉強にサークルにバイトに恋に青春してください。

恋愛に関しては伯耕はいい反面教師だったと自負しております。





・・・





で(泣)(←※むしろ俺が生徒)





午後9時前に楽しい卒業パーティーも終わり、

みんなと記念写真を撮りまくったところで会場を退出。

近くのファミレスにて何人かにご飯をご馳走し、

かなりマニアックな話題でいろいろと盛り上がりつつ、

午後10時半過ぎに解散したのでありました。

地下鉄の駅にて、みなさんとはお別れし、俺は本町のホテルへ帰還です。





ホテルに戻り、シャワー浴びて疲れを落としてビールで独り酒しながら、

今日一日の余韻に浸っておりました。





俺の学生生活は、今日で終わったなぁ。





・・・





大学の卒業、英語講師として出席する最後のイベント、

そしてお世話になったみんなとのお別れ、

自分の中の一時代が今日をもって完結した、そんな感じがしました。

6年間、必死こいて走ってきた大学時代という瞬間瞬間が、

全て思い出という過去の物になってしまった一抹の寂しさを覚えつつ、

いつかは過去になる現在という瞬間を

これからも全速力で駆け抜ける決意を新たにしつつ、

とりあえず彼女が欲しいんですがゲロゲロ。





・・・





で(泣)(←※台無し)





明日からは忙殺の日々、

濃密な時間が嵐のように吹き去っていくことを感じながら、

今日はここまでです。




■今日のWikipedia(※別窓)

「学生食堂」の欄はまさにそのままなわけで。



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2007年03月25日(日)    京都に大阪にあいさつ回り

今日はこんなのを。


紙がない(※別窓)


やっぱツイてる人は違いますね。どうもこんにちは、伯耕です。





さてさて、ホテル住まい2日目です。

昨日の飲み会で微妙に二日酔いを感じつつ午前9時半過ぎ、

宿泊先の三井ガーデンホテル京都四条の一室にて起床しました。





んー、昨日はだいぶ飲んだなー。





そんなことを思いながらしばしウダウダしていたところ、





・・・





・・・





揺れてる。。。。(←※ここは6階)





震源が近い小規模の地震なら安心ですが、

よもや静岡震源の東海地震だったらとの不安を感じつつ、

すぐに机の上のPCを起動し、気象庁の地震速報を見てみたところ、





・・・





・・・





能登半島地震、被災地及び、

被災された方々の一日も早い復興をお祈り申し上げます。





NHKのニュース速報を見て地震情報をチェックしつつ、

シャワー浴びて着替えて、準備を整えたところで本日の活動スタート。

午前11時直前、ギリギリでチェックアウトし、

荷物をホテルに預けたところで、身軽になってホテルを出発しました。





46番系統のバスに乗って走ることしばし、





牛若バス停にて下車し、到着したのは、








ラーメン・福三






京都を去る前に俺的に絶対に食べておきたかったお店。

数ある京都のラーメン店の中でも俺のイチオシのお店であると同時に、

個人的にも本当にいろいろとお世話になったお店です。

ダメダメ医学生の京風日記・第1回オフ会は実はこのお店にて。

お店を貸しきって店長に特別料理を作っていただいたのも、

今となっては懐かしい思い出です。





開店とほぼ同時に入店、当然頂くのは、








福三ラーメン(←※激(゚Д゚)ウマー)





いやはや、やっぱり旨い、ってかマジ旨い。

王道の京都ラーメンをベースにした濃厚な旨み、繊細な味付け、

食べるたびに更なる進化を感じるこのお店の底力に感動しつつ、

もちろん名物の鯖寿司、軟骨団子も頂いて大満足の昼飯終了です。





お会計の時、奥にご主人を見つけてご挨拶。




俺「どうも、お久しぶりです。」


主「あ、お久しぶりですー。」


俺「実は卒業と就職でしばし京都を離れることになりまして。」


主「地元の方へ戻られるんですか?」


俺「いえ、全くまた新しい場所へと(笑)。」


主「そうなんですか。。。頑張ってください。」


俺「また2年したら戻ってきますので、その時はまた来ます!」


主「ありがとうございます。お待ちしております。」


俺「長い間、美味しいラーメンをありがとうございました。」






お世話になったご主人に挨拶を終えたところでお店を出発。

ご挨拶ができてよかった、よかったとホッとしつつ、

どうせなら最後の京都観光でもしておこうと今宮神社に参拝。

おみくじを引いてみたら末吉だったよ。

恋愛運はもう少し待ったほうがいいみたいだよ。

もうすんごく長く待ってるのに、ぷんぷん。





■伯耕がバグっております。しばしそのままお待ちください。





・・・





・・・





で(泣)(←※今日も正常運転)





そんなわけで永きに渡る独り身を悲しみつつ神社を出発し、

再びバスに乗って四条西洞院に帰着。

ホテルで荷物を受け取ったらそのまま歩いて阪急烏丸駅へ。

阪急特急に乗り込んだら、向かうはいざ、大阪です。





・・・





阪急電車と地下鉄を乗り継ぎ、

本日から2連泊するアパホテル御堂筋本町駅前に到着。

部屋で持っていく書類を整えたところで、

ホテルを出発し、地下鉄を乗り継いで12月まで働いた職場へと向かいます。




30分ほどで職場に到着。




俺「こんにちはー。お久しぶりです。」


事「あ、お久しぶりです。」


俺「昨日メールした書類って、ありますかね?」


事「はい、用意してありますよ。」


俺「ありがとうございます。」





頂いた書類と合わせて提出すべき書類を揃え、

これを封筒に入れてお預けしたところで我が全ての仕事は終了です。

お世話になった事務さんにもご挨拶。




俺「これにて、全ての仕事終了ですわ。」


事「お疲れ様でした(笑)。」


俺「また来る時にはP市のお土産持って参上しますので(笑)。」


事「楽しみにしてます(笑)。」


俺「それでは、また。」






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・・・





笑えない現実。(←※((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル)





というわけで長らくお世話になった職場を出発。

階下へと向かったところ、偶然にもお世話になった先輩氏と遭遇し、





当然のように、





飲み会だぁ。(←※2日連続)





本当ならばいつもの海鮮居酒屋に行きたいところですが、

現在壮絶なる金欠につき泣く泣く断念して別の居酒屋へ。

ビール飲みながら今年の成果などについていろいろとおしゃべりしつつ、

さらには同じお店を来訪した他科の同僚3人とも合流し、

さらにさらにビールの杯を重ねながらいろいろとおしゃべり飲み会。

最後にこのメンツと飲み会ができてよかったなーとしみじみしながら、

午後10時過ぎにお店を退出したのでした。





お世話になった先輩とは御堂筋線・本町駅にてお別れし、

独り寂しくトボトボと歩いてアパホテルへ。





とりあえずシャワー浴びたところで、





やっぱりビール飲んで、(←※本日2リットル到達)





明日の卒業式に備えてベッドに入り、そのまま寝てしまったのでした。

さあ、いよいよ明日は卒業式、今日はここまでです。





■今日のWikipedia(※別窓)

こういう項目があるのがさすがWikipedia。



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2007年03月24日(土)    こくはくはむずかしい

今日はこんなのを。


東京都知事候補・外山恒一の政見放送(※別窓:You Tube)


久々に壮絶にワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。

私もビビった伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、昨日から始まったホテル4連泊の日々。

ヨーロッパ旅行と引越しも含めれば、

おそらく人生で最も寝場所を変えた日が多い月になることは確実ですが、

とりあえず出費がかさむのが最大の泣き所です。。。





というわけで1泊目は四条西洞院のホテルオークス京都四条

昨日は早めに寝てしまったこともあり、今日は午前7時半起床です。

朝風呂に入ったところで着替えて準備を整えてチェックアウト、

荷物を預かってもらってホテルを出発し、





「やよい軒」にて独り寂しくボソボソと朝飯。(←※やっぱり)





ついに最後まで独りボソボソだなーと世を儚みつつ、

コンビニで市バス一日乗車券を購入し、

3番系統のバスに乗って走ることしばし、

百万遍にて下車し、テクテクと歩いて我がアパートへと向かいました。





がらんとした部屋にて待つこと十数分。




係「おはようございます。○○住宅センターです。」


俺「はーい。」


係「部屋の引渡しの確認に参りました。」


俺「よろしくお願いいたします。」





今日は7年間暮らした我が部屋の引渡しの日。

係員さんが手馴れた調子で部屋の隅々までチェックを入れていきます。

チェックを終えたお話を聞いてみたところ、

さすがに7年で部屋にいろいろと手直し箇所が出ているとのこと。

敷金の戻りは期待できないなーと思いつつ、

鍵を返却し、引渡しの証書に署名をして、これにて引渡し、完了です。




係「では、後は私共で作業を行いますので。」


俺「はい、お世話になりました。」


係「ありがとうございました。」






・・・





これにて7年間暮らしたこの部屋とも本当にお別れ。





寂しいけど、振り返るのはやめよう。





でも可愛い女の子が呼んでくれたら振り返っちゃうよ!





・・・





で(泣)(←※可能性皆無)





歩くたびに次第に家々の間に埋もれて見えなくなるアパート。

次に俺がこの場所を訪れたとき、どんな懐かしさを感じるんだろうか、

そんなことを考えながら大学方面へ足を向けたのでした。





ちょっと中央図書館にて書類の記入作業をしたところで、





昼飯でも食うかとやってきたのはもちろん、








大学生協ルネ(←※毎度おなじみ)





そして、





ルネにて独り寂しくボソボソと昼飯。(←※ついに最終回)





7年間、俺の食生活の中心を担ってくれてありがとうルネ。

俺にバランスの取れた栄養を与えてくれてありがとうルネ。

でもむしろ俺は彼女が欲しかったよ!





・・・





で(泣)(←※無理な相談)





というわけで最後のルネ独り飯も終えたところで、

まあ卒業式の日にまた友人と来るよなと思いながら、

長らくお世話になったルネを後にしたのでした。





その後、バスで移動し、やってきたのはいつもの美容院。

卒業式、入社式の前に髪の毛を切っておこう企画であります。




俺「こんにちはー。」


美「どうもどうも、お久しぶり。」


俺「飛び入りですいません。いま空いてます?」


美「うーん、30分後くらいでもいいかな?」


俺「いいですよ。」


美「すいません。」


俺「それまでちょっと外で時間つぶしてきますわ。」





時間をつぶすところ、時間をつぶすところと探してみれば、

ちょうど美容院の隣にオシャレな喫茶店が。

おお、ここでコーヒーでも飲みながら時間をつぶすことにしましょうか。




ドアを開いて伯耕お独り様ご入店。(←※アチャー)




俺「こんにちはー。」


喫「いらっしゃいませー。」





キレイなコーヒーカップが陳列されたなかなかオシャレな店内。

最後の最後にいいお店を見つけたなーと思って、






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・・・





冷静だ、冷静になれ伯耕。(←※想定外の展開)





マイセンのカップに入ったコーヒー、なかなか美味しかったです。

余裕を装うことの難しさをひしひしと感じつつ、

しかしいい居心地になかなかくつろいで、喫茶店を後にしたのでした。

その後は美容院で髪の毛を切ってもらい、

卒業、入社式に備えてさっぱりしたところで、

お世話になった美容師さんに挨拶して美容院を退出です。





その後、バスに乗って再び四条西洞院に戻り、

ホテルオークス京都四条にて預けておいた荷物を受け取り、

そのまま歩いてほぼ隣の三井ガーデンホテル京都四条にチェックイン。

大浴場にて汗を流してホッと一息タイムです。





・・・





髪型が、崩れた。。。(←※大バカ)





・・・





せっかく美容院でセットしてもらったのに何やってんだかと凹みつつ、

部屋に戻って着替えて、準備を整えたところでホテルを出発。

本日2回目の3番系統のバスに乗り込み、

やってきたのも本日2回目の百万遍です。





通いなれた居酒屋の入る建物の前まで来てみれば、




俺「おーっす、遅くなってごめんよ。」


C「こんばんはー。」


D「お久しぶりですー。」





2年程前に「京都町家でグルメの会(仮)」として、

一緒にいろいろなお店を回ったCさん、Dさんと合流。

京都を去る前にもう一度食事をしようとお誘いさせて頂きました。

本日の会場は通いなれた某居酒屋、




いやー、この店で飲むのも最後だなーと思って階段を上がってみれば、





本日定休日。





・・・





俺「うあー。。。。。」


D「このお店、定休日とかあったんですね。。。」


C「今日、土曜日ですよね。。。」


俺「これは想定外やなー。」


C「どうしましょう?」


俺「んー、どうせなら三条まで繰り出してみようか。どう?」


D「いいですよー。」


C「行きましょう。」





いきなりの予定変更にもめげることなく、

3人でタクシーに乗り込みやってきたのは三条木屋町。

いろいろ考えた挙句に今日は「治六亭(※別窓)」をチョイス、

地ビールの頂けるおばんざい居酒屋にて、

料理と酒を囲みながらいろいろとおしゃべりに昂じておりました。




俺「ところでさ、女の子的にキザな告白されるとどうなん?」


C「人によりますね(笑)。」


D「うん、人によると思います。」


俺「夕暮れの神戸港、そして隣にはなかなかのイケメン。」


C「ええ(笑)。」


俺「モザイクガーデンの美しい夜景、時折響く汽笛の音。」


D「ええ(笑)。」


俺「しばし無言のあと、隣の男がこっちを向いて・・・」


D「はい。」


俺「『君の瞳にナイスシュート』ってのは?」


C「変です。」


D「変です。」


俺「えーーー。カッコええやん。」


C「いや、変です(笑)。」


俺「じゃあ『君の瞳にボレーシュート』ってのは?」


D「むしろ何だかわかりませんから(笑)。」


C「告白されてるのかすらわからない(笑)。」


俺「タキシード、そして手には薔薇の花束。」


C「引きます。」


D「引きます。」


俺「タキシード、白だったらいい?」


C「さらに引きます。」


D「引きます(笑)。」


俺「そして『君は僕のミロのビーナス』。」


C「意味分かりませんから(笑)。」


俺「そして決め台詞は『君の瞳にループシュート』。」


D「シュートから離れてください(笑)。」






・・・





告白って、難しいですね!(←※大間違い)





というわけでCさんDさんからいろいろとお勉強しつつ、

近況やらなにやらいろいろとおしゃべりしたところで、

飲んで食って、午後11時前の閉店に合わせてお店を退出したのでした。




俺「2人は明日、なんか早い用事はある?」


C「特にないです。」


D「ないです。」


俺「それなら、俺がちょっとしたお店連れてったるわ。」


C「どんなところですか?」


俺「俺のお気に入りのお店。」


C「いいですね。お願いしますー。」


D「お願いしますー。」





というわけで、小雨そぼ降る夜の木屋町通りをテクテクと歩き、

やってきたのは木屋町二条のバー「K6(※別窓)」

何度もお世話になった大好きなバーであります。

CさんDさんはオリジナルのカクテルを、

そして俺は久々にカルバドスを頂きながらおしゃべりの続き。

2杯目のラフロイグを頂いたところで時刻は午後1時半。

このバーともしばしお別れだなーと名残惜しさを感じつつお店を退出し、

タクシーで帰るCさんDさんを見送ったところで、

俺もタクシーを捕まえて四条西洞院のホテルへと帰還、





独り寂しく土曜の夜の定番「地獄少女・二篭」を見て、





午前3時前になってようやく寝たのでありました。

明日もやることはいっぱい、今日はここまでです。




■今日のWikipedia(※別窓)

将来的には手塚治虫的な伝説となるのでしょうか。



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2007年03月23日(金)    果てしなく遠いシングルルーム

今日はこんなのを。


部屋にある珍しいもの(※別窓)


大御所SUGEEEEEEEE!!!!!!

ちなみに194のおもちゃの缶詰キャラメル缶は実は持ってる伯耕です。

どうもこんばんは。





さてさて、おかんが来たりて京の老舗旅館・玉半に宿泊。

微妙に寝汗をかきつつも午前7時過ぎに起床し、

目覚めは檜の朝風呂、こんなところに日本的贅沢の極みを感じつつ、

朝の湯豆腐定食もしっかりと頂いたところで、

午前9時過ぎにチェックアウトです。






まずは車でアパートへと向かい、

明日の引渡しに備えて最後のお掃除タイム。

床掃除、窓掃除、そして水周りと汚れの目立つところを中心にお掃除、

数時間ほど母親と分担して整理を済ませ、

正午過ぎ、なんとか部屋は磨き上げられ、完全にカラッポになりました。

そう、まるで俺の出会いのチャンスのように。





・・・





で(泣)(←※お約束)





というわけでこのあとどうするかについておかんと相談。




俺「そういや卒業式には来るんやったっけ?」


母「うーん、まだ行けるかわからないなー。」


俺「そいじゃ今のうちにそれらしい記念写真でも撮っとく?」


母「そうしようか。」


俺「それじゃ時計台前で記念写真でも撮ってこよう。」





というわけで一足早く、京大のシンボル時計台前にて、

卒業記念の記念写真を撮ってくることに。

おかんとテクテクと歩くことしばし、京大時計台に到着です。





えーっと、よし、あの人にシャッター押してもらおう。




俺「すいませーん。」


A「はい?」


俺「すいませんが、シャッター押してもらえますか?」


A「あ、いいですよ(笑)。」


俺「お願いしまーす。」


A「はい、じゃあ撮りますよ。」


俺「はい。」


A「3、2、1、はいOKです。」


俺「ありがとうございますー。」


A「いえいえ(笑)。確かめてみてくださいね。」


俺「はい、あ、めっちゃいい感じですわ。ありがとうございます。」







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・・・





どうだこの眼力。





というわけで現在伯耕に嫁入りしてもらえば、

なんとこんな眼力をセットでつけちゃうぞ!

あ、賞味期限が切れ掛かってることはここだけの秘密です。

ペコちゃん、誰にも言っちゃだめだよ。





・・・





で(泣)(←※そして、売れ残り)





そんなわけで記念写真も無事撮り終えたところで、

昼飯は北白川の我がお勧め蕎麦屋「實徳(※別窓)」にて。

食後のコーヒーでも飲んで帰るということで、

どうせなら近いしと今度はおかんを「茂庵(※別窓)」にご案内。

両方のお店もなかなか気に入ってもらったところで、

山を降りて車に乗り込み、アパートを出発であります。





車の中にて。




母「今日から4日間はホテルだったね?」


俺「うん。今日はとりあえず四条西洞院のホテルに泊まる。」


母「明日は?」


俺「まだホテル予約してないなー。」


母「明後日からは?」


俺「明後日と明々後日は大阪のアパホテルを予約してある。」


母「明日のホテルはどうするの?」


俺「とりあえず今日のホテルに到着してから探してみるわ。」





といろいろとしゃべりつつ、

烏丸四条交差点にて降ろしてもらい、ここでおかんとはお別れ。

しばし歩けば予約してあったホテルオークス京都四条に到着です。





チェックインしながら何となく聞いてみました。




俺「すいません、明日ってシングル空いてますか?」


ホ「申し訳ございません。明日は全館満室となっておりまして。。。」






・・・





そういや明日3月24日は土曜日、

春休みの土曜日と言ったら京都のホテルは観光客で埋め尽くされるはず。





部屋に到着し、ネットで知ってるホテルを検索し、

とりあえず電話をかけてみました。





俺「すいません、明日って、シングルに空きはありますか?」


ホ「申し訳ありません、明日は全館満室でして・・・」






・・・





俺「すいません、明日って、シングルに空きはありますか?」


ホ「申し訳ございません。明日は全て満室となっておりまして。。。」






・・・





・・・





やばい。。。(←※いやな予感)





とりあえず、知ってるホテルを片っ端から検索し電話してみました。

まず伯耕が思い浮かべて電話をかけたホテル。




・京都タワーホテルチェーン

・ホテル法華クラブ京都

・新阪急ホテル

・ホテル京阪京都

・東横イン

・京都東急ホテル

・京都セントラルホテル

・京都アルファホテル

・アークホテル京都

・ハートンホテル京都

・ホテルサンルート京都

・京都サンホテル

・東山三条ホテル

・トラベラーズイン京都

・ホリデイイン京都

・ホテルギンモンド京都

・ホテルモントレ京都

・ホテルフジタ京都

・京都プラザホテル

・京都祇園ホテル

・スーパーホテル京都烏丸五条

・京都リッチホテル






全館満室。(←※キャー)





・・・





こ、こうなったら多少価格が張っても妥協しようと、

次なるターゲットに的を絞って電話です。




・ホテルグランビア京都

・ホテル日航プリンセス京都

・京都全日空ホテル

・リーガロイヤルホテル京都






全館満室(←※絶望の予感)





・・・





さすがに「京都ホテルオークラ」「ウェスティン都ホテル京都」

これに「京都宝ヶ池プリンスホテル」に電話する勇気はなく、





それならばマニアックどころはどうだということで、





・ホテル本能寺会館

・芝蘭会館






全室満室。(←※マジ凹)





・・・





シングル1室が果てしなく遠い。。。。





軽い眩暈と絶望感を覚えつつも、

あとはネットで検索して出てきたホテルに電話を掛けまくるのみです。





ホ「はい、アランヴェールホテル京都です。」


俺「すいません、明日シングルの空きはありますか?」


ホ「申し訳ありません、明日は全館満室・・・」





・・・





ホ「ありがとうございます。京都国際ホテルです。」


俺「すいません、明日シングルに空きはありますか?」


ホ「申し訳ございません。明日は満室・・・」






・・・





ホ「はい、三井ガーデンホテル京都三条です。」


俺「すいません、明日シングルに空きはありますか?」


ホ「大変申し訳ありませんが、明日は全館で満室・・・」






・・・





ホ「はい、三井ガーデンホテル京都四条です。」


俺「すいません、明日シングルに空きはありますか?」


ホ「えーっと・・・ございますね。」


俺「そうですか、ありがとうございまし・・・あるんですか!!?」


ホ「はい、ございます。」


俺「予約をお願いしたいんですがっ!!!」


ホ「はい、ありがとうございます。それではお名前と・・・」






・・・





勝利。(←※満身創痍)





ついに伯耕の執念がシングル1室を呼び込みました。

そうか、こんな感じで女性にもアタックすればいいわけですね!

申し訳ありませんが女性は現在全館満室となっております。





・・・





悲しみに暮れつつ、(←※イター)





ところでこの「三井ガーデンホテル京都四条」って、

そもそもいったいどこにあるんやろと、






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・・・





何してるんだ、俺。





それでもホテルを確保したことでホッと一安心し、





「やよい軒」で独り寂しくボソボソと夕飯。(←※宿命)





ホテルに戻ったところでしばしネットに向かって数日分の日記をアップ。

夜はちょっとお出かけして「麺屋黒船」にて美味しくラーメンを頂き、

明日のアパート引渡しに備えて今日は早く寝たのでありました。





さーてと、明日も予定はいっぱい、今日はここまでです。





■今日のWikipedia(※別窓)

CMは名作でした。



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2007年03月22日(木)    大移動とファイナル旅館

今日はこんなのを。


関係ないんだが(※別窓)


好きな言葉「不条理」、どうもこんばんは、伯耕です。






さてさて、P市への引越しを終えた翌日。

寒くなるとの噂でしたが備え付けの暖房がしっかりと機能、

新しいベッドでも熟睡して午前9時半起床です。





隣の部屋に向かい、テレビをつけてみればちょうどNHK。

これからの番組予告が並んでいたわけですが、




・アニメ 風の少女エミリー


・サイエンス ZERO





・・・





・・・





アニメ風の少女エミリー


・サイエンスZERO





誰も注目しないところに物事の本質が現れていると、

サイエンティストの卵としての自分の才能に惚れ惚れしましたね!





・・・





で(泣)(←※故障中)





というわけで相変わらず水が出ない中、

昨日汲んできた水で顔を洗って着替えて、本日の活動スタート。

しばしウダウダしていたところ、携帯が反応しました。




母「もう着いたよ。」


俺「おーっす。」





おかんがレンタカーのワンボックスカーに乗ってP市に到着。

昨日引越しでP市にやってきた俺ですが、

翌日の今日には京都に戻って立ち退きの準備にかからなければなりません。

車の運転を代わり、京都に向けてP市を出発です。





・・・





・・・





数時間後、再び京都市到着。(←※ぐったり)





ひー、長時間運転は疲れるなーと思いつつ、

何も無くなった我がアパートに戻り、おかんとともに掃除スタートです。

24日のアパートの引渡しに備えて、

妙なところで突っ込まれないように床やら壁やらの汚れ落とし。

さすが母親、掃除のプロということで、

なんか掃除方法がよくわからなければいろいろ聞くわけです。





俺「ここの汚れって、この洗剤でいいの?」


母「いや、こっちの洗剤。こすれば落ちるよ。」


俺「そうなんや。」






・・・





俺「あのさー、このゴミって分別ここでいいの?」


母「いや、それはこっちの袋。」


俺「ういー。」






・・・





俺「あのさー、問題が発生したんだけど。」


母「なに?」







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・・・





ここは山の中♪(←※日常茶飯事)





さすがの母も対応に苦慮しつつ、

しばし片づけを続けること1時間、そろそろ時間が来たので、

残りの片付けは明日に回すことにして、車でアパートを出発したのでした。

ちょっと所用あってコジマに立ち寄ったところで、

目指すは本日お世話になる旅館であります。





ええ、ついに京都最後の旅館ですよ。





というわけで、





そんな最後の宿として本日予約したのは、







玉半(※別窓)





八坂神社東、下河原町エリアの老舗旅館。

ずいぶん前に石塀小路を散策していた折にこの旅館を発見し一目惚れ、

いつかは泊まってみたいと思っていた旅館ですが、

京都最後の休暇に満を持しての登場です。





京都特有の一方通行地獄に悩まされつつ、





ようやく到着し、暖簾をくぐって宿に一歩足を踏み入れてみれば、

旅館というよりはむしろ京都の由緒ある名家を訪れたような雰囲気。

たった10室しかない小さな旅館ですが、

それぞれが独自のコンセプトを持った客室全てには

檜風呂が備え付けられ、全室から日本庭園を見渡すことができます。

頂いた会席料理も(゚Д゚)ウマー、てかマジ(゚Д゚)ウマー。





飯も食い終わったところでちょっと下河原町周辺を散策し、

風呂入ったところで相変わらず酒飲んで布団にバタっ。

特にオチも無いまま今日はここまでです。





■今日のWikipedia(※別窓)

エピソードっていうのは面白いものです。



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2007年03月21日(水)    追いかけ追いつけ強行的引越し

今日はこんなのを。


ナントカ還元水(※別窓)


もうすぐエイプリルフール、伯耕です。どうもこんばんは。

昨日の日記も同時更新しました。よろしければ是非。





さてさて、いよいよ引越しです。

7年間住んだ京都のこの家を離れ、向かうは新天地P市。

トラック1台を貸しきって1日で搬出、搬入を行う強行日程ということで、

今日はとにかく忙しい一日になりそうです。





というわけで今日は午前7時半起床。

シャワー浴びて着替えて、しばし最後の片づけをしていたところ、

横に置いておいた携帯電話が反応しました。




引「もしもし、○○引越しサービスです。」


俺「はいはい。」


引「今すぐ近くまで来てるんですが・・・どちらでしょう?」


俺「あ、いま道まで出てきますわ。」





トラックの入れない路地の奥という、

引越し業者さん的にはかなり難易度高い和がアパート、

路地を出て道まで出たところでなかなか大きなトラックを発見しました。

業者さんに挨拶して、もう荷物の運び出しスタートです。





どんどんと崩されていく段ボールの茶色い巨塔。




引「じゃ、次はこれ持ってきまーす。」


俺「あ、それは・・・」


引「!!!」


俺「思いっきり重いです。。。」(←※医学書がぎっしり)


引「ですね。。。」





申し訳なく思いつつもさすがは引越しのプロ、

搬出は手際よく進んでいき、午前10時、

あれほど梱包に手間取った荷物はあっけないほど早く部屋から姿を消し、

これにて我が部屋からの全ての搬出が終了しました。





俺が立っているのは何もなくなった部屋。





・・・





・・・(←※ただ今たそがれ中)





住みも住んだり7年間

京大に合格して入学手続きの日に一目ぼれして決めたこの部屋。

楽しいことや大変なこと、

俺の大学生活の全てがこの部屋と共にありました。

この部屋と分かれることを本当に名残惜しく感じつつ、

でも女の子との思い出は入ってないよ(はぁと)





・・・





で(泣)(←※涙ながらに)





しばし感傷に浸ったところで俺も準備を整えてアパートを出発。

たった今出発した業者さんを先回りして待ち構えなければなりません。

百万遍からバスで京大を出発、なぜか四条河原町で下車して





マクドで独り寂しくボソボソと朝マック。(←※ヘレニズム表現)





四条河原町は本当にカップルが多いですねと凹みつつ、

四条烏丸までテクテクと歩き、ここから地下鉄でJR京都駅へ向かいます。





・・・





・・・





午後3時半前、ようやくP市到着。

まずは病院へと向かい、救急受付で部屋の鍵をゲット。

病院の目の前にあったP病院・独身寮の4階某室に入ってみれば、





広っ!!!!!





さすがなぜかファミリー対応の改造部屋、

10畳以上もありそうなリビングに8畳のプライベートルームの1LDK。

2室共に南向きの部屋のカーテンを開けてみれば、

すぐ目の前には病院、そしてホテル並みのものすごい眺望です。。

さらに西側にも2つの窓があって、

この部屋では日が昇ってから日が沈むまでを全て観測可能、

まあそんな暇は無いだろうと思いつつも、

今までのアパートの3倍近い居住空間にしばし感激タイム。





しかしその数分後、





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・・・





本当に鍛えられますね!





これに自分用の車庫がついてこの家賃、

大阪だったらこの4倍くらいしそうだなーと思っていたところ、




ガ「すいませーん。」


俺「はいはい。」


ガ「○○石油のものですが、ガスの開栓に参りました。」


俺「あ、よろしくお願いいたします。」





頼んでおいたガス会社の作業員さんが到着。

ガスの開栓作業を無事済ませて、いよいよチェックタイムです。




ガ「使うときはですね、ここのボタンをいったん押してください。」


俺「はい。」


ガ「それでですね、こう蛇口をひねりますと。」


俺「はい。」


ガ「・・・あれ??」


俺「・・・あれ??」


ガ「水が出ませんね。。。」





外に出て確認してみれば、元栓が完全に遮断されています。

水のことは病院から何も聞いていなかったのでしばし呆然。。。




ガ「水については病院から連絡はなかったんですか?」


俺「ええ、電気と水道だけで大丈夫ということでしたが。。。」


ガ「病院の担当者の方に聞いてみられたら?」


俺「でも今日は祝日ですからみなさんお休みですわ。。。」


ガ「そうですか。。。となると」


俺「ええ、今日一日は水なしで過ごさなけりゃなりませんね。」


ガ「トイレが大変ですね。。。」


俺「ほんまや。。。」






・・・





引越し1日目にして最大の試練を迎えつつあることに気付きつつ、

ガスの手配を終えたところで携帯電話が反応、

引越し業者さんが到着したようです。

ガス業者さんにはお礼を申し上げつつ、いよいよ搬入スタート。





先ほどはトラックの入れない路地の奥からの搬出、





そして今度は、





エレベーター無しの4階。(←※いぢめ)





またあのクソ重い段ボール箱を抱え、

必死の形相で引越し業者さんが階段を登ってきます。

俺は玄関で待ち構えて、運ばれてきた荷物を部屋へと搬入する役割。




俺「すいません、大変な引越しを。。。」


引「い、え・・・し、しごと・・・ですから・・・。」(←※必死)





次々と運ばれてくる段ボール箱をリビングに移しつつ、

しかしさすがは引越しのプロ、1時間ほどで搬入も終了です。

午後5時、全ての引越しを終えて業者さんは大阪へと戻っていきました。

大手業者が全て予約で満杯の中、

この業者さんに頼んでよかったなーと一安心です。





さーてと、引越しも終わったことだし、





どうせモテないけど探検でもしてみるか。。。(←※P市でも自虐中)





というわけで持ってきた我がマウンテンで探検出発。

すぐ近くにはスーパー、本屋にコインランドリー、

飲み屋街や観光名所にも近くなかなか暮らしやすそうな雰囲気、





近くの公園でをバケツ一杯入手したところで、(←※死活問題)





いったん宿舎に戻り、さっき見つけた銭湯へ。

もんのすごい昔ながらの銭湯ながら、

入ってみれば薬草湯やらジャグジーやらなかなか充実、

掲示を見てみればこの地方ではかなり有名な銭湯のようで、

いいお風呂を見つけた満足感でなかなか温まりつつ、

宿舎へと戻ったのでありました。





宿舎へ戻ったところで時刻は午後9時。





さあ、頑張るとしますか!





・・・





・・・





そして4時間後の午前2時。








暫定的セットアップ完了。






全ての段ボールを開封し、所定の位置に収納完了。

終わってみればなかなか広々としていい感じです。

しかも持ってきたのと元からあったのと合わせてベッドが2つですよ!

さあそこの女の子、いつでも俺の部屋は空ベッドありですよ!

いまならインターネット特別限定価格、無料でサービス・・・





・・・





で(泣)(←※売れ残り)





しかしそんな時間はないんだろなーと半ば諦めつつ、

今日は疲れたなーと思いながら新しい部屋のベッドにバタっ。

昨日とは拠点が変わっている不思議さを感じつつ、今日はここまでです。




■今日のWikipedia(※別窓)

静岡県コーナーがツボったw



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2007年03月20日(火)    30年後のプロポーズ

今日はこんなのを。


月の支出(※別窓)


気付いたら吹いたwwwww伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、引越し1日前であります。

明日の朝には引っ越し業者さんが到着、

ってことは今日中に全ての梱包を終わらせなきゃならないわけで、

でも部屋の中を見渡せばまだまだ準備も終わってないわけで、

今日一日はいろいろ忙しそうです。

これも手伝ってくれる彼女がいないせい・・・





・・・





で(泣)(←※今日も正常運転)





というわけで本日は正午起床。

シャワー浴びて着替えて準備を整えたところで、





大学生協ルネにて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※あとわずか)





腹は満たしたけどロマンスは大飢饉、

外に出てみればそよ吹く風に春を感じつつも俺の心は不毛地帯、

今日も元気よくブツブツと独り言をつぶやきながら、

自転車に乗ってルネを後にしたのでした。

春の風って、本当に冷たいですよね!





・・・





で(泣)(←※自業自得)





というわけであいかわらず嘆き悲しみつつ、

まずは銀行へと向かい、住所登録変更用紙をゲット、

いったん帰宅したところで今度は郵便局へと向かったものの、

印鑑を忘れてゆかいな伯耕さん。





・・・







で(泣)(←※みんなが笑ってるー)






あー、俺バカだーと凹みながらいったん自宅へ戻り、

印鑑を持って再び郵便局へ。

旧日本育英会奨学金の返還口座の開設届けを提出したところで、

再び自宅へと戻り、さあ、いよいよ引越し準備再開です。





とりあえず片付けに集中するためにも、終了予定時刻は午後6時に設定。





目標、もちろん部屋をカラッポにすること!





まるで俺の出会いのチャンスのように。





・・・





で(泣)(←※カラッポ)





と一通り自虐ったところで片付けスタート。

業者からもらった段ボール箱にどんどんと荷物を詰め込んでいきます。

押入れの物も引き出しの物も全部部屋に出して作業するわけで、

もう部屋の中は足の踏み場も無いほどに散乱中。





そんな部屋の中にあぐらをかいて座り、

手当たり次第に近くのものから段ボール箱に詰め込んでいくわけですが、





何も考えずに近くにあったものをつかんで、






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・・・





で(泣)(←※思考停止中)





分別&梱包、さらにいらんものを捨てる作業に没頭することしばし、

あれほど散らかっていた部屋からだんだんと物が少なくなり、

大量の本を詰めていた本棚も空に、

押入れや収納の中身も全て玄関先の段ボールの中身へと姿を変え、





予定より1時間遅れた午後7時。





全ての梱包、終了!!!(←※オワタ\(^o^)/)





そして玄関に目をやってみれば、





・・・





・・・







茶色い巨塔(←※主演 伯耕)





玄関に聳え立つまさに現代版バベルの塔、

天にまで届く塔を造ろうとした人間の野望は神の逆鱗に触れ、

それを造った人間を非モテ系にしてしまった・・・





・・・





で(泣)(←※大間違い)





というわけでなんとか梱包も終えて一安心、

時刻は午後10時過ぎ、夕飯もまだだしそろそろお腹も空いたので、





飲み会だぁ。





お世話になった人たちと飲みに行こう企画

今日は某病院の看護師さんAさんをお誘いさせて頂きました。

午後11時過ぎに東山丸太町交差点にて待ち合わせ、

気温も落ち込んできたところでようやく仕事を終えたAさん登場です。




俺「おーっす。久しぶり。」


A「久しぶりー。あのね。」


俺「ん?」


A「ここに来る途中で携帯落とした。。。。」






・・・





というわけで携帯探してAさんと共に自転車で病院へ。

構内を何気なく進んでいたところ突然目の前に携帯電話を発見、

あやうく踏みつけるところだったと胸をなでおろしつつ、

無事携帯をゲットしたところで再び交差点へと戻り、

今日は最近よく使うZAC BARAN(※別窓)にてお食事です。





ヨーロッパ旅行のお土産渡したり、

近況やらについて料理頂きながらいろいろとおしゃべり。




A「あたしは絶対25までに結婚するわ。」


俺「25は早いよー。」


A「絶対すんねん。」


俺「俺は・・・いつできるんやろなー。。。」


A「次に京都に来るときには奥さん連れて戻ってきたりしてね。」


俺「想像できねー(笑)。てかさ。」


A「なに?」


俺「お互い60越えても相手がいなかったら結婚しようぜ(笑)。」


A「えー(笑)。」


俺「60だよー。」


A「でもその前に絶対相手見つけるから(笑)。」


俺「俺もその前に絶対孤独死するから(笑)。」


A「痛いから。」






・・・





そんなわけで店長オススメのお料理を頂きつつ、

最近の仕事の話やらなにやらをいろいろとおしゃべり。

午前1時前まで盛り上がったところでお店を退出したのでした。





お店を出て東山丸太町までの路上にて。




俺「うあー、寒いなー。」


A「だねー。」


俺「次に会うのはおそらく数年後やね(笑)。」


A「だねー。」


俺「ほいじゃ相手連れて帰れるように頑張るわ(笑)。」


A「結婚式には呼んでねー(笑)。」


俺「え、三十数年後に俺ら結婚するんじゃないの(笑)?」


A「その前に絶対相手見つけるから。」






・・・





そんな感じで東山丸太町交差点にてAさんとはお別れ。

冷たい空気を切って自転車で走り、自宅へと戻ったのでした。





さあ、明日はいよいよ引越し、今日はここまでです。





■今日のWikipedia(※別窓)

どんなにキレイに拭いてもわかってしまうそうです。



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2007年03月19日(月)    独身寮的フラグ発生中

今日はこんなのを。


強制終了(※別窓)


ふりかえれば時の流れは矢の如し、どうもこんばんは、伯耕です。





さてさて、今日からは本格的に引越しモード。

部屋の整理やら荷造りやらはむしろ楽しい部類に入るのですが、

俺的には各種の手続きってのがもんのすごく苦手なわけで、

でも転居するためには手続きいろいろしなきゃいけないわけで、

とりあえず何を言いたいのかというと、

手続きを助けてくれる彼女を募集中ってことだよ(はぁと)





・・・





で(泣)(←※請求却下)





やっぱり文系は俺には向いてないなーと思いつつ今日も正午起床。

今日やることを頭の中で整理しつつ、

シャワー浴びて着替えて、まずは大学生協ルネへと向かいました。





奥の暗がりで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※日課)





この日課ももう終わりだなーと感慨深く思いつつ、

しかし季節は春が来てルネ内はやっぱりカップルでいっぱい、

俺の心はシベリア寒気団、ハートはノバヤゼムリャ、

目指せモスクワ、逢いに行くよ、ヤックルに乗って。





・・・





で(泣)(←※何がなんだか)





■参考動画「めざせモスクワ」(※別窓:You Tube)





というわけで多少アウトオブオーダーしたところでルネを出発、

まずは自転車で百万遍郵便局へと向かいます。

番号札を取ってしばし待つものの、

自分の前の人に限ってやったらめったら時間かかるって

結構「あるある」経験だよなーと思いつつ、

20分ほど待たされたところで郵便物の転送手続きを完了。

一仕事終えたところで自宅へと戻ります。





続いて目の前に各社請求書を広げていざ電話タイム。

引越し日を目安にガス、電気のストップの依頼を済ませ、

さらに転居先のガス会社、電気会社に連絡、

電気とガスの開通をお願いしたところで、

さらに今度はPCを開き、ネット上から固定電話番号引越し依頼。

ネット関係は明日だなーと思っていたところで、





見知らぬ番号から電話がかかってきました。




俺「はい、もしもし?」


店「お世話になります。○○引越しサービスです。」


俺「あ、はいはい。」


店「伯耕様の引越しですが、予定通り21日の午前9時にお伺いします。」


俺「よろしくお願いいたします。」


店「その日のうちにP市に到着、搬入でよろしかったですね。」


俺「はい、僕も追っかけますので(笑)。」


店「そうですか(笑)。ではまた当日、失礼いたします。」





というわけで引越しがいよいよ迫ってきた感を感じたところで、





・・・





そういや、入居先の家の鍵って、どうするんだ???





鍵が無けりゃドアを開けられないことにようやく気付き、

就職先の病院に連絡してみました。




俺「もしもし、担当のM様でしょうか。」


院「はい、そうです。」


俺「21日に引越しするんですが、部屋の鍵はどうすればいいんでしょう?」


院「あ、それでしたら救急外来に預けておきますので。」


俺「救急外来ですね。」


院「ええ。名前を言っていただければお渡しするようにしておきます。」


俺「ありがとうございます。」


院「いえいえ。」


俺「あ、あと・・・」


院「はい?」


俺「部屋にクーラーとか暖房の類って、すでに付いてますか?」


院「ええ、付いておりますよ。」


俺「そうですか、ありがとうございました。」






というわけで鍵はゲットしたぞ、危ない危ないとホッとしていたところ、

20分ほど経ってまたまた知らない番号から電話が。




俺「はい、もしもし。」


M「あ、こちら、先ほどお電話頂いた○○病院のMですが。」


俺「あ、どうも先ほどは。」


M「もう少し詳しい情報が必要かと思いましてですね。」


俺「ええ。」


M「いま伯耕さんのお部屋に来てみたですけどね。」


俺「えー、わざわざ申し訳ありません。。」


M「ベッドとクローゼットと靴箱はありますわ。」


俺「ベッドがあるんですか(笑)。」


M「はい。シングルベッドがありますね。」


俺「ほー。」


M「あ、あと、実は伯耕さんのお部屋なんですけどね。」


俺「ええ。」


M「実は普通よりちょっと広いんですよ。」


俺「そうなんですか?」







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・・・





なんだこのフラグ。(←※キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!)





わざわざ寮まで出てきてくれたMさんに感謝しつつ、

電話も終わったところで再び荷造りを再開したのでありました。





・・・





そんなこんなで午後10時半過ぎ、なかなかお腹も減ったので、

吉田屋にて独り寂しくズルズルとラーメンを食い、(←※やっぱり)





腹もいっぱいになったところで自宅に戻ろうとしたところ、

携帯電話が反応、医学部の後輩の女の子Tさんからです。




俺「もしもーし。」


T「あ、伯耕さんですか、Tですけど。」


俺「はいはい、どうしたー?」


T「あのー、以前要らない教科書をくださるって言ってましたよね。」


俺「あー、ちゃんとまとめてあるよ。」


T「ありがとうございます。いつ取りに行けばいいでしょう?」


俺「今から来る?」


T「大丈夫です!行きます!」





というわけで時計台前にて待ち合わせてTさんと合流。

Tさんと会うのもひっさびさだなーと思いつつ、

とりあえず引越し中の我が家までご案内し教科書を選別。

なかなか大量になったので、Tさん宅まで運搬をお手伝いします。




T「あ、ここです。この2階です。」


俺「ういーっす。」


T「どうぞ、入ってください。」


俺「えー、入っていいの?」


T「あ、どうぞどうぞ。」


俺「女の子の部屋に入るの数年ぶりやわー。」


T「・・・。」






・・・





で(泣)(←※やっぱりドン引き)





無事Tさん宅まで教科書を運搬し終わったところで、

そろそろ帰ろうかと思っていたところ、




T「ところで伯耕さん、約束覚えてます?」


俺「なんだっけ???」


T「もー、今度ラーメン連れてってやるって言ってたじゃないですか。」


俺「あー、そうやったそうやった(笑)。」


T「ちょっと人から聞いたお店があるんですけど。」


俺「うん。」


T「女1人じゃ入りにくいんですよね。。。」


俺「お、ほいじゃ行こうか!」


T「お願いします!」






・・・





1時間前にラーメン&チャーハンセットを食ったことなんて、

女の子とご飯にいける幸せに比べたらへのちょんですよね!





・・・





■体脂肪率だけが知っている。(←※アチャー)





というわけでやってきたのは河原町丸太町下るの「一心堂」

北白川の有名店、東龍の兄弟店ということで、

今日もなかなか賑わっております。

入り口が狭い屋台風のお店は確かに女性一人にはきついなーと思いつつ、

あさりの風味の効いた旨いラーメンを堪能。

さっき満腹になったなんて完全に忘れて麺を満喫したのでした。





帰り際、あるすっごい恋愛話を聞かされて、

もう俺、すっごいがんばろうとおもっちゃったよ。キャー





・・・





で(泣)(←※しかし無常)





東山丸太町あたりでTさんとはお別れし、

冷たい空気の中、今日も独り寂しく自宅へと戻ったのでありました。

さあ、明日は引越しラストスパート、今日はここまでです。




■今日のWikipedia(※別窓)

性格を客観的に判断することが難しいわけで。



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2007年03月18日(日)    華麗なる鼻血ブー

今日はこんなのを。


弟の文集からすごいヤツ見つけたwwwwwwww(※別窓)


90度と270度にツボった伯耕です。どうもこんばんは。






さてさて、今日も転居の準備は続きます。

何だかんだ言って家の中をあされば物が出てくるわ出てくるわ。

ここで暮らした7年の歳月を改めて実感すると共に、

まったくその中に色気が無いのはなぜですか。

非モテ系だからなんですか、そうですか。





・・・





で(泣)(←※今日も快調に自虐中)





というわけで本日は正午起床。

夜型に戻ってしまったのかそれとも時差ぼけなのかわからぬまま、

ウダウダとベッドから起き出して本日の活動スタートです。

シャワー浴びて着替えて準備を整えたところで自宅を出発、





出町柳のロッテリアにて独り寂しくボソボソと軽食を食い、(←※日課)





そのまま京阪電車に乗り込み京阪四条にて下車。

四条大橋を渡って阪急・河原町駅へと向かい、

ギリギリで特急列車に乗り込み、いざ大阪へと向かいます。

「壬生義士伝」を読みつつ電車に揺られること数十分、

阪急梅田駅に到着しました。

行き止まりのターミナルを見てヨーロッパの駅を思い出しつつ、

待ち合わせ場所の成城石井前へと向かいます。





10分ほど迷ったところで成城石井前に到着、

しばし待っていたところ、




Q「お久しぶりですー。」


俺「どうもどうもー。」





現れたのは職場でお世話になったQさん。

いやはや、女性と飲み会なんて超久しぶりでございますよ。

ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー、昼まで寝床でグーグーグー。

楽しいな、楽しいな、非モテにゃ合コンも〜、予定もなんにもない♪





・・・





で(泣)(←※ドン引き)





実は1月20日の使いまわしなことは伏せておいて、

ついでに起床してから5時間後の飲み会なことも秘密にしつつ、

和食リクエストということで本日向かったのは「和's」(※別窓)

京都のお店は何度か訪問したのですが大阪店は今回が初めて。

美味しいお酒とお料理を頂きつつ、いろいろとおしゃべりです。




Q「ヨーロッパ行ってたんですよね。」


俺「なんとか無事に帰ってきましたよ。」


Q「日記見てましたけど、鉄道の旅やったんですね。」


俺「ええ、いいですよー。一等車の旅。」


Q「いいですねー。」


俺「今度はシベリア鉄道の旅とかもしてみたいですねー。」


Q「シベリア鉄道ですか(笑)。」


俺「一等車で何十日もかけてシベリアの荒野を横断。」


Q「ええ。」


俺「ウラジオストクあたりから樺太、そして北海道へ。」


Q「いいですねー。」


俺「でもちょっと危険かも。」


Q「そうなんですか?」


俺「あのへんは結構治安が悪いらしいですよ。」






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俺「・・・シャレですか?」


Q「・・・いえいえいえいえいえ!!!!」



俺「鮮やかでしたね(笑)。」


Q「偶然です(笑)。」





というわけで海外旅行話でもいろいろと盛り上がりつつ、

仕事の話やら就職の話やら、以前の職場の話やらいろいろとおしゃべり。

和食飲み会が日本人には一番落ち着くなーと思いつつ、

3時間ほどおしゃべりしたところでお店を出発、

なかなか冷え込んだ大阪市内、歩いて淀屋橋駅へと向かいます。




話題は何故か麻生太郎外務大臣の話題に。




俺「あの人、かなりの漫画好きみたいですね。」


Q「あ、そうなんですか。」


俺「・・・」


Q「え、なにか???」


俺「シャレですか(笑)?」


Q「・・・いえいえいえいえいえいえ(笑)。」





というわけでなかなか盛り上がりつつ、

俺的には超久々に一瞬だけだけどツッコミができたことに感動しつつ、

大阪の夜景を見ながら十数分ほど歩いて淀屋橋駅に到着。

次にお会いできるのは数年後ですねーと話しながら、

名残惜しさを感じつつ、Qさんとはお別れしたのでした。





というわけで独り寂しく京阪電車でいざ京都へ。





車内でうとうとしつつ、丹波橋あたりでふと目を覚ましたら、






鼻血が出た。(←※キャー)






酒で血行がよくなってたのか車内が暑いのか、

しかも俺いまティッシュペーパー持ってないっていうなにこの緊急事態。

周りに悟られぬようにいかにも自然にちょっと上を向いて、

しかし必死で細かく鼻で息を吸い込み続けて出るな、出るな、出るな!!!

俺の血小板、今が頑張り時だぞ、男なら根性見せろ!

体内組織を具体的に応援できる伯耕、もうモテモテですよね!





・・・





で(泣)(←※大間違い)





なんとか止血完了したところでちょうど電車は出町柳へ。

血管収縮を狙って冷たい空気を吸い込みつつ、





自宅に戻ったところで、





どうせモテないし、ドラマでも観るか。。。





というわけでビデオに録っておいた「華麗なる一族」最終回を鑑賞。

このドラマを見るのは最終回が初めてのにわか鑑賞なわけですが、

ヨーロッパ旅行中に原作は2回ほど読んでしまったので、

一部の改変箇所を除けばストーリーは全然大丈夫でした。

これをドラマ化するの難しいだろうなーと思っていたわけですが、

いろいろと省略してる割にはうまくまとまっててなかなか感動。

小説とドラマでは父と子の存在感が逆転してるのが微妙な違和感でしたが、

まあ主役がキムタクなら大人の都合でしょうがないかと納得しつつ、

小説との違いについていろいろ文句たれてみても、

いったんドラマを見てしまうと小説のイメージも、

ドラマの配役になってしまっているあたりが

何だかんだ言ってもやっぱり影響受けてるんだなと実感したのでした。





ドラマ「華麗なる一族」はなかなかいい出来だったと思いますが、





ドラマ便乗企画、









「カレーなる一族」は微妙だと思います。





そんなわけで日本人が大好きなカレーとラーメンですが、

今日はそんなTBSに抗議すべく、敢えてラーメンをチョイスしました。

抗議のラーメンを「たく味」にて独り寂しくボソボソと食い、

やっぱりたく味(゚Д゚)ウマーと思いつつ、

冷え込んだ街を、残り2日となったアパートへと向けて、

独り寂しく夜闇の中を帰宅したのでありました。





明日も引越し&手続きで大忙し、今日はここまでです。




■今日のWikipedia(※別窓)

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2007年03月17日(土)    ダンボールにはモテモテだぁ

今日はこんなのを。


女子大生が「子供に付けたい名前」(※別窓)


そのうち「鈴木勇者(すずきひーろー)」とか普通に出てきそうだと思う

伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、ヨーロッパから帰ってきて次の日は親と温泉旅館。

なんか違った枕で寝ることにだいぶ慣れてきた感を感じつつ、

やっぱり日本人には日本の温泉が一番だと実感しつつ、

微妙に睡眠不足ながら午前7時過ぎに起床しました。





さーてと、温泉旅館といったら朝風呂で気分スッキリですよ!





というわけでいそいそと旅館の大浴場へと向かい、

朝から露天風呂とジャグジーでいい気分、

スッキリして風呂から上がったら近くで服を着替えてたおっさんが、

俺の至近距離でごっついおならをしやがったんですが、

もう笑うしかないですよね。へへへ。






・・・






で(泣)(←※マジ凹み)






風呂から上がったところでレストランにてバイキングで朝飯。

ハムとソーセージはやっぱりドイツが旨かったなーと思い出しつつ、

でもコーヒーの味は日本が一番だと納得しつつ、

飯を食い終わったらチェックアウトを済ませて宿を出発です。





車の中にておかんと相談。




母「せっかく京都に来たんだし、なんか名所は無いの?」


俺「んー、もうすぐ桂離宮だな。」


母「行ってみようよ。」


俺「おーっし、ほいじゃここ右折するわ。」






というわけで、桂離宮着いたよ!






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・・・





・・・





で(泣)(←※アチャー)





桂離宮は断念し、木嶋神社(※別窓)に行ってみることに。

観光マップにはほとんど載らないマニアックな神社ですが、

謎の三柱鳥居にはおかんもなかなか満足してもらったようで一安心です。

観光も終えたら車で我がアパートまで戻り、

乗せられるったけ荷物を積み込んで、気付けばそろそろ昼飯タイム。




俺「昼飯どうするー?」


母「蕎麦が食べたいねー。」


俺「蕎麦かー、そういや最近近くにいい感じの蕎麦屋を見つけたわ。」


母「じゃそこにしよう。」





というわけで本日訪問したのは「河道屋 養老」(※別窓)

京大病院の東側をちょっと入ったところにある純和風の蕎麦屋です。

家から300mも離れてない店なのに7年間一度も行ったことが無かったお店。

庭園を囲む個室、なかなかいい雰囲気じゃないですか!

蕎麦もとっても美味しかったよ!

そして女中さんもとってもかわいかったよ!

これからもずっとそばにいてください。






・・・






・・・






ズガーン(←※伯耕に雷撃)






というわけで昼飯も食べ終わったところで、

再び車でアパートまで向かい、

最後の荷物を積み込んだところでおかんは静岡へと戻っていきました。

見送りを済ませたところで部屋へと戻り、再び引越し準備です。





まずは梱包しやすい書籍類、特に医学書からダンボールへの梱包スタート。

もう使わないであろう基礎の参考書は後輩にあげるとしても、

それでも3箱ほどのダンボールが衝撃的な重さに梱包されました。

さらにまだ読む文庫本やらコミックやらも入れたらえらいことに。

100冊くらい本を廃棄処分、100冊くらいを実家に戻したにもかかわらず、

引越し先に持っていく書籍類だけで段ボール箱5個にはなりそうで、

これをエレベーター無し4階に運び上げる業者さんごめんなさい。






お腹が空いたので久々にビィヤント(※別窓)に向かい、






独り寂しくボソボソといつものカツカレー中辛で夕飯。

僕の恋愛は大辛だよ!ちなみに「おおいにつらい」と読みます。






・・・






で(泣)(←※人生、辛口)





甘口の恋愛にあこがれつつビィヤントを退出。

家に帰ればまたまた引越し準備のお片づけです。

数時間かけて書類を整理し、古紙回収に出してしまう分の纏め上げ。

仕事で溜め込んできた5年分のプリントや資料とも今日でお別れです。

なかなか名残惜しさを感じつつ出来上がった紙の束を、

回収場所まで持っていったところでようやく本日の作業終了です。ふぅ。





お腹が減ったので、





あかつきで独り寂しくズルズルとラーメン。(←※(゚Д゚)ウマー)





カップルが「どう、美味しい?」とか言ってじゃれてたので、

ふてくされて帰宅し、地獄少女見てビール飲んで寝たのでありました。

明日もやることはいろいろ、今日はここまでです。




■今日のWikipedia(※別窓)

死神先生とか言われてましたが名演でした。



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2007年03月16日(金)    戻ってきてところてん的日々

京都に戻ってきたので今日はこんなのを。


世界一未来的な都市は「東京」(※別窓)


高層建築大好き人間としては宝の山のようなスレ、

どうもこんばんは、伯耕です。






さてさて、京都に戻ってきて翌日、

今日からは引越し&移住の準備で大忙しです。

それが終われば卒業式に打ち上げに医師国家試験合格発表、

そしてそれがうまくいってくれればついに医師人生スタートと、

この2週間で人生がめまぐるしく過ぎ去っていくことを感じつつ、

俺的にはところてん的に予定と時の流れに押し出される日々を感じつつ、

学生生活最後の激動の2週間、いよいよスタートです。





というわけで今日も午前中はウダウダと寝ていたところ、





ピーンポーン♪





・・・





なんだ???(←※寝ボケボケボケ)





目をこすりながら玄関まで向かってみれば宅配便が到着。

引越し業者からの段ボール箱15個セットでありました。

そういやツナマヨは30個になったって言ってたなーと思い出しつつ、

大掛かりな荷物を受け取って、本日の活動スタートです。





シャワー浴びてしばしウダウダしたところでおかんから電話。




母「もうアパートの前に着いたよー。」


俺「おー、いま行くわ。」





今日は静岡からおかんが出てきて引越しサポート。

とりあえず実家に戻すものは持っていってもらわなけりゃなりません。

昼飯なので南禅寺の湯豆腐店にて昼飯を食い、

再び車でアパートの前まで戻ってきていざ準備スタート。





・・・






てか、





物多すぎっ!





7年間で溜め込んだ物が出てくるわ出てくるわ。

戸棚の奥から買った記憶すらないような食器が出てきたり、

化石と化した干ししいたけの山が出てきたり、

7年前の転入時に買ったと思われるシーチキンとか、

むしろ博物館でも開けるんじゃないかってくらいいろいろ出てきます。

ちなみにお客さんは女の子限定ですよ!





・・・





(←※そして、閉館へ)





そんなわけでなんとかある程度は分別を済ませたところで、

とりあえず本日の宿を求めていろいろとお電話。

亀岡・湯の花温泉になかなかいい宿を発見し、車で出発したのでした。





渋滞に巻き込まれた挙句、2時間も掛かって亀岡に到着。

部屋に入ってすぐにレストランへと向かいます。

本日の夕食は奥京都会席なる会席料理。

メニュー表を見ながら何が出てくるのかなかなか興味深々です。




母「京都ポークって有名なの?」


俺「さあ・・・。ところでこの最後のやつは?」


母「どれよ?」






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母「果物。」


俺「・・・。」






・・・





母親って、強いですよね。(←※要メガネ)





というわけでビール飲みつつ会席料理を頂きつつ、

ドイツのバーデン・バーデンの次は日本の露天風呂を満喫しつつ、

ポップジャムの最終回を見ながら寝てしまったのでありました。




さあ、明日も荷造りは続くわけで、今日はここまでです。




■今日のWikipedia(※別窓)

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2007年03月15日(木)    帰国にルネにラーメンに

帰ってきた伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、ルフトハンザ740便・関西国際空港行き機内です。

ひたすら東に向かって飛び続けるエアバスA340-600、

周囲は完全に闇に包まれ、時折眼下に都市の灯がちらほらと。

おそらく現在は中央アジア上空、まだまだ先は長いものです。。。





結局目を閉じるもほとんど何も眠れずに時間は過ぎ、





・・・





・・・





次第に窓の外に地平線がうっすらと青く見えるようになりました。

数十分前に比べれば明らかに明るくなってきた感じ。

現在位置は中国、北京に近いあたりでしょうか。

黎明の高度10,000mをエアバスは東へ向かってひたすら飛び続けます。






首が痛い。。。。(←※9時間経過)






・・・





関西国際空港到着まであと2時間。

完全に日が昇り、水平尾翼に反射する朝日がまぶしく感じられます。

飛行機は韓国上空に到達、

だんだんと明るさを増しつつある太陽に向かって、

雲海の上を飛行機は駆け抜けていきます。そしてその先には日本。






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そんなことを実感していたところ、朝の機内食サービスが始まりました。

コーヒーにしますか、お茶にしますか、

いえいえ、僕はあなたの愛が欲しいです。






・・・






で(泣)(←※イター)






機内食は体内時計の調節にも有効なのだとぶつぶつつぶやきつつ、

全部頂いたところでモニターを見ればついに飛行機は日本上空へ。

雲海のせいで下の景色はよくわかりませんが、

ついに戻ってきたなーとちょっとドキドキ、

そして関空到着30分前、飛行機はついに高度を下げ始めました。






雲海に突入し、窓の外は真っ白。

時折すぐ横を千切れ雲が高速で後ろへと吹き飛んでいきます。

気流の悪いところに突入したのか、なかなかに揺れる機内。

飛行機はさらにさらにゆっくりと高度を落としていきます。






そしてある瞬間、






見えたっ!!!!(←※機内で歓声)






ついに雲の真下に出て、眼下には橋梁でつながれた島々の姿が。

瀬戸内の島々でしょうか、ついに見えた日本の本土に高揚しつつ、

飛行機は何度か旋回を繰り返し、さらに高度を下げていきます。






そして目の前に人工島が姿を現したかと思えば、






真下を凄まじい速さで後ろへと流れる滑走路。






一瞬の衝撃、そして逆噴射。






・・・






・・・






皆様、当機は無事、関西国際空港へと到着いたしました。

ベルトのサインが消えるまでは・・・







・・・






ようやく終わったー。






非モテ系的ヨーロッパ独り旅、無事日本到着でこれにてフィニッシュです。

行くまではドキドキだったけど、早く終わっちゃったなーと思いつつ、

飛行機を降りて、検疫、入国手続き、税関手続きを終えて、

さあ、独り寂しく京都へと帰ろうかねと思って到着ゲートを出たところ、




K「どうも、お帰りなさーい。」


俺「え、えーーーーー!!?」





突然現れたのはKさん、なんでここにいるのとビックリ。




俺「え、なんでここにおるの?」


K「暇だったんで来てみました(笑)。」


俺「てか、なんで到着時刻を知ってるん???」


K「自分で15日の9時だって言ってたじゃないですか(笑)。」





というわけでわざわざお迎えに来てくれたKさんと共に、

腹が減ったので空港のうどん屋に入り、

うどん(゚Д゚)ウマー、しかしネムーとしかしゃべらなかったら、

なんか微妙に引かれた感じだよ。てへ(はぁと)





・・・





で(泣)(←※ボキャ貧)





微妙に死語を用いてみたところで、

関西空港駅にてKさんとはお別れし、京都行き特急はるかに乗車。

車内では爆睡しつつ、気がつけば終点・京都到着です。

おおお、ついに帰ってきたなーと思いつつ、

荷物をガラガラ引っ張って17番系統のバスに乗り込み、

自宅まで戻ったのでありました。






さあ、17日ぶりの自宅なので、






寝るっ!!!





てか自分の布団の寝心地のよさ最強伝説を唱えつつ、

布団に入って数分後にはもう意識喪失、

移動の疲れもあって3時間ほどぐっすりと眠ってしまったのでした。






・・・






午後5時、とりあえずお目覚め。

そろそろお腹が空いたので、服を着替えて自宅を出発し、






大学生協ルネにて独り寂しくボソボソと夕飯。(←※2週間ぶり)






なんか日本人がいっぱいいる風景が妙にものめずらしく感じられつつ、

ほっけ(゚Д゚)ウマー、炊き込みご飯(゚Д゚)ウマー、そして豚汁(゚Д゚)マジウマー。

俺、将来、豚汁が美味しい奥さんと結婚するんだ!

一生自分で作れるよう練習しとけっていうんですか、そうですか。






・・・






で(泣)(←※まさかの急展開)






その後、自宅へと戻り、旅行用品の片付けと洗濯物。

散らかった部屋の中でこうして独り寂しく片付ける姿、

これが哀愁漂う男なんだよなと思いつつ、

むしろこれから哀愁を売りにして彼女ゲット作戦を妄想しつつ、

しかし2分で現実に立ち戻って片付け再開。

気がつけばもう午後11時過ぎ、そろそろお腹も減ってきました。





というわけで、ついに念願の、





日本のラーメンだぁ。(←※至福の瞬間)





日本帰国後初ラーメンはどこにしようかどこにしようか考えた挙句、

もしかしたらもうあの店が開店しているかもしれないと思い、

自転車で自宅を出発、なんとなんと予想通りついに開店していました。

東山御蔭西入ルに開店した「龍馬・総本店」であります。





店に入ったところ、あの名物船長の姿が。




俺「どうも、お久しぶりです。」


船「おー、いらっしゃい。」


俺「来てしまいました(笑)。」


船「またよろしくね。」


俺「でも今年でもう卒業なんですよー。」


船「えええ!?」


俺「でも京都を去る前に必ず何回か来ます!」





というわけで今日は塩ラーメン龍馬丼のセットをチョイス。

船長自らが作る塩ラーメンと龍馬丼、





さあ、そのお味は・・・





・・・





・・・





(゚Д゚)マンモスウマー





俺はその世代じゃないことを必死に断りつつも、

さすがは船長特製ラーメン、どっかの類似物とは味が全く違います。。

臭みが全く無い上に、旨みが爆裂的、

さすがは船長だと感動しつつ、あっという間にごちそうさまです。





大満足してお店を出ようとしたところ、




船「ねえ、ちょっと。」


俺「はい?」


船「ビール飲むかい。サービスするよ。」


俺「マヂすか(笑)。」





ありがたいご好意でしたが、

さすがにラーメンと龍馬丼食い終わった後なので、

次回是非頂きますとご厚意に感謝しつつ、お店を出たのでした。

あー、就職したらこの店にもしばらく来られないのが辛いもんです。。。





というわけで自宅に戻り、





結局ビール飲んで酔っ払い、(←※ダメダメ)





午前4時過ぎ、ベッドに入って寝てしまったのでした。

明日から時差ぼけ調整に悩まされそうな気がしつつ、今日はここまでです。




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2007年03月14日(水)    さらば欧州、目指せ関西

今日は1日が短い伯耕です。どうもこんばんは。

昨日の日記のアップしましたので是非是非。




非モテ系的学生生活最終ページの光景(※3月13日分:別窓)




さてさて、ドイツ7日目、そして最終日です。

最終日といっても今日はフランクフルト国際空港から帰国するのみ。

俺の実感では昨日で旅行の日程は全て終わった感じですが、

気の緩みはトラブルの元、最後まで気を抜くわけには行きません。





というわけで本日は午前7時半起床。

今日はしんどい1日になりそうだなーと思いつつ、





階下のレストランで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※最後まで)





そういえば旅先での運命の出会いってのが

俺の最初の期待ドキドキだったなーと思いつつ、

とりあえず最初の思惑は今この場で抹殺しておこうと思います。

最近ドラマと現実の違いがようやくわかってきました。





・・・





で(泣)(←※そして厳しい現実)





ひとしきり悲しんだところで部屋へと戻り、

荷造りして忘れ物が無いか確認したところで部屋を出発。

フロントでチェックアウトを済ませ、

フロントの方とひとしきりしゃべったところでホテルを出発。

フランクフルト中央駅からSバーンに乗り、





ホテルを出て40分後、到着したのは







フランクフルト国際空港





ヨーロッパでも最大級のハブ空港。

なかなか年季が入った建築が日本の空港と違うなーと思いつつ、

チェックインの前に最後に残ったお土産をゲットすべく、

まずは荷物をガラガラと引っ張ったまま、お店探しを始めました。





空港だからお土産売り場くらい、

当然あるはずだと思って広い空港内を歩いてみたものの、





・・・





・・・





ない。。。(←※想定外)





ショッピング街でも見つかるのはブランドショップばかり、

他にはスーパーマーケット、薬局、電気店などがあるものの、

肝心のお土産売り場が全く見つかりません。。なぜだ???





探すこと1時間、さすがにくたびれてきたところで、





お!!!





目の前にはお土産売り場っぽいお店が。

ようやく見つけた、見つけたと一安心して店内に入り、






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・・・





ここはどこだよ。(←※マジ不安)





全フロアをくまなく回ってみたものの、

お土産売り場っぽいお土産売り場はたった2軒だけ。

しかも俺の求めてるものは売ってなくてげんなりしつつ、

しょうがないのでチェックイン&出国手続きを済ませてしまうことに。





チェックインも済ませ、次はいよいよドイツ出国手続き。

まずは手荷物検査を済ますべく列に並び、ようやく俺の番。

1人1人バッグを検査されるわけですが、

俺の後ろの女性が列からはみ出して俺の横に立っておりました。

それを見た検査官が反応。




検「あなたは彼のガールフレンドですか?」


女「違います。」


検「そうですか。」






・・・





・・・





なんか傷ついたんですが。(←※不意打ち)





というわけで微妙に傷心モードでいよいよドイツ出国審査へ。

パスポートを提示して出国の判をもらい、ようやく管理区域へ入場です。

見てみればここにでっかいお土産売り場が。

そうか、ここにあったのかとようやくお土産をゲットし、

あとは出発だけだとその辺をウロウロしていたところ、




I「あれ、伯耕さんですよね。」


俺「あれー、まさかこんなところで(笑)。」





同じ職場で働いていたI君。

まさかフランクフルトで知り合いに会うとはまさに奇遇です。




俺「午後の関西便かな?」


I「ええ、ようやく帰国です。」


俺「独り旅?」


I「友達とです(笑)。」


俺「そうなんやー、楽しかったかな?」


I「それが帰りの飛行機に乗り遅れちゃいまして。」


俺「マヂで!!!?」


I「昨日のことなんですけどね。で今日の飛行機を急遽ゲットです。」


俺「できるんや。。。」


I「できました。余分にお金かかっちゃったけど(笑)。」


俺「ツワモノやなー。」






まさかまさかの知り合い遭遇にビビリつつ、

あとは午後1時40分の出発まで時間をつぶすのみ

軽食屋で適当に腹を満たしつつ、出発ロビーでの待ち時間が続きます。







この飛行機で11時間の旅。





午後1時10分過ぎ、いよいよ登場開始。

全乗客を乗せたところで飛行機はゆっくりと動き出し滑走路へ。

午後2時、ルフトハンザ航空740便・関西国際空港行き

ドイツ・フランクフルト国際空港を離陸しました。

眼下に広がる緑の平野、赤い屋根の集落、

さらばヨーロッパ、そう思いつつあとは関西到着を待つのみです。






離陸してから読み始めた「華麗なる一族」下巻も読み終わった頃、

機内食が配られ始めました。

ふたを開けてみればホカホカの牛肉の煮込み(゚Д゚)ウマー







出発から数時間、日が暮れてきました。






さすがに腰と首が痛くなってきましたが

大阪到着まではあと6時間、長い夜はまだまだ続きます。

今日はここまでです。




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2007年03月13日(火)    非モテ系的学生生活最終ページの光景

ついに実質的最終日、どうもこんばんは、伯耕です。




さてさて、ドイツ6日目はフランクフルトです。

明日の帰国を前にフランクフルトで1日取り、

市内観光&買い残したお土産タイム。

まるヨーロッパ1日滞在するのは今日が最後ということで、

有終の美を飾りたいなーと思いつつ、今日は午前8時起床です。





階下のレストランで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※日課)





朝食にパンを食うのにも慣れてきたけど、

やっぱりご飯が恋しくなってきたところでレストランを退出。

シャワー浴びて着替えてちょっとサイトチェックしたところで、

準備を整えてホテルを出発しました。





さーてと、どこへ行こうか、どこへ行こうか。

まずはガイドブックをめくってみたものの、




・旧市庁舎

・大聖堂

・シュテーデル美術館

・ニコライ教会









んー、なんか古い建築はだいぶ見て、正直飽きてきたしなー。





他に何か面白そうなところ、面白そうなところ、





■ゼンケンベルク自然博物館

世界的な自然史博物館。恐竜の骨格の展示はなかなかの見もの。






・・・





恐竜!





恐竜!





恐竜!!!(←※ただいま興奮中)





というわけでフランクフルト中央駅からUバーンに乗って、

最寄り駅のBockenheimer Warte駅にて下車。







地下鉄の出口はこんな感じ。





その辺を地図を見ながらウロウロしたところで、

なんとか無事に博物館を発見し、入場料を支払っていざ館内へ。

入った一番最初のフロアに大型恐竜の復元骨格が展示してありました。

いやー、念願の恐竜ですよ、遠足の小学生に混じって大興奮。







恐竜のフロア。





その後も地震、地殻のフロアや、人類の進化のフロア、

さらに野生動物・植物のフロアなどをいろいろと見て周って、

俺的にはかーなりテンション上がっていたわけですが、

俺が個人的にツボな観光名所ってなんで日本人がいないんですかね?

というわけで恐竜の化石を見て興奮する女性をただいま大募集中です。

あて先は・・・





・・・





で(泣)(←※応募者ゼロ)





俺的にはなかなか楽しんだところで博物館を出発。

お次は買い物でもしますかと再び地下鉄に乗り込み、

街の中心部、Hauptwacheへ向かいました。

カウフホーフやら三越やらを見て周ってとりあえず何点かお土産ゲット。

あとは1つだけだなーとまあ安心して昼食タイムです。





昼食はフランクフルト中央駅地下のBurger Kingにて。

店内のスクリーンではドイツの歌手のPVが流れておりました。





・・・





ってか、





何言ってるのか全く分からん。。。(←※ドイツ語ラップ)






↑エンピツ投票ボタン。押すと続きが読めるよ。(投票結果)





・・・






空耳アワー(※HIROSHI & MIDORI)






時は昭和の初め、北海道は積丹半島、

風雪の中で厳しい日本海に出漁するホッケ船を見送る

悲しくも美しい女性・・・という妄想をしていたのですが、

目の前のドイツ人カップルがお別れのキスをしていたので、

とりあえず樹海を探してお店をあとにしたのでした。







ユーロの総本山、欧州中央銀行





いったん荷物を置くべくホテルに戻り、

しばしベッドに寝っ転がってパソコンを開いてグダグダと。

毎日毎日歩き回ってたし、こんなグダグダの日もいいなーと思いつつ、

午後5時過ぎ、再び街歩きしようとホテルを出発です。







シラー像とツインビル






時刻は午後5時半、日も落ちてきて夕暮れの気配が漂ってきました。

そろそろ、いいタイミングかなということで、

非モテ系ヨーロッパの旅、最後の訪問スポットとして選んだのは、







マインタワー(※地上199.5m)






やっぱり最後は高いところですよ。

非モテ系は高いところが好きなんですよ。

夕暮れ時の大都市の夜景、最高の思い出になりそうじゃないですか!

てかそういうスポットはやっぱりカップルだらけなのは気にしない。





・・・





で(泣)(←※むせび泣き中)





厳密な荷物チェックとボディーチェックを受けたところで、

いざエレベーターで最上階へ。

さらに階段を上がって展望フロアにたどり着いてみれば、







おおおおお!!!!キレイな景色。





パリやロンドンの夜景も素晴らしいものでしたが、

高層ビルの林立する近代都市フランクフルトの夜景もまた絶景です。

暮れ行く街、徐々に夜景へと変わりつつある景色を眺めつつ、

この感動を伝えられる相手が横にいないのが独り旅の悲しさよと思い、

反対側の景色も見ようと





後ろを振り返れば、







伯耕に174のダメージ(←※瀕死)






振り返れば奴らがいると警戒しつつ、

すでに日は完全に西の空へと没し、

茜色に染まっていた空は、徐々に夕闇へと侵食されていきます。







だんだんと暗くなってきました。






これぞ夜景、と言えるような素晴らしい夜景を見たい、

そう思いつつ、そろそろ風も冷たくなってきた屋上で待つことしばし。





そして20分後。







フランクフルト中心街の夜景(←※これを見たかった)





目の前に広がるフランクフルトの美しい夜景。

卒業旅行・最後の光景としてしばし時間を忘れて見とれていました。

再受験、仮面浪人時代も含めて大学生活は8年間、

ようやく医学部に入ってなんとかストレートで卒業までやってきて、

大学生活をかけて頑張った仕事も最高の形で卒業し、

学生生活最後の光景は眼下に広がるフランクフルトの夜景、

自分の大学生活の思い出の最終ページが完成した感慨にふけりつつ、

あとは国家試験の合格だけですね!





・・・





で(泣)(←※マジブルー)





入れ替えをするので下に降りてくださいとの支持を機に屋上を退出。

階段に足をかけてふと振り返ったフランクフルトの夜景、

また来るぞと決意して階段を降りたのでした。





・・・





数分後、エレベーターで地上に到着。

時刻は午後7時半過ぎ、そろそろお腹も減りました。






というわけで、






ビールとソーセージ!!!(←※ドイツ最後の夕食)






今日も昨日に引き続きZum Grauen Bockへ。

マイン川南側エリア、ザクセンハウゼン地区の老舗レストランです。

店長に今日のオススメのソーセージをお聞きして、

それをビールと共に頂けば(゚Д゚)ウマー、(゚Д゚)ウマー、(゚Д゚)ウマー。

奮発して大型のリップヒェン(※別窓)も満喫し、

ビールと肉で腹いっぱい、酔いも手伝って上機嫌でお店を退出です。






夜、マイン川沿いの遊歩道をテクテクと歩いてホテル方面へ。







ここからも素晴らしい夜景。





カメラを街に向けてあれこれ頑張ってるその姿を、

道行く通行人から思いっきり怪しまれつつ、

最後の夜として、有終の美だったなーと自己満足に浸り、

ホテルへと戻ったのでした。





さあ、明日はいよいよドイツ出国、

相変わらず部屋でビール飲んで酔っぱらいつつ、今日はここまでです。



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2007年03月12日(月)    ハイライトは白鳥の城へ

毎日ビール飲みまくりの伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、ドイツ5日目はフュッセンからスタート。

ドイツ最南端、隣国オーストリアとの国境となる保養地の街です。

今日はいよいよこの旅行の最後のハイライト、

なかなか期待は高まりながら、今日は午前7時半起床です。





まずは階下のレストランにて独り寂しくボソボソと朝飯。(←※日課)





独り飯もだいぶ慣れてきたなーと思いつつ、

実は日本にいるときからずっと慣れてることはここだけの秘密です。

人生は独り旅、お、なんか響きがカッコいいけど内容は悲しいぞ。






・・・





・・・





で(泣)(←※毎度おなじみ)





というわけで日課の嘆きも済んだところで、

部屋に戻ってシャワー浴びて着替えて荷物を整えて準備完了。

荷物を預かってもらった上でチェックアウトです。

まずは帰りの電車の時間をチェックすべく、駅方面へと向かいました。





駅の時刻表とにらめっこしていたところ、




A「おっす、おはよう。」


俺「おー、おはよー。」





昨日ローテンベルグからここフュッセンまでご一緒したA君登場。

どうせなら日本人同士、一緒に観光しましょうと、

今日はここで待ち合わせていたのでした。

しばし待ったところでA君の友人のB君も登場、

駅前でタクシーを捕まえて3人で乗車、

5キロ先のホーエンシュヴァンガウ村を目指します。





十数分後、ホーエンシュヴァンガウ村到着。






てか、







雪積もってるー。(←※想定外)






俺「うあー、寒いなー。。。」


A「なんか長野にスキーに来たみたいな風景だよね。」


B「ダウンコート持ってきて正解だった。。。」





昨日までの温かさから一転、冬の早朝の寒さ。

さすがはアルプスに抱かれる街だと実感しつつ、

チケットを買ったところで、さあ、今日の目的地に向かうとしますか!






今日の目的地、そしてこの旅行最後のハイライト、







ノイシュヴァンシュタイン城へ。





俺「山の尾根に聳え立つ白鳥の城だってさ。」


A「割と上のほうにあるのかなー。」


B「どこだろうねー、って、あっ、おい、後ろ、後ろ!」


俺「後ろ?」


A「おおおおおおお!!!!!!」


俺「あれかーーーーー!!!!!」








ノイシュヴァンシュタイン城





ノイシュヴァンシュタイン城(Schloß Neuschwanstein)、

バイエルン国王ルードヴィッヒ二世が17年の歳月と、

巨額の費用をつぎ込んで建設した白壁の美しいお城、

建設のテーマとその外観から「白鳥の城」とも呼ばれる名城です。

さすがは噂通りの、いやそれ以上の美しさ、

なかなか感動しつつ、まずは城へと向かう山道を登り始めました。






40分後、ようやく、







お城まで着いたよー。






そして、







日本人率95%だよー。(←※やっぱり)





やはりこの場所にもツアーという名のモンスターが3つほどいました。

フランスでも凱旋門やモン・サン・ミッシェルは日本人だらけだったし、

ここノイシュヴァンシュタイン城も日本人の大群、

ヨーロッパの定番名所は完全に日本化されてるなーと思いつつ、

テンションを無理に海外モードに切り替えてる個人旅行者にとっては、

旅先に思いっきり日本を持ち込むツアー旅行者は微妙な存在です。。。





まあ、予想はしていましたが、






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・・・





で(泣)(←※自己満足)





まあ俺もそれを構成するワンオブゼムなことは棚に置いといて、

ツアーの後ろに続いて城の中へと入場です。





城内は撮影禁止だったにつき、窓の外からの景色を何枚か。







絶壁に架かるマリエン橋







アルプ湖とアルプス山脈を望む







眼下にはホーエンシュヴァンガウ城が。





城内はルードヴィッヒ二世が愛したオペラのシーンを中心に、

豪華な絵で彩られ、そして内装や調度品もまさに豪華絢爛の一言。

しかし俺らは先行する大量のツアー客の後ろで部屋に入りきれず、

ものっすごい肩身の狭い思いをしながらの鑑賞となったのが

個人旅行組としてちょっと残念ではありました。

でも若い女の子ばっかりのツアーだったので今回は許可します。





・・・





で(泣)(←※むしろ邪魔者)






というわけで城の見学も終えてお城を出発。

本当は城の有名な撮影ポイントのマリエン橋まで行きたかったのですが、

本日は積雪&路面凍結につき立ち入り禁止、無念です。。。





その後、どうしようかA、B両氏と相談。




A「テーゲルベルグっていうところにロープウェイがあるみたいよ。」


俺「ガイドブックにも載ってるね。」


A「ロープウェイの中からお城を眺めると絶景らしい。」


俺「まだ時間あるし、行ってみます?」


B「行きましょうか。」





というわけで、テーゲルベルグに向けてテクテク歩き出したわけですが、





・・・





・・・





遠い。。。(←※まったく先が見えず)





牧草地の中をひたすらに続く一本道。

山を見渡してもロープウェイのロープらしきものすら見えません。。。

日差しも強くなってきてポカポカモード、

軽く汗ばみながらも、地図に従って一本道を歩き続けます。







ちょっと違う角度から。







果てしなく続く一本道







轍(わだち)





40分ほど歩いたところでようやく、ようやく目的地到着。

微妙にヘトヘトになりつつ、帰りのバスの時刻をチェックしたところ、




俺「次のバスが15分後だけど、その次は1時間半後やで。」


A「まじでー。」


B「1時間半後のバスだと、電車間に合わないじゃん。」


俺「ということは・・・」


A「せっかくここまで歩いたのに・・・」


B「15分後のバスで帰ろう。。。」






・・・





バスにもモテなかったよ!(はぁと)





・・・





で(泣)(←※ヤケ)





というわけで結局15分後のバスでテーゲルベルグを出発。

途中のバス停で大量に乗り込んできた地元の小学生にビビリつつ、

バスは15分ほどで再びフュッセン駅に戻ってきました。

いったんホテルに戻って預けてあった荷物をゲットし、再び駅前へ。





時刻は午後1時過ぎ、駅前のレストランにて3人で昼飯タイム。

ビュッフェ形式で久々にがっつり食ったところでしゃべりも盛り上がり、

ふと時刻を見てみればもう午後2時15分前です。




俺「お、そろそろ俺、出発しますわ。」


A「気をつけてくださいね。」


B「乗り遅れないように(笑)。」


俺「いやー、昨日からご一緒できて本当に楽しかったですわ。」


A「僕らも楽しかったっすよー。」


B「またいつか、どこかでお会いできたらいいですね。」


俺「そうですね。じゃあ、お元気で、お気をつけて!」


A「よい旅を!」


俺「はーい、でわでわー。」





昨日から行動を共にしたお2人とはここでお別れです。

ローテンブルグからの電車で偶然にしゃべるようになり、

行き先が同じだったこともあって意気投合したわけですが、

気がつけば2人の名前すら聞いてなかったことを悔やみつつ、

再び独り、独特の空虚感をかみ締めながら駅へと向かったのでした。







フュッセン駅からはローカル列車で出発。





これにて我が旅行のほぼ全てのイベントは終了。

あとは空港のあるフランクフルトへと向けて戻るのみです。

フランクフルトまでは乗り換え3回、5時間半の電車の旅。

ロンドンに到着してから今日まで2週間、

テンション上げて必死で旅行してきたその瞬間の全てが、

すでに過去の思い出となって俺の後ろに続いていることに感慨を覚えつつ、

いつか振り返って懐かしい思い出だと思い出すであろうその瞬間を、

今も自分が刻み続けていることを不思議に思いつつ、

いろいろなことを考えながら夕暮れの車窓を見つめていたのでした。





・・・





そしてフュッセンを出てから約5時間半後の午後7時40分、







フランクフルト着いたー。(←※クタクタ)





てか5時間半の移動はさすがに大変、

ドイツの最南端、国境の町からドイツの中心まで戻ってきました。

駅を出てみればガラス張りの高層ビルが林立するまさに大都会、

まさにドイツの経済の中心都市だけのことはあると思いつつ、

ロンドンともパリとも違う、まさに近代的な大都会を久々に感じながら、

とりあえずは予約してあったホテルに向かい、

一休みしたところで、夕食でも食おうかと夜の街に繰り出しました。







ユーロの総本山、欧州中央銀行





いろいろ探した挙句、本日訪問したのは「Zum Grauen Bock」(※別窓)

マイン川南側の地区、ザクセンハウゼンの老舗レストランです。

もう慣れたもので男独りでも余裕で入店し、




俺「すいませーん。」


店「はいはい。」


俺「なんかお勧めはありますか?」


店「んー、この『フランクフルトスペシャル』ってのはどうだい?」


俺「お、面白そうですね。じゃあそれを。」


店「はい。」


俺「あ、あと、リンゴ酒ください。」


店「はいはい(笑)。」





というわけでザクセンハウゼン名物のリンゴ酒を飲みつつ、

待つことしばし、いよいよやつが俺の前にやってきました。







フランクフルト・スペシャル(←※大ボリューム)





でか!!!!!ってか全部食えるのか、俺。

ものすごい存在感のリップヒェン(※豚のあばら肉)を中心に、

巨大ソーセージが2本、さらにポテトにザワークラウトてんこ盛り。

リンゴ酒を片手に目の前の食の塊に挑みかかり、

30分ほどかけて何とかやつを撃退することができました。

隊長!任務完了したであります。彼女が欲しいであります!





・・・





で(泣)(←※ドサクサ)





帰り際、マイン川沿いの遊歩道を歩きながら、

酔いに任せて何枚か写真を撮ってみました。







アイゼルナー橋の後ろには大聖堂と歴史博物館が







ホルバイン橋となにやら真っ青に輝くビル





ヨーロッパの大都市にもかかわらず、

夜に出歩いてもヤバい雰囲気はあまり感じないところに

比較的治安の安定したドイツのありがたみを感じつつ、

ホテルに戻ってシャワー浴びて、またまたビールで酔っぱらうのでした。




さーてと、明日はいよいよ滞在最終日、今日はここまでです。





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2007年03月11日(日)    日本人同士、国境の町へ

今日は移動の日、どうもこんばんは、伯耕です。



またまたネット環境をゲットしましたので、

5日分まとめてアップしました。

というわけで是非是非こちらからどうぞ。




フランダースの非モテ系(※3月7日:別窓)




昨日とつながる今日の日記はこちら↓↓↓










さてさて、ドイツ4日目で昨日はローテンブルグ見学&宿泊、

この旅行で最高の宿をゲットできたことを喜びつつ、

今日はもう次の目的地へと向けての出発です。

本当に名残惜しい街、そして宿ですが、

後ろを振り返っていては先へと進めないのは何かと同じ、

今のこの瞬間もいつかは思い出になってしまうんだなーと思いつつ、

今日も早めの午前6時半起床です。





シャワー浴びて着替えて、まずは別棟のレストランへ向かい、





独り寂しくボソボソと朝食。(←※日本人、俺のみ)





すいません、そこのドイツ人のお嬢さん、

ちょっとジャパニーズ枯れ木に花を咲かせてみませんか。

今なら日本のスペシャルなお菓子、うまい棒あげますよ。





・・・





で(泣)(←※そして俺独りに)





天気は好転でも出会いには全く恵まれないことに無常を感じつつ、

飯も食い終わったら準備を整えてホテルをチェックアウト、

ご主人にこの旅行で最高の宿だったよとお礼を述べてホテルを出発、

荷物をガラガラ引きずって駅へと向かいます。







ローカル列車も流線型なのがドイツ流





午後9時過ぎに列車はローテンブルグ駅を発車。

しばし今日の乗り継ぎ予定と今日の予定などを確かめていたところ、

なにやら隣の男性が話しかけてきました。




H「すいません、日本人の方ですか?」


俺「はいはい、そうですが?」


H「その本、『地球の歩き方』ですよね。」


俺「そうですよ。」


H「ちょっと見せていただけませんか、持ってなくて。」


俺「いいですよー。」





というわけで偶然乗り合わせた日本人Hさんとおしゃべり開始。

話しているとこのHさん、なかなか豪快な人物のようです。




俺「今回はどんなご旅行なんですか?」


H「自由旅行ですわ。」


俺「いいですねー。どのくらい滞在されるんですか?」


H「2ヶ月です。」


俺「長いですねー。」


H「何も考えずに日本を出てきてしまいました(笑)。」


俺「お仕事とか、何されてるんですか?」


H「ムカついたのでこの前仕事はやめました。」


俺「そうなんですか。」


H「だからヨーロッパに行けば何かあるかなーと。」


俺「すごい行動力ですね。。。」


H「でも英語が全然わからないんです。」


俺「でも意外と何とかなりますよ。」


H「全然わからないんで3日間ほとんど何も食べてないんです。」


俺「・・・。」


H「ところでどこに住まれてるんですか?」


俺「京都ですわ。」


H「いいですねー、京都。僕は東京ですわ。」


俺「京都はなかなかいいところですよー。」






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・・・





とりあえずすごい人だな。。。





旅人にはなかなか強い人もいるもんだと思いつつ、

気がつけば電車は第一の乗換え駅のシュタイナッハ駅に到着、

荷物を持って乗り換えホームへと移動し、しばし待っていたところ、




A「こんにちはー。」


B「日本人の方ですよねー。」


俺「どうもどうもー。」


A「どこまで行かれるんですか?」


俺「今日は一気にフュッセンまで行く予定です。」


B「僕らもフュッセンなんですよ。」


俺「そうなんですか、ではどうですかご一緒に。」


A「是非是非、行きましょう。」





見知らぬ日本人4人が集結し、いろいろとしゃべりながらの列車の旅。

おしゃべりしてると長い時間も短く感じるなーと思いつつ、

アンスバッハにて列車を乗り換え、さらに1時間走ったところで、

列車は第二の乗り換え地点、ニュルンベルグに到着です。

ニュルンベルグ条約でも有名なこの街でHさんとはお別れ。





この駅にてこの旅では4回目のICEに乗り込みミュンヘンを目指します。

車内では相変わらず日本人同士でのおしゃべりタイム。




A「大学生の方ですか?」


俺「そうです、卒業旅行ですわ(笑)。」


B「僕らも卒業旅行なんですよ。」


俺「へー、そうなんやー、大学では何を専攻されてるんですか?」


A「僕らは建築学を。」


俺「じゃあヨーロッパでは見るものたくさんありますよね。」


B「そうなんですよねー(笑)。」


A「今回もヨーロッパの建築に特に注目して周ってます(笑)。」


俺「ヨーロッパの建築といえばですね。」


A「ええ。」


俺「僕、これを人生のうちで一度は見ておきたいって物が3つあるんですよ。」


B「何ですか?」


俺「一つ目はバルセロナの『サグラダ・ファミリア』。」


A「僕ら、最終日に行きますよ。」


俺「まぢすか。いいなーーーー。」


A「だいぶ強行日程なんですけどね(笑)。」


俺「今回の旅行では涙を飲んで諦めたんですよ。」


B「そうだったんですか。で、2つ目はなんですか?」


俺「2つ目は、フランスの『モン・サン・ミッシェル』ですわ。」


A「僕ら、今回はそれを涙を飲んで諦めたんですよー。」


俺「僕はこの前行きましたけど、あれはやばいですわ。」


B「いいですねー。一度行ってみたいっすわ。」


A「3つ目は何なんですか?」


俺「それは、僕らがおそらく明日訪れる場所です(笑)。」


A「なるほど(笑)。」


B「楽しみですよねー。」






というわけで建築関係のお話でなかなか盛り上がりつつ、

1時間ほど走ったところで列車はバイエルン州の州都・ミュンヘンに到着。

乗り継ぎ待ち時間40分の間に買い食いしたホットドッグの、

間に挟まったソーセージがむっちゃ旨いことに感動しつつ、

ここでさらに列車に乗り換えて、西へと1時間ほど走り、

列車は本日第四の乗換え駅、ブーフローエ駅にて下車しました。





広いホームと、周囲に何も無い駅舎。







人生で再び訪れることがないであろう駅。






しばしの待ち時間をいろいろとおしゃべりでつぶしたところで、

ようやく最終目的地行きの列車が到着、

目的地まではあと1時間ちょっとの旅、

あと少しだと思いつつ、流れ行く窓の外の景色に注目していました。





なかなかゆっくりした速度でひたすら南へと下る列車。





広大な農地が地平線の果てまで広がっていた車窓の風景は、

徐々に起伏の多い丘陵地帯へと変化していきます。





幾多の丘や山を越え、森や街を通り過ぎることしばし、





窓の外を見てみれば、







アルプスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





はるか向こうに聳え立つ山脈はまさしくアルプス山脈

ついに隣国オーストリアとの国境近くまで来たことに微妙に興奮しつつ、

ローテンブルグを出発してから7時間、





ようやく本日の目的地、







フュッセン来たよー。





オーストリアとの国境の街、

列車を降りて見れば冷涼な空気が身を包みます。

山には雪が残り、その後ろには広大な山脈、

まさにアルプスの麓の街の雰囲気を心地よく感じたところで、





まずはホテル探しじゃ(←※大問題)





数日前から行き当たりばったりの予定につきもちろんホテルは未定。

だいぶ多い観光客の姿に、これはもしかして満室が多いんじゃないかとビビリつつ、

荷物をガラガラ引っ張りつつガイドブックを片手にホテルを探し、

何とか2軒目で割安なホテルをゲット。

宿が決まってとりあえずはホッと一安心です。。。。





というわけで部屋に入ってみたところ、







トイレのドアの下の方にに妙な切れ目が。





これは、なんだ????





トイレのドアを開いてみたところ、







なるほど。(←※人類の英知)





てか設計ミスじゃんかよと独り突っ込みを入れつつ、

基本ボケ役の伯耕、ただいまツッコミ役の伴侶を募集中だよ(はぁと)





・・・





・・・





で(泣)(←※今日もセルフツッコミ)





というわけでそろそろ寂しくなってきたので、

せっかくなのでフュッセンの街を散策してみることに。

カメラを抱えてホテルの部屋を出発しました。

街を歩き、気が向くままにカメラを取り出しては撮影タイム。







メインストリートのライヒェン通り







まさにアルプスを望む街。







白壁の家がなかなかキレイです。







レヒ川に映るアルプス。







川辺の公園にてのワンショット







この道の先にはオーストリアとの国境があります。







レヒ川に映る街の風景





小さい街につき、1時間ほど歩けば町の主要な区域はほとんど踏破。

小さいけど雰囲気があっていい街だなーと思いつつ、

ホテルに戻ってしばし一休みし、

午後7時過ぎに夕食食うべく階下のレストランへ向かいました。





レストランに到着すれば、





A「やあやあ、久しぶり(笑)。」


B「どうもどうも、街歩きはどうでした?」






先ほどのA、B両氏がお出迎え。

どうせなら一緒に食べましょうと先ほど合意しておったのでした。

久々の人と話しながらの夕食の機会のありがたさをかみ締めつつ、





もちろん今日の夕食も、







ビールとソーセージだぁ。(←※エンジョイドイツ)





所用につき先に退出したBさんにごあいさつしつつ、

Aさんとビールを飲みながらヨーロッパやら建築やらについておしゃべり。

明日も是非是非ご一緒しましょうと盛り上がり、

2人ともだいぶ酔っぱらったところで解散です。






さーてと、明日はいよいよこの旅行最後のハイライト

なかなか楽しみにしつつ、今日はここまでです。



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2007年03月10日(土)    宝石のような街を尋ねて

ロマンティック街道南下中の伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、ドイツ3日目はバーデン・バーデンからスタートです。

ヨーロッパ屈指の温泉スポットにて体を休めたところで、

今日からは強行日程で長距離移動の連続の予定。

衝動決めした非モテ系的卒業旅行企画、独りヨーロッパの旅でしたが

ついに終わりが見えてきたことに一抹の寂しさを感じつつも、

まずは最後まで旅を乗り切らねばと気合を入れて、

本日はちょっと早めの午前6時起床です。





シャワー浴びて着替えたところで階下のレストランへと降り、

今日も独り寂しくボソボソと朝飯。

もう独りでテーブルに付くことにも慣れちゃったぜと思いつつ、

日本に出てから非常に役立ちそうでほんと嬉しいですよね!





・・・





・・・





で(泣)(←※涙ながらに)





飯も食い終わったところで部屋へと戻り、

荷物を抱えてチェックアウト、そのままLeopoldplatzバス停まで歩き、

やってきたバスにてバーデン・バーデン駅へと戻ります。

駅のカフェでエスプレッソ飲みながら待つこと30分、






さあ、今日も、







ICE乗るどー。(←※高速鉄道大好き)





今日も快適な一等車でゆっくりと車窓を楽しむ・・・

のが理想なのですが、このあと今日最大の綱渡りが待っているため、

とにかく時計とのにらめっこです。





午前9時3分、ICE602号は定刻より4分遅れでカールスルーヘ駅に到着。





この駅で乗り換える列車の発車時刻は午前9時7分。





・・・





ダッシュ!!!!!





事前にシュミレーションしておいた通り、

荷物を抱えて列車を飛び降りたらまずはホームの発車時刻表へ直行。

なになに、9時7分発ニュンベルグ行きは10番ホームだな。

おっしゃ、あとはひたすら走れ!!!!!





というわけでホームから地下通路に降り、

10番ホームまでひたすらに走ったところで今度はホームへダッシュ。

客車に飛び乗った直後、ベルが鳴って列車は出発しました。

ひえーーーー、あっぶねーーーーー。

ギリギリで間に合いましたよ、恋愛列車には常に乗り遅れてますが。





・・・





で(泣)(←※廃止路線間近)





何とか乗れたところでようやく息も元に戻り、間に合ってホッと一安心。

一等車にはパソコン用の電源まで完備されてることにビビリつつ、

車窓を眺めつつ、昨日の日記を書きつつ、約3時間の列車の旅です。





列車は南ドイツの農村地帯を駆け抜け、小さな町や村を通り過ぎ、

だいぶ走ったなーと思った定刻午前11時51分にアンスバッハ駅到着。

ここでいったん下車し、またまたカフェで時間をつぶしたところで、

電車を乗り換えて今度はヴィルツブルグ行きの列車に乗り込みます。







窓の外には美しい街並みが。





のどかな農村地帯を走ること15分、シュタイナッハ駅にて下車し、

さらに対岸ホームの列車に乗り換えて15分ほど走ったところで、





さあ、ようやく本日の目的地、







ローテンブルグ来たよー。





本日訪問するローテンブルグは別名「中世の宝珠」。

南ドイツ・ロマンティック街道のハイライトであるこの都市は、

城壁に囲まれ、中世の雰囲気をほぼ完全に残す都市として有名です。





というわけでまずは本日の宿探しから。

まずはガイドブックに載っていたガストホーフを訪ねてみました。




俺「すいませーん。」


店「はい。」


俺「ホテルを探してるんですが、今日シングルありますか?」


店「ああ、空いてるよ。」


俺「空いてますか!どんな部屋ですか。」


店「シャワー・トイレ、さらに庭までついた部屋がオススメだな。」


俺「・・・おいくらですか?」


店「一泊朝食付きで35ユーロ(約5000円)だ。」






安っ!!!!(←※心の声)





俺「じゃあその部屋お願いします。」


店「ああ、ところでもしかしてあなた、日本人かな。」


俺「そうです。」


店「そうか、日本人なら3ユーロまけてやろう。」


俺「本当ですか!?」


店「日本人特別割引だ(笑)。」





というわけで無事に本日のお部屋ゲット。

てか実際に見てみたら8畳近い広さがあってベッドが2つ。

椅子が2つに机もあって、部屋の隅には広いクローゼット、

そしてご主人の言葉通り、石垣に囲まれたテラスも付いておりました。





さらに、さらに、






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・・・





神すぎる。。。(←※至れり尽くせり)





ここまで素晴らしい宿はそうそう出会えるもんじゃありません。

これにさらに朝食が付いて32ユーロは安すぎる。。。。





というわけでこの旅行最高の宿をゲットしたところで、

荷物を部屋に置き、身軽になってローテンブルグの街歩きスタートです。

途中のプチレストランにてドイツ風カツレツで腹を満たしつつ、

まずは町の中心部であるマルクト広場方面へと向かいました。







カラフルな中世風の街並み。






石畳の道の沿道には三角屋根のカラフルな家がずらっと並び、

ショーウインドウには人形やら宝石やらおもちゃやらがズラリ。

まさにおとぎ話の中からそのまま飛び出してきたかのような街並みです。

男独りで歩くのが最高に似合わない街だなーと思いつつ、

実は何気にこういう雰囲気が好きなのは秘密にしつつ、

数分も歩けば街の中心部であるマルクト広場に到着しました。

聳え立つ鐘楼がシンボルの市庁舎を前に、しばし広場の記念撮影。





そして時刻は午後1時55分時、

午後2時が近づくにつれて、だんだんと広場に観光客が集まってきます。







人々の注目は市庁舎の隣、市議宴会館の時計。





そして壮大な鐘の音が午後2時をお知らせ、すると、







時計の横の窓が開いて・・・







出てきた人形がワインを飲み干します。





これがローテンブルグ名物の仕掛け時計・マイスタートルンク。

中世の伝説を元に再現されたこの時計ですが、

昼の間だけ1時間ごとにこうした仕掛けが登場するとのこと。

なかなかいいものを見たなーと思いつつ、

どうせここに来たなら市庁舎の鐘楼に登ってみようと思い立ち、

市庁舎の中にある、鐘楼への階段を登り始めました。







お、ついにあそこがてっぺんか。






ものっすごい狭い出口をくぐってみればそこが展望台、

予想外にかなり狭い足元にビビリつつも、目の前を見渡してみれば、







キレイな景色キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





いやー、これこそがローテンベルグの真骨頂。

城壁の中には赤い屋根の中世建築が見事に集結していて本当に美しい眺め。

そしてその外側、城壁の外側には広大な緑の農地が広がっています。

緑の中に閉じ込めらた、赤い宝石箱のような都市、

さすがはドイツ観光の目玉、ロマンチック街道ハイライト、

この感動を伝える人がいないのが独り旅の辛さだなーと思いつつ、

再び塔を下ってマルクト広場に戻ったのでした。







あの塔に登ってきました。





その後、聖ヤコブ教会などを見たところで、

次に訪れたのは人形とおもちゃ博物館

男独りで訪れては絶対にいけない場所のような気もしますが、

暇そうだったのと実は興味深々だったこともあり、

入場料を払って館内に入ってみました。





館内には古今東西、さまざまなおもちゃが並ぶのですが、





とりあえず、





ままごと用品は神。







ままごとセット。







もちろんこれもままごとセット。





まさかままごと用具でノックアウトされるとは思いもよらず、

完全におもちゃの国の虜となってしまったところで、

目の前にはさらに素晴らしい西洋のおもちゃや人形が登場します。







高貴なる園遊会







華麗なる一族





いやはや、子供用の域を通り越してこれは芸術だなと思いつつ、

しかし途中に展示してあった日本の七段雛人形市松人形も、

西洋の人形に負けず劣らず豪華できらびやかだったことに誇りを持ちつつ、

俺的にはかなり大満足して博物館をあとにしたのでした。

こんなに面白いのになんで客がいないんだろう。。。

そうか、俺の趣味が世間とはズレてるんですか、そうですか。





多少凹んだところで、

ならばみんなの趣味に合わせようと次に訪れたのは、





中世犯罪博物館(←※ズレまくり)





しかしこちらの博物館はなかなかの大賑わい。

中世以来の法律資料や拷問道具が多数展示された人気施設です。







ずらりと並ぶ拷問用具





館内は地下の石牢風展示室を除けば明るく学術的な雰囲気。

恐ろしい拷問用具を見て子供の集団も普通に盛り上がっています。

ヨーロッパを滞在中常に思うのはその暗黒の歴史、

現代に生まれることができてよかったなーという喜びを感じつつ、

拷問道具の前で非常に盛り上がっていた日本人の女の子たちにビビリつつ、

ドM的には、オラ、なんだかワクワクしてきただ!





・・・





で(泣)(←※of course ドン引き)





1時間ほど見学したところで博物館も退出しました。

その後も街歩きを続け、最もローテンブルグらしいというPlonlein界隈に到着。







馬車が通り抜けていきました。





Plonleinを通り過ぎ、コポルツェラー門からタウバーリビエラ公園へ。

流れる小川、散歩道、芝地ときれいに整備された公園からは、

ローテンブルグを取り囲む谷の風景と、

城壁に囲まれたこの街の遠景も俯瞰することができます。







公園にての風景。







みんなこの街の遠景に夢中です。





城壁に囲まれるこの街を眺めていれば、

どうせなら城壁の上を一周してみようと思い立ち、

城壁内の通路へと登る階段を登ってみました。

1周で大体2キロほどのローテンブルグ周回ツアースタートです。

ツアー参加者は現在非モテ系1人。





・・・





今日も孤独というルートをテクテクと歩きつつ、(←※アチャー)







ずっと城壁は続きます。







通路はこんな感じ。







お、向こうに城門の塔が見えてきましたよ。







城門の塔の向こうにもひたすらに続く道






ほとんど誰ともすれ違わなかったことに、

やっぱり俺のおもしろいと思うことは普通とずれてるのかなーと悩みつつ、

1時間ほど歩いたところでスタート地点に帰着。

いったん部屋に戻るべく、再び中心街を歩き出したのでした。







「魔女の宅急便」のキキが働いていそうなパン屋。







夕日を浴びるマルクス塔





しばし歩いて再び部屋に到着。

相変わらずいい部屋だなーと思いつつ、しばし休息タイムです。





・・・





午後7時過ぎ、そろそろお腹も空いたので部屋を出発。

しばし街を歩いてめぼしいお店を物色したところで、

なかなか雰囲気のよさそうな料理店へと入ってみました。

もう男独りでレストランなんて俺的には余裕ですよ、見た目には。





・・・





で(泣)(←※実は必死)





というわけで周囲がほとんどグループ客なことには目をつぶりつつ、

せっかくドイツにいるわけだから、当然注文したのは、







ソーセージとビール(←※基本)





いやー、本場のビール(゚Д゚)ウマー、ソーセージも(゚Д゚)ウマー、

お値段がかなり割安なことにも感謝しつつ、

他にもスープにサラダにパンにと食った食った食った、

ビールも1リットル近く飲んだような気がしつつ、

大満足して再び部屋へ帰るべく、夜の街へと足を踏み出したのでした。





夜のローテンベルグの街、

観光客の姿も消えた夜の街並みを酔いに任せて何枚か撮ってみました。







人通りの無い夜のマルクス塔近辺







ホテルの看板が煌々と







おもちゃ屋のショーウィンドウ





店が営業を終えると完全に人波が途絶え、街は夜を迎えます。

ほとんど人通りも無い街並みですが、

俺的にはむしろその美しさは夜の方が際立っているように感じつつ、

でもやっぱりほとんど人の気配が無いので

自分が面白いと思うものの方向性を再度疑いつつ、

独り寂しくトボトボと部屋に戻ったのでした。





さーてと、荷物の整理を終えたら今日も独り晩酌だ。(←※日課)

明日は大移動だなーと思いつつ、今日こまでです。



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2007年03月09日(金)    キタコレだけどアチャー

ホテル探しのドキドキ感にはまりつつある伯耕です。

どうもこんばんは。





さてさて、ドイツ2日目です。

昨日ケルン大聖堂を見学してからハイデルベルグ入り。

今日は午前中に市内観光できるなーと思いつつ、

今日もいつものように午前7時半起床です。

まずはシャワー浴びて着替えたところで、





ホテルのレストランで独り寂しくボソボソと朝飯。(←※日課)





悲しみを振り払って強く生きていくことを改めて決心しつつ、

チェックアウトして大きな荷物はフロントに預けてホテルを出発です。

ホテルのスタッフがやったらノリがいいことに元気付けられつつ、

まずはハイデルベルグの市街へと向けて出発しました。







ハイデルベルグの旧市街






まずは街を見下ろす丘の上に建つハイデルベルグ城へ向かうことに。

数々の戦争で半ば廃墟と化した廃墟ファン的にはたまらない眺めですが、

まずは城へと続く長い坂道を登らなければなりません。

朝の冷たい空気の中でもさすがに汗ばんできた頃にようやく城に到着、

入場料を支払って、城のバルコニーへと出てみれば、







キレイな景色キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





色鮮やかな屋根のこじんまりした建築物が集合しているあたり、

今までのどの国の雰囲気とも違うまさしくドイツらしい雰囲気。

素晴らしい光景に来てよかったなーとほくそえみつつ、

中国人ツアー客が凄まじい数で上がってきたためその場を後にしたのでした。





その後、しばし城の中庭を見て廻ったところで、

城の地下にあるというワインの大樽なるものを見に行くことに。





まあ大樽といったって、ワイン用じゃないですか。





たかが樽なのにそんなに大きいなんてことは





・・・





・・・







でかっ!!!!!(←※世界最大級)





てか誰が飲んだんだよと思いつつ、

むしろうらやましいぜと妬みつつ、地下室を出て城見学も終了。

入れ違いに日本人カップルが入ってきたことに歯軋りしつつ、

出口から出て、再び街への帰途に着いたのでした。







あの街へと降りていきましょう。





急坂を下って街へと降りてきたところで、

精霊教会から聞こえるパイプオルガンの音色に旅情を感じつつ、

今日の2枚目の写真の中央右にある赤レンガの橋、

カールテオドール橋を渡って対岸へ向かいます。





対岸まで渡りついたところで、

シュランゲン小道を登って対岸の丘へと登ってみることに。







山へと分け入る小道を登っていきいます。







ひたすらに続くこんな路。





またまた汗ばんできて、息が上がってきたころにようやく広い道に到着。

山の稜線に沿ってゆるやかに一本の道が続いています。

ゲーテなど多くの詩人や哲学者が実際に歩きながら思索にふけった道、







「哲学者の道」





京都の哲学の道ほど混みあってもいないいい雰囲気。

てか俺以外に全く人の姿がありません。

時折犬の散歩の人やジョギングの人と通り過ぎる程度。

俺もなぜ彼女ができないのかの思索と瞑想にふけりつつ、(←※イター)







哲学者の道からの風景







春の訪れを感じます。







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・・・





で(泣)(←※お約束)





ポカポカと温かくいい雰囲気に俺もベンチに座ってしばし一休み、

先ほど来た道を日本人カップルが上がってきたため、

独り者は引き下がることにしました。

独り者は下界に降りろー、観光地はカップル様のものじゃー。

って最近声が聞こえるんですがこれって幻聴ですかね。





・・・





で(泣)(←※カップル恐怖症)





下界に降りたところで再びカールテオドール橋を渡って旧市街へ。

大学の治外法権時代に作られた学生牢やらハイデルベルグ大学の学部やら。

いつの時代にも大学生は活発だったんだなーと妙に納得しつつ、

ヨーロッパの古い大学の多くは大都市の喧騒を離れた小さな都市で、

時代のめまぐるしい変化から一定の距離を保ち、

思索と瞑想のうちに古い文化遺産を検討し新しい文化を作り上げていったわけで、

そのあたりが日本の大学とは違うもんだと実感したのでした。





というわけで、そろそろ昼飯の時間なので、







本日の昼飯。(←※思いっきり和食)





本日の昼食はハイデルベルグでも人気の日本レストラン「KONOMI」にて。

店内は日本の和食レストランの雰囲気で店員さんも日本人、

味付けも普通に日本、きゅうりのQちゃんも日本、

ここがドイツであることを忘れるくらいの日本っぷりにひたりつつ、

久々にご飯をお腹一杯食ったところでお店を出発しました。





そしてお店を出発してすぐ、





・・・





・・・





日本がむっちゃ懐かしくなってきた。。。(←※ホームシック到来)





テンションが完全に日本モードに戻ったところで店のドアを出れば、

そこは石畳と白塗りの建物が続くハイデルベルグの街並み。

このギャップに、自分が今はるか日本を離れた地にいることを実感します。

結構無理やりテンション上げてたんだなーと苦笑しつつ、

再びテンションを海外モードに調整しつつ街を歩き始めました。





近くのショッピングセンターにて靴下を買ったところでホテルへと帰着。

預けてあった大きな荷物の受け取りです。

出てきたのは先ほどの冗談ばかり言う妙にノリのいいスタッフさん。




俺「すいませーん。」


ホ「はいはい。」


俺「預けてあった荷物、受け取りに来ました。」


ホ「えー、あの荷物?」


俺「はい。」


ホ「さっき欲しいって人がいたからあげちゃったよー(笑)。」


俺「・・・」


ホ「困ったねー。ふふふ。」






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・・・





通じたよ!(←※奇跡)





というわけでもちろん冗談タイムが終わればしっかりと荷物を受け取り、

ゴロゴロと荷物を引っ張ってハイデルベルグ駅へと向かいます。

ここから普通列車でマンハイムまで戻り、

30分ほど時間をつぶしたところでやってきたICEに乗車。

再び一等車のフカフカ座席を楽しみつつ、





約1時間後、







バーデン・バーデン到着





やってきましたバーデン・バーデン。

ドイツ語での意味は「温泉・温泉」、その名の通り、

ローマ時代からの由緒ある温泉地であると同時に、

ドイツ最大のカジノを有する一大歓楽地です。

やっぱり旅行といったら温泉ですよ、さあ独り風呂だ、独り風呂だ。





・・・





・・・





悲しくなってきたところで(←※自業自得)





バスのチケットの買い方に四苦八苦しつつも何とかチケットをゲットし、

駅前からのバスに乗っていざ温泉街の中心、Leopoldplatzへ。

隣に座った現地のおばちゃんと話が弾みつつ、

15分ほど走ったところでバスは目的地Leopoldplatzに到着。

まずは今日泊まるホテル探しです。





ガイドブックに載っていた某ホテルを訪問、





俺「すいません、今日シングルルームは空いてますか?」


ホ「すごく小さい部屋しかないですけどいいですか。」


俺「どんな部屋ですか?」


ホ「小さめのシングルで、シャワーとトイレは共同です。」


俺「宿泊料は?」


ホ「一泊30ユーロです。あと保養税が2.8ユーロかかります。」


俺「お願いします。」


ホ「ありがとうございます。これで今日は完全に埋まりました(笑)。」


俺「ラッキーでした(笑)。」





一泊30ユーロはかーなり割安、

この料金で町の中心部に泊まれるのはラッキーだったと思いつつ、

部屋もなかなか清潔でキレイなことに安心しつつ、

荷物を部屋に置いて身軽になったところで部屋を出発です。





さーてと、バーデン・バーデンにやってきたので、





もちろん、







温泉だぁ(↑※カラカラ浴場)





ローマのカラカラ皇帝も湯治に訪れたというカラカラ浴場、

バーデン・バーデンの中心的な存在です。

入り口のショップにて水着を購入し、

ロッカーに荷物を預けていざ大浴場へと向かってみれば、





・・・





広っ!!!





日本の温泉のイメージとは全く違うヨーロッパの温泉、

むしろ温泉というよりも温泉プールと言ったほうが正確かもしれません。

流れるプールや屋外プールなど大小さまざまなプールが全て温泉水、

その中を泳いだり、ジャグジーに身を任せたり、

みなさん思い思いに楽しんでいます。






そしておお!目の前を水着の美女たちもテクテクと歩いていきますよ!






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・・・





で(泣)(←※大失敗)





2時間ほど温泉プールでゆらゆらと揺られたところで、

だいぶプールも楽しんで指もふやけてきたのでこれでカラカラ浴場を退出。

そしてその足で次に向かったのは







フリードリヒス大浴場(←※またまた温泉)






こちらは1877年に完成したヨーロッパ屈指の豪華な浴場とのこと。

入場料を支払い、ロッカーでとりあえずは素っ裸になったところ、

普通に係員さん登場。




掛「ここは初めてですか?」


俺「はい。」


掛「この浴場は順番式になっています。」


俺「はい。」


掛「各部屋に番号と指示がありますので、それにしたがって進んでください。」


俺「わかりました。」


掛「では楽しんで。」





というわけで進んでみれば、まずはシャワールームが。

壁には「1番・シャワールーム、5分間シャワーを浴びること」との表示。

全ての部屋がこんな感じで、番号に従って次々に部屋を移動していきます。





常温サウナにて15分ゆっくりと休み、

高温サウナにて5分間汗をかき、

常温スチームバスを10分、高温スチームバスを5分、

そして36度のぬるま湯に15分間ゆっくりと漬かり、

そしていよいよ大浴場へと移動して10分ほど28℃のプールを泳ぎ、

次は大浴場を望むジャグジーであります。





ボコボコと泡に打たれながら温度は体温よりやや高めのぬるま湯。





見上げれば大聖堂を思わせる大天蓋。





そしてここは混浴。(←※キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!)





目の前を白人美女達がなんら気にすることなく素っ裸で歩いてきます。

ここまであっけらかんとしているとむしろ神秘的な光景ですらあるのですが、

とりあえずまたメガネをロッカーに置いてきた俺はどうすればいいんですか?





・・・





で(泣)(←※またまた大失敗)





ジャグジーを出たら再びぬるま湯の風呂に漬かり、

シャワーを浴びて体をしっかりと拭いたところで、

最後は薄暗い休息室にて裸のまま毛布に包まり30分の安眠タイム。

リラクゼーションをとことんまで追求したヨーロッパの温泉も、

これはこれでなかなかいいものでありました。





大満足でフリードリヒス大浴場を出発し、

そろそろお腹も減ったので街に出てお店を探すことに。

今日の晩酌用のビールも買って帰ろうと思って店を探したものの、





・・・





・・・





この街、食料品店がない。。。





探せども探せども、ドリンクなどを売っている食料品店が皆無。

ひたすらに続くのはブティックや各種ブランド店ばかり、

しかもそのほとんどは午後6時には閉店し、通りは閑散としています。。。

1時間ほど歩き回って探したものの結局食料品店は発見できず。

この街、生活の臭いがまったく感じられないなーと思いつつ、





中華料理屋にて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※偶然開いてた)





しかも突然降り始めた雨にテンション下がりつつ、

微妙に濡れてホテルへと帰着したのでありました。

明日はどこへ行こうか時刻表とにらめっこしつつ、きょうはここまでです。



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2007年03月08日(木)    無計画的南ドイツの旅スタート

人生も旅行も行き当たりばったり、どうもこんばんは、伯耕です。





さてさて、今日はベルギー出国の日です。

たった2日しか滞在できなかったベルギーですが、

グランプラスも小便小僧も見たし、アントワープも楽しんだし、

チョコレート買ったしワッフル食ったしビール飲みまくったし、

2日間にしてはベルギーを満喫したなーと大満足。

もちろんまだまだ訪問したいところ、経験したいことは山ほどありますが、

今回は涙を飲んで次の国へと出国です。





で、出国は出国なのですが、





今日からは計画が白紙。





14日の飛行機でフランクフルトから帰るまでは、

宿の予約も旅行計画も全くの白紙状態。

というわけで今日からはその場のノリで行き先が決まる6日間

果たしてどうなることかと思いつつ今日は午前7時半起床です。

二日酔いがほとんど無いことに感謝しつつ、

シャワーが今度はクソ熱いことにビビリつつまずは朝飯食うべく食堂へ。





食堂にて、またまた日本人仲間といろいろしゃべっておりました。





俺「それにしても日程が過ぎるのって早いよなー。」


F「それめっちゃ思うわ。」


R「俺もいつの間にかもう半分過ぎてるしなー。」


俺「俺もさ、8日目にベルギーを出てって計画立てててさ。」


P「うん。」


俺「数週間前からそのあと何しようかと思ってたんだけど。」


F「うん。」


俺「旅行8日目ってすっごい遠い日のことのようでいて、もう今日だもんなー。」


P「旅行中って何も考えることなく時間が経ってくよな。」


F「今日のこの瞬間も気がつけば思い出になっちゃうんだよね。」


俺「そう考えると今ってすっごい大切だよなー。」


P「そうだよね。今日はどこへ?」


俺「とりあえずドイツへ行ってみるわ。」






そんなことを話しながらみんなで飯を食い、

てかこのホステルのパンが異様に旨いことに全員気付きつつ、

飯も食い終わり、準備を整えたらホステルを出発です。

仲良くなったみんなでしゃべりながらアントワープ中央駅から電車に乗車。

ブリュッセル中央駅へ向かうみんなとはお別れし、

俺はその1つ手前のブリュッセル北駅にて下車しました。





ちょっと駅のカフェにて時間をつぶし、時間になったのでホームへ。





さあ、伯耕的ヨーロッパ高速鉄道の旅

ユーロスター、TGV、タリスに続いて4つ目は、






ICE乗るどー。





ドイツ国鉄が誇る超高速列車ICE(Inter City Express)。

最高営業時速300km/hで運転するドイツ鉄道網の要です。

アムステルダムやブリュッセルにも乗り入れる国際列車のひとつでもあり、

今回はドイツへの出国にこの列車を使うことにしました。





ええ、もちろん、







一等車だぁ。(←※座席フカフカ)





座席の頭のところについてる枕みたいなやつの存在は神だと思いつつ、

最初の目的地までは2時間ちょっとの電車の旅。

窓の外を流れるベルギーの広大な農村風景に目を奪われつつ、

しかし今日の計画を立てねばと必死で時刻表とガイドブックをにらみつつ、





2時間後、







ケルン(Koln)来たよー。(←※ドイツ入国)





ところで上の写真、駅の裏手にとんでもないものがあるのが写っています。

見えますよね、ちょうどKoln Hbfの看板の上から屋根までの間に。





というわけで、






ケルン大聖堂来たよー。(※世界遺産)






てか、







でかっ!!!!!





・・・





離れて見ても、







でかっ!!!!!






高さ157m、とにもかくにも圧倒的な大聖堂、

この迫力はヤバイ、てかヤバイ、ちびっちゃうかもしれない、ウソ。

デカけりゃいいんですっていう無言の説得力がヤバイ。

突然地上に生えてきた巨大な2つのタケノコみたいな姿がヤバイ。

出川並にヤバイよヤバイよを繰り返しながら大聖堂へと入ってみました。







内部はこんな感じ。






さらにこの大聖堂、塔の上まで階段を使って登れるとのこと。

どうせなら登っちゃってみることにしますか。





というわけで、





階段を500段近く登り、(←※汗ダラダラ、息キレキレ)





ようやく塔の上部に到達、

厳重に金網で覆われたその間から景色を眺めてみれば、







ライン川の船がホーエンツォレルン橋を潜り、







そしてやはりライン川沿いの聖マルティン教会と市街地





これがドイツの景色なんだなーと感慨深く思いつつ、

よく120年も前にこんな大建築が可能だったなーとビックリしつつ、

人間はやろうと思ったことは何でもできてしまうような気がしつつ、

再び500段近い階段を下って塔を下りたのでした。

というわけで伯耕も恋愛しようと思えばできるはずですよね!





・・・





で(泣)(←※できないこともある)





彼女ができることを大聖堂でお祈りしつつ再びケルン駅へと戻ったのでした。

駅のコンコースのグリル料理店にて独り寂しくボソボソと昼飯を食い、







さすがはドイツ、ビールの国だと感激しつつ、(↑※5リットル缶)





再び荷物を持って、やってきたICEに乗車しました。

時刻表とにらめっこの結果、先ほどようやく本日の目的地が決定、

ICEに1時間半ほど揺られたところでマンハイムにて下車、

ここで普通列車に乗り換えて走ること約15分、





ようやく、ついさっき決めた今日の目的地、







ハイデルベルグ来たよー。





ゲーテやショパンも愛した詩作と芸術の街ハイデルベルグ、

ドイツの名門ハイデルベルグ大学を有する大学町としても有名です。

我が大好きな大学巡りもロンドン大学、ソルボンヌ大学に続いて3つめ、

趣味が一致している女性、ただいま猛烈な勢いで探しております。





・・・





で(泣)(←※そして検索結果なし)





まずは駅前のインフォメーションセンターでホテルを勧めてもらったものの、

条件的に思ったより安くないので自分で歩いて探すことに。

しばし歩いたところでいい感じのホテルを見つけたので、

中に入って値段を聞いてみたところかなりリーズナブルで即決定

部屋もキレイでよかったなーと思いつつ、

まずは宿泊先ゲットで一安心です。





ホテルで一休みしたところでそろそろお腹も減ったので、







夜のハイデルベルグ市街に繰り出してみましょう。





夜もなかなか賑わう中、いい感じの料理屋を見つけたので入店。

ビール飲みながらとりあえず飯でもと、




俺「すいませーん。」


店「はいはい。」


俺「ミックスグリルと、パスタの3番ください。」


店「本当にその2つでいいの?」


俺「はい。」






注文も終わり、ビールで上機嫌になって待っていたところ、







でかっ!!!





ふつーにステーキが3つと半分、それにソーセージ。

さらにここには写っていませんが山盛りのポテトフライが付いています。

ひえー、安いけどてかマジ旨いけど、

とんでもないものを頼んでしまったと思いつつ、





そういや俺、パスタ頼んでた。。。。(←※大失敗)





というわけでお店の人に聞いてみました。





俺「すいませーん。」


店「はい。」


俺「俺の頼んだパスタ、もう作ってますか?」


店「まだ作ってないわよ。」


俺「ちょっとミックスグリルが想像以上に大きくて・・・」


店「実はね、たぶんそう来るだろうと思って作るの待ってたのよ。」


俺「本当ですか?」


店「じゃあパスタはキャンセルでいいわね。」


俺「ありがとうございます、ごめんなさい。」


店「いえいえ(笑)。」


俺「じゃあその代わり、美味しいビールをもう1杯ください(笑)。」


店「はいはい(笑)。」






と、もんのすごいたどたどしい英会話で申し訳なかったものの、

気遣いをしてくれた店の方にドイツ最高だと思いつつ、

残りのソーセージ食いながらビールを傾けテレビでサッカー観戦

いやはや、ドイツだなーと実感しつつ、お店を後にして、

相変わらず上機嫌で街中を歩いてホテルに帰着したのでした。





ハイデルベルグにいきなり魅了されつつ、今日はここまでです。




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2007年03月07日(水)    フランダースの非モテ系

もちろんビールが目的の伯耕です。どうもこんばんは。





さてさて、フランスからベルギーに入りました。

首都ブリュッセルを敢えて避けて北西のアントワープに宿泊。

ダイヤモンドとルーベンスで有名な港町ですが、

日本では「フランダースの犬」の方が知名度があるのかもしれません。






というわけで本日は午前7時半起床。

旅行中は完全に規則正しい生活になってることに感動しつつ、

シャワーが微妙に冷たいことに凹みつつ、





ビュッフェにて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※やっぱり)





着替えて準備を整えたところでホステルを出発。

まずはアントワープ中央駅方面へと向かうわけですが、

それにしてもさすがは世界のダイヤモンド取引の中心地

街中にはダイヤモンドを取り扱った宝石店や、

そんなダイヤ業界を牛耳っていると言うユダヤ人の姿が目立ちます。







街中の至るところに見られる宝石店。





本当に非モテ系には高値の華ですよね。(←※送る相手が)






・・・





・・・





で(泣)(←※Come back to 現実)





というわけで相変わらず凹みながら旧市街へと向けてテクテクと。

大通りを越えたら通り沿いの道はゴシック建築が目立つようになります。

そして道沿いにはオシャレなブティックやカジュアルショップがずらり。

さすがはファッションの最先端を行くベルギーです。







目抜き通りのMeir







カメラマンの姿も目立ちます。





そんなわけで街並みを眺めつつ、

駅から20分ほど歩けば、今日の最初の目的地がその姿を現しました。







ノートルダム大寺院





170年の歳月をかけて完成したベルギー最大のゴシック教会。

教会のみならず、アントワープの生んだ名画家、

ルーベンスの傑作を鑑賞することができる美術館としても有名です。

「フランダースの犬」で最後にネロ少年が天に召されたのがこの教会、

この教会ではネロ少年の憧れだったルーベンスの傑作、

「聖母の被昇天」を実際に見ることができるということです。







教会前のフルン広場にはルーベンスの銅像が。







教会内部はこんな感じ。







鮮やかなステンドグラス。





いったん教会内に入ってみれば非常に神聖かつ厳粛な雰囲気、

教会の内部に分散した様々な宗教画も素晴らしい限りです。

ゆっくりと雰囲気を感じながら、一番奥の裁断の方向へと近づいていけば、





お、これが噂のルーベンスの傑作、







「聖母の被昇天」





ルーベンスの作品はルーブル美術館でも何点か鑑賞しましたが、

この作品はルーベンスの作品の中でも非常に鮮やかなイメージです。







ネロ少年の視線から。





絵を見上げながらネロ少年について思いを馳せつつ、

でもネロ少年とルーベンスはある意味ミスマッチだよなーとも思いつつ、

内部をもう少し見学したところで教会を出発したのでした。

その後も市庁舎、ルーベンスの家などを見学したところで、





そろそろお腹も減ったし、昼飯でも食おうかな。





そうだ、どうせならフリッツ食おうかなー。





フリッツというのは早い話がフライドポテトなわけですが、

なにせ世界で初めてフライドポテトを考案したのはベルギー人とのこと、

どうせならそんな本場でフライドポテトを食べたいじゃないですか。





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・・・





本当に美味しいですよね。(←※大間違い)





というわけでしっかりと腹ごしらえもしたところで、

どうせ「フランダースの犬」の教会を訪問したなら、

物語の舞台の町も訪問してみようということで、

思いつきでトラムに乗り込みホーボーケンなる地区へと向かってみました。





20分後、ホーボーケン地区に到着。





道をトボトボと歩いていたところ、







それらしい銅像キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





実は「フランダースの犬」はベルギーでは無名の物語、

むしろ日本からの問い合わせが多かったことで観光名所化したようです。

ネロとパトラッシュが住んでいたという村、

忘れないよこの道はパトラッシュと歩いた空へ続く道を、の界隈は

現在ではトラムが走る郊外の住宅街となっていました。





その後、再び旧市街へと戻り街歩きを再開。







こんな面白い路地をハケーン。







路地を抜けたらこんなところに出てきました。





いやはや、路地歩きは本当におもしろいなーと思いつつ、

この喜びや感動は誰に伝えたらいいんですかね。

やっぱり妄想上の彼女しかダメなんですか。

というわけでブツブツつぶやいていたら道に迷っちゃったよ(てへ♪)。





・・・





で(泣)(←※いろいろな意味で涙目)







その後、チョコレートの老舗「DEL REY」にてお買い物。





これでだいぶお土産も買い揃ってきたことを安堵しつつ、

ひとまず休息のためにホステルへと戻ったのでした。

ホステルに戻れば明日の出発に備えてしばし荷物の整理タイム。

てかこのお土産、全部バッグに入るのだろうか。。






・・・





気がつけば時刻はもう午後6時過ぎ、

そろそろお腹も減ったので再びホステルを出発しました。

アントワープ中央駅に立ち寄ったところで、





近くのイタリア料理店にて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※日課)





実はハードル高い「独りイタ飯」もクリアしちゃったぜと喜びつつ、

でも全然喜ばしくない事実には一切耳をふさぎ、

ビールで心地よく酔ったところでお店を出発、

夜のアントワープ中心街を地図を見ながら独り寂しくテクテクと歩き、







こんな界隈にやってきました。






そうです、俺は今ベルギーにいるんですよ。





そしてベルギーと言ったら、





ビールだぁ。(←※超お楽しみタイム)





本日訪問したのは有名ブラスリーの「クリミナトール」

ブラスリーと言うのはカフェの珈琲じゃなくてビール版みたいなもので、

さすがは水のようにビールを飲むというベルギー人、

街中には大小さまざまなブラスリーが散在しております。

今日訪問するブラスリーはその中でも品揃え抜群を誇るお店とのこと。





というわけで独り勇気を出して入店し、まずは地ビールを一杯。







そしてベルギー名物クリーク(チェリービール)にもチャレンジ







そしてお次はロッシュフォートの8年物。





いやはや、ビール大好き人間としては至福のひと時です。

俺的には酸味の効いたクリークがかなりツボ、

本場でプロが注いでくれたトラピストも抜群の味わいでありました。

隣でカップルがキスしてるんですが気にしない。





・・・





・・・





で(泣)(←※アチャー)





というわけで酔いと勢いでテンション揚げながら、

なかなかに酔ったところでお店を出発、

夜の公園の中をテクテクと歩きながらホステルまで戻ったのでありました。





ホステルに戻り、自分の部屋へと向かったところ、




F「あのー、日本人ですよね。」


俺「はいはい、そうですよ。」


F「ラウンジで日本人同士で集まってるんですがどうですか。」


俺「おお、是非参加させてもらいます。」






というわけでラウンジに向かえば日本人4人で談笑中。

20歳から30歳くらい、みんな学生旅行でした。

この時期はどこも日本人が多いですねーと話に加わりつつ、

深夜0時過ぎまで旅行話などを語り合っていたのでした。

あ、気がついたらビール2缶開いてる。





・・・





今日はビール3リットルくらい飲んでるなーと思いつつ、

心地よいを覚えながらベッドに戻ってそのまま就寝、

さあ、明日は何をしようかどこへ行こうか、今日はここまでです。




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2007年03月06日(火)    警戒度マックスで目指せ甘いもの

大丈夫です、とりあえず生きてます。

お久しぶりの伯耕です、どうもこんばんは。

ようやくネット環境ゲットに成功し、9日分一気にアップしました。




1日32時間でヨーロッパ出発(2月26日:別窓)




から読んでいただければ分かりやすいかと思います。

今回は写真もてんこ盛りにつき、いろいろ見て頂ければ幸いです。






↓ここからは3月6日の日記。
















さてさて、今日は4日間滞在したフランスの出国の日。

最初はいろいろ重なってテンション低いフランス滞在スタートだったものの、

翌日から目の前に次々と現れる美しいパリの姿に圧倒され、

そんな美しさの中に隠された悲しく暗い歴史を知るたびに、

この街が多くの人をひきつけるその感覚も何となくわかってきました。

花の都パリ、またいつか訪れたいものだと思いつつ本日は7時起床です。





まずは独り部屋で寂しくボソボソとパンとバナナで朝飯。(←※日課)





本日のエネルギーを注入したところで、

シャワー浴びて着替えて、荷造りを整えたところでホテルを出発。

ちょっと郵便局に立ち寄って日本へのエアメールを発送し、

バックパック担いで国鉄Gare de Nord駅へと向かいます。





さーてと、フランス出国ということで、







タリス乗るどー。(←※またまた一等車)






ヨーロッパ高速鉄道3つめはタリス、

フランスとベルギー、オランダを結ぶTGV型高速鉄道です。

今日1つ目の目的地はベルギーの首都ブリュッセル

さてさて、どんなイベントが待ち受けているんでしょうか。





というわけでガイドブックを開いてみれば、





・集団でのスリのグループに注意を。

・子供のスリのグループがブリュッセル中央駅付近に出没

・多発する「首絞め強盗」に注意

・ミルクかけ強盗の被害報告

・日本人が標的に・・・







そして昨日出会ったJさんが言っていた言葉。





「いやー、ブリュッセルは結構危ない雰囲気だったなー。」





・・・





・・・





再び俺的警戒度マックス。





治安の良さってのは日本の最大の長所だなーとしみじみと思いつつ、

一等車のサービスの軽食とお茶を心地よく頂き、

パリからわずか1時間20分でタリスはブリュッセル南駅に到着しました。

非モテ系的卒業旅行はイギリス、フランスに続き3カ国目に突入、

列車を降りて荷物を預かり所に預けたところで、





さーてと、





気をつけながら観光を楽しんでくるとしますか。





しかし大雨。(←※アチャー)





パリでも小降りだったのですが、

ブリュッセルはかなり風もつよい荒れた天候となっています。。。

持ってきた安い傘はパリの強風で崩壊してしまったので、

とりあえず駅の売店で1000円くらいの傘を買い、

まずはブリュッセル最大の観光名所、グラン・プラスはどこかなー。





・・・





あれ、駅を出てもなんか地図と違う。。。





どうなってるんだ???





と思ってインフォメーションセンターに向かい、

係の方にグラン・プラスはどこなのか聞いてみたところ、

隣のブリュッセル中央駅から歩いてすぐとのこと、

そうか、ここはブリュッセル南駅、駅を1つ間違えた。。。





というわけで再びホームに上がり、やってきた普通電車に乗車、

確かにガイドブック通りに列車は地下ホームへと入り、

今度こそ無事にブリュッセル中央駅到着です。

駅からグラン・プラスへの道のりもしっかりと確認し、







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・・・





ダメダメだ。(←※マジ凹み)





というわけでテクテクと歩いて駅を出発、

さすがにパリほど日本人の姿は目立たないなーと思いつつ、

雨の中を人の流れに沿って進んでいったところ、







グラン・プラス(Grand Place)到着。





ブリュッセル最大の観光名所であるグラン・プラス。

ヴィクトル・ユゴーが「世界で最も美しい広場」と評し、

ジャン・コクトーは「豊穣なる劇場」と評した方形の大広場です。

周りを取り囲むのは市庁舎を初めとした中世ゴシック形式の傑作ばかり。

普段は大賑わいのこの広場もこの雨では観光客も少なめです。







壮大な市庁舎







右から2つ目の緑の暖簾のお店が「Godiva」





いやはや、壮大なことは壮大だけどこの雨はしんどいと思いつつ、

いったんグラン・プラスを出て、ガイドブック通りに進んでみれば、







小便小僧キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





これまたブリュッセルと言えばの観光名所。

雨の中にも人だかりができて、みんな記念写真撮影に昂じております。

俺も雨宿りしながら遠くから写真を撮っていたところ、




B「Excuse me.」


俺「What?」


B「Could you take a picture of us, please.」


俺「Sure.」





話しかけてくれたのは白人の超キレイなお姉さんですよ!

モデル並みのキレイなお姉さんに話しかけられて、

うはwwwww俺wwwwww今日は女性運最強wwwwwww





もちろん心地よく写真を撮って差し上げて、

気分ルンルンで次の名所Jeanneke Pisへと向かうことに。

「小便小僧の妹版」との宣伝文句も深く考えずにいそいそと歩けば、







この路地の奥にあるようです。。。





なんか、微妙な場所にあるなーと思いつつ、

近づいてみたところ、







・・・。(↑※詳細は想像にお任せします)





・・・





何となく見ていたところ、

同じくガイドブック持って見に来た若い女性2人組に、

ものすごい微妙な視線で見られたんですがどうすればいいんですかね。





・・・





で(泣)(←※自業自得)





微妙な名所を見てしまったところで、気分を入れ替えて街歩きスタート、

レストラン街のしつこい呼び込みをかわしつつ、

Galerie St. Hubertなるショッピングアーケードに到着し、







Neuhausでお土産のチョコレートをゲット。





というわけでブリュッセルの目的の8割ほどが完了。

グラン・パレス、小便小僧、お土産のチョコレートと来たら、

あとはブリュッセルでやり残したことと言えば、





ワッフルだぁ。(←※ベルギー名物)





ええ、ベルギーと言えばチョコレート、そしてワッフルですよ。

本場の本物のワッフルが食べたいと思って、

本日訪問したのはグラン・プラスから歩いてすぐのDandoy

ブリュッセルの中でも老舗にあたる有名店、

2階のティールームにて焼きたてのワッフルが頂けるとのことです。





というわけで男独り、果敢にワッフルを注文して待つことしばし





・・・





・・・







本場のワッフルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!




手前にあるのがブリュッセルワッフル、奥がリージュワッフル。

ブリュッセルの方はフワフワ、リージュはサクサク、

てかこれは普通に美味しいのでありますよ。

エスプレッソを頂きながら本場のワッフル、

そして窓の外を見てみれば世界有数の美しいゴシック建築。

いやはや、最高の贅沢ですね、独り用の席ですが。





・・・





で(泣)





というわけでしっかりとワッフルも頂いたところで

これにて我がブリュッセルの任務は全て完了、

雨の中をテクテクと歩いてブリュッセル中央駅へと戻り、

さらに普通電車でブリュッセル南駅へと帰還。

荷物を受け取ったところで、電車に乗って次の街へと出発です。





全車両二階建てのローカルトレインに揺られること50分。







アントワープ到着。





今日から2日間はベルギー北部の街、アントワープに滞在です。

国の重要文化財らしい壮麗なアントワープ中央駅に到着し、

バックパックを抱えて線路沿いを歩くことしばし。

街中に宝石店が目立つのはさすが世界のダイヤモンド取引の中枢だと思いつつ、

結構濡れながら歩くこと15分、2日間お世話になるユースに到着です。

到着後、自分のベッドにてしばし一休みしたところで、





腹も減ったし夕食でも食いに行くか。。。





本当はベルギー料理を頂きたいところですが、

服装がカジュアルなのと、旅行中は栄養が偏っていることもあり、

中央駅近くの中華街へと向かいました。

困ったときには中華街、全世界どの都市にも必ずあるし、

さらに中華料理はほぼ外れが無いのが嬉しい限り。





というわけで中華街の某料理店にて夕食を済ませたのですが、





今日気付きました。





チャーハンは神。





日本人的にはご飯食べないとエネルギー出ない感じがするわけですよ。

しかしヨーロッパは基本パンなわけで、ご飯がないんですよ。

現地のレストラン入ってもいいんですが、

メニューが良くわかんないし、テーブルマナーも不安じゃないですか。

結果として日々のご飯がサンドイッチばっかりになってくるわけですよ。

しかもサンドイッチばっかり食ってると野菜が不足してくるわけですよ。

さあそこでチャーハンの登場だ、

ご飯はもちろん野菜も入って肉も卵も入って油で炒めてしかも旨い!

ってことをすっごいキレイだった中国人のウェイターさんに言いたかったんですが、

言葉の壁により断念しました。無念です。





・・・





で(泣)





ベルギービールで心地よく酔いつつ、

雨ながらなかなか賑わう夜の繁華街を歩いてホステルに帰着。

さーてと、明日は何をしようかと思いつつ、今日はここまでです。



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2007年03月05日(月)    海上のラピュタ

今日はメインディッシュ、どうもこんばんは、伯耕です。




さてさてパリ4日目、明日のフランス出国を控えて、

今日はパリ郊外にお出かけの日です。

今日訪問する場所はこの旅行の中でもかなり楽しみにしている場所、

と言いますか、ここに行きたかったからヨーロッパ旅行を企画したわけで、

あの場所を自分の目で見ることができるともうドキドキです。

ちなみに恋愛のドキドキはだいぶ遠ざかっておりますが何か?





・・・





で(泣)(←※そして独り旅)





というわけで本日は午前7時起床。

シャワー浴びて着替えてたところでまずはエネルギー補給のため、






部屋で独り寂しくボソボソとパンとバナナの朝食を食い、(←※日課)





準備を整えたところでホテルを出発しました。

さーてと、まずは国鉄モンパルナス駅までメトロで行きますか。

モンパルナス9時5分発の電車なので、まだ余裕はありそうです。





歩いて最寄のGare de l'Est駅に到着し、ちょうどやってきたメトロに乗車。

モンパルナスまでだいたい20分としても発車までは30分の余裕、

これなら十分に間に合うなと思ってホッとしていたところ、





・・・





・・・





発車しません。。。





しばし待っていたところ早口のフランス語のアナウンス、

何言ってるのか全然分からないので、

近くにいた乗客のおねえさんに英語で聞いてみました。




俺「何があったのかわかりますか」?


客「トラブルで停車中みたいですね。」


俺「長く掛かりそうですか?」


客「うーん、なんともわからないなー。」


俺「ありがとうございました。」






モンパルナスから乗る列車は午前9時5分発、現在時刻は8時20分。

このまま停車が長引いたら完全に列車に乗り遅れてしまいます。

さあ、どうする、俺。





・・・





・・・





よっしゃ!!!!(←※決断)





列車を降りて階段を駆け上がり、地上へ上がってタクシー探し

外国でタクシー乗ったことなんてありませんが背に腹は抱えられません。

まずはタクシー乗り場探しに手間取りつつ、

ある運転手さんに場所を教えてもらったら乗り場まで走れ、走れ、走れ!

ようやく駅の反対側サイドにタクシー乗り場を発見し、




俺「ボンジュール、モンパルナスステーション、シルブプレ。」


運「ウイ。」





黒人運転手さんとの交渉に成功し運よくタクシーをゲット、

列車のチケットを見せて時間が迫っていることを英語で説明したところ、

とにかくできるだけ急いでくれるとのこと。

かビビるほど荒っぽい運転なものの確かに速い、速い、速い。

向こうに見えてきたモンパルナスタワーがあっという間に近づいてきて、

午前8時45分、国鉄モンパルナス駅到着です。

多めのチップをお渡しして乗り場へと急いだのでした。





というわけで、







TGV乗るどー。(←※念願)





さらにさらになんと今回は







一等車だぁ。(←※座席フカフカ)






ヨーロッパ高速鉄道の旅、ユーロスターに続いて2つ目は

フランス国鉄の誇る超高速列車TGVです。

しかも我がEurail Grobal Passはファーストクラス指定ということで、

ヨーロッパの特急列車の一等車が基本乗り放題、

TGVやタリスについては座席指定料金がかかりますが、

それでも一等車を存分に楽しめるのはありがたい限りです。





午前9時5分、音もなくゆっくりとパリ・モンパルナス駅を発車、

この静かさは列車編成における動力集中方式の賜物です。

ヨーロッパの高速鉄道は原則として動力集中方式、

つまり機関車によって客車を牽引する方式をとっているのに対し、

日本の新幹線は動力分散方式を採用しているのが両者の相違点です。

動力集中方式は客車下のモーターが無くなるので

客室が静かになる反面、発車時に連結器部分からの衝撃があるのが難点、

って感じで知識を披露したら俺も少しはモテますかね?





・・・





で(泣)(←※進行方向ミス)





今日も快調に暴走&意気消沈を繰り返しつつ、

列車は徐々にスピードを上げてパリの街から遠ざかっていきます。

パリを過ぎれば車窓は広大な農村が続くのどかな風景。

さすがはヨーロッパ最大の農業大国だと思いつつ、

「華麗なる一族」の中巻を読みながらおよそ2時間の列車の旅です。





2時間後、TGVはレンヌ駅に到着、

ここから今度は路線バスに乗り換えて目的地まで1時間半なわけですが、

路線バスなのに乗客の9割が日本人な状況はどうしたらいいんでしょうか。

あ、でも可愛い女の子2人組がいたのですべてを許します。

でも悲しむべきことにお互いの彼氏の話で盛り上がっておりました。





・・・





で(泣)(←※アウト・オブ・眼中)





偶然隣り合わせた金沢大学の学生さんといろいろとおしゃべりしつつ、

バスはいくつかの村や町を過ぎ、農村地帯を走り、

いくつもの丘を越えてひたすらに海の方向へと走っていきます。

そしてレンヌ駅を出発してからおよそ1時間15分後、






そろそろかなと窓の外に注目していたところ、







見えた!!!(←※車内に歓声)





ついに見えた、ついに来てしまった、

ドキドキ感マックスに達したところでバスは目的地に到着しました。







モン・サン・ミッシェル(Mont St-Michel)





ついに来てしまったモン・サン・ミッシェル。

フランスが世界に誇る世界文化遺産です。

大天使ミカエルのお告げによってこの地に立てられたという修道院、

水上に浮かぶ天空の城ラピュタのようなその姿を

ずいぶん前にネット上で画像を見つけて余りの美しさに感動し、

いつか絶対にこの目で見たいと思い続けてから数年、

今、実際にモン・サン・ミッシェルの前に立ち、もう感無量です。

美しくもどこか現実離れした光景が不思議な感じ。





というわけで岩をくりぬいて作ったような入り口から島内に入り、

まずは入り口付近のレストラン、La Mere Poulardに入店、





独り寂しくボソボソと特大オムレツで昼飯。(←※名物)





てかふつーに高いぜよと微妙に凹みつつ、

まあここに来たらお約束なんだと自分に言い聞かせて昼食完了。

修道院へと続く一本道をツアー客に飲み込まれながら登っていきます。

てかやっぱり観光客の8割以上が日本人な件について。







だいぶ登ってきました。





しばらく進んだところで修道院への入り口に到着。

チケットを購入して、いざ内部へと潜入です。







光の差す方へ。







修道院というよりむしろ要塞のような。







内部はこんな感じ。







ゴシック建設の傑作、ラ・メルヴェイユ







なんかドラキュラ城っぽい





1時間ほどで内部の見学も終わって再び登山道に帰還。

それにしても人類はとんでもないものを作ってしまうなーと感銘を受けつつ、

再び登山道を下って島の入り口まで戻ってきたのでした。

これにて修道院の内部の見学は終了、




さて、ここからは我が本目的、





写真撮るどー。(←※本目的)





ツアー客に混じって内部の見学もいいですが、

モン・サン・ミッシェルは島全体の姿こそが最大の見所、

この島は中距離から撮ったほうが雰囲気が出そうだなーと思いつつ、

観光客でごった返す島からは離れて、無人の湿原の方向へと歩いてみました。







島へと続く堤防から。







羊さんこんにちは。







島へと向かうカップルさん







別のサイドからの景色





島へと続く道路を行ったりきたりしつつ、

さらに湿原地帯に足を踏み入れて撮影ポジションを探します。

いやー、どこから撮ろうか迷うなーと思いつつ、

湿地帯を歩き、さらにぬかるんだ泥道を歩いていたところ、





つるっ





あっ!!!!





転ぶ、転ぶ、もう建て直しが利かない・・・(←※走馬灯)





ドテーン!!!





なんと泥水の水溜りのど真ん中で足を滑らせてしりもち。

カメラは大丈夫でしたが、見てみればジーンズ左足が泥水まみれ、

さらにジャケットも下の部分が完全に泥をかぶってしまい、

ちょっとえらいことになってしまいました。。。

すぐに偶然近くにいた日本人青年がダッシュで駆け寄ってきて、




J「大丈夫ですか!?」


俺「見ての通りです(笑)。」



J「また壮大に転びましたね。。。」


俺「決定的瞬間をお見せしてしまい恥ずかしい限りです。」


J「いやいや、てか泥だらけですね、大丈夫ですか?」


俺「拭けるものはタオルで拭きますわ。」


J「僕、今日帰国なんで使わない濡れティッシュとかあげますわ。」


俺「マヂすか。ありがとうございます!」


J「いえいえ(笑)。」






なんとかその場の応急処置は済ませたものの、

完全泥まみれのジャケットは着るわけにはいかないのでリュックの中へ。

てかこの泥、落ちるのかなーとかなり凹みつつ、

何とかバスに乗車拒否されない程度には泥を落とすことができました。

だいぶブルーになりつつ時間が来たのでバス停へと向かいます。




レンヌへ帰るバスの中にてJさんとおしゃべり。




俺「明日帰国というと、どのくらい旅行されてたんですか。」


J「2ヶ月です(笑)。」


俺「2ヶ月ですか!?長いですねー。」


J「だいぶヨーロッパも回りましたねー。」


俺「やっぱり海外が好きで?」


J「ええ。海外好きですねー。」


俺「将来は海外に住みたいとかあるんですか?」


J「いや、住むとなったらやっぱり日本が一番ですね。」


俺「そうなんですね。」


J「便利だし、日本の日用品はしっかりしてますしね。」


俺「外国だと日用品がそんなにしっかりしてないんですか?」


J「ビックリしますよ(笑)。」


俺「そうなんですかー。」






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・・・





あ、確かに丈夫だわ。(←※新発見)





その他にも日本が世界に誇るものとして、

サービス業の気遣い、安全な24時間営業コンビニの存在、

カップラーメンの旨さ、さらには娯楽の豊富さなど、

海外と比べた日本の素晴らしさについていろいろと盛り上がり、

気がつけばバスはレンヌ駅のバスターミナルに到着。

Jさんとはここでお別れして国鉄駅へと向かい、





構内のお店で独り寂しくボソボソとピザを食い、(←※ひたすらに続く独り飯)





午後6時半、やってきたTGVのまたまた一等車に乗車、

2時間後の午後8時半過ぎにようやく国鉄モンパルナス駅に帰着です。

満員のメトロでスリを警戒しながら何とか無事Gare de l'Est駅に戻り、

テクテク歩いてお隣のGare de Nord駅に向かい明日の出国切符をゲット、

俺のパスを見て日本人だと知った駅員さんが、

切符を渡すときに「ARIGATOU」と言ってくれたのが好印象でした。





というわけでホテルに戻り、





ジャケット洗濯ターイム





先ほど泥だらけになってしまったジャケットですが、

明日からは北へと向かうため、防寒対策ジャケットは必須です。。。

しかしナイロン製の防水ジャケットでよかったと思いつつ、

直接水かけて洗ってみたところ泥はどんどんと落ちて完全に元通りに。

あとはフランスの乾燥気候に賭けるだけだとジャケットを干してたところで、





なんとか今日一日を乗り切った。。。(←※トラブル続き)




明日はいよいよフランスを出国、

次の国には何があるのか期待しつつ、今日はここまでです。



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2007年03月04日(日)    ヴェルサイユ行ってみよう

パリにはすごい、どうもこんばんは、伯耕です。




さてさて、パリ3日目です。

昨日は一日たぶん12キロくらい歩いてパリ市内を観光、

非モテ系につきショッピングとかいう楽しそうなイベントは皆無なので、

今日から2日間はパリ郊外の名所を探訪する予定であります。

え、名所探訪も彼女と一緒の方が楽しいって?

そういう当たり前のことを突っ込むのはこの日記における禁忌です。





・・・





で(泣)(←※そして今日も独り)





というわけで今日は午前7時過ぎに起床。

シャワー浴びて着替えて準備を整えたところでホテルを出発です。

地下鉄に乗ってまず向かったのは国鉄モンパルナス駅、

ここでいよいよ我がEurail Grobal Passをvalidationして、

普通列車に揺られること約30分、某駅にて下車し、





駅前の道をテクテクと歩いていけば大通りに合流、





そしてその大通りを西へと向かって歩いていけば、







ヴェルサイユ宮殿キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





・・・





・・・





てか、





でかすぎだろ。(←※カメラに入りきらず)





そして、







並びすぎだろ。(←※先頭まで300m)





入り口からはるか正門まで続き、そこで折り返して伸びる行列。

しかし行列の長さにしては割と順調に前へと進み、

30分ほど列に並べば列の先頭の荷物チェックコーナーに。

ヨーロッパはセキュリティーが厳しいなーと思いつつ、

荷物チェックも終えて、さて、チケットカウンターに行きましょうか。




俺「すいません、大人1枚ください。」


チ「今日は全館無料となっています。」


俺「無料!?」


チ「はい。」





ななななんと通常13.5ユーロ、

日本円にして2000円ほどの入場料が今日はタダの模様です。

いやー、ラッキーだぜ、この調子で彼女もゲットだぜとテンション上げつつ、

日本語パンフレットもらっていそいそと館内へと突入しました。

ちなみに伯耕も現在、入場料タダの格安セール中だよ(はぁと)。





・・・





で(泣)(←※いまだ入場者ゼロ)





心で泣きながら相変わらず独りのまま、

いよいよ見学ルートに従って、ヴェルサイユ宮殿内に潜入です。







入り口を入ってすぐのところにある礼拝堂。





いきなりの豪華絢爛な内装に圧倒されつつ、

ルートに沿ってオペラ劇場、石像の回廊と歩いていけば、





さあ、ついにやってきました。





ヴェルサイユ最大の見せ場、







鏡の回廊(←※しかし半分工事中)





当時としては高価だった鏡を惜しげもなく使用した豪華絢爛な回廊、

ヴェルサイユ条約の締結の場としても有名なこの回廊ですが、

現在ヴェルサイユ宮殿自体が170年ぶりの大改修工事中

この時期は最大の見せ場である鏡の回廊が半分改修工事中でした。。。

入場料無料ってこのためだったのかなーと思いつつ、





その後もしばし館内を歩き、







王妃の寝室





その他にも皇太子の寝室や名画の廊下などを歩きながら鑑賞。

人知の及ぶ限り、贅の限りを尽くした宮殿を眺めているうちに、

圧倒を通り越してむしろ笑えてさえきます。

知恵と財力の限りを尽くして壮大に無駄なことをしたら、

それが古今随一の芸術になったわけで面白いなーと思いつつ、

1時間ほど館内を歩いたところで出口に到達です。

さて、次はヴェルサイユの真髄とも言われる庭園を見に行ってみましょうか。





まあ、真髄といっても庭ですよ、庭。





ただの庭じゃないですか。





まあちょっとのぞいて見てやろうと思って建物の裏へ回れば、







広っ!!!!!





高台から見下ろしているはずなのに、庭の終わりまで見渡せません。

十字型の大運河と小運河を中心として、

点在する泉、広がる緑の中を幾何学的に道が走り、

整然とした並木道がはるか果てまで続いていきます。

これは庭と言うよりもむしろ壮大な公園、というかむしろ森、

北海道の広大なファームを思わせるその庭は、

ルイ14世自慢の作品、フランス式庭園の最高傑作とのことです。







ふつうに牧場としても使われています。







あまりにも広いのでレンタサイクルをゲット。







対岸は1.5km向こうです。







そしてカップルアチャー





・・・





・・・





で(泣)(←※マジ凹み)







中世を模した3人組登場







あら、雨かしら。






2つのトリアノンも見て周り、

大運河、小運河を自転車で一周したところでレンタサイクルも返却、

4時間ほど滞在したヴェルサイユ宮殿ですがそろそろ後にすることに。

それにしてもやっぱり日本人が多いなーと思いつつ宮殿を出発し、

行きとは駅を変えて、国鉄Versailles-Rive Droite駅に到着しました。





Gare St-Lazzare行きのローカル列車に乗り込みしばし鈍行列車の旅、

しかし電車の中は犯罪多発地帯、常に気をつけていなければいけません。





するとある駅でいかにも怪しそうな男が1人乗車。





こ、これはちょっと気をつけなければ。。。(←※現在俺的警戒度マックス)





ドア付近に陣取ったその男、







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・・・





さすが芸術の都(←※首をかしげながら)




フランスでは普通の光景なのかどうかは結局謎のまま、

20分ほど走ったところで国鉄サン・ラザール駅に到着。

そういえばまだオペラ・ガルニエ界隈はまだ見てなかったなーと、

南へ向かってテクテクとウォーキングスタート。







オペラ交差点から見えるヴァンドーム広場







日曜日のオペラ大通り







本を売るならブックオフ♪(パリ店)






突き当りがオペラ・ガルニエ





いやはや、パリの街並みを歩けば歩くほど、

このあまりにも美しい街並みにただただ感動するばかりです。

大通りはもちろんのこと、細い横道も小さな路地も、

中世の雰囲気を残した建物が立ち並び、

カメラを取り出せば必ず絵になる光景に撮影枚数は増えるばかり。

まさにパリは街全体が壮大な美術館であり、

人々が美術館の中で生活する街なのだと改めて実感したのでした。

いやー、パリはいいなあ、新婚旅行はまたパリに来たいなー。





・・・





で(泣)(←※言って後悔)





その後どうせモテないのでカフェでしばし時間をつぶし、

そろそろ時刻は午後6時過ぎ、なかなかお腹も減ってきました。





というわけで、





ラーメンだぁ。





2年前のトロントに引き続き、海外ラーメン体験2度目はパリ。

ここオペラ大通りは別名・日本通りとも呼ばれる大通り、

日本企業や日本関連の店が数多く立ち並ぶ、いわばパリの日本だとのこと。

日本料理店、ラーメン店も何軒か点在するオペラ界隈ですが、

今回訪れたのはその中でも味に定評があると言われる「来々軒」

非常にラーメン屋らしい店名に期待しつつ、

「中華料理」の暖簾をくぐって店内に入ってみました。





店「いらっしゃいませー。」





おお、普通に日本語や。。。





最近噂になっている大陸系や半島系の方々が運営する

「なんちゃって日本料理」店ではなく、

日本人が調理運営するれっきとしたラーメン店。

と言いながら中華料理店を日本人が経営することには文句はないわけで、

食とはエゴイズムだなと独りで納得しながら注文を待つことしばし。





数分後、ようやく完成し、手元にやってきました。







四川味噌ラーメン(※8ユーロ)





早速いただいてみましょう。





・・・





・・・





てか普通に旨い。(←※ビックリ)





海外のラーメンは食材入手の難もあるためか、

日本のラーメンに比べると味が落ちるイメージがあったのですが、

ここのラーメンはそんなことなく普通に旨い、

ってか一乗寺などラーメン激戦区でも十分通用する旨さです。

味噌はかなりあっさりめ、しかし生姜の香りと唐辛子の辛味、

さらにミンチ肉の旨みが合わさって繊細ながら非常に旨いスープ。

麺は日本のものとはちょっと印象の違う、

ラーメンの麺ではあるけれど春雨っぽい感じも漂う不思議な麺。

しかしこれがスープと絡んで、さらにモヤシと一緒に食うと(゚Д゚)ウマー。

さすがは食の都パリだぜよと感心しつつ、

ついでに注文したチンジャオロースがすっげー旨いことに感動しつつ、

大満足してお店を後にしたのでした。旨かった。。。





その後、日も暮れてきたので夜のパリを歩いてみることに。







ダニエル・ビュランのオブジェ@パレ・ロワイヤル







パレ・ロワイヤル庭園の噴水







ホテル・ルーブル前のカフェテラス







ライトアップされたボン・ヌフ橋と最高裁判所







光に照らされるコンシェルジュリー








セーヌ川からアンヴァリッドとエッフェル塔を望む





・・・





・・・





地下鉄の駅に到着し、地下にもぐってしまうのが惜しい、

歩くたびに、時刻が変わるたびに新たな美しさを見せるパリに感動しつつ、

Chatelet駅からメトロ4番先に乗り、

ホテル最寄り駅のGare de l'Est駅へと戻ってきたのでありました。

近くの商店でパンとバナナとビールを買ってホテルへと帰着。





さーてと、明日はパリ郊外観光第2弾、

往復12時間掛けてちょっと頑張ってきます。今日はここまで。



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2007年03月03日(土)    非モテ系、シャンゼリゼを行く

今日は写真てんこもりの伯耕です。どうもこんばんは。

俺的に頑張って撮ったつもりなので、

せせら笑いながら見ていただければ幸いです。





さてさて、今日はパリ2日目。

昨日パリに到着して、いろいろな悪条件が重なったこともあり、

初っ端からかなりテンション低い滞在スタートだったわけですが、

今日は気分を入れ替えて一日、ベタなパリ観光を楽しむ企画です。

昨日の低テンションを吹き飛ばしてくれるようなものを見たいなーと思いつつ、

本日は午前7時起床、飯食ってシャワー浴びて着替えて、

午前9時過ぎにホテルを出発しました。

今日は風が強いもののいい感じで晴れ上がっていい日になりそうです。





地下鉄2番線に乗り、Charles de Gaulle Etoile駅にて下車し、





地上に上がってみれば、







凱旋門キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





思ってた以上にでっかいその姿になかなか感銘を受けつつ、

せっかくなので頂上まで登ってみることに。

ひたすらに続く狭いラセン階段を登って頂上にたどり着いてみれば、





SUGE−−−−−−!!!





眼下に広がるパリ中心部の絶景にいやはや感動しっぱなし。







真下から一直線に伸びるシャンゼリゼ通り







向こうにはモンマルトルのサクレ・クール聖堂も見えます。





高いところ大好きな俺としては至福の景色にしびれまくりつつ、

それにしても日本人が多いなーと改めて思いながら、

ふたたびラセン階段を降りて凱旋門の下へと帰還し、





さーてと、ではいよいよパリの街並み散策といきますか。





というわけで、







非モテ系、シャンゼリゼを行く(←※お呼びでない)





当方、非モテ系ですがシャンゼリゼを歩いたっていいじゃない。

シャンゼリゼは恋人達の大通りなんですか、聞いてないですが何か?

おー、シャンゼリーゼ、おー、シャンゼリーゼ、

辛いことがたくさんあってもみんなみんな生きているんだ友達なんだ。

途中から歌が変わっているというツッコミは禁止します。





・・・





で(泣)(←※パリでも快調に暴走)





横目にグラン・パレやアンヴァリッドの威容を眺めつつ、

ちょっと気分転換に別の通りも歩いてみようと適当な道を左折。

エリゼ宮を眺めながら、フォーブール・サントノレ通りに入ってみました。

高級ブランドの店が軒を連ねるショッピング街であります。







落ち着いた気品ある雰囲気。





むしろシャンゼリゼ以上に非モテ系が浮く場所でした。。。アチャー





・・・





で(泣)(←※自業自得)





その後、マドレーヌ教会を眺めながらコンコルド広場に到着。

オベリスクを中心に北にマドレーヌ教会やホテルクリヨン、、

西に凱旋門、東にルーヴル美術館、南にブルボン宮といった、

壮大な建築物が集結する景観にいやはやもう感動するばかり。

その尋常でない規模に圧倒され、やっぱ欧米人はすげーやと感心しながら、

せっかくなのでセーヌ川でも見てみようと思い立ち、







コンコルド橋から見るエッフェル塔とアレクサンドル3世橋。





この沿岸が世界遺産なんだなーと実感しつつ、

再びコンコルド広場へと戻り、さらに歩いてやってきたのは、







ヴァンドーム広場




パリでも有数の美しさを誇るとの前宣伝通り、いやはや美しい!

記念碑を中心に、その周囲を取り囲む重厚な建築物がまたいい雰囲気。

周囲には世界最高級ホテルのリッツを初め、カルティエ、ディオールなど、

世界を代表する高級ブランドの店がずらりと軒を揃えています。

なんだろうこの男独りに全く縁の無い世界は。






・・・







見上げれば今日もいい天気。(←※涙目で)





その後、テクテクと歩いてチュイルリー公園へ。

緑多い公園に自然にマッチした石像がなかなかいい味を出していました。







おい、邪魔だよ。





・・・





さらに東へと歩き、カルーゼル凱旋門をくぐって、

大きな道を渡ったところで、





さあ、本日の一大イベントがやってまいりました。







ルーヴル美術館来たよー





ガラスのピラミッドがシンボルの世界を代表する美術館、

一昨日の大英博物館に続き、今度はルーブル美術館と、

人類の遺産をこれだけまとめて見ることができる機会も最初で最後、

観光客で大変に混雑する中、チケットを買っていよいよ内部に潜入です。







プロムナード沿いにも貴重な美術品が並びます。





階段を上がり、サモトラケのニケの像にしばし見とれつつ、

さらに奥の方へと進んでみれば、むこうに人だかりが。

なんだろうと思ってその作品を見てみれば、







ミロのビーナスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





いきなり超有名目玉作品がお出迎えですよ。

エーゲ海のミロス島で発見された美の女神の像、

腕を無くしたことで、逆に人間の想像力をかき立てる結果となったと、

むかし国語の教科書で読んだような記憶があります。

西洋の像はこの時代から写実主義的だったにもかかわらず、

東洋にはリアルな造形を目指した像が少ないのは不思議だと思いつつ、

ミロのビーナスの間を後にして、先へと進んだのでありました。







なかなか珍しいミロのビーナスの後姿








ナポレオン三世の晩餐部屋







先生、田中君、鼻血が出たみたいです。






・・・







おい、モタモタするな、電車に遅れるぞ。





てか動けねえよ。





・・・





で(泣)(←※妄想全開)





その後もものすごい広い館内を微妙に迷いつつグルグルと。

ミロのビーナスに引き続き、この美術館最大の目玉の一つである

「モナリザ」もしっかりと鑑賞させて頂きました。

見れば見るほどこちらに笑いかけてきているような不思議な感触を覚えつつ、

さらに「カナの婚宴」「ナポレオン一世の戴冠式」といった名画、

「ルイ十五世の戴冠式の冠」「ハンムラビ法典」や

「ラムセス二世坐像」などの世界的な文化遺産、

「瀕死の奴隷」「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」の彫像など、

二次資料でしか見たことが無かった芸術作品をしかとこの眼で鑑賞。

俺らが見慣れている東洋的な世界の切り取り方と、

西洋的な世界の切り取り方の違いが面白いなーと感心しつつ、

4時間ほど滞在して美術館を後にしたのでした。





ルーヴル美術館を後にして、セーヌ川沿いを東へ向かってテクテクと。

セーヌ川沿岸一帯は世界文化遺産に登録されている名勝、

中世からそのまま残っているような美しい建築物が川沿いに続いています。





いやー、本当に俺、パリにいるんだなー。(←※ようやく実感)




後ろにはルーブル美術館、前には芸術橋、







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・・・





本当にパリですね!(←※歯軋りしながら)





気を取り直してノートルダム橋を渡ってシテ島へ。

地図を見ながら本日の最終目的地、モンパルナスまでは

街並みを眺めながら、そして気に入った場所があればカメラを取り出しながら、

歩いてパリを実感しよう的ウォーキングタイムです。







青空に聳え立つノートルダム大聖堂







何気ない横道も賑わっています。







あこがれのソルボンヌ大学。





その後、リュクサンブール公園でしばし一休みし、

生活観あふれるパリの住宅街をテクテクと歩き、

さらに歩けばいろいろなお店で賑わうモンパルナス大通りに到達。

ようやく本日の最終目的地、国鉄モンパルナス駅に到着しました。





無事に明後日の指定席チケットをゲットしたところで駅を出て、

ふと目の前を見てみれば、







モンパルナス・タワー





・・・





登るっ!!!(←※高いところ大好き)





モンパルナスの再開発の一環として建築された地上210mの超高層ビル。

56階以上が観光客向けの展望サロンやレストランとなっており、

抜群の眺めを味わうことができるとのこと。

さあ、本日最後のイベントとしてさっそく登ってみましょう。





・・・





十数分後、エレベーターで56階のパノラマラウンジに到着。

さっそく一番人気のエッフェル塔側の景色を見に行ってみれば、








すげーーーーーー。(←※大感動)





先ほど歩いてきたパリの街並みが俯瞰図となって目の前に広がります。

それにしてもため息が出るほどの街の美しさ、

白い石造りの建築物で敷きつくされた街に大通りが走り、

そうした大通りは街に点在する広場へと収束していきます。

ところどころにはアクセントのように古い教会の尖塔、

そして緑豊かな公園、そして巨大な宮殿建築、エッフェル塔。

この街が花の都、美の都と呼ばれ、数多くの人々を魅了してきたことも、

こうして上から眺めてみるとなるほどとうなずけるものです。





窓の外を見てみると、どうもにわか雨が降っているようです。





窓が濡れてきたなーと思いつつ、





反対側の景色を見に行ってみたところ、







虹が出てるー。





パリの街にかかる見事なレインボー。

ロンドンでも虹を見れたし、今回はほんとに虹に恵まれてるなーと思いつつ、

てか地上200mから虹を見ると、完全な円形に見えるんですよ。

上の写真でも虹が写真の下の部分に突き抜けてるのが見えると思いますが、

さらにこの虹を下のほうへ追っていくと、






交差点の右下から左上にかけて虹が見えます。







そしてちょうどルーヴル美術館のあたりから空へ







そして一周完了。





いやはや、ただでさえ素晴らしいパリの景観に虹まで加わり、

まさに幸運としか言いようが無い奇跡的な体験です。

この感動を誰に伝えればいいんでしょう。

とりあえず横に妄想上の彼女を作って語りかけたらいいんですかね。

なんか周りのパリジェンヌが距離を置いてくる気がするんですが気のせいですか。





・・・





で(泣)





その後、ふとあることを思いついて、

ラウンジのカフェにて独り寂しくボソボソとパスタで夕飯。

じゅうぶんに時間をかけて夕飯を頂いて時刻を見ればもう午後7時。

とっくに日も暮れて、夜の帳がおりてきました。





というわけで展望ラウンジに移動。





さあ、思い出してみましょう。







1時間前はこんな感じだったのが、





現在は、





・・・





・・・







ジャジャーン





どうだこの感動のスペクタクル。

地上210mから見るパリの夜景はもう俺的空前絶後、

美辞麗句をいくら並び立てても言い尽くせぬほどの美しさです。

完全な夜景ではなく微妙に夕闇が残るあたりが絶妙のタイミング、

ほら、この夜景を見てあそこの恋人達もいいムードじゃないですか。

ところで何で俺この夜景を独りで見てるんだろう。。。





・・・





で(泣)(←※久々に本当に凹み中)





余りにも美しいので、今度は2枚並べてみました。













パリは美しい、月並みな言葉だけどそれがドンピシャです。

イメージで語るならば、ロンドンが理性の都とするならばパリは感性の都、

俺的「二都物語」が最高の思い出で完結することを確信しつつ、

そういやディケンズの家も一昨日見たんだっけと思い出しつつ、

夜景の余韻を俺の心のアルバムに刻み込んでタワーを後にしたのでした。





Montparnasse Bienvenue駅からメトロに乗って、

正直に言えば一度微妙に載り間違えた結果うまくリカバリーして、

ホテル最寄り駅のGare de l'Est駅に到着。

独り酒用のビールを買ってホテルに戻ったのでありました。





本日歩いた距離はおよそ12キロ、撮影写真枚数138枚、

昨日とはうって変わってパリの素晴らしさに酔いいれつつ、

この感動を分かち合ってくれる彼女探しの道の険しさにげんなりしつつ、

明日はヨーロッパの美の極致を見に行く予定、

なかなかワクワクしつつ、今日はここまでです。




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2007年03月02日(金)    雨と憂鬱のフランス入り

だんだん度胸がついてきた伯耕です。どうもこんばんは。




さてさて、ロンドン5日目、今日は次の国へと出発の日です。

昨日飲みすぎて久々の結構な二日酔い。

もんのすごい喉の渇きと共に午前6時半起床、

シャワー浴びて着替えて、全ての荷物のチェックを済ませ、

3日間お世話になったThe Generator Hostel Londonを出発です。

うぐー、なんか頭痛い。。。




というわけでそのままRussel Square駅へと向かいここから地下鉄。

てか初乗り4£(≒1,000円)というアホな値段設定にげんなりしつつ、

地下鉄を乗り換えて乗り換えて到着したのはWestminster駅。

地上へ上がり、Westminster橋をテクテクと歩きながら、







この景色ともお別れです。(↑※クレーンが邪魔)





テムズ川沿いの遊歩道を大観覧車London Eyeへ向けて歩き、

駅近くのカフェに入り、出発前なので気合を入れて、





独り寂しくボソボソとEnglish Breakfastを頂いたところで、(←※やっぱり)





Waterloo駅へと向かい、Internationalの表示の方向へ歩いていけば、

俺の中ではこの旅行の中でも結構大きなイベント、





さあ、いよいよこの列車に乗車する日がやってきました。







Eurostar乗るどー。






ドーバー海峡トンネルを潜ってロンドン−パリを結ぶ国際列車。

ロンドン−パリ間をなんと約2時間半、最高時速300km/hで結ぶ超高速列車です。

ところでドーバー海峡トンネルは海底部分の長さは世界一ですが、

トンネル全長となると青函トンネルが世界一ってのは基本事項ですよね。

俺的には日本のものなら安房トンネル、天城隧道あたりはお好みです。

本当は横沢・軽井沢間に好きなトンネルがあったんですが、

鉄道線が廃止になってしまったのが本当に悔しいですよね!

以上、トンネルマニアの伯耕でした。





・・・





で(泣)(←※イギリスでもマニアック)





というわけで荷物を抱えて列に並び、改札口を通過。

国際列車につき、改札を超えたところで荷物検査と身体検査が待っています。

無事これもクリアすれば、パスポートにイギリス出国の判が押され、

そこから先は待合室、そして免税エリア、

しかし悲しむべきことにブランド物を買うべき彼女もいないので、(←※アチャー)

免税店は素通りしてホームに上がればすでに列車が待っておりました。







車内はこんな感じ。





荷物を荷物置き場に安置して車内で待つことしばし、

定刻より5分早い午前10時40分、

ユーロスター9018号パリ行きはロンドン・Waterloo駅を静かに出発しました。





ゆっくりと遠ざかっていく見慣れたロンドンの景色。





いやー、





ロンドンはマジ楽しかったなー。(←※かみしめ中)





治安の心配をすることもほとんどなく、街全体も清潔で整っていい感じ。

入場料や飲食費など激しく物価が高いのが玉に瑕でしたが、

訪れた数々の名所や何気ない街並、郊外の住宅街、

そして出会った人々は一生忘れないであろう思い出になりました。

いつの日か留学できる日が来たらロンドンがいいなーと思いつつ、

列車は都心を抜けて田園地帯を駆け抜けていきます。





ロンドンを出て約1時間後、列車はドーバー海峡トンネルに突入。





・・・





・・・





わずか20分後、トンネルを抜ければ車窓に広がるのは広大な田園地帯。

さあ、非モテ系的ヨーロッパ旅行2カ国目、





フランス来たよー。





地平線の向こうまでゆったりと起伏しながらひたすらに広がる平原。

ところどころに集散する赤レンガの家々、そしてその中央には古い教会が。

ヨーロッパにいるんだなーと実感しつつ、列車は走り続けます。

TGV専用路線に入ったようで、現在時速は300km/h。





1時間後、あっという間に終点のパリ北駅(Gare du Nord)に到着。

てか余りにも早すぎて全然パリに着いた実感がねぇ。。。。

とりあえず荷物を持って列車を降りるわけですが、







先頭はこんな感じ。





ここでガイドブックに書いてあった内容を思い出しました。





・スリや白タクなど旅行者を狙っての犯罪が後を絶たない

・ひったくり、強盗など凶悪な盗難事件が頻発

・バイクによるひったくりが多発

・多人数で襲ってくるという狙われたら防ぎようの無い凶悪な・・・

・RERのホームや車内はメトロに比べてはるかに治安が悪い

・地下道は昼間でも避けること

・スリが接近したら手で振り払い、時には突き飛ばしても・・・

・一目で旅行者と分かる格好をしない

・自分の身は自分で守ること









・・・





俺的警戒度マックス。





てか一目で旅行者と分かる格好をしないといっても、

この巨大なバックパックを持ってたら無理やっちゅうねんとぼやきつつ、

駅から一歩外へ出てみれば・・・





・・・





あ、これは警戒せんとあかんわ。。。(←※一瞬で理解)





ロンドンと違ってまず目に付くのは浮浪者の数。

目に付くところに普通に浮浪者が佇んでいます。。。

明らかに関わったらヤバそうな人々も歩道やら広場やらを徘徊中、

道行く人々の半分以上がアフリカ系であることにビビリつつ、

警戒度マックスのまま分かりにくい地図でホテルを探し、

何とか見つけ出してチェックインです。

ふぅ、とりあえずは助かった。。。





まずは部屋に入ってみたわけですが、





・・・





・・・





コンセントが無い。。。(←※大ピンチ)





てか部屋にコンセントが1つも無いなんて初めての経験なんですが。

デジカメの充電もしなきゃいけないし、朝はドライヤーを使いたいし、

何よりもPCの電源確保が危機的なことに焦りつつ、

フロントに聞きに行ってみました。




俺「すいませーん。」


フ「はいはい。」


俺「部屋に電源コンセントが無いんですが。。。」








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・・・





納得していいのか??





まあ格安の1つ星ホテルだししょうがないかと思いつつ、

何気にかなり広い部屋にて一休みしたところで、

俺的にかなり防犯に気をつけた体制でホテルを出発です。

薄暗い曇り空から小雨が降り始め、風も強くなってきました。





なんか安全とは言いがたいし常に緊張しっぱなし、

さらに折からの雨と二日酔いの後遺症でテンションも下がり気味、

さっきまでロンドンにいたこともあって全然パリにいる実感がありません。。。





てか、





・・・






・・・





俺、本当にパリにいるのかなー。(←※本気で疑問)





パリの駅にて体は到着しても心がまだ到着しないことを実感しつつ、

とりあえず自分が本当にパリにいるのか、確かめに行くことに。





犯罪被害報告多数のメトロに警戒度マックスで乗り込み、

Gare du Nord駅からMontparnasse Bienvenue駅にていったん乗り換え。

駅のホームに必ずといっていいほど存在する浮浪者を警戒しつつ、

Bir Hakeim駅にて下車し、






しばし川沿いの道をテクテクと歩けば、








はい、確かにパリでした。





やってきましたエッフェル塔

それにしても強風に小雨が叩きつけてくる最悪の天候。

朝のEnglish Breakfast以来まだなんも食ってない空腹に加え、

徐々に薄暗くなってくる空にやっぱりテンション下がりつつ、

Champ de Mars公園を強風と格闘しながらテクテクと歩き、

ついに折り畳み傘がぶっ壊れてさらにテンション急降下しつつ、

メガネの水滴を拭きながらEcole Militaireの交差点に到着。





もうテンションだだ下がりなので、





美味しい飯を食う!(←※勢い)





Ecole militaireの交差点にあったちょっといい感じのカフェに入店。

タキシード姿のスタッフに微妙にビビリつつ、

本日のセットメニュー(2700円くらい)を注文。

5年前のフランス語選択の全ての知識を総動員して

出てきたフレーズがS'il vous plaitだけだったことにゲンナリしつつ、





10分後、注文したセットが登場したわけですが、





・・・





・・・








ラムステーキ(゚Д゚)超ウマー





これは、マジで、美味い!!!

ステーキ自体食うのは久々なわけですが、

レアに焼いてもらったラム肉、肉汁がなんかもうものすごいわけですよ。

サラダは俺が苦手なロックフォールてんこ盛りだったわけですが、

それを打ち消してくれるくらいラムステーキが美味かったわけですよ!





とういわけで、





テンション最高潮(←※ド単純)





雨も小降りになってきたところで、

一度乗ってまあ慣れたメトロに再び乗り込みGare du Nord駅に帰還。

近くの小店で夜のビールと明日の朝食のパンを購入し、

思いっきり日本人だと見抜かれつつ、ホテルへと戻ったのでありました。





さあ、明日はベタなパリ観光です。今日はここまで。



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2007年03月01日(木)    見て触って撮って歩いて、そして飲んで

ロンドンにあこがれつつある伯耕です。どうもこんばんは。




さてさて、今日でロンドンは4日目、

明日フランスへと出国することを考えれば実質的に最終日です。

今日も心行くまでロンドンを楽しんでこようと思いつつ、

いつものように午前7時過ぎに起床、

シャワー浴びて着替えて、準備を整えてホステルを出発です。




通り沿いのカフェで今日もEnglish Breakfastを注文。




俺「English Breakfastください。」


店「はい、4ポンドです。」


俺「じゃあこれで。」


店「ありがとうございます。珈琲とお茶とどちらにしますか?」


俺「お茶で。」


店「お茶にミルクはつけますか?」


俺「いや、いいです。」


店「あなた、日本人ですね(笑)?」


俺「はい(笑)。」





ストレートを注文したことで日本人と見破られつつ、

今日も通りに面した席で独り寂しくボソボソと朝食を食い、(←※宿命)

エネルギーを充填したところで本日の活動スタートです。

ところで恋愛のエネルギーを充填してくれる女性・・・





・・・





で(泣)(←※涙の独り旅)





というわけでRussel Squareを抜けてロンドン大学の脇を通り、

ホステルから歩くこと20分、ようやく到着したのは







大英博物館。





ついにやってきましたイギリス最大の観光名所、

大英帝国が収拾した人類の遺産を一挙に集めた、

まさに古今髄一、世界最大の大博物館です。

これを上回る博物館は未来永劫建設できないだろうとのこと。

入場料が無料なのはありがたい限りです。





正門を入ったところで目の前に現れたGreat Courtに圧倒されつつ、

午後10時の開館と共に、なんと本日一番乗りしてしまったのは、







ロゼッタ・ストーン





エジプト古代文字の解読の手がかりとなった石。

解読に至るまでの物語を中学時代に読んで、

いつか見てみたいものだと思っていた石がいま目の前にあります。

改めて見ても、てかよくこれを解読できたなぁと思うばかり。

フランシス・シャンポリオンは間違いなく天才だったと思いつつ、







先へと進んでみましょう。





古代エジプトのコーナーを過ぎれば古代ギリシアコーナーへ。

パルテノン神殿の彫刻群に圧倒されつつ、

アッシリアの石像やらメソポタミアの装飾品やらを見て回り、

次は北側のギャラリーへと向かいます。

こちらは東洋の美術品を中心に展示してあるとのことですが、







Japanハケーン(゚∀゚)!!!(←※なぜかミイラの上)





おお、我が日本のギャラリーもあるじゃないですか。

これはこれはちょっと見に行ってみましょう。

というわけで和風に統一された入り口を入ってみれば、





いきなり百済観音像(※国宝)





普通に触れるくらいの距離で百済観音像がお出迎え。

日本だったら厳重保管で写真撮影などもっての他だろうなーと思いつつ、

もちろんしっかりと記念写真を撮って、展示を見て回ります。





銅鐸や青銅の武具、そして埴輪。





時代は進み、それぞれの時代の鎧兜に日本刀。





江戸時代の庶民の芸術、明治時代の近代絵画、






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・・・





誰が選んでるんだ?





そのセンスとがステキだなーと思いつつ、

日本ギャラリーを後にして、その後は人気のミイラの部屋や、

アメリカ文化、ヨーロッパ文化のコーナーも見て回り、

4時間ほど滞在したところで博物館を後にしたのでした。

莫大な展示品とそしてこの広さ、

確かにじっくり見て回れば1週間以上掛かるというのも頷ける話。

いやはや、大英博物館恐るべしです。。。





その後、博物館近くの韓国料理屋で独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※やっぱり)





気分転換に昨日に引き続きPiccadery Circus界隈へ向かいました。

ここからトラファルガー広場までテクテクと歩いて、

心の赴くままにデジカメを引っ張り出してスナップショット。







昼のPiccadery Circus中心部。







トラファルガー広場の鳩、鳩、鳩。







トラファルガー広場にて、空。





せっかくトラファルガー広場まで来たので、

どうせならとThe National Galleryに入ってしばし絵画鑑賞。

心がアートな感じになったところで美術館を退出し、

地下鉄Charing Cross駅から一気にSt. John Wood駅まで向かい、

再びアビーロードを訪問したところで南へ何となく歩き、

これまた再び訪問のベーカー街にてお土産を1つゲット。

Baker Street駅から地下鉄でKings Cross St. Pancras駅へと戻り、

駅からテクテクと歩いてホステルへと戻ったのでした。

てか今日一日だけで絶対10キロ近く歩いてる。。。





一休みしたところで時刻は午後4時半、再びホステルを出発です。

近くにあったディケンズの家をちょっと外からのぞき、

中学時代に二都物語読んだなーと思い出しつつ、

再び大英博物館を訪問、見残したギャラリーを閲覧し、

もう思い残しはないぞと博物館を出発し、




地下鉄Russel Square駅へと戻ってきたところ、




W「伯耕君、こっちこっち。」


俺「あ、どうも、お久しぶりですー。」





わざわざ迎えに来てくださったのはロンドン大学のW先生

今回恐縮ながらお誘いしてみたところ、

予定をあわせてパブにでも行こうと計画をしてくださりました。

今日はロンドン大学の別の先生もご一緒されるようで、

まずは先生に連れられてロンドン大学の方向へ。





というわけでロンドン大学の某研究室に到着。

今回、むしろW先生と俺をパブに連れて行ってくれるP先生の登場です。




P「どうもどうもー。」


俺「どうも、はじめまして、伯耕です。」


P「どうも、Pです(笑)。」


W「お忙しいところわざわざすいません。」


P「いやいや、ちょうど一仕事終わったしね。」


W「お忙しかったんですね。」


P「ちょっと前までMCBの論文で大忙しでね。」


俺「MCBと言いますと?」


W「Molecular Cell Biologyだよ。」


俺「え・・・それってかなりすごいんじゃ。。。」


W「この先生はすごい先生やねん。」


P「まだまだ、Scienceの論文も待ってるよ(笑)。」






・・・





いいのかご一緒して。(←※ビビり)





先生の机の上に無造作においてあった

「Molecular 苦労人グ」と書かれたファイルが微妙に気になりつつ、

しばしお待ちしたところで先生のオススメのパブへと出発。

ロンドン最後の夜はロンドン名物のパブで打ち上げです。




パブに入ってみれば研究室メンバーが勢ぞろいして大盛り上がり中。

それにしても国際色豊かなメンバーだなーと感心しつつ、

ビールを飲みながら先生方といろいろお話をしておりました。

イギリスと日本の研究室についてのお話、

臨床と基礎研究についてのお話、

研究グループリーダーとして必要とされるものは何かとの話題から、

話は4月から俺も突入する研修医の話題にも。

研修医として何を重点的にやるべきなのか、

研修医2年間における救急の経験の重要性、

そしてどうすれば看護婦さんにモテるのかという話も聞けて、





すっごい参考になったよ。(←※最後で台無し)





ロンドンのパブの雰囲気を心行くまで愉しみつつ、

W先生とも近況についていろいろとお話をお聞きしつつ、

研究室のメンバーさんたちと記念写真を撮りまくったところで、

午後10時前にP先生、W先生と共にパブを出発。

さらにインド料理店にてワイン飲みながらいろいろとお話をお聞きしつつ、

午後11時前に本日の打ち上げはお開きに。

地下鉄King's Cross St. Pancras駅にて先生方とはお別れし、

ホステル最寄り駅のRussel Square駅に向かい、

久々にかなり酔った足取りでホステルへと戻ったのでした。

ビールとラフロイグとワインのちゃんぽんがかなり効いた。。。




というわけでホステルの部屋へ戻り、




「I'm drunk. I'm drunk. Yeah!」




と叫びながら同室のドイツ人を呆れさせつつ、

あまりにも眠いので着替えてそのまま寝てしまったのでありました。

明日は次の国へと出発、今日はここまでです。




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