diary/column “mayuge の視点
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マユゲ倒れる

 わたくし昨日、会社を休んでしまいました。

 月曜はいつも通り元気に出社。ゴゴイチでお得意に行った頃から、お腹の上の方が痛み出した。ちょうど胃のあたり。しばらく続くようなら、胃薬でも飲もう。

 打合せも終わって帰社する頃になっても、まだ痛い。てゆーか、さっきより痛てーぞ? 会社に着く頃には、もうフラフラ。さっそく近くの小池医院へ急行。

 ところが待合室は満員なんだな。「今、病気流行ってんのね」なんてのんきに思いながらソファでぐったりして待つ。

 「○○さーん」。夢とうつつの間を汗かきながら往復していると、名前が呼ばれた。「……ん? あ、はーい」。なんとか順番はやってきた。

 「○○くーん、顔蒼いよー。You look pale,don't you? ドンチュー?(これは言ってない)」。院長は久し振りに来ても相変わらずフレンドリーである。「どーしたの?ん?」。これまた相変わらずのダンディーボイスで問診。様子を話すと院長は片方のマユをクイっと上げるではないか!

 なになに? 重病? 

 入院→検査→難病発覚→告知→友人たちが泣きながら見舞→若くして他界(享年26歳)……?

 でもホントに痛い。そーとー痛い。デジタル体温計がピーピー鳴る。36度後半。35度2分が平熱のマユゲはそれを見てまたクラクラくる。「ちょっと、そこ、横になって」。今度は触診。院長はお腹のあちこちを押しながら「ここは?こっちは?これはどーだ?」と質問を浴びせてくる。全部痛てーよ。何なの? 早くこの激痛なんとかして、お願い。

 院長はちょっと考えるフリをしてから、一言。

 「風邪だな、こりゃ。アイちゃん、○○クンに注射一丁!」

 さすがに一丁とは言ってなかったが、そのくらい軽い感じだった。どうやら、風邪のウイルスが胃にいるらしい。そのうち腸に痛みが降りていくらしく、そうなると下痢になるらしい。「薬出しとくから。今日はもう仕事なんかしてちゃダメだ。早く、でもゆっくり休みながら帰んなさい」。

 ???
 ちょっと矛盾してたが意味は分かった。

 でもこんなに痛いのにホントに風邪? もっと難病なんじゃないの? なんて思いながら会社に戻ったが、徒歩三分でさらに具合は悪くなる。なもんでこの日は這うようにして帰宅。院長に言われた通りあったかいうどん(ごんぶとがなかったのでどん兵衛)を食い、水分(これまた病気のときの定番、オレンジジュース)をいっぱい摂って就寝……。

 その晩、一向によくならない胃の痛みにうなされる。そしていつの間にか眠りについたマユゲ、汗だくになりながら朝を迎える。とりあえず一晩で3枚目のTシャツを着替え、食事を腹に入れ薬を飲むが、それだけでつらい。「すいませーん今日は休ませてもらいますー」。会社に電話を入れてまた倒れる。

 夕方またもや汗だくで目が覚めると(またTシャツを着替える)、もう胃の痛みはなくなっているではないか! よしよし、薬効いたか! それとも「オレジュー多量摂取&Tシャツ猛烈交換作戦」成功か。

 でもこれまた院長の言った通り、お腹のピーピー信号が黄色から赤へ。慌ててトイレへ駆け込んでセーフ。しかもクセでタバコを手に持ってたりして。ふー。煙の行方をぼんやり眺める。そして、やっと普通の状態で立ち上がれた。

 部屋に戻ってふと思ったのは、2週間前に部屋の模様替えしてから、一日中家にいたのって、もしかして初めて?ってこと。いやいやたまには何にもしないで家にいるのも良かったんでないの? (でもこの後、ふと「実況ワールドサッカー ウィニングイレブン4」をオランダで2試合やってしまった……)。

 今日もまだお腹のピーピーはまだ続いていたが、無事出社でき、容態は快方へ向かっているようだ。しばらくは、メシをしっかり食って早く寝る生活を心掛けるべし。

 以上、流行り病の治しかた、お分かりいただただろうか? マユシテ読者のみなさんも、「胃が痛くなったら要注意」でござんす。いやー今日、会社の勤務シートに「月曜→早退」と「火曜→病欠」って記入しようと思ったら、慣れないことなもんで書き方分からなかった……。

2000年06月28日(水)

「慣レ」ニハ注意スベシ

 今日は会社で3人の人から「マユシテ」ネタで話し掛けられた。

 先輩の「うしまみれ」さん曰く「毎日更新してよー、毎朝チェックしてんだからさー」。おっ(見てくれてるんだ)! いやいやスンマソーン。なかなか毎日とはいかなくて……。後輩の「白パン」曰く「弥生ちんの顔が見たくて『その四』まで見ちゃいましたよー」。おおっ! そーかそーか、ワリーワリー。でも「読み」通りぃー。同じく後輩の「エガーちん」曰く「明日は、よろしくお願いします(会社のゴルフコンペなんです、明日)。ところで、見ましたヨ、マユシテ。ふふふ」。ぅおおーっっ!BOM!!(うれしさで破裂) 直接そんなにお話することのない子なので、なんか裸見られたみたいにみょーに恥ずかしーッス(カマ。お前だな、教えたの。もっともっと宣伝しろ<笑>。でもマユゲの職場のヒトには言わないでね)。

 いやいや、でもうれしいね。

 という訳で、今日も更新。先日、部長と二人でお得意に行くタクシーの中でちょっと話したこと。しかも、前回と打って変わって今日の話はちょっとHかもしれまへん……。

               ◇

 神様は、男と女を、自分にはないものを相手に求めるようにお造りになったに違いない。だから男は、女独特の「でっぱり」とか「ひっこみ」に対し本能的に魅力を感じるんだろう。そういうこともあって、世の男性陣に「オッ○○星人」なるものが圧倒的に多い訳だが、マユゲの場合はちょっと違う。

 「脚部」である。

 きれいな子はホントきれいだからね。そんなことで、マユゲは昔から女性がミニスカートを履くことを声高に応援してきた。

 ところが、である。

 昨今、若い女の子のあいだでは、その美しい脚部を半ば隠してしまうようなファッションが流行してしまっている。そう、ご存知「ババ丈(たけ)スカート」である。「ババ丈」とはよく言ったもので、それこそ巣鴨あたりの商店街で「手引き式買い物カート」を携えたオバちゃんたちが履いているような、ヒザ丈のスカートってあるでしょ、アレです。まあ、彼女らの場合、色が紺とかグレーで、柄がニッポンの古きよき模様だったりするけどね(手引き式といえば、最近キャスター付スーツケース引っ張ってる人多くない? ほら、飛び職のおネーちゃんが羽田のロビーを制服着て颯爽と歩く時に引き摺ってるようなヤツ。余談だけど)。

 もちろん、今の子たちは明るいかわいい色のを履いているが、マユゲとしてはこの服が流行りだした当初、このハンパな「丈」がどーしても許せなかった。「カッコよくミニにするか、いっそのこと超ロングにしてチャイナドレスみたいにクールなスリットいれろよ、このヤローオーォーー!」と叫びかけたことが度々あったが、そこはマユゲご自慢の理性で抑えてつけて逮捕を免れたものだ。

 しかしそれから約一年。

 今や、街を歩けばかわいい子がみんなしてこの「ババ丈スカート」を履いているではないか。このあいだなんか銀座で、猫と杓子がはいているのを目撃したぞ(うそ)。今となっては、逆にミニを履いてる方がカッコ悪かったりさえする。気がつけばマユゲも、ババ丈スカートをかっちょよく履きこなしている子を見ると、

 「もー。かーわいーじゃなあーい」

なんて思うようになってしまった。オレのこだわりってそんなもんだったのか……。

 「慣れ」って恐い。美意識なんて、たった一年でこんなにも変わってしまう。これは美意識だけじゃないんだろう。「慣れ」に侵されかけてることはもっと他にもあるに違いない(痛てて。心当たりありまくり)。

 気を付けるべし。

 おっと、こんな時間。明日はゴルフ。もう寝るべし。

2000年06月23日(金)

ユレルオモヒ……

 今日は、タケヤが珍しく発起人となり、高校友人メンバーが銀座に集結。ハマちゃん、アッコ、カオリちん&マユゲの5人でお好み焼き2丁ともんじゃ1丁をたいらげた。ビーラー(ビール好きのこと)マユゲは、21時前にみんなとメシ食いながら飲めているという事実にまず酔い、ひとり「生、おかわり」を繰り返しつつまた酔い、昔話でまた酔っていた。

 タケヤとマユゲは同じ男子校、ハマちゃんは別の男子校、そんでもってボクら男子校チームと仲良かったのがアッコたちの女子校チーム。初めて会ったのは15とか16の時だもんな。もう10年以上前か……。しっかし、みんな10年経ってるのに歳とらねーなー。アッコもいっちょ前にカッコいい化粧なんかして、オトナの女になっちゃってるけど、マユゲの中では高校の制服着てるときのままなんだよなー、悪いけど。みんな「仕事」なんかしちゃってサ、笑っちゃうよな……。

 でも、「アイツは今、航空自衛隊にいるんだってよ」とか「知ってた?アイツ、今度結婚するんだって!」なんて話を聞くと、時間はあの時のまま止まっている訳じゃないってことを再確認させられる。このいわゆる「青春時代」であるone decade、みんな当然それぞれの時間を過ごしている訳で、それぞれなりの恋をしたみたいだし、それぞれなりの楽しい想い、辛い想いを経験してきたんだな。

 今思うのは、「何にも考えてなかったなー、あの頃」ってこと。その時にはその時なりの悩みとかあったし、「けっこう、タイヘンよ。生きていくのって」とか生意気なこと思ってたような気がするけど、全然甘いよな、当時の悩みって。でもでもこーやってこんなこと考えて、あの時の気持ちを「ちっぽけ」なんて思うようになり、知らないあいだにオトナになっていくんかな、なんてちょっと淋しかったりもする。

 あの時、オレは何になりたかったんだ?
 どういう男になりたかったんだ?
 どう生きたかったんだ?
 もう一度それを大事にするときなんじゃないか?

 若い時なりに考えることとかって、バカにしちゃダメだよな。

 よーし、反省。もう一度考えよう。この作業はすごく大事なことなはずだ。特に「卒業」という区切りに甘えて次の行き先を決めてきたヤツには。とっても重ーいテーマだけど、急がず、でも確実に答えを探していくようにしよう。

 あー、また重いこと書いちゃった。
 あー、もうダメ。もー寝よ。

 ちなみに、カオリちんはアッコの大学時代の友達で、実は今日「はじめまして」だったんだけど、このメンバーの友達だけにいきなり打ち解け(勝手にだけど)、マユゲはズケズケとカオリちんの恋愛話に意見しまくってしまった。悪かったのう……。

2000年06月21日(水)

いざ! カマクラ(後)

その参 「やっぱり基本です。八幡宮周辺」の巻

 あじさい寺こと明月院を後にした我々は、国道21号(鎌倉街道)を東へ。


弥生ちんはテクテク元気に進みます。

 「バス乗ろっか?」


暑いので日陰で待ちます。ふう。。。

 歩く人々を尻目に、冷房の効いた車内で一息。



 「八幡宮前」で湘南バスを下車した腹ペコの我々は、ソバを食べに行きます。


バス停のすぐ前。「いっさあん」。

 そばの前に二人で「板わさ」をつつき、ビールをいただく。


本格すり下ろしたて?わさびが、弥生ちんの鼻を刺激します。

 マユゲが頼んだのは三色そば天ぷら付2,200円也。



 アルデンテって感じでコシがあって絶品。これで再び力を得た我々。腹ごなしに鶴岡八幡宮の石段にチャレンジだ!



 登り切って振り返ると、



 「おおーっ、鳥居が見えるよー」

 ここで、お賽銭&お参り。願い事はひとつにしときつつ、次なるポイント「巨福呂坂(こふくろざか)切り通し」へ。

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「切り通し」とは・・・

 源頼朝が幕府を鎌倉に開いた理由のひとつが、その特異な地形にあった。海をのぞむ南以外の三方を山で囲まれているという地形は、そのまま自然の要害となり、非常に好都合だった。しかし、たしかに三方の山々は守りを固めてくれるが、そのまま孤立するわけにもいかない。そこで頼朝は山を切り崩して、鎌倉と各地を結ぶ要路を造った。要路は全部で7つあったので七口(しちくち)切り通しというわけである。(『まっぷる』より)
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 まっぷるのワイド判MAPにはしっかり赤字で書いてあったのに、行ってみると何てことはない民家の並ぶ住宅地。でもなんとなく「切り崩した感」を感じたマユゲは、新田義貞の鎌倉攻めをいつも悩ませたといわれるこの巨福呂坂で、鎌倉時代の勇者たちに想いを馳せる……。

 さあ、次はおみやげタイムです。

               ◇

その四 「日曜の午後は『コマブラぁ〜』みたいなー」の巻

 巨福呂坂切り通しの余韻もつかの間、我々は、お土産を求めて小町通り(こまちどおり)へ。ここで「銀ブラ」ならぬ「コマブラ」気分を味わう。


今日は父の日。何がいいかな。


せんべいやでは試食用をポリポリ。


もうひとつのテーマ、甘味も忘れず。

 今度はサックリ入れました。


「甘味 竹よし」です。


今日は白玉クリームあんみつ(白みつ使用ヴァージョン)

 そして、鎌倉散策も終了。とうとう戻ってきました、鎌倉駅。


陽も傾き、往とは空の色も変わりました。

 さあ、kee坊が待つ駐車場へ。帰りも朝比奈インター手前の山まではスイスイ。さほど混むこともなく、第三京浜で多摩川を渡ります。


姫はお休みのご様子。


夕日もご覧になってないご様子。


まだ眠っておられるご様子。

 無事、弥生ちんをお送り申し上げ、本日4度めの多摩川越え。


夕焼けが川面にも映り、一日の終わりを告げます。

 弥生ちん、たくさん歩いて疲れたことだろう。今日はお付き合いいただいてホントお疲れさんでした。子供のような寝顔が印象的でした。

(おわり)

2000年06月19日(月)

いざ! カマクラ(前)

その壱 「これがあの円覚寺!」の巻

 先週末「最近お寺が足りない〜」というようなことを書いたが、そこはマユゲ「思ったらすぐ行動」、さっそく行ってみました。一人で行くのも淋しいので、友だちの「弥生ちん」に声を掛けたところ、雨が予想されるにも関わらず快諾をいただき、デート気分での鎌倉散策となりました。

 今日の散策ターゲットは主に北鎌倉周辺と小町通り。今日もサイバーショット炸裂、メモがわりにバシャバシャ100枚近く撮りまくりましたが、そのうちの厳選40ショットを大公開(長いので時間があるときにお読みください)。

 まずは弥生ちんちに迎えに行く途中、「素敵なドライブにガス欠は禁物」と、kee坊に燃料補給。しかしここで早くもトラブル。「お客さん、気づいてました?」。GS店員に導かれ左リアのタイヤを見ると、ゲゲッ、なんと空気がヌケまくり。「釘か何か拾ったんでしょーねー」と解説する店員。「ヒロウ」! おおー、玄人っぽい表現!と感心しつつも、チェックを依頼、応急処置を施してもらう。まあ、大丈夫そうだ。さて、いざお迎え。

 陽射しは強いが、そこは今シーズンより投入のRay-Ban(金城武使用モデル)が、良好な視界を演出する。うーん、やっぱりボクはメガネものが似合わない……。

 9時15分、弥生ちん宅近くに到着、ケータイに電話するも、留守電。「寝てんな、こりゃ」。しばらくしてまた電話。また留守電。「おいおい・・・ブッチ?」。心配になるマユゲ。30分も過ぎると、退屈して車をブラブラ動かしてみる。諦めかけつつ留守電にメッセージを入れ終わった瞬間、マユゲのドッチーモが鳴った! 「ごめんなさーい……」。よかった(ブッチじゃなかった)。いーのいーの。よしよし、さぁ行こう!

 我々は、第三京浜から横浜新道を経て横横道路朝比奈ICで高速を降り、金沢鎌倉線(道路のなまえ)を一路鎌倉へ向かう。鎌倉市街の手前までは順調もいいとこ。あっとゆー間に到着、JR鎌倉駅付近の駐車場にkee坊を預ける。

 そこから徒歩5分程度で鎌倉駅が見えてきた。



 天気も最高。横須賀線で北鎌倉へ。



 次の駅が北鎌倉。駅を降りるともう目の前が鎌倉五山第二位の由緒ある名刹「円覚寺」。



 めちゃ晴れの中、山門へと続く石段を登ります。

 日陰とひなたの温度差に驚きつつ参道を進むと、何やら石像がならぶ庭が……。



 静かな場所には清楚な美人がよく似合います。

 その先には、昔、日本史の答案用紙に書いた記憶がある建物、「舎利殿」がありました。でも一般客は中には入れず(別にいっか)。


ここでは今も厳しい修行が行われているとのこと。

 さらに急な石段を進んで行くと素敵な苔ガーデンが。



 木漏れ日が緑の絨毯にアクセントを加えます。

 ふと横を見ると、「おっ!アジサイ?」



 でも違うようでした。

 だいぶ石段を登って既に汗ダクのマユゲ、見晴らし台にある茶屋ものぞきましたが、その肝心の見晴らしがいまいちのため、下山。



 弥生ちんはスイスイ下っていきます。そして、我々は本日のテーマのひとつ、「あじさい寺」を目指します。

               ◇

その弐 「あじさい寺で竹を観る!」の巻

 円覚寺を出て歩くこと10分、「あじさい寺」としてその名を馳せる臨済宗「明月院」に到着。あじさいシーズン ピークの休日に、梅雨の晴れ間が手伝って、参道はすでにジジババでごった返している。入り口で入場制限までしている始末。今日は行くポイントを前もって絞っていたため、気持ちに余裕があるマユゲ。「これもまたよし」と、昨日までの雨で湿った木々が発する香りをクンクンを嗅いだりして入場を待ちます。徐々に弥生ちんとの会話も自然に……。


入り口には案内板(ENGLISH表記がイケてます)。

 入ればそこはさすがに「あじさい寺」。そこ此処にあじさいが咲き誇ります。



 やっぱりブルーが綺麗です。



 白は、光を浴びてより輝きます。



 薄い青も味わいがあるねー。



 坊主も涼しげです。

 でもこの明月院には、あじさい以外にも見所はあるのでした。たとえば、こんな花とか。



 千年近く前に削ったであろう崖とか。



 光輝く白石の石庭とか。



 石庭も、光と影がおりなす芸術のひとつに。



 入ると、サーッと涼しくなる竹林も。ちくりんちくりん。



 そろそろ喉も渇いたし、ハラも減って来ました。下山です。


弥生ちんはスタコラ歩いていきます。

 参道には、まっぷるにも載っている、ナイスな茶屋が。



 でも激混みで断念。そして我々は、次なるポイントを目指します。

(つづく)

2000年06月18日(日)

18 till I die

 先日「ニッポンのアニキ」福山雅治の話を書いたが(5/12)、今日はカナダのアニキに会いに行った。アニキは今、来日中で、待ち合わせ場所は…



 さあ、ここはどこでしょう?

 ヒント1、ブッチー(前首相)の葬儀をやったところ。
 ヒント2、九段下の玉ねぎ。



そうです、「館道武」です。

 アニキに前に会ったのは、なんともう4年も前。あの時も武道館だったなー。確か4曲目あたりで駆けつけたんだよなー。今日も「お得意」(ウチの業界の人間はクライアントのことをこう言う)からダッシュで駆けつけたんだが、3曲目が始まっていた。

 アリーナの11列目! うっひょー、すぐそこにいるじゃん!! かっちょえー! もうするどい人は分かっているだろうけど、このアニキとは、



です。

 当時でアニキは36歳くらいだったから、ナニ?もう今年あたり40歳!? 信じられんよ、んっとに。ん?ってことは僕も22だったってこと? ますます信じられんよ。あの時も今日も一緒に見に行ったJさんも、もう社会人10年目だっていうからなー。早えーよなー、時が経つのって……(涙)。

 ちょうど今日の3曲目が『18 till I die』。「死ぬまでオレは18才のハートのままだぜっ!」っつーことかな。アニキは見事に「有言実行」していた。

 若い。
 とにかく若い。

 アニキを含めたバンドの3人が、お揃いの白Tシャツに白革パン、それぞれの楽器も白、という超爽やかトリオ状態で、いい汗かきながらrock'n rollしてる。今日はアニキがベースを弾きつつ唄い、ギターはキースさん、ドラムはもじゃもじゃ頭という3人での演奏だった。前回は、アニキはギター弾きつつで、ベースは他にデブちんがいて、キーボードが別にいたと思ったが……? (その分、今日のキースさんはちょっとしたソロを弾いても、また伴奏に戻らなければならず、「遊びきれてない」感じで残念だったけど)。

 まあそれは何のその、イー感じで力抜けててオトナっぽいんだけど、やっぱり伝わってくるのは彼等のハートは今でも「18」なんだってこと。18才の時に唄ってた歌を、40になっても同じ(いや、それ以上?)カッコよさで唄えちゃうってスゴいよね。

 もちろん最近の曲だって最高。最新アルバム?『on a day like today』からの曲も結構演ってたが、『before the night is over』のアレンジ違いもカッコよかった(これは今日来なきゃ聞けないもんね、いーだろー)。

 それと、やっぱりアニキの声は楽器以上のものがある。『I do it for you』『heaven』、さらにアンコールで『please forgive me』といったバラードを演ってくれたんだが、伴奏はピアニッシモで弾くキースのギターコード&アルペジオ程度のほぼアカペラに近い状態で、満員の武道館をとろけるような空間にしていた。男のボクでも思わず目を閉じて味わってしまうほど。

 野球を観に行ったときも思ったけど、大観衆を前に一般人には到底できないパフォーマンスをして、見返りに歓声と拍手をもらう仕事って、ホントにすばらしいね。プロって感じだよね。

 あと、観客をステージに上げて一緒に唄う、っていうのを今日もやってた(これって恒例なの?)。名古屋から来た「コバヤシ」っていう女の子。ステージ上がって、アニキを前にして腰抜けそうになってたのが笑えたなー。一生の想い出なんだろうな。いい話だよな。良かった。今日観に来れて。

 そういや今度、BON JOVIも来るんだよな。行きてーな、これも(先輩の珠きさんは行くらしい)。中学校でバンド始めた頃、『夜明けのランナウェイ』とか演ったよなー、そう言えば……。その後、今日は九段下の中華屋でJさんと夕めし(思い出した。そーいやあの時も中華だったな)。Jさんは明日デートらしい。うーん、これまたいい話。

 思い出すことあり、いい話ありの「熱い」夜はさらにふけてゆくのね……。

2000年06月15日(木)

続・弁当屋の男

 ヤツが帰ってきた。

※「ヤツ」については05/24を参照

 別に待っていた訳ではないんだが、ヤツは確かに店に出ていた。実はこの間厨房に入っていたらしい。心配させやがって。最近レジには「くろさわ」というひらがな、手書きの名札をつけた女の子が出ていた。「くろさわ」がキッチンにオーダーを入れた時、チラッと厨房が目に入ったんだが、そこにヤツはいた。

 そしてヤツはまた笑っていた……。

 安心とともにまた、ムカっときた。だから何なんだよ、その笑顔。

 さて、この新人「くろさわ」はというと、清純系18歳といったところか。悪い男にあっさりだまされてしまいそうな、世間ずれしていない「おっとりさん」タイプ。そして「くろさわ」はよく「間違う」。

 「ハーイ。生姜焼き弁当ですネー。ありがとーございマース。オーダーお願いしマース」
 「すいません」
 「ハーイ」
 「あと、コレ」
 「ハーイ。コロッケですネー。合せて735円になりマース。ありがとーございマース」
 「はい、コレ」
 「ハーイ。千円お預かりしマース。おつり265円デース」
 「多いよ、おつり」
 「あー。すいましぇーん。ハーイ。ありがとーございマース」

 しかも次の客にも同じようなことをまたやる。

 コイツは天然だな。

 「くろさわ」の「間違い」もこれから楽しみだ。

2000年06月13日(火)

余韻

 きのうに続いて「白線流し」。

 ボクは、どうあがいても戻れない「あの頃」を目の前に突きつけられるのがイヤで、自分より年下の世代が主人公として登場するょうなドラマは、今まで避けて見ないようにしていたフシがあった。でもこれは文句なく「the best ドラマ mayuge has ever seen」だった。同じCXのドラマ「北の国から」でいう、純と蛍のように、主人公たちのその後の苦悩、成長が非常に気になる。

 最近マユゲはテレビをほとんど見ない(仕事柄、偉そうにこんなこと言ってはいけないんだが)。なもんで、今後「白線流し〜スペシャル版〜」のOA予定があっても気がつかない可能性が高い。そこで、「マユシテ」読者で情報を掴んだ人がいたら、是非とも一報いただきたい。

 さすがに13話(特番含む)をほぼ1日で読破ならぬ「視破」(涙破?)すると、彼等の名前も覚えてしまった。オープニングの楽曲も、一度も早送りする事はなかった。

 次第に楽曲が流れている間のひとつひとつのカットに思い入れがでてくるようになる。慎司(中村 竜)がスクーターの後ろにまどか(京野ことみ)を乗せながら、自転車で並走する冬美(馬渕英里何)・園子(酒井美紀)をバックミラーで覗く、という何気ない「仲良しカット」。昇降口に座る渉(長瀬智也)が、何かやりきれない想いで、持っていた空気の抜けたサッカーボールを壁に投げつけるカット。教室で、優介(柏原 崇)がふざけて慎司の答案用紙(?)を取り上げてはしゃぐカット。大学学部別過去問集「赤本」(懐かしい!)や、数学の公式(ボクは「私文」だったので中身は分からないが……)が効果的に映像処理されていたり……。

 もうとにかく切ない。

 こうなるともうキャスティングもこれ以外は考えられない(脇を固める年配の役者陣もしっかりハマっていた)。慎司役の中村くんは、メジャーな他二人の主役男性俳優に比べるとツラい立場なはずなのに、とってもいい味を出している(他で見ないけど、何か出てるのかな?)。酒井美紀は本当にはまり役。彼女の素朴な感じが、「神様、こーゆー子がまだ日本にいますよーに」と思わせずにいられない。彼女が演じる七倉園子が、大学生になってちょっとづつ垢抜けていく様子も、妙にリアリティーがあって、余計に切ない(ホントにあの大学にはそういう子がいた)。ちなみにスペシャル版で園子が家庭教師をする生徒、ヒトミ役の子は、キツめの顔で好きなタイプだった(これは余談)。

 脚本の信本敬子さんってどんな人なんだろう。「さよなら」という言葉って、こんなに切なかったんだ、と改めて思い出させてくれました。別に解説するつもりもないんだけど、どうしても余韻が……。

 あの園子も自分なりに「答え」を出したんだね。あー考えちゃう。ヤバい、すっごく考えちゃう……。

2000年06月12日(月)

マユゲ立ち止まる

 先週、映画『エニイ・ギブン・サンデー』を観た。

 主演アル・パチーノ、キャメロン・ディアス、監督オリバーストーンと聞くとスゴそうだが、やはりそこはアメリカンフットボール映画。日本では共感得られないのね。土曜の夕方だったのに席はガーラガラ(まー読み通り)。確かに「残る」セリフはあったが、うーん……。

 昨晩のリベ幹部ミーティングでも『エニイ〜』の話が出たが、麻生と僕の共通見解は『ルディ』の比ではない、ということ。この『ルディ』という映画(確か「涙のウィニングラン」とかっていうイケてないサブタイトルがついていたが、それはご愛敬)、リベの面々はもうほとんどが見たと思う。ちなみに映画館に一緒に見に行った岡さんとゆーさんが、後日二人とももう一方を指して「前のイスに覆い被さるようにして泣いてた」という証言を残している。

 マユゲが初めて見た時は、そんな前評判で無意識に身構えていたのだが、始まってしまえば、号泣を越して鳴咽状態になっていた(一人で見てて良かった)。思い出した時にまた見ても泣けてしまうんだよな、これが。

 主人公ルディのひたむきな想いに、メチャメチャ感情移入しまくる(ルディを演じる役者ショーン・アスティンがバッカスのイゲに似てるもんだから、余計になんだけど……)。自分がなくしてしまったものを再び胸によみがえらせ、同時に今の自分と照らし合せて胸をえぐられるような想いになる。

 まあ過去アメフトに熱い想いをぶつけた経験のある人には是非見てもらいたい映画(この映画、もうひとつオチがあるんだが、見てない人がコレ読んでるかもしれないから、言わないどこ)。

 胸をえぐられるといえば、今日見たドラマ作品。

 同じく昨晩のミーティングでの話。

 麻生 「○○(マユゲの名字)、『白線流し』って見た?」
 マユゲ 「いや、見てないけど」
 麻生 「お前、絶対見たほうがいいよ」

 そう言われると気になるじゃん。さっそくビデオ屋で帰りにビデオデープ全4巻借りてきた。そして……、全11話、一気に見た。 麻生、お前の言った通り、ハマった……。

 簡単に言ってしまえば、高校卒業というターニングポイントに差し掛かった7人の若者が、悩み、もがき苦しみながらも、それぞれの道を見つけていく、というストーリー。彼等のセリフ、行動ひとつひとつが、ボクの今のノーガード状態のボディに強烈に打ち込まれた。

 打たれまくって、ボー然としつつも、ビデオを返しにいく。しかしそこにあった続編の特番2本「19の春」「二十の風」もまた借りてきて、さらにボッコボコに打たれてしまった。

 主人公のひとり、園子(酒井美紀)は、おとなしくて真面目。自分でも、受け身な自分を変えたくてもがき苦しんでいる。そんな彼女が「走る」シーンが何度かある。

 とにかく走る。
 懸命に走る。

 彼女を走らせるもの。それを自分に重ね合せて考え、夕暮れの空を見上げてしまうマユゲでした。





 明日、スピッツのCD(主題歌)借りて帰ろっと。

2000年06月11日(日)

マユゲはジジイ趣味

 関東もいよいよ梅雨入り。

 今日も朝から曇り空で太陽は出そうにないね。ここんとこずっと土日はどちらか晴れてくれてたんで、洗濯ものが乾いてよかったんだけど、今日は久し振りにコインランドリーで乾燥機かけるか。

 まあ、それはいいとして、昨夜の帰りみち、例の遊歩道でまた新たに発見。この時季らしい花が咲き始めていた。今度は僕も名前は分かります。



 アジサイです。



ピンクのとか



白いのとか



こんな中間色もありました。

 「紫陽花」って書くのね(変換すると出てくるのは便利だけど、最近漢字覚えなくなるわ、ホント)。さっそく今日撮ってきました。

 と、ホノボノとした感じになったものの、花を鑑賞するというような高尚な趣味は、僕にはもともと全くない。生まれて初めて桜がきれいだと感じたのは大学4年のときだったもんな。

 当時実家に住んでいた僕は、京王相模原線を利用していたんだけど、どっかの会社の就職説明会かなにかで、多摩センターに住む大学の友人(碓井、元気にしてるか?)と一緒になり、帰る時。電車が多摩川に架かる橋に差しかかった瞬間、土手の桜並木が目に飛び込んできた。それがまた、ちょうど夕暮れ時だったんだね。その光景にマユゲは思わず言葉を飲んだ。

 「お前、来週の○○のセミナー行く?」。碓井の問いに応えもせず、多摩川を渡る間ずっと、その桜並木、いや、その「色」を発する光景全体に見とれてしまった。その時がちょうど、「コース」の中の大学4年というタイミングであり、「次にいくところ」を探していた日々。何になりたいのか、どう生きたいのかが分からず、でも次にいくところを早く決めなきゃいけないと思って、焦っている毎日だった。そのもがいている状態だったことが、この「気づき」にきっと影響したんだろう。

 実家の真横にある県立相模原高校の校庭にも毎年桜は咲くし、地元相模原では毎年桜の頃「桜祭り」というものがあって、小さい頃から桜はいっくらでも近くにあった。でも「あー、ピンクの花ね」くらいにしか考えてなかったんだね、きっと。

 信じられる?ピンクだよ、ピンク。着色料じゃなく自然の光と水と養分であんな色が出てきちゃうんだぜ。「自然がつくりだす色」っつーのは、見るものを圧倒するすごい「力」があるもんだ。

 別に色という視覚に関わるものだけじゃなく、音や空気なんかにもハッとすることはある。お寺の境内みたいな静かでひんやりとした空間に身をおいたとき、心が洗われるような気分になる。物質社会の喧燥の中で生活していると、こういったお寺独特の「静寂」とかに飢えてしまう。

 うー、最近、生活にお寺が足りない。

 そういえば先週、横浜帰りのkee坊(愛車)の中で、りえさんに「今、近場で一番何処に行きたい?」と聞かれて、

 「そーッスねー、……鎌倉」

と答えた。これは偶然なんだけど、この時季の鎌倉はアジサイがきれいらしい。そんでもって鎌倉にはお寺がいっぱいある。とくに「明月院」はあじさい寺として有名らしい。明月院って名前がまたシズルがあっていいね。これは近いうちにぜひ行くでしょ。

 という訳で昨日さっそく「切り離して使えるワイド判MAP付まっぷる鎌倉 2000年版」を買ってきてしまった。「るるぶ」と迷ったが、「るるぶ」はレストラン紹介などのチャラチャラした記事が多く、お寺の記述&PHOTOが甘い。よって却下。TOKYO一週間でも特集してたが、地元出身カリスマFINEモデルが鎌倉探索していた。顔グロギャルのくせに、なかなか分かっとるね(まー、編集者に踊らされてるだけなんだろーけど)。

 あー。鎌倉でちんたら散歩して、お茶屋で白玉クリームあんみつ&読書。ろくろも回せるところあるみたいだし。お堂で瞑想なんてのもしてみたいな。とかっていう爺さんみたいな休日。

 やってみたいのう。

2000年06月10日(土)

横浜リベンジマッチ報告

 今日はサイバーショット炸裂。これでもかっていうくらい写真入れますので悪しからず。

 さてさて、リベンジャーズ横浜での惨敗から1週間。やり切れない想いのゆーさんからのお誘いで、今日は梅雨前のうららかなお天気のなかYS−YB戦を観戦。ゆーさん&りえさん夫妻と3人でまたもや横浜スタジアムへ乗り込みます。


開港記念祭?とも重なり、関内近辺は大賑わい。
カップル多し……。


 このカードなら日曜でも当日券が余裕で買える。窓口でバックネット裏の上の方を希望、A席を3枚購入(4,000円もするのね、プロ野球って)。頼むよ、ちゃんといいプレー見せてよ。さっそく席へ。


よしよし、席は最高、見やすいね。さっそくビールでしょ。

 ゲームはといえば、初回、立ち上りのハッカーミーを捕らえたマシンガン打線、早々と2点を先制。

 いよーし、よし。

 5月の巨人戦、先週のリベ2試合と、ここ横スタで3連敗中のマユゲ。必勝を期し、ビールを注文するために上げた手にも力が入ります。

 しかしこちらの先発 三浦がピリっとしない。ボール先行、ノーアウトのランナーを出しがちの展開。代わった森中もやすやすと点を許し、逆転される。打線も2回以降は沈黙。タンパクな攻撃が続く。

 そんな中で一人、気をはいたのがタクロー(石井・#5)。彼の復調が今日の数少ない好材料。4安打のうち、7回ウラの2ランホームランは圧巻だった。ややつまった打音だったけど、勢いでスタンドまでもっていった感じ。プレーに「気持ち」があるよね、タクローは。



 (「気持ち」といえば、昨日のリベのミーティング後、新田さんと観に行った映画「エニイ・ギヴン・サンデー」のローレンス・テイラー。 ディフェンダーとしての「気持ち」を代弁してくれてたなー。あーゆーのが欲しいね、スポーツには)

 しかしその後出てきたピッチャー横山が最低の出来。逃げまくりの投球で再逆転を許す。怒り心頭のマユゲ、思わず「ざけんなー、そんなに『気持ち』のない投球で恥ずかしくないんかー!ファンに失礼だろーがー!3軍でやり直せ、お前なんかー!」 と叫ぶ始末。そして横山を引き継いだ島田がホームランを浴び、万事休す。「島田だけのせいじゃないぞー、お前らぁ。みんな反省しろー!」(マユゲ、とうとう学校の先生ばりの叱りモード入ります)

 もー怒ったから、今日のMVPは選手にはやらない。



 キミです。サッポロ「LOVE BEER?」キャップをかぶった兄ちゃん。キミにMVPを贈ります。選手も見習え!

上へ!


左へ!


そして右へ!


 俊敏なフットワークと常に明るい声が光りました。

 あーあ。今季、横スタ 4連敗。リベンジならず……。一方、ヤクルトファンのゆーさんは、すっきりした表情。「いやー、あのホームランでつかえていたものが取れたよ。マユゲさん、気分いーから、ご馳走させてもらいますよ!」と、がっくり肩を落すマユゲにやさしい声を掛けてくれます。この余裕は勝者だけに許されるもの。くやしーけど 、お腹空いたっス。

 そして一行は中華街へ。



 ちょっと裏っぽい通りの、ゆーさん行きつけのお店「慶華飯店」です。



 マユゲ、敗戦のショックも何処へやら、ゆーさんオススメの、えびワンタン&焼き豚丼、その他もろもろを食いまくります。これが本当に絶品(涙)、ううー腹いっぱいー。

 さらに一行は食後のデザートを求め、中華街を後にします。




ゆーさん&りえさん、仲睦まじく、
横浜の街に溶け込みます。


 目指すは、横浜の歴史あるスポット、元町!

 これまたゆーさん行きつけの甘味屋さん「いろり」です。



 マユゲは「小倉あんみつ」に舌鼓。



 ここで、ゆーさんが若い頃に多用した、横浜デートコースネタで盛り上がります。しかし、調子に乗りすぎたゆーさん、うっかり口を滑らせ、「私、連れて来てもらったことなーい(怒)。」とりえさんを怒らせます。マユゲ、聞こえないふりで下向いてあんみつに集中する場面も……。

 そんなこんなで横浜を満喫した一行は、帰途へ。

 でも、今日の横浜はこれでは終わりません。もうひとつプレゼントを用意してくれました。



 なんと、花火です。

 臨港パーク付近で今年はじめての花火を鑑賞、素敵な演出にしばし酔いしれます。ロマンチックなムードの中、その後話題はマユゲの彼女づくり大作戦に。京都出身のりえさんによる「マユゲ京都大遠征計画」のご教授を賜りつつ、一向は横浜の地を後にするのでした(この計画の詳細は、また追って)。

 いやー、盛り沢山の休日でした。ゆーさん、りえさん、ありがとう。今度は是非4人で。

2000年06月04日(日)

おんなはリッチ

 少し前の話になるが、リベの新田さん、麻生と3人で、最近気になっている女の子の話になったとき、いきなり聞かれた(いつもいつもこんな話ばかりしてる訳じゃないんだけどね)。

 「その子どこ住んでんの?」
 「は?? ○○だけど。どーして?」
 「お前、そこが大事なんだよ、分かってねーなー。女は立地だよ、立地」
 「???」

 どうゆうことかというと、「彼女をつくるなら、都心に住んでいる(一人暮らしの)子を狙え」という意味。

 具体的にメリットをイメージできないマユゲは尋ねる。

 「でも彼女が都心に住んでるからって、泊まったとしても、会社行くのに一回ウチ帰ってパンツ履き替えて、
スーツ着替えて、……いろいろ面倒くさいよな」
 「チッチッ。そんなものは、全部彼女んちに置いとくの。スーツなんか常に一着置いといて、行ったらその置いてあったやつを着て出かける。着ていったやつはまた置いていく。簡単な話じゃない?」

 同棲経験のないマユゲは、目からウロコが2枚くらい落ちた。なるほど。そうゆうやり方ってあったのね。

 でもちょっと待て。

 「彼女の両親来たらどーすんの?」

 2人は全く動じない。

 「それをふたりでどーしよーこーしよー相談するのが楽しいんじゃない。俺のもの隠すにしても、『押し入れかなー?』『まずいよ、そこはタオル出すときに必ず開けるしー』なんつってな」

 ホー。それは確かに楽しそーだ。

 さらに2人は、既に"信者状態"のマユゲに向かってさらに魅力的な話を浴びせ掛ける。

 「それとかな、会社から『今日は遅くなるから、そっち帰るわ』とか電話しちゃう訳よ。『行く』じゃないワケ。『帰る』って言っちゃうワケよ」

 言ってみてー。それ、スゲー言ってみてー。

 経験豊富な人たちに囲まれて、少しずつ世の中を勉強していくマユゲなのでした。

2000年06月03日(土)

マユゲの恋〜桜坂篇〜

 今日は長いです。

 昨日ひょんなことから、元カノが既に結婚していて、おまけに来月「お子さん」が生まれることを知った。かつてすごく好きだった人に子供だよ。マユゲが受けた衝撃は相当なものだった。

 でも不思議と、なんかとても「すっきりした感じ」もしたんだ。それは彼女の相変わらずの元気そうな声を聞いたこともあるし、その瞬間、自分の中での区切りがちゃんとついたということでもあるんだろう。やっぱり理由があって別れた訳で、やり直してもきっと同じことになってしまったのだろうし、別にどーこーしたいとか思っていたんじゃないんだけど、どっかで区切りが必要だったんだね、多分。

 ふー。

 お母さんになる君へ。君が僕に与えた影響はとても大きかった。おかげで今の僕があるんだと心から思います。元気な赤ちゃんを生んでください。あの時、君が描いていた夢が現実となるよう祈っています。

 そんな訳でBGMスタート。そうです、この曲です。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

「桜坂」

(作詞・作曲:福山雅治)

君よずっと幸せに
風にそっと歌うよ
愛は今も愛のままで

ゆれる木漏れ日 薫る桜坂
悲しみに似た 薄紅色
君がいた 恋をしていた
君じゃなきゃ駄目なのに
ひとつになれず

愛と知っていたのに
春はやってくるのに
夢は今も夢のままで

頬にくちづけ 染まる桜坂
抱きしめたい気持ちでいっぱいだった
「この街でずっとふたりで」
無邪気すぎた約束 涙に変わる

愛と知っていたのに
花はそっと咲くのに
君は今も君のままで

逢えないけど 季節は変わるけど
愛しき人

君だけが分かってくれた
憧れを追いかけて僕は生きるよ

愛と知っていたのに
春はやってくるのに
夢は今も夢のままで

君よずっと幸せに
風にそっと歌うよ
愛は今も愛のままで

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 一方僕はといえば、その後合コンとかは時々あったり、お付き合いした人もいたけど、ここしばらく恋愛とは無縁だったなー。とくに誰かを好きになったりしてなかったなー。「それどころじゃなかった」といえばそれまでなんだけど。また誰かを好きになれんのかな。その気力・体力に自信がなくなっていたりして。あー情けない限り。

 僕は、自分のことは棚に上げて憚らずに言うと、「ルックス重視派」。つくづく思うけど、最近の女の子ってほんとにカワイイ子はいっくらでもいるし、そーゆー意味ではいつ誰かを好きになってもおかしくないんだけどな。でもボクが言う「ルックス」には単に「顔」や「スタイル」だけではない、その人のもつ「オーラ」みたいなものが含まれると思ってる。だっているじゃん、キレイな顔立ちなのに、世の中を全て敵に回したような表情でいる人。そーゆー人は「ルックス×(バツ)」になっちゃうよね。もったいない、せっかくキレイなのに、って思う。話をしてても、ものごとのウワベだけを追いかけてる子は、滲み出る美しさは感じられない。それが見えてしまうと、単にセックスの対象でしかなくなってしまうよね。

 という訳で、世の中の女性たちよ。内面から溢れ出る美しさを追求せよ!(オレに言われたくないか……)。そうか、こんな贅沢言ってるから僕にはなかなか彼女ができないのね。

 でもでも実は、そんなマユゲにも「好きになっちゃうかも?」と思わせる女性が最近現れたんだな、コレが。まだそんなに会ってないし、正直、わかんない。でも会うたびに「かも?」「かも?」が増えては来てるんだよね。うーん、これは恋なのか?(忘れちゃったよ、そうゆう感覚)。自分の問題も抱えている時なので判断難しいんだけど、これは焦らず急がず、でも進む、でしょ。

(インターネットでこんな恥ずかしい内容をしぇーしぇーと書けちゃう自分の狂った感覚が最近ちょっと恐い気もするマユゲでした……)

2000年06月02日(金)

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