DOTFAMILYの平和な日々
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2007年05月31日(木) 愚息の就職活動(4)余談ですが・・・

私は学歴主義者ではない。勉強が嫌いな人が無理をして大学へ行く必要はないと思っている。それよりも手に職を付けた方が良い。手に職をつけるためには、専門学校へ行くという手もあるし、就職して働きながら仕事を覚えるという手もある。ただし、これは自分が何をしたいかわかっている人にだけ有効である。美容師になりたい、板前になりたい、自動車のメカニックになりたい、コンピュータ・プログラマになりたい、という人は専門学校に行けば良い。芸能人になりたい人は・・・多分それなりの道があるのではないかと思う。ロックンローラーになりたいなら(愚息は音楽で飯を食って行きたいと言っていた)、下手でも何でも良いから、とにかくローカルのライブハウスでせっせと活動するべきだと思う。そうやって経験と積んでいく内に一人前になるのである。なんであれ、行動しないヤツはだめ!(医者、弁護士、教師などになりたい人は大学行って勉強してください。)

なんとな〜くやりたいことはあるけど、今一努力する気がしない。あるいは、やりたいことなんか何にもない、という若者達は・・・経済的にゆとりがあるなら大学へ行きなさい!何もしないでダラダラ生きてるんじゃねぇよ!!!バイトで食っていきながら趣味に生きるというのは私は認める・・・愚息は今、バイトすらしていないのである。

これじゃ、いかんだろう?という訳で、詐欺であろうがなんであろうが、とりあえず、雇って貰えれば家を出て行くことになるだろう。そうなったら大学に行かせるのは潔く諦めようと思っていた。そもそも、就職しないから大学へ行かせていたのである。でもなぁ、まだ19歳なんだよなぁ。正式に就職するの、ちょっと早過ぎないかなぁ・・・でも、ニートのままじゃいかんしなぁ・・・

と、ああでもないこうでもない、と実は密かにイライラしていたのである、ここんとこずっと。何をしても落ち着かなかった。・・・親馬鹿ですから、はい。


2007年05月30日(水) 愚息の就職活動(3)

アップロードする日が前後しております。(1)と(2)は5月26日と27日に載っています。メンドウなことしちまって、ごめんなさい。

それでもインタビューをしてくれるというのは・・・随分親切な会社なんですねぇ。それとも何か期待してる訳?愚息は社会を知らない。会社は愚息を知らない。知らないということは実に恐ろしいことである。

インタビューを終えた愚息は、記入して送りかえさなければならない書類を抱えて帰ってきた。一般的な就職申込書みたいなものである。住所氏名学籍職歴の他に犯罪歴とかを書き込むページもある。良かったね、犯罪歴なくって。さて、この書類、提出後にちゃんと経歴詐称していないかどうか調査するそうである。調査許可証というのにサインするというのもあった。どうして私が知ってるかって?愚息が記入しながら「僕、いつ高校卒業したっけ?」「僕、いつバイトしたっけ?」「バイト先の電話番号、なんだっけ?」って一々聞くんだもん。自分の履歴すら知らないヤツが仕事できるんかいな?さて、記入を終えた愚息はさっそくファックスしていた。

という訳で、ファックスを送ったのが先週の金曜日のことであった。バックグラウンド・チェックというのは一体どのくらい日数がかかるんだろうね?社会保障番号で調べるのだろうから(そういうのを専門にやっている会社がある)、それほど日数はかからないと思う。愚息は犯罪歴どころか、交通違反で捕まったことすらないので(考えてみればよくまぁ無事ここまで無傷で生きてきたもんだ)、簡単に終わるであろう。


2007年05月29日(火) え〜っ、まだ算数やらなきゃいけないのぉ!

先日、大学のカウンセラと話をしてきた。で、恐ろしい発見があった。

コンピュータを専攻するためには『微積分と解析幾何学』とやらを取らなくてはならない。それを取るには、プレ(何て訳すんだ?)微積分と解析幾何学を取らなくてはならない。さらにその前に、『三角法』(これって三角関数のこと?)というのを取らなくてはならない。さらにその前に『幾何学』を取らなくてはならない。う〜ん、これは結構大変だぞ!同時には取れない科目なので、時間がかかる。

しかし、『幾何学』っつうのは高校でやったんでないかい?随分昔のことだから、覚えているという自信は全くないが、それでもやっている内に少しは思い出すのではないだろうか?それに1学期65ドルもかける価値があるだろうか?

という訳で、「幾何学取りたくない!」とカウンセラに言ったら、「じゃ、テスト受けなさい。」と言われた。幾何学は高校でやるレベルなので(愚息ですら高校1年の時に取ってパスした)、高校の成績証明書を提出するか(そんな昔のものはない)テストを受けてパスすれば取らなくても良いのだそうだ。

が、実はテストに合格する自信もない。で、「多分できると思うのですが、英語に自信がありません。何か良いほうはありませんか?」と能力の無さを棚に上げて聞いてみた。

さすがアメリカ、聞いてみるものである。

キャンパスの片隅に「コミュニティ・エジュケーション」のセクションがある。ここは高校をドロップアウトした人たちが、「やっぱり高校卒業資格くらいは欲しい」と言ってやってくるセクションのようである。そこのコンピュータ・ラボに復習プログラムというのがあって、それを使って幾何学の復習をしてからテストを受けてみてはどうか?とカウンセラは提案してくださり、ご丁寧にもそこので働いている人に電話をしてくれた。

高校卒業資格を取るために州が税金を使ってやっているセクションであるので、私のような者が復習のためにちょっと使わせて、というのは本来はナシなのだろうが、そこはほれ、融通きくんですよね、結構。

という訳で、今日、授業の後そこへ行ってコンピュータを使えるように登録してきた。実に簡単に手続きであった。で、ついてにさわりの部分だけやってみた。

やはり高校(いや、中学でかな?)で習ったことだった。最初だから簡単なのかもしれないけど。が・・・鈍角とか鋭角とか日本語で言われればわかるんだけど・・・というのが多かった。これはやはり一通り復習して数学の語彙を増やした方が良かろう。夏が終わるまでにはテストを受けたいものである。テストに落ちたら諦めて来学期に幾何学を取ろう。

それにしても・・・直接テスト受けにいかなくて良かった!

そうそう、カウンセラとの面談で、もう一つ恐ろしい発見があった。なんと、一般教養科目としてアメリカ史を取らなくてはいけないのだそうだ。日本語で習った日本史すら全然できなかったのに・・・

英語でアメリカ史なんかできるかい!


2007年05月28日(月) 冷蔵庫買いました!

タックス・リターンで税金がど〜んと戻ってきたので、ここ数ヶ月唸っている冷蔵庫を買い代えることにした。(という訳で、テレビは買いません。)

数ヶ月前に製氷機が物凄い音を立て始めた。氷をがんがん使う季節ではなかったので製氷機を取り外したら、音が小さくなった。で、買い代えないとなぁと思いつつも月日は過ぎていった。

最近暑くなった。ソーメンの季節である。先日渡米した知人からソーメンを1箱頂いた。(ダンボールに1箱・・・そんな重いもん持ってくるかね、普通・・・いえ、文句ではありません『感嘆』です。感謝してます。)ソーメン食べたい。でも氷でキ〜ンと冷やして食べたい。

冷凍庫が壊れたわけじゃないのだから、製氷器買ってきて氷作れば良いんだけどね・・・メンドウ。(こうやってメンドウなことが一つ増え度に体重が1キロ増えるような気がする。)

返ってきた税金を銀行に入れっぱなしにしておくと、いつの間にかテレビに化けていた、ということがあっては困るので、先週末、ついに意を決して買いに行ったのである。

ところで、ダンナは公務員で、私の収入なんぞ実に微々たるものなので、我が家は毎年ほとんど税金は返ってこない。が、しかし、今年は多かった。何しろ去年ダンナは半年以上仕事をしていないのだ。収入が滅茶苦茶低かった。(よくぞ生き延びた!)なのに税金はきちんと取られているから、冷蔵庫が買えるほど返ってきたのである。(ビッグスクリーンのテレビだって50インチくらいの大きさなら買えた。)

さて、我が家の台所で唸っている冷蔵庫、考えてみれば購入したのは愚息が生まれた頃。20年近く頑張って働いてくれていたのだ。今後20年使うと思えば、気に入った冷蔵庫が買いたい。しかし、新しい冷蔵庫が20年持つのだろうか?

シアーズの冷蔵庫売り場でああでもないこうでもない、と一人でブツブツ言いながら歩き回っている私をほっといて、ダンナはさっさとテレビ売り場へ行ってしまった。

テレビは買わないって!

結局、買いました。購入可能な範囲で一番気に入ったのを買ってしまいました。どうせなら外見も好きなのを、とステンレス・スチールの扉を選んだので、注文になってしまい、配達してくれるのは来週末になる。

ちなみに、何故シアーズかというと、シアーズで冷蔵庫を買うと、古い冷蔵庫を10ドルで引き取ってくれるのだ(払うのは私)。以前はどこでも無料で持っていってくれたのだけど、アメリカでも粗大ゴミを捨てるのは難しくなって来ている。ゴミ収集会社頼むと10ドルじゃやってくれない。どこが安いかより、古い冷蔵庫を引き取ってくれるかどうかを優先して店を選んだのである。

さて、新しい冷蔵庫、今後20年働いてくれるかな?それより気になるのは、結婚祝いに頂き、今でも健在の電子レンジである。あれって壊れないの?(古いのでやたらデカくて場所を取る・・・でも壊れないから捨てられない。)

購入を終えて帰ろうとすると、ダンナが私をテレビ売り場に連れて行こうとする。

テレビ買うお金、なくなっちゃったってば!


2007年05月27日(日) 愚息の就職活動(2)愚息の履歴書

後から聞いた話。愚息が電話でインタビューを受けた時のことである。

「履歴書のゲーム歴のところ、普通は今までどんなゲームを作った経験があるかを書くんですよね。これまでどんなゲームで遊んだかを書いてきた人はあなたが初めてです。」

とインタビューアーに言われたそうだ。とっても受けていたよ、と愚息が言った。

それは受けてたんじゃなくて、笑われたんだろう?

もちろん愚息にはゲームを制作した経験なぞない!遊びでもやったことはない。簡単なプログラムすら組んだことはない。(いや、本人は高校の時、Javaを使って何か作ったと言っていたが・・・きっとグループ・プロジェクトでできる生徒にやってもらったのだろう。)彼はコンピュータ音痴なのである。

これまでに貰った賞や証書を書く欄には、剣道、柔術、フットボールの試合で貰った賞がずら〜っと書いてあった。「剣道2段」が光ってるね、君!バイオリンの賞が書いてあるのは愛嬌。でも、ゲームとは全然関係ないよ!

学歴はもちろん高卒である。ちなみに、その会社で働いている彼が知っている子はもちろん大卒である。仕事の経験もある。彼女は営業企画部(宣伝のイベントなどを計画するセクションだと思う)なので、ゲームそのものに関しては詳しくないが、大学時代に色んなイベントを企画したという業績もある。そもそも、制作部で働いている人たちはみんなプログラマなのである。プログラムのプも知らないヤツが雇ってもらえるわけがない!

それでも愚息はインタビューに行ってきた。帰ってきた愚息に「どうだった?」と聞いたら・・・

「うん、色んなゲームがあってとっても楽しかった!」

お前は遊園地に遊びに行ったのか?

会社がある場所は遠い。家から100キロくらい離れている。とてもじゃないが、通勤ラッシュの中、通える距離ではない。ビルは自社ビルである。1階が制作部で2階が営業部。向かいにはゲーム・テスター(という言い方はしないらしいが)達が働いているビルが別にあるそうだ。もしかしたら、結構大きな会社なのかもしれない。

未成年のガキに対してここまで丁寧に対応してくれる会社とは一体何なんだ、とかなり不振に思った私は、会社のウェブサイトをチェックしてみた。

・・・全然わからんかった。


2007年05月26日(土) 愚息の就職活動(1)

愚息はニートだ・・・と思う。大学に登録はしているが、単位は落としまくっている。高校を卒業してからほぼ1年、勉強もせず仕事もせず、何らの訓練を受けることもなく・・・これをニートと言わずして何と言う!

愚息の一人や二人養うことなど何ともない位私が金持ちであり、私の死後、愚息が一生遊んで暮らせるだけの金を残してあげられるのなら、それも良かろう。が、残念ながら私は貧乏である。このままでは死んでも死にきれない。(嘘です。死ぬ時は残された人のことなんか考えるつもりは全くありません・・・例え可愛い息子でも。)

という訳で、ついに最後通牒を出した。「来学期から1つでも単位を落としたら、もう学費は払わない。大学辞めて、マクドナルドでも何でもいいから働きなさい!」

すると・・・

ゲームを作っている会社で働いている子(制作部ではない)が「ゲームとプロレスに詳しくて日本語がわかる人いないかなぁ。」と言っているのが愚息の耳に入った。2、3人でやっている小さな会社ではなく、制作部と営業部に分かれているちゃんとした(かどうかは知らんけど)会社だそうである。支社も世界中にあるらしい。日本にもある。(だから日本語がわかる人が必要なのだろう。)

愚息はゲームをやるのもプロレスを見るのも好きで、日常会話くらいの日本語には困らないが、詳しいとかできる、とかいうレベルではない。が、自分の能力のなさを自覚していない愚息はさっそくその会社に履歴書を送った。その会社は別に社員募集なんぞしてないのに・・・馬鹿である。というか、アメリカ人ってそうなのかしらん?これは押し売りだろう?

すると、会社のプロレスゲーム制作部の人から電話がかかってきた・・・かけるか普通?

その後、トライアル翻訳がメールで送ってきた。愚息はしゃかしゃか訳して、見直しもせずに送り返した。あれで金が貰えるんだったら私だってやりたい。英→日の分だけさっと目を通してやったが、誤字だらけだった。他にも直したい箇所はたくさんあった。が、テストなのだから私が直してはいかんだろう、と思いとどまった。しかし、見るに見かねて明らかな誤字だけは直してしまった・・・これはカンニングの一種だよな。

その後、電話でインタビューをしたいので、都合はどうか、というメールが来た。もちろん愚息は電話でのインタビューを受けた。二人(一人は日本から)の人と電話で話をした。

そして・・・「今度は直接面接がしたいから、会社に来てください。6人と面接してもらいますから、最低3時間はかかります。」という連絡が来た。

何なんだ一体?高校しか卒業していないガキの押し売り就職活動にここまで丁寧に対応する会社って一体どういう会社だ!

私は意識的に介入しないようにしているのだが、先日愚息が面接の確認の電話をかけているのを聞いてしまった。(携帯電話じゃなくて、家の電話使ってたんだもん。)

「僕、○○ですけど、○○さんいますか?」

「いますか?」じゃなくて、「いらっしゃいますか?」だろう!

その後、「ねぇ、母さん、『弊社』って何て読むの?どういう意味?」という質問を受けた・・・君、社会人になるの絶対無理!


2007年05月24日(木) 奨学金授賞式(2)

奨学金わずか$300のために授賞式に出席した。先日書いた通り、リハーサルには参加できなかったのだが、「フォーマルドレスの必要はありませんが、きちんとした服を着てきてください。」と言われた通り、ワンピースを着て化粧までして出かけて行った。しつこいようだが、黙って金だけくれれば良いのに、と最後の最後までブツブツ文句を言っていた私に、目を休めるために仕事を休んで(テレビを見て)いたダンナが・・・

「時給$100のバイトだと思えば苦にならないんじゃない?」

確かにその通りである。そう思ったら急に元気が出てきた。そもそも何もせずに金が貰えるわけがない!

思った通り、授賞式は退屈極まりなかった。途中で寝そうになった。名前を呼ばれ、賞状(中に小切手が入ってる。)を貰って、写真を撮ってお終い。

が・・・「前の人がやる通りにすれば問題ありませんから」という事務所の人のアドバイスを信じてリラックスしていたら・・・アメリカン・ランゲージ・スカラーシップというのが一番最初のカテゴリーだった。

ちょっと考えればAで始まるアメリカンが一番最初のことぐらいわかるよな。

ちょっとだけ焦った。

ところで、私宛の$300の小切手・・・これって何に使っても良いようである。「時給100ドルのバイトだと思え」と言ったダンナは・・・

「戻ってきた税金にこの$300ドル足したら、大きなスクリーンのテレビが買えるね!」


2007年05月22日(火) 奨学金授賞式(1)

奨学金貰えることになった。が、そのためには授賞式に出席しなければならない、という手紙が来た。しかもその手紙には「同封の書類に記入した上、受賞を受け入れますという確認のサインをするために記入した書類を持って5月22日までに事務所に来てください。」と書いてあった。

5月22日・・・今日である。もうちょっと前に手紙出せんもんかね。手紙を郵便受けから取ってきたのが5時過ぎである。あわてて事務所に電話をしたら「今日は7時まで開いています。今から来て!」と言われた。記入しなければならない書類には名前の他に、学位の目標、将来の目標、格言(誰の格言書くんだよ?)を書く欄があった。え〜い、どうでもいいわい!といい加減に記入して、書類を持ってあわてて事務所に走った。素顔、よれよれのTシャツにジーンズ姿のままであった。

事務所についたら、「授賞式プログラムに載せますから、写真を撮りますね。」

えっ?・・・ま、いっか。

「明日、1時からリハーサルがありますから、必ず出席してください。」
「えっ?出席できません。」
「どうして?」
「ダンナを医者に連れて行かないといけないので」
「ダンナさん、一人で行けないの?」
「目の手術したんで、まだ運転できないんです。」
「それじゃ、当日、周りの人の様子を見て、同じようにして下さい。あなたは最初じゃないから。」
「は〜い。」

別にステージの上で芸をするわけではないし、スピーチをするわけでもない。リハーサルなんぞ出なくてもなんとかなるだろう。

明日1時にダンナを医者に連れて行く、というのは本当のことである・・・念のため。


2007年05月21日(月) お抱え運転手

ダンナを目の手術に連れて行った。

先日「そうか、目は二つあったんだ」と書いて、いかにももう一方の目の手術をするような言い方をしたが(私はそう思っていたのだ・・・同じ手術なのに何故病院が違うんだろうなあ・・・と)、前回やった目と同じ目の手術だった。前回はレンズの取替え。今回は、病気だった頃、目の血管が破れて血が溜まっていて見えにくくなっていたその血の塊を取る手術だった。

もう何年もダンナは色々な病気を患っいたもので、あっちこっちの病院や医者へ私が連れて行くことが多かったものだから、一々何処の何の医者に何をしてもらいに行くのかを確認するのが面倒になっちまっていて、「何月何日、何時に医者。場所はここ」とそれだけを聞くことにして、お抱え運転手に徹していたもんで・・・って理由になってない?

今日もそんな感じで病院へ連れて行って、病院の前で落として来ようと思っていたのだが、着いたら「一緒に中に入ってくれ」と言われた。そりゃぁ、内臓移植手術の時はさすがに一緒に中に入りましたけどね、受付だけじゃなくて病室の中まで入りましたけどね、たかが目の手術でしょう。生きるの死ぬのの手術じゃないのでしょう?

と思ったけど、リクエスト通りに一緒に入ったら・・・万一、ダンナの意識が回復しなかった時、植物人間のまま生き続けさせるか死んでもらうか決定する人のサインが必要だったそうで・・・って、そういう危険があるわけ?全身麻酔するわけでもないのに?なんだかなぁ・・・脅かされているような気がした。

前回のレンズ交換(?)手術の時は、1時間もしない内に終わるということだったので、病院で待っていたのだが、今回は手術は30分もかからないけど、念のために手術後3時間は病院にいてもらいます(念のためって・・・?)ということだったので一旦家に帰ってきた。

が、万一の場合も念のための念も起こらず、手術は滞りなく終了し、ダンナはちゃんと家に帰ってきた。(もちろん私が迎えに行った)

ダンナは元気なのだが、運転はできないので当分仕事へは行けない。運転どころか、しばらくは目を使ってはいけないそうである。「できるだけ目を休めて下さい。」という医者のリクエスト通り、ダンナは仕事を休んで・・・

テレビ見てんじゃねぇよ!


2007年05月18日(金) プログラム言語

小学5年生の時、N進法というのを習った。その時、先生がコンピュータは電気のオンとオフ、つまり0と1を使うと説明して下さった。人間はその0と1を使ってコンピュータとお話をする。だからN進法、特に2進法を学ぶことはとても大切だ、ということだった。小さな頃から人の話は素直に信じるタイプだった私は「そうか2進法は大切なのか」と真面目に勉強した。だから今でも10進法を2進法に直すことは簡単にできる。いや、2進法だけでなく3進法だって4進法だってできる。がN進法を10進法に直せたところでコンピュータとお話しすることはできない。そしてその後、私の人生はコンピュータとお話をする必要なく進んで行くのだが・・・

私は小学生の頃、バスで学校に通っていた。で、学校の近くのバス停の前(後ろ?)はNECの支社ビルがド〜ンと建っていた。ビルの1階は前面ガラス張りで、中には大型冷蔵庫も真っ青というサイズのコンピュータがズラリと並んでいた。バスを待つ間、それを眺めながら「そうか、ここで働いている人は0と1を使ってコンピュータとお話をしているのだなぁ」と思っていた。

中学生の頃、やたらコンピュータの話をしていたクラスメイトがいた。私にも熱心に説明してくれたのだが、何のことかさっぱりわからなかった。きっと彼は今頃コンピュータの権威になっていることだろう。(なってるよね、S田君。)当時の私はアルファベット26文字を使ってアメリカ人とお話をすることすら不可能に思えたので(今でも思ってるけど)、0と1だけを使ってコンピュータとお話をするなんぞは神業としか思えなかったのである。

それから、ん十年の歳月が過ぎた今の今まで、私はコンピュータ・プログラマーさん達は0と1だけを使ってプログラムを作っているものだと信じていた。いやぁ、世の中にはもの凄く頭が良い人がたくさんいるもんだなぁ、と感心していたのだ。

全然違うじゃないか!!!

Visual BasicやJavaは無理だとしても、COBOLやBASICはもう使われていたはずだぞ、私が小学5年生の頃は!0と1だけを使ってプログラムを書いていたのは1940年代だそうじゃないか!50年代で既にアセンブリー・ランゲージを使ってたって習ったぞ!私が生まれる前だぞ、それは!!!

小学校の頃に習ったことというのは案外一生忘れないものなのである。だから、嘘を教えるのは止めてね。

という訳で、プログラマーの皆様が神様に思えなくなってしまった今日この頃である。


2007年05月16日(水) ・・・疲れた

来週の月曜日、またダンナの目の手術がある。・・・そうか、目って二つあったんだった。

月曜日はコンピュータの授業がある。しかも今度の月曜日はクイズがある。加えて提出しなければならない課題が二つもある。で、先生に「月曜日は欠席するのでクイズが受けられません。どうしましょう?」と相談に行った。

親切な先生は「じゃ、明日は10時までラボにいるから、クイズ受けにおいで」と言ってくださった。

明日受けにおいでって・・・先生、まだクイズに出す範囲の授業終わってないじゃない!

彼はクイズの範囲の説明が終わったら待ったなしでクイズをやっちまう人なのである。だから範囲の残りは月曜日に説明することになっていた。私はその残りを聞かないままクイズを受けるのかい?

ま、たかがクイズである。一回くらい成績が悪くてもたいした事はあるまい。が・・・クイズを先に受けるということは、課題も先に提出しなくてはならないわけ?金曜日はあの先生は学校へ来ない。ということは、課題も明日提出・・・と気付いた私は、午後からラボへ行って課題をやって来た。

今週の課題はプログラミングである。簡単な極々初歩的なプログラミングではあるのだが・・・初級クラスでプログラミングまでやらせるか?とブツブツ言いながらも、なんとかVisual BasicとJAVAの課題をやって帰ってきた。(ちなみに来週の課題はC#を使ったプログラミングだそうです・・・やれやれ。)

で、さっき英語の宿題を終えてただ今一休み中。これから明日のクイズの勉強やらなくっちゃ。

しかも来週の水曜日は中間テスト。月曜日にはテストのヒントをしっかりとくれるはずなんだが、欠席じゃ聞けない。後で聞けるほど親しくしている生徒はいない。範囲はシステム構築とプログラミング・・・最悪だ!

一番過酷な週に手術の予約入れんでも良いじゃないか!


2007年05月09日(水) スキャントロン・フォーム

先週は日本からの客の案内で勉強がほとんど出来なかった。日曜日は時間があったのだが・・・疲れていたので昼寝をしちまった。で、今週は月曜日から3日続けてテスト。取っている科目全てのテストがあって・・・参った。

コンピュータのテストは選択問題とエッセイに分かれている。選択問題の答えを記入するためのスキャントロン・フォーム(マークシートって言わなかったっけ、昔)を自分で持っていかなければならない。それは良いんだけどさ・・・

私はこれが実に苦手なのである。昔っから苦手だった。何故か1問か2問は必ず印をつける場所を間違ってしまうのである。正解がわかっているのに、違うところにマークを付けてしまう。私は重度の乱視なのだが、それって関係あるのかしらん?

という訳で、今日あったコンピュータのテストでも一番簡単な問題の答えを間違えてしまった。答案はまだ戻って来ていないので、他にもたくさん書き間違っているかもしれない。

もちろん『ちゃんと間違い』というのは別に“ちゃんと”ある。


2007年05月08日(火) ある主婦の会話

先週の水曜日、日本から知人夫妻がやってきた。飛行機が随分揺れたとかで旦那様の方は気分が悪くなりホテルでしばらく休むというので元気な奥様を近くのマーケットに案内した。日本にない面白い雑貨があるかもしれない、ということであった。で、店の中での二人の会話・・・

掃除用品売り場で・・・
彼女「アメリカではどんな掃除用品が人気あるの?」
私「えっ〜と、私掃除しないからよくわからないんですよね。」
彼女「私も掃除しないから、日本にあるものとないものの区別がつかないのよね。」

キッチン用品売り場では・・・
彼女「アメリカではどんなキッチン・グッズが人気あるの?」
私「えっ〜と、私料理しないからよくわからないんですよね。」
彼女「私も料理しないから、日本にあるものとないものの区別がつかないのよね。」

・・・日本の主婦とアメリカの主婦の会話であった。


2007年05月03日(木) 馬鹿の上に軟弱!

愚息のことである。

4月24日に愚息は親知らずを4本抜いた。その後1週間たっても痛みが取れないという。もらった痛み止めは飲んでしまった。で、一週間後抜糸に行った時に、まだ痛いからもっと痛み止めをもらおうと思っていたのだが・・・

親知らずがぐっと押さえていた隣の歯が虫歯になっているかもしれないから、いつもの歯医者さんに行ってみてもらえ、と言われたそうだ。

愚息はこれまで虫歯になったことがない。(いや、愚息がある日突然目が覚めると虫歯になっていた・・・という不気味な状況はあるはずがなく、愚息の歯が虫歯になったことがない、というのが正しい・・・のかな?最近ますます日本語に自信がない。)きちんと歯を磨いているとは思えないので、もともと歯の質が良いのであろう。で、これは一大事、と歯医者さんに予約を入れて、本日行って来た。

虫歯ではなかった。

根がしっかりとある健康な歯を4本も抜いたのだから、1ヶ月くらい痛むのが当たり前。痛まない方がおかしい、と言われたそうである。痛んでいるのは歯ではなく歯茎と顎の間接。愚息は虫歯の痛みと歯茎の痛みの区別もつかないのである。ま、虫歯になったことないから当然かもしれないけどさ。

という訳で、ここでも痛みとめはもらえなかった。今でも時々ほっぺたを押さえながら、そろりそろりと食事をしている。

まったくもう、軟弱なんだから!


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