ある大学院生の日記

2005年09月24日(土) The Chocolate Factory

関西系の某先生から「ぜっっっっったい気に入ると思うから見に行け」と言われていた「チャーリーとチョコレート工場」を見に行きました。ティム・バートン監督作品ということで、ちょとぴりっとしたおかしさのある大人な映画でした。PTAなどには受けがワルそうかもしれませんが、これが笑えないのも健全ではないと思います。「チョコレートが食べたくなる」という感想はまたどうかと思いますが。けたけた笑い転げるというような映画でもないかと。ラストは原作から少しアレンジしてあるようで、それがまたしみじみとウツクシイ結末でよろしいと思います。あの歯医者さんはサルマンだったのか(←LOTR)。

翻訳は、あの柳瀬尚紀による新訳が出ているようで、Amazonの書評欄では賛否両論でした。きっとあとがきが悪かったんでしょう。見てないけど。簡単なのだったら原文で読んでみよっと。翻訳といえば、あの「星の王子さま」も内藤濯の翻訳以外の翻訳も出ているようで、ちょっと気になるところです。

夕食は、海鮮炭焼きでした。なかなか。



2005年09月22日(木) 論文の日本語

どうも最近日本語がうまくないと思っていたら、やっぱり共著者の先生にたっくさん日本語を直されてました。あわてて書くのがよくないんでしょうか。精進しないと。あ、財政学会で発表しますので最適課税論のみなさまにはよろしく。



2005年09月21日(水) 土佐や

ひょんなことから、新橋近辺にお勤めの、大学のサークルの先輩後輩と飲みに行くことになり、新橋で焼肉をばくばく食べに行きました。行ってみたら意外に独身の女性が多くて、その勢いに気圧されてしまいました。毒気に当てられたというのかもしれません。そういえば、先週の経済学会でも女性の先生に気圧された気がしますが。道理でぐったりするわけかもしれません。それはともかく、卒業して8年も経つと、変わってたり変わってなかったりするもんですなあ、と思いました。あのN先輩が合コンに行こうとしているだなんて!



2005年09月19日(月) 三連休最終日

ぐったりしておりました。



2005年09月18日(日) 日本経済学会2日目

今日は最初のセッションで発表することもあったので、中原賞講演から聞きに行きました。数学的に難しくて訳分からん、ということはなく、楽しいお話でした。自分のプレゼンテーションも論文の日本語もへたっぴになりつつあると危機感を抱いているワタクシとしては内容もともかくプレゼンテーションの仕方も興味深いところでした。で、肝心の発表は、どうもやっぱりうまくいきませんでした。あー。かわいい後輩Fと同じセッションで緊張してしまったとか、初めての「労働経済」のセッションで緊張したとか、労働経済のスターK先生が目の前にいてあがっちゃったとか、そういうのではないとおもうのですが、まったく困ったものです。

午後は久しぶりに医療経済のセッションに出てみました。こじんまりとして、座長も楽しい先生でなかなか楽しいセッションでした。K大学のG先生のコメントはなかなか手厳しくて素敵でした。内容はええまあ、わかったりわからなかったりでしたが。

終わってからはしばらくうろうろしてみましたが、大阪に移った後輩Tを見かけたり、先輩の楽しい法律話を聞けたりしたのはなかなかよかったのではないかと思います。もちっと大学院の同期に会うかと思ったんですけど。



2005年09月17日(土) 日本経済学会1日目

多摩の中央大学で日本経済学会があるので、朝からのこのこと出かけていきました。同じ関東圏とはいえ、うちから中央大学まではかなりの時間がかかりました。久しぶりに京王線に乗ってみたら準特急ができていてびっくりしたりしつつ、高幡不動で降りてみたら、私淑するI先輩にぱったり。むかしお世話になった研究所の悪口を言いながら中央大学についてみると、ほんとうに丘陵の上にあってなかなか素敵なところでした。午前のセッションを終わってうろうろしていると、大学院の先輩方やT先生やS先生にお会いしました。学会というのもこうなると同窓会みたいなものであるなあ、と思います。ちょうど大学ではオープンキャンパスで高校生などがうろうろしていたのですが、学食などは使えないことになっていて「ランチは自分で用意すること」というお達しも学会事務局から出てはいました。しかし案の定、みなさん何もご用意してらっしゃらなかったようで、多摩センタや立川にみなさんお出かけになったようです。僕も誘われたのですが、せっかく昼食を用意していたので、お別れして休憩所で他の先生方とごはんを食べました。もしいっしょに立川にランチに出かけていたら、そのまま都心に連れて行かれたのではないかと危惧されるところです。

午後のセッションでは、討論者がやたらと豪華なセッションがあったので行ってみたのですが、約1名よくわからない発表がありました。なんだったんでしょう。セッションが終わってうろうろしていたのですが、今回はあのA先生がいらっしゃらなかったこともあって、財政・公共経済学系としてはやや小規模な飲み会が立川で開催されました。優秀な後輩(?)のYくんがこなかったのが残念ですが、でかいYくんとどうでもいい話ができたのでよかったとしましょう。しかし「関西のアイドルのどっち派ですか?」と聞かれてもなあ。



2005年09月13日(火) 早池峰��

新幹線まで時間があるので、花巻温泉とどちらにするか迷った挙句、遠野ふるさと村に行ってみました。済州島の民俗村に行ったばっかりだったので正直、あんまり期待していなかったのですが、ここはなかなかよかったです。江戸期から明治期につくられた曲屋がそのまま移築されたようになっていて(煙検知器などが設置してあるところを見ると、見えないところで配線がいろいろされているはず)、遠野のじいちゃんばあちゃんを中心に、あたかもそこで生活が営まれているがごとくに保存され、馬屋には馬やロバがほんとにおり、田畑には稲やかぼちゃが実っているという、すこしダッシュ村っぽいところでした。移築されている家屋を見ると、やはり「古い」と「汚い」はことなる概念であるなあということを、自分の祖父の家など思い出して痛切に感じます。古い家々の板の間や縁側は磨き上げられ、かまどはまだ使い続けられ、納屋もときどき整理した跡があるということは、それだけの手間隙をかけなければこれは保存できないのでありましょう。ま、夏の終わりというのはちょうどいい季節だったかもしれません。夏場であればたぶん蚊などの虫が多くいたでしょうし、冬場は豪雪で動くのも大変ではないか、と思うからです。しかしそれはそれとして、民話のふるさと遠野、というブランドを小さいながらも環境から保全しようとしているのではないかと、思いました。しかしどこが金出してんだろ。

ということで、帰りは井上ひさし「新釈 遠野物語」を読みながら帰りました。なかなかおもしろいです。ちょっと前には 塩野七生「チェーザレ・ボルジア  あるいは優雅なる冷酷」など読んでたんですけどねえ。

はたと思い出しましたが、「フォルクローロいわて東和」の朝食にでていたりんごジュースはさっぱりしていてとてもおいしかったのですが、同じものを東和でも遠野でも見つけられませんでした。いったいどこに売ってんだろ?



2005年09月12日(月) 早池峰��

朝食をとっととすまして、1時間ばかし車を飛ばして河原坊登山口から早池峰に登りました。登り始めたときに喘息の発作のような状態になったのでどうなることかと思いましたが、山頂に着くころには落ち着きました。だいたいガイドブックの時間くらいで行くことができたのでよしとしましょう。写真はこちら。

まっすぐ帰って、Aコープを覗いたりして、ジンギスカン丼を食べて、寝ました。



2005年09月11日(日) 早池峰��

日本百名山のひとつ……だからというわけではないのですが、花の山として有名な岩手県の早池峰に登ろうと思って出かけました。びゅうぷらざで見つけた「フォルクローロいわて東和」を利用するなんだか妙に安いパックで、指定された2階建て新幹線の1階の席に座って「義経北行伝説」のパンフレットなど見ていると、いやにあっさり新花巻駅に到着。新花巻駅は釜石線に接続しているのですが、釜石線の新花巻駅と新幹線の新花巻駅の規模のコントラストがなかなか素敵でした。まずレンタカーを借りて、駅前の「注文の多い料理店」のような風情の店でご飯を食べ、どこへ行こうか検討しました。とはいえ、早池峰登山のことしか予定になかったので、しばし迷ってしまいました。宮沢賢治にも新渡戸稲造にも申し訳ないのですが、行き先は道の駅石鳥谷の南部杜氏伝承館になりました。南部杜氏というのは全国に散って活躍しているなんて知りませんでした。マツタケと貝の形をしたイワクありげな酒器が堂々と飾ってあるあたりはなかなかおおらかでよろしいかとおもいます。となりの道の駅で地酒が試飲できるのも素敵です。うしし。

和紙工芸館がなぜかしまっていたので、そのままフォルクローロに入って、となりの温泉にはいって、ご飯を食べて、義経を見たり(阿部寛の知盛はよろしい)、衆院選の結果に驚いたりしてとっとと寝ました。しかし岩手4区は小沢一郎の選挙区で、13選なのですなあ。



2005年09月07日(水) きれかけ

某やんごとなき方より仕事が振ってきたので、資料収集と打合せがてら某やんごとなき方面へでかけてみたのですが、仕事の方針が決まるような決まらないような。話があっちへふらふらこっちへふらふらと千鳥足に混迷の度を深めるとそりゃ薬で押さえていた蕁麻疹くんもちょっとは出てきてもいいかなと思うかもしれません。でてきてほしくないけど。PIDとかDEAとかいくつか並べてごまかしちゃうぞコラ。



2005年09月06日(火) ホテリングの立地モデル

某お役所にヒアリングに行くことになりそうなのでツテを頼って下交渉をしているのですが、いやいやご迷惑ばかりおかけして本当に申し訳ないです。お忙しいでしょうに。

また選挙の話ですが、前回の選挙のときも書いたような気もしますが、ワタクシの選挙区では似たような顔の自民党前職と民主党前職が張り合っているようで、これに共産党新人と無所属新人という組み合わせです。で、この前職2人が比例区との重複立候補をしていて、張り合っているというからにはこのどちらかが当選してもうひとりの惜敗率もかなり高いはず、となると、「この張り合う2人のいったいどっちが当選するのであろうか」という疑問はもはや意味を持たず、どっちかが当選してどっちかが比例で復活、となるのであろうなあ、ということになるわけです。この2人の南関東での比例順位を確認しているわけではないのですが、そうなるんじゃないかと。とすると、張り合う2人の激戦区が打って変わって無風区…は言い過ぎですが、結果が見えてるっちゃ見えてるわけです。たぶん。というわけで、張り合う2人の小選挙区という設定ながら、投票行く気が失せちゃいますよね、ってことなんですけど、いや、今回行かないわけには行かないっすかね。

民主党ががんばって社会保障・社会保険制度の改革を訴えようとも、「えーっと、とりあえず郵政が論点なんでしょ?」と、郵政が夏の居酒屋の一杯目のビール並みにとりあえず化してしまうと、2大政党のいうことにそんなに差が出るわけがないじゃん、と。論点が1次元で表現できる2大政党となると、かの有名なホテリングの立地モデルの応用そのまんまなわけですから。「民営化」が中点に当たるかどうかはよくわかりませんけども。で、端点のほうに新規参入の少数野党が立地することになるわけですか。やっぱりそうなると、論点の次元を増やさんとあかんわけですなあ。

で、ところで郵政民営化ってのは、某MLで一部論客が主張するほど当然に実行されるべきなんですかね。



2005年09月05日(月) カンチ。

医療の論文を読むはずだったのですが、あっちに電話したりこっちに電話したり打ち合わせたりしていたらいつのまにか夜に。ああ。

帰りの電車はときどき非常にどうしようもないオヤジどもがのっているので、ただでさえ疲れている気分がささくれ立ってしまうのでよろしくないです。あーもう。



2005年09月04日(日) 『敦』

いろいろあって来週おでかけすることになったのでその準備に都心に出て行って、コンパス高度計気圧計つき腕時計を買ったりしました。こういうことがあるとつい買ってしまうのはよくないですが、ええまあいいんですよ。ちょうどなかったわけだし。

夜は、世田谷パブリックシアタに「敦」を見に行きました。野村萬斎ということで(たぶん)。中島敦の「山月記」と「名人伝」をモチーフにした現代劇で、大道具小道具の類の少ない演出はやはり狂言からでしょうか。「山月記」といえば、

隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところすこぶる厚く、賎吏に甘んずるを潔しとしなかった。
という書き出しで有名ですが、今回のテーマは
人生は何事を為さぬにはあまりに長いが、何事かを為すにはあまりに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかもしれないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己のすべてだったのだ。
あたりにあるようです。李徴のような才があるわけではないですが、胸に痛いですね。

しかし、これをみて「おもしろーい。もう一度みたい〜」という感想はさすがにいかがかと。いやまあ感じ方は自由ですけれども。

ということで、これを買っちゃいました。るるり。りりり。



2005年09月01日(木) 新作

ながらくぐだぐだやっておりましたが、このたび、とりあえず、DPとして2本でました。はあ。しょせんはDPですが、とりあえず、ってことで。


 << past  Index  will >>


べべべ [MAIL] [HOMEPAGE]