おのだの今日
趣味の演劇、旅行の仕事、なんでもない毎日。


2002年04月20日(土) 劇団Beans番外公演「ザ・シェルター」感想。

正直な思いは、アンケートに記入したので、漠然とした感想を書こうと思います。

演出の見せたい物、こだわった物はよく分かったのですが、逆にお客さんとして、観たい物が観られなかったという気がしました。

普段ボクは芝居をみていて、あまり演出の存在に気が付かないことが多いです。ボクの解釈では、いい芝居はすんなり目に、そして心に入ってくるので、たとえどんなに演出の手が加わっていても、その存在に気が付かないのかなと思ってたりします。そんなボクにも、今回は演出のこだわりがとてもよく分かりました。
つまり、演出がこだわっているところが、ボクの感覚と全く違っていたのです。それがいいことなのか、悪いことなのかボクには分かりません。だってボクには演出経験がないのですから。やってみたものにしかわからない感覚っていうのも当然あると思うので。

劇団内の若手だけで1本芝居を打った。
それは紛れもない事実。自信を持ってほしいです。
自分の糧として下さい。
そして、本公演でも、活躍する皆さんを期待しています。






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2002年04月18日(木) 加藤健一事務所vol.50「煙が目にしみる」感想。

舞台は火葬場。人々のいろんな思いがひしめく場所での笑いと涙のストーリーと聞いて、ボク好みかもと思い、チケットを購入しました。もちろんキャラメルの岡田達也さんが客演しているのも大きな理由の一つではありますが。
加藤健一さんは初めて観たのですが、まさに「役者」って感じの人でした。
声量がものすごい。他の役者さんの誰よりも大きく、そして響く声でした。おばあちゃんという役柄でしたので多少声は作っていたと思うのですが、それでもあそこまで魅力的な声の役者さんにはここ最近お目にかかってない気がします。もちろん声だけではなく、ストーリーの軸となるおばあちゃんを好演してました。思ったほど大きな身長ではなかったように思いましたが、役に合わせて立ち方を工夫していたからなのでしょうか?でも顔はデカかったなぁ。ウチの役者Mさんも負けるかもってくらい・・・。
他の役者さんもそれぞれ個性的で、きっと台本の良さも手伝って、ちっとも飽きさせませんでした。ここ最近の集中力のないボクにはめずらしいことなんですけどね。
一番印象に残ったのはお母さん役を演じた一柳みるさん。良妻賢母の典型のような礼子という役をものすごく自然に演じてみえました。表情も良かった。
岡田達也さんもいい味だしてましたよ。物語も中盤を過ぎての登場でしたが、なかなかナイスガイでした。

長い長い旅公演。舞台を組んでバラして本当に大変だと思うのですが、まだ1ヶ月以上も各地を回ります。いろんなところに行けてちょっと羨ましいな、って旅行社に勤めるボクが言うのも変か。残りの公演もがんばってほしいものです。






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2002年04月15日(月) お叱り。

今日、バタバタとしながら営業への出かけ際にお客さんから電話が入った。
先週甥っ子さんの新婚旅行の見積もりを紹介してくれた、とある会社の会長さんからであった。
言葉はやさしいものの「もう君はウチの会社に来なくていい」と怒られる。
その方が怒っているのは主に次の3点。

1.甥っ子さんのオーストラリアの新婚旅行(ビジネスクラス利用)の代金が他社よりもかなり高かった。

2.紹介者である会長へ見積もりを届けると言っておきながら、その後連絡をしなかった。

3.先週土曜日に3回電話をしたが、誰も出なかった。

ということらしい。

お客さんの言うことは正しい。こちらの言い分は通用しない。聞き手の粗相はいい手の粗相である。

1点目、値段が高かった理由はよく分からない。会社の仕入れの問題、旅行の内容の違い、ホテルのグレードの違い、他社の見積もりとつき合わせて比べてみないと分からないけど、僕自身はべらぼうな料金をつけた訳ではないのだけど・・・。

2点目、見積もりを届ける約束を僕自身はした記憶がない・・・。電話でのやりとりだったのでお互いの思い込みもあったと思うのだけど、僕自身のフォローが足りなかったのは確か、反省。

最後の電話の件はボク自身が休みだったため、真相はよく分からない。出社している人が3人(支店長入れて4人)と少なかったため、電話に出られなかったのかも知れないし、話し中だったのかもしれない。でも、接客中の電話は出ることだって可能なはず。果たしてウチのカウンター担当者がそこまでするかどうかは疑問なので、反論できず。

午前中に慌てて、その会長の会社へ支店長とお詫びに行くが、会長は不在。15時に戻る予定とのことなので、名刺だけおいて、再度16時に訪問。支店長とボクはこってりその会長に絞られました・・・。
その会長は年齢は70歳にもなろうかという方なのですが、とても頭の良い方。ボクへはけっこう厳しくされるのですが、こういう形で旅行を紹介してくれる実はいい人。かつてはワンマン社長だったのですが、先頃会長に退かれました。それで、ちょっと優しくなったと思いきや、今回の大目玉。

でも、バタバタ忙しい中、最優先で一生懸命作った見積もりだっただけに、僕自身もちょっとショックだったんだよなぁ。

いい勉強をさせてもらったと思って、あすから頑張りましょ。






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2002年04月13日(土) 演劇集団キャラメルボックス「アンフォゲッタブル」感想。

タイプミスで、演劇集団っていうのを園芸手段って打ってしまい、自分で動揺してしまった。(意味なし)

今回はチケットを事前に取っていなかったので、当日券のために早朝から並ぶことにしました。朝5時に出発して大阪に着いたのが8時でした。開演が14時、当日券販売は13時からで、なんとボクが1番乗り。コーヒー飲んで時間をつぶし、9時になって再度劇場の前に行っても誰も並んでいない状態。あらら、ちょいと拍子抜け。週末の当日券の列はもっとすごいものだと思ってました。
入手した席はS席1階の12列目、センターのブロック。けっこういい席でした。(もうちょっといい席を期待したのだけど、それは贅沢な望みですね)

前日の加藤さんの日記で次回公演「四月になれば彼女は」の準備のために加藤さんが帰京した、というのを読んでいたので、「今日は加藤さんの前説が聞けないかも・・・」と心の準備はしていました。でも、新幹線でとんぼ帰りして大阪に戻っているかも、と淡い期待もしていたのですが、やっぱりテープ前説でした。キャラメルファンというよりも加藤ファンのボクにとってはものすごく残念。今までに見たキャラメルの芝居が8本、のべ9回でテープ前説がこれで2回目。むむむ、いい確立で加藤さんに会えていないような気がする。これだけで1000円分くらい損した気になるのはきっとボクだけだろうな・・・。

前置きが長いですね。なぜかというと、あんまり印象に残らない芝居だったから。違う、言葉が難しいな。役者もよかったし、ダンスもよかったし、照明もよかった。ただ、ストーリーがボクの好みでなかった、ということかな。結局どの登場人物にも感情移入できず、物足りないままで終わってしまった感じ。西川さんの週替わりネタ「タイガース編」もイマイチ難かしくて、すぐに理解出来なかったし・・・。坂口さんの「ちょっとツボにはまりました」っていうセリフが嘘っぽく聞こえてしまうほどでしたから。
音楽については、無名のインディーズのアーティスト達を使っていたのですが、前評判ほどいいとは思えませんでした。これも好みの問題なんでしょうが。サントラは買ったので、ゆっくり聞くことにしましょう。
ふーむ、これくらいしか書くことがないや。成井さん的にちょっと冒険をしてみたけど、お客さんの期待と少々ずれてしまったのかもしれません。東京公演も連日満員といっても、平日ハーフプライスの当日券をやっての満員ですし、福岡公演はかなり苦戦したようですし、大阪公演もかなりチケットが余っているよう。新作ってのはお客さん的にもこういう反応らしいですけど。

次回公演「四月になれば彼女は」は10年振りの再演。好きな役者さん達が出演するので、ちょっと楽しみ。いい意味でキャラメルらしさを出しつつ、そしてボクらを裏切ってほしいものです。






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2002年04月12日(金) ADSL開通!

3週間ほど前、
ひょいと、電気屋さんを除いたら、
ADSLの説明ブースを設置してて、
冷やかし気分で調べてもらったら、意外にも自宅がADSL範囲内であった。
Macでも大丈夫なのか、現在の電話番号が変わる可能性はないのか、1ヶ月の費用はいくらくらいかかるのかなど、だいたいの疑問がその場で解決してしまったので、その日には自宅に帰って、ネット経由でプロバイダへ申し込みをしていた。

で、昨日ルーターが届いて今日、めでたく開通。

せっかちなもんで、
ろくに説明書も読まずに設定しようとしたもんだから、
なかなか上手くいきませんでした。

何度も何度も設定し直して、やっと開通。

快適快適。


最大の問題は、

パソコンがフリーズすることだね。
(Macだからね・・・・。)






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2002年04月09日(火) 恩恵。

エンピツには、簡易アクセス解析ってのがあって、
この日記のページに、どこのリンクから来てくれたのかを示してくれる機能が付いています。(My Referer)

ここ最近思いもよらないところから来てくれる人がいます。

先日、大阪で観た「天保十二年のシェイクスピア」の感想を書いたのだけど、検索エンジンで「天保十二年のシェイクスピア」「感想」と項目を入れて調べるとボクの日記が検索結果としてでてくるようなのだ。

フレッシュ・アイなんかで立て続けに何人かの人が立ち寄ってくれたみたい。

なんだかうれしい誤算でした。

投票ボタンの効果も少しあるみたいで、
投票ランキングから来てくれる人も日に、1人くらいあったりします。
日記のタイトル「おのだの今日」ってのがさえないだけに、なかなか立ち寄ろうって気にもならないとは思うのだけど。

日々、ネタを探しつつ
結局今日も通信添削をせずに終わるのでした・・・。
今月の締め切り本当に大丈夫なのか?(自問自答)






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2002年04月07日(日) いいこと?わるいこと?

4月1日の辞令で支店内に異動があった。

3月末で、カウンターの女の子が辞めたのだけど、
新入社員は入って来ませんでした。ちょっと残念。

で、経理担当で2年後輩の男の子が他の支店へ、代わりにその支店から経理の担当者が来ることになった。つまり経理担当の交換。
経理の関係はなかなか難しく、1つの支店の長く居ると良くないことがおきやすいので、定期的な配置換えをするのです。といっても、その後輩はまだ経理担当になって1年なんですけどね。ぶっきらぼうなヤツなんだけど、海外に詳しく、ペックス運賃(海外の正規割引運賃のことです)の航空券やらをいつも彼に端末で取ってもらっていて、営業のボクとしてはとても頼りになるヤツだった。今度代わりに来る人は、前の支店で経理だけをやっていてカウンターの接客の経験はなく、各航空端末、JRの端末もこれから覚えていくことになるそうだ。入社15年くらいのベテランなので、ちょっと無理も頼みにくいな。ただでさえ、女の子が辞めて少なくなったカウンター担当者。営業担当者にもしわ寄せは来そうだ・・・。

それはそうと、異動した後輩がやっていた仕事で、大きな組織募集モノ(主催旅行)の仕事があった。年2回、春と秋に航空機を使った国内2泊から3泊の旅行を企画するものだ。だいたい1回で500人くらい集まる旅行で、その年間の収益はたぶんボクの今の年間ノルマくらいはある仕事だ。

その仕事をボクが引き継ぐことになった。

この仕事でやらなくちゃいけないことは、
旅行の企画、手配、料金交渉、収益の試算、チラシ作成、DMの発送、下見、台帳管理、予約端末管理、申し込み確認書の郵送、申込金の確認、最小催行人員にみたない出発日に申し込んである顧客へ連絡し他の出発日へ振り変える作業、しおりの作成・発送、派遣添乗員の依頼・打ち合わせ、クーポン発券・・・などなど。

内勤だからできた作業の数々だが、営業マンのボクに果たして出来るのだろうか・・・。やらなくちゃいけないんだけど。

正直、自分の今までの仕事の管理も上手くいってないと感じているのに、これ以上の事務作業を増やして大丈夫なのか。しかし、支店の柱ともなっているこの仕事をいい加減なヤツにやらせるわけにはいかない。
常日頃、一般団体以外に自分の仕事の柱が欲しいと思っていたボクにとって渡りに船の話でもあった。

何から何までやったことのないことばかりである。
当然年間のノルマも倍程度に増やされることになるであろう。
他の営業マンからのやっかみ(引継に対するひがみ)もあるかもしれない。
少なくとも毎日1時間から2時間は帰宅時間が遅くなることは必至である。
効率の良い仕事をしなけりゃ、身体が壊れてしまいかねない。

入社9年目にして大きな大きな転機がきてしまった感じ。
つい先日まで辞める気マンマンだったのにね。

とにかくがんばらねばね。






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2002年04月03日(水) うれしいいちえん。

近くの駅までスクーターで通うボク。
今日出勤前に、ガソリンメーターを見ると、
ガソリンの残量が残り少なくなっていた。

所詮は原付のメーターはいい加減なので、
正確な減り具合は分かりにくい。
そんなときボクは、給油口を開けて直に残り具合を目で見て調べてみる。
「大丈夫、駅までは保つな。」
そう確認して、猛スピードで駅に向かう。
朝は時間がないので、できるだけスタンドには寄りたくないからだ。
と言いつつ、今までにも何度かガス欠して会社に遅刻しそうになったこともあるけど・・・。

で、仕事を終えて帰宅するとき、
途中でスタンドに立ち寄った。
ボクの原付はタンクが小さいので、空っぽから入れてももせいぜい3.5リットルくらいしか入らない。
今日は3.2リットル入った。
ボクは小銭を350円用意して、スタンドの兄ちゃんがいくらって言うか待っていた。

そしたら、兄ちゃんは
「301円、1円はいいや」
って言ってくれた。
ちょっとうれしかったけど、
ボクは手に持っていた100円硬貨3枚、50円硬貨1枚のうち、
50円硬貨を財布に戻し、1円を探した。
しかし、こんな時に限って1円が見あたらない。
で、ボクは10円硬貨を1枚取り出し、310円を兄ちゃんに渡した。
すると、兄ちゃんは伝票と10円を返してくれて、こう言った。
「誰のか知らんけど、ここに1円あったで」

どうも、たまたま得体の知れない1円がレジの近くに転がっていたらしく、
それで、1円はいらない、って言ってくれたのだった。


たかが1円のことだけど、
そのちょっとヤンキーっぽい兄ちゃんの好意に、
今日1日がうれしい出来事でしめくくれてよかったな、
と思えたのでした。





その美咲さんの日記はこちら

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