過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

文中でリンクされている箇所は別窓で開きます。

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2003年05月17日(土)/大丈夫ではないご主君。/真・三國無双3

さらに余談で、董卓伝ED1で董卓が女子の顔をなでたりしているのは見ようによっては何だかセクハラっぽいので相当危険ですが、一方の呉伝ED3では、それとちょうど似たような要領で、酒に酔ったと思しき仲謀さん(孫権)が周泰の顔をなでているシーンが見られるのでありまして、これには一体どう対処したら良いのでしょう。
私がこれを初めて目の当たりにした時には、不覚にもマジでドッキリして思わず小さく「うぉッ」などと呻きつつ何となく目をそらしてしまい、ゲームに慣れてきた今に至るまでどうも真っ直ぐに見ることができません。目を覆った指の間から仔細に観察する毎日(毎日?)。何やら政治の中枢部において風紀の乱れが見えますよ。ゆゆしき事態。これはちょっと張昭を呼んできた方がいいのでは。助けて子布殿!彼はこのゲームには登場しません。大変。
この件に関しては、このようなものをいきなり放ってきたω-FORCEさんの方針に問題があるのか、呻くような危険物として認識してうろたえた私の脳髄の方に不具合が見られるのか一体どちらなのだろう。そのあたり、同席していた尚香さんに聞くのは、彼女が仲謀の実の妹であるということもあり、ちょっと酷なような気がするので、同じく現場に居合わせつつにこやかな態度を決して崩さぬ、鉄の心臓をお持ちの陸伯言に是非おうかがいしてみたい。あなたは勇者です。いつのまにか賞賛に?

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2003年05月16日(金)/何気なく過激化。/真・三國無双3

余談ですが、一番最初のムービーで「呂布もいるし、美女貂蝉もいるのでワシは最強」などと、呂布はともかく美女がいるとなぜ最強になるのか、私のような凡愚にはサッパリ解せぬことを言って大変ご機嫌だった董卓なのに、ひとたび董卓伝をクリアしてみると、ED1からED4に至るまで、彼が貂蝉にちょっかいを出しているシーンが皆無であるあたりにも着目したいところです。
EDの最終形態といってもよさそうなED4ではニ喬と幸せそうにたわむれており、その他のEDにおける全シーンを網羅してみても、やはりこれが最強パラダイスのようであります。さらに、二喬争奪戦というステージでは、大喬や小喬が董卓にとっつかまると、「ワシの野望のためにはお前が必要なのだ」とか非常に迷惑なことをおっしゃり、二喬が彼の野望に不可欠である旨を表明。従って、彼の野望の終着点としてはED4が理想形ということになるのでしょうか。つまり、ニ喬と目隠し鬼ごっこをして自分が鬼になるのが彼の野望であったと?ということは、彼的には、ニ喬>貂蝉というのが結論なのか。何だか無双2の頃より対象とする年齢層が下がっているような気が。明らかにヤバめな暴君。アブノーマルまであと一歩。いや、あるいはもうすでに?

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2003年05月15日(木)/暴君大迷走 〜善と悪の狭間〜 後編/真・三國無双3

前回からの続きです。

さらに、EDを見るにつけ、ますます不安材料が出てきて私を煩悶させずにはおかないのでした。

ED1:酒宴で周囲に女性兵を侍らせ隣席の女子の頭をなでたりする。また、みずからが鬼となり女性兵と目隠し鬼ごっこに興じる。目隠しでおぼつかぬ足取りが超愛らしい。心配ないレベル。むしろ採用。
ED2:女子におだてられ酒壷を飲み干したりしているが、特に問題となる行いは見られない。これではふつうのオヤジのようだ。おとなしすぎる暴君。
ED3:問題となる行為がまったく見られないばかりか、悩み顔の孫尚香の相談役をつとめ、神妙な顔でうなずいたりしやがる。尚香と並んで仲良く語らっている姿については、これはこれで非常にかわいらしく思いもせぬものが獲れて相当ホクホクしたが、ちょっと何だかだんだん良い人になっている…!?

この時点で、よもや、乱世を戦い抜いてゆくにつれ治世の面白さに目覚め、次第に名君になってゆく仲穎クンのハートフル成長ストーリーなんていう製作者側の狙いがあったりしたら私は今後どのように彼に接すればいいのかというような、いい人になるんなら別にそれが一番だというのが一般的な見解であり、柔和な董卓などもたまには悪くなさそうだと思う反面、そんなふうだといつもの凶々しい彼だからこそ愛好している私の沽券にかかわるので困るというような、なんだか自分勝手な心配をしてしまう私。私は彼がどうなれば満足だというのか。

しかし、心配されたこの問題についてもED4に至りようやく曙光が。

ED4:ED1と似たような構成だが、さらにはじけている。さっき斃れたムービーを見たばかりなのに、ピンピンしている呂布の姿も。楽しそう。董卓と仲直りできて良かったですね。暴君は二喬を手中に収めたらしく、姉妹と一緒に酒を飲んだり、またもみずからが鬼となり目隠し鬼ごっこでニ喬と御満悦でたわむれておる。危険。手探りでおぼつかぬ様子が超愛らしい。非常に幸せそう。

仲穎…あんたって子は!! 最後に基本に立ち返ってくださって本当に安心しました。
ED3までの調子で、ED4では更なる人間的成長を遂げ、何かの間違いであの子が聖人になってしまったりしたらと思うと、うっかり汨羅の淵に身投げしかねないくらい憂悶しましたが大丈夫でした。それはいくらなんでも憂えすぎ。とにかく良い人疑惑が払拭されて本当に良かった。しかし、ニ喬ファン的にこれは大丈夫なのでしょうか。ファンが多そうなニ喬でここまでのことをするというのは、考えようによってはかなりの蛮勇を振るったほうでは。いやかわいらしくたわむれているだけですが。私の目がおかしいのか。ω-FORCEさんも随分アグレッシブなEDにしたものだと思います。
ところで、EDの展開を見る限り、董卓的には、色>奢侈>残虐という感じなのでしょうか。残虐よりも色を選ぶ方がまだ平和的という気もしますが、どのみち美女にとっては大迷惑な世の中ですね。頑張れ女子のみんな。何故そんな結論に?

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2003年05月14日(水)/暴君大迷走 〜善と悪の狭間〜 前編/真・三國無双3

今回の仲穎クン(字/読み:チュウエイ)(アイドル風に)(ものすごい違和感)が相当なかわいこちゃんだったことに対し、私は基本的には大変満足しているのですが、エンディングを4種コンプリートするにあたり、実はそう気楽に愛でてもいられない事態が勃発していたりもしたので、ここにその経緯を記します。記したところで。

無双3では、スタッフロールでEDが流れる(これが4種類ある)前に各勢力ごとに城に凱旋するムービーがあるのですが、このムービーのあらすじは固定されており、場面場面で、各勢力ごとに登場人物が入れ替えられるという作りになっています。表面上どうという事はないのですが、そのムービーに少々問題がありましてどうにも…。まずは大まかな筋をご覧下さい。

「天下を統一し、本拠地に凱旋する各勢力一行。乱世を平定した英雄たちに感謝の意をあらわし手を振る民の姿も見える。自らの手でもたらした安寧を味わうかのように静かに馬を進める君主。それらの隊列に明るい陽光が降り注ぎ、それはあたかも新たな時代の幕開けを祝福するかのようにも見えるのであった…。」

というのを、劉備や曹操や孫堅でやるのはともかく、董卓までも平等に当て嵌められているのはどうなのか。実のところ、董卓伝をクリアする前に、魏呉蜀三国のシナリオはとりあえず一周ずつすませてあり、上記凱旋ムービーを見て、素直な心でああ平和になって良かったなあとか思っていたのです。しかしそれでは董卓伝ならばどのように血なまぐさい結末を迎えてしまうのか、そしてどんな阿鼻叫喚な場面が展開されてしまうのかと、それはもう猛烈にわくわくしながら一周回ってみたら、これまでの凶状がまるで悪い夢であったかのように、いい人風な顔をして手のひらを太陽にかざしていたので、おおいに衝撃を受けました。

他にも、ゲーム本編では、邂逅するなり「死刑じゃ」とか彼らしい魅惑の発言をなさったりして心ときめかされる一方で、捕虜の命を助けてやって心酔されるなどという、暴君としてのアイデンティティを問われるようなありえないイベントがあったりしてますます不安を助長。そんな…そんなはずない…そんないい子だったなんて…!

風雲急を告げつつも次回に続きます。

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2003年05月13日(火)/王道を知らぬ者。/真・三國無双3

そういえば、真・三國無双3も発売からとっくに2ヶ月以上経っているので、今後はネタばれ警戒態勢を解除し、単刀直入に言いたい放題しようと思います。すでにやりたい放題だったのでさらに放埓を極めるということか。

真・三國無双2 猛将伝で、夢を求めて大暴走した董卓は、無双3でも個別に伝が立てられており、たまには悪者街道を猛進してみたいというわがままなユーザーのニーズをその豊かな腹で受けとめて下さいます。そんなわけで私も大喜びでさっそく着手しました。今回エンディングは各伝ごとに4種類あるのですが、他(魏伝とか呉伝)を差し置いて真っ先に董卓伝EDばかり4種類コンプリートする始末。どうかしているのではないか。

装いも新たに登場した彼は、2の頃より多少スリムになったような印象ですが、樽のような体躯に反し存外に軽やかに動く愛らしさは依然健在であり、他の追随を許しません。というか樽体型なのは無双キャラ中で彼のみなので(孟獲や許チョは単に巨躯なのであり樽ではない)、追随も何もあったものではないのですが、とにかく心癒されます。よもや今回一番のかわいこちゃんはこの子ではなかろうか? そんな馬鹿な。
彼がお使いになる武器もますます剣呑になっており「修羅」なんて名がついていたり、顔つき等デザイン全般にわたり毒々しさが増した感じなのでなおさら良い塩梅です。以前の日記でも言及したとおり、今回の馬超さんは、個人的にいろいろと難しいところがあって(何が)複雑ゆえ、これなら点数勝負をしても安心です(関連項目)。つまり私の今回のキャラクタ位置付け的には、董卓>馬超ということなのだろうか。そんな無茶な。

この董卓伝は、董卓がいろいろ好き勝手にやって三国を蹂躙した挙句、最後の最後に呂布が反旗を翻し(呂布の乱という章)、
呂「お前をとっちめて俺が天下を獲ってやるぜ。」
董「逆らう奴は誰であろうと死刑だ。かかってきな。」
みたいな感じで、対峙する悪者と強者といったようなイベントまで見られて大変燃え滾るものがあります。特に呂布など非常にかっこよく見えるので一見の価値ありです。お帰りヒーロー(スマイル)(謬)。 ですが、このイベントの場合、実際の所どっちも全く自分のことしか考えておらず、どちらが勝っても迷惑でこそあれ誰も幸せにならぬという本質を踏まえながら味わうといっそう妙味が増しますのでどうかよろしくお願いします(何を)。やはり戦鬼に王道は見えぬか(陳宮)。

参考画像:われら(勝手に複数形)のアイドル。
(※思うに、靴のつま先がかわいらしさを醸し出すのに一役買っているのだと推測できるが、彼は単に昔の士大夫階級の人が入朝時に履いていた「履(り)」という物を履いているのである。これがかわいく見えるとするなら、私が昔の士大夫の人に会った際には皆かわいらしく見えてしまう恐れが。どうすれば。目医者に行け。)

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2003年05月12日(月)/豊饒のメガネ/ピンポン(映画)

何だか前回、日記をリストに登録したことについて、いかにも気がすすまなさそうな書きかたをしてしまいましたが、鈴木さんの日記開設自体はとても喜んでいますよ。祝いのためなら私の恥ぐらいなんだ。これからも気にせずに堂々と道を踏み外していきたい所存。決意の方向性が少々ずれているような。私はいつもそうだ。

さて、少し前、その鈴木さんがピンポンのDVDを買ったが再生ハードが無いというので、人の家に私のPS2を持ちこんでハリーさんとともに私も拝見しました。皆の力が今一つになった…! 便利ですねえPS2。

個人的に原作ではチャイナが大好きだったので、彼の担当分がけっこう削られていて残念だったり、見た目が原作とは随分と違う人がいてちょっと驚いたりしたのですが、削られた場面があるとはいえ映画でも原作の精髄は十全に示されていたので、納得の出来る割愛であったと思います。というか、ペコが、己が何者であったのかをスマイルの力により再認するというすてきな相互扶助のあたりを十分にやってくださっているので、私的には言うことはないです。

本当に忌憚なくあの晩のことを記しますと、メガネ役(語弊)(スマイル)の人関連で盛りだくさんの収穫があり大変なことになりました。もはや不審なほどの豊饒ぶりですよ。恐るべきメガネです。いや、むしろメガネが取れている時に発揮されるものがいわく言いがたく、結果的にメガネより素の状態での出来高が多かったような感じでもあり、一晩では征しきれぬほどの大物だったので驚きました。

メガネの本体の人(まわりくどい)はともかくとして、私は現在も無双3で絶賛武将中状態なので、DVD視聴後に、ペコ=孫策、スマイル=周瑜などというキャラ置換が私の脳内でシームレスに行われ、前とか上方ばかり見ている孫策の天下取りに巻き込まれた挙句、孫策の方は勝手にとっとと暗殺されてしまい、見果てぬ壮途の中にただ一人取り残されてしまった周瑜のことを思って、会社で仕事中勝手に切なくなったりしました。スマイル…! 微妙に間違っていますよ。第一ペコは死なぬ。ところでそうなってくると、孫策と痛快な一騎討ちの挙句仲良しになったということで、ドラゴン=太史慈でしょうか。しかし、むしろドラゴンは、関羽が適任なような感じが。「笑止」とか普通に言いそうです。そして、「我が魂は死してなお兄弟とともにあり!さらば!」とか言って死にます。かっこいい…。死ぬのか? ドラゴンが? 兄弟って誰?(混乱)
ここまではいいとしても、アクマに該当するものがイマイチ思いつかず作業が難航してしまうのが困りものです。もっと困るのは、チャイナに置換しようとしたところで、三国志の連中はほぼ全員中国人なので皆当てはまってしまうということでしょうか。ドキッ!?チャイナだらけの三国志。全員同じ顔の三国志。何かがおかしい。私は孔先生(こう書くと孔子のようだ)が好きなのである意味パラダイスですが、ちょっとそういう問題ではない気が。結論としては、キャラ置換などに悩んでいる場合ではなく、仕事をしたほうが私の脳の為に良いということになりそうです。私もDVD買おうかなあ。

参考:ピンポン
※Flash使用サイトなので、ご注意下さい。

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2003年05月11日(日)/言い訳をしながら誓いを果たす。


いままでエンピツのリストには当日記が載らぬようにしていたのですが、このたびちょっとだけ世界に開示してみました。いやそれというのも、鈴木さんが日記を書いたら我々としては大変面白そうだという話をハリーさんとしており、「もし彼女が日記を発表したら私もエンピツのランキング登録をしてもいい」とかうっかりこぼしてしまい、鈴木さんが本当に日記を開設して下さったまでは大変喜ばしい出来事なのですが、具合の悪いことに、私の軽口をハリーさんがバッチリ覚えていたため、知らぬ振りして誓約を違えるわけにはいかなくなり、こうしてランキング登録をすることになりました。何か言い訳がましい。すみません。

世界に開示するにあたり、登録ジャンルをどうしようか迷いました。これまで適当にノンジャンルにしていましたが、最近の内容の傾向から言うと、というか開始直後からおよそノンジャンルと呼べる代物であったためしはなく、はっきり言うと「ジャンル:武将」というのが最も適当なところかと思われましたが、そのようなジャンルはないので困った挙句、本を作っているわけでもないのに「同人」にしてみてしまいました。本は作っていませんが組成はそういう感じなので。すみません。

いやこうしたところでおそらく、実質たいしてこれまでと状況は変わるまいとは思うのですが、現在人の目を気にして大変に緊張しております。小心者全開で格好悪いですね。えー、何が書いてあるかよくわからないと言うのは当日記および筆者の仕様ですので対処できかねます。そもそも設計を根本から間違えている感じですが、今生では最早どうしようもないです。ああ。

あと、ハリーさんや鈴木さんが文中直リンクを張っても良いと言ってくださったので、早速わりと無意味に張ってみました。知人の日記に日記から文中リンクというのを一回やってみたかったのでとても楽しいです。おおはしゃぎ。当人達以外にはなにがなにやらでしょうが、そういうときはスルーして下さるのが今月のオススメです。すみません。
ちょっとあやまりすぎなのもバグではなく仕様です。

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ヤケパチ |電信家頁

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