ローゼライトの日記
DiaryINDEXpastwill


2001年12月17日(月) 新たな友と

明日までに書類を作成しなければならない俺は一日中自宅に缶詰だった。
だが、それに飽いて真夜中頃に外にでた。
夜の冷えた空気に当たれば気分転換になるのではと思ってのことだ。

今日は殊更寒いらしく、頬を撫でる風がとても冷たかった。
吐き出す息も白く、深呼吸して吸い込んだ空気には冬の匂いがした。
冷たくて澄んでいて、透明な湖面の氷の欠片のような香りだ。
見上げれば、凍てつくような深い冬の宵闇の空が広がっていた。
そこにちりばめられた無数の宝石達が小さく瞬いていて綺麗だった。

なんとなく、ノディオンの顔が見たくなって酒場に行くと嬉しい出会いがあった。
放浪の騎士(?)ラウとの出会いだ。
温和でちょっと天然ボケがおちゃめな、なかなかイイ男だった。
平日だったため、長く話せなかったが是非また話したいな。
互いの師匠の事とか、色々話すと面白そうだ。(笑)
・・しかし俺の髪が「お日様のようでとても綺麗だ」はどうかと思うぞラウ。
可愛いとかなら、違うし反論しなれてるが・・・。
そう言われ慣れて無いせいか・・素で言われたせいか・・。
どう言い返せばいいのか反応に困ってしまった。
少しだけ、レイの気持ちが分った気がした。(爆)

・・でも、やっぱレイは可愛いし、綺麗だし、美人だし。
月の光に映える艶やかな黒髪も。
一対の紫水晶の宝玉のように綺麗で、けれど強い意志の光を宿す瞳も。
淡雪のように白い肌も・・みんな本当の事だし。
ま、いっか。(笑)


2001年12月13日(木) 和むな〜(ほやん)

今日、ヴェルサとケインに少しだったが会えた。
仲睦まじくじゃれ合う微笑ましい光景に笑みが漏れてしまった。
ヴェルサにおんぶされて帰ったケインを見て、弟達を思い出してしまった。
親父と兄貴達は別にして、可愛い弟達と母さんは元気だろうか。

今年は、肺炎で入院した皺寄せで年末年始を故郷で迎えられない。
その旨の手紙を送ったら先日、親父と兄貴達から山のような抗議文と・・。
家族の人数分の巨大な熊のぬいぐるみが送られてきた。
一つ一つ、名札とその個人を象徴するものが飾られている。
大輪の薔薇とか、白百合とかウエディングドレスとか・・・。
意味不明なものが多かったが(ほろ)
ジェイにやるって約束してあるから、今週末にでも持っていこう。(爆)
兄貴達の滅茶苦茶な趣味はおいとくとしても。
熊に添えられた弟達のメッセージは、流石に胸にくるものがあった。
せめて、クリスマスプレゼントは弟達が欲しがってたものを贈ろうか。
母さんには、暖かな膝掛けを・・。
親父と・・・・兄貴達には・・・・・・・青汁でも贈っておこう。


2001年12月12日(水) 友と・・

ノディオンの酒場で過ごす一時。
生憎、酒は飲めなかったが・・。
温かい紅茶と、気のおけない友人達・・ジェイときゅーちゃんとの楽しい会話。
外は凍てつくような寒さだが・・。
ここだけ、暖かな光がともったようだった。
夜の闇にほのかに、けれどしっかりともる光。
暖かくて、傍に居てとても心安らぐ。
こんな一時を過ごせる俺は幸せだな・・としみじみ思った。


2001年12月09日(日) ぬくもり

12月になり寒さも本格化してきている。
深く蒼い、けれど澄んだ星空と身を震わせるように冷たい風。
明日は寒くなりそうだ。
けれど・・明日がどんなに身にも心にもしみる寒さでも・・。
それでも、俺は大丈夫だ。
何故なら、この胸に暖かなぬくもりをもらったから。
久々にレイに会い、そしてその身をこの腕で抱けたから。
俺の身も心はこんなにもあたたかい。
願わくば、このぬくもりが消えぬうちにまた、会える事を。
それと、レイの体調が一日も早く良くなるように祈ろう・・。




ローゼライト