メロ


2008年05月29日(木) ハローハロー

きっともう誰も読んでない。気楽でいいなあ。
ミクシつまんないからこっちで書こう。

人に恵まれている。と、30にしてはじめて思った。なんでもかんでも自分が中心だから、周りを見渡すことなんてないんだけど、初めて人に恵まれた、とおもった。居場所を見つける、っていう常套句なんてしんからバカにしてて、でも実はそういう感覚と自分が縁遠いもんだからおもしろくなくてバカにしていることにも気付いていたわけなんだけど、バカにするべきは居場所を見つけるという常套句ではなく、その言葉の浪費だ、と思った。ちょっとだけ成長。

ねばねばしたかんじの穴に落ちてずいぶん経って、もがいたり脱出をこころみたりしたもんだけど、人間って適応するのだなあ。すっかり慣れた。
どんな異常なことにもひどいことにも、いいことにも気持ちいいことにも、人は慣れる。

自分のことを考えたくないから仕事をしてるのだと思う。仕事はいい。努力の結果が目に見えるから。努力の結果が有形だから。お金は頑張りを示す数値だから、偏差値世代にはとてもやりやすい。あれやってこれやって、そろばんはじいて汗水たらして、ってやってたら、自己分析なんて一切しなくなる。自己嫌悪なんて建設的じゃない。30年近くずーーっと自分が嫌いで自分を否定してきたけど、自分の会社で自分のお金を稼ぐって決めてそれをもりもり遂行してたらいつのまにか自分のことがそんなに嫌いじゃなくなってきた。

そう気付いたのはお金で空に虹がかかった瞬間だった。


メロ |MAIL