大学教員の日記

2011年12月31日(土)  大みそか

 暖かい一日。今日は雪かきもなし。今年は本格的な雪かきがないまま正月を迎えた。自分の腰にとっては有難い。
 朝たまたま見たテレビ番組で「『釜石の奇跡』は奇跡ではない」というメッセージに大変共感。まさに教育の効果。

 午前中に様々な試行錯誤。取り組んでみたら反応は速い。関わりがある人にとっては日常化しているんだなあ・・と感じる。今日は家のことは少なめで、ネットと読書と少しの原稿。のんびりしたいい時間だった。

 夜から紅白を見ながら家族そろっての大みそか。この状況に感謝しつつ、1年を終える。



2011年12月30日(金)  もちつき&構想

 今年もあと2日。今日は親戚宅で恒例のもちつき。体力的には年々厳しくなるが、若い世代が頼もしくなったので、今年も美味しくいただくことができた。でも疲れが残って帰宅してからは熟睡。

 家のそうじもしながら、来年からのあれこれを構想。いくつかの文献で新しいことを学ぶ。気づけば「バスに乗り遅れていた」感じ。

 夕方から家族4人で外食。揃って出掛けるのも限られているので、和食でちょっぴり贅沢。



2011年12月29日(木)  今日から家のこと

 ふだん家のことは十分にできているわけではない。年末年始6日間が休みとなったので、まずは午前中に余分物を地区の衛生センターへ。10月に一度整理していたので、今回はあまりないなあ・・・と思っていたら、それでも70kg以上あった。

 午後は目の前のすべき仕事(ややこしいが校務外の仕事)。これはこれでこの6日間で、進めなければいけないものがある。まずはあさってまでの分に着手。

 夕方には東京から長女も帰省。大学は冬休みがあるわけではないので、本当に年末年始だけだが、それでも故郷気分を味わえれば・・・と思う。

 「社会成功の極意」本が3刷というお知らせ。11月に2刷の連絡があったばかり。かつての同僚からも「購入しました」という話を昨日聞いた。有難いことである。



2011年12月28日(水)  御用納め

 昨晩から今朝にかけてダッシュであれこれがんばったので、余裕のないまま御用納めの日に。朝から施設面での対応。チェックポイントの一つを学んだ感じ。無事事なきを得たのでホッとする。

 事務仕事もあれこれ。決裁文書作成やセミナー連絡、さらには発表連絡と公的な連絡も多かった。さらに午後に飛び込んだ重要連絡の対応。「信頼の重み」について考える。退庁前に水道をしっかりと止め、玄関に「賀正」の掲示物を貼り、2011年の勤務は終了。

 今日をメドにあれこれ力を注いだこともあり、家では少しのんびり。明日からの年末年始は家のこともあれこれある。自分の仕事もある。長女も帰ってくる。あっという間に過ぎそうだ。



2011年12月27日(火)  勢いをつけて

 今年度も残り2日。子どもたちが登校しないといっても学校では、あれこれすべきこと、確認しなければいけないことが次々に。来客もふだん以上。

 帰宅してからは、自分の中での締切仕事にも時間を割く。やはり師走。家でも明日までは走り続けなければいけないようだ。



2011年12月26日(月)  学年末反省会

 今朝も寒い朝。ただ、毎日続いていると慣れてくる。凍結道路なので、あちこちで渋滞も発生。出勤時からノロノロ運転でふだん20分あまりの道路でも30分以上かかった。冬はこんな調子なのだろう。
 学校でも雪が残っていてさっそく雪かき。家での状況と違う状態。こちらもがんばらなければいけないであろう。

 午前中は、学年末反省会。次年度に向けて貴重な意見が数多く出された。今後にとって貴重な反省会であった。午後は事務仕事をあれこれ。退庁後は、発表会に向けての打ち合わせ。その後懇親。同じ経験や趣味をもっていることがわかり、久しぶりに登山や日本近代文学の話。嬉しいことである。こういうことを会話にできるとは。



2011年12月25日(日)  ほとんど在宅で・・・

 今日も寒い一日。家ですべきことがあり、外に出るのも億劫な状態。そんな中、TBSの特別報道番組(3・11のことを扱ったもの)を長時間視聴。あの日のこと、続いた日のことを思い出して涙が出てきた。

 夕方になってようやく原稿も一段落に近づいたので外出。道路は積雪はないものの、凍結状態でノロノロ運転。やはり冬である。



2011年12月24日(土)  今日も原稿

 昨日に続き今日も原稿。「厳しい内容」ということで、残ってしまっているもので今までとは違い時間がかかる。期待以上のものにはならなかったが、まずは前進したので良しとしよう。

 昨日、大会を終えた二女は休む間もなく学校に登校。冬休みも休日も関係なし。今年休日に一番家にいるのは自分かな?



2011年12月23日(金)  アンコン地区予選

 一区切りということで、いつもよりゆったりした気分で起床。朝も少しのんびり。すべきことはあるのだが、ちょっと油断してペースに乗れず。ちょっぴりだけの前進となった。体調を整えると言う点ではよかったが。

 さて今日は二女のアンサンブルコンテスト地区予選の日。朝から送り迎えを何度か。出番も聴きにいく。長女の時もそうだったが、このような場でがんばっていることを嬉しく思った。



2011年12月22日(木)  終業式&忘年会

 2学期終業式。始業式が暑い時に行われ、終業式が「寒い」時の2学期。長丁場だと思う。この長い2学期にもいくつも成果が出て喜ばしい限りである。終業式にも子どもたちのそのような姿が見られ、張り切って発表している様子はすばらしかった。いい2学期であった。

 業務では午前中にすぐの対応が一つ。無事終了。午後になってからはコンプライアンスの集会。大切なことの学び合いである。退庁後忘年会@千貫石。賑やかないい会だった。今回は都合で1次会で帰宅。



2011年12月21日(水)  期末面談

 今日も寒い朝。今の通勤路は初めてなので、凍結道路には慎重に運転。いつもより5分ほど多くかかって到着。今日は雪かきはなし。

 今日は午前授業。授業は1時間。学期末の仕事もダッシュ。午後から期末面談。自分は面談関係のあれこれの準備。面談中は大切な訪問や電話確認があり進める。図工のセミナー関連の追加連絡。メールで連絡できるので、労力は昔のほどではない。(かつて事務局をしていた時のファックス連絡は大変だった・・・)

 19時帰宅。リミットが近づいている原稿に今日も取り組む。



2011年12月20日(火)  片田先生のラジオ放送

 寒い一日。日中も気温が上がらず今日は真冬日。足もかなり冷えた。

 2学期もあと3日。先生方は学期のまとめや学級のまとめの集会等、学期末の活動をあれこれ。自分は事務仕事がメイン。学校内の冬休みや3学期のこと、研究会のこと等。この天気で先生方も勤務時間終了後、早めの帰宅。自分もいつもより早く退庁。

 凍結状態の道路で車はノロノロ運転。ラジオに耳を傾けると「釜石の奇跡」の片田教授がトークをしていた。
・脅かし防災教育はしないでほしい。地域を悪く思ってしまう。
・地域のよさを伝えたうえで、「自然の恐怖にも付き合わなければいけない。それがここで生きる作法」と教える。
 このような話をしていた。共感。



2011年12月19日(月)  チェック仕事

 今週木曜日が終業式。まさに学期末の仕事のピーク。自分の場合には、チェック仕事のピーク。チェックをしながら、自分もネットで調べて再確認をすること何度か。今回もいい勉強になった。

 昨日は雪が融けたと思い学校に来てみたら、しっかりと雪は玄関前に残っていた。すぐに雪かき。やっている最中にどんどん体が暖かくなってきた。今はまだ「運動代わり」と思える雪の量である。

 午後になって今週末や来週の会議の段取り。冬休み中の予定であれこれ連絡。冬休みもすべきことがあれこれあり、充実したものとなりそうだ。



2011年12月18日(日)  とうとう雪かき

 いつかは来るのであるが、今日はとうとう雪かき。近所の除雪車も出動の朝であった。日中も寒かったが、いつの間にか雪は融けていた。

 午前中はチケット予約で旅行会社さんへ。いつものことながら、気持ちのよい応対に学ばせていただく。スピードがあって、親切で、信頼がおけるのであれば申し分がないであろう。

 その他の時間は自分の仕事。昨日の分の挽回を含めて、今日はがんばった方であろう。ペースもつかんだので、明日からもがんばっていこう。



2011年12月17日(土)  寒い一日

 朝から寒い一日。カーテンをあけると雪が少しだけ積もっていた。それでも雪かきをするほどではなく、ホッとする。

 今週も「自分の仕事」ですべきことがある。締切が決まっているものではないものの、先日担当の方から急遽の連絡を受け、方針変更。来週も含めて計画を立てる。「充実した師走」になりそうだ。

 家のこともあれこれ。それにしても午後も夜も寒かった。いよいよ本格的な冬か。



2011年12月16日(金)  寒さ本番

 朝出勤する時に道路表示の「今の気温」を見たら、「−4度」だった。寒い一日。いよいよ寒さも本番になってくる。

 学校では期末の仕事のあれこれを行いながら、入ってくる仕事の対応。あっという間に時間は過ぎていく。予定通り校報が完成した。これで来週はさらに先に進めることができるであろう。19時帰宅。

 あれこれ連絡をとって、明日からクリスマスの日までが原稿の仕事上で「一つの山」となった。がんばらねば。



2011年12月15日(木)  学期末

 久しぶりに目ざましが鳴るまで寝ていた。こういう日は体調もよい。

 学校では先生方の動きに「学期末モード」を感じる。(すでに1週間以上前からそういうモードになっていたのであろうが・・・)
 自分も学期末後を見通した仕事をあれこれ。締切が来月のものでも、どんどんと処理を進める。

 帰りに本屋に立ち寄り、年間購読の雑誌を購入。「2012年1月号」。こちらではすでに来年である。



2011年12月14日(水)  次々と・・・

 今日は天気がよく、青空も心地よかった。暖房のスイッチも今日は途中から切っても大丈夫だった。

 午前中は、次々と仕事が入ってくる状態。目の前のものに対応しているうちに、あっという間に昼。午後も同様だった。
 先生方は通知表をはじめとする学期末事務のピークということで、その関係のチェックもいくつか。19時帰宅。

 睡眠不足ではないが、体が疲れ気味。2学期もあとわずか。一踏ん張りである。



2011年12月13日(火)  安全パレード

 日に日に寒くはなるものの、雪は降らず。子どもたちが登校している間は何とかこのままでと思うが・・・。

 今日はお話朝会。山登りが趣味という先生のお話。自分自身の大学時代のあれこれを思い出した。1・2校時と連続で授業。高学年は「安全パレード」で地域を回る。これは2年に1回、地域の振興会からの要請で行われるもの。交通安全、火事防止等を呼び掛けるものだ。勤務した学校では初めて見るものなので、このようなところにも本校と地域とのつながりを感じる。

 いつもより少し早く退庁。このごろ早く目が覚めることが多かったが(時には3時台も・・・)、今日は熟睡できたので体調もよし。家族と冬休みのことをあれこれ。



2011年12月12日(月)  今年の漢字

 週初め。最低気温はいよいよ氷点下。それでも学校の朝はそれほど寒くなく、助かっている。
 朝のうちに今週の予定を確認。気づけば2学期もあと9日のみの登校である。早いものだ。今日は自分の業務を中心に行う。

 今年の漢字が「絆」で発表となった。「震」「災」等よりは、希望のもてるものがいいと思っていたし、自分も「絆」が第一候補だった。被災地で何度も聞くこの「絆」。岩手の復興のためにも、そして復興教育のためにもこの言葉は大切にしたいものである。



2011年12月11日(日)  今日も・・・

 起きて外を見ると、雪がうっすらと積もっていた。それでも間もなく消えてしまったが。

 昨日に続き、今日も担当業務。原稿チェック等、他業務と並行して行う。
 娘がクラブの講習会ということで、2回往復。帰りに隣町の図書館に行き、懐かしい図書を見つける。思わずネットで検索し購入。そういえばこのごろは読書も滞っている。反省。



2011年12月10日(土)  メガネを新調

 2年以上前にコンタクトレンズをやめてからずっと眼鏡だった。ただし、この眼鏡はもう7,8年前のもの。古くなったことと、視力も合わなくなってきたということで、眼鏡を新調。年齢から来る視力の変化は仕方がないところ。

 さて、今日は2カ月に1回の学習日ということであったが、自分の担当業務があり、それに午前も午後も専念する。次の機会を楽しみにしよう。自分の業務の進行もまあまあ。明日も続ける。



2011年12月09日(金)  3年生へ

 出張の先生に代わり3年生へ。一日学級に入ると子どもたちとのコミュニケーションも深まる。国語、算数、社会、理科と3年生の学習内容を進める。国語は「季節の言葉」で、「おせち」や「大みそか」など、自分の伝えたいテーマにぴったりだったので、楽しく行うことができた。

 6年生では租税教室。来校した方に最後の学級担任時の保護者がいて、びっくり。当時のことをあれこれ話す。あの子たちももう高校2年生である。放課後、冬の図工関係のセミナーの案内作り。調整した分を反映させる。もともとは自分が10年近く前に始めた事業。継続されていることに嬉しさを感じる。
 19時半帰宅。明日あさっては、自分の仕事に専念する予定。



2011年12月08日(木)  縁を感じる

 今日は一日学校の日。今週は会議や出張等で出掛けていたので、こういう日は有難い。様々な決裁、対応。冬休みや3学期の服務や研修関係の見通しも立てる。授業も2時間。久しぶりに5年生へ。反応のよさが小気味よかった。

 冬休みのセミナーの件で、講師の先生に電話。6年前に本のプロジェクトで一緒になった先生である。その後のご活躍もネットで知っていたので、嬉しい限りである。まさに縁を感じる。

 夜の会議も今日はないので、昨日よりは早く帰宅。文献研究を今日も継続。



2011年12月07日(水)  午後ダブル会議

 師走になってから一週間経つが雪がドッと降る「その日」が来ない。今日も曇りではあるが、雪の心配のない日。終業式まであと2週間。もしかして雪のない学期末になるのかもしれない。こちらはやはり県南ということを実感。

 今日も通常業務。授業2時間。指導している子どもたちが教えた内容を理解し、それが結果として出たら嬉しいことである。さらに外勤業務。
 午後になって、区教育振興会の会議。さらに夜は区PTA会議。昨日の同様に8時半に帰宅。帰ってから軽く仕事。



2011年12月06日(火)  今日もダッシュ

 今日も出勤してからダッシュ。昨日の復命書、今日の夜の会議準備等を準備しているうちに全校朝会。さらに授業もあり、こまめに動く。昨日降り続いた雪も今日は関係なし。積もるまではまだまだか。

 夜の会議は来年度の大会に関わって。総事務局をしているので、担当として研究物等の提案。今回から、かつて一緒に学年を組んだ先生もチームに入り、あれこれ情報交換。不思議とこのチームは自分と縁がある人が入ってくる。20時30分帰宅。

 帰ってからは連載原稿関係。初任時代の教え子から絵ハガキのエアメール。ドイツにいるとのこと。びっくり。



2011年12月05日(月)  今日はとうとう雪

 一昨日雨、昨日は強風で今日はとうとう雪。朝から降り続き、一時は校庭もうっすらと雪化粧。ただし、それは朝の段階。昼近くには雪も融け天気も戻ってきた。

 さて、週初めの学校ということですべきことがあれこれ。防犯教室の対応等もあり、11:30まであっという間。午後の出張に向けて出発。初めて聞く内容の研修会だっただけに知識として学ぶ点が多かった。やはり勉強をしなければ。

 帰宅後は今日も文献調べ。連載原稿のチェック。次女は冬だが、コンクールのため練習時間が延長。迎えにゆとりができるのは有難いが。



2011年12月04日(日)  今日も文献研究

 今日は風の強い一日。あちこちの物が飛ばされていた。12月に雪ではなく、風のことが話題になるのは珍しい。

 今日も文献をあれこれ読む。昨日よりはペースも上がって集中できた。やはり休日の体調は大切だ。

 この時期のテレビ観戦はやはりラグビー。今日は早明戦。惜敗したものの、秋田出身の吉田監督になってから明治は強くなっていることを実感した試合だった。



2011年12月03日(土)  一日雨

 今日は朝から雨。いつか止むかと思ったら、ずっと降り続いた。雪になってもいい時期だが、今回は雨のままのようだ。

 今日はゆっくりペース。午前中に面会、散髪。午後は体を休める。夕方から新しい業務の文献読み等々。休日も過ぎるのが早いなあ。



2011年12月02日(金)  寒いが晴天

 朝のうちに以前書いていた原稿を送付したり、メーリングリストにアップ。調子のいい時に書いていたものだ。そういう時には原稿の貯金ができる。

 さて、今朝は寒かったが、日中は晴天。今日は外勤仕事があったので、外の雰囲気も味わうことができた。その他、細かな仕事にわりと大きな仕事を組み合わせて行う。
 5時間目は4年生にりんごに関わる総合的な学習の発表に呼ばれていたので、少し見学。本学区はりんごの本場。自分も学ぶいい機会である。

 先週の学び週間から一週間。ずいぶん早く感じた。今はもう師走。さらに早く感じるのかもしれない。



2011年12月01日(木)  あれこれ

 授業以外であれこれをした日。
 1時間目、身体測定のお手伝い。身長担当。1年生から順番に見ていくが学年の身長の成長ぶりがよくわかった。事務仕事は県造研関係に着手。冬休みのセミナーも動き出す。自分がかつてスタートさせた事業に携われることも嬉しいことだ。

 午後になって就学時健診。年長さんの子どもたち。好奇心いっぱいの瞳が印象的だった。終了後、職員会議。いい話し合いができた。午後はあっという間。
 12月に入って、最低気温も氷点下に。明日はもっと下がりそう。確かに冬間近である。


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