大学教員の日記

2004年08月31日(火)  台風16号で

 夜、ものすごい風で何度も目が覚める。起きてからノート本原稿に取り組んでいたら、職員連絡網で「10:30に登校」という連絡が入る。すぐに学年の先生と学級連絡網で連絡。数件、確認の電話も入る。地区子ども会では集団登校でということで、さっそく班員に連絡。我が家の子どもたちの連絡もあり、電話から離れられない朝。
 連絡も落ち着いたようなので7:30登校。すると他校の体制もいろいろなことがわかった。確かに現時点では強風だが数時間後には通り過ぎるものだ。判断が一番難しいケースであろう。(今日思ったことはblogにアップ
 10:30登校といえども、学校では次々と子どもたちが車で送られて来る。家の人の仕事の都合でやむを得ないであろう。10時前に登校の様子を見に、担当地区へ。まだ強風、雨も降っている。ほとんどの子どもたちは家の人に送られていた。教室に入ると、近くの子が数人歩いてきたが、他の子は車だった。大きなトラブルもなくホッとする。

 11時過ぎからは台風も過ぎ暑い日に。クラブ、陸上練習も普通どおり行う。海外研の総会案内の事務仕事。時間はかかるが今がふんばり時だ。
 帰ってからノート本の続きに取り組み今日は2本。



2004年08月30日(月)  学年水泳記録会

 今日でオリンピック終了。毎日毎日が楽しみの連続だった。一人一人の選手の「物語」にも学ぶことが多かった。テレビで総集編を見る。本当に感動の連続だった。朝、残りの時間でノート本の再計画。自分の生活の中で夜の時間帯、朝の時間帯ですべきことを明確にする。

 午前中、学習をどんどん進める。児童会の兄弟学級の取り組み、今日の水泳記録会のリレーの順番等、子どもたちだけで進める。頼もしい。
 5・6校時。水泳記録会。今年の夏は暑かったので子どもたちの記録もぐんぐん伸びた。今日念願の40秒を切って歓喜する子もいた。自分も恒例の「水の神」に扮してパフォーマンス。今回は同学年3人で。最後に「さらば」と言ってプールに消えたので例年以上にウケた。

 今日から陸上練習でのなわとび練習もスタート。担当者のメインなのでずっと1時間、気合を入れたり励ましたり。これから3週間練習は続く。
 夜、学級通信。教材研究。その日にできることはその日のうちに。

 昨日から「攻めの姿勢で」を心がけているので、blogもちょっとした情報でも掲載することにした。今までは日記は気軽に、でもblogはある程度まとまったものを考えていたが、軽い情報もアップしていこう。今日は「オリンピックの教材化」



2004年08月29日(日)  もう秋だ

 昨日に続き涼しい日。半そででは寒いほど。家の向かいの畑のコスモスも咲き始めた。家内と長女は中学校の陸上記録会で出校日。二女と二人であれこれ。昨日に続きプールに行き、この夏の水泳の成果を見せてもらった。一年生の時にもぐることもままならなかったことを思えば大進歩。

 原稿もどんどん進めようと思ったが、授業本の残りを全て提出しただけにとどまる。なかなかリズムに乗れず苦しんだ。理由はわかる。原稿を書き続けていないから。そして受信量も少ないからだ。今日読んだ中谷彰宏氏の「オンリーワンになる仕事術」にも似たことが書かれていた(学びをblogにアップ)。与えられた仕事の中だけで満足していては、それ以上の仕事はできないであろう。守りに入っている自分を反省。



2004年08月28日(土)  家で過ごす

 休日。本当は今日は2005年みちのくの会の学習会だったのだが、家の都合で不参加。まあずっと休みなしだったので、いい休養。
 その分、家のことあれこれ。流しソーメン・庭の芝刈り・子ども部屋の配置換え等々。夕方からは久々にふれあいセンターのプールへ。涼しい日だったので貸切状態だった。

 学級事務、学級通信2枚、授業本の原稿と仕事はゆっくりペース。ひまわり社ホームページに9月のマガジンが掲載されていた。blog版にも軽く紹介

 今日テレビを見ていたら、「伝の心」というパソコンがあることを知った。「ALS患者さんのための意志伝達装置」である。テレビではITが人の心をつないでいる様子が紹介されていた。企業の社会貢献を教材化することに興味を持ち始めている。このような例はまさに教材化できる例だな。



2004年08月27日(金)  一週間は早い

 もう金曜日。学校が始まると本当に一週間は早いと思う。今週は特に夜の会議・会合が続いたからよけいそう感じる。
 朝、授業本の原稿1本。「初任者にも分かると同時に(誰にでも)なるほどと思うところがある原稿」という点がコンセプト。これはどの原稿にも大切な視点だ。

 今日は4教科プラス体育の日。社会、理科ではNHKのクリップ教材が大活躍。要所要所に組み入れると授業にリズムが出てくる。国語のやまなしも終わり。最後の感想では子どもたちの学びが続々。見えなかったことが見えるということはすばらしい。宮沢賢治への共感も多く書いていた。今までも6年生担任をした時にやまなしを実践していたのだが、「自分自身がよくわからず教えにくかった」という印象が残っている。その点では今回はいい学習ができた。

 5時から学年会。月曜日の学年水泳記録会や文化祭までの取り組みを決める。



2004年08月26日(木)  連日のダブル会議

 朝、今月締切の授業本の原稿2本。7月上旬に依頼を受けていたのだが、なかなか手付かずで今ごろになってしまった。あと3本も今週中には完成させる予定。
 代表委員の子どもたちは夏休み中の生活の反省を、放送委員会の子どもたちは学級のリクエスト放送の曲ベスト5を、水泳記録会担当の子はリレーの2チーム編成をそれぞれ提案、即実行。それにしても子どもたちから出てきた曲の多くがわからず「歌ってんの誰?」と聞いてばっかりだった。 (^^;

 今日は放課後は海外研の仕事で教育委員会・事務所へ。毎日毎日海外研の仕事がある。その後校内での会議。17:00から6学年PTAの会議。10月の文化祭の食堂経営に向けて。一大イベントだけに十分に検討。連日、校内の会議と夜の会議。一つ一つの会議について思うところはあるが、頭が・・・。

 それにしても今日の国語「やまなし」の5月と12月の対比の学習は楽しかった。知的な学習場面を設定することにより、子どもたちも知的な意見を出す。疲れていても、このような学習の様子を学級通信に書くのは楽しいものだ。



2004年08月25日(水)  教科調査官来校

 朝NHKのレポートを行おうと思ったがどうも気分が乗らず、学級の仕事。学級通信も1学期と同様にほぼ毎日発行。今日が66号。

 今日は朝からいろいろな仕掛け。朝学習を少し早めに終わりプラス会議(これについてはblogを参照)。10分間で学級のプラス面・マイナス面を話し合う会議である。単純なのだが、学級集団の方向づけに役割は大きいと考え、2学期は定期的に行うことに。1時間目は習字の専科なので、その間に子どもたちのために収穫した枝豆をゆでる。ゆでたてほやほやを2時間目に子どもたちと一緒に食べる。3時間目の体育は長距離走。子どもたちはよく走った。一生懸命さが伝わってきた。子どもたちのいろいろなよさが見られた一日だった。

 さて今日は文部省吉川教科調査官(算数)が来校。国立教育政策所の学力と評価に関する協力校になっている縁である。同学年の先生が授業。発展的な内容を工夫して行ったいい授業であった。夏休み明けですぐということでご苦労もあっただろう。
 夜、組合幹事会。



2004年08月24日(火)  授業は進むが・・・

 朝から大量のメダルラッシュ。今日は女子レスリング。金メダルをとった選手はすばらしいが、銀メダルで様々なインタビュー「ただ悔しいだけです」という伊調選手(姉)のストレートな気持ちに共感。金メダルをとれるぐらい練習した選手だけが持てる感情だろうなあ。朝は事務仕事で終わる。

 国語「やまなし」は色の検討、社会はクリップ教材の多用等、授業は進む。ただ学期初めであれこれすべきことに時間を割いている状態。もっと教材研究をすれば子どもも自分も満足度は高まるであろう。5時間目はキーボー島。パソコンが家庭にない子は久々。何とかしてスキルアップの時間を見つけなくてはと思う。
 
 夜、家でも海外研の事務仕事。8月〜9月に仕事が集中する事務局だけに仕方がないが、自分の中で効率よく時間を使う意識が弱く、2学期に入ってから思いのほか仕事が進んでいない状態。これからスピードアップを心がける。



2004年08月23日(月)  陸上練習開始

 女子マラソンの野口選手の金メダルから今朝は始まる。通常ならすごいことなのに、これだけ金メダルが続出すると感覚が麻痺してしまう。でも、不遇の日々の話を聞き共感。「物語」があるなあ。学年通信、学級通信、情報機器の提出文書(時間がかかった)。

 3日目。発言は良好。姿勢も前向き。集中度合いはもう少しといったところ。社会では大名行列の絵から次々と発言。細かいところをよく見ている。この部分は有田先生の面白ネタがけっこうあるので、そのネタを使う。子どもたちの興味も高まるが、ネタ追究型授業は自分の場合は中途半端。徹底しないとよくないと反省。

 5時間目終了後、各学年の夏休み作品展を見てまわる。例年に比べたら自由研究は少ないかな。それにしても数が多い分、アイデアも様々。感心することしきり。
 放課後、陸上記録会に向けての練習が開始。一週間は全体練習。子どもたちと一緒に何回かダッシュ。以前に比べたら体が重いなあ。これが現実。

 今日は家ではゆっくり。わくわく授業アンケート。



2004年08月22日(日)  IT活用日常化プロジェクト会議

 朝、今日の会議のプレゼン作成。6時過ぎに飯田線。快速とはいいながら、のんびりした電車で乗り心地がよかった。新幹線で東京。コンセントがついていたので、昨日の学びをblogにアップ。早々と東京につくが、暑くてどこにも行く気がせず、ファーストキッチンで夏休みのカード点検。ここまで来て学校の事務仕事と思うが2学期早々という現実は厳しい。

 昼食はプロジェクトメンバーで東京オペラシティ内のレストラン。一回目の会議を欠席(運動会)していたので、今までML上で名前のみ知っている皆様とようやく顔が一致。その後カシオ本社に場所を移して会議。立派なビル。そして新宿が一望できる会議室。眺めのいいところでの会議はいいものだ。
 プロジェクトメンバーからの5分間プレゼン、ディスカッション、カシオさんからのプレゼンと頭がフル回転。会議ではあるものの、実質的に自分の実践をより深めるための研修になった。また、今回のプロジェクトで自分に不足しているものも見えてきた。6年生だからこそできる活用法・機器使用の観点・類型化の視点・・・会議はもうないがこれらをMLに発信できるようにしていきたい。

 東京駅まで皆川さんと一緒。新幹線でも事務仕事。情報教育担当の急ぎの提出物に時間を割く。9時過ぎ自宅着。



2004年08月21日(土)  奥三河サマースクール

 6時起床。テレビを見ると800m自由形で金メダルをとったとのこと。予想をしていなかった種目での金に、朝からオリンピック特集に釘付け。ホテルでのバイキングの後、部屋で今日のシンポジウムでのプレゼン作成。半分はシンポジスト紹介で確実にプレゼンできるが、残りの分は話の流れで可能だったらプレゼンを使うというもの。

チェックアウトしてから今回お世話になる新城青年会議所の方と、同じシンポジストの岩井良明氏(モノリス・「マネーの虎」出演)、吉田博彦氏(教育支援協会)と一緒に車に乗る。名刺交換をした時点でお二人からは圧倒されるような雰囲気が。車中で吉田氏と懇談するがスケールの大きい話(教育界のビッグネームが続々)に驚く。しかも岩井氏は秘書と同行(自分の周囲にそのような人はいないので)。一緒にいながら「何か場違いなところに来てしまったかな・・・」という思いがよぎる。この他にシンポジストは中田直助氏(アイチ・サドベリースクール)

会場の黄柳野高校はユニークな校舎。きけば不登校児のための高校であるとのこと。昼食後、最初は岩井氏の基調講演。迫力ある内容にぐいぐい引き付けられる。その後シンポジウム。岩井氏がコーディネーター。学校代表として日ごろ考えていることを話す。テーマが「市民の手による学校づくり」だったので、その点では日常の学校の実践に直結はしないのだが。この点で吉田氏の数々の発言はなるほどと思うようなことばかりだった。
 やはり「鋭いものの見方ができること」「知識があること」「論理的な話せること」・・・シンポジストに必要な条件だと痛感した。無事終わった時には正直ホッとした。これも経験をしたからわかったこと。招いてくださった瀧川さんに感謝。

 それにしてもサマーキャンプという今回の企画はすばらしい。青年会議所の皆さんからは元気をいただいた。その後、サマーキャンプの様子を少し見る。ダンボールハウスに熱中する子どもたちの様子が印象的。生活科の実践を思い出す。夕食後、理事長さんと瀧川さんに新城市のビジネスホテルに送っていただく。宿泊。



2004年08月20日(金)  2日目

 朝、柔道女子の金メダルをとったことは知っていたがテレビは見ずにIT活用プロジェクトのレポート作成。あさってが会議。学校にいる時間が限られているので必死。何とか朝食前にできる。
 
 2学期2日目。子どもたちの集中度合いはいいが、表現する力は今一歩。少しずつ戻していこう。5時間目の水泳はこのごろの雨で寒かった。十分な環境で学年水泳記録会をさせてあげたいが。情報委員会では夏休みの分のHP作り。最初にJ−KIDS大賞で県優秀賞をいただいたことを告げる。5年生の子どもたちのタイピングのスキルもアップしてきた。

 勤務終了後すぐに退庁。18:04の新幹線で東京。熟睡。東海道線に乗り継ぐ。車中で明日の奥三河シンポジウムの資料整理。23時過ぎ愛知県豊橋着。駅直結のホテルアソシア豊橋泊。ちょうどライブでオリンピック柔道決勝戦をしていた。ふだんなら見ない時刻。それがどちらも金メダル。ラッキーだ。



2004年08月19日(木)  始動

 今日も朝から金メダル(水泳と柔道)。ニュースやインターネットで選手のエピソードをあれこれ読むと実におもしろい。今日の2学期のスタートでメダリストたちのエピソードを使わせてもらうことに。朝は、ひまわり社原稿を仕上げ、発送。やはり学期が始まると気合も入ってくる。

 登校時間になると何と大雨に。始業式だから荷物もたくさん。玄関に迎えているとジーンズがびしょ濡れの子、自由研究の模造紙が破れてしまった子、通知表が濡れてしまった子等、かわいそうだった。
 1時間目、提出物を集めた後、さっそく北島選手と泉選手の小学校時代のエピソードを話す。自分たちと同じ小学生時代に強い意志を持っていたことに子どもたちは共感していた。その後の「2学期がんばりたいこと」という作文では、そのエピソードをもとに書く子もいた。このことは簡単にblog版に掲載
 2時間目、始業式。3・4時間目は一人一課題の発表会。6年生ということで昨年度よりレベルアップ。今日は午前授業で放課。

 昼休み、海外研の仕事で信用金庫に行くと窓口にいたのは何と10年前に担任した教え子だった。向こうも驚いていたけど。窓口にぴったりの笑顔だった。
 帰ってから山のようにになっている提出物をひらすら見る。家に帰ってからも同様。ワークブックと家庭学習ノートは何とか明日返却できそう。



2004年08月18日(水)  夏休み最終日

 今日も金メダルからスタート。勢いは止まらない感じだ。
 今日は夏休み最終日。午前は生徒指導の校内研。エンカウンター等について学ぶ。原稿のヒントも一つ得る。
 午後は職員会議、学年主任の会議。「会議文化」についていろいろと考える。教室の後片付けをして、明日子どもたちを迎える。

 それにしても短い夏休みだった。実際に日にちも例年より短いこともあるが、あれこれとすべきことを楽しんだ。お盆からは原稿に集中しようと思ったが息ぎれ。まあ、「いい休養をした」と前向き?にとらえよう。
 明日から2学期が始まるが、休日は3週連続で会議・研修がある。プレゼン関係の新しいプロジェクトもスタート。「スピードアップ」が2学期の目標だ。少し疲れ気味で早々と就寝。



2004年08月17日(火)  勇気づけられる

 朝起きると体操の最後の種目、鉄棒をしていた。大歓声の中、日本が見事に金メダル。聞けば28年ぶりとのこと。自分が中学校3年生の時に、学校での夏休み学習会で「日本が逆転で優勝」というニュースを見ていたことを思い出した。それ以来の快挙。すごいなあ。日本人選手の連日の活躍に元気づけられた。

 さて今日は校内研。午前中は研究の1学期のまとめ。社会科部会の分を8分間でプレゼン。短い時間でのプレゼンソフト活用はやはり有効だ。水墨画や子どもたちの体験活動の様子は写真だとよくわかる。情報量も豊富。そして何よりも、プレゼン作りを通じて自分の言いたいことが明確になる。シート作りがそのまま発表内容の整理につながるということだ。
 お昼。今日は校長先生の呼びかけで流しソーメン。いつもと違った味。準備してくださった皆様に感謝。

 午後はキューブプレゼンの実技研修。講師はPC指導員さん。スライドを作りながら「ほー」「おー」という声が自然に出てくる。PCに詳しい先生は、リハーサル機能の便利さに「これはいい」と話していた。
 その他、備品整理・学年会。2学期もスタートから猛ダッシュをかけないといけないようだ。

 帰ってから娘とペットセンターへ。お約束のハムスターが我が家へ。
 昨年度の教育工学研究協議会沖縄大会の資料が届いていた。論文集はCD−ROM。さっそくいくつか見てみる。今年度は間に合わないが来年度以降の一つの目標。堀田先生から重要メール。実にありがたい。ただし計画的な準備・猛勉強が必要だ。むろんそれは自分の財産となる。



2004年08月16日(月)  涼しい日

 朝はオリンピック結果から始まる。今日は水泳・北島選手の金から番組が始まった。何度映像を見ても「すごいなあ」と思う。ゴール後の鋭い目と対照的な表彰台での柔和な目。いいなあ。柔道銀メダルのの横沢選手が、インタビューに「残念です」と答えていたのが印象的だった。誰でも金を目指しているのだ。最初から銀が目標という人はいないであろう。栄冠を勝ち取ったアスリートたちの小さな頃からのエピソードを読むと、小学生の頃から大きな目標と強い意志を持っていたことがわかる。夏休み明け、子どもたちに話す題材になる。

 今日は夏期休暇。しかも涼しい。2学期は暑い中での授業はなさそうだ。さて平日の休みは貴重。銀行等で事務局の通帳の名義変更。面倒な手続きがあり手間がかかる。結局学校にも行く羽目に。我が家の廃棄物も清掃事業所へ。他にもライブチケット、来週のIT活用プロジェクトや9月のNHK会議のチケット等。午後感想文の最後のお手伝い。
 夕方からようやく原稿に取り掛かる。取り急ぎノート本とひまわり社HPの分。明日の校内研でのプレゼン資料作り。

 



2004年08月15日(日)  最後の休日

 もともと休日だが、夏休み最後の休日。今年は特にもあっという間だった。昨日読んだ『サッカーで「人」を育てる』をblog版でさっそく紹介をする。

 仕事も気になるが、今日は家族と一緒にあれこれ。午前は娘とふれあいセンターのプール。お盆ということで逆に泳ぐ人は少なかった。午後からは子ども部屋を二つに仕切る家具を見にいく。家具をゆったりと見ていると、何となくリッチな気持ちになる。不思議なものだ。その他電器量販店、学校に行きハムスターのお世話等々。夕方には散髪をしてすっきり。

 夜、娘の感想文のお手伝い。今回はぞくぞく村のおばけシリーズ。流行がわかって面白い。



2004年08月14日(土)  オリンピック開催

 今日からオリンピックが始まる。テレビも朝から開会式や今日の競技の特別番組が続々。引き込まれて見てしまう。でも今回のオリンピックは時間帯が寝ている時間だからなあ・・・。今日は柔道の二つの金メダルが見られてよかったけど平日は無理だなあ。

 今日はインプットの日。9月号の教育雑誌を斜め読み。録画予約しておいた「ネット社会の道しるべ」を視聴。これはすぐに授業で活用できる内容だ。深く考えさせるのなら、途中で発問・指示は必要だが、なかなか情報モラル学習が普及しない現状ならば子どもたちにそのまま視聴させるだけもよい。さらに佐鳴予備校のプロモーションビデオも視聴。

 貴重な休みということで娘の自由研究のお手伝い。部屋の整理。読書感想文は明日回し。

 久々に本屋に行き何冊か購入。すぐに読み始める。『国見発 サッカーで「人」を育てる』(小嶺忠敏著)は示唆に富む本だった。教育の話であるが、自分が教師としてどのような目標を持ったらいいか考えさせられた。

 一昨日のIT活用プロジェクトの宿題を提出。アウトプットも明日からまた本格化しなければ。



2004年08月13日(金)  お盆

 6時起床。37階の景色は格別。急いであれこれ準備をして、6:55の新幹線ひかりに乗車。お盆ということで混んでいた。東京駅についたら帰省客で沢山の人・人・人。自由席には長い長い行列が。指定席が確保できて本当によかった。車中でメール、昨日の日記書き等。でもバッテリーが持たず、ひらすら休養。12:23、水沢江刺駅着。駅にはお迎えの人・人・人。こんなに混んだ駅を見るのは初めてだった。

 帰宅したら「授業づくりネットワーク」9月号が届いていた。発表会とネットの原稿2本が掲載。教具コーナーではキューブプレゼンが紹介されていた。堀田先生・藤川先生の対談は読み応えあり。kyositu.comニュースの英語版にも原稿が掲載。

 一息ついてから娘の自由研究のお手伝い。そして墓参。今日は昼の暑さを避け、夕方の墓参りが多かったようだ。その後親戚宅で集まり、おいしいお酒をいただく。
 夏休みに入り、完全なカロリーオーバー。体重計の数字は恐ろしいことになっていた。明日から本気で節制しなくては。



2004年08月12日(木)  浜松で刺激を受ける

 早起きをして、父と一緒にバス・電車・タクシーを乗り継ぎ墓前へ。母が入院していた時もオリンピックシーズンだった。著書発刊の報告。すぐに浜松に向けて出発。

 今日は学習塾のIT活用の視察。昼、浜松駅にプロジェクトメンバーが集合。昼食後今日の視察先である佐鳴予備校へ。「See-be」という新しいITシステムで注目をあびている学習塾である(業界では有名)。中学校3年の理科・社会の授業を参観させていただく。自信を持って授業する様子、効果的にITを活用する様子を参観して学ぶ点が多かった。教員であればどうしても民間企業から学ぶ機会は少ない。その点では、その後のディスカッションや懇親会での話はとても有意義だった。特に説明してくださった皆さん(同世代)から仕事への誇りが伝わってきた。

 また、今回のプロジェクトメンバーの皆さんのお話も有意義だった。さらに堀田先生のご配慮でスズキ教育ソフト社の皆さん、浜松の若手教員の皆さんとご一緒させていただく。堀田先生の心遣いの細やかさには驚くばかり。有難い一日だった。

 スズキ教育ソフトホームページにIMETSでのプレゼン内容がアップされた。さっそくblogで紹介



2004年08月11日(水)  日番、そして埼玉へ

 朝これからの仕事のスケジュールを確認。残りの夏休みはノート本に力を入れていく。

 さて今日は日番。といっても日番は二人だし、来校者や電話等の応対は事務さんがやってくれたので日番の仕事はほんのわずか。事務仕事に精を出す。午前中から1学期分のデータ整理。午後までかかる。
 その後は胆沢図工研と水沢地区海外研の事務局の仕事。海外研は9月末に一つイベントがある。運営時にはお手伝いを借りるが、企画・準備は一人で責任を持って行う。今までの文書データを一通り見て、心して準備しなければいけないと思う。

 17時きっかりに退庁。自宅で浜松行きの準備。18:04の新幹線で埼玉へ。このような時間帯に新幹線に乗るのは珍しい。おかげで栗駒に沈む夕日を見ることができた。
 大宮から乗り継いで越谷の父・兄宅へ。1月以来。9時半すぎの到着となったが温かく迎えていただき感謝。



2004年08月10日(火)  家族旅行2日目

 朝、起きてからお風呂。ああ、本当に気持ちがいい。
 バイキングの朝食後、チェックアウト。しばしレンタル自転車で十和田湖散策。シンボルである乙女の像(高村光太郎・最後の作品)で記念写真。夏の暑さを忘れ、涼しいひとときだった。

続いて奥入瀬渓流へ。木々の間から差し込む夏の太陽、喧騒を忘れさせる川の音・・・本当に癒される空間だった。許されるのならずっといたい場所だ。夏は夏のよさがあるし、秋は紅葉のすばらしさがあるのだろう。今年中にまた訪れたい場所だ。

 そして、子どもたちのリクエストだったけんじワールドへ。予想通り大賑わいだった。ここでラッキーなことが。毎日10組が無料になる抽選に二女がチャレンジし、見事に大当たり!入場料が4人とも無料となった。このようなこともあるんだなあと家族皆大喜び。2時間めいっぱい泳ぎ、帰宅。近場で短い時間だったが、実にいい家族旅行だった。

 家族旅行ではあったが、仕事や連絡も少しずつ進める。どこでもインターネットがつながり助かった。



2004年08月09日(月)  プール当番&家族旅行

 朝blogにネットワーク大会の雑感を掲載。ラジオ体操は今日で終わり。

 今日の午前はプール当番。今日も暑かった。プールサイドのコンクリートも熱く歩けない状態で何度も水まき。終了して30分後には突然の大雨。プール時間でなくてよかった。もっともすぐにやんで猛暑になったが。

 午後から家族旅行へ。なかなか家族みんなのスケジュールが合わず(自分が一番用事が多いのだが・・・)、今日・明日と一泊二日。高速道路で一路十和田湖へ。2時間あまりで到着。湖は、やはり涼しい。小学校の修学旅行がここだったので思い出す。その後数回はきたけど。

 宿泊先は十和田湖グランドホテル。となりのホテルは秋田県、ここは青森県という県境だった。「グランド」という響きで予約をしたが小規模の宿(その方が好きだ)。きりたんぽ鍋を久々に食べる。夜は津軽三味線のショー。生で津軽三味線を聴いたのは初めて。その後2回目のお風呂に入り就寝。



2004年08月08日(日)  ネットワーク千葉大会

 夜行バスで日本勝利を知り、安心して眠りに入る。夜行バスでも熟睡できた。6時過ぎ池袋着。すぐに授業づくりネットワーク千葉大会の会場の市川グランドホテルへ。千葉といってもまさに東京の隣。東京駅からも20分という近さだ。

 早めについてお世話になる皆さんにご挨拶。簡単な打ち合わせの後、レポート検討に入る。司会の役目だが気楽に進める。自分の分のレポートは「水墨画にチャレンジ」で小学MMの原稿を加筆修正したもの。主張点を強調したり、急遽プレゼンを作って示したりと工夫した甲斐があり、自分では満足の行く発表となった。
 昼食は同じ司会者だった古西さん@北海道・稚内、おなじみの阿部さん@福島、わくわく授業に出演した池田さん@東京と一緒。興味深い話をあれこれ聞くことができた。
 午後は日本テレビ山王丸アナのアナウンサー講座。発声等の実技も行ったが取材の裏話が実際の授業づくりでの参考になった。山王丸アナは母校秋田高校の後輩にあたる。講座終了後、先輩面をしてご挨拶。記念写真を快く引き受けてくださった。
 ネットワーク大会の最後は佐内さんの模擬授業。「俳句で遊ぼう」というもの。子どもの俳句を題材にしている点がミソ。これはよかった。1学期の俳句の授業は難し過ぎたので、このような授業を2学期にしてみよう。
 
 ということで今まで参加したネットワークの大会の中でも、ベストというぐらい充実した大会だった。上條さん藤川さんとも久々にお会いすることができたし、元気な千葉の先生方・藤川研究室の学生さんから学ぶ点も多かった。持参した本も8冊売れ、帰りの荷物も楽になった。概略についてはこれぐらい。率直な感想はのちほどblogに掲載しよう。取り急ぎ山王丸さんとの写真をアップ。

 大会終了後すぐに帰る。9時水沢着。花火大会だった。帰りの自動車から見る花火は「お見事」の一言。



2004年08月07日(土)  夏祭り&海外研総会

 朝、IT活用実践の書き込み。4事例。今日の海外研総会に関わる事務仕事。

 土曜日だが水沢夏祭りということで出勤。和太鼓クラブのお手伝い。太鼓を駅通りに運ぶ。子どもたちの出番は10時。担当の先生の話によると、夏休み中も一生懸命に練習に参加したとのこと。その成果が出て本番は凛々しい姿だった。

 演奏後すぐに県海外教育事情研究会総会へ。場所は盛岡・サンセール盛岡。行ってすぐに水沢地区会長の佐藤校長にご挨拶。総会は5年ぶり。かつて国際理解教育の懸賞論文に入賞し続けた時期があり、それ以来。
 参加して今年度の水沢地区の活動について改めて考える。9月末の地区総会・壮行会・懇親会に向けてどんどん仕事を進めなければいけないことがわかった。今日構想したことはすぐに会長に相談。方向性がはっきりとする。
 昨年度海外派遣団の報告・講演と続く。教師にもプレゼン17か条が参考になると感じた。

 某社より実践レポートの依頼。これは初めて。水沢テレビさんからはメディアリテラシーの実践を情報番組の1コーナーで紹介したいとのこと。地元メディアがこのような番組自体を考えることが嬉しい。

 夜、二女の自由研究のお手伝い。サッカーアジアカップ決勝戦を見ながら、夜行バスに乗る準備。日本、がんばれ!



2004年08月06日(金)  胆沢図工研サマーセミナー

 朝、今日の胆沢図工研サマーセミナーと明日の海外研総会の事務仕事。ラジオ体操後、すぐに学校へ。昨日気づいた海外研の文書作成の資料が学校にあるからだ。ところが、重要文書がなかなか見つからずあちこち探して、何とか作成。すぐに会長ファックス。今日のセミナーの準備も行って、8:30学校発。Zホールへ。

 サマーセミナーは企画者としての仕事。本校に赴任して胆沢地区図工研究会の事務局の担当となった。児童画展だけ活動だったのを、昨年から年2回のセミナーを開催している。企画のいい勉強だ。
 今回は参加者24名。江刺の研究会からも多数参加。作品鑑賞、実技だけではなく、今回はテレビでの図工授業の紹介・全国大会報告とさらにパワーアップした内容だった。アンケートも感謝の声・声・声。次回の要望も多くあり、企画の参考としたい。

 今回からメイン講師に加えてアシスタント講師もお願いした。これは成功。同僚の事務局員が一緒にセミナーを支えてくださったのも大きい。今後セミナーが続いていくしくみを作るには、スタッフグループが確立されること。一回一回がその確立の場だ。

 終了後学校に戻り、海外研の仕事など。できた文書を会長の自宅へ届けにいく。昨日チェックしていなければ今ごろ青くなっていたところだ。
 夜、花火。



2004年08月05日(木)  子ども美術館&プール当番

 朝、ネットワーク大会レポート。メルマガ原稿を編集するだけだが、内容削減に時間がかかる。朝のラジオ体操は今日で全部の班を回る。blogにネットワーク千葉大会のことを掲載。 
 今日の午前中は子ども美術館のお手伝い。対象は中学生で木片ブロック工作。一応「指導のお手伝い」としての仕事があるのだが、やはり中学校相手ともなればほとんど仕事はない。道具の管理・お世話、様子を見る程度。前回と同様に時間が経つのが長く感じられた。
 終了後すぐに学校に移動してプール当番。今日も34度と暑い。水温は29度もあった。この暑さで多くの子どもたちが泳ぎにきていた。日差しが強くなかったのが幸い。その後、明日の胆沢図工研サマーセミナーの準備。

 夜、ネットワーク千葉大会レポートの仕上げ。明日のサマーセミナーの準備もあれこれ。イベント主催は細かいところでいろいろと出てくる。同時にあさっての海外研総会のことで一つすべきこともあった。今日発見したのでセーフ。同時進行であれこれ進んでいる時ほど、すべきことの締切日は厳守だ。言い訳無用。



2004年08月04日(水)  子ども会お楽しみ旅行

 このごろ暑く,ぐっすりと眠れない。今日もいつもより早く目が覚めてしまう。朝はサマースクール南三河に関わっての仕事。blog版にプレゼン本のことをアップ。

 今日は年休をとって子ども会のお楽しみ旅行へ。行き先は花巻志戸平温泉のホテル志戸平。ここは温泉だけではなく,ウォータースライダー付プールがあるので,子どもたちにとっても大人にとっても都合がいいところ。子ども会だから保護者としての立場だが,子どもたちは皆勤務校(朝のラジオ体操でも顔なじみ),担任している子が5人参加ということで気楽。子どものリーダーも担任している子どもたちで,我が学級で好評の「はい・いいえゲーム」をバスの中でやっていて盛り上がっていた (^^) 。

 子どもたちはすぐにプール。しばし様子を見てから,自分は温泉へ。夏の露天風呂もいいものだ。昼はバイキング。午後も二女は友達とプールへ。思う存分楽しんだ旅行になったようだ。

 帰宅後,授業づくりネットワーク千葉大会のレポート書き。今回は楽しい実践。IT活用実践についても実践洗い出し。
 今日の読売新聞に取材されたことについて「子どもとネット」の解説記事が書かれていた。取材されたことの一部のコメントのみ掲載(ネット上には記事は掲載されず)。家本先生の生活習慣本は4本の原稿執筆。これは9月末まで。それにしても今日は迷惑メールが多いなあ。



2004年08月03日(火)  校内研でIT活用

 朝今日の校内研の準備。IT活用で情報教育担当ということで講師役。
 「一斉授業の中での気軽なIT活用」ということで実践の紹介する。同僚が聞き手ということで気軽にやりとりをしながら進行をする。キューブプレゼンや「プレゼン指導 虎の巻」を活用しながら行ったら,終了後に次々とプレゼン本の注文。質問も続々。嬉しい限り。同時にすばらしい同僚とつくづく思う(これは校内研修会でしばしば感じること)。午後の体育実技でもいい汗を流した。

 胆沢図工研サマーセミナーを3日後に控え,今日は様々な事務仕事。会場変更をしたのを電話連絡で改めて確認。変更後すぐに文書発送をしたが,申込者の中には初めて知った方もいた。やはり変更はないにこしたことはない。一つの勉強。

 夜ネットワーク大会のレポート構想。目の前の仕事に取り組まざるをえないが,かんじんのノート本に早く取り組まなくては。夏休みがどんどん過ぎていく。



2004年08月02日(月)  フィールドワーク

 朝,校内研究物の残りとNHK東北大会原稿。
 今日は市教研のフィールドワーク。午前中は前沢牛農家,午後は小山製麺。いつもそうであるが異種業の方々から学ぶ貴重な機会だ。

 前沢牛農家のお話は全てが教材になるなあという感じ。成功に至るまではプロジェクトX風だし,喜びや苦労,経済的なこと,牛の管理,後継ぎ問題等は子どもたちにじっくりと考えさせるに十分な内容だった。特に「前沢で食べる前沢牛は一回東京に出荷されて戻ってきたもの」という話はおもしろかった。それくらいブランドが確立しているわけだ。

 小山製麺の社長の話の中で印象に残ったのが「私の心得」。このような自分の信念がある人はやはり強い。仕事への誇りが説明から何度も感じられた。自分も教師としての信念を書き出したくなった。繁盛するわけだ。帰りもお土産をいただき,感謝。

 夕方から平藤とビアガーデンで1学期ご苦労さん会。隣のグループの中に初任校時代のPTA会長さん(地域有力政治家・会社社長)がおられ,ごあいさつ。これまた一流のあいさつをいただく。「人間が違う」とつくづく感じる。
 帰宅後,NHK東北大会原稿を仕上げ発送。稲垣先生@東北学院大学と大会に向けてやりとり。ネットワーク大会のレポート検討での司会の依頼が来る。スタッフの一人としてお手伝いできることができ,嬉しく思う。



2004年08月01日(日)  暑い日

 お盆まででフリーの日は今日だけ。今年は夏休みが短いし(23日間),出かけることも多く,このようなスケジュールになってしまった。
 まず午前中に昨日のIT活用プロ宿題に取り組む。18項目を書き込む。まだいくつか出てくるであろう。実践の見直しをしていこう。

 今日も暑い日。二女と一緒に北上のみちのく民俗村へ。博物館・資料館・各年代の住居の見学。江刺の時には遠足やフィールドワークで見学に行っていたが,ここ数年は行っていなかった。
 戻ってきてから一休み。休みの日は必ず昼寝をしている。

 夜から学校の研究物に取り組む。NHK学校放送教育東北大会の原稿も構想。


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