TOI,TOI,TOI!


2006年04月21日(金) フランクフルト

久しぶりに会う友人とレーマー広場で待ち合わせ。
この一角だけが唯一の観光地だね。フランクフルトの。
私はこの町を悪く言われるのを聞くとちょっと悲しかったりするから、もうここが私の第二の故郷なのかも。
もうすぐ6年目突入。

シンフォニエッタの主宰者、ブッフベルガー教授は、フランクフルトに生まれ、フランクフルト音大で学び、フランクフルト音大で教えている人。つまりここに残った人ですね。なんて書くとまるで怠け者の人のようだけど、実際にはすごくアクティブで、常に外に目が向いているし、学生に必要なことを常に考えて、実際に行動して、いろいろチャンスを与えてくれる人。

レーマーで待ち合わせた友人とは10月にカルテット+クインテットの本番で弾くので、そのための打ち合わせだったんだけど、世界は狭いというかなんというか、チェリストはブッフベルガーの娘で、すごーい上手で、数年前からクレメンス・ハーゲンの弟子になって、更にパワーアップしていることでしょう。


2006年04月19日(水) 9月からフライブルク

SWR(南西ドイツ放送響)からまた電話があり、9月から6ヶ月間、契約で弾かせてもらえることになりました!

いいオケだという評判なので非常に楽しみです。
しかもフライブルクはとてもいい町だとあちこちで聞くし。
何度かいったけど、唯一の緑の党が仕切る街っていう感じはすごいしたね。
あーしかし・・・部屋探しおっくうだなー。


2006年04月13日(木) ブリテンの弦楽合奏

銀行主催、我が大学の室内楽教授主宰の室内アンサンブル『シンフォニエッタ・フランクフルト』に参加。
この銀行主催の連続4本番のシリーズは毎年春にあって、おととしから毎年コンミスをやってますんです。
フランクフルトとその近郊でのコンサートです。

今回楽しみなのは、モーツァルトイヤーにあえてオールブリテンプログラム。そして弦のみのアンサンブルだという点。桐朋時代を思い出すのよね。ドイツに来てからチャイコの弦セレをやったのもこのグループだったけど、あの曲、桐朋の曲としてしか聞けないし弾けない。何度弾いたことか。ビオラも弾いたしね。

B先生曰く、このブリテンの、すごい難しくていい曲なんだって、すごい興奮してたから楽しみ。あまり有名じゃないけど本番が終わる頃にはメンバー皆が口ずさむようないい曲、をこの先生はどこからか発掘してきてくれるので、毎回楽しい。だから、今回も無理やりオペラから休みをもらったというわけ。


  
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