TOI,TOI,TOI!


2006年03月23日(木) テマーキ

昨日はうちに友達呼んで手巻き寿司パーティをしましたよ。
材料切るだけだから楽チンなパーティ。

最近は海苔と米とたくあん以外はスーパーで手に入るものばかりでやりましたよ。最近はSURIMIなんてのが売ってるからね。(=カニカマ)

え〜参考までに具は、

SURIMI

ツナマヨ
海老マヨ
たくあん
アボカド
ルッコラ
にんじん
きゅうり
しいたけをめんつゆで煮たの
サーモン

こんな感じ。好評でした。ひとりスシ初体験な人がいたけどその人にも好評。ひとりスシ狂の人がいるんだけど(自分でも寿司つくるんだけど)その人は「次は是非本当のマキズシで。めんどくさいのは知ってるが」と。手巻きはこれはこれで寿司なんだ、と主張しても、帰り際にも同じこと言ってました。


2006年03月20日(月) 有名人を見た話&テレビ業界の話

3月17日夕方にケルン駅の近くで五嶋みどりさんとすれ違ったんですけど!

・・多分。

他人の空似だとしたらいくらなんでも似すぎ。きっと今までに百回はみどりさんと間違われてるだろう、なんて一瞬のうちに考えながら、思いっきり目をみつめてしまった。立ち止まって振り返って後姿を見送ってしまった。まっすぐ駅に向かっておられました。グリーン系の色の楽器ケースを右肩にかけてて、背が私ぐらい低くて黒縁のめがねをかけていました。
フランクフルトでリサイタル聞いたときに、ロビーに出てきたときにも超間近で見たんだけど、そのときとまったく同じ顔だったもん。おでこと目が。

・・・・

テレビ収録はなかなかおもろかった。教会の寒い中、3時間立ちっぱだったのはこたえたけど。
テカッていたらしくメイクさんにパタパタされたし、「絵的な理由」で演出家の人がホルンの一番(小さい氏)と2番(のっぽ氏)の立ち位置を変えちゃったし、舞台の左側に人が多すぎるとビオラがセカンドの後ろに追いやられたり。3カメだか何カメだかが、ワンシーンをばっちり私の隣(ちょっと金髪)のアップを撮りたかったらしく、うちらのプルトは立ち位置を何度も修正され、しまいに指揮者が完全に見えなくなったとき、彼女が楽器を構えながら
「Alles bestens!」
と元気いっぱいに言ったのがツボにはまって苦しかった。笑っちゃいけない時に限ってくだらないことがものすごくおかしいから困る。

AD?かなんかのショートカットの若い女の人が繰り返し言う、

「jetzt,bitte ruhe!」

(10秒間ぐらいの沈黙)

「und, Mike bitte!」

これ。業界っぽーい。マイクというのは指揮者の名前の愛称。
ちなみに誰もが最初っから全員Duzen(親称っていうんだっけ?)だった。Duzenのほうが私としては全然うれしんだけど、ああこの業界ではそうなのかな、と思ったので。だとしたら面倒くさくなくていいなー。


2006年03月11日(土) 走り書き日記

・2夜連続でテレビで見たドイツ映画が両方よかった。

俳優がかっこいかったてのもあるけども。
独語で見てないとわからかったであろう、ドイツ映画のよさが分かるときがあり、そういうときうれしい。ドイツに来て言葉が分かるようになったことでの特典のひとつ。
逆に最近は吹き替えものに不自然さを感じ、感情移入できなくなってしまった。
Prinzessin macht blau

Heiratsschwindlerin mit Liebeskummer

・最近友人宅で食べておいしさを発見したもの。おかげで日本米は最近食べてないです。

セロリ、ピクルス、マッシュルーム、クスクス、バスマチライス、Mehrkornbrot

セロリは練習中の休憩なんかにオリーブオイルと塩をつけてボリボリ。ピクルスもボリボリ。マッシュルームはにんにくと炒めて塩コショウ。すぐ食べる。インスタントクスクスはとっても便利。5分で出来る。イスラエル人友人のレシピは、スープの素をお湯に溶かしてその中にクスクス投入、5分待って終わり。おいしい。バスマチは炒飯にしたりスープの素と一緒に炊いたりして食べてる。ドイツパンの中でおいしいと思うのは新鮮なMehrkornパン。スーパーのトースト用にスライスしてあるやつでもけっこういける。
私は(多分)日本人には珍しく、こちらの食事に興味ありの人。割と口に合う。

・これから仕事でケルンに行って、1泊。明日WDRのテレビの録画です。415hzです。
買ったばかりのバイオリンが二つ入るダブルケースを今回初使用。Winterの本社で直接買いし、384ユーロかなんかのを300で買ったのだ。いえい。



2006年03月07日(火) 2次の壁

先週金曜日のオーディションはフライブルクのSWR。Tutti。
2次にいった5人の中には入りましたが、またも2次止まり。
「2次までいくんだから1次落ちよりいいじゃん。気持ち的には。」
というのと、
「2次で落ちても1次で落ちても、結果は同じ。不合格。」
という両方の気持ち。

結果だけ見ると同じでも、オケごとにいろんなことが全然違う。
敗因は何か、次に何をどのように修正していったらいいのか、ということは考えても意味がないみたい、ということだけが回を重ねることで分かってきた。

例えば今回のフライブルクはこう。

会場は舞台つきの演奏会会場。カーテンはなし。1次は、モーツァルトの呈示部とカデンツと2楽章少しとオケスタ1曲。(多い!)2次は残りのオケスタ全部。

2次はロマン派のコンチェルトが来るのが普通だと思ってたからたまげた。


話は変わり、
4月から2ヶ月ちょっとオペラで弾くという話、結局引き受けたので、春からとても忙しくなる。よ。頑張ろう。


2006年03月01日(水) 何を取るか

フランクフルトオペラのディレクターから直々に携帯に電話。
何かと思ったら、4月からまた契約で弾かないか、とのこと。契約期間は6月中旬まで。

4月末に室内楽の教授の主宰する室内アンサンブルの銀行主催コンサート(4本番、コンミス)があり、まずそれが頭をよぎり、次にProbesielのこと、そして、せっかく延ばした1ゼメスター(学期)、また丸々潰れるってのはどうなのか、と・・・もうこれ以上卒業延ばしたくないので。

というわけで即答できず、少し考えさせてもらうことに。次に彼が出社するのは水曜なので、それまで考える時間をもらった。
電話切ったあと、しばらく考え込む。気付いたらちっこい部屋をくるくる歩き周っていた・・。

2ヶ月オペラで弾くと、単純計算で3000ユーロ超。金が第一ではないが、大金であることに変わりはない。

自分で考えても結論は出ず、オペラのセカンドヴァイオリンのDiensteinteiler(グループ内の勤務を平等に振り分ける係)と直接電話で話すことにし、昨日電話。自分の状況を全て正直に話した。

まず室内アンサンブルのために大量に休みをもらった場合、契約期間内にカバーしきれるか、については、大丈夫だと言い切ってた。大きい編成でやるAlte Operでの本番が期間中に3本あるので、それに練習も含め皆勤するのが一番重要で、それ以外のオペラの各公演は、融通が利くから大丈夫と。

メンバーの顔ぶれが浮かんでくる。もう一度来たこのチャンス。
やりたいやりたいやりたいやりたい・・・・
しかし今年は就職活動と修了試験を優先するんじゃなかったのか?私。

ううううううううううむ。


  
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