一陽来復 *

2009年10月17日(土) それでも考え続けるなにか

仕事で大した意識もなく出した依頼が、
別の課でケシカランと物議を醸し、
来週の月曜日上司と共に呼び出しがかかった。
詳細は省くが、この出来事で感じたことは、
私は、
長いものには巻かれる、
仕事をやっていく上で、特に自分の意見はない(ようにふるまう)、
というニンゲンだなぁということだった。

とりあえず謝っとくという態度は、
逆に誠意のなさの表れかもと自分で思いつつ。

でも、そんなふうに振舞っていても、
心の中ではもやもやが渦巻いている。
精神的に少し荒れたりする。


話は違うが、少し前に、
「仕事以外の自由な時間は、
 全部フィクションの世界にどっぷり漬かってしまえば、
 生きることはとても楽になるのではないか」
という、端から見ると病的な考えを思いついた。
しかし、実際には実現不可能な話だとしばらくして気付いた。
愉快な現実も、不愉快な現実も、
ずっと私を取り巻いていく。


人の心は、人が考えるほど、うまくはできていない。
そこがおもしろいところであり、
めんどくさいところでもある。

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