私の職場の椅子は、その素材のせいか、 座って持ち手に触れた瞬間、よく静電気が起きる。 しかし一般的に想像されるほどの、 威力があるものではなく、 「小さな泡を軽くつぶした程度の刺激だな」とつねづね思っていた。
そして先日、その刺激と同じ感触のものを見つけてしまった。 梱包剤のプチプチだ。 それも、あまりしっかりした素材でなくて、 すぐはじけてしまうタイプのもの。
そう、実はその静電気、ちょっとばかり快感なのである。
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自分で自分のことを、ネタにして、 ダメなやつみたいにいうことは、 知らないうちに、自分のことを、 うっすらとキズつけているのかもしれないと思った。 屈折した自己卑下は、 その人の葛藤と、未熟さを感じさせるだけかもしれない。
逆に自分のことを、自分でほめる人がいたら、 妻や家族をほめる外国人のほほえましさを超え、 けっこう面白い気がするけれど、 どうなんだろう。
「うちのワイフはね、美しいうえに、とっても料理上手なんだ」 なんて、いかにも想像上の外国人は言いそうだけれど、 「私はね、美しいうえに、とっても料理上手なのよ」 なんて言われた日には、 その人の実態がかけ離れていればいるほど、 なんだかゆかいな気分になりそうだ。 言った人も聞いた人も愉快なら、十分じゃないか。
・・・結論は、
そういう面白さを追求しようということではなく、 自己卑下はもう、いいかもねという話。
追記: 前回久々に書いた日記を見てくれる人がいて、 素朴にうれしく思った。 どうもありがとうございます。
そしてhmj、誕生日おめでとう(遅くなってごめんね)。
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