ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2010年04月30日(金) ■脳のためにも、ヒラメくためにも、いいことは?

読書をしているだけで、
脳はヒラメくということを覚えておいてください。
本を読んでいると突然、「これだ!」と
合点がいくことがあります。(略)

本を読んでいると、予想もしていない言葉にめぐり合い、
その言葉がキーワードとなって、頭の隅に
ひっかかっていた別の言葉と結びつき、
まったく別のアイデアとなってヒラメくのです。
このように、自分の力では解決できなかった問題でも、
本を読むことによって解決できることがあるのです。



出典元 「脳が喜ぶ生き方」
おすすめ度 3
著者名 久恒 辰博


ああ〜そうだったのか、こういうことだったのか」
「なるほど、こんな考え方もあるのか」
「そうか、こんなやり方、解決方法もあるのね」
「元気がもらえるな〜、癒されるなぁ〜」
「なんて楽しい世界なんだろう…」などなど、
本を読んでいて、日々、実感しています。
そのことを知っていると、知らないとでは、
考え方、生き方が大きく違ってくるように思います。

もし、「ことば探し」で紹介されたことばが気に入ったら、
ぜひ、その本もぜひ、読んでみてくださいね。
私が書いていることばは、その本のほんのほんの一部ですし、
著者さんの想いはもっと深く、もっともっといいことば、
自分にあったことばが見つかるかもしれませんから。

また、読んでみたいな、と思うような本(タイトル)が
ありましたら、ぜひぜひ、手にとって読んでみてくださいね。
なにかが、自分の中に確実に蓄積されていくし、
きっと、人生を豊かにしてくれると思います。

今日は、読書のおすすめでした。
本は、楽しいですよ〜(笑)




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「道端の…がんばっているね、いるね〜」

と、しみじみ思ったものたち。
あちこちにあるね〜

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2010年04月29日(木) ■正しいことであっても、いえばいいというものではない。

正しいことであっても、いえばいいというものではない。
相手の立場、プライド、タイミングをはからなくては、
人間関係は円滑にはできないのである。
 (略)

いい人間関係なんぞ、最初からあるものではない。
自分たちで少しずつ作っていくものだ。
それは、いつも、小さな気遣いから始まるのだ。


出典元 「人間関係で「キレそう!」になったら読む本」
おすすめ度 4
著者名 斎藤 茂太


本当にそうだなあ…と思う。
言いたいことがあっても、
ただ自分の言いたいままに、言えばいいってもんじゃない。
それが、どんなに正しいことであっても、
そこに、相手への気遣いや思いやりが必要だ。

それは、自分が、言われる立場に立ってみるとわかる。
仮にそれが正しいことだとして、言う人が、
こちらの立場、状況、プライド、タイミングなどを無視して、
言いたいように言ったならば、聞く耳を持てないと思うのだ。
逆に、腹がたつばかりで、おそらく、反論したくなる。

遠慮しないで言い合える人間関係がいいとも言えるが、
それは、実は、案外むずかしいことのように思う。
親しき仲にも礼儀あり…で、やはり、相手の、
そのときの立場、状況、プライド、タイミングなどは、
大切にしないと人間関係は壊れていくだけだと思うのだ。

こう…わかっていても、私などは、
言いたいように言ってしまうことが多々ある。
特に、身内、身近な間柄ほど、そうなってしまいがちだ。
いかんなぁ…と反省はするものの、実行はなかなかむずかしい。
意識して、気をつけていかねば…




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「春の日に出合ったワンコたち」

ワンコも春を感じているようだった。

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2010年04月28日(水) ■いつだって好調だという人はいません。

いつだって好調だという人はいません。
不調なときの自分と上手に付き合える人が、
人生を充実して過ごせる人です。


つねに好調でありつづけようとすることは、
機械になりたいという願望と同じです。
機械ならつねに同じ調子を保つことができるからです。
いえ、機械でも故障することがあることを考えると、
つねに好調をめざす願望は無意味で無理なことと
いえるでしょう。

人生を充実して暮らせる人は、
好調を長く保つ人ではなく、不調を受け入れ、
不調な自分と付き合える人なのです。


出典元 「Be Yourself」
おすすめ度 4
著者名 海原 純子


いつも順調、好調なら、いいと思うけれど、
そんな願望とは裏腹に、なんとなく不調とか、どっかが
つまっていて不安定、なんていう日の方が多いように感じる。

順調で好調な日は、そんなことを意識せず過ごせ、
不調や不安定なときには、ああ、いやだなぁとか、
なんとかしなくちゃとか、なんでいつもこうなんだろう…
などと実感として、強く感じられるから、
余計に多いように感じられるのかもしれない。

しかし…生きていれば、
いろんなときがあり、いつも好調ではいられない。
そして、不調があるから、その間に、
いろんなことを考え、学んだり、覚えたり、休めたりして、
自分を取り戻せ、成長させてもくれるのだと思う。

不調な自分も自分。
好調なときもあれば、不調なときもある。
それでいいんだと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「春の日に出合ったネコさんは…」

こんなふうに日だまりにいました。
春を感じました。

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2010年04月27日(火) ■重い十字架を背負わされた時に、そこから何も学び取らなければ…

苦しみを味わわなくても、自分を伸ばすことはできる。
だが、どうしようもない運命の力によって、
重い十字架を背負わされた時に、
そこから何も学び取らないとすれば、
人生はそれこそ無意味なものになってしまう。


……どうしようもない運命をどう受け入れるか。
それしだいで、人生の意味を深められる。
どう対応するかは、私たちひとりひとりにかかっている。
(※この本に引用されている
 ヴィクトール・フランクル博士のことば)


出典元 「希望の見つけかた」
おすすめ度 4.5
著者名 アレックス・パタコス


この本に、ヴィクトール・フランクル博士の
こんな話が書かれています。

「ナチス・ドイツの手で死の収容所に送られたフランクルは
 そこで、いくつもの棟を訪れて他の収容者を励ます人たちの
 姿を目にします。彼らは、パンの最後のひとかけらまで
 仲間に分け与えていました。

 「あのような人たちは、ごくわずかだったかもしれない。
  しかし彼らは、人間は他のすべてを失ったとしても、
  自由だけは最後まで奪われないのだと、身をもって
  示していた。
  私たちはどのような身の上にあっても、自分の心の持ち方を
  決められる。自分なりのやり方を選べるのだ」」


今の自分の環境、状況、運命をどうとらえるか、
何を学び、どう受け入れるか、どう意味を見いだしていくか、
そして、どう生きていくか…
これは、ひとりひとりに与えられた使命であり、課題だと思う。

今、こうして、この場、この時代に生きていること…
このことに、かならず、なにか意味があると私は信じる。
それは、大きな意味ではないかもしれない。
人に自慢できるような意味ではないかもしれない。
本当に、ささやかな意味であるかもしれない。
しかし…その人、ひとりひとりにかならず、
生きる意味が与えられていて、それを見つけていくのは、
この自分しかないのだと思う。

こんなことを言いつつも…私も、まだ、
生きる意味をつかみきれてはいないし、もしかしたら、
一生、その意味を見つける旅をしていくのかもしれない。
そして、いつか、「ああ、こんな意味があったんだ」
と思えたら、嬉しいと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「「Live image10」すばらしいです!」

本当に、素晴らしかったです。
まだ、これからもやるようですから、ぜひ、どうぞ。

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2010年04月26日(月) ■生きる意味は、自分で見つける

生きる意味とは結局のところ、
誰かに尋ねるようなものではなく、
自分自身に問いかけるべきもの。
この点に気づかなくてはいけない。 


つまり、人はみな生き方を問われていて、
自分のなりの生きる意味を見いだすことによってしか、
その問いに答えられない。
自分で責任を持つのが、答えにたどり着く
ただひとつの道なのだから。(略)

私は固く信じている。
突きつめていくと、どんな状況にも
必ず何かしら意味が潜んでいるのだと。

(※この本に引用されている 
  ヴィクトール・フランクル博士のことば)


出典元 「希望の見つけかた」
おすすめ度 4.5
著者名 アレックス・パタコス


過去の自分のしてきたこと、生き様を、
「すべて無駄だった、何の意味もなかった」
今、していること、状況を
「やってもやらなくても同じ、意味がない」
これから、しようとしていることも、
「どうせ、何をやっても意味がない、やるだけ無駄」
と、そう思うこともできる。

しかし、自分の意志で、
「過去には、こんな意味があって、だから今がある。
 そして、今、していることにもこんな意味がある。
 これからしていくことにも、きっと意味がある」
と、意味を見つけていくこともできる。

このことを、この本では、「意味への意志」と言っていて、
この「意味への意志」を持つか持たないか…
その自由は自分にあるのだと言っています。
そして、自分で、自分の人生、していること、今の状況に、
意味ある答えを見いだすことは可能で、意味を探そうとすることで、
意味ある人生への一歩を踏み出せる、さらに、その意味を
もっと強固にしていくために、できることはしていこうと。

私も、自分が存在している意味、今のこの状況の意味を
積極的に見つけて、その中で生きていこうと思っています。
自分の人生を無駄と思いたくないし、否定したくないし、
前を向いて、自分の人生を生きていきたいからです。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「感動!のコンサート」

本当に感動しました!
このコンサートは、お得だし、いいです。

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2010年04月23日(金) ■幸せ脳をつくるために…

「たまごっち」は甘えん坊で、きちんと世話をしてあげないと、
すねたり病気になったりするのですが、こちらの愛情を
注ぎ込んであげると、元気にすくすくと育ってくれました。

人間の脳も、この「たまごっち」と同じなのです。
自分のなかに脳という「たまごっち」みたいな別人が
いると思って、脳をうんとかわいがってあげてください。(略)

日常的に強いストレスを感じていると、
「幸せ脳」はあまり育ちません。
こんな時にこそ、よく睡眠をとり、ほどよい食事をとり、
そして適度な運動を生活のなかに組み入れてください。
脳をリフレッシュさせることで、あなたの脳のなかに
前向きな気持ちが生まれてきます。
このときあなたは「幸せ脳」をつくり出しています。



出典元 「「幸せ脳」は自分でつくる」
おすすめ度 4
著者名 久恒 辰博


脳は、疲れたり、ストレスを感じたり、
心の状態がすぐれないときなどは、まともに働かず、さらに、
歳をとっても脳を成長させてくれる新生ニューロンと
いう脳細胞が育たないのだそうです。

だから、そんなときには、
「よく睡眠をとり、ほどよい食事、適度な運動、好きなこと」
などをして脳をリフレッシュさせることが大切で、
それにより、脳がちゃんと働き、いい考えが出たり、
解決策が見つかったり、前向きな気持ちを取り戻せたり、
不幸に負けない心などの、幸せ脳をつくってくれるそうです。


私は、寂しいときや、何かいやなことやストレスがあったら、
あれこれこれ考えず、まずは「寝ること」にしています。
(幸い、そんなときでも寝られるタイプなので)
「明日、考えよう、明日、また感じよう、
 それでも遅くないから、まず寝よう」と、ふとんに入ります。
すると、次の日は、前の日より気分は少しはよくなっているし、
うまくいくと、いやなことが小さく感じられ、元気も取り戻せ、
「大丈夫、大丈夫」と思えてきたりもします。

これは、昼間は、血液中の栄養素が、
体の運動の方に消費されてしますが、寝ている間は、
脳細胞の増殖に回り、細胞が増殖し、脳内を整理し、
脳内回路の柔軟性が増すからで、いいことだそうです。

疲れたら、寝て、脳の疲れ、とってあげてくださいね。
それに、何かあったら、まずは「寝て」みてくださいね。
できれば、ゆっくり、たっぷり。
それから結論を出しても、文句を言っても、考えても、
たぶん、遅くないことって多いと思いますから。
どうぞ、自分の脳を大切にしてあげてくださいね。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「ついに購入。やっぱりこれだね〜」

いろいろあったけれど、ついに、購入した。
ヨネックスのウォーキングシューズを。
やっぱりいいね〜

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2010年04月22日(木) ■今マイナスの種を蒔けば、大きなマイナスとなって返ってくる

いろいろな人を見てきました。
その中で感じるのが、人生に起きる様々なことは自分が
蒔いたプラスとマイナスの種が育った結果だということです。
単にプラスとマイナスが釣り合っているのではありません。

今、プラスの種を蒔いておけばやがてそれは
ずっと大きくなって返ってきます。
その反対に、今マイナスの種を蒔けば、やがては
恐ろしいぐらいに大きなマイナスとなって返ってきます。


ところがこの蒔いた種と実際に起きることの間には
かなりの時間差があります。
いつ種の結果が出てくるかはわかりません。
種を蒔いた時と実際に現象が起こってくる間に
時間差があればあるほど、プラスにしろマイナスにしろ、
ものすごく大きく育って現れてきます。


出典元 「パイロットが空から学んだ運と縁の法則 」
おすすめ度 4.5
著者名 坂井 優基


この本では、さらにこう言っています。
「誰しも、運が上昇していくことを望みます。
 歳をとるにつれて運がどんどん悪くなる人生を
 望んでいる人はいません。
 そのためには歳をとるほど世の中に良い種を
 蒔かなくてはなりません。
 また、自分の運が良くなるほど、それに合わせて
 もっと良い種を蒔かなくてはいけません」


これからの人生のために、良い種を蒔いていきたい、
運を上昇させるためにも、プラスの種を蒔いていきたい、
自分の人生だけでなくて、回りの人にとっても
良い種、プラスの種を蒔いていきたい。

種は蒔いてから育つまでに時間がかかり、
どんなものが、どんなふうに育つかわからないけれど、
だからこそ、意識して、良い種、プラスの種を蒔いていきたい。
そう思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「ついに購入。やっぱりこれだね〜」

いろいろあったけれど、ついに、購入した。
ヨネックスのウォーキングシューズを。
やっぱりいいね〜

My追加



2010年04月21日(水) ■「この人にだけは、言われたくない」と思っても

だれが言っているかよりも、何を問題にされているのか、
“だれが”よりも、何が言われているかを考える。
 (略)

「私はあなたからそんなことを言われるすじあいはない」
「何でそんなことを言うんだ」などと、
忠告する人の資格や人間性を問題にして反発する人がいる。
これでは、自分を振り返るチャンスを失ってしまう。

人間はみんな欠点をもっているので、
だれが言っているかを基準にすると、
「あなただって」と忠告した人を責めることになり、
その忠告を素直に受けたくなくなるものだ。

忠告してくれる人の資格が問題ではない。
言われていることがわかり、それを自分の血肉にする、
それを聴きとらなければならない。


出典元 「話を聴く力が人生を変える」
おすすめ度 3
著者名 永崎 一則


注意とか、忠告とは、いやなものだし、
だれに言われたかで、大きく気持ちも左右する。
そして、中には、
「この人にだけは言われたくない」とか
「人に言う前に、自分のことを見直してから言って」
と言いたくなる人も確かにいる。
そんな人にされた注意とか、忠告は、ききたくもないし、
きく必要もないと思ってしまう。
(逆にそう思われていることもあると思う)

また、そんな人から、なんやかと言われるのは不愉快だし、
理屈に合わないし、逆に責めたくもなるけれど、
だれに言われたかをはずして、冷静になってきいてみると、
言われたことは当っていたり、的を射ていたり、
なるほど、そんな見方、考え方もあるのか、など、
発見があることもあり、自分のためになることもある。

ときに、だれが言ったか、それを言う資格があるか、
ということをはずして、言っている内容に耳を傾け、
素直に聴き、受け入れることも大切だと思う。
いつも、いつもはできないまでも。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「本当に、生卵は割れないのか?実験してみた」

生卵だから、どきどきしました。
本当なのかなあ〜

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2010年04月20日(火) ■選択とは、選択しなかったものを捨てることである

人生とは、選択の連鎖である。
選択とは、選択しなかったものを捨てることである。


したがって、人は、
いつでも全面的に生きることなど不可能なのであり、
選択した道を一生懸命生きていても、
必然的に生ききれなかった側面での
不充足感が生ぜざるを得ないのである。


出典元 「「満たされない心」の心理学」
おすすめ度 4.5
著者名 根本 橘夫


「選択とは、選択しなかったものを捨てることである」
だから、その選択がよかったかどうか迷ったり、悩んだり、
選ばなかったこと(人)に、未練が残ったり、心が残ったりする。
すべてを選べるわけではないから、必ず、
「満たされない気持ち、心」は残るもので、それゆえ、
人の気持ちは揺れる、でも、それでもいいのだ、
いつか、そのような揺れは抜け出せる、と、
この本では言っています。


生きていると、例えば、食事のメニュー、着る洋服、
スケジュールなどの毎日の些細な選択から、
仕事を選ぶ、伴侶を選ぶなど、大きなことまで選択の連続だ。
その時に、いいと思って選択したことが、
のちのち、どのような結果となるかなどわかりようがない。
人は、こんな選択の中で、揺れて生きるのだと思う。

しかし、今、自分がしている選択、過去、してきた選択を、
「これでいい」と受け入れ、その選択に生きることもできれば、
「なんで、あんな選択をしてしまったのか」と、一生、
悩んだり、自分を怨んだりして生きることもできる。
つまり、生き方も選択できる…

できれば…自分が少しでも、心満たされる生き方を、
選択していきたいものだと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「ニューシューズをはいた3日後の出来事」

はいて歩いてみると…いろいろとあったのだった。
どうなのかなぁ〜

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2010年04月19日(月) ■あなたを腐らせるものから離れなさい

あなたを腐らせるものから離れなさい。
自分を無価値だと思い込まされるワナにさよならしよう。


無気力なネズミをつくる実験というのをご存知でしょうか。
それは次のような実験です。

小さな檻の中にネズミを入れます。
ネズミが檻から出ようとすると、檻の周囲に電流を流すのです。
痛みとショックでネズミは倒れます。
これを何度も繰り返します。繰り返しているうちに、
ネズミはもう檻から出ようとしなくなります。
ついには、檻に電流が流れていなくても、ネズミは無気力になり、
檻の中にじっとしているようになってしまいます。

私はこの実験のことを考えるたび、
人間の世界でこれと同じことが教育という名のもとに
行われていると思わずにいられません。


出典元 「Be Yourself」
おすすめ度 4
著者名 海原 純子


著者は、このワナについて、こう言っています。
例えば、
「あなたはダメな人ね」「何をやってものろい」
「おまえは失敗ばかりする」「出来が悪い」
などと、何度も何度も言われつづけると、
自分もすっかりそう思い込んでしまい、
ネズミと同じように無気力になってしまうと。
つまり、いつも、そんなことをあなたに言う人は、
知らずに、あるいは、意識的に、
あなたを無気力にさせるワナをしかけているのだと。
表面的には、あなたをよくしようとさせているように見せかけて。


先日、公園で、まさにこのような光景にぶつかった。
母親が、子ども(4〜6歳くらい)にむかって、
「あなたは、ホントに、何をやってもダメね〜
 いつも教えてるでしょ、でも出来ないんだね」
と、言っていて、あきれたような、怖い顔をしていたのだ。
こうして、小さな頃から、「ダメ」を刷り込まれると、
自分もそう思うようになるから怖い。
そして、私も、このネズミの実験の話を思い出し、
切ない思いを抱いたのだった。

もし、いつも自分を「ダメな人間」「できない人間」と思うなら、
もしかしたら…そんなことばばかりを言われつづけてきたか、
現在も、回りから、言われつづけているかものかもしれない。
本当はそうではないのに、そう思い込まされているのかもしれない。
それはとても悲しいことだ。

自分を腐らせるもの、無気力にするもの、落ち込ませるもの、
やる気を失わせることからは、離れた方がいいと、強く思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「新しいウォーキングシューズ…これはいいかな?」

新しいウォーキングシューズを買ってみた。
ついついセールにつられて…これはいいかな?

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2010年04月16日(金) ■小さな「反発心」がミステリーの女王を生んだ

アガサが最初の短編を書き始めたのは18歳のころ。
きっかけは実の姉にばかにされたことから。
「ミステリーは論理的だから、あなたになんか書けないわよ」
小さな「反発心」がミステリーの女王を生んだ。
挑戦してみなければわからない。

彼女は、「自分が今なにをしているかも忘れるほど無我夢中」
で原稿を書いた。晩年、アガサはこう言っている。
「私は生きていることが好き。ときにはひどく絶望し、
 打ちのめされ、悲しみに引き裂かれることもあったけれど、
 すべてを通り抜けて、私はやはり生きていることは、
 すばらしいことだと、はっきり心得ています」

「できない」理由はいくらでも見つかる。
けれど、自分で自分に限界をつくることは愚かなことだ。
アガサは、こんなことも言っている。
「構想を練るのにいちばんいいのは、お皿を洗っているとき」
入り口はどこにだってある。
あなたが「今できること」を見つけよう。


出典元 「あなたが夢をかなえる言葉」
おすすめ度 4
著者名 井上 篤夫 (著), 遠山 敦 (イラスト)


アガサ・クリスティは、
いわずと知れたミステリーの女王であるが、実は、
正規の学校教育は受けず母親から教育を受け、
姉から「あなたには書けない」とばかにされ、
その上、無我夢中で書いた小説は、多くの出版社で不採用にされ、
30歳になって、やっと推理作家としてデビューできた。
推理小説を書き始めてから、12年の歳月がかかったが、
この間、あきらめず、自分の才能を信じてひたすら書き続けた、
ということだった。

このアガサ・クリスティが、
「できないと、決めつけない」ことが
なにより大切だと言っています。


「できない」と、自分でそう決めつけたら、
本当に何も「できない」。
だって、そう決めつけたら、何もしないから。
でも、それでは、自分の人生があまりにつまらないと思う。

「できない」ことは、確かにあるかもしれない。
しかし、それと同じほど「できること」も必ずある。
そして、入り口はどこにだってある…
自分が「今できること」を見つけて、やってみよう。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「ここには、もっと違うものを置いてほしいなぁ…」

なんとなくそう思ったのでした。
どうでしょうね?

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2010年04月15日(木) ■考えるときには4日ごとに間をおこう

考えるときには4日ごとに間をおこう。
実は、人間の脳には、あまり重要でないと判断した記憶は、
3〜4日経つと忘れるしくみがあります。
日々膨大な情報に接して、さまざまなことを考えているのに、
脳がパンクしないのは、この「忘れるしくみ」に秘密があるのです。

前日の夕食のメニューは思い出せても、
4日前となると何を食べたか記憶にない…というのは、
こうした重要性の低い記憶が自動的に削除されるためです。

もし考えたことが本当に重要であれば、脳は4日経っても
きちんと記憶していますら、また考え直し始めることができます。
しかし、4日経ってみてよく覚えていかなかったり、
あまり、よい考えではなかったと感じたりするなら、
それはあまり重要ではなかったということ。
他人と意見がぶつかったときや迷いが生じたときは、
いったんそれについて考えるのをやめ、
4日経ってから改めて考えた方がよいのです。



出典元 「脳に悪い7つの習慣」
おすすめ度 4.5
著者名 林 成之


ただし、考えるのをやめる前に、一度考えたことを、
文章にしたり、図にしたり、整理したりしておく、
つまり「整理してから離れ、戻って考える」と、
もっといい考えが浮かんだり、さまざまな発想が可能になるそうです。

また、まじめな人や、真剣なときほど、そして、
自分に不利なことや、イヤなことがあると、ずっと考え続けたり、
すぐに行動を起こしたりしたくなるものだけれど、
繰り返し考えるときには「4日ごとに間をおく」といいとか。
これらは、脳のしくみにそった方法なので、いいそうです。


ずっと考えていても堂々巡りで、
同じ考えから抜け出せないことはよくあることだし、
カッとなって、自分らしくない行動をとることも多々あるものだ。
そんなときに、よく、
「ちょっと冷静になって…」とか「頭を冷やして」などと、
言うが、これは、脳にとっては理にかなっているらしい。

そんなときには、ちょっと間をおく、堂々巡りの輪から
意識的にはずれてみることがとても大切だということだった。
本当に重要なことは、4日たっても忘れていないし、
間をおくことにより、もっといい考えが浮かぶかもしれないから、
「4日後にもう一度考えよう」、「間をおく」
「整理してから離れ、戻って考える」を
意識して、実践していきたいと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「かっこうよりも、元気がいちばんだね」

なんて思ったもの。そして、春を感じました。

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2010年04月14日(水) ■自分のことは分かってくれ、それから自分はものすごくつらい…

「誰もわかってくれない病」、以前は女性の専売特許
みたいなものだったけど、最近は男性でもいますね。(略)
これは、ミーイズムとしかいいようがない。


自分のことは分かってくれ、
それから自分はものすごくつらい。
それから生きていくのが面白くない。
それから何のために生きているんですか。
それから学校なんて行きたくない。
それから、でも、恋愛だけはしたい
(これは、男女ともそうです)
それから不愉快なことについては我慢したくない。
それから今はまだ分からないけど、
輝かしい自分がどこかに存在している。
それから生き甲斐がみつからない。
生き甲斐のある仕事をください。

それから親と同じような生き方をしたくありません。
それから会社の利益より自分の個性みたいなものを
大切にしたいです。
それから子どもは面倒くさいのでいりません。
それからいろんな煩わしいことをするんだったら、
パソコンでチャットしている方がずっと自分にとっては楽しい。
それから生身の人間はうざい。


出典元 「人生にはいらない人間関係がいっぱいある」
おすすめ度 3
著者名 高橋 龍太郎


この本の著者は精神科医ですが、このようなことを、
「わかってくれ」という患者さんが、増えていて、
その「わかってくれ」という中身はつかみ所がなく、
しかも、勝手なもの(ミーイズム的)なものが多いという。

なるほど…これでは、いったい何を
「わかってほしい」のか、わからないだけでなくて、
正直なところ、あれもこれもありすぎて、
「勝手にして。わかりたくもない」という気持ちにもなる。
そして、これをわかってあげたら、どうなるというのか…
そんな疑問もわいてくる。

しかし…自分が、誰かに「わかってほしい」というとき、
自分のいったい何を「わかってほしい」のか、
気持ちなのか、行動なのか、環境なのか、
そして、だから、どうしてほしいのか、
自分でもわかっていないことが多いか、
かなり曖昧にことばを濁すことが多いように思う。
それでいて…「わかってほしい」といっているような気がする。

自分でも、よくわからないのに、
誰かに「わかってほしい」というのは、無理があるし、
まず、自分が自分のことをわかることが先ではないか。
「わかってほしい」というとき、自分が何を本当に、
「わかってほしい」のか、よく考えてからにしたいと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「これって…たじろぎませんか?」

私は、かなりたじろぎました〜
誰がつくったのでしょうね〜

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2010年04月13日(火) ■おもしろさは与えられるものではなく、自分で探し出した人だけが味わえる

おもしろさは与えられるものではなく、
自分で探し出した人だけがおもしろさを味わえるのです。
人生はおもしろさを自分で見つける人だけに
楽しみを与えてくれるものです。

これは、料理をつくることとよく似ています。
おいしい料理が出されれば誰でもおいしいことがわかります。
ところが野菜や肉や果物が目の前に並んでいても、
それをどう料理するかわからない人は、おいしい料理を
つくることも食べることもできません。

人生もそれと同じようなものです。
目の前にあるのは材料だけです。
そのよさを見つけ、それを引き出し料理するのはあなたです。
おもしろさ、おいしさは材料の中にかくれているものです。
今のあなたのおかれた場、環境、あなたの回りの人の中に、
人生を豊かにするおもしろさがかくれていると思ってください。



出典元 「Be Yourself」
おすすめ度 4
著者名 海原 純子


さらに、この本では、こういっています。

「あなたは自分の人生の料理人であり、
 クリエィティブ・ディレクターです。
 おもしろさを見つけるのは人任せにはできないのです。
 こんなつまらない仕事と思って投げ出したい仕事に
 おもしろさがかくれていないか。
 こんなつまらない人と思っている人の中に
 おもしろさがかくされていないか。
 もう一度、ていねいに点検してみることです。
 おもしろさは一見では発見できないこともあるからです」


人生のおもしろさ、おいしさを見つけるのは自分で。
本当に、そうだなぁ…と思う。

人から、ただ与えられることを求めていたら、
自分の本当のおもしろさやおいしさは、味わえないのだ。
そして、もし、人から与えられることだけを待っていたら、
与えてくれる人がいなくなったときには、何もなくなる。
おもしろいことも、おいしいことは、なくなってしまう。

自分で見つけていければ、いつだって、どこだって見つかるし、
あれも、これも、おもしろくも、おいしくもできる。
そして、それでこそ、自分の人生は豊かになり、
回りの人の人生も豊かにする手伝いができていくように思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「これって…たじろぎませんか?」

私は、かなりたじろぎました〜
誰がつくったのでしょうね〜

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2010年04月12日(月) ■悩みも、苦労も、不安も、緊張もない…これが幸福?

明るさや気楽さ、心地よいことや楽しいこと、
確かに人生がそればかりだったらどんなに生きやすいだろうと、
つい私たちは考えてしまいます。

しかし、本当にそうなのでしょうか?
悩みもなく、苦労もない、不安もなければ、緊張もない。
そういう冗漫な人生を「幸福」というのでしょうか。

負け惜しみやあきらめではなく、苦も楽も、正も負も、陰も陽も、
ともにあってこそ豊かな人生といえるのだと、私は思っています。



出典元 「とことん悩む人が強い理由」
おすすめ度 4
著者名 岡本 正善


苦しさや辛さのさなかにいるときには、
「どうして自分ばかりが…こんな目にあうのか。
 この苦しさがなかったら、どんなにいいんだろう」
と思い、自分がとても不幸に思える。

しかし、逆に、あまりに何もなく平和だと、今度は、
「刺激もなく、つまらない人生、
 このままでいたらダメになる、何かしなくちゃ」
などと焦ってきて、心穏やかでなくなってくる。

人間には、苦も楽も、正も負も、陰も陽も、
ポジティブな考え方も、ネガティブな考え方も、
両方必要で、両方あってこそ自然で、そのバランスが
うまくとれているのがいいのだろうと思う。

ただ、どちらかに偏り過ぎることが多々あって、
そのバランスも、自分の思うようにはいかず、
どっちかに、ひどく振れがちになる。
うまくバランスがとれるといいのになぁ…としみじみ思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「こっ、これはなんだ!と驚いた衝撃的なもの」

本当に、びっくりしました〜
今まで、見たことがないものだったから。

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2010年04月09日(金) ■自分には、けっして落ち度がない、絶対悪くないと思う人は…

自分にはけっして落ち度がないと信じるのは楽かもしれない。
しかし「自分は絶対悪くない」という思い込みの困ったところは、
ある問題にたいして自分がどうかかわったかという、
解決できる側面を見つけにくくするところだ。

ちょっといらつくことから大きめの問題に至るまで、
人生で何かがうまくいかないとき、
一部は自分にも責任があると認めることによって、
まったく新しい可能性の扉が開かれる。
人生で持ち上がる問題に関して、自分の責任を積極的に
認める姿勢があれば、わずかな変更や調整ですむ解決法が、
はっきり見えるようになる。
(略)

問題を人のせいにして、
そればかり思いつめても何の役にもたたない。
何であれ、人のやり方を変えることなどほとんどできないのだ。
しかし、自分のやり方を変えるのはそれより簡単だ。


出典元 「お金のことでくよくよするな!」
おすすめ度 5
著者名 リチャード・カールソン


「100%、相手が悪い」
「全部、すべて相手の責任」
逆に、
「100%、私が悪い」
「全部、すべて私の責任」

不慮の出来事や事故、仕事上では、こんなこともあると思うが、
日常生活のなかでは、こう言い切れることは少なく、
相手や自分に、悪いこと、責任をすべて押しつけていては、
前向きな解決方法は、決してみつからない。

自分にも、こうなった責任の一部はあるかもしれない…
そう素直に認め、受けいれることによって、反省もし、
これから、自分がどうしたらいいか、
どうその問題を解決していけばいいか、みえると思うのだ。

責任を受けいれることが、自分の価値をさげることではなく、
受けいれて、解決策を模索する人を、回りの人は責めないし、
逆に、ちゃんと認め、受けいれてくれ、助けてくれる、そう思う。

なにがあっても「絶対に責任を負わない、相手が悪い」
という人も、世の中に確かに存在するけれど、そんな人は、
いつか、誰からも相手にされなくなっていく…そう見える。
自分も悪かった…、自分の落ち度もある…そう思ったら、
素直に認め、受けいれ、謝り、解決策をみいだしていこう。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「わぁ〜ジャンボな松井選手だぁ〜」

新宿駅で、見つけたこんなもの。
つくった人、すごいと思う。

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2010年04月08日(木) ■失敗を囮(おとり)に使うネガティブ思考テクニック

失敗を完全に否定して亡き者にしようとするのではなく、
失敗を囮(おとり)に使うのがネガティブ思考のテクニックです。
一度、徹底的に失敗したイメージを思い浮かべ、
その上で、それを避けるプロセス、
それを解決するプロセスをとことん反復します。(略)

人間にミスはつきものですから、
発端はミスをした自分でいいのです。
失敗した自分を認め、そこからはじめて、
その失敗を解決する自分をどれだけイメージできるかです。

失敗してしまう原因をできるだけ洗い出して、
成功にいたるプロセスをいくとおりも想定することが大切です。
なんとなく成功する自分という漠然としたイメージではなく、
苦境に陥ったときに、こういうふうに行動して、
それを克服する自分というように、自分の成功した像を
具体的に頭の中に蓄積しておくのです。



出典元 「とことん悩む人が強い理由」
おすすめ度 4.5
著者名 岡本 正善


まゆの感想 この本では、ただ、うまく成功したときのイメージだけを
持つのではなく、失敗したときに、失敗をしっかり認め、
それを徹底的に追及し、原因と対策を考え、
それを克服する自分、それを乗り越えて成功する自分をも、
イメージすることが大切だと言っています。

といっても…実際には、自分の失敗を認めたり、
思い出したりするのは、なかなか辛いものだしイヤなものです。
しかし、そこで失敗を亡き者にしたり、避けていては、
その失敗を乗り切ってはいけないのです。

やっぱり、勇気を持って失敗と向き合い、
「なんで失敗したんだろう…
 次に失敗しないようにするには、
 どんな解決方法があるのだろう、
 そのために、自分は何をしたらいいのだろう」
と本気で考え、さらに、
「その失敗を乗り越えて、
 うまくいっている自分、成功している自分」
を、しっかりとイメージし、そして、
そう行動していくことが大切なのだと思うのです。

そうしてこそ、本物の成功を手に入れることができ、
失敗を本当の意味で活かすことにもなると思うのです。
失敗から学び、絶対に活かしていきましょう!




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「2人のおばさんの、大胆?な行動の顛末」

おばさんの行動を、支持するけど、
ドキドキはしました…みてて。

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2010年04月07日(水) ■矛盾することをいったり、やったりする人の心の中は?

心理用語に「ダブルバインド」というものがあり、
直訳すると「二重拘束」ということになります。
意味は、「二つの相反する言動を一度に受ける」ということです。


例えば、会議では、
「しっかり計画を練ってから、営業に出なさい」
といいながら、机に向って計画を練っていると、
「何をもたもたしてるんだ、早く得意先回りにでかけんかい」
という上司などの発言です。
このような、「じゃあ、私、どうすればいいの」といいたく
なるようないい方は、人を混乱させ、傷つけてしまいます。(略)

親でも上司でも、あるいは教師にもいえることですが、
「相談しなさい」「自分の意見をはっきりいいなさい」
といいながらも、相談したり、意見をいったりすると
不機嫌になり、「そんなことは自分で考えなさい」
と冷たく反応し、そのあとの話ができない状況を
つくってしまう人がいます。(略)

このように、ひとりで矛盾したことをいったり、
やったりする人の多くは、頭で考えている「理想」と、
目の前にある「現実」に大きな開きがある人です。



出典元 「人を傷つける話し方、人に喜ばれる話し方」
おすすめ度 3.5
著者名 渋谷 昌三


このような「ダブルバインド」で、人は、悩み、迷い、傷つき、
つらい気持ちになることが多い、とこの本ではいっています。
そして、この「ダブルバインド」をする人の方に、
実は、心の問題があるということです。

例えば、この上司ですが、
「理性としては、「計画的に仕事をするべきだ」と考えて
 いるのですが、部下が精力的に働いている姿をみないと、
 感情の部分で納得できない」
ということで、この上司の感情、言動に統一性がない、
ということになります。

こんなふうに客観的に書くと、そんな人いるいると
思うけれど、時として、自分も「ダブルバインド」することが
あるから油断できないし、恐ろしい。

例えば、「きっちりとやりなさい」といいながら、
あまり時間をかけられてもたもたやられると、
「なんでそんなに時間がかかるの」とついいってしまう…
このとき、きっちりやってほしい「理想」と、
なんでそんなに時間がかかるわけ?遅いよ、という
「感情」が私の中でぶつかっていて、それを出してしまう。
相手は、どっちをやればいいのか迷うだろう。

自分の感情、言動を統一することが、
とても大変であることをしみじみ感じる…
せめて、人を混乱させないようにしようなあ、と思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「お花見でなく、「お人見」しているんだね」

人間だけではないね、お花見は…

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2010年04月06日(火) ■■「できないこと」でなく、「できること」を見つける

「パソコンを打つのは遅いけど、手書きの字はキレイ」
「恋人はいないけれど、男友だちならたくさんいる」
「資格はもっていないけれど、料理の腕は自慢できる」

人は誰でも、「できないこと」と同じ数だけ、
「できること」を持っています。
自分にできないことがあったら、そのかわりに
必ず何かできることがあるのです。

人生は自分の思った通りにつくられていきます。
「できない」と簡単に口走ることは、自分の可能性を
自分でつぶしていることになるのです。
もし、「できない、できない」と言っていると、
やればできるはずのこともできなくなってしまいます。  

「できないこと」のかわりに、
「できること」を見つけてください。 
 
          

出典元 「ココロ・言葉・行動 1日にひとつ、変えてみる」
おすすめ度 3
著者名 さとうやすゆき


やってみればできるのに、最初から「できない」と
言ってしまうと、本当にできなくなる。
その心の奥には「自信がないので、やりたくない」
という気持ちもあるから、当然、できないことになる。

しかし、やってみれば、実際には「できること」が
たくさんあり、そのできることを積み重ねていけば、
ますます「できること」が増えていくと思う。

もしも、それがどうしても「やりたくない」ことなら、
無理にすることはないと思うが、自信がないから
「できない」とやらないでいると、
自信もつかず、経験も増えず、自分の力は衰えていく。
それに、なにより人生が、自分がつまらなくなる。
これは、とてももったいないことだと思う。
自分で自分の可能性をつぶすのはやめよう。

「できないこと」を数えるより、
「できること」を見つけていこう。
「できること」は、必ずあるから。





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「花が咲くと…見違えるね〜」

こんな木も、花が咲くと見違えるね〜
木たち頑張ってました。

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2010年04月05日(月) ■物事を達成する人と達成しない人の脳を分けるのは…

人は、物事が90%できていると、
それでよしとしてしまいがちです。(略)
しかし、とらえ方を変えれば、
「あと10%もできていない部分がある」
ともいえるわけです。

物事を達成する人と達成しない人の脳を分けるのは、
この「まだできていない部分」
「完成するまでに残された工程」
にこだわるかどうかなのです。(略)

脳の機能を活かすには
「だいたいできた」はご法度です。
達成まであと少しというときほど、
「ここからが大切なのだ」
という意識を強くもつことが大切です。



出典元 「脳に悪い7つの習慣」
おすすめ度 ※おすすめ度について
著者名 林 成之


この本の著者、林さんは、北京オリンピック競泳チームに
「いかにして勝つか」ということを伝授した方です。
そのときに、こんなアドバイスをしたそうです。

「ゴールまでの最後の10メートルを、自分の“マイゾーン”
 であると思ってください。水と一体化するのです。
 そして、マイゾーンに入ったらこっちのもの、
 そこからぶっちぎりで引き離すから絶対に負けない、と
 考えましょう」

脳は、「そろそろゴール」だと思うと、力を抜いてしまい、
「もうがんばらなくてもいいのだ」と思うクセがあるそうです。
そこを戒め、「ここからが勝負」という意志を持つことで、
最後に本気の力がでるということでした。


確かに、途中で「だいたいできた」と気を抜くと、
やれやれと思ってしまい力を抜き、そして、最後まで
ピシッと終わりにできない、そんなクセがあると、
自分を振り返るとよくわかります。
それで…終ってない仕事がいっぱいあります。
(情けないなぁ…)
これからは、最後の一踏ん張り、
「ここからが勝負だ」「ここからが大切だ」
と思うようしてやります!





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「■脳のお話…「もの忘れと認知症の違い」はどこか?」

もの忘れがひどくて、認知症では…と
心配な方は、読んでみてください。

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2010年04月02日(金) ■恋が終ってから、愛が始まる…

《お知らせ》
「「今日のことば」3月の人気ベスト5」をUPいたしました。
今回は17ポイントが最高でした。
ご協力ありがとうございました。 <(_ _)>
「3月の人気ベスト5」



人間の最も基本的な欲求は、恋に落ちることではなく、
心から愛されることです。そして本能ではなく、
理性と選択から生じる愛を知ることです。


私たちは、恋の熱に浮かされている間、
親切で寛容なことをいろいろと行ないます。
しかしそれを誇ることはできません。
なぜなら、その時は、本能の力によって通常の行動パターンを
越える行為へと突き動かされていたからです。
意志の力で選択する現実の世界に戻って、そこで親切で
寛容であることを選び取るなら、それは真実の愛です。(略)

このことは、恋愛感情を失ってしまった既婚者カップルに
とってはグッドニュースです。
もし愛が選択の行為なら、恋の絶頂感がなくなって
現実に戻ったあとも、愛することができるのです。
この種の愛は、私たちの心構え、考え方から始まります。


出典元 「愛を伝える5つの方法」
おすすめ度  4.5
著者名 ゲーリー チャップマン


恋に落ちても、本能の恋も、それはいつか色あせていく。
どんなに、これは、本物の恋愛だと思っても、
そのうち…切ないことだけれど、
例えば、素晴らしくみえた性格が、
いらだたしさを感じるものに変わっていったり、
愛らしく見えたいたことが、
うんざりすることに見えてきたりする。
長く一緒にいれば、いろいろな面が見え、
相手の欠点にあれこれと気づいてもくる。
お互いさまに…

そうなってから、どう考えるか、どうしていくか…
それからが、「愛」の始まりだと、そしてそれは、
恋よりはるかにエキサイティングな体験である、
とこの本では言っています。

「僕(私)は、あなたを選んだ。
 だから、あなたの大切なことに心を配る。
 僕(私)は、そうすることを選ぶ」
愛は、本能でなく「理性と選択」によって育まれ、
営まれ、継続していく…これは、「愛」について、
すべてに言えることのように思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「脳のお話…「このごろ、物忘れが多い」と感じたら」

脳は、使ってこそと、わかると思います。
ボケないためにも、使いましょう。

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2010年04月01日(木) ■うつにならないための考え方チェック…抜けだそう、こんな考え方

《お知らせ》
「「今日のことば」3月の人気ベスト5」をUPいたしました。
今回は17ポイントが最高でした。
ご協力ありがとうございました。 <(_ _)>
「3月の人気ベスト5」




うつにならないための考え方チェック
抜けだそう、こんな考え方


1.白黒の考え方…
  白か黒か(善悪か)すぐに決めつけたがる
  何かひとつ失敗するとすべてダメになると思う
2.単純化…
  失敗すると何をやってもダメだと思う
  ひとつの失敗で自分はそのことに向いてないと思う
3.知的フィルター…
  自分に否定的なことだけを取り出す
  良かったことは思い出さない
4.肯定的なことを無視…
  自分の良い点を無視する
  自分がしたことは当たり前で、誰にでもできると考える
5.結論をいそぐ…
  他人の心を悪く憶測する、将来を誤って予測する
  本当にそうか、それ以外の説明はないか考えない
6.拡大…
  ものごとの重要性を過大に考える
  ちょっとした失敗をどんどん大きくする
7.感情の理由づけ…
  感じたことがすべて現実だと思う
  将来は絶望的だという感情を事実だと思ってしまう
8.mustの考え方…
  こうする以外にない、しなければならないと思う
  他人もこうするべき、しなければならないと思う
9.ラベル化…
  自分は、これこれこうだと決めつけてラベルを貼る
  また、他人にもラベルを貼る
10. 自分の責任にする…
  自分に責任のないことで自分を責める
            (一部、まとめました)


出典元 「最新の脳科学が明かすやる気元気積極脳 」
おすすめ度 3.5
著者名 高田 明和


このような考え方をしていくと、
どんどん自分も周りの人も、
苦しめることになるとこの本ではいっています。

余裕がなくなったり、疲れてきたり、
何か自分にとって悪いことが起きたり、
不運が重なってくると、ついついこんな考え方になります。
いっときならいいのですが、ずっとこんな考え方から
抜け出せなくなったら要注意、精神的に疲れてきています。

うつになるとき、こんな考えに傾くときは、
精神的な免疫力が弱ってきているときです。
自分を休めさせてあげましょう。
睡眠をたっぷりとってください。
体も心も休めてくださいね、
頑張りすぎずに、早めに。



■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「脳のお話…脳を鍛えよう、働かせよう」

こんな方法もあるようです。
やってみるといいと思います。

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