戦争屋が跋扈する世界に歌うたいが飛び込んでどうする


久しぶりの日記は往年のビーイング系長々しいタイトルで攻めた。

さて本題。

勘違いをするなよ。
貴様がイラクにいったところで屁の役にも立たんのだよ。
偉そうにテレビで平和論ぶち上げる暇があったら家に帰って曲を書け。
お前が人を幸せに出来るとしたら、それしかないだろうが。

以上、桜井和寿殿。
2004年02月28日(土)

ノゾミ・ホール

コプーちゃん全国デビューの巻。
---

近頃流行りの、福岡は博多への出張。
会議開始の時間を遅く設定されたのだが、飛行機を使うと2時間前に着いてしまうので、ここだけの秘密だが、飛行機を使うと申請しつつ、8時間耐久レース(=電車乗りっ放し8時間)に挑んだ私であった。

以前日帰り出張した時、往復で16時間電車に乗った時は最悪だった。
行きの電車で寝すぎてしまい、帰りの電車で寝ることが出来ない。
やたら遠い岡山。もっと遠いよ、新神戸。名古屋で乗り換え、そこから更に3時間。もう修行の世界である。

さて。

名古屋。
走り出さないのぞみ。
「不具合が発生。お待ちください」のアナウンス。
携帯を持ちながら右往左往する人が徐々に増える。
「発車の見通し無いらしいよ」へえ、ほう、ふうん。
我関せず。流石に30分立ち往生は無いだろう。寝た。

博多。
寝た。ホント寝た。終点で良かった。アホみたいに寝まくった。
タバコ止めた最大の効能がこれ。やたら眠りが深くなった。あと、また、太った。

まあ、いい。

うーん、と一発背伸びして、故郷とは打って変わって暖かい博多のホームに降り立つ俺。ん?

なんだ?あのテレビカメラは?

わけもわからず歩き出す私。そのうちの一人が近づいて聞いてきた。

「どこから乗りましたか?」

名古屋だ、と答えると興味なさげにどこかへ消えた。なんなんだ?
なんか事件でもあったのかな?下り階段を下りようとしたら別のリポーターにつかまる。「どこから乗りましたか?」

うざってーな、と思いつつ、名古屋だと答える。
あのな、俺様は俺はこれから客の都合で小倉に戻らなきゃいけねえんだよ。
っつーか、博多着いてから連絡よこすな。馬鹿野郎。

・・・とぶつけどころの無い怒りをおぼえつつ、微笑みをたやさない私。
往年の竹中直人を思い出すよね。

とりあえず、名古屋からと行っておけば開放されるであろうと思ったのだが。

「今回このようなことがあったわけですが、いかがですか?」

・・・・なにが?

自慢じゃないが名古屋−博多間起きていた記憶が無い私にはサッパリである。

「のぞみの先端に穴が開いていたんですよ」

・・・・穴???

「そういう電車に延々乗っていたわけですが、いかがですか」
いかがも何も記憶がありません。

「別に。無事に着いたから良いです。」
実に俺らしい答えで切り返す。

「でも、JRはそういう危険かもしれない電車をずうっと運行したわけですよね。それについてどう思います?」

食い下がるリポーター。ホントどうでもいいんだけど。っていうか、さっきどこかへ消えた奴らまで集合。

カメラに囲まれる私。
うざってえ。
特にカメラ。
なんなんだ。
離れろ。
馬鹿。

これは、それなりのコメントを出すべきだな。コプー小劇場開始である。

「ああ、そういえば、名古屋で不具合が出たとかでしばらく止まってましたし、途中、人身事故がどうだとかアナウンスがありました。なんか変だなとは思いましたね。」

そういうアナウンスは流れてた気がする。
意識の遥か遠くでね。

「振動などはありませんでしたか?」

「そういえば、いつもよりなんか振動が激しかったですね。」

寝てただろ。俺。

「そういうJRの対応についてどう思いますか?」

さて、きちんと拾ってね、皆さん。

「やっぱり安全という面から言うと、どうかと思いますよね。とりあえず無事には着きましたけど、何があるかわからないじゃないですか。やっぱり、吸収できない不具合を抱えているなら、代替の車両を用意するとかして欲しいですよね。それが誠意だと思うし、そのまま走るのはどうかと思いますよね。」
言ってる俺にそもそも誠意なし。


餌まき終了。飢えた魚撤収。さて、小倉行くかー。


次回に続く。
多分、続く。

2004年02月19日(木)

ジャパニーズ・フットボール・デストロイヤー

トルシエが嫌いで、俊輔が好きな三郎会長は
赤鬼の対極を標榜する監督を担ぎ上げてみた
ものの、うまくコトが運ばないことに苛立ち
を覚えているようだ。彼はとっくに気づいて
いるが、踏み出すわけに行かない。今の監督
ではW杯に行けないかもしれない。しかし、
監督は日本サッカーの大恩人にして、「神」
と呼ばれる人間だ。彼の顔に泥を塗るわけに
はいかないのだ。そして、なにより自分の
顔にも。

神様は磔寸前だ。彼は日本とブラジルの違い
がわからなかっただけなのだ。そして、監督
として何のメソッドも持っていなかっただけ
なのだ。そして、最高の左サイドバックはな
にがなんでもブラジル人でなくてはいけない
のだ。この日本サッカーの大恩人はもうすぐ
10年以上続いた日本との別れを迎えるかも
知れない。

イラク代表は内戦でサッカーどころでは無か
った。練習を始めて一ヶ月。芝生の上での練
習が楽しくて二時間余計に練習してしまうよ
うな彼らに日本のエリート達は圧倒された模
様。日本唯一の巧妙であるGKが超人的なセ
ーブを見せて勝ちを拾ったが、そこには連携
も魂も戦術もなく、得点を決めた左サイドバ
ックは誰の祝福も受けない。皮肉にもチーム
における自分の立場をさらけ出した。

サポーターはどんな時でもエリート達の味方
だ。どんな無様な姿を見せても彼らを覆うの
は歓声であり、拍手であり、フラッシュであ
る。彼らはスポンサーに飼われている。だか
ら商売道具たる日本代表の文句など言わせて
もらえない。「リーダー」は試合そっちのけ
で応援のことばかり考えている。ゴール裏か
ら本当のサッカーファンが消えてしまった。

W杯一次予選が明日から始まる。
未だサッカー日本代表は、彼らのサブにすら勝
てない。相手は左サイドバックをサンドバック
にするようだ。果たしてどうなるか。



2年後、我々は何処にいるだろう。
ヨーロッパのかの国か。
それとも・・・。

2004年02月17日(火)

さよなら。住友生命。

アホみたいに忙しいが、どうしても書き留めておきたかったこと。
---

実を言うと全国ネットに俺のぶさいくな顔が映って、ウチみたいな田舎ではそれなりの話題になったりしたのだが、それは別の機会に置いておく。

本題。

現在、国内生保が外資にやられて非常に厳しい状況だそうである。
それとこれがどう関係あるかはわからないが、先日、前の保険(今は外資)の時、お世話になっていたおばちゃんが我が家に来たらしい。

らしい、ってのは応対したのが嫁で俺は休出真っ盛りだったわけだが。

前々から何度か含みを持たせた電話もあったらしく、何か困っているらしいというのも嫁に聞いていた。意を決して我が家に乗り込んできたらしい。

嫁から聞いたところでは、大筋、こんな話だ。

とりいそぎお金がいる。
色んな人に持ちかけたが貸してもらえず困っている。
金が必要な理由は今は言えない。
(言えないものに貸すものも無い)
家のローンが残っており、自前では捻出できない。
(俺だって家のローンをかかえている)
息子夫婦にもお願いしたが断られた。
(一体どんな借金だ)
俺の会社の別の人間には恥ずかしくてお願いできない。
俺ならとりあえずお金を貸してくれるのではと思った。

・・・・。
正直、怒りを通り越して非常に悲しい気分だ。
自分の息子にも断られたような借金の肩代わりを他人にお願いすること自体、その時点で言語道断だが、

「他の人間には頼めないが、俺ならなんとかしてくれると思った」

この一言が一番許せなかった。
それなりに信用していたおばちゃんだったんだけど、肉親にも断られる借金を第三者によくもまあ頼めたものだ。
俺なら騙せると思ったのか。
俺なら借りた金を返さなくても文句も言わないとでも思ったか。

お生憎様だよ。

2004年02月16日(月)

金網よ、こんにちわ。 最終回(with椎名林檎「虚言症」)。

魚もガムも日記も人も、ネタは新鮮なのが一番だ。
---

そうそう。
7時45分。頃、に電話がなったのである。ジリリリン(死語)と。

あたしはどうせやたら早起きな親戚のおばさんかなにかだと思ってモゾモゾ移動して受話器をムンズと掴んだ。「はい・・・・もしもし」

「事故った」嫌に平板な嫁の声。「は?」

「ごめん。事故った」 あ、そうですか。

「相手は?」事故慣れしたあたしの第一声だった。
「相手はいないよ。っていうか脱出できない。なんとかして。」

脱出できない???

俺が畑に突っ込んだ時でさえ、脱出は出来たぞ。

「あ、そう。それじゃ向かいます」

相手がいなければどうにでもなる、と思い、寝巻きのままとりあえず現場に向かったのだった。

最寄り駅へ向かう裏道の途中、神社に差し掛かったところで、よくある黄緑色のフェンスに前から突っ込んでいるおんぼろムーブを発見。げらげら。

ちゃんとした事故は初めての嫁が寒空の下、佇んでいた。
一応、事故の状況を聞く。要は、対向車線で追越をかけてきた車をよけようとしたらスリップしてドカン、ということだったようだ。

スリップドカンか。ふうん。げらげら。
人の事故は楽しいなあ。

「で、保険屋とかには電話したの?」

案の定、あたし以外には連絡すらしていないということ。
何も無い田舎、目立つ裏道、野次馬なんかもちらほら。
しまいには、そこら近辺のボスなんかも出てきたので、長居は嫌だな、と思い、事故ならお任せのあたしがイニシアチブを握らせていただいた。
誰かに責任をなすりつけたい嫁はひたすら横で文句を言ってたがシャットアウト。相手がわからなければ何の意味も無いのだから。

だって、保険を節約するって加害者不明は対象外にして、車両保険を安くしたばっかりじゃないか。

さてさて。

保険屋に電話して状況説明し、レッカーの手配をし、ついでにそこに修理をお願いして、警察対応し、なぜか見当たらない自賠責とコピーしかない車検証の再発行を手配して、家に帰った。

結局、左前の足回りがやられていた模様で、総額20万。
金網は対物の保険で賄えるが、ムーブの修理は自腹。

先月から働き始めた嫁の1月の給料がムーブの手術代に消えるのであった。
ちなみにこのムーブ、今回で7回目の事故ゆえ、お払いが決定した。

猛烈に落ち込む嫁だが、まあ、しょうがないじゃん。ねえ。

「そうだけどさあ・・・。っていうか、あんたがあんなテキパキしてたの初めて見たかもしれない。事故も慣れるもんだねえ」

よし。フロントネックロックの刑。

---
さて、YOSHII LOVINSONのアルバムでも買ってきまーす。


2004年02月09日(月)

日本vsマレーシアの話。


下痢がホームランだったら、今日は三打席連続でかっとばしたよ。
王貞治は打つ瞬間食いしばるため、晩年は奥歯がグラグラで使い物にならない、と言ってたが、俺も引退(何の?)する頃には使い物にならないかもしれない。肛門が。
---

前置きが長くなった。

日本vsマレーシアの、時間が経つにつれてグダグダした試合は、日本代表の試合をキチンと見始めてから13年、どんなつまらない試合でもとりあえず最後まで見た、いや、見続けた俺でさえ見るのを止めるほどの、なんのインパクトも無い、それこそ相手のキーパーがもうちょっとまともな選手だったらスコアレスドローだったんじゃねえか、嗚呼、そうなれば、ジーコも、川”サッカー界のナベツネじゃねえのかお前”淵にも引導を渡せて、こんな半端に4−0なんかで勝つよりも、余程日本サッカーのためになったんじゃないか、なんて思えてきて、前日「チケット余ってるなら鹿島行ってみるのもいいかもな〜」などと能天気に言っていた自分を猛省する良い機会となった。

とりあえず寝る前に、ネットにおける試合の評価をさらりと見てまわるかと思ったわけだが、これがまあほとんど批判だ。少数の、今日の試合を褒めてる人間が釣り師に見えるほど、批判が多かった。

この頃、素人の監督ごっこにつき合わされている気がして、凄くむなしく感じることがある。

もし、次のW杯に行けなかったら。
最悪それでも良い。良い薬になれば。
世界のトップに君臨するフランスだって、W杯を逃したことが今の隆盛に繋がっているのだから。


しかし、TBSはいつまで経ってもスポーツ中継が下手だ。

---
俺的に大好評の「金網よ こんにちは」。
第二回は明日以降。
2004年02月08日(日)

金網よ、こんにちわ。

斎藤由貴の歌とは何の関係もありません。
---

その日は朝から雪がチラついていたわけだが、前日出張し直帰した私は重い荷物を持って会社に行くのが嫌だったので、前の日から「明日は車で行く」と嫁に宣言していたのだった。

そんなわけで当日、私より先に家を出る嫁は出掛け、

「雪も降ってるし、気をつけてよね」

と、毎年交通安全祈願のお守り(と、恋みくじ)を買っている甲斐も無く、ここ数年で6回事故り、自己紹介もお前の場合は事故紹介だとか、クソつまらない冗談のネタにされがちな私に念を押したのだった。

なんの。
毎年交通安全祈願のお守り(と、恋みくじ)を買っていて、なおかつ、この頃は用心しすぎて無いものまで見えるようになり、おかげ様で今日もいたいけな子供らをひき殺しそうになった俺に限ってそんなことは無い、と返事の代わりに放屁して嫁を送り出した私であった。朝7時35分。

ねぼけまなこの私は出発時間から逆算して、「あー、あと1時間寝れるな」なんて思いながら、二度寝の幸福に包まれて、うつらうつらしたのだった。



ジリリリリン(死語) 朝7時45分。頃。



というわけで、その日も平凡で平和な一日が始まるはずだったのに、この着信音により事態は急変するのですよ、奥さん。(パクリ)

妙なテンションのまま、次回へ続く。

2004年02月07日(土)

泣いていいですか。


ニャー。
2004年02月05日(木)

Jリーグ 1シーズン制移行を考える。

タイトルにもあるとおり、今回はサッカーの、しかもJリーグの話である。
---

Jリーグは2005年からJ1を18チーム1シーズン制とすることを決めたらしい。
昇格・降格のチーム数をどうするか等、色々と解決する問題は残っているが、フットボールは普通秋春開催の1シーズン制が世界の常識であり、確かにそういう観点からすればJリーグの取っていた2ステージ制+チャンピオンシップというのは奇妙であるとは思う。そういう意味で、いつかJリーグも通例に従い1ステージ制、秋春開催へと移行すべきだし、していくのだろうとは思う。

しかし。

現時点でそれを実施することについて、俺は反対だ。
大反対である。


たしかに現状の2ステージ制は、年間を通じて最も勝ったチームが総合優勝できなかったり、1stで優勝したチームが2ndでは手を抜いたり、ここ2年は1st、2ndともに同じチームが優勝したりして意義がかなり薄れてきている。

ここで、2ステージ制の意義を改めて考えてみると、Jリーグ開幕当初、サッカーという文化が根付いているとは言えない日本において、見せ場を多く作ることにより観客の関心を引くために、Vゴールとともに提案、実施されたものではなかったか。

18チームになることで試合のレベルが下がる、と懸念する声もある。
しかしそれよりも、チーム数が仮に増加しなくても、優勝の望みも無ければ降格するわけでもない「目の前の試合に勝利する」以外に動機付けの出来ないチームが増えることになる。2ndステージという「出直しの場」が無くなってしまうことにより、新たなモチベーションを得る機会が無くなる。私が危惧する点はここである。


「本場」ヨーロッパに目を移してみる。


ヨーロッパでは例えば、リーグ上位数チームがチャンピオンズリーグに出場できたり、中位のチームは優勝は無理でもUEFAカップ出場を目指せる。さらに下のチームは、インタートトカップからUEFAカップ出場を手繰り寄せることも出来る。
下位のチームは降格しないような戦いを求められる。つまり、リーグの戦いから浮いてしまうようなチームが極力出ないような外的要因が存在する。これらは、昨今のヨーロッパフットボール界における、「試合過多」という問題を引き起こす一方で、良い捕らえ方をすれば、各国リーグにおけるチームのモチベーション維持に一役買っているという見方も出来る。


では、アジアではどうか。


UEFAのそれを模したアジア・チャンピオンズ・リーグは盛り上がっている気配無く、東アジア連盟が出来、A3チャンピオンシップが開催されているが、「東アジア最強」と謳ったところで、高い付加価値は得られる現状にない。事実、今年の出場権を持つ横浜マリノスは辞退しようとしていた。つまり、リーグを取り巻く外的要因がUEFAとAFAでは雲泥の差なのだ。

話を元に戻す。
この状況で、Jリーグにおいて、18チームによる1シーズン制をやるとどうなるか。仮に優勝争いに上位5チームが絡み、降格争いに下位5チームが絡んだとして、実に8チームがとりたてて目標も無いまま試合をこなさなければならない、中だるみの状況に陥るのである。中だるみの状況は、エンターテイメントとしてのJリーグの質を低下させ、観客離れが始まる、といった負のスパイラルをおこしかねない。

ヨーロッパフットボールも、最初からチャンピオンズリーグやらUEFAカップがあったわけではない。各国のリーグ戦がまずありきで、それに付随する形で始まったのであろうと思う。アジアも遠い将来(ひょっとしたら近い将来)、そのようなインフラが揃うかもしれない。

しかし、そのインフラが揃うまでの間、果たしてJリーグにそれを乗り切る体力があるだろうか。俺は非常に厳しいと思っている。

だからこそ、反対するのである。








2004年02月02日(月)

河原で殺された君に捧ぐ。

この前、何処かの河原で高校生に浮浪者が殺された。
というわけで、突然だが俺なりの浮浪者観を書いてみる。
---

正直、まともな人間ではないし、まともな人生でも無い、と俺は思う。
どんな理由があるにせよ、責任を逃れて辿り着いた場所だ。
責任を逃れ、自由に生きることを選択した。
彼らがそうすることで俺に害は無いし、百歩譲って良しとしよう。
寝る場所も無いので駅構内などで勝手気ままに寝ている。
夏場の駅構内はお蔭様で非常に臭かったりするわけだが、一時期の新宿西口のダンボールハウスは壮観ですらあったこともあり、これも、まあ、良しとしよう。

だけどさ。

その新宿西口に「動く歩道」を作るということでダンボールハウス撤去、もちろんそこにいる方々もお引取りください、っていうニュースが、俺が東京にいた頃だから、7、8年前にあったわけだが、その時、そこをネグラとする方々がやっぱり猛烈な反対行動をはじめた。


アホか。責任を放棄した人間が権利を語るな。


若かりし俺もさすがに、それはおかしいだろ、と思ったものだ。
公共の場所は、日の丸側のものであって、そこをどうしようが日の丸の勝手。
むしろ、公共の場に勝手に巣くっていた彼らは素直にどいて次のネグラを探すしかないはずなのだ。

さて、そんな彼らに救いの手を差し伸べる優しい人達がいる。
年末に食べ物を振舞うどこぞの人達である。(誰だ?)
毎年の恒例行事みたいだが、浮浪者が食べ物に困っているだろうから、可哀想だから食べ物作って配ってあげる、といった発想か。


アホか。それが彼らのためになると思うのか。


食べ物に困っているであろう現在の生活は、彼らがなるべくしてなったのだろ?
それについては自業自得であって、彼らはそうなることを承知でそういう生活を送ることを決めたのだろうから、放っておけば良いのだ。食べ物を配る優しい人達は、そうやって「自分の優しさ」を自分自身で感じ良い気分に浸りたいだけなのだ。

別に存在を否定するつもりはないが、浮浪者も、それを取り巻く優しい人達も嫌いだ。

---
この、浮浪者を殺した16歳は殺人の動機について、「人間のクズだから」ということを供述しているらしい。
そのクズを撲殺した自分もクズだということにいつ気がつくか。
気づいた時彼はどうするのか。まあ、今回の話のスジから離れるので放っておく。

っていうか、どんな理由であれ、人殺したらその人間の人生は終了だよね。
もちろん家族もね。


2004年02月01日(日)

コプーさんの三日坊主。 / コプー。

My追加