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嫌いな食べ物「キュウリ」


2005年01月29日(土)

結構私は私に対して都合が良い。色んな意味で。

物凄くたくさんの仕事を貰うわけですよ。もう「頼み過ぎだろ!」と思う程に。毎日夕飯も喰わずに10時過ぎまでみっちり仕事をして、施錠管理私ですか、みたいな状態なわけですよ。
こういう状態の中で、苛々する都合の良さがあって、更に都合の良いことに、私は私の価値を何の根拠も無く信じているので、こうして案件に関わる仕事やら他社の人と仕事の話をしなければならない仕事やらを貰えるということはそれだけ評価と期待があるのだと思えるのである。

さて。こんな状態で辛いのか楽しいのか分からなくても、特に苦痛も無く(否、異常に忙しいとか、眠いとか、夕飯が遅いとか、肌が荒れるとかそんな苦痛はあるのだけど)、私は生きているのだけれど、仕事をする上で私が兎に角きっちりしているのは「休み」であります。どんなに仕事を持っていても昼休みの時間きっかりに席を立ちます。土日祝日出勤しません。つか、土日祝日出勤するくらいなら平日オールで会社に居た方がマシだ。


あーでも、これで私の年俸がそんなに上がらなかったら考えよう。


2005年01月21日(金)

以前、殆ど私であった「さくま」という人物は、非常に極端に、マイナス方面に関しての感情が好きで、例えば幸福を見て不幸を知り、其れが時次第で現実になる様な事柄であれば幸福のうちに消えて仕舞いたいと思う、そんな精神構造の持ち主だった。幸福であるときは幸福であるのに、其れが見えずに兎にも角にも終わりを見ずに全てを放棄したがる人であった。
現在、私は未だ自分を検証出来ずに居る。過去の自分を語ることが出来ても、現在の自分を検証出来ずに居るというのは私にとっては、少々傷付く。

……こうならこうだ。というのなら分かるんだけどね。

何も無いと苛立つ。何かあると喜ぶ。少ししか無いと大量に欲しがる。大量にあり過ぎると軽蔑する。


形が未だ見えない。





さて、最近は家族のことを考えては、家族の死を考え、そうして泣くことが多くなった。……別段何があるわけじゃぁ無いが。
其処で、何時私が死んでもおかしくないので、遺書を書いておこうと思った。(別に自殺するわけじゃない)この遺書は、何か内容を変えたくなる度に変えることの出来る、まぁ法的に全く意味を為さない、私の死後の私の家族へ宛てる、手紙の様なもんだ。嗚呼、ちゃんとコロにも書いてやらにゃぁなぁ。


2005年01月20日(木)

今日は久しぶりに人を恨んだり、人を刺し殺して遣りたいという様な感情が来た。こういうときは、もう周りの人たちが一人でも笑うと殴りかかりたくなる。


2005年01月18日(火)

随分昔に、ブックマーク内のフォルダ分けを徹底するようになって、物凄く見やすくなった……なんて思いながら寝る前のひととき。自分で作ったにも関わらず不思議なフォルダ名を見た。

「010ミトコンドリアリボソーム」ファイル。

そして、きちんとサイトが幾つも入っているのに驚いた。……一体何がしたかったんだろうか……。
分かりやすいように、サイト名も自分で命名してるし。「遺伝子の機能解析」「大腸菌」「タンパク質合成系」……等々。何なんだ。一体。


2005年01月17日(月)

喫煙所で、自分で咥えた煙草で火傷した私の左の小指を、乱暴に取って其処に跪き、緩くキスした、私の年より15年上の人が居た。年末からの時間の過ぎをそうやって誤魔化すつもりなのか、それとも単に趣味なのか、単純なのか、我が物顔でフロアを闊歩する彼の何て情けない痛ましい姿、そんな思いで彼の口から指を引き抜いた私は、図らずもその一瞬だけ彼を愛しく感じてしまった。そうして私はこう言ったのだけど、「指突っ込むよ、口に」。さて、彼はどう思ったろう。
其の次の瞬間に、コートを着ながら眠さにふらつく私と、笑いながらフィリップモリスを吸う彼が居ただけなのだけど。


2005年01月15日(土)

何か内面的な話ばかり書いているような気がしないでもないので、日記らしく今日は書きたい。

6:30 起床
8:45 出勤
21:30 退社
23:00 帰宅

……。
毎日単調だなあぁ。良いけど。

会社では、嗚呼うーん、新しい子たちが何人か入ってきて、仕事を教えつつ。私は私で、微妙に色々な案件の資料だとかチラシだとか、データ管理だとかやりつつ、他会社の人に会いつつ、な、まぁそんな生活を繰り返しているわけです。

ま、でも、学生の時よりゃぁ楽しいよな。あれはあれで楽しかったけれども、他人に色々なものを与えすぎた気がしないでもない。





あ!そうそう、私の大好きな杉田かおるが結婚したね!おめでとうー嗚呼やっぱり可愛い。可愛いよ杉田かおる。


2005年01月11日(火)

此処を廻るときの中で息づく私には、二つの段階があって、一つは0でまた一つは1である。

此処を歩む私の手管は、0だ。

そう考えると何て此処は楽なんだろうか。私の0に、他人の1が数多く絡み合って来る。本能・煩悩・稚拙な語り口・模倣と繰り返し、掻き立てるあからさまな態度・忘却・日常、そしてまた繰り返し。

0,0,0,0…と来て私の精神は其処には無い、彼らは掴もうとする、そうして私の精神は生まれる、酷く酷く醜い高慢な精神であるのだ。


嗚呼、そういえば、これも繰り返しだなぁ何年か前と。



「ふり」をするのは楽しい。そして下らない。





貴方もね、成長しようよ、と、この場に居る私は今日は貴方に言わないでおこう。(これも嗚呼また1だなぁ…)私は此処に居た。(これは0だ…)


2005年01月07日(金)

模様替えと大掃除を今日やろうと思ったけれどやめだ、明日に回そう。……と、いうことで。明日は原宿に行って髪型を変えて新宿に行って買い物をして部屋に帰って大掃除をしてケーキを作って早く寝るのだ。

絶対出来ない。出来ない。


2005年01月05日(水)

ここ最近は気分が良い。

うああやっぱり私の肌にシャネル化粧品は合っているに違いない!と、増えていく出費。

何か良いねこういう下らなさ。


2005年01月04日(火)

昨日の今日だなぁと思いつつ。

何も変わるこっちゃぁ無い。




一つ言おう。
誰にでも言うわけじゃ無い。貴方に言おう。
酷い私信であるので、私の指し示す貴方以外の誰かが見ても私の言葉は貴方を刺さないだろうし、或いは、貴方はこれを読んだところで、何のための文字の連なりなのか、分からぬ侭であるのかも知れない。
それでも言おう、貴方が、少しでも私の言語世界に触れるためにこの文章を読みに来たのであれば、少なくとも言葉の1パーセントは理解出来る人であるはずだ、と、そう思って。




私が貴方へ歩むのは止めよう、手を伸ばすのも、笑いかけるのも、静かに貴方の中に佇んで生きることも。時折振り返って御覧、例えば貴方の気まぐれに。私の姿は其処には無いけれど、代わりに私の影が其処に伸びる筈だ。追いたいのなら追いついてお出で、私は此処に居る。だけれど一つ、貴方は追いついても追い抜けない、それだけを分かって居たら良い。
貴方の見るこの道は私の道であって貴方の道では無いからだ。






よく、言うのはね、コアは永遠にコアであって、隣接する銀の光だとかは、決してそれはコアでは無いと言うのよ。貴方其れを知っているかい。







(決して宗教的な話じゃないよ)


2005年01月03日(月)

あ、もう寝ますが。
正月は私は実家でのんびりしていました。河川敷を犬連れて一時間散歩したり、海を見に行ったり、白鳥を見に行ったり、お参りに行って甘酒を飲んだり、だとか。

大晦日の晩は何を観ようか迷いに迷いましたが、結局リアルタイムに観たのはPRIDE男祭り2004。ビデオにきっちり取ったK-1ダイナマイト。
プライドは相も変わらず妙な楽しさがありました。最初とか本当、下らなくて寝てたけども。(笑)
で、格闘技観終わって寝ようと思ったら私の一番好きな映画のBROTHERをやってまして。しっかり観ました嗚呼何て素敵な正月休み!!!


K-1のビデオは既に五回観ました。

K-1のビデオっつか、シリル・アビディを五回観ました。(ところで何故かテレビではアビディアビディと言ってますが、私はシリルと言います。)あああやっぱり可愛い。やっぱり格好良い。ちょっとたるんでしまった脇腹とか、剃り過ぎた眉だとか、絶対御前フランス人じゃなくて日本人だよ、っていうような顔だとか、嗚呼もういちいち好きだ。可愛い。可愛い。横顔色っぽいしね。ボビーに負けても勝ってるよ!色気で勝ってるよ!と、テレビの前で思った私はミーハーですかね。いや、単純に、彼の闘ってる姿勢とかが好きなんだけどね。(笑)
シリル以外ならフランソワ・ボタとドン・フライが好きです。……あ、この二人は何か似てるね。ひげとか。ひげとか。ひげとか。

つまり私は基本的に、筋肉と脂肪が上手い具合についている(ついてしまっている)身体と、殴りまくるファイターが好きなようです。


とりあえずシリルが素敵だったので、良い夢を暫く見られるはずです。




明日から仕事始めですがね。


2005年01月02日(日)

空は遠く向こうに在った。雲は、其の縁取りだけを赤く光らせ、村の家々の直ぐ傍まで群れて垂れ下がっていた。

朝の始まりであった。
鳥は未だ寝静まって住民を起こさない。犬は、私の足元で眠たげに首の位置を変えただけだ。

私の目の前に一人の人が立っていた。昨晩切った黒髪を、麻の袋に詰めて右手に持っている。
行くのか、と問うた私に彼は物を言わなかった。



雲が落ちた。行き交う子供と、大人との二言三言の会話の中で、遠くで何か、音が聞こえた。



みなもは揺れた。木々はささやいた。鳥は鳴いた(だが二羽程度だ)。犬は起きた。




それから、そういえば彼の姿を其処に見ない。



















新年明けましておめでとう御座います。
昨年は、世界でも、そして私の中でも怒涛の一年でありました。大学生活に終止符を打ち、長く続いた恋人と別れ、恋人とも言えぬ何人かの人と巡り合い、友人を失い、また、新しい友人を持ち、社会人としては責任ある立場をある程度任せられるようになった、そんな一年で御座いました。世界では天災人災が相次ぎ、朝のニュースを最後まで明るい気分のままに見た日は少なかったようにも思われます。

今が私にとって、最上の私であるとは思いません。私には、私自身憤りを感じるばかりです。求める私はもっと違うところにあって、決して今の私であるわけではありません。また、今の現状が私に満足を与えるものとも思えません。
努力・前進、こんな言葉はクソ喰らえです。唯私が思えるのは、今は違う世界に腹を立てようとも、私であれば、必ず最上の私に行き着くはずだと信じるのみです。
(さて、ところが、私がこれほどまでに私を信じる根拠というのは全く無いのですが。)

私の知る皆様も、自身の信じる処で、最上の自身になれるようにお祈り申し上げます。


というわけで。今年も細々とよろしゅぅぅぅ。





……腰痛い。


さくま