ニューヨーク俳優修行日記
目次未来過去

My追加
2005年04月24日(日)

キャスト決定


出演者が決まった。
あとはミュージシャンを探すのみ。
まだまだこれからだ.

とりあえず,稽古場、劇場,出演者が決定したので、
これからは如何にこのショウをマーケッティングしていくのか、
以下にたくさんの人に見てもらうかが勝負だ。
このパートが軌道に乗ればやっと芝居に専念できそう。
本当は予算外なのだけど制作に人を雇う事になった。
ああああああああ。

先週から4歳児と5歳児にムーブメントを教え始めた。
10回のレッスン。
とりあえず3回が終わった訳だけど,
なかなか楽しい。でも,子供は集中力が続かないねえ。
まあ,それが子供なんだけど。

今週はほぼ一週間のお休みだ。
ここでまとめて芝居の準備をする予定。






2005年04月18日(月)

オーディションする立場


思ったより人が集まらなくて,心配している。
来てくれた人たちは割とみんなよかったけれど,
11人のキャストで15人しかオーディションに来なかった。
これじゃまずいので今週末再度オーディション。

今回初めてオーデョションをする立場に立ったけど,
これはなかなか難しいです。
10分という時間の中で役者の力量,
自分との相性,ほかの役者とのバランスなどを
見極める訳で、これはある意味、勘だよね。
ピピーとくるかどうか。
一人は結構来たものがあったので,保留。
日本人男性もかなり良かったけど,もう一人あう予定なので
それまで決定はお預け。

舞台を2本観た。
どちらもストレートプレイ。
どちらもそれなりによくで来た舞台だった。
でも,僕は全然興奮しなかった。
一体自分は舞台に何を求めているのか?
もっとゾクゾクする緊張感を求めているのか?
とかくこちらの芝居は客にすべてを見せすぎる。
もっと見せない事の,わからない事のスリルを
何とか舞台で再現できないのかねえ。
これが今回の自分の舞台の課題。
客が一体これは何なんだろうと思うような空間。
うまく作れると良いけど。

2005年04月16日(土)

Sweet home Chicago


日曜日から今日までシカゴで仕事をしている。
今回はセクシャルハラスメントのトレーニング。
毎日2回のトレーニングは役者にとっても
最適のトレーニングだ。
何度もやっていくうちにいろいろなサブテキストが
自然と浮き上がってくる。
一つの作品を長い間稽古する事の利点は
役者にとってのリアリティーが抜群に洗練される事だ。
何度もやるうちに小さな仕草がすごく重要な意味を持ったりする。
もちろん,優れた俳優はこういうものを瞬時に嗅ぎ分ける
のだろうけど。

毎日、外食、外食で胃が疲れてる。
しかも,いつも割とヘビーな洋食だから、
早く日本食が食べたい。
こういうとき,つくづく自分は日本人だなあと思う。
今回は一応インスタントみそ汁を持参したので
それで一時的にしのいでいる。

明日はいよいよ公演のためのオーディションだ。
わずか3人だけど、とても楽しみにしている。
出来るだけの時間を使って、相性をみてみるつもりだ。


2005年04月03日(日)

ベイビー


ビジネススクール、シカゴの旅。
飛行機がキャンセル,そして,遅れたので
ほぼ半日を空港で過ごした。
3日間で離着陸6回。
小さな飛行機なので揺れもひどかった。

Matthew bourneの”Play without words"を観た。
彼は独自のスワンレイクで有名になった英国の振り付け師で
この作品は映画をダンスにアダプトしたもの。
同じキャラクターを三人で同時に演じる
仕掛けは面白かったけれど、
作品自体はまあまあだった。
ダンサー達はすごく良かった。
すべての俳優があんな風に動けたら
良いのににねえ。

昨日は友人の夫婦と子供(10ヶ月)と一緒にうちで
鍋の夕食。とても楽しかった。
子供はとてもおとなしく,かわいかった。
お互い結婚するとなかなか会えなかったりする。
今回も久しぶりに彼らとあった。
たまには自宅で友人と夕食食べるのも楽しい。







      

Yoshi |メールホーム