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2005年01月31日(月)
この２週間の極寒状態も少し落ち着き、
まあ、普通に過ごせる程度の気温に戻った。
とはいえ、相変わらず零度ぐらいだから、
寒い事には違いないけど。
舞台のオーディションの台詞を覚え始めた。
あと、シーンスタディのための練習も始めた。
アーサー ミラーの舞台の１シーンをやる事になった。
さらに、もう一つ別のモノローグの準備も始めた。
そんな訳で、今はいろいろな台詞が頭の中を駆け巡ってる。
よく、どうやって台詞を覚えるのですか？と聞かれる事があります。
僕の場合はとにかく何度も口に出して、
意味とかもあまり考えずに体の中に言葉を入れます。
何度も何度も繰り返して、とりあえず覚えます。
そのあとでその台詞をささやいてみたり、大声で言ったり、
何かよそ事しながら思い出してみたりします。
歌と一緒で何でも言ってると結構簡単に覚えられる。
でも、これは人それぞれ違うと思うけど。
SAGに正式に加入した。
これから、いろいろな所にヘッドショットを送らなければ
ならない。エージェント、マネージャー、キャスティングディレクター
などなど。今はパイロットシーズンというやつで
結構いろいろなキャスティングが行われているらしい。
面倒くさいけど、やるしかないよなあ。
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2005年01月24日(月)
これでやっと俳優修行日記というタイトルに近づくか？
先週は、映画のオーディションがあって
再来週には舞台のオーディションがある。
どちらも割と大きなオーディションなので
実は結構ドキドキしている。
でも原則的にはオーディションが終わったその瞬間に
その事は忘れるのが一番いい。
そうしないと、その事ばかり考えてしまって
ほかの事がおろそかになるから。
たまにならいいけど、しょっ中やっていると
やはり疲れる。
で、舞台のオーディション。
こちらはなんと村上春樹の”神の子は皆踊る”の舞台版。
去年の象消滅で気を良くしたのか、今回も日本人の
俳優を捜しているとか。ただし、今回は英語での上演。
シカゴの有名な劇団がプロデユースしている。
これにかなり驚きだ。
と、同時にとんでもなくうれしい。
まあ、オーディションに行けるだけで、
まだ仕事が決まった訳ではないけれど。
明日は、企業研修の仕事のリハーサル。
そして、水曜日には演技のクラスのリハーサルもある。
新しい台詞が頭の中で洪水状態だ。
うれしい悲鳴。
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2005年01月19日(水)
相方と下らない事で喧嘩する。
ほんとに下らない事で喧嘩した。
それでも、かなりむかついているので夜中におきだして
居間でこれを書いている。
こういうのをpathetic（情けない？）というのだろう。
我が家ではよくこういうくだらない事で喧嘩する。
ほかの家はどうなのだろうか？
こういう事を繰り返しながら、今後３０年とか
一緒に暮らしていくのだろうか。
考えただけで疲れるよなあ。
まあ、馬鹿な話はおいといて。
今日、Screen Actors Guild（SAG)（俳優組合）に加入した。
１０年間こちらにいてやっと加入しました。
苦節１０年という訳でもないけど、
自分的にはちょっとした節目のような気がする。
先週からのアクティングの授業も今日で２回目。
まだ、一度もクラスでは演技していないけど、
触発される事が多い。
日々これ精進なんだよなあ。
ほんとに毎日の生活を一瞬一瞬しっかりと大事に生きていく
事がそのまま演技に出たりする。
怖い。怖いよ。
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2005年01月16日(日)
オーディションをビデオに撮って、
ロスに送らなければならない。
チンギスハンについての映画のためだ。
一応、チンギスハン役でオーディションをする。
台本も読んだし、なかなか良く書けている。
うれしいはずなのだが、どうも、シーンに自信がない。
というか、一体自分はアクティングの何を
何を知っているのだろうか、なんて、
新年早々ディープに悩んでる。
少々落ち込み気味だ。
でも、明日にはテープを提出しないとならないので
今晩中になんとかして、仕上げる予定だ。
映画の多くは西海岸でキャスティングされるので
時々こういう風にビデオ送る事がある。
そういったおりに自分に演技を見る訳だけど、
これがまた嫌なものだ。
なんて下手なんだろうと頭を抱える事の方が多い。
うーーーーーん。どうしやう。
このオーディションはマネージャーが取ってきてくれた。
しかし、この彼、去年はわずか３つぐらいのオーディションしか
くれず、ほとんど忘れかけていたので、正直驚いた。
まあ、とにかく感謝である。
あすはキング牧師の記念日で会社は休みだ。
ビデオを出したら、のんびりしよう。
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2005年01月14日(金)
今週は毎日二時間かけてニュージャージー州にある弁護士事務所に
仕事の為に通っていた。
2時間はきつい。
しかも、先週の土日は部屋の模様替え、
火曜日は徹夜で撮影、しかも風邪気味だったので
今日、金曜日までには体が結構へろへろである。
さらに、水曜の夜には久しぶりの演技の授業。
そういえば、月曜日には企業研修の仕事もした。
そんな訳で、既にちょっと疲れ気味。
新年明けたばかりなのに、抱負に決めた事の半分も出来ず、
三日坊主どころではない。
来週は色々と俳優業のの下準備をする予定。
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2005年01月07日(金)
一緒に芝居をしてる友達の母親が亡くなった。
癌だった。
去年の５月に告知され、あっという間になくなってしまった。
彼女のお父様は去年の６月に亡くなっている。
わずか半年の間に、両親を亡くした彼女の心境は
僕には想像も出来ない。
彼女はユダヤ系なので、葬式などもそのしきたりに
乗っ取って行われた。シヴァもその一つ。
葬式の後一週間はその遺族の家に友人親戚が食べ物を持って
訪れる。別に特別な事をするでもなく、残された家族と
一緒に時を過ごす。お菓子を食べたり、昼食や夕食を食べたり、
いろいろな昔話をしたり、写真を見たり。
すごくいい習慣だなあと思う。
そういえば、日本でも初七日、法事というものがあったよなあ。
忙しくと気を過ごす事で、少しずつ喪失感が受け入れられていく。
さらに、こういった時をともに過ごす事で
友人、親戚との絆も強まっていく。
その友人は３ヶ月見ない間にすごくやせてしまったけど、
多くの友人、知人に囲まれている彼女を見て
僕は少しだけ安心した。
大丈夫、彼女はなんとかやっていける。
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2005年01月06日(木)
シカゴでの滞在先はハードロックホテル。
あのハードロックカフェのホテルだ。
チェクインをしている間、ロビーではエアロスミスが唄っていた。
Rock and Roll.
ホテルはグレーを基調としたトーンでまとめられ
カードキーにはキッスの絵、部屋にはジョンレノンとオノヨーコの
肖像画が飾ってある。
なぜ証券会社がこのホテルの部屋を取ったのか理解に苦しむけど、
ホテルの雰囲気自体はいい感じだ。
シカゴでは雪が降っている。
今日は午後から仕事なので午前中は空いているのだが
この天気では外を散歩という訳にもいかない。
まあ、近所で昼飯でも食べてのんびりする事にした。
今、アメリカのメディアは津波一色だ。
日本ではどうなのだろうか？
中越地震の被災者たちはどうしているのだろう。
この津波には前代未聞の寄付金が集まっている。
日本も５００億円という大金を援助している。
でも、国内の被災者はどうなっているのだろう？
テレビを見ながらふっと考えてしまった。
メディアへの露出度が減るにつれ
事件自体も人々の記憶から飽きれるぐらいの速度で
消えていく今、中越地震被災者にはこの津波が
マイナスに作用してないといいけど。
（もちろん被害の規模には大きな差もあり、経済状況も全く異なる訳だけど）
かくいう我が家もニュースを見てすぐに５万円ほど寄付をした。
メディアの力はすごい。
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2005年01月05日(水)
今、仕事でシカゴに来ている。
俳優業初仕事のなのだが、いきなり飛行機が雪のために遅れ、
ホテルについたのが夜の１１時になってしまった。
その後、みんなで軽く一杯やって、今は午前２時。
みんなと話したせいか、少し興奮しているので
眠くならず、こうしてこれを書いている。
新年の抱負。
決めた事をきちんとやること。
そんな訳でこのところ朝の７時に起きて、
本読んだり、ジムに行ったりしている。
いつまで続くか、ヒヤヒヤだけれど、頑張って一年続ける予定だ。
今週からすごく久しぶりに演技のレッスンを受ける事にした。
金曜日が初日となる。ちょっと楽しみだ。
とりあえずしばらく受けてみて継続するかどうか決める予定。
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2005年01月02日(日)
新年あけましておめでとうございます。
今年もよい年でありますように。
いよいよ２００５年に突入。
既に少しずついろいろな事が動き出しているけれど、
今年も何が起きるか楽しみです。
まずは、年末の津波で災害にあった人たちへの速やかな援助を
祈ります。
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