ニューヨーク俳優修行日記
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2004年04月24日(土)

健忘症


このところいろいろなものを忘れている。
小道具がなくなったり、切手を貼り忘れたり。
今日は打ち合わせ先の住所をなくして
大変な目に合うところだった。

五月からの仕事の打ち合わせ。
4人の教師と顔合わせ。
皆さん大変お疲れのようで
一週間に2度、子供の世話をしなくてもいいと
言うだけでとてもうれしいらしい。

Traceの方はやっと台本が完成した。
自分で言うのもなんだけど、
なかなか良いショウではないかと思う。

稽古が急にキャンセルになったから、
たそがれ清兵衛を見てきた。
日本での評価は良く知らないけど、
僕はとても好きだ。
山田洋次の映画は特に好きじゃないけど、
真田広之、宮沢りえはよかった。
渋いお話に、ぐっと来た。
今日はたまたまそんな気分だったのだろうか。
ほかの役者の演技はどちらかというと
結構くさかったような気がする。
大杉漣は好きな役者だけれど、
彼はしゃべらない方がいいような気がする。






2004年04月18日(日)

ツアー完了


金曜日の11時にロスに到着。
1時から5時まで劇場で場合わせ。
出演者と関係者全員で食事。

土曜には朝九時から4時半まできっかけ合わせ。
5時から6時までゲネプロ。
劇場との関係で6時には強制的に
夕食休憩。
7時に劇場入り。
8時から本番。
終演後、11時までバラシ。
12時から1時までバーで打ち上げ。
1時からはモーテルの部屋で朝の四時半まで
役者たちと内輪の打ち上げ。
5時には空港へ。
8時の飛行機でNY戻った。

そして、今これを書いている。
徹夜なんて久しぶりにしたので
とても眠い。

本番は割と良かった。
一回だけの公演というのは
なんというかあっという間に
終わってしまって実感がない。
劇場はとてもよい劇場だった。
入りのほうは約半分。
それでも200人近い観客数は
気持ちの良いのもだ。
いつもは多くて80人ぐらい。

今後もツアーのマーケティングを続ける
らしい。

とにかく、一段落着いて気持ちが落ち着いた。

とはいえ、明日からは別の舞台が
始まるので心を切り替えて挑まねば。

2004年04月15日(木)

明日からロス


気がつかなかったけれど、
ほぼ2週間程、ここに書き込みをしていなかった。
それというのも、特にかわったこともなく
ただ毎日、2作ある作品のどちらかの稽古に
行っていたためだろう。
かえってくるとただただ疲れているので
メールをチェックするだけで疲れてしまう。

劇団の作品の方は昨日が最後の稽古。
明日朝早い飛行機でロスに向かう。
わずか一回の公演。
約400人程のキャパのホールで公演だ。
普段の小屋(約80人)に比べるとかなり大きいので
満席になるのかどうかとても心配だ。

土曜日は一日、テック、ドレス、そして、本番だ。
かなりハードなスケジュールだけど、
貧乏劇団だからしょうがないやね。

トレイスの方はぼちぼちやっている。
ようやく台本もほぼ決まり、
来週からはどんどん稽古をしていくことに
なるだろう。
www.cabula6.com

知り合いから台本をもらう。
鈴木清順の映画に影響されて書いたらしく、
英語から日本語になおして
舞台をしてみたいらしい。
参加するかどうかは未定。

内田百聞の百鬼園随筆集を読んだ。
昔、国語の教科書で名前を聞いたことが
あったけど、こんなに面白いとは思わなかった。
ぜひお勧め。



2004年04月01日(木)

May


五月の仕事が決まった。
幼稚園児を教える。
これからぼちぼち準備にかからなければ
ならない。
おそらくは教えるというよりは教わるという
形になるような気がする。

教えるためには自分自身にとっても
何が必要でどのようにそれを伝達するか
おさらいしなければならない。
だから、再確認を通して、
自分自身のスキルの確認が出来る。
ただし、これは幼稚園児なので
相当のエネルギーが必要となることは間違いない。

3日間の出張から帰ってきた。
わずか3日間の間に五回も飛行機に乗った。
おかげで体がぶよぶよになったような気がする。
同じ連中とほぼ一日中一緒にいたので
とても疲れた。


      

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