2003年11月25日(火)
この日記ついに2年周年。 いやー自分でもびっくり。 割と露出狂だったんだ。
多分読み返してみても ぜんぜん成長していない自分が いるような気がするので ほとんど読み返していない。 何だか恥ずかしいですね。
ホリデーシーズンなので オーディションもない。
超人ハルク(映画版)を見た。 結構良かった。 そして、メイキングはさらに面白かった。 アン リーはえらい。 見ていたら元気になってきた。 良い映画、音楽、芸術作品は ほんとにパワーをくれる。
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2003年11月24日(月)
記憶と脳についてここしばらく本を読んでいる。 今日も新しく日本語の本をかって来た。 糸井重里氏と一緒に海馬本を書いた人の本だ。
英語の本も読んでいるけれど、 込み入った話はやはり日本語のほうが わかりやすい。ただ、英語で芝居をするので いやでも読まないとまずいけど。
英語で本を読むというと なんだか大変そうだけれど、 ある程度慣れれば、まあ、何とかはなる。 ただそれをさらに英語で置き換えて人に 説明するのは苦手だし、英語で抽象的に 評価をするにも語彙が足りない。 これはもうほんとにただただ本を読み続けて 語彙を増やしていくしかない。 つまり、小学校のころに本を読んだ経験を もう一度なぞっているわけだ。 知らない単語が出れば、辞書で引きながら 実際の文脈の中で言葉を覚えていく。
こういうのをエピソード記憶というらしい。 意味記憶という言葉とついになっている。 前後に文脈があるから、思い出しやすいわけだ。 池谷氏によるとこれがものを記憶するときの ヒントになる。つまり、いかに記憶を関連付けて 覚えていくか。
ま、こんな本を読んでいる。
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2003年11月21日(金)
遅ればせながら、恋ノチカラというドラマを見てる。 ぶーぶー言いながらも、見出すと続けてみてる。 まあ、うまいこと色んな所をついてくる。 結局多くの人が信じたいことを 恥ずかしいなあと思っていることを ドラマの中でうまいことやらせるから ずるずる観てしまう。 それはおいといても深津絵里がかわいいけど。
今週はひたすらバイトに日々。 CMの声のオーディションがあったけど、 だめだった。 まあ、そううまくは行かないものだ。 5月にとったCMの使用料がいまだに払われる。 すごい。 何だか得した気分だ。 会社が使えば使っただけ、出演者にも お金が出る。 こういうのが三つぐらいあれば 生活できる。
コメディーのクラスとマイムのクラスに行った。 とにかくタイミングが難しい。 人を笑わせるのは難しいです。 全部で5人ぐらいのクラスなので みんなの前で発表する機会も多い。 どうしても頭でかっちになるので 気をつけようと思ってはいるけど、 なかなか悪い癖が抜けない。 僕の場合は途中であきらめてしまうので しっかりと最後まで自分のチョイスに コミットすることが課題。 たかがコメディーされどコメディー。
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2003年11月16日(日)
最近腰の調子がよろしくない。 なんだかとても年を取った気分だ。 これはもう直しようがないので ひたすら筋肉をつけるしかない。 筋取れ、筋トレ、また筋トレだ。
筋トレと言えば、 最近はスピーチの練習をしていないので そろそろ始めないとやばい。 発音の練習もこれはやはり筋トレに近い。 とにかく、口の筋肉にこの音の時は この感じというの覚えさせて、 後はひたすら練習する。 そうするとしばらくすると 意識していればある程度は発音がきれいに 出来るところまでくる。しかも、同じ文章を 何度も読んでいれば、次第に筋肉も慣れてくる。 コツ的にはバスケのフリーシュートやボーリングと同じ。 でも、これが自然に出来るようになるには 結構時間がかかる。
よくある問題がcup,cap,father,のアの音の違い。 違いやLとRの違い。 後、BirdとBardの違い。 とにかく、厳密に言うと英語には20ぐらい?の母音がある。 これらをあまり意識しないで、 言えるようになるには まあ、筋トレしかないんだよなあ。 そんなわけで、今日はこれから筋トレです。 というか、なかなかそこにはたどりつかない。
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2003年11月14日(金)
一月の仕事がいくつか決定。 企業トレーニングの仕事だ。 差別をなくする他の研修として 寸劇をする仕事。 しめて、10回分の仕事が入ったので とりあえず一月は安泰だ。
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2003年11月13日(木)
飛行機の日程が決定。 12月4日から1月4日まで。 今回の作品の概要は www.cabula6.com で見られます。 まだこれから作るんだけど。
先週からマイムとコメディーのクラスに行っている。 稽古に備えて、体慣らしの一環。 なかなか楽しいけど。 いわゆる古典的なテクニックが学べる。
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2003年11月11日(火)
ウィーンの行く準備。 自分の準備ではなく、現地で会うことになっている 母親の分だ。なんと彼女は20日間 オーストリアに来ることにしたらしい。 ずっとヨーロッパに行きたいといっていたので ちょうどいい機会だ。
自分自身の準備はまだ何もしていていない。 でも、ギャラが出ること、飛行機代も出ることは 決まった。すむところも決まっているので 後は作品のためのリサーチをするのみ。 とはいえ、時間がなかなか取れないくて、つらい。
通常、作品を作る前には割りと関連した映画や 本を読む。役作りというよりは、背景として 知っていたほうが楽しいから。それに、意識的では ないにしろ、無意識にその知識の中から 何かが飛び出したときにとてもびっくりできるから。 今回は脳、記憶についての本を読んでいる。
役作りというと役になりきると思いがちだけど、 僕の場合は役になり切ろうと思ったことはあまりない。 結局は自分の延長なのだから、あくまで自分が知っている 範囲でしか演技は出来ない。もちろんその幅を広げる 訓練、そして、飛躍を可能にする想像力(創造力) はある程度オープンにしておく必要がある。
あまり役を作りこむと結局、芝居をしているときに 考えることは自分が作りこんだことばかりになり、 その場その場の瞬発力がなくなる。 当然、その役についてたくさん知っていたほうが (つまり彼は右利きなのかとか、パン派かご飯派かとか) もちろんいいけど、それは宿題であって、 本番が始まった週間には忘れることが大事だったりする。 だから、150%準備して90%ぐらい出てきたら良しとして いる。もちろんだったら200%して、その半分でもしいけど。
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2003年11月08日(土)
やっと週末となった。 今週はオフィスで働き、広告の仕事が一件 声優の仕事が一件入っていた。 声優の仕事は実労時間わずかに40分。
深夜に流れるアニメ映画枠の紹介の仕事。 次はアキラ、とか、彼女は深夜に街を歩く、 ブラッド:ラストヴァンパイア、とか言っていた。 声だけというのは、簡単そうで結構難しい。 顔や仕草から入ってくる情報が一切ないので 声のトーンやイントネーションがすべて。 しかも、今回の場合は僕が日本語で吹き込みをして 日本語がわからないアメリカ人が演出だった。 結局、声のこんな感じ、あんな感じといった指示しかないので 最終的には自分で判断しないと 結構恥ずかしいことになる。
いかに棒読みにならないようにするか? これはもう出来る人と出来ない人がいる、 としか言いようがない。慣れてくればある程度 自分なりの方法論もあるだろうけど、 とにかく声が嘘に聞こえないようにするのは これは説明の仕様がない。 上手な人は一読しただけでも とても自然に読める。 当然、毎日練習すればある程度うまくなるし、 経験はとても大事だけれど。 この最後の部分はやはり才能ということになるのか。
Matrix Revolutionsを観た。 まあ、いろんな意見があるだろうけど、 僕は好きだ。 まあ、かなり偏見があるけど。
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2003年11月04日(火)
昨日急にキャスティングディレクターから電話があって 今日仕事をしてきた。 スタジアムにある大きな広告板に流れる コマーシャルの撮影。 オーディションも何もなく、いきなり仕事が決まった。 一日の撮影で500ドル。 とても快適な環境だった。
ただし、撮影の間はひたすら待つのが 役者の仕事となる。 この間みんなは何をするのか? ひたすら本を読む人、いろいろとコネクションを作ろうとする人。 さまざまだ。 僕の場合はプロダクションの人の仕事ぶりをみて 時間をつぶす。 今回はデジタルカメラでのスティルの撮影だったけど、 カメラマン(女性)の持っている目とその場でどんどん アイデアが浮かんでくる様子は見ていてもとても楽しい。
昨日は初めてのマイムクラス。 ちょっと恥ずかしかったけど、なかなか楽しいクラスだった。 明日もコメディのクラスがある。 腰痛を抱えながらも、何とかからだと心を 12月の稽古に向けて、開放していかないとならない。 即興で物を作るときはなるべく体をいい状態にして できるだけ自分の中から出てきたものを ジャッジすることなく、外に導き出しあげないと 楽しくならない。そのためにはやはりある程度の 基礎を固めておかないとこれも楽しくない。 何をするにしても、基本は大事。
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2003年11月02日(日)
休暇でしっかり休んだはずが 結構疲れていて、週末になってやっと 体が休まる。 と、思っていたら、友達と食事、買い物 に行ってしまった。
ソーホーで7800ドルのとても感じのよい家具を発見 デンマーク製で、折込式のテーブルと五脚の椅子。 日本の古いたんすのように大きな引き出しがついている。 この値段にかかわらず、思わずほしいと思ってしまった。 この家具には相方も惚れたらしく、 サイズなんかを聞いていた。 でも、まあ買わないだろう、なあ。
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2003年11月01日(土)
帰ってきてから、いろいろと朗報が 舞い込んで来た。 まずは、声優の仕事、そして、広告の仕事。 そして、相方が新しい仕事を見つけたこと。 さらに、お金のための仕事もとりあえず 新しいところが見つかった。 そして、今日オーストリア行きが確定。 しかも、旅費も出るし、ギャラも出る。 なんだか、とてもよい一週間だ。 まあ、ただ、仕事が忙しくてせわしなくはあるけど。
昨日は声優の仕事のためのでもCDを録音した。 以前にやった舞台の独白を録音した。 何度か録音して、自分で聞いて 気に入ったものを選んだ。
自分の声を聞くのはなかなか気持ちの悪いものだ。 でも、今回は割とすんなりと聞けた。 われながら、そんなに悪くない出来だよなと 思ってしまった。 今年に入ってから、ヴォイスオーバーの仕事を 3つやっている。今まではぜんぜん仕事を取れなかったの になぜか今年はついている。 思うに、自分なりに多少は振り切れたところがある のかもしれない。
今年は自分でも楽しめたなというオーディションでは 結構仕事が取れている。 やっぱりその辺がにじみ出るのかな。
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