甘い煙
頭出し巻戻し早送り


2009年01月19日(月) 糧と為

昨年末、彼に「来年は亜子のために頑張る。それが目標」と言われた。
去年一年、ご飯を作ったりして彼の生活を支えた(という自覚や負担はあまりないのだけれど)ことへの感謝の気持ちから生まれた言葉だと思う。
私は、彼が彼自身のために頑張ってくれるのが、いちばん嬉しいんだけどな。
私のために、何をどう頑張るのか、具体的な目標や方向性がよくわからない。
私の存在を心の糧にしてくれるのはいいけれど、自分がやりたいことを、自分のために頑張って欲しい。
その方が、私は嬉しい。


彼とは半同棲状態。
共通の友達はほとんどいないから、なんていうか、割とべったり。
去年の終わり頃に、時々バイトで一緒になる男の子にほんのりテンションが上がったりしたけれど、発展はなく。
いや、発展させる気はなかったけれど、その前に自然に気持ちが落ち着いたので万々歳。


恋愛って、はまるかどうかは意思の力でコントロールできるなと、つくづく思う。
はまってしまってからは、振り回されたりもするけれど。
あぁいいかなと足を突っ込んで、後で苦しくなったりすることもあるけれど。
いいなと思ったり、人間的好意を感じるのは本能としても、その人を本気で好きになってやっていくかどうかは、理性で判断できる。
その最初の理性の葛藤も、おもしろいよね。
葛藤っていうのも、自分で生み出しているんだろうけれどさ。
葛藤がない時ももちろんあって、もう一直線だったり。


結婚ということを、経験してみたい気が、最近している。
でも、結婚という事象は私の頭のなかの人生計画にはまだ全く現れようとしない。
経験値として欲しいだけで、まだ実際の興味は皆無。


亜子 |MAIL