“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

所詮この世は塵芥 - 2004年11月30日(火)

↑「ちりあくた」です。念の為。



いけませんなー。

どうしても気分が低めに偏りがちだ。

これが野球ならば野茂英雄なみの投手に

なれるかもしれないが、残念ながらおれは

野茂投手ほど足腰がしっかりしていない。

ヘナチョコ32歳では、トルネードは生み出せない。



ああ、憂鬱だなあ。

ぼくはこの時間が一番ゆううつなんだよ、

分かるだろ、君。シェリー俺は唄う〜〜

まあそれでも良いのです。

加山雄三が幸せだなあと唄ったり、

尾崎豊がおれはまだ馬鹿と呼ばれているかと

唄ったり、

あるいは太宰が

人間は恋と革命の為に生まれて来たのだ!

と叫んでみたり。結構結構。造反有理。イェス!

三島由紀夫ならなんて言うんだろうか?

小説家としては最低だったけどね。



しかし、ほんとうにこの世は塵芥。

しつこいようだが「ちりあくた」だ。

救われないし報われないし慕われないし

皮肉にも、嫌われもしない。

最低だ。せめてたった一人でいいから

おれのことを大嫌いになってくれ。

そうすれば、おれは何が足りないのかを

もっと真剣に考えられるのではないだろうか?

どうして、みんなしておれに優しいのだ?

おれはそれを享受するに価する人間なのか?

なぜ、おれなんかに優しくできるのだ?

どうせ、おれはそれで思い上がるに違いないのに。




最近、アツアツの紅茶にダバダバと牛乳を入れて

夜のお休み前の一杯としている。

猫舌のおれとしては、結構ステキな適温で

ミルクティーが飲めるので我ながら上手いことを

考えたものだ、と、悦に浸ってしまう。



んで、薬飲んで寝る。

これが塵芥なおれの日常。


...

どうにかこうにか、 - 2004年11月29日(月)

なーんだかんだ言っても、なんとかなるもんですわ。

病院通いを始めてから、ようやくそんな気分に
なれるようになってきた。昔の自分を少しだけ
取り戻せたのかもしれない、なんて。

でこれが現在服用中の薬の効用であるとすれば、
それはそれで嬉しくもあり不安でもあり。
そりゃあ、薬飲んで寝りゃ治るんだったら
こんなにラクなことはないというものだ。それに
今のおれは要するに「心が風邪をひいた」みたい
な状態なのだから、それこそ薬飲んできちんと
した生活をしていれば、気付いた頃にはすっかり
治ってしまっているはずなのだ。
ところが、そう簡単にいかないのが「心の風邪」
というもので、

結局、薬を飲んだらラクになる、の繰り返し。

いつかまた、猛烈に鬱屈した気分に襲われる
かもしれない、という恐怖心を心の片隅に抱いて
日々を送っているのですよ。ええまあ。



まあとりあえず、
「今までだってなんとかなってたじゃないですか」
という究極超人あ〜る的思考で頑張りましょう。
いや頑張ってはいけません。頑張らないようにする
ために頑張るようにしましょう。





さて、最近アホネタが少ないので、たまには。

ええまあ、わたくし、そうあえて「おれ」ではなく
「わたくし」と言います。いや言わせて下さい。
わたくし、チョー久しぶりに前後不覚な泥酔
を体験いたしました。そうおそらく学生時代以来
ではないかと思う。いやほんとびっくりしたわ。
あ、びっくりしたのはマワリに居た奴らの方か。
いやあ、泥酔すると本当に目が回るんですね。
ついでに記憶も殆どアリマセヌ。何か余計なことを
口走っていなければ良いのだが・・・
おそらく、酔った勢いで愛の告白
してなかったはず(だと信じたい)。
そんなことより、翌朝目覚めたらちゃんと家に居て、
しかもコンタクト外してるし着替えてた。
どうやって帰ったかすら全く覚えてないのに。やっぱり
おれって独りでの生活に完全に適応しちゃって
るんだよねえ・・・悲しいかな、トホホ(死語)


...

そして、またしても一日を棒に振るの巻 - 2004年11月28日(日)

25日と、昨日と、結構ステキな飲酒をして、
それはそれで結構楽しかったのだけれど、その
反動で今日はこれといって特にすることもせず、
テレビ見ながらゴロゴロして過ごしましたとさ。

なーんか、「何でもいいからやんなきゃ」という
焦燥感みたいなものは(薬の効用か?)あるのだが、
身体がいうことをきいてくれなかったりする。
以前なら、たとえばとにかく外出してみるなど
思い立ったが吉日大作戦を試みることで
なんとかなったのだが、最近はどうも行動に移す
ことを躊躇っているようだ。

なんだかアタマとカラダが分離分割方式な感じ。

しかしまあ、今日はほんとうに何もしなかった。
プライベートのおれがどんどんヘタレ化してる
ような気がするけど気のせいということにしたいです。

こういう場合オンナでもいるともうちょっとマシ
なのかもしれないが、逆に、今は彼女がいなくて
ラッキー
なのかも。
だって、こんな精神状態ではまともに付き合えない
だろうし、おれなんかよりも相手が可哀想ってもんだ。




でも、ちょびっと寂しいにゃあ。



ペットでも飼いますか?




ヘラクレスオオカブトとか。



かっちょよすぎるぜ、カブト虫眺めてニヤニヤしてる
32歳!!!ああもうどうにでもしておくれやす


...

なんかどんどん闘病日記になってきてるなあ。 - 2004年11月22日(月)

と、いうことで週1ペースの通院生活が続いている。

最初の頃は、「ただ話して薬貰って飲んでるだけで、
これが果たして意味のあることなんだろうか?」と、
精神科の治療というもの自体を疑問に思ったりもした
のだが、それもそのはずで、ドクターに自分の状況を
率直に話さなければ、治療の糸口は見えてこないのだ。
最近では、その辺りのことが分かってきたので、
自分自身でもあまり触れたくない心の深い部分について
じっくり考えてから病院に向かうようにしている。



そしたら、薬が増えましたとさ(笑


今まで食後3回飲んでいたドグマチールがあまり
チカラを発揮してないと見えたために、セディール
アモキサンの合わせ技、薬のチャンポン大作戦に
出たのだった。

で、食後に早速飲んでみる。

むむむ・・・なんだか良く分からんがとにかくなんだか
効いてる感じがする。時折訪れる「破滅のイメージ」
みたいなものがやって来ないのだ。むしろ、
2年前のこんなアホ日記みたいなのが書けそうな
気分にもなってくるので相当ビックリなのである。

ナンダヨーだったら最初っからこの薬のませてくれよぅ。

ま、そういう訳にはいかんのですわね。
人と対峙する際には常套な物事になりますが、やはり
最初の1ヶ月は様子見、ということで、で最初の1ヶ月が
それほど苦しそうに見えなかったおれだったので、
薬も軽いものだったし、診断も「軽い鬱状態」だった
という訳。で、たまたま最近どうも調子が良くなかった
ので、どこに原因があるのか、何がいけないのか、今まで
の人生を振り返っていつの頃に何が起きてその時何を
感じたのか、何かが出来なかった時に何のせいにしたか、
と色々一生懸命考えて病院行ってセンセに語ったら、やっぱり
おれも正式に鬱病の仲間入りということに、なって
しまったようだ。

もうこれは仕方がない。

現在薬を飲んだ後ということもあり、↑の書き方が

もーこれはしょーがねえよな、ハハン

という気分というか感覚というか、そんな状態なのですが、
とにかく、しょーがねえのです。

地道に付き合っていくしか、ないのかもな。

長年の腰痛持ちの人の気分が、ちょっとだけ分かるよな。


...

Freeze!!! - 2004年11月18日(木)

「アタマがハングアップして」なんてなことを
昨日の日記で書いておりましたわ。でもまさか、
そんなことが簡単に起こるなんて思ってもみま
せんでしたわ。でもことによると、万が一、
そんなことになっちゃったらどうしよう、って
いうことだってもちろん考えてもいませんでした。

だが、起きてしまったのだ。

今日は一日外に出る予定もなく、とりあえず
目の前の状況をなんとかしないと、兎に角おれが
なんとか頑張らないと、と思いながら、
めんどくさいデータ収集したり同僚に相談したり
他部署にネマワシしに行ったり、それでも
いま、おれが出来ること、おれしか出来ないこと、
それがあるのならばそれだけを一生懸命やらな
ければ、とセキニン感たっぷりに仕事をこなして
いたのだった。

そして、とりあえず仕事のめどがつき、時計を
見ると午後4時半。定時は午後5時。

ふーーーーっ と溜め息をつく。

そしたら後は何したらいいんだか分かんなくなった。
何かをしなきゃいけない、なんかやんなきゃ
と思うのだけど、身体もアタマも反応してくれない。
自分の椅子に座って、見る必要もない手帳を
ペラペラめくってみたり、一度もかかってこなかった
自分の仕事用携帯電話の着信履歴を確認したり、
いったい何やってんだか、自分でもよく分からない
不思議な行動を1時間続けて、これはもうどうにも
ならなそうなので退社したのだった。




精神科に通い始めた頃、ドクターは
「軽い鬱状態ですね」
と言ってくれたのだけれど、ほんとうに軽いんだ
ろうか?重いんだか軽いんだかどうでもいいけど
「ちょっと気分が落ち込んでいる」というような
簡単に片づけられる代物ではないような気が、
おれ自身にようやく芽吹いてきた、といった感じか。



だけど、日々は無情にも無常にも過ぎてゆくもので。


この先の仕事に自分が耐えられるか、とっても不安だ。
と、いうよりも、やらなきゃいけないのがはっきり
してるのに逃げ場を求めるのは結局自分が甘えている
だけなんだよ。

と、考えるのは鬱病な人の典型であるようですが。はぁ・・・


...

セキニンってなんだ? - 2004年11月17日(水)

通院生活続いてます。

センセに、前の女に婚約破棄されたことや
先日偶然遭遇して(おれが)走って逃げたこと
そしてこのことが今のおれの鬱な状態の
原因の一つではないかと気付いたんだよドクター
っていうような話をした。

ついでに、このことが元という訳ではないが、
自分はどうしても自分の核、COREな所に
他人が入ってくるのを避けるどころか、拒絶する
傾向にあり、そのために人を信用したり
人の言葉を鵜呑みにしたり出来ない、必ず
警戒をして予防線を張って、そして、いつか
きっとおれは裏切られるに違いない、というように
思ってしまう困った生き物なんです。そうなんです。

そのくせ、さびしんぼうなんだから更に困った
野郎でございますわねえ


ああそうだよ、寂しいんだよ。悪いかってんだ。

でもきっと誰も分かってくれないし、誰も
心からおれのことなんて気にも留めてはくれないさ。
そりゃあそうさ、おれが「たすけてくれ」っていう
サインを誰にも送っていないんだから。
むしろ、「頼むからおれを一人にしてくれよ」ビーム
の方をバンバン放出してるんじゃなかったか???
おれが自ら、誰かに何かを分かってもらおうって
いうような姿勢を示していないんだから、誰かが
分かってくれる訳なんかないんだよなあ。
でも、おれがほんとうに「たすけてくれ」って
思っている時は、何も言わないし何も表現しないのだ。
いや、何も言えないし何も表現できないのだ。

つくづく、損な性格だがね(ちょっと名古屋な人な仕様で


兎にも角にも、

世の中は、つらく、かなしい、一人旅でございます。



さて、

何やら仕事でのおれの身の回りがすごいことになってきた。
いや、あの、おれって一応精神科に通う病人ですから・・・
っていう意見を述べる隙もないくらいに、すごいのだ。
このままではおそらくおれのアタマがハングアップしてしまって
結構大勢の人達に迷惑をかけてしまうんじゃないかと
物事を興す前から早くも心配と不安で夜の寝付きが最悪だ。
センセは、「自分にだけセキニンがある、という考え方は
しないように」と言って下さるのだが、今おれが巻き込まれようと
している状況は、まさに「おれにだけセキニンが集中する」
といった様子なのだ。これは非常にまずい。
通常形態(といったものが仮に以前に存在していたのならば、だが)
のおれですら、乗り越えることが果てしなく困難な状況なのに
毎週まいしゅう病院に通っては薬を処方されてついでに
次第に薬の量を増やされている身分としては、危険なのだ。
もうれつな鬱状態に入ってしまったら、きっと何も出来なくなる
に違いないのだ。ものすごく危険な岐路に、おれは立ったのだ。
半分は自ら選んで、そして残り半分は流れに身を委ねて。
どこでどう上手く折り合いと調整をつけるか、ここからが
大事なところなのだが、つまりは、どうすればおれにだけ
セキニンが集中しないように出来るのか、をこれから考えなくては
ならないのだが、どうなることやら・・・



...

ああああなんだか鬱陶しい - 2004年11月11日(木)

なんか最近愚痴ってばっかだ。悪い兆候来たれりだす。

もうれつにむかついてぶちきれそうになる瞬間が
数え切れないくらいある日常なのだが、必死で堪えて
いる。そうしないと本当に平気で人でも殺しかねない
からだ。それどころか自分自身を傷つけてしまう
おそれだってある。それゆえ、刃物類はなるべく
手の届かないところに置いておく。俺はガキか???

ああ、ガキだな。多分。

本日女子中学生に年齢を尋ねられ(注:おれの仕事は
学校相手なのですよ!)、正直に「あ?32だけど?」
と言ったら、「え〜〜全然見えなーーい」
と言われて結構有頂天だったりする。この、「全然」
というところ、ココが大事ですよ。全然ないんですよ、
ナッシングアットオールな訳ですよ。これがあるのと
ないのとでは雲泥の差、月とスッポン、猪鹿蝶に花見酒
な風情なくらい大きな違いがある訳です。

でも、中学生にモテても、ねえ。

まあとにかくそんな些細なことでも、とりあえずココロの
足しになってくれれば、日々をそれなりに過ごすことが
・・・できる訳ねえっつうの。スカポンタン相手に一日の
大半を過ごすのは正直きっついっす。せーしん的には
相当限界間際、およそ93℃くらい、ケトルの口がぴぃぷぅ
騒ぎ出す、そんな危険な年頃な訳だ。焚き火だ焚き火だ
落ち葉焚き。運が良いのか悪いのか。タロットでは中畑氏
並にゼッコーチョーだったんだがなあ。校長先生絶好調!
うっひょえぇぇぇ北風ぴぃぷぅ吹いているよ。

しかし、一体どうしたものか。

まもなく、人の上に(敢えて自ら望んで)立とうとしている
おれは、一体どうすれば上手にアタマを張れるんだろう?
そもそも、おれにそんなことが出来るんだろうか?

いや、「出来ない、と言ったらそこで試合終了だよ」

   byどっかの学校の書道の時間の誰かの作品



...

あどんでばす? - 2004年11月10日(水)

と、西語で言ってみる。なんとなく。

「どこ行くんや?」っていう意味だな。¿A dónde vas?

ちなみに

a→「〜へ、〜に」


dónde→「どこ」


vas→「行く」

簡単ですな。さらにちなみに、

「行く」という動詞はスペイン語の原形は irとかいて「イル」

と読みます。簡単ですな。

ところがこれがフクザツに活用しまして、

 「ワタシ」→voy
 「キミ」→vas
 「彼、彼女、アナタ」→va
 「ワタシタチ」→vamos
 「キミタチ」→vais
 「彼ら、彼女ら、アナタタチ」→van

っつー感じですわ。めんどくさいですな。


で、これを見てふと思ったのだが、

スペイン語では、「きみ」と「あなた」を区分けしている

のですね、親密度とか距離感とか、どの辺で線引き

しているのかは分からんが、英語ではyouでひとくくりに

なる「きみ、あなた」が別物になるのですよ。

そして、「あなた」と「彼、彼女」が同じ活用になる

ということは、結構遠目の距離感になりますわね。

そう考えるとなんだか面白い。





ところで、¿A dónde vas?

オマエは何処に行くのだ???


...

果たして、決意の程は? - 2004年11月09日(火)

最近、右手の人差し指に指輪を嵌めている。

というのも、たまたま別件の捜し物をしていたついでに
見つかったのだ。指輪が。
これは、もう7〜8年くらい前に、大切な人から貰った
もので、しかもその人が嵌めていたものを直接貰った
もので、若干宗教色の強い指輪でもあるのだが、これを
つけていると何かの時に役に立つよ、と言われたので
言われるがままにつけていた。
当時は、どちらの手の何処の指に嵌めるとかくかくじかじか
のパワーがある、といったことを知らなかったったので
そりゃ、結婚指輪を左手の薬指に嵌めることくらいは
知っていたけどそれしか知らなかったのだ、それなので
適当に右手の薬指あたりにつけていた、ように思う。

とにかく、大事な指輪であるのだ。
メッキが剥がれ、形もだいぶん歪んでしまっていて、
もう相当ボロボロな指輪なのだが、これを嵌めていたとき
味わった不思議なパワーを思い出し、改めて使用すること
にしたのだ。ついでにいうと、自分の行いがあまりよろしく
ないような時には、この指輪をつけていると倍くらいに
なって悪い出来事が自分にふりかかってもきたり。。。

7〜8年前と比べて、指輪と嵌める指の関係も分かって
いて(かくいうおれはタロットが得意で、神秘的パワーの
たぐいには敏感すぎるくらい興味がある)右手の人差し指に
つけることにした。

何かに集中したい時、大事な物事を控えている時、ほかには
決意を固めたい時、右手の人差し指に指輪を嵌めるのは
こんな意味があるのです。

おれは、とりあえず「ある決意」をした。

ここでは詳しく書けないが、とにかく決意をしてしまったのだ。

だから、そこから逃げないようにという意味も込めて、再び
指輪をつけてみたのだった。


...

悪いことばかりかといえばそうでもなく、 - 2004年11月05日(金)

昨夜の夢の中に思わぬ人出演。

少し驚いて早朝4時半くらいに目覚める。そして
その後眠れなくなるという以前の症状へ。

夢に出演してくれたのはとある女性で、
確かに比較的よく会話も(そう、会話なのだ!
所謂ダイアローグっていうものをおれ
だって出来るんだな、相手次第では)するのだが、
だからといって恋愛感情などといったものはない。
これは潜在的な願望というものなのだろうか?

いまいちよく分からん。

まあだからといっていきなりその人に
恋に落ちるなんてことは勿論無く、

だからさあ、劇的な出来事なんて
そう簡単に起こりゃあしねえって


と、いうように考えてしまうのはやはり寄る年波
というものなのだろうか?

それもいまいちよく分からん。

とにかく、おれは夜中に夢をしょっちゅう見るくせに、
日中起きている時に叶えたい夢っていうものが
余りないのだ。夢のない男32歳。

確かに、昔は夢があった、と思う。

しかし、人並みではなかった、とも思う。

それほど、夢多き少年では決してなかった。

それは育ってきた環境のせいでもあるのだが、
(物心ついた時には家の中は結構ぐちゃぐちゃだった)
いつでもなんとなく冷めた目でいろんなものを見ていた。

だが、つまらない大人にはなりたくないby佐野元春

これだけは、いつまでも変わらずに。



...

えう゛りすぃんえう゛りすぃんざらいうぉんてーどぅ - 2004年11月03日(水)

と、いうことで、Avril Lavigneを聴きつつ。

なんと、まあ、アヴリル・ラヴィーンは完全制覇、今のところ。
てっきり一発で終わるかと思ったのだが、結構ヨイです。
いや、やっぱ顔でしょ、顔。ああなんか軽薄馬鹿な発言。
いやだいやだ頭悪そうな32歳(男)そんなの嫌ですイヤです。


と、いうことで、だいぶ結構久しぶりに走ってきた。
チャリンコで都内をぐるぐる回ってきた。
これが出来るようになったのは相当回復してるっつうことだ。
2週間前は走る気すらなかったものな。

しかしこれが「世を忍ぶ仮の姿」であることは否めない。
きっと、おそらく、なんらかの大きな衝撃を受けてしまえば
あっさり殺されてしまうんだ、おれなんて。

弱い。弱くて脆い。そして危うい。

関取あたりで、よく、「腰に爆弾を抱えている」などという
表現がなされたりするのだが、おれの場合は

「心に爆弾を抱えちまってるんだよちくしょう」

といったところでしょうかね?

弱い。ほんとうに弱くて脆い。そして危うい。

街の雑踏の中にいると、見知らぬ大勢の人達が
みんな強い人に見えてくる。

「この人達とおれとは決定的に何かが違う」

そんな筈はないのに、つい、こんなことを感じてしまうのだ。
だが、おそらく、世の中の圧倒的多数の人達は、
日々を平穏無事に、それほど大きな事件もなく、
ノーテンキかつアッケラカンと過ごしていられるのだろう。

おれには、それが出来ない。
いつでもなんだか言いしれぬ不安感に包まれる。
言葉では上手く表現できない不可思議な閉塞感に襲われる。
何かをしていないと何かに捕らわれてしまう気分になる。
行き先のわからない路線バスに乗せられて、かつ車酔い
してしまっている状態に似た感覚を味わっている。

だけど、たった一つだけ、そこから解放される瞬間がある。

それは、眠っている時。

処方されている薬が絶妙に効いているがために、ほぼ連日
連夜、深い眠りを獲得し、「ああよく寝た」と呟きながら
朝を迎えることが出来る、その朝を迎えるところまでは
おれは自由で、そして幸福でもあるのだ。



...

似て非なる、バカチンとバフチン - 2004年11月01日(月)

ついでにワクチンやホーチミンはどうだ?


そんなわけで、バカとお人好しの世話に明け暮れる
日々が続いております。要介護認定4のお年寄りの
お世話のほうがまだましかもしれないくらいの
出来事なのです。

そうはいっても、自分も割と老衰気味なので
なかなか色々なものに本気になれないという
悩ましい日々でもあるのです。

マワリの皆さんは週1の頻度で病院にセコセコ通う
ちょっと小柄でスリムな、外見上どこをどうひいき目
に見ても健康にしか見えない32歳独身男性のことを、
やっぱり、なんの病院に通ってるんだろうかと
フシギに思っているだろうし、もしかしたら病院プレイ
に通ってるんじゃないかとフシンに思ってもいる
かもしれないし、それでもマワリがどう見ようと
思おうとも、病院の日は文句なしで早く仕事から
脱出できるので非常に有り難い、病気のおれって
ラッキー!と切に感じております。フキンシンながら。

そうして、ボーとThe Clashなんぞを聴きつつ
酒が飲めない代わりにうーろんチャなんぞをすすりつつ
酒POWERの代わりにクスリPOWERで眠くなってくるのを
ボチボチ待ちつつ時をノンベンダラリと過ごすのも
なかなかヨイものである、と実感することしきり
でもあるのです。

とにかく、日中はイライラすることが多すぎて困ります。

おっさん共の使えなさぶりが気になって自分のすべき
ことが手に付かなくなってしまうくらいです。
こういう時、変にアタマが回ってしまうおれみたいな
人間って損か得かで考えたら、自己満足的発想ならば
断然お得なんだけど、世間的にはめっちゃ損な奴やね

なんてことも感じるのですが、やはり使えんおっさん共に
対しては、相手の拳を見切ったケンシロウよろしく、
「遅い、遅すぎるんだよ、アタマの回転が」などと
やはりこれまたフキンシンなことを思ってしまうのです。

でも、自分がやるべきことをきちんとやって、自分が
やるべきことに厳しいラインを引いて、自分がやるべきこと
をその線上でクリアしていくことを続けてゆけば、誰一人
文句言えんだろうし誰も敵わなくなる訳っすよ。

問題は、おれの病みがちなココロが、それについていけるか
なんだがなあ・・・


...




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